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大田切区で健康体操教室
宮田村大田切区の保健補導員はこのほど、健康体操教室を同区集落センターで開いた。約20人が参加。生活習慣予防指導士の鬼久保亜紀さんを講師に、音楽に乗せて楽しく体を動かした。
イスに座ってゆっくりと体を伸ばしたり、曲げたりすることからスタート。体調にあわせながら、手足を軽快に動かした。
音楽にあわせて手を叩いたり、ステップ踏んだり。途中でリズムを変えてみるなど、頭の体操もあわせて行っていた。 -
PTAが水難救助講習会
宮田村宮田小学校PTA(加藤英明会長)は12日、水難救助講習会を開いた。約80人の保護者、教職員が参加。伊南広域消防本部の署員の指導で、心肺蘇生法を体験した。
保護者は夏休みのプール監視を当番で担うため、毎年この時期に講習会を開いている。
参加者一人づつ人工呼吸、心臓マッサージなど一連の救助法を体験。事故がおきないことを願いつつ、万が一の事態に備えた。 -
すくすくはうす利用者と唐木南箕輪村長が座談会
南箕輪村の村民交流支援センター「すくすくはうす」で11日、唐木一直村長と施設を利用する母親らの座談会があった。母親らは村内の施設整備などの要望を伝え、村長と懇談した。
「村内に箕輪町の若草園や伊那市の小鳩園のような発達に心配のある子が安心して通える施設が早くほしい」との意見に対して村長は、箕輪町が移設する若草園での受け入れを「当面はお願いしていく」とし、「保育園で受け入れるお子さんは、できる限り地域の中で同じように生活させてあげたいというのが私の考え。できる限り保育園で預かりたい」と話した。
「大芝公園が砂利や段差があるのでベビーカーで通りやすくしてほしい」との声には、「今年はキャンプ場を舗装する。年次計画で考えていきたい」と答えた。 -
ガソリンスタンドにAED設置
不特定多数の人が利用することから万一の事故や急病などの際に役立てようと、駒ケ根市のガソリンスタンド5店舗に12日、AED(自動体外式除細動器)が配置された。スタンドへの設置は全国的にも珍しいという。
町四区の信濃燃料(堀内茂彦社長)では事務所内に真新しいAEDを設置し、機器が備えてあることを知らせる看板を壁面の目立ちやすい場所に掲示した=写真。
配置されたAEDは県石油商業組合上伊那支部南部ブロック(池野克洋ブロック長、24事業所)が県の「地域発元気づくり支援金」に応募して採択され、交付を受けた180万円を購入費の一部に充てた。6月には配置に先立ち、機器を置くスタンドの経営者や従業員らを対象にしたAED講習会を開いて使用方法などを学んだ。
AEDは中川村の1事業所にも同日配備された。 -
伊那西高校で14、15日に西高祭
伊那市の伊那西高校の文化祭「第23回西高祭」が14日から始まり、14、15日に一般公開する。
今年は西高生一人ひとりが生き生きと輝いている姿「光彩縲恬D美と躍動の奏縲怐vをテーマに各クラスと文科系クラブなどが作品展示やステージ発表を展開。
3年5組は、昨年に引き続き“命”をテーマとした「かけがえのない命を見つめて」と題した展示を企画。緩和ケア、代理母出産など、生徒たち自身が実際に病院を訪れるなどして学んだ命の現場についてまとめた。また、3年6組は1年生の時に取り組んだチアリーディングに再び挑戦。自分たちで考えた衣装をまとい、バージョンアップしたステージを展開する。
そのほかにも喫茶コーナーでかき氷やサンドイッチ、ドーナツなどを、屋台ではお好み焼き、たこ焼き、フランクフルトなどを販売するなど、盛りだくさんの内容となっている。
14日の一般公開は午後1時縲恁゚後3時半(開祭式・オープニングは午前9時半縲恊ウ午)。15日は午前10時縲恁゚後3時。
各種イベントの場所と時間は次のとおり。
【14日】
◇卓球クラブ招待試合=午後1時、ホール◇新体操クラブの演技発表=午後1時半、体育館◇献血=午後1時半縲恁゚後3時半、受付は保健室
【15日】
◇弓道クラブ招待試合=、弓道場◇3年4組の演劇=午前10時、ホール◇お琴クラブ=午前10時25分、ホール◇バスケットボールクラブ招待試合=午前10時半、体育館◇インターアクトクラブ手話=午後10時45分、ホール
◇1年4組JazzGirls=午前11時10分、ホール◇3年6組チアリーディング=午前11時35分、ホール◇合唱クラブ発表=正午、ホール◇1年5組太鼓演奏=12時半、ホール◇弓道クラブ風船割り=午後1時から、弓道場◇吹奏楽クラブSound for you!!=午後1時15分、体育館◇演劇クラブLACK=午後2時、ホール◇バザー=午前10時縲恁゚前11時半、午後1時縲恁゚後2時半、音楽室 -
みはらしの湯が特製ダチョウオムライスを発売
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」はこのほど、ダチョウ肉を使った新メニュー「みはらし特製ダチョウオムライス」を開発した=写真。開発者の高沢尚人厨(ちゅう)房チーフ(30)は「今回は食べやすいオムライスにした。小さいお子様から幅広い年齢の方に楽しんでもらえれば」と語る。
変わったメニューができないかという要望が発端となった今回は、伊那地域で特産品化に向けた取り組みを進めているダチョウ肉を使ったメニューを考案。ダチョウ肉といえば、ヘルシーさや健康効果が着目されるものの、従来は肉そのものの味を全面に出したメニューが多く、特有のくせを気にする人もいた。そこで今回は、ひき肉状にしたダチョウ肉をオムライスに入れ、カレー味のピラフに炊き込むことで食べやすく仕上げた。また、上にかけるトマトベースのソースにもダチョウ肉を使用している。ひき肉に豚、牛をそれぞれ1割ずつ加えることで“こく”を補っているほか、隠し味としてショウガを使用している。
価格を抑えるため、ダチョウ肉は輸入肉を使用。9月下旬までの販売を予定している。
価格はサラダとセットで850円。食堂の営業時間は午前11時縲恁゚後8時。 -
上伊那大会に向け 伊那市消防団壮行会
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会(15日、伊那市役所西側駐車場)に出場する、伊那市消防団の代表選手のための壮行会が11日夜、同市役所多目的ホールであった=写真。消防団、消防署関係者ら約90人が集まり、代表選手らを激励した。
同大会に出場する代表者は3種目で31人。1日に同所であった選考会で、伊那分団第2部がポンプ車操法の部(6人1組)、手良分団第2部が小型ポンプ操法の部の代表に決定した。ラッパ隊(20人)は混成チームで出場する。
田畑安彦団長は「各選手を支えた仲間、指導してくれた消防署員、そして家族の想いを持って出場してほしい」、小坂樫男市長は「常日ごろの訓練での平常心でいられるかが大事。練習成果を披露するため、ゆとりを持って臨んでほしい」とそれぞれ激励した。
選手代表の春日保手良分団長(48)=手良野口=は「市代表としての責任と期待の重さで身の引き締まる思い。支えてくれた人々に感謝し、自信を持って臨み、優勝を勝ち取ってきます」と決意表明した。
ポンプ車操法、小型ポンプ操法は消火の基本動作の正確性や標的を倒すまでの時間など、ラッパ吹奏は吹奏と規律の総合で競う。伊那市消防団は前年、ポンプ車操法の部で優勝し、県大会に出場している。 -
南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村の戦没者慰霊祭が10日、村公民館であった。遺族や来賓など約110人が参列。戦争で命を落とした故人らの冥福を祈るとともに二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓い合い、花を捧げた=写真。
式辞を述べた村社会福祉協議会の堀深志会長は、戦没者らの犠牲の上に今日の繁栄が築かれたことに感謝の意を示し、「諸霊が愛した故郷の山河を守り、戦争の悲惨さ、悲しみを忘れずに語り継いでいきたい」と語った。 また、上伊那郡遺族会の牛山敞司会長は「戦中戦後の記憶が風化し、戦争を知らない世代も多くなっているからこそ、声を大にして戦争の悲惨さを伝えていきたい」と語った。 -
みのわ祭り踊り講習会
28日開催の2007みのわ祭りに向け、踊り部会は9日夜、踊り講習会を町民体育館で開いた。約70人が参加してワクワクソングと箕輪天竜音頭・民謡流しを練習した。
ワクワクソングは踊り部会副部会長の木下順子さんが指導。ワクワクダンシングを踊りやすくアレンジしたワクワクダンシングIIを最初に練習し、その後、ワクワクダンシングも練習した。箕輪天竜音頭は副部会長の大槻博一さんが指導した。
参加者は振り付けを覚えようと講師の手本を真似しながら熱心に練習していた。
講習会は17日も町民体育館である。午後7時からワクワクソング講習会、午後8時から箕輪天竜音頭・民謡流し講習会。
祭り当日、踊りは153号線バイパス会場の東側車道を時計回りに進行する。ワクワクダンシングは午後3時縲・時半。3曲踊り5分休憩の60分流し踊り。箕輪天竜音頭・民謡流しは午後5時縲・時。15分踊り3分休憩。 -
かんてんぱぱで第5回瑞雲墨志会会員展
駒ヶ根市の水墨画家・下平瑞雲さん(81)の率いる教室「瑞雲墨志会」の会員展が16日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。伊那地区会員らの水墨画作品と瑞雲さんの作品合わせて90点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
会員展は例年、県伊那文化会館を会場として長野地区、伊那地区合同で開催してきたが、今年はいつもと違った客層に作品を楽しんでもらおうとかんてんぱぱホールで開催。会場の規模に限りがあったため、今回は伊那地区会員のみの作品を展示した。水墨画のほか、墨彩画、デッサン、模写などといったさまざまな作品が並んでいるほか、木曽地域を題材とした作品も多い。
5回目を数え、年々会員のレベルは向上しており、下平さんの作品6点に加え、県水墨画協会の県展に入選した作品もあるなど、見ごたえのある会員展となっている。
入場無料。午前9時縲恁゚後5時半(最終日は午後4時まで)。
入賞者は次のみなさん
◇一般の部▼優秀賞=森上信勝(伊那市)▼奨励賞=泉沢好子(箕輪町)北原君子(駒ヶ根市)下島よし子(飯島町)那須野睦子(飯島町)
◇模写の部▼優秀賞=高林千尋(伊那市)▼奨励賞=松村清子(飯島町)
◇デッサンの部▼優秀賞=清水征子(飯島町) -
ケーキづくり プロが指導
ミサワ燃料(伊那市西春近、三沢いさを社長)は7日、市駅前ビルいなっせで、ケーキ教室を開いた。市内を中心に約20人の主婦が参加し、同市上牧の菓匠「しみず」のシェフパティシエの清水慎一さん(32)から2種類のケーキの作り方を学んだ=写真。
利用者にガスオーブンのよさを知ってもらい、料理を楽しんでもらうための企画。これまでにパンづくりなどの料理教室を開いていて、ケーキ教室は2回目。前回も清水さんを講師に招いて開いたところ好評だったという。
2種類のケーキは同店頭にも並ぶ、蒸し焼きにしたチーズケーキ「半熟ちーず」と豆乳を使ったプリン「豆腐花(トールーファ)」。清水さんが作り方のデモンストレーションをした後、4、5人の班に分かれて実践した。
清水さんは「お菓子作りは分量、温度などが正確であればおかしなものはできない」などと助言。地元のケーキ職人から直接指導を受けるとあって、参加者は熱心にメモを書き止めながらケーキ作りを楽しんだ。
ミサワ燃料では、今後も年2、3回のペースで料理教室を開いていく考えだ。 -
月見草、宵闇に明るく
飯島町本郷第3の町道や水路沿いで、夕べとなれば、月見草(オオマツヨイグサ)が咲き乱れ、辺りを明るくしている=写真。
近くの会社員、塩沢正治さんが、20年前、中学生の調査で町内では3カ所にしか自生していないことを知り、種を採取し、苗を育て、町道や水路沿いに植え、繁殖させた。今では、数百株に増え、見事に群生している。
花は午後7時半過ぎから最初はゆっくりと、最後にはパッと開く。
塩沢さんは「今年は本数が多いが、草丈は短い。7月末ころまで楽しめる」と話していた。 -
ガースルスカウト26団が7団とお料理交流
お料理をしながら大勢のスカウトと友だちになろう竏窒ニ、ガールスカウト長野第26団(木部則子団委員長)のブラウニー21人は8日、諏訪市で活動する長野第7団のブラウニーとお料理交流をした=写真。
他地区の団と交流するのは今回初めて。規模が小さく、同じ学年しかいない7団のブラウニーに、異なる年齢の子どもたちの中でさまざまなことを学んでほしい竏窒ニの願いから、両団のリーダーが準備を進めてきた。
ブラウニー部門は3年生のキャンプの時しか調理を行わないため、料理づくり交流を企画。班ごとに考えてきたスパゲディーとスープを作るため、さまざまな作業を分担しながら、料理作りを楽しんでいた。
伊那市の太田伶菜ちゃん(8)、宮・ス楓夏ちゃん(8)は「うちではお手伝いしているが、スカウトのみんなと料理するのは初めて。大勢いると楽しい」と話していた。 -
伊那中の演劇班が南信協同の稽古見学
総合的学習の時間で演劇について学ぶ伊那中学校の生徒12人が8日、県伊那文化会館の附属劇団「南信協同」(阿部裕吉代表)の稽古見学に訪れた。
文芸創造講座の一つとして5月から活動を開始した演劇班は、10月の文化祭で舞台発表に臨むことを企画。ただ発表するだけでなく、本格的な舞台にしたい竏窒ニ、以前から伊那中とつながりのある南信協同に依頼し、舞台づくりの基本から教えてもらうこととなった。
同劇団の演出家を務める斉藤望さんは、8月の公演「幽霊はここにいる」のために準備している舞台装置の模型や発声などについて説明。「遠くに声を飛ばすための発声練習はどうやるのですか」という生徒の問いかけに対しては「演劇にとって一番大切なことは何を相手に伝えたいか。そこに集中して伝えていくことが大切」として、観客に聞こえるように発声することがすべてではないということした。
また、体の力を抜いて演技に臨むことの大切さを指摘し、力の抜き方を紹介。全身の力を抜いた状態の劇団員の足を持ち上げた生徒は「ものすごく重い感じがした」と話していた。 -
駒ケ根市消防団郡大会出場選手激励
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)は10日早朝、上伊那郡大会(15日、伊那市)に出場する選手らの激励会を同市南割のパチンコ店駐車場で開いた。折りからの雨で足元が滑りやすい中、小型ポンプ操法とポンプ車操法の各1チームが、厳しい訓練で培った一糸乱れぬ見事な動きを披露した=写真。
中原市長は代表者に激励金を贈呈し「訓練の成果を目の当たりにし、おう盛な消防精神を心強く感じた。なお一層気を引き締めて訓練に最善を尽くし、念願の優勝目指して全力を出し切ってほしい。市民も期待している。堂々と戦い、悔いの残らない大会にしてもらいたい」と激励した。
9日夜には、ラッパ吹奏大会への出場者激励が赤穂南小学校グラウンドで行われた。
郡大会出場チームは次の通り。
▼小型ポンプ操法=第1分団3号(北割)▼ポンプ車操法=第1分団2号(北割)▼ラッパ吹奏=(1)第5分団 -
箕輪町猟友会総会・応急手当講習会
箕輪町猟友会(小林弘人会長)は6日夜、07年度総会と応急手当などの講習会を松島コミュニティセンターで開いた。
総会に併せて応急手当の講習会を開いたのは今回が初。箕輪消防署員を講師に止血と骨折したときの応急処置、AEDの使い方を学んだ。
止血は、傷の心臓に近い側からタオルなど持っているものを巻く方法で、噴き出してくる血の場合は巻いたあとに傷を心臓より高い位置にして手で押さえる方法を学んだ。腕と足のときだけ出来る方法として脇の下、足の付け根の止血点を抑える方法も教わった。
総会では、06年度事業報告・決算、07年度事業計画案と予算案を承認した。
07年度事業は、鳥獣供養慰霊祭の開催、安全狩猟射撃会、安全狩猟講習会、狩猟解禁日の巡視パトロール、射撃大会への参加、有害鳥獣駆除の実施、カモシカ個体調整など。
小林会長は、「有害鳥獣駆除の出動回数が増えている。我々にしかできない社会貢献。協力をお願いしたい。無事故、無違反で経緯するようお願いする」とあいさつした。 -
山村うたごえの輪
60回記念コンサート南箕輪村の文化団体「山村うたごえの輪」(倉田加代子代表)は7日、60回記念コンサートを村民センターで開いた。参加した26人は、ユーフォニウムとピアノが奏でる曲の数々を鑑賞して楽しんだ。
山村うたごえの輪は、「出会いがうれしい歌声広場」をキャッチフレーズに毎月第1土曜日に村民センターで開催。だれでも参加できる会で、童謡唱歌を中心にピアノの生伴奏に合わせて歌い楽しむ。
今回、60回を記念して伊那西高校教諭で趣味でユーフォニウムを演奏している北条智博さんと、会の伴奏を担当している村内でピアノ教室を主宰する倉田香恵さんによるアンサンブルコンサートを企画した。「見上げてごらん夜の星を」「トロイメライ」「千の風になって」など5曲を演奏した。
演奏の合間に、いつも通りに皆で歌もうたい、「たなばたさま」「キラキラ星」など七夕にちなんだ曲も楽しんだ。 -
長野県埋蔵文化財センター速報展
「長野県の遺跡発掘2007」長野県埋蔵文化財センター速報展「長野県の遺跡発掘2007」は25日まで、伊那市の県伊那文化会館美術展示ホールで開いている。伊那市の東高遠若宮武家屋敷遺跡、佐久市の西近津遺跡、千曲市の東條遺跡などの出土品670点を展示している。
西近津遺跡の弥生時代国内最大級竪穴住居跡を実物大で再現展示。長軸18メートル、短軸9・5メートルあり、周囲をテープではり、主柱穴、炉、貯蔵用の穴などが分かる。
東高遠若宮武家屋敷遺跡のコーナーは、江戸時代後期の高遠焼の大がめ(高さ80センチ、口径60センチ)、土管、染付け磁器などの食器を展示。今回調査した小松純八屋敷跡と天保年間の間取り図がほぼ一致していることも見ることができる。
会期中の14日は調査報告会と講演会が同館小ホールである。報告会は午後1時縲・時20分。内容は茅野市構井・阿弥陀堂遺跡、茅野市御社宮司遺跡、東高遠若宮武家屋敷遺跡。講演会は午後2時半縲・時。信州大学人文学部の笹本正治教授が「高遠城とその城下町を考える」をテーマに話す。
土・日曜日、祝日は埋蔵文化財センター職員による展示解説、土器の立体パズルや縄文土器・弥生土器の模様付けができる体験広場もある。入場無料。 -
伊那市体協ゴルフ部 チャリティー寄付
伊那市の体協ゴルフ部(菅忠男部長)は5日、市民体育祭ゴルフ競技のチャリティーで集まった13万5750円を市に寄付した。菅部長ら2人が市役所を訪れ、小坂樫男市長に手渡した=写真。
ゴルフ競技は1日、伊那国際ゴルフクラブで開催。約300人が集まり、6番ショートホールに設置したチャリティーボックスで寄付金を募った。菅部長は「市で有効に使って下さい」と受け渡した。 -
大芝とうろう祭り
大芝高原に灯ろうを飾る「大芝とうろう祭り」が7日夜、大芝高原多目的広場であった。手作りの灯ろう160基が広場の通路に並び、蜜ろうキャンドルの柔らかな光の道が幻想的な世界を作り出した。
灯ろうは5年前から飾っている。各自が作った灯ろうを持ち寄って飾るイベントで、保育園や南部小学校、上伊那農業高校、信州大学農学部、公民館学級、各種団体などが参加した。
段ボールで枠を作った灯ろうは、丸や四角、月の形など自由に切り抜き、花やキャラクターの絵、願い事などを書いた紙を張ってある。中には子どもの1歳のお祝いにと、手形と足形を押した灯ろうを持参した人もいた。
今年は灯ろうを置く間隔を広くし、見物しながら広場を一周できるように並べた。訪れた人は灯ろうの絵柄を一つずつ眺め、光の道の散策を楽しんだ。 -
第20回川シンポジウムできれいになった川へアマゴを放流
第20回川シンポジウムの取り組みの一つ、「魚の放流」が8日、伊那市内の水質が改善された河川6カ所であり、地元の小学生らが各河川でアマゴ500匹を放流した=写真。
環境保全促進を目的として市や各種団体でつくる川シンポジウム実行委員会が例年取り組んでいるもので、放流を希望する地区を募り、魚が住める環境であるかどうかを調査。そのうえで放流する魚を提供している。今年は昨年は昨年の倍近く放流を希望する地区があった。
そのうち西春近小出島区の戸沢川には、小学生や地域住民など約40人が集まり、アマゴ500匹を放流=写真。また、前日にこの川で釣り上げた魚を観察。4年以上経過したアマゴや昨年秋に生まれたと思われる10センチほどのアマゴ、イワナやウグイなどが生息していることが分かり、水がきれいになっていることを改めて実感していた。 -
旧井沢家住宅で古田人形芝居の上演
情緒ある昔のたたずまいの中で古典芸能を楽しもう竏窒ニ伊那市にある伊那部宿、旧井沢家住宅で8日、箕輪町上古田地区の郷土芸能「古田人形」の上演があった。観客約120人が集まり、人形たちの舞台を楽しんだ=写真。
復元した旧井沢家を多くの人に見てもらおう竏窒ニ、地元住民でつくる伊那部宿を考える会(田中三郎会長)が企画したもので、古田人形の上演は2年目。古い家屋を生かし、上伊那伝承の古典芸能ができないかと古田人形芝居保存会に相談。了承を得て、2回の上演が実現した。
この日は、江戸時代の悲恋物語「生写朝顔話」の一段「宿屋の段」を上演。浄瑠璃の音色に合わせてしなやかに演じる人形たちの姿に観客も引き込まれ、物語の世界にのめり込んでいた。 -
ぎおん祭で園児らが激走
伊那市商店街の「ぎおん祭歩行者天国」に合わせて8日、市内の保育園、幼稚園児らによる「ちびっこ駅伝」があった。24園の54チームが参加。商店街を駆け抜けるかわいらしいランナーに、熱い声援が飛び交った=写真。市商工会議所など主催。
歩行者天国に人を呼び込もう竏窒ニ始まったイベントで12年目。今年は高遠町、長谷地区からも参加があり、出場チーム数は過去最多となった。
園児たちは、1区間60メートルを代わる代わる走り、いなっせ前から山寺駐車場前までを走破。スタートとともに転んでしまう園児もいたが、すぐに立ち上がって走り出す姿に「がんばれ、がんばれ」と温かい励ましの言葉がおくられた。
また、歩行者天国では屋台やさまざまな催しが並び、訪れた人たちを楽しませていた。
ちびっこ駅伝の結果は次の通り。
▽1組(1)ファイヤードラゴンA(竜南)(2)高遠第1すみれ1(高遠第一)(3)ひこうき(上の原)
▽2組(1)ファイヤードラゴンB(竜南)(2)高遠第1すみれ2(高遠第一)(3)ドラゴン(手良)
▽3組(1)MSレッド(美篶西部)(2)にんじゃ(手良)(3)きょうりゅうチーム(東春近中央)
▽4組(1)ウルトラ竜西(竜西)(2)チーター(手良)(3)しんかんせん(上の原)
▽5組(1)伊那北くまとらBチーム(伊那北)(2)MSイエロー(美篶西部)(3)ライオン(西春近北) -
夏はやっぱりそうめん流し
宮田村の福祉交流施設なごみ家で9日、利用者や地域住民約40人がそうめん流しを楽しんだ。
使わなくなった鉄製の雨水管を再利用し、村住民福祉課の職員2人が上手に流れるように組み上げた。
次々と流れてくるそうめんに「こんなに取れた」「おいしい」と歓声が。
すっきりしない蒸し暑い梅雨空の下だったが、参加した人たちは「満腹、まんぷく」と快晴のような笑顔が広がった。
今後も同施設を使用する教室などが、そうめん流しを楽しむ。 -
【記者室】経営者の資質とは
経営者によるワークショップで、「経営者の資質で一番大切なものは?」との質問に、パネリストの一人は「社長が大好きと言われる社長になること」と言った。もう一人は「人間的魅力があること」と話した▼2人とも注目され各地で講演している社長だという。経営者本人に魅力がなければ、社員は付いてこない。考えることは共通している。「ぼくのことを好きになってもらう」。さらりと言っていたが、とても簡単にできることではない▼「自分の言葉が届くように言葉を磨きながら自分を磨くしかない」と話した経営者もいる。人間性を高める大切さは、経営者だけでなく皆に言えること。人の上に立つことなど考えたこともない自分自身も、学ぶべき点だ。(村上裕子)
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駅駐輪場の放置自転車整理
箕輪町は6日、町が管理する駅駐輪場で放置自転車の整理・確認作業をし、19日までに持ち帰るよう記した荷札を取り付けた。
駐輪場は木ノ下、伊那松島、沢の3駅。放置されていると思われる自転車を職員が1カ所に集め、19日までの持ち帰りと、持ち帰らない場合は放置物件として処理する旨を記した札をつけた。整理した自転車は木ノ下駅23台、伊那松島駅34台、沢駅7台。
放置自転車の回収は20日、警察、JR東海伊那松島駅関係者、各区衛生部立会いでする。 -
ファミリークッキング
南箕輪村食生活改善推進協議会と村役場住民福祉課は7日、ファミリークッキングを村公民館で開いた。9組の親子がサンマを主菜にした献立を協力して調理し、味わった。
献立は「さんまのソテー きのことパプリカのソース」「トマトとキュウリのサラダ」「キャベツとたまごのふわふわスープ」「ヨーグルト入り蒸しパン」の4品。
今回は、サンマのおろし方を覚え、焼く、煮るという調理法のほかに野菜たっぷりのソースをかけて食べる献立も覚えてもらう。
参加した子どもは幼児も含め小学1年生から6年生まで15人。お母さんと一緒にサンマを三枚におろし、キュウリやトマトを切る、蒸しパンの材料を混ぜるなど皆で分担して調理した。 -
歩くまちづくりを提案 - 図書館で今日から提案展 -
伊那市民らでつくる団体「まちづくりぐるーぷハレ」(折橋栄一代表、10人)による「まちづくりへの提案展」が8日、市立伊那図書館で始まる。伊那市の中心市街地の活性化を目的とした「コンパクト・シティへの道」をテーマに、歩くまちづくりを提案。景観に配慮した街並み、メンバーが考える空き店舗の活用方法などをまとめたパネル約20点を展示する。
メンバーの一人、平沢真由美さんは「まちづくりについては個々で活動しているが、今回の提案展はさまざまな人の『こんな使い方がありますよ』ということが集まっている。提案なので、いい意見も悪い意見も出してもらいたい」と呼びかける。
ハレは、目に見える形でまちづくりへの提案をしていこう竏窒ニ、まちづくりに関心のある設計士、デザイナーや一般の主婦など多彩なメンバーで今年4月に発足。まず伊那市の中心市街地を調査し、どんな形があるのかを話し合ってきた結果、「歩くまちづくりが必要なのではないか」と、今回は交通計画などに重点を置いた提案をまとめた。
具体的には、中心通りは「歩車共存道路」という形で道路整備をし、車の進入は必要最少限に抑え、歩行者が歩きやすい空間とする試み、車を市街地に置いた人が気軽に街中へ移動できる廃油を使ったエコ・レトロバスの導入といったアイデアや、空き店舗を利用した自然食レストランや国際交流情報センターなど、メンバーが必要と考える施設をイメージ図とともに示す。
12日まで。入場無料。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後4時)。9日は休館日。
ハレは、まちづくりに関心のあるメンバーも募集している。問い合わせは折橋さん(TEL72・3854)へ。 -
伊那市民プールなどで水しぶき
伊那市の市民プールと高遠スポーツ公園屋外プールが7日、オープンし、初日は無料開放された。小学生や家族連れなどが朝から集まり、水しぶきを上げて、ビーチボールや大きな浮き輪で水遊びを楽しんだ。いずれの施設も営業は8月26日まで。
市民プールでは、開場を待つ小学生ら約40人の列が入場口にできた。開場時(午前9時)の水温は23度と温かめで、この日は悪天候だった昨年と比べて211人多い795人がプールを利用した。
開場時間は市民プールが午前9時縲恁゚後5時、スポーツ公園プールが午前10時縲恁゚後6時。外気温、水温が満たない時、台風などの荒天による閉場がある。
流水プールで遊ぶ子どもたち(伊那市民プール) -
消防団操法激励会
消防団ポンプ操法、ラッパ吹奏の上伊那大会(7月15日・伊那市)に出場する宮田村の3チームの激励会が4日、村農業者体育館などであった。清水靖夫村長や近藤満消防委員長らの激励を受け、健闘を誓った。
ラッパは合同、ポンプ車、小型ポンプ両操法は、先月末に開いた村大会の優勝チームが代表に選ばれた。
2分団3部=河原町=は7年連続でポンプ車の代表。
3分団3部=大田切=は6年ぶりに小型ポンプの代表となり、激励会で唐澤忠主将は「悔いの残らない練習をして、悔いの残らない結果を残してきたい」と力強く語った。
清水村長、近藤委員長は「練習あってこそ結果が残せる。村の消防団は近年、上伊那で優勝など立派な成績を残しているが、重圧に負けず力を十二分に発揮してきて」と激励。
平澤成己団長は「団の代表として恥じることなく、高い目標に向ってまい進しよう」と呼びかけた。