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箕輪中生徒がみのわ祭りでオリジナル曲制作
箕輪中学校の生徒2人で作るフォークグループ「Moss(モス)」は、今月29日に行われるみのわ祭りで町民から集めた歌詞を元にオリジナル曲を作ります。 箕輪中学校3年生の逢沢郁也君と2年生の大澤拓夢君です。 合唱部に所属する二人は、5月にフォークグループ「Moss」を結成しました。 休日にはみのわ天竜公園で洋楽やJPOPを演奏していますが、みのわ祭りでは、オリジナル曲の制作に挑戦します。 ステージでの演奏や曲の制作は初めてということですが、本番に向け意気込んでいました。 中学生の感性でまつりを盛り上げてほしいと、みのわ祭り実行委員の原健児さんが二人に曲の制作を依頼しました。 タイトルは「ぼくらの街歌」で、普段住んでいる箕輪町がテーマです。 2人はメロディーを担当し、より多くの人に参加してもらおうと歌詞は町民から募集します。 歌詞は29日のみのわ祭り当日に会場で募集するほか、ツイッターでも募集しています。 (ハッシュタグ #ぼくらの街歌) 制作した曲は午後7時過ぎにステージで披露する計画です。
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今年も元気に 90歳で七夕同級会
現在の岡谷市にあった、平野尋常高等小学校を卒業し今年90歳になったクラスメイトが集まり七夕同級会を今日、南箕輪村で開きました。 今回は卒業生ら7人が、南箕輪村にある、恩師の墓を訪れ元気な事を報告していました。 平野尋常高等小学校で担任をしていたのは、児童文学者で教員だった加藤明治さんです。 加藤さんは、このクラスを1年から3年まで教え、その後、南箕輪村の歌や伊那中学校の校歌の作詞をしました。 七夕同級会は70歳の時に始まり、互いに元気な姿を見せあう事が励みとなる事から、毎年7月7日に開催しているという事です。 恩師の写真を見て小学校時代の思い出を話す人もいました。 会では、それぞれが思いつく一文字を書き、近況を報告していました。
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短冊に願い 七夕まつり
箕輪町の松島保育園で7日、七夕まつりが行われました。 用意された竹笹には願い事を書いた短冊などが飾りつけられ、全員でたなばたさまのうたを歌いました。
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真夏日の中りんご農家が作業
7日の伊那地域の最高気温は30度を超え2日連続で真夏日となりました。 7日は強い日差しが照りつける中りんご農家が作業を行っていました。 伊那市大泉新田の白鳥勲さんのりんご畑では強い日差しが照りつけるなか極早生「夏あかり」の「誘引」と呼ばれる作業が行われていました。 枝を下げヒモでくくり付けることで木の形を整え風による落下を防ぐもので3人が作業にあたっていました。 夏あかりはお盆の贈答用やお供え物として需要があり8月はじめに出荷されるということです。 長野地方気象台によりますと伊那地域の最高気温は32.6度となっています。 向こう1週間は最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より高くまた平年よりかなり高くなる所もあると予想していて熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています。 なお上伊那広域消防本部によりますと7日午後4時15分現在熱中症による搬送はないということです。
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盆踊りで男女の縁結び
伊那市富県の歌舞劇団田楽座が設立したNPOは、今年の夏・盆踊りで独身男女が出会う縁結び企画を行います。 田楽座では、5年前から、全国各地の盆踊りを踊って楽しむ盆踊りnightというイベントを行ってきました。 全国から参加があり、人気の企画となっています。 この企画を男女の出会いの場にしてみてはどうかと、いなし出会いサポートセンターに持ち掛け、縁結びイベントを行うことになりました。 田楽座は、今年、郷土芸能をさらに普及していくためのNPO法人ふるさと芸能研究所を立ち上げました。縁結びイベントはそのNPO法人が主催で行います。 盆踊り縁結びイベントは、8月12日(土)に、田楽座が稽古に使用している「創造の館」を会場に行われます。20代~30代の独身男女20人ずつを募集します。アルコールの提供があるため、駅までの送迎があるほか、浴衣の着付けサービスもあります。参加費は男性7,000円、女性3,500円となっています。 問い合わせ:田楽座0265-78-3423
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最高気温30.4度 熱中症に注意を
6日の伊那地域の最高気温は、8月上旬並みの30.4度まで上がり、暑い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、7日は6日よりも日中の気温が高くなる見込みで、伊那地域の最高気温の予想は32度となっています。 蒸し暑さが続くため、気象台では熱中症など体調管理に気を付けるよう呼びかけています。
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南アルプス遭対協が夏山シーズンに合わせて救助訓練
南アルプスでの救助活動や遭難防止に向けた取り組みを行っている南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会のメンバーは6日、伊那市長谷で救助訓練を行いました。 この日は、長谷の鷹岩で、南ア遭対協の救助部のメンバー19人が救助訓練を行いました。 訓練は、本格的な夏山シーズンに合わせて毎年行っています。 この日は、滑落した人を引き上げて救助する訓練を行いました。 メンバーは、伊那市役所の職員を中心に30代から40代の人たちです。 南ア遭対協の主な管轄エリアは、南アルプスの北部、鋸岳から塩見岳までです。 去年は7月と9月に出動し、それぞれ1人ずつの救助にあたりました。 救助者は、いずれも単独で入山し、道に迷ってしまい救助の要請をしたということです。 夏山では道に迷うケースが多く、遭対協では「山に入る際は、最低限地図やコンパスを持ち歩くなど山を甘く見ないで登山を楽しんでもらいたい」と話していました。
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アルプス中央信用金庫 献血に長年協力して表彰
伊那市荒井に本店を置くアルプス中央信用金庫は、40年以上に渡り献血に協力したとして、県献血推進協議会長表彰を受賞しました。 6日は、アルプス中央信用金庫の地田俊彦常勤理事総務部長に表彰状が伝達されました。 あるしんでは、年に1回献血を行っていて、昨年度は23人が協力したということです。 40年以上に渡り組織的に協力していて、400ml献血にも積極的に参加しているということです。 地田総務部長は「今回の受賞が今後の励みにも繋がる。多くの人に献血の輪が広がることを願っています」と挨拶しました。 この他に、辰野町の米玉堂食品株式会社が、上伊那郡市献血推進対策協議会表彰を受賞しました。
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ブルーベリーの出荷始まる
夏にかけて収穫期を迎えるブルーベリーの出荷作業が伊那市高遠町の勝間で5日から始まりました。 伊那市高遠町勝間の、地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」は、桜以外の観光資源にしようとブルーベリーの栽培に取り組んでいます。 作業は、5日から始まり、組合のメンバーたちがびくを腰に巻いて色づいたブルーベリーを収穫していました。 今年は、春先に雨が少なかったことから10日ほど収穫が遅いということですが、甘みが強く出来は上々だということです。 収穫した品種は、甘みと酸味が程よく混ざったブルーレイとブルークロップの2種類です。 ここで採れたブルーベリーは4年前から東京都の老舗フルーツ専門店新宿高野で開かれているフェアで販売されています。 今年も13日まで開かれているフェアで店頭に並ぶ他、地元の直売所などでも販売する予定です。 朝、摘んだブルーベリーは、選別した後、大きさごとにパック詰めされます。 ブルーベリーの収穫作業は、今月いっぱい行われることになっています。
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美しい道路環境に 標識の清掃作業
道路環境の整備を行う事業所などでつくる「県交通安全環境施設協会」は4日、標識やカーブミラーの清掃作業を行いました。 この日は、協会に加盟する上伊那地域の6事業所が参加して、道路沿いに立てられた標識などを掃除しました。 作業は上伊那地域の国道など、17路線、総延長227キロの道路沿いで行われました。 作業員は、汚れた標識の前に車を停めると、水をかけてブラシでこすり、汚れを落としていました。 清掃作業は、安全で快適な道路環境の確保を目的に、毎年この時期に行われていて、今年で30回目になります。 協会では「活動を通じて、地域のみなさんに標識の重要性を知ってもらうことで事故防止につながればうれしい」と話していました。
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出産前に知識身につける「こんにちは赤ちゃん教室」
箕輪町は、出産を控えている妊婦を対象に、出産や産後の知識を身につけてもらおうと「こんにちは赤ちゃん教室」を4日、町保健センターで開きました。 教室には、今年10月から12月に出産予定の妊婦9人が参加しました。 出産に備えて知識を身につけてもらいながら妊婦同士の交流の場にしてもらおうと箕輪町が開いているものです。 この日は、伊那市富県で助産所を開業している助産師の鹿野恵美さんが話をしました。 鹿野さんは「胎動を感じる・感じないで精神面にも繋がりますが、妊娠18週目くらいまでには感じるようになるので安心してください」と話していました。 また「冷え予防をしっかり行い、夏でも手首や足首を冷やさないようにしてください」と呼びかけていました。 この他、子どもと一緒にできるわたべうたも紹介されました。 教室は出産予定の月毎に開かれていて、予約は、箕輪町健康推進課で受け付けています。 箕輪町健康推進課・・・電話79-3111(内線120)
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キャリアフェスin春富中
地元の企業や団体が参加し、仕事に対する思いなどを伝え地域のことを知ってもらう「キャリアフェスin春富中」が、伊那市の春富中学校で4日に開かれました。 キャリアフェスには、伊那市内から42の企業と団体が出展しました。 春富中学校の全生徒と長谷中学校の1、2年生合わせて480人が参加しました。 上新田の美容院のブースではヘアメイク体験が行われ、美容師の仕事を学んでいました。 長谷の中尾歌舞伎保存会のブースでは、実際に使っている衣装を着る体験が行われました。 春富中PTAでつくる「おやじのブース」では、昭和の生活を再現したちゃぶ台返し体験が行われました。 キャリアフェスin春富中は、産学官が連携してつくる「伊那市キャリア教育推進委員会」が初めて開いたものです。 伊那市キャリア教育推進委員会では「生徒たちには地域の産業や文化を知ってもらう機会になり、地域の活性化に繋げていきたい」と話していました。
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南箕輪村南部保育園で七夕飾り
7日の七夕まつりを前に、南箕輪村の南部保育園で飾り付けが3日、行われました。 3日は、地域の人からもらった笹竹に子どもたちが手作りした飾りや願いごとを書いた短冊を取り付けました。 短冊などを飾り付けた笹竹は10日に庭で行う七夕おくりの行事で燃やすということです。
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伊那市民プールで清掃作業
15日のオープンに向け、伊那市の伊那市民プールでは、清掃作業が行われています。 3日は、伊那市と伊那市振興公社の職員7人が清掃を行いました。 水を抜いたプールには、オフシーズン中の泥や落ち葉がたまっていて職員らはスポンジなどを使って取り除いていました。 今年度、老朽化に伴い50mプールが廃止となることから、利用料金を100円値下げし、大人が500円、中学生以下が200円となります。 昨シーズンは平年並みの1万5,973人が利用しました。 今シーズンは15日から営業することになっていて初日は入場無料となっています。 また、高遠スポーツ公園プールも、15日からオープンします。
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深妙寺のあじさい見ごろ 2,500株
伊那市西春近の深妙寺のあじさいが見ごろとなり、アマチュアカメラマンや家族連れなどで賑わっています。 深妙寺には、200種類、2,500株のあじさいが植えられていて、県下最大規模のあじさい寺といわれています。 3日も、市内外から多くの人が訪れ、仏像や建物を絡めて写真に収めていました。 あじさいは、30年ほど前に住職の重盛快典さんの母親が少しずつ増やしていったのが始まりです。 今年は、空梅雨の影響を心配したということですが、ここ数日のまとまった雨で開花が一気に進んだということです。 本堂から裏山までの遊歩道には、33体の観音像に寄り添うように色とりどりの花が咲いています。 小高い丘からは、境内を一望することもできます。 毎年1万5,000人以上が訪れるということで、重盛さんは「今年は1週間ほど遅れたが、きれいに咲いたので是非見に来てほしい」と呼び掛けています。 花は、7月中旬まで楽しめそうだということです。 8日土曜日まではあじさい祭りが行われていて、無料の休憩所が設けられお茶が振舞われています。
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ハッチョウトンボ観察会 賑わう
全長2センチほどで日本で一番小さいと言われるトンボ「ハッチョウトンボ」の生息地、伊那市新山のトンボの楽園で2日、観察会が開かれました。 観察会は、トンボの楽園を管理する「新山山野草等保護育成会」が、毎年、ハッチョウトンボが最も多く発生するこの時期に開いています。 ハッチョウトンボは全長2センチほどで、日本で一番小さいトンボと言われています。 赤いのがオス、黄色と黒の縞模様がメスです。 訪れた人たちは、会のメンバーから説明を聞きながらその姿を探していました。 ハッチョウトンボを初めて見たという男性は「想像以上に小さくてかわいいトンボで驚いた」と話していました。 会場では、観察会の他メダカの採取や五平餅の販売なども行われ、訪れた人が楽しんでいました。 山﨑美治会長は「イベントを通じて、ハッチョウトンボを知ってもらうだけでなく、いろんな人が新山を訪れるきっかけになればうれしい」と話していました。 会によりますと、ハッチョウトンボは7月いっぱいは見ることができそうだということです。
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箕輪町の日輪寺のアジサイ涼しげに咲く
箕輪町南小河内の日輪寺のアジサイが梅雨空の中、涼しげな花を咲かせています。 日輪寺はアジサイの名所として知られていてこの時期境内やその周辺を彩ります。 長い間住職が不在で空き家となっていたことから檀家や区の有志が建物や花を 管理していました。 去年10月に町からの紹介で日輪寺で暮らしている関野浩さんです。 自然豊かな所で生活したいと考えていた関野さんは松本市から夫婦で箕輪町に移住してきました。 檀家とも交流を深めアジサイをはじめ周辺の自然環境保護にも務めています。 30日は町内に住む写真愛好家も撮影に訪れていました。 関野さんは「引越しの前に花の剪定の仕方も学んできました。ここの自然を大切に守っていきたいです。」と話していました。
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セブンイレブン伊那笠原店 詐欺を未然に防ぎ感謝状
特殊詐欺を未然に防いだとして、伊那市高遠町西高遠のセブンイレブン伊那笠原店に伊那警察署から感謝状が贈られました。 29日は、セブンイレブン伊那笠原店の山浦彰典オーナーと従業員の有賀龍さんが伊那署を訪れ、熊谷猛彦署長から感謝状を受け取りました。 今月14日に、店を訪れた伊那市在住の50代の男性が「インターネットを利用した際、ウイルスに感染したとの画面が出て、表示された連絡先に電話をしたところ、コンビニで電子マネーカード1万5千円分を買うように言われた」と話したため、架空請求詐欺であると確信し、警察に電話するよう促したということです。 今年2月に、市内3店舗合同で、電子マネーを使った特殊詐欺を未然に防ぐための訓練が初めて行われました。 各店舗の店長が参加し、訓練が終わったあと従業員に内容を周知するなど日頃からの取り組みが今回の詐欺防止に繋がったと山浦オーナーは話します。 今年に入って伊那署管内では、2件、9万5千円の詐欺が、コンビニで未然に防がれています。
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伊那西小学校で音楽会
伊那市の伊那西小学校の音楽会が28日開かれ、練習の成果を発表しました。 伊那西小学校では、毎年この時期に音楽会を開いていて、児童たちは5月から練習に取り組んできました。 28日は、全校児童63人が合唱や合奏を披露し、訪れた保護者たちは演奏を楽しんでいました。
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東京芸大が空き家を利活用
東京芸術大学美術学部の学生は、今年の夏から伊那市高遠町長藤の空き家を利用して作品制作に取り組む計画です。 27日に開かれた高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の総会で報告されました。 この取り組みは、伊那市と東京芸大美術学部の連携による地域活性化事業の一環で実施するものです。 市内の古民家を探していたところ、考える会が管理する空き家を紹介し利用することが決まりました。 活用するのは、長藤塩供にある2階建ての古民家です。 ここで、美術学部の学生が合宿を行い、作品制作や展示などをする計画です。 また、地元の子ども達とデザインに関するワークショップも企画しています。 伊那市が借り受けて、東京芸大に無償で貸し出す予定です。 考える会では、学生たちが来ることで地域の活性化にもつながると期待しています。 旧高遠町出身の伊澤修二が東京芸大の初代校長を務めた縁で伊那市と交流が続いています。 今後、夏休みに学生たちが高遠町を訪れ、地元の人たちと意見交換をして方向性や活動内容を決めるということです。
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土砂災害危険か所パトロール 災害防止へ
6月の土砂災害防止月間に合わせて、地域の危険か所を確認するパトロールが27日、伊那市内で行われました。 パトロールには、市や伊那建設事務所の職員、消防団員などおよそ30人が参加しました。 土砂災害警戒区域に指定されている、東春近下殿島や富県上新山の山など4か所を点検しました。 北新公民館から西にある斜面は、土砂災害警戒区域の急傾斜地に指定されています。 崖崩れなどが発生した場合、公民館にも被害が出る可能性があるとされています。 伊那市危機管理課では「地域の危険か所を把握してもらい、それぞれの立場での対応を検討してもらいたい」としています。
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大芝高原に風物詩の光が舞う
年間を通じて、日中多くの人が訪れる南箕輪村の大芝高原。 その大芝高原で、夜になるとある昆虫の舞う姿が見られるようになりました。 日中に比べ、夜は人影も少ない大芝高原。 5年ほど前につくられた水路沿いに行ってみると… 暗闇の中で光を放っているのはゲンジボタルです。 ホタルやホタルのエサとなるカワニナを水路に放したことはなく、自然に発生しました。 最初に気付いたのは、2年ほど前、大芝荘の宿泊客だったということです。 この日訪れていた人は「本当に大芝高原にホタルがいるとは思わなかった。森林の中で見るホタルもきれいです」と話していました。 今年は、今月中旬から舞っています。 大芝荘の唐澤良平支配人は「ここ数年続けて出てきてくれているということは住みついてくれているということ。少しずつ数を増やしてあげたいというのが大芝荘のみんなの思い」と話していました。 カワニナの養殖支援ガイドで、元小学校教諭の野口輝雄さんは、池にいたカワニナが新しい水路に流れ出て繁殖し、そこへたまたま舞って来たホタルが、上陸できる環境があったなど、様々な偶然が重なったのではないかと話します。 野口さんは「偶然ホタルがこの場所に舞って来たとしか思えないが、本当に稀なこと。偶然舞って来たホタルが住み着いた貴重な場所だと思う」と話していました。 野口さんは、ホタルが舞う姿が見られるのはあと数日のうちではないかと話していました。 大芝荘の唐澤支配人は「ホタルを温かく見守っていただきたい。自然に見られる環境を保っていけるよう管理していきたい」と話していました。
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伊那市街地と南アルプスを結ぶジャンボタクシー 7月から運行
山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトは、JR伊那市駅と南アルプス登山口を結ぶ無料のジャンボタクシーの運行を、7月15日から始めます。 26日は、アスタルプロジェクト代表で飲食店経営者の八木択真さんと南アルプスこもれび山荘管理人の竹元直亮さんが、計画の概要について説明しました。 7月15日から無料運行されるのは、9人乗りのジャンボタクシーです。 10月8日までの毎週土曜日の他、ハイシーズンの7月31日から8月12日までは毎日運行します。 登山客からニーズが高い午前6時5分の林道バスに乗れるよう、午前5時に伊那市駅を出発します。 アスタルでは、南アルプスの登山者は増加傾向にあるものの、市内への経済効果に結びついていないとして、早朝の直通運行により前泊する登山客を増やしたい考えです。 竹元さんは、「最近の登山客は麓の街を楽しみにしている人が増えている。二次交通の利便性を高めることで南アルプスといえば伊那市となればうれしい」と話していました。 今年度は28日間の運行を予定していて、費用については個人や団体から協賛金を募っていくということです。 来年度からは、路線認可をとるか旅行業の認可をとり、有料で運行する計画です。
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伊那中央RC 信大留学生に見舞金を贈る
伊那中央ロータリークラブは、5月にスリランカで発生した水害で実家が被害を受けた信州大学の留学生サンギート・ラトナヤカさんに、見舞金22万5千円を手渡しました。 26日は、伊那中央ロータリークラブの伊澤和男会長ら2人が信大農学部を訪れ、ラトナヤカさんに見舞金を手渡しました。 ラトナヤカさんは、信州大学大学院の2年生で、トウガラシの品種改良について学んでいます。 伊那中央ロータリークラブは昨年度、ラトナヤカさんに奨学金を贈った事が縁で交流があります。 スリランカでは先月、大雨で死者・行方不明者合わせて260人以上の被害がでています。 ラトナヤカさんの実家は、希少植物の育成をしていますが、洪水で家や畑が水に浸かる被害を受けました。 ロータリークラブでは、何か手助けができないかと考え、会員45人から1人5千円の寄付を募り合わせて22万5千円を贈ることにしました。 見舞金は、住宅や畑の補修などに使用するということです。
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半年間の罪・けがれを祓う 茅の輪くぐり
これまでの半年の無事に感謝し、今後半年の無病息災などを願う「茅の輪くぐり」が25日、伊那市の坂下神社で行われました。 坂下神社の境内には、高さ2メートルほどの茅の輪が設置され、伊藤光森神主を先頭に、神社総代らが八の字にくぐり抜けていました。 この茅の輪をくぐると、半年間の罪やけがれが祓われるということです。
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木曽で震度5強 伊那市・箕輪町・南箕輪村は震度3 被害なし
25日午前7時2分に長野県南部を震源とする地震があり、木曽地域では震度5強を観測しました。 この地震で伊那市、箕輪町、南箕輪村では震度3を観測しましたが、被害はありませんでした。 長野地方気象台では、県南部では余震が続く可能性があるとして、強い揺れや土砂災害などに注意を呼びかけています。
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天竜川水系でアユの友釣り解禁
天竜川水系のアユの友釣りが24日解禁となりました。 伊那市の水神橋近くの天竜川にも釣り人が訪れアユ釣りを楽しんでいました。 天竜川漁業協同組合の原隆義さんです。 午前8時30分からおよそ1時間で6匹を釣り上げたということです。 アユの友釣りは、アユの縄張り争いの習性を利用し、糸の先におとりのアユをつけて釣り上げます。 漁協によりますと、24日はでおよそ300人が訪れ、多い人で60匹ほどを釣り上げたということです。 アユの友釣りの遊漁料は年間券が8,800円、一日券が2,200円です。
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稲辺さん環境大臣表彰受賞
伊那市高遠町の稲辺 謙次郎さんは、地域の環境保全などに顕著な功績のあった個人や団体に贈られる環境大臣表彰を受賞しました。 22日は、稲辺さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に、受賞を報告しました。 稲辺さんは、長年にわたり市内の桜の保護・育成に努めるとともに、個人としても桜の保護団体の指導育成にあたっています。 稲辺さんは「やっとこうした活動が認められるようになったのかなと思う。若い人たちの励みにもなる。単純にうれしいです」と話していました。 なお表彰式は、14日に東京都で行われました。
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鳩吹クリーンセンター閉場 29年の歴史に幕
伊那市横山の鳩吹クリーンセンターの閉場式が22日行われ29年の歴史に幕を下ろしました。 伊那市や地元横山区の関係者などおよそ20人が出席し閉場式が行われました。 鳩吹クリーンセンターは、昭和63年、粗大ごみの破砕から選別までを行い、ごみ減量化と資源化を進める施設として伊那市横山に建設されました。 平成22年、上伊那広域連合は、上伊那の不燃物と粗大ごみの処理を箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化する計画をまとめ、鳩吹の閉場が決まりました。 受け入れ停止前の今年3月にはごみを持ちこむ人の長蛇の列ができていました。 白鳥孝市長は「横山区の皆さんの協力もあり、29年間大きなトラブルもなく運営できました。隣接するますみヶ丘平地林と共に跡地の活用を考えていきたい」と挨拶しました。 横山区の唐木春男区長は「跡地は、地域、伊那市の活性化につなげてもらい、クリーンセンターの歴史を残す記念碑を建立してほしい」と話していました。 鳩吹クリーンセンターの跡地利用については、市と横山区で委員会を作り現在検討を進めています。 式の最後には、出席者が見守る中、センターのシャッターが下ろされました。
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伊那北高校ペン祭PR仮装パレード
伊那市の伊那北高校の生徒は、23日から始まる文化祭「ペン祭」を広くPRしようと、22日、仮装パレードを行いました。 この日は、着ぐるみや段ボールで作った被り物などを身に着けた生徒たち80人ほどが、伊那北高校からいなっせまでを練り歩きました。 各クラスや部活動で出す出店やイベントをPRするプラカードを持ってアピールしていました。 いなっせ北側広場では、学校の伝統曲である天竜河畔を歌いました。 伊那北高校の文化祭「ペン祭」は、23日から25日まで行われます。