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伊那北生 空き家の活用について考える
伊那市の伊那北高校の1年生は、空き家の活用について考える課外授業を17日に行いました。
この日は、総合的な探究の授業でまちづくりについて学んでいる、伊那北高校の1年生37人が、箕輪町の木ノ下駅近くの空き家を訪れ、解体作業の体験などを行いました。
この場所は、子どもの居場所づくりに取り組む、一般社団法人こどものみらい舎が運営しています。
みらい舎では、この空き家を活用して、学校帰りの高校生などが気楽に集える場所を作ろうと計画しています。
生徒たちは、のこぎりやバールを使って解体作業を体験していました。
生徒たちは、空き家の活用を通じた地域との繋がりを学び、まちづくりについて考えます。
生徒たちはほかに、海洋ゴミ問題に取り組む大学生の講演も聞きました。
伊那北高校の生徒は、空き家や地元商店街など、課外授業で学んだことをもとに、来年1月をめどに、課題研究のまとめを行うということです。
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暴力追放・地域安全 伊那市民大会
地域安全に対する市民の意識高揚を図る「暴力追放・地域安全 伊那市民大会」が10月15日に、ニシザワいなっせホールで開かれました。
伊那市では、昭和62年に美篶で暴力団の発砲事件があり、同じ年の市議会で暴力団追放都市宣言が決議されました。
市民大会は、翌年の昭和63年から毎年開かれています。
今年度の大会では、「暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない、交際しない」の4つの運動の推進のほか、電話でお金詐欺の防止に努める事、飲酒運転は絶対にしないなどとする大会宣言が採択されました。
白鳥孝市長は「平和で安心・安全な伊那市を実現するため、暴力追放と地域安全を徹底していく」と話していました。
今年は、新型コロナウイルスの影響でパレードは中止となりました。
最後に、参加者全員で「がんばろう」を三唱して意識を高めていました。 -
伊那IC 強盗想定し訓練
南箕輪村の中央自動車道 伊那料金所で強盗事件を想定した防犯訓練が16日行われました。
訓練は、犯人役の警察官が報道関係者になりすまし取材と見せかけ料金所に入り、現金を奪い逃走するという想定で行われました。
強盗にあった職員は直ぐに警察に通報していました。
その後、犯人の身長や服装などをメモにとり、防犯カメラの録画映像で確認していました。
また、犯人が床に投げ捨てた凶器はガムテープで囲っていました。
警察官が到着すると、犯人の特徴や状況を伝えていました。
訓練に参加した伊那警察署の署員は、「犯人の逃走方向の確認や通報など役割分担をする事が大切だ」と話し、「不審な人には、挨拶など声をかける事で、見られたという意識を与え犯罪の抑止につながります」とアドバイスしていました。
この防犯訓練は中央道を管理するNEXCO中日本と料金所を運営する子会社の中日本エクストール名古屋が毎年、行っているものです。 -
災害に備え 高遠・長谷で研修会
伊那市は、高遠と長谷地区を対象に災害に強い地域づくりを進めていこうと「災害時ネットワーク構築研修会」を15日初めて開催しました。
研修会は、新型コロナウイルス感染拡大によりオンラインで開かれ、高遠・長谷の高齢者施設や福祉施設、保育園、小中学校の関係者30人余りが参加しました。
研修では、伊那市役所危機管理課の小松剛さんが大雨や地震などを例に話をしました。
災害時の避難について小松さんは「高齢者や障がい者など自分で避難できない人、判断できない人を、誰が支援するのか決めておくことが大切だ」と話していました。
研修会は、高齢化率が高く、要支援者が多い高遠・長谷地区で、顔の見える関係作りを行い、災害に強い地域づくりを進めていこうと、初めて伊那市が開催しました。
次回、高遠・長谷地区の住民を対象に研修を行う計画です。
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はらぺこTシャツ写真展
伊那市東春近にある野外保育園山の遊び舎はらぺこを卒園した児童が撮影した写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、1年生から6年生までの44人の児童が撮影した写真をプリントしたTシャツが並んでいます。
写真は、児童達が夏休中にインスタントカメラで撮影したものです。
Tシャツも児童がそれぞれ好きな色を選び、サイズも体格に合わせてあるということです。
ただの写真展にするよりTシャツにした方が記録にも残ると、去年からこの形で写真展を開いています。
山の遊び舎はらぺこのスタッフは「子どもが何を目にして感じているかを見て欲しい」と話していました。
この写真展は23日まで伊那図書館で開かれています。
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南アルプスジオパーク 再認定審査
伊那市、飯田市、大鹿村にまたがる南アルプスジオパークの再認定審査が伊那市長谷で今日行われました。
15日は、日本ジオパーク委員会の中田節也委員長ら3人が伊那市長谷の溝口露頭周辺を訪れました。
日本ジオパーク委員会は、地質学的に貴重な価値を持ち、教育や観光資源を生かした取り組みなどをするエリアを「日本ジオパーク」に認定しています。
南アルプスジオパークは2008年に認定されました。
2020年に行われた再認定審査では、事務局体制の課題など8項目が指摘されたため「条件付き再認定」となり、今回改めて審査が行われました。
視察では中田委員長から、「ジオパークのエリア内にある南アルプス長谷ビジターセンターに事務局を構えたらどうか」などのアドバイスがあったということです。
審査は14日から3日間の日程で行われ、結果は、来月開かれる日本ジオパーク委員会で決定するということです。
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介護予防自主グループが3年ぶりに交流発表会
伊那市内で活動する介護予防自主グループの交流発表会が10日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
10日は11団体のおよそ170人が参加しました。
このうち城南町いきいき体操クラブは椅子に座りボールを使った体操を披露しました。
ほかに下小出元気の会は帽子をかぶり曲に合わせて手と足を動かしていました。
参加者の年齢は60代から90代で、各教室、月に1回ほど集まって練習を重ねているということです。
交流発表会は新型コロナウイルスの影響で2020は中止、2021年は収録形式で開かれ、一堂に会しての開催は3年ぶりとなります。
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伊那谷ゆかりの作家の作品並ぶ
伊那谷にゆかりのある作家の絵画などが並ぶ上伊那教育会所蔵作品展が伊那市創造館で開かれています。
会場には上伊那教育会美術委員会が選考した作家、碓井伍一など5人の日本画や洋画、彫刻などが並んでいます。
上伊那教育会所蔵作品展は27日まで伊那市創造館で開かれています。
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紙芝居でツキノワグマの生態を知る
ツキノワグマの生態をまとめた紙芝居が6日伊那市の伊那図書館で披露されました。
この催しはツキノワグマについて正しい知識を身につけてもらおうと伊那図書館が企画したもので会場には約40人が集まりました。
紙芝居は松本市を拠点に活動しているNPO法人信州ツキノワグマ研究会が制作したものです。
紙芝居では成長したツキノワグマは単独で行動することや人間を恐れていることなどその生態が子どもにもわかりやすくまとめられています。
研究会では「近年、目撃情報が増えていることから被害に遭わないための普及活動に務めていきたい」としています。
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春近神社で七五三詣
伊那市東春近の春近神社で12日七五三詣が行われました。
新型コロナ感染防止として事前予約制で、一度に参加できる親子を3組までとし、30分毎の入れ替え制で行いました。
子どもたちは、作法を教わりながら手を合わせていました。
花畑樹彦宮司は「子どもたちには、コロナ禍でも健やかに未来に向かって成長していってほしい」と話していました。
春近神社では、12日と13日の2日間で約20組が七五三詣に訪れるということです。
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ICTが地方の時代映像祭で選奨
大阪府で行われている第42回地方の時代映像祭の番組コンクールで伊那ケーブルテレビが制作した番組「けーぶるにっぽん彩・JAPAN 蚕が紡ぐ純白」が選奨を受賞しました。
12日大阪府の関西大学で行われた地方の時代映像祭で番組を制作した平山直子放送課長が表彰を受けました。
「けーぶるにっぽん彩・JAPAN 蚕が紡ぐ純白」は70代の夫婦が二人三脚で営む箕輪町の養蚕農家を取材したものです。
かつては盛んでしたが現在上伊那は3軒の農家が残るばかりとなった養蚕という文化を映像として記録したものです。
地方の時代映像祭はドキュメンタリー作品の映像コンクールでNHKや民放、ケーブルテレビ局などから273作品が寄せられケーブルテレビは47作品の応募がありました。
和田省一審査委員長は「様々な興味を表現する番組が多く今年はレベルが高かった」と講評していました。
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第4回 伊那VALLEY映画祭
映画を通して地域の宝や価値を見出す「第4回伊那VALLEY映画祭」が伊那市のかんてんぱぱ西ホールで11日から3日間の日程で開かれています。
初日の11日は、戦争をテーマにした作品が上映されました。
伊那ケーブルテレビからは、2020年制作の「の~このおはなし戦争と大地震の記憶」と2021年制作の「戦後75年目の懺悔-私は教え子を満州に送った-」の2作品が上映されました。
このうち「の~このおはなし」は、伊那市の木部則子さんが子どもの頃に体験した戦争と2つの地震を、木部さん自らが絵本にしてまとめたものです。
語りも木部さんが行っています。
上映後は、制作した平山直子ディレクターと木部さんのトークが行われました。
現在86歳の木部さんは「戦争という事実を知り、歴史を大事に守って欲しい」と話していました。
伊那VALLEY映画祭は、映画を通して地域の宝を発見しようと行われていて今回で4回目です。
13日まで開催される予定で、あすは「故郷への想い」13日は「人間と動物」をテーマにした映画や番組が上映されます。
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刑務作業展示即売会13日まで
受刑者が作った家具や小物の展示即売会が、11日から伊那市の美篶きらめき館で始まりました。
会場には、木工や皮製品など461種類2652点が集まり買い物客で賑わいました。
展示即売会は、刑務作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本市の松本少年刑務所が開いたものです。
売れ筋商品は、横須賀刑務所の洗濯用石鹸で、落ちにくい汚れを綺麗にすると評判だということです。
丸で囲った獄の字が大きく書かれているマル獄シリーズは、バッグやスマートフォン入れなどがあります。
長野刑務所は、婦人靴を販売していて、軽くて履きやすいと好評だということです。
松本少年刑務所は、木曽のネズコやサワラで作った木彫品を販売しています。
売り上げは、原材料費や犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
受刑者が作った刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で13日まで開かれています。
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羽広菜かぶ漬け込み作業
信州の伝統野菜に選定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの漬け込み作業が11日、みはらしファームの農産物加工所で行われました。
11日は、羽広菜生産加工組合の会員など6人が作業にあたり、前日に収穫した羽広菜かぶを漬けました。
最初に洗って土を落とし、傷んだ部分を切り落として漬けるのにちょうど良いサイズに切っていきます。
その後、酒粕・味噌・砂糖・塩を混ぜ合わせた調味料に漬け込みます。
羽広菜生産加工組合は、現在5人の会員がいて、今年は12アールの畑で栽培しています。
今年は、9月の気温が高かったことから、例年より2回りほどかぶが大きいということです。
今年は1200キロを収穫する見込みです。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べ、噛みごたえがあり、甘みと辛味があるのが特徴で、2007年に信州の伝統野菜にも選定されています。
漬物だけではなく、サラダにしても美味しいということです。
漬けた羽広菜かぶは、12月中旬に店頭に並ぶ予定で、みはらしファームの他、あじ~ななどで購入することができます。
値段は、1袋200g入りで360円となっています。
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恩徳寺大イチョウ見ごろ
南箕輪村の恩徳寺で、村の天然記念物に指定されている大イチョウが見ごろを迎えています。
恩徳寺の境内には、樹齢およそ400年の大イチョウがあります。
恩徳寺によりますと13日まで楽しめそうだということです。
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ねんきん月間 こども絵画展に園児の作品並ぶ
11月の「ねんきん月間」に合わせ、伊那市の伊那年金事務所では、こども絵画展が開かれています。
10日は、絵を描いた竜北保育園の年長児14人が伊那年金事務所を訪れ、絵を見ていました。
こども絵画展は、伊那年金事務所が地域の人に年金に関心を持ってもらおうと、竜北保育園の協力を得て平成30年から毎年開いています。
会場には、「将来の夢」をテーマに描いた作品が展示されています。
日本年金機構では、11月を「ねんきん月間」、11月30日を「年金の日」と定め、インターネットで年金記録や年金見込み額などを確認できる「ねんきんネット」などの活用を推進しています。
こども絵画展は、平日のみ、30日(水)まで開かれています。
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秋の火災予防運動 開始式
9日から秋の火災予防運動が始まりました。
上伊那広域消防本部で、火災予防運動開始式が9日に、行われました。
開始式には、上伊那の消防署職員や本部職員など22人が出席しました。
上伊那の6つの消防署では独自に啓発活動を行っていますが、改めて連携し発信力を高めていこうと、今回初めて開始式を行いました。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防長は「火災が1件でも減るよう、それぞれが注意喚起をしっかり行って欲しい」と訓示しました。
式では他に、上伊那防火管理協会の田中昇会長から、上伊那広域消防本部に「火災予防運動実施中」と書かれたステッカーが寄贈されました。
消防本部は、このステッカーを車両に貼り、予防広報を行うということです。
上伊那広域消防本部によりますと、11月8日までに67件の火災が発生しているということです。
秋の火災予防運動は、9日から15日まで実施されます。 -
442年ぶり天文ショー
月が地球の影に覆われる「皆既月食」と月の後ろに天王星が入る「天王星食」のダブルの天体ショーが8日伊那地域でも見る事ができました。
こちらの映像は伊那市西春近の伊那スキーリゾートから撮影したものです。
8日の午後6時過ぎから徐々に月が欠けはじめました。
皆既月食は、太陽と地球と月が一直線上に並び、月全体が地球の影に覆われる現象です。
午後7時15分から午後8時44分までは、月が完全に覆われる「皆既食」となりました。
皆既食中は、太陽の一部の光により赤黒色に見えるのが特徴です。
今回は、天王星が月の後ろに入る天王生食も見られました。
月の左下に見えるのが天王星です。
皆既食中の午後8時37分頃、天王星が月の後ろへと入りました。
国立天文台によりますと、日本で皆既食中に、天王星食のような惑星食が見られるのは1580年以来442年ぶりだという事です。
次回、日本で皆既月食がみられるのは3年後の2025年の9月8日で、皆既月食と惑星食が起こるのは322年後です。 -
脳性麻痺の木村さん 伊那で作品展
脳性小児麻痺で体に障害のある木村浩子さんの絵画と短歌の作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで9日から始まりました。
会場には絵画や木村さんの短歌を沖縄県の書家・新里利浩さんが書にした作品など70点程が展示されています。
沖縄県在住の木村さんは「口と足で描く芸術協会」の会員で障がい者の人権問題や環境問題に取り組む芸術家です。
2歳の時に脳性小児麻痺にかかり17歳まで寝たきりとなりましたが、唯一自分で動かせる左足を使い書や絵画などを制作していました。
現在は左足も動かす事が出来ないという事です。
書は新里さんに依頼して、木村さんの短歌を和紙や色紙に書いてもらったもので50枚ほど飾られています。
短歌は沖縄の基地問題や日々の出来事などを詠んだものです。
伊那での作品展は知人の協力により開かれたもので、今回で3回目だという事です。
木村さんは作品をとおして「沖縄が抱える問題をしってほしい」と話していました。
作品展は20日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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長野県SNSコロナ情報
【≪感染警戒レベル≫上伊那圏域をレベル5に引上げ、木曽圏域をレベル3に引下げ】
上伊那圏域の感染警戒レベルを5に引き上げます。 また、木曽圏域の感染警戒レベルを3に引下げます。 -
箕輪町の有賀史奈さんがピアノで全国出場
12月に、東京都で開かれる第32回日本クラシック音楽コンクールのピアノ部門、高校女子の部に箕輪町の有賀史奈さんが出場します。
7日は有賀さんが箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に出場報告をしました。
有賀さんは長野地区の、8月の予選と10月の本選を勝ち抜き全国大会出場を決めました。
現在高校3年生で、ピアノに専念するため通信制の高校で勉強しながら自宅で1日8時間の練習を重ねているほか、松本市のピアノ教室に週1回通っています。
有賀さんは「全国大会では機械的ではなく人間味のある演奏をしたい」と話していました。
日本クラシック音楽コンクールピアノ部門高校女子の部は12月27日に東京都で開かれます。
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植野忠司さん木工展 50点の作品並ぶ
伊那市長谷の木工職人、植野忠司さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、家具などの木工製品およそ50点が並べられています。
植野さんは、京都府出身で、伊那技術専門校で木工を学んだのち、長谷に工房をかまえ、30年以上にわたり作品製作に取り組んでいます。
作品には、カエデやケヤキなど10種類以上の木が使われています。
ほかに、子ども用のつみきなど、おもちゃも展示されています。
作品展は、14日(月)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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大芝荘の利活用を考える検討会 初会合
去年6月から休業している南箕輪村の大芝高原「大芝荘」の利活用を考える検討会の初会合が、7日夜、村役場で開かれました。
7日は村開発公社や商工会、地区の関係者など16人が参加し初会合が開かれました。
大芝荘は、建設後30年が経過し、施設の老朽化や利用者の減少により去年6月から休業しています。
村では、コロナ禍で生活様式が変わり今までのようなスタイルでの宴会場の再開は難しいとして、大芝荘での事業実施の意向がある民間事業者を対象に利活用に関する提案を募集していました。
5つの事業者から応募があり、このうち3事業者の提案を受け付けたということです。
今後、応募を受けた提案の中から整備手法や費用対効果などを検討し、今年度中に方向性を決定する方針です。
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地蜂の越冬準備始まる
伊那市福島の地蜂愛好家、小木曽大吉さん宅で育てているクロススメバチの越冬準備が始まっています。
小木曽さん宅の自宅横のビニールハウスでは、クロスズメバチが飛び交い、交尾をしていました。
交尾が終わった女王蜂はハウスの中にかけられている布や新聞紙の中で越冬の準備を始めます。
12月10日頃になると、女王蜂を冬眠するのによいとされる3度から4度の冷蔵庫の中に移し、越冬させるということです。
蜂追いを趣味としている小木曽さんは、採るだけでなくその数が減らないように人工的に越冬させています。
自然界では冬眠中のハチはほとんどクモに食べられてしまうということです。
越冬させた女王蜂は、活動が始まる来年4月下旬に自然に帰すということです。
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おはなしくまさん 親子で英語楽しむ
箕輪町図書館が主催する、0歳児から2歳児に読み聞かせなどをする「おはなしくまさん」の英語版が10月20日に開かれました。
この日は、親子12組が参加し、産業支援センターみのわ内にある英会話教室の講師で、アメリカ出身のブレットさんが読み聞かせなどをしました。
おはなしくまさんは、0歳児から2歳児とその保護者を対象に月に1回開かれています。
英語の本を使ったおはなしくまさんは、子育てをする中で、日本語と英語両方の本を読んで聞かせてもらいたいと初めて開かれました。
きょうは、読み聞かせのほかに動物の鳴き声を使った歌を楽しみました。
箕輪町図書館では「今後もこうした企画を通して、英語を身近なものに感じてもらいたい」と話していました。
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高遠高校生徒制作の火災予防看板 高遠消防署に設置
9日から始まる秋の全国火災予防運動にあわせ伊那市高遠町の高遠消防署で7日、高遠高校の生徒が制作した火災予防広報看板がお披露目されました。
こちらが芸術コース美術専攻1年生14人が制作した火災予防広報看板です。
生徒一人ひとりがデザインのアイデアを出し合い作ったものです。
火の恐さを赤と黒を基調に表現し、それを消す水を竜と妖精のデザインで表したということです。
看板の設置は、高遠消防署が平成23年から高遠高校に依頼し毎年行われています。
今日は完成披露会が開かれ、高遠消防署の若林豊署長は、「暖房器具による火災が多くなる時期となります。この絵を見ていただき防火意識向上に繋がればうれしいです」と話していました。
看板は、1年間この場所に掲示されます。
秋の全国火災予防運動は、9日から15日までとなっています。 -
箕輪町もみじ湖 紅葉見ごろ
紅葉祭りが行われている箕輪町の箕輪ダム周辺のもみじが見ごろとなっています。
7日からマイカー規制が解除となり、平日にも関わらず多くの人が訪れていました。
もみじ湖周辺です。
赤や黄、オレンジなど色とりどりのもみじを楽しむことができます。 -
国内初の施設 ストックヤード完成式
美和ダムの土砂を一時的にためる国内初の施設、ストックヤードの完成式が6日に、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで行われました。
式には、国土交通省中部地方整備局や、県・伊那市の関係者などおよそ50人が出席しました。
ストックヤードは令和2年度に完成していましたが、新型コロナウルスの影響で完成式が延期されていました。
ストックヤード施設は、美和ダムの土砂を一時的にためておき、大雨の時に水の勢いを利用して土砂バイパストンネルに流すもので、容量は約3万立方メートルです。
美和ダムの上流は地質がもろく土砂が溜まりやすいということで、今後もダムの機能を維持していくために建設された、国内初の施設です。
三峰川総合開発事業促進期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「地域住民の安全・安心な暮らしを守るため、今後も治水・砂防事業が大事になってくる」と話していました。
式では、長谷中学校の生徒による南アルプス太鼓が披露され完成を祝っていました。 -
伊那市表彰式典 12人と6団体表彰
伊那市は3日、市役所で伊那市表彰式典を行い、地方自治や産業、保健衛生などに功績のあった12人と6団体を表彰しました。
式では出席した15人に伊那市の白鳥孝市長が表彰状を贈りました。
地方自治功労が3人、寄附功労が1人と2団体、教育文化功労が1人、産業功労が3人と2団体、保健衛生功労が4人、善行功労が2団体です。
受賞者を代表して、土地改良区の役員を22年余り務めた、織井秀夫さんは「いただいた賞を励みに、今後も伊那市の発展に貢献していきたい」と謝辞を述べました。
白鳥市長は「みなさんの豊富な経験を活かして、今後も市の発展のため助言をいただきたい」と挨拶しました。
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高尾町菊づくりの会 展示会
伊那市の高尾町菊づくりの会のメンバーが育てた菊の花の展示会が、伊那市のきたっせで開かれています。
会場には、メンバー10人の作品、およそ40点が並んでいます。
高尾町菊づくりの会は、20年前に発足し、展示を開くのは17回目になります。