-
年末の交通安全運動はじまる
11日から年末の交通安全運動が始まりました。
南箕輪村では交通安全協会や警察など20人が交通安全を呼びかけました。
南箕輪村のファーマーズあじ縲怩ネでは、交通安全協会のメンバー達が買い物客に交通安全を呼び掛けるチラシなどを配っていました。
メンバーたちは、チラシを配りながら「安全運転でお願いします」と呼びかけていました。
伊那警察署管内では、今年1月から昨日までに12件の死亡事故が発生しています。
前の年に比べて5件増となっていて多くが高齢者による事故ということです。
年末の交通安全運動は今月31日にまでとなっていて、高齢者の事故防止、飲酒運転の根絶などを重点目標としています。 -
お天気キャスター森田さん講演
テレビやラジオで活躍しているお天気キャスターの森田正光さんが10日、伊那市の伊那文化会館で講演しました。
森田さんは、フリーのお天気キャスターとしてテレビなどに出演しているほか、講演や執筆活動にも取り組んでいます。
講演は、JA上伊那の生活部会が年1回行っている女性まつりの中で行われました。
異常気象と環境問題をテーマに講演した森田さんは、「異常気象は、30年に1回起こる現象のこと。30年前に比べると異常気象は3倍に増えている」と話しました。
近年増えているゲリラ豪雨については、温度が上がると大雨が降るため、「温暖化が進むとゲリラ豪雨が増える」と説明しました。
さらに、「急速な温暖化が進むと生態系が崩れる」と問題を指摘していました。 -
伊那市消防団東春近分団第3部詰所完成
伊那市消防団の東春近分団第3部の新しい詰所が完成しました。
詰所は、東春近原新田に伊那市が建設しました。
10日、地元区や伊那市、消防団関係者ら38人が集まり、完成を祝いました。
第3部にはこれまで車庫しかなく、老朽化していたことから、今回詰所が建設されました。
木造2階建て、延べ床面積はおよそ89平方メートル、事業費はおよそ1200万円です。
1階は車庫で、オーバースライダーのシャッター、車両の排気ガスを屋外に排出するためのホースなどがあります。
2階は団員が利用する詰所で、物入れや流しが備えられています。
第3部は原新田、榛原、木裏原、暁野の4つの区がエリアで、現在団員は29人です。
完成した詰所は10日から利用するということです。 -
この冬一番の冷え込み
10日の伊那地域は最低気温-5.6度を記録し、今季一番の寒さとなりました。
朝8時、部活などで高校に向かう生徒たちが白い息を吐きながら登校していました。
この寒さは、日本上空に入り込んだ寒気によるもので、冬型の気圧配置となり寒い一日になりました。
伊那地域でも-5.6度を記録し、今季一番の寒さとなりました。
長野地方気象台によりますと、11日以降は、これほどの冷え込みはないものの冬型の気圧配置が続きそうだということです。 -
箕輪町人権啓発講演会
箕輪町人権啓発講演会が10日、箕輪町地域交流センターで開かれ、参加者が高齢者の人権について考えました。
これは、人権のありかたについて理解を深めてもらおうと箕輪町が開いたもので、会場にはおよそ50人が訪れました。
信濃毎日新聞社の論説委員、畑谷史代さんが講師を務め「生き方を受け止める」と題して講演しました。
畑谷さんは、介護現場の取材での体験談を中心に、高齢者の人権について話しました。
東日本大震災で被災した介護施設を取材した畑谷さんは「被災したのは避難できなかった災害弱者。災害弱者への理解を深め、地域でどう支えるかが大切だと感じた」と話していました。
認知症患者への差別については「認知症は恥ずかしいというのは偏見。家族も地域も認知症を正しく理解し、普通に接する必要がある」と話していました。
畑谷さんは「杓子定規でものごとを測ってはいけない。自分はどう老いるのか、身の回りの人権問題とつなげて考えてほしい」と話していました。 -
南箕輪村議会12月定例会開会
南箕輪村議会12月定例会が6日開会しました。
今議会には、5400万円を減額する一般会計補正予算案など5議案が提出されました。
補正予算案減額は国の子ども手当の制度改正により、補助金減額などによるものです。
南箕輪村議会12月定例会は14日、15日に一般質問、16日に委員長報告、採決が行われ閉会する予定です。 -
菓匠Shimizu 清水慎一さんが講演
伊那市上牧の菓匠Shimizuシェフパティシエの清水慎一さんが6日、まほら伊那市民大学で講演しました。
清水さんは、昭和50年生まれの36歳です。東京やフランスで修業を積んだのち29歳の時に実家のShimizuを継ぐために、伊那へ戻りました。
菓匠Shimizuでは、子供の夢の絵をケーキにして無料で配る「夢ケーキ」の取組を6年間おこなっています。
家族で夢について語りあうきっかけにしてもらいたいと始めたもので、最初は9件だった申込は一昨年850件になりました。
清水さんは、お菓子を通じてひとつでも多くの家庭に幸せになってもらいたいとの思いで仕事をしているという事です。 -
伊那市地域づくり大賞の最優秀賞に末広財産区環境を守る会
地域の環境整備や福祉活動、伝統芸能の伝承などに取り組んでいる個人や団体に贈られる伊那市地域づくり大賞の最優秀賞に、末広財産区環境を守る会が選ばれました。
6日は、伊那市役所で表彰式が行われ、受賞した9団体と個人1人に白鳥孝伊那市長から表彰状が手渡されました。
守る会の塩原啓治会長は「今後も地域一丸となって取り組んでいきたい」と話していました。
最優秀賞に選ばれた「末広財産区環境を守る会」は、160年ほど前に作られた「六道の堤」の環境保全に取り組んでいます。
会では、雑草や雑木などが生い茂り荒れ果てていた六道の堤の環境を取り戻そうと、間伐や水仙の栽培などを8年前から行っていて、今年度は新たに、桜の苗木を62本植えました。
白鳥市長は「今後も活動を地域に広げ、継続していただきたい」と話していました。 -
クリスマスを前にオーナメント作り
クリスマスを前に、オーナメント作りの教室が9日、伊那市のいなっせで開かれました。
9日は、市内外から女性6人が参加しました。
日用雑貨に色を塗って楽しむトールペイントの講師、幸村淳子さんが、指導しました。
参加者らは、木の板に青や茶色の絵具をぬり、その上にツリーなどの絵を貼り付けていました。
幸村さんは、クリスマスは子どもだけでなく大人もワクワクするもの。小物1つで雰囲気が変わるので飾ってみて下さい」と話していました。 -
まっくん日本一人気のないキャラに
南箕輪村のキャラクターまっくんが日本一人気のないゆるキャラとなり、注目を集めています。
まっくんは、平成6年に大芝高原のキャラクターとして誕生。平成17年から村のキャラクターとしてイベントなどで活躍しています。
ゆるキャラサミット協会が主催するゆるキャラグランプリには、全国各地や、海外から349種類のキャラクターが出場しました。
グランプリはインターネット投票で行われ、1位は熊本県のキャラクターでおよそ28万票、まっくんは68票で最下位でした。
村ではこの結果を受け、ホームペ竏茶W上に特集ページをつくり、今回の結果についてのコメントやまっくんの仲間について紹介しています。
村では、「日本一人気のないキャラクターを売りに、村内外にPRしていきたい」と話しています。 -
寒天作り始まる
冬の寒さを利用した信州の特産品寒天づくりが、伊那市東春近の小笠原商店で始まっています。
伊那市東春近の小笠原商店では、朝早くから寒天づくりに追われていました。
小笠原商店は、10年前に富士見町から伊那市に移り、「糸寒天」と呼ばれる細長い寒天をつくっています。
寒天づくりは、テングサをトコロテン状にし、夜のうち凍らせ日中は太陽にあてて溶かし、水分を抜いていきます。
この作業を何度も繰り返し、完全に水分が抜けたら完成です。
朝の伊那地域は、最低気温0.5度と冷え込み、時折雪が舞う中、従業員およそ10人が作業にあたっていました。
小笠原寿房社長は、「伊那谷の気候は日中と朝晩の気温差がちょうどよく、寒天づくりに適している」と話します。
作業は、3月下旬まで行われ、完成した寒天は都内の和菓子屋などに出荷されるということです。 -
上農生がAEDの使い方学ぶ
AED自動体外式除細動器に関する知識や使い方を習得するための講習会が6日、上伊那農業高校で行われました。
講習会は毎年1年生を対象に行われていて6日は生徒およそ30人が参加しました。
上農は近くの伊那中央病院と連携協定を結んでいることから講師には、中病の医師や看護師を招きました。
講習会ではまず心臓マッサージのほか、倒れている人に大きな声で呼びかけることや近くにいる人に救急車を呼んでもらうことなど、初期対応について学びました。
次にAEDの使い方について指導を受けました。
講師からは、電極パッドを肌に直接貼ることや、倒れている人から離れてボタンを押すなど使い方の説明がありました。
県内では平成13年度から全ての公立高校にAEDが設置されていて、上農では「万一の際、対応ができるようにしておきたい。」と話しています。 -
がん診療拠点病院 中病が機能評価受審
伊那市の伊那中央病院は、がん診療連携拠点病院としての機能が整っているかどうかについて、県が設置する委員会の審査を8日、受けました。
8日は、医療関係者や有識者などでつくる長野県がん診療連携拠点病院整備検討委員会の委員10人が伊那中央病院を訪れ、現地調査を行いました。
伊那中央病院は、平成21年度に、がん診療連携拠点病院として認定を受けています。
25年度の更新を前に、機能が基準を満たしているかなどの評価を受けました。
委員は、拠点病院に必要なMRIや病棟などを見学していました。
そのあと、治療体制、緩和ケアについての質疑応答が行われました。
天野直二委員長からは、「緩和ケアの視点からも、精神科医がいない事に不便を感じているのではないか」との質問に、中病側は、「確保をお願いしているが、医師数が少ない中で、現在は難しい。医療現場として必要性を感じている」と答えていました。
審査の結果は、近日中に、県のホームページで公表される予定です。
審査の結果を受けて、伊那中央病院では、来年10月に更新の申請を行う予定です。 -
中央自動車道 伊那料金所で防犯訓練
南箕輪村の中央自動車道伊那料金所で、強盗を想定した防犯訓練が、8日、行なわれました。
訓練は、料金所で集金していた係員が、集めた現金を事務所に運ぶ際に、刃物を持った犯人が現れ、現金を強奪して逃げるとの想定で行なわれました。
現金を奪われた係員と、現金の運搬を監視していた係員は、カラーボールを逃走する犯人の車に投げつけていました。
係員は、車のナンバーをその場でメモしていました。
事務所では、伊那警察署に通報が行われ、犯行時の様子などを伝えていました。
この訓練は、料金所での凶悪犯罪に備えて、ネクスコ中日本や警察などの関係機関が互いに協力し、事件発生時の対応を向上させようと行われました。
ネクスコ中日本・飯田営業所管内の従業員45人ほどが参加し、訓練を見学しました。
通報後、4分後には、伊那警察署の署員が、その後、県警の高速道路交通警察隊も到着しました。
伊那署では、「逃走した方向や、犯人の特徴など、1つでも多くの情報を覚えて欲しい」と呼びかけていました。 -
花粉飛散2月中旬
日本気象協会は7日、来年の花粉飛散予測を発表しました。
それによりますと関東甲信地方は2月中旬と予測しています。
日本気象協会では来年、関東甲信地方でスギ花粉が飛び始める時期は2月中旬と予測しています。
花粉の総飛散数は概ね例年並みで、今年と比べると非常に少ないと予測しています。 -
旧馬島家住宅で正月用のしめ飾り作り
伊那市高遠町の旧馬島家住宅で7日、正月用のしめ飾り作りが行われました。
高遠町公民館の手作り体験教室の一環で行われたもので、地元農家の本多利行さんが講師を務めました。
毎年恒例の講座で、この日は、20人が参加しました。
参加者は、ワラを束ねた後、丁寧になっていきまいした。
講師の本多さんは、子供のころから曽祖父に教わりながらわら細工を作っていたという事で、手際良く作り方をアドバイスしていました。
初めて作ったというある女性は「今年はいろいろあった年だったので、正月は気持ちも新たに手作りのしめ飾りを玄関に飾りたい」と話していました。 -
男性介護者のつどい
妻や親の介護をしている男性のつどいが7日、伊那市まちづくりセンターで開かれました。
このつどいは、介護をしている男性が同じ悩みを語りあってもらおうと、老人保健施設はびろの里事務長の古畑克己さんが呼びかけ人となり開いたものです。
つどいには、妻や親を介護している男性のほか、保健師やヘルパーなど14人が参加しました。
参加者は、「妻が認知症になり、徘徊がひどい。」
「親が寝たきりで面倒をみているが、自分も年をとってきて、将来が不安」などそれぞれが抱えている悩みを話していました。
男性介護者は、食事の用意など家事が不慣れなほか近所つきあいが苦手で、相談相手がいないことが多いということです。
参加者は、普段人に言えないことなど同じ悩みを抱えた者同士、語りあっていました。 -
「気持ちが伝わる、ほめ方しかり方」
元伊那小学校校長の武田育夫さんによる講演会が4日、伊那市役所で開かれました。
講演会は伊那市保育園保護者連合会が開いたもので、会場には、およそ200人が集まりました。
武田さんは、元伊那小学校校長で講演では「気持が伝わる、ほめ方しかり方」をテーマに話をしました。
武田さんは、子どものしかり方について、「まず話を聞き受け入れること。その後で教えなければならないことや、自分の思いを言えばよい。子どもの話を途中で切らず最後まで、聞くことが大切。」と話していました。
また「どんなに忙しくても、子どもと向き合いコミュニケーションを図るようにすること。子どもを信じ、日頃から言葉や態度により安心感を与えることで、信頼関係が生まれる。」とアドバイスしていました。
会場を訪れた子育て中の保護者らは、メモをとったりしながら武田さんの話に耳をかたむけていました。 -
小松養蜂園で蜜ろうの置物作り
来年の干支、龍を模った蜜ろうの置物作りが、伊那市御園の小松養蜂園で行われています。
置き物作りは、小松養蜂園が毎年この時期に行っているものです。
6日は、伊那市社会福祉協議会障害者社会就労センターゆめわーくの施設利用者3人が小松養蜂園を訪れ、作業を手伝いました。
養蜂園で使う蜂の巣箱をゆめわーくで作っていることが縁で、作業を手伝うようになりました。
作業は、色づけしたロウを溶かし、龍の形をした型に流し込みます。
2時間ほどで固まり、型を外して完成です。
作った置物は、今年1年お世話になった人にゆめわーくが贈るということです。 -
まっくんバス利用者増
今年10月から2台運行をスタートさせた南箕輪村の巡回バスまっくんバスの1日の平均利用者数が1台での運行時に比べ12人増えました。
まっくんバスは9月まで1台体制で運行してきましたが利用者の利便向上を目的に10月から2台体制で運行を始めました。
1日の平均利用者数は56人で、今年の4月から9月までと比べ12人増となりました。
また試験的に土日運行し、1日の平均は30人でした。
土日のバス利用が少なかったことから村では試験運行を休止しました。
村では今後、夏休みなどに土日の試験運行を実施したいとしています。 -
2012みのわ祭り 7月28日開催
来年の「みのわ祭り」は、7月28日に開催する事が、5日開かれた、実行委員会で決定しました。
5日は、来年の祭りに向けた1回目のみのわ祭り実行委員会が役場で開催されました。
会議では、祭りの開催日を7月28日とし会場については、これまで通り、国道153号バイパスをメイン会場に関係機関と調整を進めていくことが、決まりました。
2012みのわ祭り実行委員会会長の平澤豊満町長は、「自粛した今年の分も含め、2年分の活力を持って実施していきたい」と挨拶しました。
また、実行委員長に就任した唐澤修一さんは「町民、企業、行政を巻き込み、祭りを通して、地域づくり、街づくりを実践していきたい」と話していました。 -
農業公園みはらしファーム 義援金届ける
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームは、12月3日に開いた秋まつりで集めた東日本大震災の義援金8万3,069円を2日、JA上伊那に届けました。
2日は、みはらしファーム運営会議の笠松悟議長ら2人がJA上伊那本所を訪れ、JA上伊那の春日州一専務理事に義援金を手渡しました。
秋まつりは、1年の収穫に感謝しようと毎年開いています。
今年は各ブースに募金箱を設置し、イベントの参加費も合わせて8万3,069円が義援金として集まりました。
春日専務理事は「被災地で農業災害にあった人達の為に使わせていただく」と感謝していました。
義援金は、JAの組織を通じて東日本大震災の被災地に送られるということです。 -
伊那市歴史シンポジウム 戦争遺跡テーマに発表
伊那市に残る戦争遺跡をテーマにした伊那市歴史シンポジウムが3日、創造館で開かれました。
今年で14回目のシンポジウムで、今回は戦争遺跡について発表が行われました。
陸軍伊那飛行場について伊那市の元高校教諭、久保田誼さんが研究発表をしました。
久保田さんは、陸軍伊那飛行場の建設は、いかに早く飛行場を造るかというテストケースだったこと、地域住民や学生、朝鮮人を労働力として根こそぎ動員したことなどを話しました。
また、飛行機の燃料に使う代用燃料の生産が行われたことも話しました。
基調講演では、筑波大学大学院の伊藤純郎教授が戦争遺跡や信州の陸軍飛行場について話しました。
伊藤教授は、「地域学習の一環としてどんな戦争があったのか正確にとらえてほしい。平和教育として学校で取り組んでほしい」と話していました。 -
伊那地区防犯協会 写生大会の作品展示
伊那地区防犯協会は、小学生までの子どもを対象に開いた写生大会の作品を5日から、伊那市役所で展示しています。
市民ホールには、写生大会に参加した2歳から小学校6年生までの作品44点が並んでいます。
写生大会は、伊那地区防犯協会が子ども達の防犯意識を高めようと、先月12日に開いたもので、38人が参加しました。
このうち最優秀賞には、低学年の部で伊那東小3年の久保田達彦君の作品「あこがれのパトカー」が、高学年の部で伊那東小4年の山田安珠さんの作品「みんなを守るパトカー」がそれぞれ選ばれています。
作品展は、16日金曜日まで伊那市役所市民ホールで開かれています。 -
園児に地元産リンゴをプレゼント
南箕輪村西部保育園の園児に5日、地元でとれたリンゴがプレゼントされました。
リンゴは、南箕輪村営農センターの地産地消事業の一環として、村内の5つの保育園の園児にプレゼントされました。
この日は西部保育園に営農センターの宮下かつみ勝美会長や、地元農家らが訪れ、園児にリンゴを手渡していました。
宮下会長は「地元で採れた安心・安全なリンゴ。風邪をひかないよう、リンゴをたくさん食べ、健やかに育ってほしい」と話していました。
営農センターでは、プレゼント用に全部で750個を用意していて地元のリンゴを食べてもらうことで、味の良さを知ってもらい、消費拡大につなげていきたいとしています。 -
田中豊文さん縁起物づくり
伊那市東春近の田中豊文さんは、お世話になった人などに配る正月用の縁起物作りに追われています。
「がんばろう日本」と「絆」。来年用の宝船にはそう書かれた紙が飾られています。
これらの縁起物は、田中さんがデザインし、つくり方を考案したオリジナルの縁起物です。
77歳になる田中さんは、55歳のときに会社を退職し、お世話になった人たちのために、毎年ワラ細工を作っています。
オリジナルの飾りは縁起がいいと人気で、今年は、宝船70個、玄関飾り30個を作る予定です。
5日は、近くの東春近南部保育園の園児46人が田中さん宅を訪れ、田中さんが作った作品などを見学しました。
南部保育園から、縁起物をつくっている様子を見学したいという話があり、田中さんが受け入れました。
田中さんがワラをなうと、船の形がだんだん出来上がっていきます。
園児達は、興味深そうに田中さんの手つきを眺めていました。
東春近南部保育園には、完成した宝船がプレゼントされました。
田中さんの縁起物作りは、クリスマス頃まで続くということです。 -
上伊那教育会郷土研究部が研究発表
上伊那地方の気象や植物などについてまとめた「上伊那誌自然編」の編纂を検討している上伊那教育会郷土研究部は4日、伊那市創造館でこれまでの研究結果を発表しました。
上伊那誌自然編は、1962年、昭和37年に発行されました。
発行からおよそ50年が経過し、自然環境が変化してきていることから、上伊那教育会郷土研究部では上伊那誌自然編の編纂を検討しています。
4日は、それにともない、これまでの研究結果の発表などが行われました。
上伊那誌自然編で植物について執筆した柄山祐希さんは、この50年の間に変化した自然の様子などについて話をしました。
ほかに気象の研究では、飯田市の気温が上昇している理由について、地球温暖化ではなく、建物が増え都市化したことが原因ではないかと話していました。
郷土研究部では、今後現地調査など、上伊那誌自然編の編纂に必要なデータを揃えていくということです。 -
かいご家で焼きいも大会
南箕輪村田畑の宅老所かいご家で、近くの保育園児を招いて焼きいも大会が1日開かれました。
かいご家が野菜を育てている畑に、南部保育園の年長園児が訪れました。
かいご家は去年から畑で野菜作りをしていて、今年、サツマイモがたくさん収穫できたことから焼いも大会を計画し、初めて園児を招待しました。
園児は、アルミ箔で包まれたサツマイモをおきに入れていました。
芋を焼いている間、一人1本ずつ大根の収穫もしました。
かいご家が育てた大根で、園児へのお土産です。
園児は、大根を収穫して、芋が焼き上がるのを待っていました。
かいご家では、今後も地域と関わるイベントを考えていきたいと話していました。 -
岩魚の卵2000粒を埋設放流
天竜川漁業協同組合は3日、岩魚の卵の放流を天竜川支流で行いました。
渓流に石で囲いを作り、その中に入れられるのは岩魚の卵です。
この日は辰野町から中川村までの天竜川支流に、およそ20万粒の岩魚の卵が埋設放流されました。
卵の放流は、稚魚の放流に比べてより自然に近く、姿形の綺麗な岩魚が育つということです。
また卵の単価が稚魚よりも安いことなどから天竜川漁業協同組合では毎年、天竜川支流で、行っています。
卵は、鳥や他の成魚から守るために、石で囲いをつくり、上には砂をかけます。
3週間ほどで孵化し、川を下り始めるということです。
今回放流した卵は、2年から3年ほどで成魚になるということです。 -
玩具アドバイザー古畑さん ミニ絵本「おもちゃの力」出版
伊那市の玩具アドバイザー古畑愛さんが、おもちゃ選びのポイントなどをまとめたミニ絵本を出版しました。
出版されたのは、子育てがもっと楽しくなる本「おもちゃの力」入門編です。
古畑さんは、伊那市御園で木のおもちゃ屋どうぞのいすを経営しています。
おもちゃの力を借りつつ子育てするための本を出したいと今回絵本を企画・制作し、伊那市のイラストレーター篠田鉱平さんが協力しました。
絵本は年齢別に積み木など7種類のおもちゃを紹介していて、遊び方や親子の関わり方の解説が添えられています。
手のひらサイズで18ページ、千部作りました。
古畑さんは今後、さらに読み応えのあるおもちゃの本の出版を考えていきたいと話していました。
今回出版されたミニ絵本は、どうぞのいすのほか、伊那市役所などで希望者に無料で配るということです。