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段位認定カラオケ大会長野県大会
日本音楽審査員協会主催の段位認定カラオケ大会長野県大会が4日、箕輪町の伊那プリンスホテルであった。県内外からの出場者が39プログラムで熱唱し、歌謡教師や歌手による歌も楽しんだ。
出場者は一人ずつステージに立ち、「橋」「見上げてごらん夜の星を」「女じょんがら節」などを堂々と歌い上げた。段位認定は、同協会全国区の段位認定証を発行するもので、同協会理事長や音楽審査員が歌唱力を評価し厳正な審査をした。
一般出場者の歌が終わると、大会長の山田英子さんら歌謡教師、歌手の古都きよみさん、篠原理恵さんも熱唱。スペシャルゲスト歌手の米倉ますみさん(ビクターエンターテイメント)のショーもあった。 -
西箕輪地区から望む風景を撮り続ける
伊那市西箕輪中条
白鳥由利さん(70)写真を撮っている時は20歳くらいに戻って夢中になっちゃうから、70歳っていう本当の年も忘れるね竏秩B
趣味としてカメラを始めたのは5年ほど前。地元にある経ヶ岳植物園の植物をもっと多くの人に見てもらいたいと、1年ほどかけて四季折々の草花を撮影。そこから写真の魅力に引き込まれ、もともと好きだった風景写真を多く撮影するようになった。
「花の写真の場合、花だけしか写さないことも多いけど、その花がどんな風に咲いているかも分かるようにしたかったから、経ヶ岳植物園の植物を撮った時には花だけじゃなくて葉っぱも写すようにした。けど難しくてね。1つの花を撮るのに3、4回足を運んで40枚ほど撮影することもあった」と語る。
◇ ◇
本業は大工。絵を描くことは好きだったが、写真に関してはインスタントカメラで現場写真や記念写真などを撮る程度だった。撮影技法もまったく知らず、独学で少しずつ覚えてきた。
被写体には幼いころから慣れ親しんできた西箕輪地区から望む景観を選ぶことが多く、特に町部をふところに抱いて正面に構える仙丈ケ岳と南西に見える将棋頭山は、愛して止まない。
「同じ場所であっても朝、昼、夕方の表情は違うから、それがまた面白い。仙丈をきれいに撮るには午後3時ころ。そうすると山のしわがしっかり出てくる。でも、西山(将棋頭山)は午前10時前の方が山の白黒がはっきりしてくる。小さい時からの『仙丈はこういうもんだ』っていう思いが染み付いているから、ここ(中条)から見る仙丈が一番いい。どうしても中条や上戸ら辺で撮ることが多くなっちゃうね」
写真を撮るようになり、四季の移ろいの美しさにも改めて気付いた。
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ネパールの留学生が駒ケ根市訪問
駒ケ根市と国際協力友好都市協定を結んでいるネパール王国・ポカラ市出身の高校生アルカ・タパさん(18)が大型連休を利用した短期ホームステイで駒ケ根市を訪れている。ロープウェイで駒ケ岳に登ったり市内でショッピングを楽しんだりしているほか、駒ケ根青年海外協力隊訓練所や小学校で文化交流をするなどしてつかの間の休暇を楽しんでいる。6日まで滞在の予定。
2日には市役所を訪問し、原寛恒副市長にあいさつした。タパさんは原副市長にネパールの絵葉書などの土産を渡し、お返しに市のピンバッジやバンダナなどを贈られると、はにかみながらも明るい笑顔を見せた=写真。タパさんは流ちょうな日本語で「日本語を勉強しているが難しい」「日本人はとても礼儀正しい」などとやり取りしていた。
タパさんは国際開洋第二高校(和歌山県)の3年生。来春の卒業後は「できれば日本の大学に進学し、将来は旅行関係の仕事をしたい」と話している。同校は海外からの留学生を約30人受け入れていて、生徒らの長期休暇中は国内の各地でホームステイすることを勧めている。 -
高烏谷山あるけあるけ大会
駒ケ根市の東伊那公民館と東伊那郵便局は3日、高烏谷山あるけあるけ大会を開いた。東伊那を中心に市内から親子など約250人が参加し、標高1331メートルの山頂を目指した。
東伊那の高烏谷神社里宮に集合した参加者らは「エイ、エイ、オー」と全員で気合を入れ、元気いっぱいに歩き始めた=写真。頂上までの道のりは約3キロ。標高差約600メートルの急な登山道は前日の雨の影響で所々ぬかるんでいて時折足を滑らせる人の姿も見られたが、息を切らしてふうふういいながらも家族や仲間同士で励まし合って歩いた。約1時間かけて頂上に到着すると、参加者らは眼下に開ける見事な眺望に疲れも忘れて見入っていた。山頂ではそれぞれの名前を書いた札を結んだ風船を飛ばしたり大声コンテストを楽しむなどして、下界の喧騒とは無縁の別世界でのどかなひとときを過ごした。
伊那市からも富県公民館主催の区民ハイキングの一行約570人が山頂を目指した。 -
芝桜をライトアップ
第8回芝桜まつり(小沢花の会主催)が開かれている伊那市小沢の花公園で3日夜、ライトアップが始まった。伊那市街地の明かりをバックに「花富士」が浮かび上がる。5日まで。
広さ50アールで、富士山をメーンに、白、ピンク、薄紫の芝桜3色で天竜川、仙丈ケ岳や間ノ岳など南アルプスの山並みが表現される。3日現在で8分咲き、満開は8縲・0日を見込む。
公園内に500ワットのライト8個を取り付けたほか、今回はろうそくをともした手作りキャンドル9個も置き、やわらかな光を放つ。水をはった水田には「花富士」の影が映る。
初日、家族連れなどが訪れ、写真を撮るなど昼間と違った風景を楽しんだ。
ライトアップは午後7時縲・時。6日まで、おにぎりや豚汁を販売している。
場所は、広域農道の中の原信号機南側。 -
やさしい家庭菜園講座
箕輪町公民館はこのほど、恒例の「やさしい家庭菜園講座-うまい野菜をつくろう-」を町文化センターで開いた。町民23人が、種まきや苗の植え付け作業など野菜の作り方を熱心に学んだ。
講師は、JA上伊那営農部野菜課伊那広域選荷場長の松崎道武さん。キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、トウモロコシなどの土作り、施肥、定植、収穫までの作業を資料にそって説明した。
キュウリの育て方では、丈夫で病気に強い接ぎ木苗が初心者向きで、草丈が1メートルくらいになったらベト病やウドン粉病を防ぐため下の古い葉を取る、つるはこまめに誘引することなどを説明。「キュウリの出来が悪くもう少し食べたい時は、地這えも試してみて」と話した。 -
光前寺で奉納弓道大会
駒ケ根市の古刹光前寺の春の例大祭に合わせ、伝統の奉納射会が約半世紀ぶりに復活竏秩B同市の弓の愛好会「志峰館弓友会」(北村弥昌会長)が数年がかりで準備を進め、29日の開催にこぎつけた。矢場も昔と同じく、境内にそびえる三重塔の前=写真。開会式に続いて同会の副会長鈴木清重さんが古式にのっとり、厳かに矢渡しの儀を行った。
競技には市内外から約20人が参加。昼間でもほの暗い杉木立の中の幽玄な空間に、つると矢の澄んだ音を響かせていた。 -
馬見塚蚕玉神社祭典
駒ケ根市福岡の馬見塚蚕玉神社で3日、例大祭が行われた。晴天に恵まれて多くの家族連れなどが訪れ、もち投げ・宝投げやブラスバンドの演奏、軒を並べた多くの屋台での買い物などを楽しんだ。
呼び物のもち投げ・宝投げは午前11時30分と午後2時30分の2回行われた。高いやぐらの上から投げられる縁起物のもちや菓子などを取ろうと多くの人が群がり、われ先にと奪い合う光景が見られた。
昼時になると家族連れが芝生の上にシートを広げて座り、屋台で買い求めた焼きそばやお好み焼き、たこ焼きなどを囲んでくつろぐなど、のどかな連休の一日を楽しんでいた。 -
GW後半 行楽地にぎわう
大型連休の後半に突入し、上伊那のキャンプ場や公園などは家族連れや若者らでにぎわっている。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は3縲・日、キャビン6棟、オートキャンプサイト10区画が満杯状態。30区画あるフリーテントサイトは少し余裕がある。
利用者は中京方面を中心に、東京都、神奈川県、大阪府の家族連れなどが目立つ。2泊3日が多く、中には3泊していく人も。
キャンプ場にあるソメイヨシノはちょうど見ごろを迎え、利用者はバーベキューをしたり、小川で水遊びをしたりと思い思いに楽しんでいる。
営業は11月末まで。
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小黒川渓谷キャンプ場内の釣り堀は28日から営業を開始。釣った魚をその場で炭火焼きにして味わうことができるとあって人気がある。
3日の午前中だけでも、キャンプ場利用者をはじめ、日帰りの地元や近隣市町村の家族連れなど約50人訪れ、釣り糸を張った。
辰野町から家族と一緒に来た男の子は、釣り堀の中央付近に陣取った。ニジマスの位置を見ながら釣り糸を投げ入れる度、次々とニジマスが食いつき「また釣れた」と満足げだった。
釣り堀にはオープン前、体長20センチほどのニジマス千匹を放している。利用料は、釣りざお(えさ付き)1本100円、魚100グラム180円、炭火焼き1匹50円。
9月まで土・日曜日・祝日、7月下旬縲・月下旬は毎日営業。時間は午前9時縲恁゚後5時。 -
箕輪町保育研究会総会
箕輪町保育研究会は27日、07年度総会を松島コミュニティセンターで開き、事業計画案や予算案などを承認した。
本年度は、講演・講習会は4月9日から3日間に救急法講習を箕輪消防署員の指導で実施した。今後は6月19日に講習会「不審者から子どもを守るための護身術」、7月4日に講演会「障がいをもつ子の保育について」を計画。年齢別話し合い、クラブ活動、研究会なども予定する。予算は歳入歳出それぞれ53万66円。
06年度は、救急法、講演会「食育について」「言葉の発達について」、講習会「健康体操・血液サラサラ体操など」をした。
本年度役員は、会長は唐沢郁子さん、副会長は岡佐智子さん、監事は水上和子さん、有賀尚徳さん、中村順子さん。 -
【救急救命士 武井智子さん】
4月、難関の国家試験に初挑戦で合格。伊南でただ一人の女性救急救命士(病院への搬送中、救急車内で患者の救急救命処置を行う)となった。
本部内での選抜を経て06年4月から約半年間、東京の研修所で寮生活を送りながら研修を重ねてきた。
試験はこれまで年2回行われていたが、今回からは年1回のみの実施。
「そのために研修終了後の半年間は仕事の合間を縫い、自分で時間をつくって勉強しなければならないのがとても苦しかった。でも先輩が試験について教えてくれたり、精神的に協力してくれたりしたのでずいぶん助かりました。それに署員の皆も何くれとなく応援してくれて、本当にいくら感謝してもし切れないくらいでした」
署を挙げての期待に応えるためにも絶対に落ちるわけにはいかなかった。合格発表はインターネットでも見られるが、心配していた母と2人で東京・霞ケ関の厚生労働省まで見に行った。
「合格と分かった時の気持ちはうれしいよりもほっとしたという感じ。何度も何度も受験番号を確認しました」
◇ ◇
「母が看護師だったので、その姿を見ていて、人を助ける仕事をしたいとずっと考えていました」
短大を卒業後、伊南行政組合消防本部を受験。見事に消防職員として採用されたが…。
「当然女性もいるものだとばかり思っていたら何と一人もいなかったんです。それどころか伊南では初の女性消防職員だと知らされて二度びっくり。全然知らずに入ったんですよ」
短大で女性だけの環境に慣れていたこともあって、男ばかりの職場で当初は戸惑いの連続だったが「上司や先輩にはかえって申し訳ないぐらい気を使ってもらって」徐々に馴染むことができた。
入ったからには職務に男女の区別はない竏窒ニ意気込んで仕事に取り組んだが、思惑と違う現実もあった。署には女性用の個室がなかったために男性職員と同じ部屋で寝泊まりさせるわけにもいかず、泊まり勤務はできなかったのだ。
「せっかく希望を持って入ったのに少しがっかりでした。でも数年後に新しくできた南消防署には個室もあったので、それからは同じように勤務させてもらっています」
男性に比べて体力で多少のハンディはあっても火災に、救急にと日々の仕事に全力で取り組んでいる。
◇ ◇
「女性の傷病者が、救急隊員の必要な処置とはいえ男性に体を触られるのに抵抗を感じていると思う時もあります。そんな時に同じ女性としての立場が生きるはず。苦しい時にそれで少しでも安心してもらえればうれしいですね」
「救急救命士の資格のことは署に入る前から知っていました。10年たってようやく念願の資格を得ることができたので、これを機に初心に返ったつもりでさらに頑張っていきます」
(白鳥文男) -
駒ケ根市北割二区敬老会
駒ケ根市の北割二区区(小町谷紀幸区長)は30日、07年度の敬老会を同市のアイ・パルいなんで開いた。招待された75歳以上のお年寄り234人のうち約80人が出席し、長寿と健康を共に喜び合った。喜寿を迎えた人たちには中原稲雄教育長が一人一人の席に出向いて記念品を手渡した=写真。
演芸会では有志のグループや個人がステージに登場して歌や踊り、演歌体操などの出し物を次々に披露。お年寄りたちは芸をさかなに和やかに歓談しながら楽しいひとときを過ごした。
小町谷区長はあいさつで「戦中から戦後にかけてつらく、苦しい思いをしてきた皆さんが復興に力を尽くしてくれたおかげで今の平和がある。その体験を子どもたちにぜひ伝えてほしい。これからも元気で長生きし、区のためにお力添えを」と呼び掛けた。
米寿、喜寿を迎えたのは次の皆さん。
▽米寿=高仲早苗、山崎ひさ子、牛丸寿由、木下さち子▽喜寿=浜島不佐子、福沢つたみ、上久保久枝、栗山いさ江、佐々木公子、塩沢利一、横溝いつみ、和田水穂、小平竹代、有賀ミホ子、有賀弘子、倉田茂、倉田節子、望月よしみ、塩沢明、松崎一子、北原ひろ子、吉沢吉一、吉沢良三、小原勝広、小原定子、小原文子、谷三郎、堀ミドリ、山重凡太郎、清水誠 -
みはらしの湯で白鳥由利さんの写真展
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は31日まで、西箕輪中条の白鳥由利さん(70)が撮影した風景写真約40点をロビーに展示している。西箕輪から望む四季折々の情景をとらえた約40点が、入浴客の目を楽しませている。
白鳥さんがみはらしの湯で作品を展示するのは3年目。1年目は経ヶ岳植物園の植物がテーマだったが、昨年からは西箕輪で撮影した風景写真を展示しており、今回も昨年の2月から撮り貯めた四季折々の風景を集めた。 近年はより自分の目で見た風景に近い「パノラマ」で撮影しており、今回の展示も縦25センチ、横55センチのパノラマ写真で統一。のどかな農村風景を前に雄大にそびえる南アルプスや将棋頭山を写した作品が多く、元旦の日に仙丈ケ岳のてっぺんから昇る初日の出を写した作品なども並んでいる。
白鳥さんは「誰かに見せたい風景。西箕輪から見たアルプスの景観の素晴らしさを見てほしい」と話していた。 -
南箕輪村交通安全協会総会
南箕輪村交通安全協会はこのほど、07年度総会を村役場で開き、事業計画案や予算案を承認した。
本年度の村の取り組みテーマは「交差点と交差点付近及び生活道路の事故防止」。事業計画は交通安全教育の推進、女性部活動、交通安全街頭活動、交通安全施設の点検整備、広報活動など。
06年の村の事故発生状況は、人身事故件数と負傷者数は減少したが、物損事故と死者数は増加しており、これを教訓にさらに気を引き締めて交通安全運動に取り組むことを確認した。
欠員となった役員の監事には、漆戸淳さん=南殿=を承認した。
飯島英之会長は、「事故件数、傷者数が高く、シートベルト着用率は最下位。今年になって事故件数も非常に多く、全戸配布のチラシを作る。いかに一人ひとりが交通安全意識を持つかにかかっている。認識いただき、事故防止に努めてまいりたい」とあいさつした。
県交通安全協会連合会表彰と伊那交通安全協会表彰もあり、受賞者を代表して有賀栄治さん=田畑=が、「一人ひとりの意識の持ち方次第で事故や違反は減らせる。これを機に安全運転に努め、交通安全の場を広めることを誓う」と謝辞を述べた。
受賞者は次の皆さん。
【県交通安全協会連合会表彰】
◇交通安全功労者表彰=清水貴男(大泉)増沢宮雄(北殿)中山愛子(南原)堀正弘(久保)◇優良運転者表彰=行田幸恵(久保)征矢達三郎(塩ノ井)有賀栄治(田畑)久保村勉(南原)原悟(大泉)沢田正美(大芝)
【伊那交通安全協会表彰】
◇交通安全功労者表彰=征矢正三(塩ノ井)中山早苗(中込)◇優良運転者表彰=宮原利光(久保)藤沢弘美(田畑)原政男(神子柴)宮脇米男(南原)清水和恵(大芝)伊藤陽子(大泉) -
ハッピーテール「幸せのしっぽパネル展」
飼育放棄された犬や猫の飼い主探しなど救済活動をしている「ハッピーテール」は6日まで、「幸せのしっぽパネル展」を箕輪町松島の雑貨店ぷち・らぱん隣「ぷち・らぱん どぅ」で開いている。
新たな飼い主に巡り会い幸せに暮らす保護犬や猫の写真と共に、飼い主がハッピーテールに送った手紙を展示している。ペットの現実や、動物の愛護及び管理に関する法律、去勢避妊手術などについてもパネルで紹介している。
最終日は猫の飼い方相談会、猫の譲渡会、ミニチャリティバザー(小型犬服、玩具、首輪、オリジナルTシャツなどは数に限り有)がある。
午前11時縲恁゚後7時。相談会は正午縲恁゚後3時。問い合わせはハッピーテール(TEL090・1868・3119)へ。 -
【記者室】大型連休竏瀦ト国人の目には
大型連休真っただ中。帰省や行楽で道路は渋滞、列車も飛行機も満席。毎年のことだが何とかならないのかと文句を言いつつ、どこか浮かれたような雰囲気が日本中を覆っているようだ▼ある米国人に大型連休の予定を尋ねてみたところ肩をすくめ「もちろん家でのんびりするよ」。個人主義の国に育った彼に言わせると「他人と同じ日に休んでもつまらない」のだそうだ。「それに法律で全国一斉に休日を与えて国民が一斉に移動するなんて非効率だ。とても理解できない」▼それはね、日本では個人で長期休暇を取る風土がないから、もっと休めと国が世話を焼くことになったのだ竏窒ニ説明したのだが、ますます分からん、とばかりあっさり話を打ち切られてしまった。(白鳥文男)
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かんてんぱぱで用の器展
伊那市西春近のかんてんぱぱホールで6日まで、富士見町で作陶活動に取り組んでいる今村勲さん(41)の作品展「用の器展」が開かれている。使い心地にこだわった普段使い食器や花器など約200点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
今村さんは滋賀県出身。地元で信楽焼などを学ぶ学校で学んだ後、陶芸に用いる土を扱う仕事に就き、土の研究と作陶に携わった。本格的に作陶活動に専念するようになったのは独立した95年。03年からは自然環境の良い富士見町に移り、まき窯を中心に器などを製作している。
器に使う土を掘り起こすことから釉薬の材料を山から採集してくることまで自分で行っている今村さん。土は滋賀のものを使うことが多いが、地元である富士見町の土などを使うこともあるという。
今村さんは「使い易い器を見て、触れてもらえれば」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。 -
街頭犯罪抑止呼びかける
伊那署は、地元の防犯ボランティアの協力を得て、「街頭犯罪等抑止総合対策強化月間」の初日の1日、管内の大型店4カ所で街頭啓発をした。
アピタ伊那店、ジャスコ箕輪店、ケーヨーホームセンターニシザワ南箕輪店などで実施。伊那少年友の会、伊那エンジェルス隊など約80人が参加し、啓発チラシなど1600枚を買い物客らに配った。
アピタ伊那店には、伊那市防犯協会女性部員らボランティア約30人が参加。自転車の盗難や車上狙い防止などを訴える狙いのチラシを配布し、市民に犯罪抑止を呼びかけた。
同署によると管内で発生した07年の1縲・月までの刑法犯罪は222件で前年同期と比べて42件の増加(22・3%増)。小嶋惣逸署長は「この時期に抑えることで1年間の犯罪抑止につなげたい」と話した。 -
有毒植物による食中毒に注意
山菜取りシーズンを迎え、県は有毒植物による食中毒に注意するよう呼びかけている。
県内でも1976年縲恪Nの間に有毒植物による食中毒が13件発生。上伊那でも、行者ニンニクと間違えてバイケイソウまたはコバイケイソウを食べたと思われる駒ヶ根市内の男女各1人が食中毒となり、一人は死亡、もう一人は入院した事例が05年に発生している。
食中毒を防止するためのポイントは▽よく分からない植物は絶対に採らない、食べない(新芽や根だけで種類を見分けることは困難)。山菜採りの時に有毒植物が混ざらないよう注意する▽専門家の指導などに従って山菜の正しい知識、類似する有毒植物との鑑定法をマスターする▽スイセン、スズラン、フクジュソウ、レンゲツツジなど、身近な植物にも有毒成分を含むものがあるため、食べたことのない植物はむやみに食べない竏窒ネど。
また、中毒だと思ったらすぐに医師の診断を受け、食べたものが残っている場合は受診時に持参する。
過去に誤食事故があった有毒植物は次の通り。
◇ハシリドコロ▼中毒症状=中枢興奮、瞳孔散大▼間違えやすい植物=フキ、タラノメ
◇トリカブト▼中毒症状=けいれん、呼吸麻ひ▼間違えやすい植物=ニリンソウ、ゲンノショウコ
◇バイケイソウ▼中毒症状=おう吐、下痢▼間違えやすい植物=ギボウシ、行者ニンニク
◇ドクセリ▼中毒症状=オオゼリ、イヌゼリ▼間違えやすい植物=セリ
◇スイセン▼中毒症状=おう吐、下痢▼間違えやすい植物=ニラ、ノビル
◇スズラン▼中毒症状=心不全▼間違えやすい植物=行者ニンニク
代表的な山菜と有毒植物の鑑別方法は県のホームページで見ることができる。アドレスはhttp://www.pref.nagano.jp/eisei/yakumu/yudoku/yudoku.htmへ。 -
花ろまん(14)
スイセン、菜の花、桜、コブシを巡りて、花の中で1日は終る-。駒ケ根市観光協会の「ぐるっと駒ケ根花めぐりバス」の春の運行が4月8日から始まり、市内を中心に、観光客など多くの花好きの人気を集めている。各地のシダレ桜の銘木の下で「ここの花は:」「今年の花は:」と盛んに花評定。ひと山コブシの壮観に息を飲み、菜の花畑ではむせかえるような甘い香りに包まれ、チョウになって、ミツバチになって飛びまわる。バスの中は気のおけない同士が花談義で盛り上がる。花めぐりバスは今日も走る、花を求めて:(大口国江)
##(中見出し)
今年は春、秋2シーズン、毎日運行
駒ケ根市内の花の名所をバスで巡る花めぐりバスは春(4月8日縲・月15日)と秋(10月10日縲・1月10日)の2シーズン毎日運行する。春は山里の桜、花桃、菜の花、コブシ、スイセンなど、秋は赤ソバの花、コスモス、キクなど、その日の天候や開花状況から1番良いスポットを、ボランティアガイドの案内でバスで巡る。
時間は午前10時縲恁゚後3時まで、駒ケ根ファームス内駒ケ根市観光案内所前発着。昼食は東伊那の駒ケ根シルクミュージアムで、農村女性グループ百笑塾のメンバーが腕によりを掛けたおふくろの味をたん能する。料金は3500円(昼食料を含む)完全予約制。
##(中見出し)
昨年は38便を運行、延べ460人が乗車
花めぐりバスは昨年4月、早太郎温泉開湯10周年を記念する温泉郷感謝祭企画としてスタート。初年度は週2縲・回、4月12日縲・1月19日、60本の運行を計画。実質38本運行、乗車人員は1人から44人まで、延べ460人が利用した。
コースは春は大沼湖のザゼンソウ、ミズバショウ、吉瀬・栖林寺・西光・蔵沢寺・光前寺など各地のシダレ桜、馬見塚公園の桜とツツジ、花桃の里、宮田村北割の菜の花、中沢中曽倉の芝桜、オープンガーデン、松川町の泉龍院の藤。夏は伊那市のかんてんぱぱガーデン、伊那市深妙寺のアジサイ、南割公園のハッチョウトンボ、光前寺、養命酒、オープンガーデン。 秋は中川村の赤ソバ、飯島のコスモス畑、道の駅花の里いいじま、光前寺、オープンガーデン、しらび平、吉瀬のキク、養命酒などを巡った。
##(中見出し)
コブシ、スイセン、シダレ桜、花桃、菜の花、百花繚(りょう)乱の春コース
この日(4月24日、26日)は20数人が乗車し、午前10時に駒ケ根ファームス前を出発。一路中沢中山のこぶしの里へ。ひと山、数百本のコブシが1度に咲く壮観に、参加者は「話には聞いていたが、すごい本数だね」と感嘆の声を上げた。
この後、バスは百々目木川に沿って、中沢中割のすみよしや休み処(宮下秀春店主)へ。一目500本の花桃が満開。宮下店主が川沿いに植栽した赤や白、ピンク、源平シダレが花のじゅうたんを作り、黄色のレンギョウ、芝桜の桃紫色が修景を整える。
花見客や写真マニアの多さに驚きながらも「物語に出てくる桃源郷とはこのような所かも」の声も。
中曽倉の人々が協力しあって植えた芝桜公園を見て、昼食場所の東伊那の駒ケ根シルクミュージアムへ。駒ケ根市の農村女性グループ「百笑塾」が手作りした昼食を囲んだ。この日のメニューは満開の桜をイメージした花巻き寿司、季節の天ぷら、アルプス地鶏の唐揚げ、季節の野菜の煮物、果物、澄まし汁など、彩りよく、栄養バランスにも配慮したおふくろの味に舌鼓を打った。
満腹で眠けを誘う午後のバス、1面黄色の波うつ菜の花畑に、一同覚せい。花畑にたたずんで「甘い香り、ミツバチになったみたい」とうれしそう。
車窓から光前寺参道に植えられた数百万球のスイセンや、35アールに100種類20万球が植えられた見本園も見て、「スイセンのまち、駒ケ根」を実感した。
この後、全国的に有名な光前寺のシダレ桜を見たり、苔むした石垣を覗きこんで、光りゴケも観察した。ボランティアガイドの説明で、七堂がらんの由緒ある建造物(仏)にも理解を深めた。
最後は桜吹雪の大沼湖へ。残雪の中央アルプスを眺めながら、ゆっくりと池の周りを散策。大きな葉を伸ばすザゼンソウ、白いさじ形の包が可れんなミズバショウ、別荘地のカタクリの群生も目にした。
飯島町から参加した山本幸子さんは「知ってはいたが、場所がわからなかった花の名所に来られて、本当によかった。お昼もおいしかった」。
名古屋市から友人と、花めぐりバスに乗るために来たという山口時代さんは「タウン誌で見て参加した。道中の芽吹き、花桃の里は最高だった」。
団体で参加した駒ケ根消費者の会の皆さんも「花桃の里が良かった。みんなでわいわい、言いながら楽しかった」といずれも好評。
ボランティアガイドの宮内栄一さんは「参加者は地元の人が中心。グループでおしゃべりを楽しみながら、1日花を見て歩き、リフレッシュしている。百笑塾の昼食も評判がいい」。山宮貞夫さんは「参加者は50代縲・0代後半の女性が多い。これからは中曽倉の芝桜、光前寺のシャクナゲが見頃になる」と話していた。
観光協会事務局の菊池由美子さんは「情報収集して、その日、1番良い花を案内するようにしている。ボランティアガイドは花の説明だけでなく、地域の特色、歴史など交えて、参加者に喜ばれている」と話す。
詳細・申込は駒ケ根ファームス内駒ケ根観光案内所(TEL81・7700) -
市場割区敬老会
駒ケ根市の市場割区分館(小林秀夫分館長)は29日、07年度の敬老会を同市のアイ・パルいなんで開いた。招待された75歳以上のお年寄り206人のうち73人が出席し、長寿と健康を共に喜び合った。喜寿を迎えた人たちには原寛恒副市長が記念品を一人一人に手渡した=写真。代表者の村沢正一さんは「年を取ると足腰が痛いが、動けるだけ動いて区のために切磋琢磨して頑張っていきたい」と謝辞を述べて大きな拍手を受けた。
演芸会では有志のグループや個人がステージに登場して厄除けの神楽、歌や踊り、楽器の演奏などを次々に披露。お年寄りたちは芸をさかなに和やかに歓談しながら楽しいひとときを過ごした。
喜寿を迎えたのは次の皆さん。
堺沢光雄、大口四郎、北沢武和、渋谷つなゑ、田畑富佐子、林重成、松村道子、気賀沢治門、石沢みつ子、斎藤久子、松尾三四子、村沢正一、小椋和子、小林きくみ、小池祥運、矢沢もとゑ、山崎悦子、米沢スミ子 -
箕輪町の運動あそび4年目
運動保育士2人体制でスタート箕輪町が“一味ちがう箕輪の子ども”を育成しようと導入している、柳沢秋孝松本短大教授の柳沢運動プログラムが4年目を迎えた。町は07年度、運動保育士を1人増員し2人体制で事業の充実を図る。1日、松島保育園で本年度最初の運動あそびが始まった。
運動保育士は唐沢由紀さん、大槻佳奈さん。心身ともに健康な子どもを育てる目的で、運動が好きな子どもになるよう支援する。
松島保育園ではこの日、年長から年少まで各1クラスが運動あそびをした。年長児は運動あそびも3年目になり、準備運動もスムーズにこなし、運動保育士がヘビ、アザラシ、くまさんなどの指示を出すと、ヘビのまねをして床をはうように進むなど夢中になっていた。皆より少し遅れた友達がいると、「頑張れ、頑張れ」と手拍子して応援する姿もあり、クラス皆で楽しそうに取り組んでいた。
唐沢さんは、「今までは担任の先生に補助してもらっていたが、今年は2人なので、担任の先生はクラス全体を見ることができるようになる。子どもが待つ時間も減り、やる回数が増えるので経験も増えると思う」と話している。 -
出張ミニ博物館
ながた荘で「みのわの伝説」パネル展箕輪町郷土博物館は7日まで、出張ミニ博物館として、ながた荘で「みのわの伝説」パネル展を開いている。
本年度の「町内まるごと博物館事業」の一環。博物館の中を見てもらうだけでなく、町全体を大きな天然の博物館と捉え、各地で見て、体験してもらう企画。
出張ミニ博物館は、町を知ってもらう目的で、ながた荘で年3回のほか町内5小学校でも計画する。
今回は、昨年秋の特別展「みのわの伝説」で紹介した伝説の中から「夫婦火」「こぶとり医者」「秋葉三尺坊」の3話を選んだ。原文に忠実に4コマ漫画風に挿絵を入れて話を紹介したパネル、伝説の場所の地図、解説文などを展示している。 -
緑色の桜咲く
伊那市の春日公園内にある緑色の桜「ウコンザクラ」が見ごろを迎えている=写真。
6年前に公園を管理している伊那市振興公社職員によって植樹されたこの桜は白色からピンク色の花を咲かせる「サトザクラ」の園芸品種。葉と花が同時に出るものが多く、一見すると花が葉のように見えるため、密かに咲いている花の存在に気付かないこともある。
しかし、咲き始めは濃い緑色をしている花は徐々に淡い黄緑色に変化し、最後は薄いピンク色になる。途中の黄緑色がウコンの根茎で染めたような色であることがその名の由来となっている。 -
伊那市で県労連系メーデー
労連系の第78回メーデー伊那中央大会が1日、伊那市民会館でああった=写真。「働くものの団結で、生活と権利・平和と民主主義を守り安心して暮らせる社会を実現しよう!」をスローガンに労働条件の改善などを訴えた。
上伊那地区労働組合連合会でつくる実行委員会(北沢仁一実行委員長)の主催。一昨年まで労連、連合系は統一開催してきたが昨年から個別で開いている。この日は、約10単組400人が参加者した。
北沢実行委員長は「残業手当縮小を狙うホワイトカラー・イグゼンプションを導入するなど、これ以上の労働情勢の悪化を許すわけにはいかない。労働者の団結、行動で閉そく感に満ちた生活を変えようではないか」と訴えた。
同大会では、各単組で製作した「格差社会はもうごめん」「サービス残業反対!」「やめて!箱モノ行政」などのプラカード紹介があり、参加者はそのプラカードを掲げて市内行進した。 -
生きている水 珪藻からのメッセージ
第1回目の『朝の学舎』に登場するのは、珪藻研究者の飯島敏雄さん(諏訪市在住)と伊那市新山小学校の子どもたち。水の中に生きる小さな珪藻を出発点とした食物連鎖や、珪藻が生きている水の環境、さらに水源から河口まで水を介してつながってゆくさまざまな自然の営みについて、飯島さんが子どもたちに語った。
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赤とんぼ会母校に植樹
宮田村の宮田小学校を1958(昭和33)年度、同中学校を1961(昭和36年)度に卒業した同窓生でつくる「赤とんぼ会」は29日、還暦を祝って両校の庭に記念植樹をした。
131人の同窓生のうち13人が参加。記念標柱も立て「子どもたちと一緒に元気に育てよ」と願いを込めた。
小学校にはオオヤマザクラを植え、当時の恩師である柄山祐希さん=伊那市中央区=が即席授業。木の特徴などを、還暦を迎えた教え子たちに話した。
同席した清水閣成校長は「皆さんの学校を想う強さを感じる。私たちも大切に育み、子どもたちに伝えていきたい」と話した。
中学校にはオオモミジを植樹。同会は還暦記念事業として昨年、小学校に回転式書架、中学校にはDVDレコーダーを寄贈している。 -
アマランサス研究会が一般を対象としたアマランサスの栽培講習会を開催
伊那地域アマランサス研究会(登内英雄会長)は27日夜、一般を対象としたアマランサスの栽培講習会を伊那市の伊那商工会館で開いた。
同研究会は昨年春に発足し、04年から一部地域で栽培されるようになったアマランサスの新たな販路を見出すため、アマランサスを使った商品の開発などに取り組んできた。生産については、伊那市高遠町の「信州高遠花摘み倶楽部」と伊那市内に住む個人が一部で生産しているが、一般農家まで波及していない。そこで、アマランサス栽培への関心を高めてもらう中で生産者の拡充を図ろうとは種時期を前に今回講習会を企画。伊那市内を中心に辰野町から駒ヶ根市までの約40人が集まった。
講習ではアマランサスの栄養価や収穫までの流れをビデオで上映し、高遠花摘み倶楽部のメンバーで同研究会栽培部会会長の北原康弘さんと信州大学農学部の根元和洋助手が栽培のポイントや注意点を説明=写真。栽培に関しては専用の機械がなく、すべて手作業でやっている現状なども示した。
研究会では、収穫の季節の前には収穫講習会などを開くことも検討している。 -
駒ケ根市消防団春季訓練・観閲式
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)は29日、春季訓練と観閲式を同市の市営グラウンドで行った。団員約600人のうち370人が参加し、中原正純市長はじめ来賓らの前で日ごろの訓練の成果を披露した。
整列した団員らは来賓らの閲団を受けた後、救護、ラッパ、チェーンソーなどの特科訓練や分列行進に取り組み、引き締まった表情できびきびとした動きを見せた。災害時の救助活動などのため本年度新たに創設されたバイク隊が勇姿を披露した=写真。
中原正純市長は「常日ごろの訓練を通じておう盛な消防精神を高めながら、市民の安全・安心確保のために精進してほしい」と訓示した。
06年度末での退団者らに感謝状が贈られた。
感謝状を贈られたのは次の皆さん。
宮沢勝人、小沢敏樹、佐藤和樹、北原晋也、倉田卓哉、福沢源吾、小池純、春日公博、久保田浩人、大島晴仁、中谷貴宏、北沢浩、小山功志、小原徹史、気賀沢政徳、小林明夫、鹿嶋勝宏、矢崎貴紀、水上貴久、松原博人、北沢一浩、片桐光、小原信秀、桐山大、赤須丈浩、宮脇哲也、吉瀬誠、春日広志、下島右文、下平徹 -
駒ケ根高原記念植樹
駒ケ根高原を桜と楓の名所にしようと1999年に始まった毎年恒例の記念植樹が29日、駒ケ根高原の太田切川左岸にある森と水のアウトドアゾーンで行われた。セレモニーには木を寄付した団体や市の観光関係者ら約40人が出席し、シャベルを振るってカエデの苗木40本を植えた=写真。98年に植樹のきっかけとなる100万円の寄付をした駒ケ根ライオンズクラブは今年も10万円を寄付した。
記念植樹を主催する桜と楓の名所づくり実行委員会の山浦義人委員長は「今後も継続して植樹していけば紅葉の名所になるだろうと確信する。さらにオンリー・ワンの観光都市となることを願う」とあいさつした。
この9年間で高原に植えられた木はサクラ396本、カエデ7043本。