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漆戸醸造で酒蔵見学ツアー
日本酒を味わいながら、酒づくりの行程を見学してもらおう竏窒ニ30日、伊那市西町の漆戸醸造で、酒蔵見学ツアーがあった。日本酒が好きな約35人が集まり、日本酒ができる仕組みなどを学んだ。
地域の人に地元の酒に親しんでもらうことを目的とした初めての試み。同じ町内にある飲食店・串正と共に企画した。
参加者は、漆戸醸造でつくる日本酒「井の頭」の酒蔵を見学。「機械などの力を借りる部分もあるが、温度管理などは人の手の方が確実。大事な部分は全て手作りになっている」などと説明を受けながら、日本酒のもとになる“もろみ”のつくり方などを学んだり、酒に使っている地下水のを試飲した。
見学後は串正に移動。漆戸醸造でつくる日本酒6種類の利き酒を楽しんだ。
漆戸醸造の漆戸正彦社長は「ちょっとでも日本酒を飲んでもらう機会を増やしてもらえれば」と話していた。
##写真(たてよこ)
漆戸醸造で酒蔵見学ツアー
日本酒を味わいながら、酒づくりの行程を見学してもらおう竏窒ニ30日、伊那市西町の漆戸醸造で、酒蔵見学ツアーがあった。日本酒が好きな約35人が集まり、日本酒ができる仕組みなどを学んだ。
地域の人に地元の酒に親しんでもらうことを目的とした初めての試み。同じ町内にある飲食店・串正と共に企画した。
参加者は、漆戸醸造でつくる日本酒「井の頭」の酒蔵を見学。「機械などの力を借りる部分もあるが、温度管理などは人の手の方が確実。大事な部分は全て手作りになっている」などと説明を受けながら、日本酒のもとになる“もろみ”のつくり方などを学んだり、酒に使っている地下水のを試飲した。
見学後は串正に移動。漆戸醸造でつくる日本酒6種類の利き酒を楽しんだ。
漆戸醸造の漆戸正彦社長は「ちょっとでも日本酒を飲んでもらう機会を増やしてもらえれば」と話していた。 -
伊那市荒井区で少年少女球技大会
伊那市荒井区の第29回少年少女球技大会が3日、伊那中学校グラウンドであり、区内の小学生がキックベースボールを楽しんだ。荒井区や区青少年育成会など主催。
スポーツを通じた健全育成と、世代間交流や地域の融和を図ることを目的に、毎年この時季に開いている。
町内ごと全学年の男女混合で編成した8チーム約170人の児童が参加し、トーナメントで熱戦を展開した。3年生以下の打者は本塁ベース上にボールを置いてけるなど、独自のルールを設定し「小さい子どもも楽しめるようにした」(同区)。
晴れ渡った青空の下、児童たちは伸び伸びとプレー。夢中で掛け回る姿に、保護者や地域住民からも声援が飛んでいた。 -
箕輪町内保育園開放「のんたんの日」本年度も始まる
箕輪町の9保育園は本年度も、園開放「のんたんの日」を各園の計画に沿って実施する。
「のんたんの日」は、大切な幼児期を少しでも保育園が仲立ちとなって子どもたちがのびのびと育つことができるようにと願い、子どもと保護者の触れ合いの場として園を開放。どの園にも自由に出かけ、遊び、園の様子を見ることができる。
沢保育園で30日、第1回「のんたんの日」があり、24組の親子が訪れた。年長児がリズムダンスなどを発表し、一緒に大型紙芝居を見た。唐沢元子園長は、「子どもといっぱい遊んで、感動することをいっぱい子どもに与えてください」と話し、親がひざの上に子どもを乗せてひざを上下させたり、子どもを抱いて左右にぶらんぶらんと振って抱っこするなど親子で楽しむ遊びも紹介した。
「のんたんの日」は全園午前9時半縲・1時。毎回保険に加入する。持ち物は着替え、タオル、ビニール袋、湯茶、上履き(運動靴、親子)、帽子。子どもの背中に名前を記入したガムテープをはっていく。
6月の日程は次の通り。
▽6日=長岡・木下南保育園▽14日=木下北保育園▽15日=おごち保育園▽21日=三日町保育園▽22日=松島保育園▽23日=長田保育園▽30日=沢保育園 -
はらぺこ保育園がぱかぱか塾へ遠足
伊那市富県の里山で野外活動を中心とした保育に取り組んでいる「はらぺこ保育園」の園児や母親が2日、馬の世話や乗馬を通した教育支援活動をしている箕輪町のNPO法人「ぱかぱか塾」へ遠足に出かけた。
ぱかぱか塾への遠足は2回目。普段はあまりふれあえない大型動物とのかかわりを通してさまざまなことを感じてもらうことなどを目的としている。途中、約1キロの道のりは子どもたち自身が歩いて目的地を目指した。
牧場で春日幸雄塾長から馬の話を聞いた園児たちは、2頭のポニーに順順に乗馬=写真。手をふりながら、笑顔を見せた。昨年は怖がって乗馬できなかったが、今年は怖がらずに乗ることができた園児もいた。
乗馬の終了後は、持参したニンジンを馬にあげ、園児たちも牧場内でお弁当を味わった。 -
【記者室】New大芝高原音頭で
南箕輪村の「大芝高原音頭」をアレンジした「大芝高原音頭Newヴァージョン2006」。大芝高原まつりで多くの村民に踊ってもらおうと指導者向け講習会も開き、普及活動が本格化してきた▼老若男女が踊れる曲にしようと作ったアレンジ曲。基本の踊りは宝塚歌劇団OGが振り付けた。曲はパレードで流し、ステージ発表では自由にアレンジした踊りの発表も呼びかけるなど、積極的に祭りに使っていく▼音頭の取材後は毎回、頭の中で曲がぐるぐる繰り返し流れる。それだけ耳に残る、親しみやすい曲ということだろう。事務局は20縲・0代の若い年代層の祭り参加掘り起こしを狙う。連を作ってアレンジ曲で踊るのも楽しそう。新しい曲で、踊らにゃそんそん。(村上記者)
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高遠分館「さわやか学級」開講
伊那市高遠町公民館の高遠分館(有賀弘武分館長)はこのほど、本年度講座「さわやか学級」を町総合福祉センターで開講した。初回は西箕輪公民館の城取茂美館長が「歌って 笑って 元気の輪」と題し、健康づくりをはじめ、家庭のあり方などについて講演した。
城取館長は現在の社会情勢などを歌った愉快な替え歌を披露して笑いを誘い、「声を出して笑うことは健康な体づくりには誠に良いこと」と受講生に勧めた。
また、崩れかけている現代の家庭環境を「マレットゴルフの年寄り、ゲームに夢中の孫、仕事が一番親、断絶三世代」と替え歌で説明。「昔は一家団らんがいっぱいあったが、今では家族別々の生活をしている」と指摘し、「昔のように戻すには、一緒に食事をし、しゃべって笑いのある団らんの場をもって、一緒に働いて健康になることが大事だ」と強調した。
学級は、「生き生きと元気にいきる」をコンセプトに全10回ある。80人の受講生が講演や運動で健康について考えるほか、野外研修などを通して郷土の歴史も学んでいく。 -
KOA清掃活動で地域に感謝
KOA(向山孝一社長)と同社グループは30日、伊那市荒井区の本社周辺とJR伊那市駅までの一帯で清掃活動に取り組んだ。
「ごみゼロ運動の日」に合わせた恒例行事で、活動を通じて環境保全への意識を高めるとともに、地域への感謝の意を込めて環境美化に努めている。
社員ら50人余は二手に分かれ30分から1時間かけて、たばこの吸い殻や空き缶など歩道に捨てられたごみを拾い、分別作業した。
同社担当者は「ごみが減ったとは言い難く、来年以降も継続していきたい」と話していた。 -
はらぺこ保育園、パカパカ塾へ遠足
伊那市富県の里山で野外活動を中心とした保育に取り組んでいる「はらぺこ保育園」の園児や母親が2日、馬の世話や乗馬を通した教育支援活動をしている箕輪町のNPO法人「パカパカ塾」へ遠足に出かけた。
パカパカ塾への遠足は2回目。普段はあまりふれあえない大型動物とのかかわりを通してさまざまなことを感じてもらうことなどを目的としている。途中、約1キロの道のりは子どもたち自身が歩いて目的地を目指した。
牧場で春日幸雄塾長から馬の話を聞いた園児たちは、2頭のポニーに順順に乗馬=写真。手をふりながら、笑顔を見せた。昨年は怖がって乗馬できなかったが、今年は怖がらずに乗ることができた園児もいた。
乗馬の終了後は、持参したニンジンを馬にあげ、園児たちも牧場内でお弁当を味わった。 -
辰野ほたる祭りキャラバン隊、近隣市町村を訪問
10日から始まる「第58回辰野ほたる祭り」への参加を呼びかけるため1日、キャラバン隊が近隣市町村を訪問した。
伊那市役所を訪問した赤羽繁治実行委員長は「辰野町最大のイベント。各市町村に協力してもらいながら盛大なイベントにしたい」と語り、祭りのポスターなどを手渡した=写真。この日はそのほかにも箕輪町、南箕輪村などを訪問した。
ホタルの発生数が少なかった昨年に比べ、今年はその3倍の上陸を確認しており、6月中旬縲怏コ旬がピークになると予測している。
祭りは10日の午後4時50分に開幕。小中学生による太鼓演奏、吹奏楽パレードの後、ホタルを乗せた山車を引っ張る「ほたるのお宿うつし」などがある。11日には町民総踊り大会もある。
今年は、辰野駅と小野駅の開業100周年を記念したイベントも同時開催するため、さまざまな催しが楽しめるという。
イベント期間は18日まで。期間中は道路が込み合い、駐車場も限られるため、公共交通機関の利用を呼びかけている。入場にはホタルの保護育成協力金300円(中学生以下無料)が必要。 -
アフガニスタンの復興支援に取り組む女性活動家が伊那市で対談会
アフガニスタンで女性や子どもなどの支援活動をしている「アフガニスタン女性革命協会(RAWA)」の女性活動家を招いた報告会が28日、伊那市駅前ビル・いなっせであった。約40人が集まり、メディアなどで伝えられてない生の声を聞いた。
1977年にアフガン女性によって設立したRAWAは、女性の人権、政教分離の政治、民主主義の実現を目指して活動を続ける現地組織。社会的に特に虐げられている女性への教育支援などに力を入れている。しかし、女性の自立、民主主義などを掲げる活動は、原理主義者による現在政権には認められておらず、活動に携わる女性たちは常に命の危険にされている。
女性は、原理主義者たちを中心とした政権が成立した背景には、米国の思惑があったことや、現在政権の復興支援は都市部にのみ集中しており、農村部の復興は進んでいない実情を説明。「農村部では、社会的にも家庭的にも女性の身分は低く、教育の機会すら保障されていない」と語った。
身の危険がある中、どうして活動を続けているのか竏窒ニいう会場の問いかけに、女性は「国内の状況を間近で見てきたRAWAの女性たちは、教育を受けた自分たちが国のために働かなくてはと考えている。人々が教育によって希望を持ち、自ら行動できるようになってほしいと思っている」と復興への強い思いを語った。 -
「はるひ陶芸教室」が初めての作品展
上伊那の陶芸愛好者でつくる「はるひ陶芸教室」(小池千恵代表)の作品展は4日まで、伊那市立図書館の広域情報コーナーで開いている。教室を始めて3年が経過し、受講生らの作品が充実してきたのを機に初めて企画した。
小学生から60代の定年退職者までの生徒ら約15人が花器、陶額、焼酎サーバー、照明、表札など約180点を出品。「作りたいものを作ろう」と、それぞれが自宅で使用したいと願う陶器が会場に集まる。
趣味の魚つりが講じて製作した渓流魚をモチーフにした壁掛け、家の洗面台の規格に合ったサイズの小物入れ、ファミリーパーティーで使う特大のパエリア鍋など、作者のこだわりが詰まった作品ばかり。
指導者の小池代表は「完成したときのよろこびが伝わってくる生徒さんたちのオリジナル作品が集まっている。見て楽しんでもらえれば」と来場を呼びかけている。
午前10時縲恁゚後7時。入場無料。 -
竹久夢二の版画展 ベル伊那6日まで
大正ロマンを代表する日本画家・竹久夢二の版画展は6日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
木版師松永安生が復刻した版画や、大正期の初版(オリジナル版画)などの額装45点、木版画の図録、ハンカチ、絵はがきなどの夢二グッズ約40種類などを展示販売している。
オリジナル版画は「湯上り」「二の腕」「姐さん」など10点を出品。復刻版画は代表作の「黒船屋」「宵待草」などの美人画は、大正時代の風俗を描いた作品が多く並んでいる。
関係者は「初版の作品が見れることは貴重。グッズも好評で、図録は松永版画のほとんどが集録されている」と来場を呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。 -
ローズ指令など環境問題に対応 県がセミナー
県は1日、伊那市西箕輪の伊那技術形成センターで化学物質規制対策セミナーを開いた=写真。7月に施行を控える化学物質の使用量規制などを盛り込んだ「RoHS(ローズ)指令」などの環境問題に対応するための講習に、中南信地域の製造業など約50社、65人の関係者が参加した。
ローズ指令や来年施行予定のEU新化学物質規則「REACH(リーチ)」の予備知識を身に付け、対策につなげるため、最新動向や今後の対応策について産業環境管理協会シニアコンサルタントの大歳幸男氏、工業技術総合センター研究員の曽根原浩幸氏が説明した。
大歳氏は「国際的な製品含有化学物質の規制動向と課題」と題し、リーチ規則案のポイントや企業対応方法などの5項目に分けて講演。使用が規制される物質については、同じ性質のある安全性の高い物質を代用するなどと助言した。
県関係者は「ますます厳しくなっていく化学物質の規制について、専門家の話を聞いて早急な対策を取ってもらうことが、競争力向上につながる」と話していた。
15日、坂城町のさかきテクノセンターで同様のセミナーがある。参加希望者は8日まで募集。問い合わせは、県商工部産業技術支援チーム(TEL026・235・7196)へ。 -
ながた荘で「ワインと和食と音楽を楽しむ会」好評
箕輪町のみのわ温泉ながた荘は30日、食事を楽しんでもらうための企画「ワインと和食と音楽を楽しむ会」で利用者をもてなした。好評だった昨年12月の「日本酒と和食を楽しむ会」の第2弾としての企画に、同町周辺市町村から34人が訪れた。
井筒ワインの協力で用意した県内産の6種類のワインと、料理長がこの日のためだけに真心込めて作った新作料理、町内の演奏家によるフルートとピアノの生演奏を堪能した。
ブドウの発酵が終わる前に瓶詰めした「生にごりワイン」、汁液だけを発酵させた甘口のロゼワインなどが次々とテーブルに並ぶと、利用者らは料理に舌鼓を打ち、澄んだ音色に耳を澄ませ、楽しい食事の時間を過した。
次回は年末のクリスマスころに第3弾を企画しているという。 -
伊那市・美篶小と信大共同 児童植樹桜の木56本に施肥
伊那市の美篶小学校と信州大学の共同による桜並木の施肥作業が1日、伊那市美篶の三峰川右岸堤防のレストパーク周辺であった。同小が約10年ほど前から数年間、行政とともに植樹してきた桜56本に、微生物を含んだ鶏糞肥料約500キロをまいた。
元気のない桜の成長を促進させよう竏窒ニ、信州大学農学部の井上直人教授(NPO法人微生物による環境浄化の有機農業を広める会理事)が立案した2年目の取り組み。同肥料は微生物がえさを食べゆっくり分解するため、木に栄養が届きやすく、水が汚れにくい竏窒ネどの利点があるという。
6年生69人、井上教授のほか信大の学生や、市職員、同地区の区長など約90人が、施肥作業に汗を流した。児童たちは肥料の有効性を学びながら、地域住民や大学生らと交流も深めた。
井上教授は「昨年に比べて見るからに新しい枝が伸びている。5年も続ければ立派な並木になる」と期待。児童たちも「これからも美篶小で守っていきたい」と意気込みを語っていた。 -
夏を前に衣替え
本格的な夏の到来を前に1日、学校、会社などで衣替えが一斉に行われた。伊那市西春近の伊那西高校(西村敏廣校長)では、新緑が茂る駅から学校までの上り坂を、白いセーラー服をまとった女子学生たちが登校した=写真。
朝のうちは空気が涼しく、夏用のカーディガンなどを羽織った生徒が多かったが、扇子で扇ぎながら登校する光景も見られた。
同校の制服は5年前に一新され、デザインを気に入っている生徒も多いという。
晴天のこの日は、日中に気温が上昇し、午後2時過ぎには最高気温27・7度を記録。今年一番の暑さとなった。 -
宮田村にヒカリゴケ、神秘的な光放つ
宮田村中越区でヒカリゴケが自生。神秘的な光りを放ち、話題になっている。春日政美さん=町1区=所有の小屋内にある野菜貯蔵用の石室に生えているもの。口コミで訪れる人もおり、「有名な光前寺のヒカリゴケに負けず劣らず光っている」と驚いている。
石にびっしりと生えたコケは、まるで蛍光塗料のように発光。1メートル四方に広がっている。
「8年ほど前から少しづつ生えてきたが、今年は特に美しい」と春日さん。
長女の洋子さんは「今まであまり気にしなかったけど、湿気や空気の流れ、光の入り方など環境が適していたのでは」と話す。
2、3年前にはあまり光らず、「途絶えてしまうのか」と危ぐした時期もあったというが、空気調節に気を配るなど、春日さんの努力は実り、今年は今までにない光りを放つようになった。
ヒカリゴケはレンズ状の細胞からなり、光線を反射するため光っているように見える。 -
花園「ポレポレの丘」2季目オープン
伊那市高遠町東高遠の花園「ポレポレの丘」の今季開園式が1日あり、管理・運営する高遠花摘み倶楽部(赤羽久人理事長)の役員ら関係者が出席して、来園者の増加に期待した。
花園(面積2・5ヘクタール)は遊休荒廃農地の復活、通年観光を目指す地元の中小企業主や農家らを中心につくる同倶楽部が昨年5月にオープン。中央アルプスを望みながら、季節に応じた多種類の花を堪能できるなど、地域の魅力を生かしている。
昨季は、広大な面積のために管理が行き届かず、花が草に覆われたことなどにより、開園から2カ月後に無料開放。今季は、約半分を区画分けして希望者に無料で貸し出し、種や苗などを自己負担して管理してもらうオーナー制度を導入する対策を講じた。同日までに上伊那を中心に県内外から約60人が登録している。
現在は、アイリス、グラジオラス、ビオラ、デルフィニウムなどが見ごろ。月ごとに季節の花を咲かせるメーン花壇を作って、毎月イベントも組んでいく。3日にはアイリス祭りを予定している。
式で赤羽理事長は「秋まで多くの花を見ることができ、子どもにも楽しめる場所にしたい」とあいさつ。伊東義人総合支所長は「良い取り組みだが、結果的に課題も残った。失敗を糧に新たな試みで、継続していくことが大事。花園が前進し、多くの人に楽しんでもらえる努力を」と期待した。
地元の3保育園の年長児約50人も参加し、花園の一部にヒマワリの種をまいて開園に華を添えた。 -
エイズ予防ウィークに正しい知識普及啓発
県下一斉「エイズ予防ウィーク」初日の1日、伊那保健所は街頭キャンペーンなどエイズ・性感染症に関する正しい知識の普及に向けた啓発活動をした。 感染予防への意識の高揚を図るとともに、エイズ患者・HIV感染者に対する偏見や差別のない社会づくりを推進していく。
保健所職員は早朝、JR伊那市駅周辺で通勤・通学者に啓発用のティッシュを配布したほか、広報車で管内を巡回してエイズの予防や理解を求めた。
伊那市の県伊那合同庁舎では、エイズについての概要、性的接触や血液感染などHIVの感染経路をパネル展で紹介し、正しい知識の習得などを呼びかけている。
厚生労働省の発表によると、HIV感染者、エイズ患者ともに96年度以降増加傾向にあり、昨年のHIV感染者は95年に比べ約3倍の832人、エイズ患者は2倍の367人。
結果を踏まえ、同保健所は「自分には関係ないという考えの人がまだ多い。除々に浸透してきてはいるが、さらに普及・啓発に力を入れていき、予防意識を高めていきたい」と話していた。 -
駒ケ根市ひよこ安全クラブ連絡会総会
駒ケ根市内の幼稚園・保育園の保護者と園児らでつくる市ひよこ安全クラブ連絡会は30日、06年度総会を市役所南庁舎で開いた。代議員ら約80人が出席し、新役員人事案、事業計画・予算案などを承認した。
城田会長はあいさつで「小さな子どもたちが一人も事故に巻き込まれないよう、1年間頑張って活動していこう」と述べた=写真。
総会後に行われた研修会では駒ケ根警察署交通課の坂田真由美さんを講師に迎え、交通安全についての講話を聞いた。
役員は次の皆さん。
▽会長=城田摂世(赤穂南幼稚園)▽副会長=百木久実代(すずらん保育園)三井智絵(飯坂保育園)▽会計=福澤敬子(東伊那保育園) -
伊那まつりのTシャツデザイン決まる
8月に開く「伊那まつり」の公式Tシャツデザイン審査会が31日、市役所であった。最優秀賞に、会社員塩原亮さん(22)=伊那市西春近=の作品を選んだ。
デザインは、赤丸を中心に、2匹の竜が向き合い、青やオレンジと色鮮やかな花火を組み合わせたもの。
審査員の一人、高遠高校の北原勝史教諭は「広い面と、細かい線・太い線が複雑に響き合い、バランスよくまとめられ、色もきれい」と講評した。
作品は市内外の56人から79点の応募があった。うち48点が伊那東部中学校。高遠町・長谷からはなかった。デザインは、竜、イメージキャラクター「イーナちゃん」が目立ったが、市町村合併を意識して「伊那・高遠・長谷」の表記や市章を使った作品もあった。
審査は、伊那まつり実行委員会総務広報委員ら17人が当たり、意見を交わしながら最優秀賞1点を決めた。
Tシャツは、まつりスタッフが着用するほか、希望者に販売する。 -
美篶青少年育成会の畑房男会長が伊那署へ受賞報告
県防犯協会連合会が防犯活動や青少年の健全育成などに功績のあった個人、団体に防犯功労の表彰をした。伊那署管内では1個人、2団体が受賞。このほど、功労団体の美篶青少年育成会の畑房男会長(73)=伊那市美篶笠原=が同署を訪れ、小嶋惣逸署長に受賞の喜びを報告した。
24日、長野市であった同連合会通常総会で授与式があった。管内からは同育成会のほか、伊那工場事業場防犯協会長の塚越寛伊那食品工業会長や、05年2月結成以来、地域が一体となって児童の通学路の安全を巡視している「伊那東小学校子どもの安全見守り隊」(毛利次男代表)が表彰を受けた。
美篶青少年育成会は1979年結成。以来26年間、健全育成の理念の下、親子ハイキングや護身術講習会などの行事を展開。98年には地区に設置された2台の有害自販機の撤去運動を進め、成果を上げるなどの、数々の功績が受賞につながった。
畑会長は「子どもたちを健全に育て、守る日々の取り組みが評価されうれしい」と報告。小嶋署長は「長い間の地道な成果が表彰に現れた。今後とも引き続き協力をお願いします」と労った。 -
箕輪町消費者の会
不用傘でマイバッグ作り
6月4日に回収箕輪町消費者の会(唐沢順子会長)は本年度、使わなくなった傘を再利用して買い物用のマイバッグ作りをする。6月4日の同会主催フリーマーケット会場で傘の回収をするため、協力を呼びかけている。
不用品のリサイクルとレジ袋の削減が目的。燃やせないごみとして処分していた家庭で不用になった傘(ビニール傘を除く)を回収し、マイバッグに作り直す。傘をリサイクルしたマイバッグは防水性があり、丈夫などの利点があるという。
計画では9月に会の学習会でバッグを作成し、11月にマイバッグを販売(譲渡)する。
不用の傘がある人は町文化センター南側駐車場のフリーマーケット会場へ持参する。午前9時縲恊ウ午。雨天の場合は町産業会館。 -
大芝高原音頭Newヴァージョン
振付指導者向け講習会南箕輪村大芝高原まつり実行委員会は30日夜、大芝高原音頭をアレンジした「大芝高原音頭Newヴァージョン」の振付指導者向け講習会を南箕輪小学校体育館で初開催した。各区、分館、文化団体連絡協議会、大芝高原音頭普及チームなどから約80人が参加し、熱心に振付を覚えた。
振付制作業者が、踊りの全体を映像で見せたあと、パートごとに振りを説明し実演して指導した。
参加者は指導者の動きをまねして、みこしを担ぐような手の振り、手をかざす、ボックスやサンバのような足の動きなど何回も練習。一通り振付を確認したあと、全体を通して踊り、最後は全員で輪になって踊った。
実行委員会は、振付を普及するため踊りの指導者に登録する村民を募っている。指導者は、祭りに参加する団体などから指導要請があった場合に派遣され指導にあたる。指導者登録は実行委員会事務局(村役場産業課商工林務係)へ。 -
5月31日は世界禁煙デー
世界保健機関(WHO)が「世界禁煙デー」と定める5月31日、伊那保健所は伊那市内で街頭キャンペーンなどの啓発をした。同日から一週間の「禁煙週間」中に、未成年者の喫煙防止の必要性や、禁煙意識をもつことの重要性を訴え、たばこと健康に関する知識の普及を図っていく。
保健所職員は早朝、JR伊那北駅前で通勤・通学者に啓発用のティッシュを配布。伊那市の県伊那合同庁舎でパネル展示や、喫煙者の一酸化炭素濃度測定をして関心を促した。
測定では、一酸化炭素など、たばこの有害成分をどのくらい体内に取り込んでいるかを検査。一酸化炭素はニコチンとともに動脈硬化を促進させ、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞を引き起こすことなどを説明し、禁煙を呼びかけた。
保健所は5日にも測定をする。週間中は、庁内放送による禁煙の呼びかけや、公用車にチラシを張って禁煙週間を周知するほか、6月中に管内全市町村に受動喫煙防止対策の要請をする。 -
静岡・牧野原市関係者が観光宣伝
海水浴シーズンが近づき、伊那市の「海の家」事業の提携先である静岡県牧野原市と同市相良観光協会の関係者が30日、観光宣伝に市役所を訪れた。
事業は旧伊那市が96年度から、親子のふれあいや青少年の健全育成、健康増進を図ることを目的に、市民を対象に相良観光協会に所属する民宿や旅館などのほか、休憩の浜茶屋の利用料を助成している。宿泊は1人2千円分、浜茶屋は無料となる助成券を交付する。
市役所には田久明助役や太田茂夫観光協会長ら7人が訪問。田久助役は遠浅で白砂が多い海岸の魅力を挙げ「安全面にも気を配っている。歓迎いたしますので、ぜひお越しください」とPR。新市発足によって、新たに高遠町、長谷地域の住民も対象となったため、利用者の増加に期待を寄せた。 -
地域おこしなどをねらったアマランサス生産事業開始
栄養価が高く、観賞用としても注目を集める植物・アマランサスの生産・商品化を通して地域おこしをしよう竏窒ニ、伊那商工会議所のビジネスプラン創業塾で「起業チャンピオン賞」を受賞した伊那市の山岸深雪さんと、共に事業に取り組む2人が30日、伊那市東春近の畑約20アールにアマランサスの種をまき付けた=写真。今後は、アマランサスを使った食品などを商品化する検討をしていく予定で、花の盛りとなる8月下旬縲・月上旬には、見学イベントをしたいとしている。
地域おこしと、障害者が生きがい持って働くことができる職場を確保することを目的とした事業。1年の準備期間を経て、今年本格始動となった。生産にかかわる作業は、知的障害者や認知症のお年寄りなどが主体的に取り組み、製品の加工・販売によって得た収入は、作業に参加した日数に応じて参加者それぞれに支払っていく。
種まきは、市内の共同作業所の利用者が参加。アマランサスの種が埋め込まれた紐(ひも)を、等間隔で畑の中に埋め込んだ。紐は水に融けて自然に還元する材質で、信州大学などでも今年度導入しているという。
ほかにも、近くの畑10アールに野菜を育てており、こちらは生産者自らが対面販売していくことも考えている。
現在は作業に参加してくれる人やボランティアを募集中。山岸さんは「関心のある人はぜひ参加してほしい」と呼びかけている。 -
アンサンブルで中原健太郎さんの作品展
知的障害者が働きながら生活する伊那市西箕輪の通所授産施設「アンサンブル伊那」のカフェで6月1日から、木曽養護学校2年の中原健太郎さん(16)が作品展を開く。ち密なラインと豊かな色彩で描く独創的な風景画は、障害者のための芸術作品展「第7回エイブルアートアワード」で最優秀賞を受賞するなど、注目を集めている。作品展は、ドイツ、ベニスなど、欧州の風景を中心とした18点。新作3点も並ぶ。
風景写真を独自の構図でとらえ、作品に起こす中原さんは、油性マーカーと水彩絵の具で独自の風景画を描き上げる。絵に重ねる色は、母・津々子さんが作っている。
2歳ころから描くことには親しんでいるが、風景画に関心を持つようになったのは小学校4年生ころ。現在は津々子さんが選んだ写真の中から、気に入ったものを自身で選び、作品に起こしている。青色やオレンジ色を基調とした建物などが並ぶ欧州の風景が多いという。
津々子さんは「線と色の持ち味を見て、その国へ行ったように感覚で見てもらえれば」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後9時。30日まで(日、月曜日は定休)。 -
大泉地区社協「日の出会」お手玉づくり
南箕輪村大泉地区社会福祉協議会の「日の出会」は27日、お手玉づくりを西部地区館で楽しんだ。
日の出会は地域のだれでも参加できる集まり。毎月1回、花見や出前講座、小学生との交流会、お茶飲み会、料理講習会などをしている。
今回は手芸でお手玉を作った。参加者のうち女性たちは、慣れた手つきで布を縫い、小豆を中に入れてお手玉を作り上げた。
中川村社会福祉協議会の職員で、レクリエーションワーカーの米山喜明さんが、お手玉を使ったレクリエーションを紹介した。視界から離して両手を左右に伸ばした状態でお手玉を投げて取るなどの遊びにも挑戦。昔遊んだ経験のある人が多く、器用にお手玉を投げたり取ったりして楽しんでいた。 -
上伊那郡保育協会総集会
上伊那郡保育協会の06年度総集会・部門別研究会は27日、南箕輪村の村民センターであった。6町村の保育士ら約300人が集い、事業計画などを承認し、講演や研究会で学びあった。
本年度事業計画は、必要に応じて開く事務研究会、園長会、年4回の主任保育士会と部門別研究会、専門委員研究会など。講演、講習会、調査研究にも取り組む。予算総額は162万3千円。
上伊那郡町村会の解散に伴い郡保育協会が自主運営となって最初の総集会。古畑康子会長は、「会員の大切な学びの場として会を大切に育ててほしい」とあいさつ。「子どもの尊い命が失われる社会に憤りを感じる。子どもの世界は狭くなり禁止と管理に囲まれている。私たちにできることは安心して遊べる場所、空間を作ること。保育士は社会から大切な宝を預かっている。保育園でいろいろ経験し、友と成長できるよう温かな目で見守り、温かな笑顔で包んであげたい」と話した。