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伊那愛樹会が盆栽展
丹精込めた盆栽の展示会が21日からいなっせで始まりました。
伊那市や箕輪町の愛好者でつくる伊那愛樹会が毎年この時期に開いています。
今年は、天候不順で管理に苦労したというこでが、松を中心に手塩にかけて育てた30席が並んでいます。
古いもので120年から130年たっているものもあるということで、会では、「自分なりに形を作り、年々良くなっていく様を見るのが醍醐味」と話しています。
この盆栽展は、23日日曜までいなっせで開かれています。 -
環境や省エネについて考える 伊那市環境展
環境や省エネについて考える伊那市環境展が16日、伊那勤労者福祉センターで開かれました。
環境展は、民間団体や、行政などが環境問題について考えようと開いたもので24のコーナーが設けられました。
このうち伊那市の主婦などでつくるグループは、手づくりエコ体験として、古布を使ったはたき作り教室を開きました。
このグループは母親の手作りの品を子どもたちに伝える活動をしていて「物があふれている時代に捨ててしまうような古布でも、リサイクルすることで有効に活用できる」と話していました。
また伊那市連合衛生自治会ではゴミ分別クイズが行われ、訪れた人がクイズに挑戦していました。
衛生自治会では、「これまで分けて出していた新聞紙とチラシが10月から一緒に出せるようになったことから、様々な機会にPRし、住民に周知していきたい」と話していました。
他に県によるエコとく診断のコーナーでは、省エネアドバイザーが家庭でできる省エネ術や節約法をエネルギー使用量のグラフなどを使いながらアドバイスしていました。
訪れた人たちは、各コーナーをまわりながら環境問題や、省エネについて理解を深めていました -
伊那高女題材 後藤監督映画「いのちありて」完成
飯島町在住の映画監督、後藤俊夫さんが手掛けた、伊那弥生ヶ丘高校の前身、伊那高等女学校の学徒動員を題材にしたドキュメンタリー映画が完成しました。
20日、伊那弥生ヶ丘高校の人権平和学習として、伊那文化会館で映画が初めて上映されました。
作品は「いのちありて 伊那高女 学徒勤労動員の記録」です。
弥生ヶ丘高校の前身、伊那高等女学校の学徒勤労動員を題材にしています。
伊那高等女学校の第33回生は、昭和19年に学徒動員で名古屋市の航空機製造工場で働き、空襲で生徒1人が死亡しました。
映画は、第33回生がつづった文集「いのちありて」を基に、証言や現在の高校の様子などでまとめられていて、弥生ヶ丘高校の生徒9人もナレーションや朗読で出演しています。
映画は同日朝完成したばかりということで、上映後、後藤監督と映画に出演した生徒は、作品について懇談していました。
映画「いのちありて」は11月末、DVDでの販売を予定しています。 -
昭和22年美篶小卒業生 母校訪れる
昭和22年3月に、伊那市の美篶小学校を卒業した同窓生らが、19日、母校を訪れ、当時を懐かしみました。
昭和22年3月の、美篶小学校の卒業生は、現在76歳から、77歳になります。
19日は、6年3組の同窓会が開かれ、10人が母校を訪れました。
当時の面影が残されているのは、二宮金次郎の像、桜の木、美篶資料館の玄関部分のみです。
金次郎像については、美篶資料館専門委員会の矢島信之さんが解説しました。
矢島さんによると、戦中の小学生は、二宮金次郎の像に、登校時、下校時と頭を下げていたということです。
和17年の写真では、金次郎像は銅像ですが、昭和20年の写真では石像に変わっていることから、銅像は金属が必要な戦争中に、供出されたと考えられると話していました。
小学校在学中に、銅像から石像に変わっていると説明を受けると、卒業生たちは、当時の記憶をたどり、像の前で二宮金次郎の歌を歌ったり、写真撮影などをして、当時を懐かしんでいました。 -
西春近北小 働く自動車見学
伊那市西春近北小学校の児童は19日、社会科見学で、ダンプカーやショベルカーのミニチュアが並ぶ伊那市荒井の博物館を見学しました。
1万点のミニカーが並ぶ、伊那市荒井の「はたらくじどうしゃ博物館」。
この博物館にこの日、西春近北小学校3年くぬぎ組の児童が見学に訪れました。
博物館を営む土田健一郎さんは、子供達に楽しみながら見学してもらおうと、カンボジアなどで使われている地雷除去機を紹介し、そのミニチュアを子供達に探してもらいました。
子ども達は、1万点のミニカーの中から色や形を確かめながら地雷除去機を探しだしていました。
見学を終えた児童は、土田さんが運転するショベルカーからお茶を注いでもらいました。
土田さんは「建設機械は、道路や建物を造るだけでなく、地雷除去や災害復旧など、人命救助にも使われている事を子供たちに知ってもらいたい」と話していました。 -
みのわ健康アカデミー卒業生の集い
箕輪町が2005年からシニア世代を対象に行っている健康教室「みのわ健康アカデミー」の卒業生の集いが19日に開かれ、継続的な健康づくりのための活動が紹介されました。
卒業生の集いは、教室終了後も継続して健康づくりをしていこうと「みのわ健康アカデミーフェスティバル」と題して毎年行われていて今年で3回目になります。
これまで273人が卒業し、この日はこのうち115人が参加しました。
卒業後も自主的に健康づくりを行っているグループも多く、その活動の輪を広げようと事例発表が行われました。
活動を発表した1期生のグループは、週に2回集まってウォーキングを行い、今年の秋には赤そば畑を歩くウォーキングイベントを開きました。
誰でも気軽に来てもらえるように、申込や受付をなくしたところ、卒業生以外の一般も含め60人以上が参加したという事です。
町では、教室終了後も自主的な健康づくりの輪を広げ、健康、長寿の町づくりをしていきたいという事です。 -
南アルプスの紅葉 見ごろ
南アルプスの紅葉が見ごろを迎え、林道バスからは、赤や黄色に色付いた木々を楽しむことができます。
林道バスは伊那市長谷戸台口から標高2032メートルの北沢峠まで、およそ22キロを結んでいます。
南アルプスは紅葉が見ごろとなっていて木々が色付いています。
林道沿いでは色付いたダケカンバや、カツラなどが広がる南アルプスの大自然を望むことができます。
林道の途中、景色の良い所ではバスが止まり、乗客が紅葉を楽しみます。
林道バスは紅葉が楽しめる11月上旬まで運行を続けるということです。 -
親子が民芸品作りに挑戦
伊那市東春近下殿島の親子が19日、クルミやカシの実などを使った民芸品作りに挑戦しました。
民芸品作りは、地域住民の交流を深めようと、伊那市社会福祉協議会などが開いたもので会場となった下殿島公民館には、およそ40人が集まりました。
講師を務めたのは、趣味で民芸品作りを行っている、田中豊文さんです。
今回作ったものは田中さんが考えたもので、クルミやカシの実など自然の素材が使われています。
参加した親子は楽しみながら、田中さんに教えられたとおり民芸品を作っていました。
作ったものは、胴体がクルミで顔がカシの実の鶴と、胴体がクルミで頭がマメでできた亀です。
田中さんは、「身近にある素材も工夫して手を加えれば立派な作品になる。子どもたちに手作りの楽しさと大切さを知ってもらいたい。」と話していました。
今回作った民芸品は、23日に下殿島公民館で開かれる地区の文化祭で展示されるということです。 -
東春近公民館主催の防災講演会
相次ぐ地震の発生を受け、事前準備やいざというときの心構えなどを学ぶ防災講演会が18日、伊那市の東春近公民館で開かれました。
講演会は、住民に防災意識を高めてもらおうと東春近公民館が開いたものです。
会場には、およそ30人が集まりました。
長野県自主防災アドバイザーで東春近郵便局長の小林眞由美さんが講師を務め、「地震・・・その時に備えて」と題し話をしました。
小林さんは「地震が起きたらまずは火を消して、トイレなどの柱の多いところに身を寄せる。出口を確保するためにドアを開けておくこと。避難する際は、避難場所が家族に分かるように、メモを残すとよい」と話しました。
他に「自主防災は、まずは自分の身を守ること。その後、公の機関がくるまで隣近所で助けあうように」などと話していました。 -
紅葉とそばを楽しむ~行者そば祭り
行者そば祭りが、16日、伊那市荒井内の萱で行われました。
この日は、市内外から多くの人が訪れ、秋空の下でそばを味わいました。
行者そばは、昔、修行に向かう途中の行者が、内の萱でもてなしを受け、そのお礼に種を置いていき、村人が大事に守り育てたものだと言われています。
内の萱では、この地域を行者そば発祥の地として活性化させるため行われていて、今回が25回目です。
現在では、地区内でそばを作る人も減ってきているということで、祭りでは、広く伊那地域でとれたそばを使っています。
昨日はおよそ2千4百食が用意されました。
転勤で神奈川県から訪れた家族は、「天気も良く、紅葉を見ながら、外で食べるそばはとてもおいしいです。」と話していました。 -
古地図と比較 城下町を散策
デジタル化した高遠町の古い地図と現在の様子を見比べながら散策する催しが16日、伊那市高遠町で行われました。
この催しは、今と昔の街並みの様子を比較し、歴史を感じてもらおうと、高遠町図書館などが開いたものです。
16日はおよそ20人が参加し、古い地図が入力された端末機iPadなどを持ち、高遠の商店街を歩きました。
古い地図は元禄10年、1697年に書かれた城下絵図で、端末機には、その場所の歴史や文化財などが入力されているほか、自分のいる場所が表示される仕組みになっています。
参加者は、昔の街並みと今の様子を比較しながら、高遠の歴史に触れていました。 -
ニュースポーツで親睦を深める
南箕輪村で18日、ニュースポーツ交流会が開かれ、参加者達はスポーツを通して親睦を深めました。
交流会は、ニュースポーツに親しんでもらおうと長野県長寿社会開発センター伊那支部が毎年この時期に開いているものです。
18日は、およそ90人が参加し、囲碁ボールやペタンクなど5種類のニュースポーツを楽しみました。
このうち吹矢では、参加者たちが5メートル先の的を目がけ、アルミのパイプに紙で出来た矢を入れ吹いていました。
肺活量を増やす効果があるとされていて子どもから高齢者まで楽しめるスポーツです。
ある参加者は「力を入れることなく簡単に楽しめる。的に当たった感触が良い」と話していました。
およそ3時間参加者は親睦を深めながらニュースポーツを楽しんでいました。 -
上伊那地区賛助会の集い
県のシニア大学伊那支部のOBでつくる上伊那地区賛助会の集いが15日、伊那市のいなっせで開かれました。
上伊那地区賛助会の会員およそ60人が集まり、グループ活動の発表や作品展示が行われました。
賛助会には現在、25のグループがあり、ボランティアや趣味の活動に取り組んでいます。
集いは、年1回の活動発表の場となっています。
このうち、ボランティア活動をしている「ナイスイレブン」は、伊那市にある児童養護施設たかずやの里で、障子の張り替えや雑巾などの縫い物をする活動を発表し、「これからもがんばっていきたい」と話していました。
水墨画を勉強している水墨三水会は、月1回の教室に加え、自主練習日も設けて熱心に活動している様子を話し、「楽しく気楽に活動しているので、皆さんも会に入ってください」と呼びかけていました。 -
伊那市 毎月17日を「交通安全いなの日」に定める
伊那市や伊那警察署などは、伊那署管内で多発している交通死亡事故の抑止緊急対策として、毎月17日を「交通安全いなの日」と定めました。
17日は、伊那市の中央区公民館前の交差点で、伊那市交通指導員や警察などおよそ20人が、人波作戦を行いました。
交通安全いなの日は、伊那署管内で多発している交通死亡事故の緊急対策として、死亡事故の多い年末までのこの時期に、取締まりや啓発活動を行おうと定めたものです。
伊那署管内での10月から12月までの交通死亡事故件数は、一昨年は1件、去年は3件起きています。
17日は、指導員らが運転手や歩行者に安全運転を呼び掛けていました。
伊那署管内の今年の交通死亡事故件数は、16日現在10件で、そのうち伊那市で8件起きています。
市では、毎月17日を交通安全いなの日として啓発活動を行っていくということです。 -
親子が共演 伊那中吹奏楽部定演
伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会が16日、伊那文化会館で開かれ、親子の共演など9曲が披露されました。
定期演奏会では着ぐるみを着た生徒の父兄が踊りを披露し、会場を沸かせていました。
伊那中吹奏楽部の定期演奏会は今回が8回目となります。
部員は53人で3年生にとっては、これが最後のステージとなりました。
演奏会では練習してきた成果が発揮され、会場は一体感に包まれていました。 -
大芝高原まつり 来年は8月25日に開催
今年の大芝高原まつりの反省会が11日、南箕輪村役場で開かれ、来年の大芝高原まつりを8月25日に開催することが決まりました。
この日は、まつり実行委員会のメンバーなどおよそ40人が集まりました。
反省会では、来年のまつりを8月25日に開催するとした提案が事務局から出され委員会で了承されました。
この日はそれ以外に、収支が報告された他、委員から「雨の影響で駐車場の管理に苦労した」「雨の中多くの人が参加してくれた」など感想や反省が出されました。
唐木一直村長は「今年は雨に泣かされたが、来年は晴れの中開催できることを期待している」と話していました。 -
鹿肉ハンバーグでジビエ学ぶ
伊那市長谷の気の里ヘルスセンターで15日、伊那市内の保育園の栄養士らが鹿肉のハンバーグを試食しジビエ料理などについて学びました。
この日は栄養士らが鹿肉のハンバーグのほか、地元で採れた野菜などを使った料理を作り試食しました。
これは地産地消の給食作りを学ぼうと伊那市保育協会給食部会が開いたもので、およそ30人が参加しました。
この日は、茅野市のフランス料理店オーナーシェフで農水省から地産地消の仕事人に選定されている藤木徳彦さんが、鹿肉の調理法について説明しました。
集まった栄養士は自分たちで作った鹿肉ハンバーグの味を確かめていました。
伊那市保育協会給食部会では、調理法など学んだことを今後の給食作りに役立てたいとしています -
美篶下県のいきいき交流施設「下県ふれあい館」が完成
伊那市美篶下県のいきいき交流施設「下県ふれあい館」が完成し、11日、竣工式が行われました。
竣工式では、テープカットが行われ関係者およそ30人が完成を祝いました。
下県ふれあい館は、子どもから高齢者まで世代を越えた地域の交流の場として整備されたものです。
建物は、延べ床面積およそ100平方メートルの木造平屋建てで、老朽化していた下県第一公民館を取り壊し、新たに整備しました。
全館バリアフリー設計で、玄関には転倒防止のためのゴムチップを使用しています。
総事業費は、およそ2,200万円で、このうち2,100万円は国からの補助金となっています。
式の中で白鳥孝伊那市長は「地域に伝わる文化の伝承や健康づくりの為の活動など、いつも明るい声の聞こえる施設となってほしい」と話しました。
伊那市では、平成24年度までに市内15か所で交流施設の整備を計画していて、下県ふれあい館を含め5施設が完成しています。 -
第34回伊那市民美術展
第34回伊那市民美術展が14日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、会員が今年製作した作品64点が並んでいます。
伊那市民美術会は35年前に創立され、翌年から毎年美術展を開催しています。
現在会員は、伊那市を中心にプロからアマチュアまで78人います。
作品は、水彩画や油彩画工芸など様々です。
美術展への出展は、会員一人ひとりが誠心誠意描くことだけを条件としていて、毎回賞は付けていません。
第34回伊那市民美術展は、18日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
西箕輪小2年生が小麦の収穫祭
西箕輪小学校の2年生は12日、自分たちで育てた小麦を使ってカレーにつけて食べる「ナン」を作りました。
この日は、西箕輪小2年とち組ときり組の児童70人が、保護者や小麦づくりでお世話になった人を招いて収穫祭を行いました。
2年とち組ときり組では、様々な料理に使われている小麦を自分たちで育て、料理をしてみようと1年生のときから小麦づくりをしています。
今年7月の収穫作業では、およそ330キロの小麦を刈り取ったということです。
子ども達は、小麦に水やオリーブオイルを混ぜて生地にすると、薄く伸ばしてフライパンで焼いていました。
ナンが完成すると、早速カレーにつけて味わっていました。
ナンを食べた子ども達は「おいしい」「また作りたい」と話していました。
2年とち組の中山和代教諭は「普段作っている農家の人の苦労や口に入っているものがどのように作られているのか、勉強になったと思う」と話していました。 -
富県小セーフティーリーダー啓発活動
今月11日から20日までの全国地域安全運動に合わせ、伊那市の富県小学校の6年生が14日、通学路沿いの家を訪問して防犯を呼びかけました。
啓発活動を行ったのは、伊那警察署から「わが家のセーフティーリーダー」に委嘱された富県小学校の6年生32人です。
伊那署は毎年、全国地域安全運動の期間中に、セーフティーリーダーの小学生と啓発活動をしています。
全国地域安全運動では、自転車盗や車上ねらいの防止、振り込め詐欺撲滅を重点に挙げています。
児童らは、下校に合わせて通学路沿いの家を訪問し、チラシを手渡して注意を呼び掛けていました。
また、道行く人にも関心を持ってもらうため、車上ねらい注意などの標語シールをはったプランターを学校の正門の前に並べていました。 -
「愛の鐘」のもと 恋人宣言
南箕輪村の大芝高原にある「愛の鐘」のもと恋人や夫婦が愛を誓い合うイベントが15日行われました。
イベント「愛の鐘恋人宣言」は大芝高原をPRしようと南箕輪村開発公社などが開いたものです。
イベントには5組の夫婦や恋人が応募し、大芝高原にある愛の鐘を鳴らして愛を誓いあっていました。
今年5月に入籍した松本市の夫婦は南箕輪村に友人がいることからこのイベントを知り応募したということです。
愛の鐘は姉妹提携を結んでいた合併前の静岡県土肥町から贈られたものです。
土肥町には恋人岬と呼ばれる岬があり恋人同士が互いに鐘を鳴らし愛を確認したという話が残されています。
愛の鐘恋人宣言は今年が2回目で南箕輪村では、この時期の大芝高原のイベントとして定着させていきたいとしています。 -
振り込め詐欺防止訓練
年金支給日を前に、伊那警察署は、振り込め詐欺防止訓練を13日、伊那市高遠町の八十二銀行高遠支店で行いました。
訓練には、高遠町と長谷の銀行や郵便局などの職員およそ20人が参加しました。
振り込め詐欺の被害を未然に防ごうと行われたもので、高遠地区では初めてです。
訓練では、伊那警察署のOBが扮するお年寄りが、「孫が会社のお金を使い込んでしまったので、大至急48万円を振り込みたい」と銀行を訪れました。
「孫が自分を頼ってきてくれているのでなんとかしてあげたい」というお年寄りに対し、職員は、「1度ご家族に電話で確認してみて」「お孫さんの携帯電話の番号が変わってないかだけでも確かめて」などと確認を促していました。
伊那警察署管内の今年の振り込め詐欺の被害は、13日現在3件で、被害総額はおよそ330万円となっています。 -
鹿肉ハンバーグを試食
伊那市長谷の気の里ヘルスセンターで15日、伊那市内の保育園の調理師が鹿肉のハンバーグを試食しジビエ料理について学びました。
15日は調理師が鹿肉のハンバーグのほか、地元で採れた野菜などを使った料理を作り試食しました。
これは様々な食材の調理法を学ぼうと伊那市保育協会給食部会が開いたもので、およそ30人が参加しました。
15日は、茅野市の料理店のオーナーシェフ、藤木徳彦さんが、鹿肉の調理法について説明しました。
集まった調理師は自分たちで作った鹿肉ハンバーグの味を確かめていました。
伊那市保育協会給食部会では、調理法など学んだことを今後の給食作りに役立てたいとしています -
木下南保育園園児がイナゴ取り
箕輪町の木下南保育園の園児が13日、保育園近くの田んぼでイナゴ取りをしました。
イナゴ取りは、稲刈りが終わったこの時期に行っている恒例行事です。
年少から年長までの園児65人がイナゴ取りをしました。
この日は園児の父親が保育に参加する日で、父親も一緒に田んぼを訪れました。
園児は、田んぼの中や土手を歩き、眼を凝らしてイナゴを探していました。
園児が取ったイナゴは、保育園の調理室で煮て、給食で味わうということです。 -
応急手当普及員が心肺蘇生法の変更点学ぶ
一般の人に心肺蘇生法を教えることができる応急手当普及員が6日、心肺蘇生法の変更点を学びました。
心肺蘇生法講習会は伊那消防署が開いたもので、伊那市と南箕輪村の応急手当普及員34人が受講しました。
心肺蘇生法のガイドラインの見直しに伴い、一般市民が行う応急手当の変更点について、消防署の職員が説明しました。
主な変更点は、これまで人工呼吸と胸骨圧迫を交互に行っていたところを、人工呼吸ができないか、ためらわれる場合は胸骨圧迫のみを行うことなどです。
普及員は、3日間の講習を受けて認定されるもので、伊那消防署管内では企業や福祉施設、学校、行政などの関係者や一般の135人が資格を持っています。
伊那消防署では、「最新の心肺蘇生法をしっかりと学び、一般の人に教え、広めてほしい」と話していました。 -
竜西保育園の園児 伊那中学校を見学
伊那中学校2年生の生徒は12日、近くにある竜西保育園の園児を学校見学に招待しました。
この日は、竜西保育園の年長クラスの32人が伊那中学校を訪れ2年2組の生徒の案内で学校を見学しました。
2年生は家庭科の授業の一環で竜西保育園と交流していて、今回初めて園児を学校見学に招待しました。
理科室や調理室を順番に見て回り、音楽室では、3年生の合唱の授業を見学しました。
ある生徒は「小さな子供と触れ合える機会が少ないのでとても楽しい。けがをさせないよう、しっかり手をつないで歩きました」と話していました。
竜西保育園の小林政子園長は「園児が階段をのぼれるか、のどが渇いていないか、一人で靴がはけるかなどいろいろ心配してくれてうれしい。園児との接し方もとても上手だった」と話していました。 -
来春の花粉飛散量 少なめ
株式会社ウェザーニューズは11日、来年春の花粉の飛散予測を発表しました。
ウェザーニューズによると長野県南部のスギ花粉の飛散量は、去年に比べて少なく、去年よりおよそ7割減少となると予測しています。
また全国的な猛暑となった去年の夏と比べると今年は雲が多く気温も低くかったことから、スギ花粉の発生源となる雄花の量は、今年より少なくなり来年はスギ花粉の飛散量は少なくなる見通しです。 -
伊那市北部地区交通安全住民大会
伊那市北部地区交通安全住民大会が1日、野底公民館で開かれ、大会宣言で交通事故撲滅を誓いました。
会場には地区住民およそ100人が集まりました。
これは、伊那市の竜東6地区でつくる、北部地区交通安全協会が交通事故をなくそうと開いたものです。
北部地区は、平成23年度の伊那市高齢者交通安全モデル地区に指定されています。
大会では、伊那警察署交通課の宮尾雅彦課長の講話があり、じゃんけんで人間の反射速度がどの程度かを説明し「運転をするとき、目で見てからブレーキを踏むまでには時間がかかる。スピードを抑え、万が一のことを予測しながら運転してほしい」と呼びかけていました。
また、交通安全指導員で伊那マジッククラブの伊藤憲司さんが手品を披露し交通安全を啓発していました。
大会の最後には事故のない安全な社会を目指すとした大会宣言が読み上げられ、参加者全員で交通事故撲滅を誓いました。
今年2月には地区内で死亡事故が発生していることから、北部地区安協の高山タカシ会長は「バイパスが開通し交通量が増えている。これまで以上に地域の意識を高めていきたい」と話していました。 -
インドの健康法 笑いヨガを体験
インドで開発された笑いによる健康法、笑いヨガの体験会が5日、伊那市のいなっせで開かれました。
体験会は、笑いヨガの効果などを知ってもらおうと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたもので、会場にはおよそ90人が集まりました。
笑いヨガは、笑いの体操とヨガの呼吸法を取り入れた健康法で1995年にインドの医師により開発されました。
ストレスホルモンの分泌を抑えるなどの効果があるといわれていて、日本でも各地で教室が開かれています。
2日は愛知県で活動する笑いヨガの講師も訪れ、指導にあたっていました。
参加した人たちは、大きな声で笑いながら、笑いヨガを体験していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは新しく笑いヨガ教室を始める計画で、興味のある人は参加してほしいと話しています。