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高校卒業式
上伊那の公立高校で卒業式のシーズンを迎えている。伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では3日にあり、在校生や保護者などに祝福される中、卒業生244人が新たな一歩を踏み出した。
一ノ澤澄夫校長は「弥生で過ごした3年間はかつてない激動の日々だったと思う。一生の間では幾たびとなく課題と直面することもあるが、日々を学び、柔軟に対応してほしい。未来へ羽ばたいてほしい」と祝福した。
卒業生代表は「3年間を振り返るとさまざまな思い出がよみがえるが、何を思い出すにしても仲間の存在がある。真の友として心を通わせた仲間だからこそ、心の底からありがとうといえる。社会には不正、虚偽などもあふれているが、ここで学んだことを胸に、虚偽や不正のない新生活を送っていきたい」と答辞した。
式が終了すると、卒業生に花束や色紙を渡そうとする在校生が玄関前に集まり、それぞれ別れを惜しんだ。 -
長年尽力4人・1団体を表彰
05年度伊那市子ども会育成会連絡協議会(畑房男会長)が1日夜、市役所であり、長年に渡り青少年健全育成に尽力してきた4人の個人と1団体に同協議会表彰を授与した。
表彰された4人1団体は伊那市荒井区をはじめ、地域の青少年の育成に取り組んできた市嘱託職員・伊藤元郎さん(72)=荒井区上荒井=。「美篶小ランナーズクラブ」を発足し、10年間に渡り子どもたちにランニングを指導する会社員・白鳥博文さん(45)=美篶上川手=。陸上やミニバス(西駒チーム)の監督コーチとして、地元西箕輪の子どもたちの指導育成に貢献する自営業・有賀答志文さん(56)=西箕輪吹上=。同じく西駒チームのコーチとして地域の青少年スポーツ活動を指導し、上戸育成会推進員兼理事の農業・鈴木光市さん(51)=西箕輪上戸=。児童たちの防災意識を高めるために1981年に発足し、防火啓発を中心に活動を展開する「荒井区少年少女消防クラブ」。
席上で畑会長は「今後も私たちの活動を支えてもらいたい。たくましく心豊かな子どもに成長するようお願いします」と表彰者へ感謝。代表して有賀さんが「家族の協力があったからこそ頂けた表彰。家に持ち返り家族に感謝し、今後も自分の身が許す限り活動を続けたい」とあいさつした。 -
個性豊か、メッセージ温かく
伊那公民館の絵手紙教室は1日から、同館1階ロビーで、一年間の学習成果を並べる「修了展」を開いている。味わいのある線と心温まるメッセージに人々の関心が集まっている。31日まで。
伊那市内の60代主婦を中心とした生徒11人が、一人5縲・0点の合計約100を出品。くり、ざくろ、りんごなど季節の到来を喜ぶものから、ダンスシューズを描き「幾つになっても身も心も踊っていたい」と心情を表現したものまでのさまざまな個性が並ぶ。
同教室は昨年5月縲恂{年2月の計10回の講座を実施。筆の使い方などの基礎から、花や果物を題材とした実践練習を日本絵手紙協会公認講師の倉科照子さん(同市西町)から学んできた。年末の講座では年賀状に挑戦し、一人40枚ほどの絵手紙を描いて送ったという。
初日は生徒らで作品を飾り付け。それぞれの力作を批評し合い、一年間の思い出にも浸った。生徒の山岸弘子さん(64)=伊那市小澤=は「漠然と見ていた花にしても目を止めるようになり、心も豊かになった気分」と振り返っていた。 -
高速バス停を移転
宮田村のAコープ宮田店の増床などに伴い、隣接する高速バスの宮田バス停が5月中にも村役場北西の国道沿いに移設する。同店の駐車場に無断で車を停めて高速バスを利用していた人も多いとみられるが、増床により駐車スペースが減少することから、対応が迫られていた。
Aコープ宮田店は買い物客用に74台分の駐車場を用意。しかし、自宅から乗ってきた車を同駐車場に止めて、高速バスを利用するケースが多々あった。
「本当は無断でよくないが、農協の厚意で止めさせてもらう状態が現実としてあった」と村産業課。しかし、今年11月完成めどの同店の増床では駐車可能台数が65台分に減少する見込みで、農協側は高速バス目的の利用を遠慮してほしいと申し出ていた。
村は名古屋方面の下り線バス停が路上駐車でたびたび交通渋滞を引き起こしていたことも考慮に入れて、移転を計画。
同店と運行主体の伊那バス、県などと協議し、役場前交差点北側の旧路線バス停に移すと決めた。村費などを使って、東京方面の上り線にあった風雨をしのぐ屋根を移設し、下り線にも新たに屋根を設置する。
新しいバス停は現在の場所から数百メートル北側。村は高速バス利用者に役場駐車場を使ってもらう予定でいる。 -
南ア北部遭対協臨時総会
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は1日、臨時総会を長谷村の仙流荘で開き、伊那市・高遠町・長谷村の合併に伴う会則の改正と、05年度後期表彰をした。
会則の改正で、役員は会長を長谷村長から伊那市長に、副会長を高遠町長と伊那市長から伊那市長谷総合支所長に変更する。事務局はこれまでの長谷村役場と同じ伊那市長谷総合支所に置く。
本年度勇退した救助隊前副隊長の宮下三千彦さん(60)=溝口=に感謝状を贈った。宮下さんは1964(昭和39)年に入隊し、42年間にわたって山岳遭難救助活動に従事。遭難防止対策、若手の育成などにも尽力した。
宮下さんは「団結して活躍してもらうことを願っている」と述べた。 -
白梅ようやくほころぶ
「梅1輪いちりんほどのあたたかさ(嵐雪)」-。如月も下旬、小梅の産地、中川村葛北の梅林では、ようやく白梅が2、3つとほころび始めた。
百花に先んじて、高い香気を放って咲く花は、凛として気高い。 -
赤穂東小隣接地開発問題決着へ
駒ケ根市の赤穂東小学校正門前の土地への3階建てマンション建設計画に端を発した土地開発と市道認定問題は、28日夜、東小で開かれた地元住民らに対する説明会で市教育委員会の中原稲雄教育長が「正門前道路の市道認定を取り消すべきとの考えに至った」として道路を学校用地に戻す方針を明らかにしたことにより、一応決着する見通しとなった。
中原教育長は市道認定取り消しに至った経緯について「1年以上もの開発の凍結は学校、PTA、地域住民、そして地権者のいずれにとってもプラスにならない。2月8日には業者から開発計画を取り下げたいと文書で申し出があったこともあり、この際できるだけ早い時期に学校用地に戻したいと考えて3月市議会に市道認定廃止を提案することにした」と説明した。参加者は一連の市の説明に疑問があるとしてあくまで追求する姿勢を見せたが「これ以上の議論は時間の無駄」とする意見もあり「今後はまず地元住民への説明を」と市に強く要望した上で認定廃止の措置を受け入れる形となった。
赤穂東小学校の正門前の土地は約4500平方メートル。04年1月、地主の意向により売却されることになり、開発を請け負った伊那市の建設業者が3階建てのマンション2棟を建てる計画で同年3月に着工するばかりとなっていた。マンションには誰が入居するのか分からず、高さ10メートルもの壁面が道路際ぎりぎりに迫ることなど、児童の安全や景観の面で問題があると考えた市は通常の住宅用地としての開発も視野に入れ、急きょ学校用地だった正門前の道路を市道にする案を地主の承諾を得た上で3月市議会に提出し、承認された。これを受けて駒ケ根市内の建設業者が新たに2階建て住宅を建てる代替開発案を計画して学校とPTAに提示したが、一部住民は地元に対する説明がない竏窒ネどと反発。さらに、学校用地を市道にしたのは裏に建設業者に便宜を図るなどの癒着があったのでは竏窒ネど市に対する疑念の声が上がっていた。市は住民の理解が得られるまで開発は凍結すると説明していた。 -
リサイクル着物の店「からころ」代表 橋倉一江さん
たんすに眠ったままの着物をもう一度、よみがえらせたい竏秩Bそんな思いで、昨年7月、伊那市西春近にリサイクル着物の店「からころ」を構えた。店内には、留袖、訪問着、つけさげ、小紋、紬に加え、着物をほどいて作った洋服やベスト、バック、アクセサリー、かんざしなどがそろう。染みやほつれがあるものの、手芸などに活用できる布も豊富。
「亡くなった母の着物でバックを作って、きょうだいで分けたい」「嫁入り道具で持ってきた羽織をお父さんのベストに仕立てたい」などリフォームの要望にも応じる。
蚕を飼い、絹糸をつむいで織った当時の着物が手ごろな価格で買えるとあって、茶道、華道、手芸をする女性が多く訪れる。「『リサイクル』というと、隠しておきたいものだが、時代の流れからか、こんないいものを安く買えた」と口コミで広がり、南信地区を中心に、東京などからも利用者が足を運ぶ。一人で数枚を買い求めるケースもあり、着物を着る楽しさが増しているようだ。中には「羽織・はかまを着たい」とやって来る若い男の子、琴を習っているとブラジルから来た女性も。
「着物は日本の文化。気楽に着てほしい」と願う。着物は高いイメージだが、ここでは普段着800円から用意。「洋服の上に、はおることから始めてみては」と提案する。
また、定期的に着付教室や着物のリフォーム教室を開いている。リフォーム教室には20縲・0代の女性が通い、眠ったままの着物を生かし、新たな形に作り上げる。
全国には、着物姿を参加条件にした飲み会もあるそうで「そういう企画ができればおもしろい」と話す。
市内で30年間ほど食堂を営んでいたが、02年に夫を亡くし、年齢的にも体力が続かないと閉店を決めた。10年ほど前から、着物をなんとか再利用できないかと考え、集めていたこともあって、自然な流れで店を始めた。
「着物はあっても着ないから」「引っ越すから」と持ち込まれる着物。「何千枚もあるのに、同じ柄が一つもない。着物には洋服にない、柄や刺しゅう、色合いがある」と良さを語る。
隣接する蔵の店「唐古呂堂」には、骨とう品などがある。
もともと美容師で、店が軌道に乗ったら、老人ホームに出向いてボランティアできたらと考えている。
(湯沢康江) -
ながたの湯入場者170万人達成
箕輪町長田の日帰り温泉施設「みのわ温泉ながたの湯」は1日、入場者170万人を達成した。98年12月14日のオープン以来2351日目(7年3カ月)で、170万人目とその前後者に記念品を贈った。
みのわ振興公社の平沢豊満社長(箕輪町長)は、「本当にたくさんの方、広範囲の方に利用いただいている。温泉に入り健康で明るい生活を送って頂いていることをうれしく思う。皆様を温かく迎え、快適なお湯にしていきたい」とあいさつした。
170万人目は週2、3回利用している辰野町の飯島哲郎さん(65)。「まさか自分がなると思わなかった。ながたの湯は、お湯も設備もいい。近いし、入った後はすべすべする」と話していた。
169万9999人目は常連で塩尻市の小池三男さん。170万1人目は2、3カ月に1回訪れるという岡谷市の金井ゆり子さん。
170万人目には、ながた荘ペア食事券、ながたの湯回数券1冊、170万人目証明書、前後者には、ながた荘ペア食事券、ながたの湯利用券6枚をプレゼントした。
みのわ温泉はナトリウム炭酸水素塩温泉。“美人美肌の湯”として親しまれ、1日平均723人が利用している。 -
防火ポスターで火災予防呼びかけ
南箕輪村消防団は1日から7日までの「春の火災予防週間」に合わせ、防火コンクールに応募のあったポスターを村役場ロビーに展示し火の用心を呼びかけている。
伊那防火管理協会主催の防火コンクールで、南箕輪小学校4年生がポスターの部に14点、作文の部に5点応募した。
ポスターは、統一標語「あなたです 火のあるくらしの 見はり役」を目立つように入れ、たき火、火のついたたばこなどを描いている。予防週間の7日まで飾る予定。
村消防団は週間中、村民の防火意識を高めてもらうため午前7時と午後8時の1日2回サイレンを鳴らすほか、ポンプ車など消防車両による広報、危険カ所の査察をする。
防火水槽や消火栓など消防水利の確保、道路点検、消防車両やポンプの点検・整理など消防用設備の管理もする。 -
箕輪町交通安全協会総会
箕輪町交通安全協会(小林交石会長)の第49回総会が28日、松島コミュニティセンターであった。06年度事業計画、予算案を承認した。
05年の町の交通事故状況や事業を報告。交通事故発生件数、傷者数ともに減少し、死亡事故は0件だった。
06年度事業計画は、保育園交通安全クラブの指導育成、小・中学校や高齢者の交通安全教室、交通少年団活動、交通指導所開設や人波作戦など街頭活動、交通安全施設の点検・整備、広報活動など。
感謝状、表彰状の贈呈は、感謝状68人、伊那警察署長・伊那交通安全協会長連名表彰の功労者5人、箕輪町長・箕輪町交通安全協会長連名表彰は無事故・無違反歴20年39人、30年26人、40年60人、50年4人の計129人。
受賞者代表の農業・牧田俊郎さん(82)は、「初心に戻り交通安全のルール、マナーを守り、身を守るため防衛運転に徹し、ますます意識を持ち、今後も無事故で安全な運転をしていきたい」と謝辞を述べた。
伊那交通安全協会長連名表彰の功労者は桑沢かほるさん(沢分会代議員)柴山正子さん(同)原祐二さん(ヤング・安協会員)藤沢達也さん(同)杉崎正巳さん(松島副会長)。
新役員は次の皆さん。
▽副会長=唐沢利夫(沢)▽女性部長=川上典子(松島)▽女性副部長=市川美知代(松島)▽監事=北原宣明(木下)浦野忠男(松島) -
東伊那で落語会
駒ケ根市の東伊那公民館と同区社会福祉協議会は28日、第3回新春東伊那寄席「昔昔亭健太郎独演会」を東伊那公民館で開いた。会場は連れ立って訪れたお年寄りや東伊那小学校の児童ら約200人で埋まった。舞台に現れた昔昔亭健太郎さんは「たぬきの札」「家具見舞い」の古典落語2席を披露=写真。幕間には落語のネタの解説や子どもたちとのゲームなども交え、客席の爆笑を誘っていた。
昔昔亭健太郎さんは駒ケ根市北割一区出身。04年から毎年この時期に独演会を開いている。 -
【記者室】園児の名前
毎年この時期になると本紙で保育園などの卒園児の写真を掲載している。園児の名前を眺めていると命名の傾向が分かって興味深い。多く使われている字は男女を問わず「優」。そのほか、女では「美」「愛」が、男では「駿」「航」「太」が多い▼パッと読めず、首をひねる名も多いが、人とは違う個性的な名を付けてやりたい竏窒ニ考える親心の表れだろう。どの名を見ても両親の愛情が垣間見えてほほえましい▼幼児を狙った犯罪が増えているが、それぞれの名前に込められた愛情を考えれば常人にはとてもできることではない。写真を撮りに行くと走り寄って来て話し掛けたり、カメラをいたずらしたりする子どもたち。無邪気な彼らの幸せを祈らずにはいられない。(白鳥記者)
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本場中国の餃子つくって隣近所が交流
宮田村中越区2班は26日、水餃子づくりに挑戦した。中国黒龍江省から6年前に同班に嫁いできた橋倉貴久江さんが講師。本場の味にふれながら、13世帯の隣近所がさらに絆を深めた。
以前から「橋倉さんに教わりたい」と声があり、生活班(久保田津多江班長)の呼びかけでようやく実現。子どもから大人まで24人が参加した。
橋倉さんの慣れた手つきに参加者は感心しきり。それにならって、皮をのばしたり、具を入れて包んだり、みんなで挑戦した。
餃子の他に肉まんも調理。出来たてのアツアツをさっそく食べて、にぎやかにふれあっていた。
ある男性は「中国では餃子が主食と聞いていたが、本当に食べごたえがある。今後も機会を持って、色々なことを教わりたい」と話していた。 -
かんてんぱぱで西春近中央保育所の園児が太鼓演奏
太鼓のお礼に演奏を竏窒ニ28日、伊那市の西春近中央保育所(池上三枝子所長)の園児が伊那食品工業(塚越寛社長)を訪れた=写真。手作りの法被をまとった5人の年長園児は、本物の太鼓の響きを全身で感じながら演奏を楽しんだ。
同保育所は昨年、伊那食品工業から提供してもらった廃材で手作り太鼓を作成。年少から年長までが太鼓演奏に挑戦し、敬老会でその腕前を披露した。
園児らの取り組みを知った伊那食品工業は「本物の太鼓の感触を子どもたちに知ってもらおう」と、和太鼓2台を寄贈。演奏会はそのお返しとして企画した。
保育士の太鼓サークル「美舞打」のメンバーも演奏会に参加。自分の体よりも大きい太鼓に向かい、精いっぱいばちを振り上げる園児たちを見た観客からは笑顔がこぼれた。 -
お世話になった伊藤さん夫婦招き感謝
伊那市の東春近小学校4年生を対象とした「りんご学習」のまとめの会が28日、同小学校であった。一年間の学習に携わった東春近田原のりんご農家・伊藤一路さん(78)と妻の豊子さん(74)に感謝するため、児童たちはりんごを使ったケーキやゼリーなどで2人をもてなした。
4年生(2クラス、54人)は昨年の4月から11月にかけて、伊藤さん夫婦の農園で摘果や収穫作業を3度実施した。本年度は10月の雨と、その後の陽気ですくすくと成長した実は大きくたわわ。児童たちは作業の過程を体験しながら、農家の苦労を実感した。
リンゴケーキなどの料理には伊藤さん夫婦の農園で取れたりんご(品種・ふじ)を使用。児童たちは2人に喜んでもらえるよう、給食の調理師などから作り方を学び、事前に調理。でき上がりを食べた一路さんは「皆さんの気持ちが伝わってきておいしい」と満足顔だった。
食事会では児童たちがりんご作りの苦労などについて質問し、水利が悪いなかでの旱害や、雪が降るなかでの枝の剪定(せんてい)などの大変さも知った。
2クラスは伊藤さん夫婦に歌声もプレゼント。2人は「りんごの体験学習を生かして勉強も頑張り、生き物を大切にするいいお兄さん、お姉さんになって」とエールを贈った。 -
保育園児が地震体験車で揺れを体験
箕輪町の松島保育園で27日、地震体験車に乗って園児が地震の揺れを体験した。
地震が起きた場合、どの程度揺れるのか体験することで地震の恐ろしさを知り、万一に備えてもらおうと、箕輪消防署が県の地震体験車で希望のあった保育園を巡回する。
体験車は兵庫県南部地震など実際に国内で発生したマグニチュード7・0から7・9までの8種類の揺れが体験できる仕組みで、1分から2分弱の間に縦揺れ、横揺れ、静止などを繰り返す。
園児は頭巾をかぶり、順番に車に乗った。揺れることが分かっているため、「怖くない」と少しはしゃいでいたが、急に揺れ出すとびっくりした表情になったり、慌てて手すりを強くにぎる園児もいた。
町内は、3月2日までの4日間で8園を回る。 -
なつかしのシネマ上映会
伊那市のきたっせ活性化委員会は月1回、「なつかしのシネマ上映会」を定期的に開く。伊那北地域活性化センター(きたっせ)の利用度を高めるねらい。
委員会でDVDを借り、プロジェクターに映す。会場は200人近くが入ることができる。茶、またはジュース代の300円が必要。
当面の日程は3月3日午後1時半から、大川橋蔵主演の時代劇「銭形平次」、4月15日は上原謙主演の「愛染かつら」。上映会の日にちは不定期。
伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネル開通の記念イベントとして、2月4日、きたっせで第1回のシネマ上映会を開いた。石原裕次郎、浅丘ルリ子主演の「銀座の恋の物語」を上映したところ、区内外から60代を中心に約70人が集まった。「楽しみにしているから、続けてほしい」「懐かしいものを見たい」と好評だった。
参加者のアンケートから、小林旭、美空ひばり、寅さんシリーズなどの要望が多く、委員会ではそれらを参考にして作品を選ぶ。
イベント企画の矢野昌史委員長は、反響の大きさを喜び「入場者数に関係なく、定着するように続けたい」と話し、地域住民らのコミュニケーションの場になることを期待。
上映日程は山寺区の回覧板で知らせているが、だれでも入場できる。
昨年秋、伊那商工会議所で視察した栃木県足利商工会議所のまちなか再生イベント「懐かしシネマ上映会」をヒントにした。 -
天竜川座談会
市民団体「天竜川ゆめ会議」(福澤浩会長)は26日、4年前にまとめた「天竜川みらい計画」のその後の状況などについて考える第4回座談会を飯島町の町文化館で開いた。約70人が参加し、ゆめ会議の活動報告や、小グループに分かれての意見交換、全体会議などを通じて、世代を超えた意識の向上と積極的な取り組みの必要性などを確認し合った。
参加者らは話題提供としてゆめ会議の活動報告を聞いた後▽川の文化の継承と創造▽流域住民の意識▽景観▽動植物▽川の怖さ竏窒ネどの小グループに分かれてそれぞれ意見を交わした=写真。「ざざむしなどの水生昆虫は石が流されて動かないと育たない。川に木がはびこって水量が減ると生物にも影響があるということだ」「災害対策も大切だが、昔のように自然で豊かな川の流れを何とか取り戻せないものか」など、活発に意見を出し合っていた。
座談会は03年から毎年開き、02年にまとめた「天竜川みらい計画」などについて意見交換している。 -
長谷村民トリムバレーで親ぼく深める
長谷村の第8回村民トリムバレーボール大会が26日、長谷中学校であり、競技を通して村民相互の親ぼくを深めた。
公民館分館ごとに編成した30チーム、約150人が参加。ブロンズ(中学生以上)シルバー(40歳以上)ゴールド(50歳以上)の各部に分かれて熱戦を展開した。
参加者たち心地よい汗を流し、和気あいあいと楽しんでいた。
結果は次の通り。
◇ブロンズの部▽(1)それでも地球は回っているかも?(黒河内)(2)おやげねー(非持)(3)あんじゃねぇ(非持)
◇シルバーの部▽(1)中尾A(中尾)(2)モンスター(非持山)(3)すっとこどっこい(非持)
◇ゴールドの部▽(1)風雪ながれ旅(黒河内)(2)一貫水路(溝口)(3)黒河内気合いだ(黒河内) -
キッズ王国
本の読み聞かせや遊びがいっぱい詰まった「キッズ王国」が26日、伊那市の伊那公民館であった。会場は身動きがとれないほど親子連れでにぎわい、子どもたちは目を輝かせて遊びに熱中した。
市内7公民館と、各種団体やサークルなどでつくる実行委員会の主催。読み聞かせや手作りの遊びを通して読書を啓発し、物づくりの楽しさを体験させようと今年で14回目。
催しは、絵本や紙芝居などの「おはなしのひろば」、影絵劇、魚釣り、ダンボールで作った家やブロックでの遊び、スライム作り、春富中学校の生徒による寸劇や吹奏楽演奏など盛りだくさん。
子どもたちは、小麦粉粘土でお菓子を作ったり、紙のプールに入って頭から紙をかぶったり投げたり、ダンボールの家に入って窓から顔を出したりと、次々にコーナーを体験してはしゃいでいた。 -
長谷村消防団
最後の防火パレード
春の火災予防運動(3月1日縲・日)に先駆け、長谷村消防団(平出万彦団長)は26日、伊那市との合併を控え村消防団として最後の防火パレードで、村内全域を回って火災予防を呼びかけた。
部長以上の14人が、車両4台に分乗し、空気が乾燥し火災が発生しやすくなっているため火の取扱いに注意するよう啓発した。
宮下市蔵村長は、「自分たちの地域は自分たちで守る意識が強く、団長を先頭に積極的に活動してもらっていることが成果につながっている。地区の安全のために活躍し、合併しても伊那市長谷としての活動があるので、また頑張ってほしい」とあいさつした。
平出団長は、「ここ数年大きな災害がなく皆の啓蒙のたまものと感謝している。合併しても消防団として何ら変わらない。地域を守る、災害弱者に目を向ける活動は同じ。力を合わせ、さらなる発展をしていただきたい」と訓示した。 -
南箕輪村公民館物作り体験講座「折り紙に挑戦」
南箕輪村公民館は25日、物作り体験講座「折り紙に挑戦」を開いた。20人が折り紙でひな人形づくりを楽しんだ。
ひな人形は内裏、三人官女、五人囃子を作る。お内裏様は青、おひな様はピンクの紙を使い、手本を見ながら丁寧に折った。小さい子どもは三角に折るなど自分ができるところを担当し、お父さんやお母さんが作り上げる様子を楽しそうに見ていた。
三人官女、五人囃子は一人ずつ作って折り方を覚え、残りは参加者がそれぞれ家で完成させる。
北殿区の80歳の女性は、「女だもの、ひな人形を飾りたいよね」と話し、きれいに内裏びなを折っていた。 -
南信病院公開講座
南箕輪村の蜻蛉(あきつ)会南信病院(近藤廉治院長)で25日、京都大学名誉教授でサル研究の第一人者・河合雅雄さんを招いた公開講座があった=写真。河合さんは、廃れ行く里山と「文化的関係」を築く中で、森林を保全していく取り組みを提唱した。
日本人にとって里山は「生活の糧」を育ててくれる重要な存在だった。しかし、化石燃料や安価な輸入林の普及によってその役割は薄れ、現在はほとんどが手付かずのまま放置されている。森林の荒廃を招くだけでなく、鳥獣被害の増加などほかの弊害にもつながっている。
一方、日本と同様に森林面積率の高い欧州を見ると生活の一部として森林を楽しみ、その中で保全が進んでいる。河合さんはこうした「森遊び」の感覚がこれまでの日本にはなかったことに目を向けた。今後、日本人も、欧州人と森林との関係性にヒントを得ながら、遊び、教育、スポーツなど、さまざまな側面から里山との関わり方を模索し「文化的資源」として里山を生かしていく方法を模索していくべきとした。 -
キッズわくわく宿冬バージョン
親子で自然に親しむ共同生活を体験してもらおうと駒ケ根市教育委員会は25日、市内の保育・幼稚園の年中、年長園児と保護者らを対象にした1泊2日の宿泊体験「キッズわくわく宿(じゅく)冬バージョン」を同市東伊那の農林業体験宿泊施設「駒ケ根ふるさとの家」で開いた。22組・44人の親子が参加し、たこ作りや手打ちそばつくり、もちつきなどを通して家族や友達同士のきずなを深めた。
初日、参加者らはたこづくりに挑戦。中村新平さん(71)=伊那市西町=の指導で揚がりやすく、壊れにくいたこを作った。父親らが竹ひごで骨を組んだり紙や糸を切ったりし、子ども達はたこの表に動物や花など好きな絵をマーカーで思い思いに描いて約1時間で完成。参加者らは早速たこ揚げを楽しもうと外に出たが、幸か不幸か穏やかなポカポカ陽気でほとんど無風状態。それでも子ども達は何とかたこを揚げようと元気に走り回った=写真。しばらくするうちに少し風が出始め、子どもたちの「揚がった、揚がった」と叫ぶ興奮した歓声があちこちで響いた。中には10メートルほどに揚がる出来の良いたこもあった。
26日にはもちつきやゲームなどを楽しむことにしている。 -
むらづくり講演会
茅野市の事例に学ぶ
南箕輪村と南箕輪村むらづくり委員会は23日夜、住民と行政のパートナーシップを考える「むらづくり講演会」を村民センターホールで開いた。茅野市の矢崎和広市長が、「地域コミュニティの充実とパートナーシップのまちづくり」の取り組みを語った。
茅野市のパートナーシップを「知恵は住民から、予算は市長がつけ、方針が決まったら職員と住民が一緒に汗をかく」と説明。「これからのまちづくりは住民主導」との考えで、特に福祉、環境、教育の3分野で、一緒に知恵を出し汗を流すパートナー、実践集団を募集し、NPO法人が活躍しているプロジェクトを紹介した。
民間出身の矢崎市長は就任当初、行政の費用対効果という考え方の欠落、スピード感覚の無さにカルチャーショックを受け、前例主義、横並び主義、縦割り主義をやめるよう指示したことを話し、市民と行政の協働では行政は黒子となり、表彰など市民が世間から注目される働き掛けの必要性も述べた。
課題に自助、共助の原風景があった昭和30年代に住民の考え方が戻ることを挙げ、「自助、共助はちょっとしたことを住民やNPOができるかどうか。どれだけ互いに領域を広げ補完しあえるかにかかっている」とした。 -
西部花街道をつくる会
西県道沿いで伐採作業
箕輪町の県道与地辰野線(通称西県道)を花街道にしようと活動する「西部花街道をつくる会」(50人、唐沢弘三会長)は25日、西県道沿いで樹木を伐採するなど法面の整備に精を出した。
会は、ボランティアで地域の活性化のために-と西県道沿いの住民有志で昨年発足。5月に花桃の苗木350本を植え、草刈りなど管理をしてきた。
この日は40人が参加。新たに花桃を植えるため、下古田、一の宮、富田の3カ所の法面で植樹の妨げになる木や道路に出た枝などを伐採。箕輪西小学校に通う子どもたちの通学路でもあることから、見通しがよくなるように雑木なども切った。
会員は、まきストーブなどで使うために持ちかえる木、燃やして処分する木など手際よく片付け、法面は見違えるようにきれいになった。
今後は、4月に花桃650本を植樹する予定で、昨年分と合わせて千本にする。 -
アド・コマーシャル 伊那市に屋外用テント寄贈
アド・コマーシャルは24日、伊那市教育員会へ屋外用テント3張り(65万円相当)を寄贈した。赤羽通代表取締役が市役所を訪れ、小坂樫男市長に目録を手渡した。
「春の高校伊那駅伝06」(3月19日、同教育委員会など主催)の企画協力をするアド・コマーシャルは、同駅伝や他の屋外イベントで役立ててほしい竏窒ニテントを寄贈した。
テントの面積は縦3・6メートル、横5・4メートル(2×3間)で、高さは3メートル。「いままでのテントは風が吹きぬけていて寒そうだったから」(赤羽代表取締役)と風を防げる4面張りで、手軽に折り畳められるのが特長だ。
伊那市教育委員会ではテントを市陸上競技場へ常備する考え。初おろしは春の高校伊那駅伝になる予定だ。
27日に実物が同教育委員会へ贈られる。 -
健康体験会「京都西川健康紀行」 ベル伊那27日まで
伊那市日影のベルシャイン伊那店は寝具メーカー「京都西川」(本社・京都市)の協賛を得て25日から、同店の2階文化ホールで健康体験会「京都西川健康紀行」を開いている=写真。27日まで。
昨年9月末に続き、好評につき2度目の開催。温熱・電位の交互療法ができる家庭用電気治療器の敷布団のほか、掛け布団やまくらなど、血行促進、不眠症解消などに効能効果がある商品を紹介している。
羽毛掛け布団には「N型ゲルマニウム」と備長炭を使用。N型ゲルマニウムは摂氏(せっし)32℃以上になると原子核からマイナス自由電子が飛び出し、血液浄化や自律神経を調節する。同様の効果があるまくらは、自分が使いやすい高さを体感しながら選べる。
極寒に生息する「アイダーダック(毛綿鴨)」の高級羽毛布団や、ムートンラグもある。
関係者は「眠っている時間を健康のために有効活用できる商品を集めました。ぜひ来場していただき体感した上で、一緒に快眠について話し合いましょう」と呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
現金返還率60・3%、物品返還率37・2%
伊那警察署は05(平成17)年に管内で届けられた遺失・拾得物の取り扱い状況をまとめた。遺失物の件数は1867件(前年比32件減)、拾得物は3114件(同57件減)、遺失者返還は731件(同43件増)、拾得者交付は1830件(同6件減)、県帰属は824件(同280件増)だった。
現金の遺失額は2169万6674円(同614万2863円減)、拾得額は704万664円(同128万9580円増)、遺失者返還額は424万5930円(同55万128円増)。遺失届けの最高金額は93万6059円(前年は230万円)、拾得届けは32万3394円(同22万円)だった。
物品の遺失数は1954点(前年比63点減)、拾得数は2781点(同440点減)、遺失者返還数は1034点(同278点増)。特異な拾得物としては、工事現場に置き忘れられた木箱(土力計)があり、記名などから遺失者が判明し返還した。
拾得物3114件のうち遺失者に返還されたのは731件で、現金の返還率は60・3%、物品は37・2%と現金のほうが返還率が高かった。理由は財布などのなかに持ち主の手がかりとなるカードなどが入っていて、警察から連絡が取れたため。
遺失物の内訳は財布類が733点、免許証類が224点、機械器具が179点、かばん・袋ものが161点の順に多い。機械器具については179点のうち173点が携帯電話で、前年と比べて携帯電話は37点も増えている。
月別の遺失・拾得物の届け出状況は、夏休みの8月、何かと慌ただしい1月、12月にともに多い。
伊那署では▼大切な物には住所、氏名、電話番号など連絡先が分かるようにする▼諦めないで警察に届出をする▼手荷物を多く持って歩かない▼いつも自分の物がどこにあるかを確認する竏窒ネどと注意を呼びかけている。