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田楽座が旧井澤家住宅で公演
伊那市の歌舞劇団、田楽座の公演が13日、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれました。
公演は、宿場跡に残る古民家で民族芸能を楽しんでもらおうと旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が開いたもので会場にはおよそ70人が集まりました。
田楽座は、伊那市富県高烏谷に拠点を置く、歌舞劇団で12日は笛や太鼓にあわせ獅子舞を披露しました。
田楽座のメンバーは威勢の良い掛け声とともに、観客と一体となった舞台を繰り広げていました。
訪れた人は、「迫力のある舞台を間近で見ることができ、楽しめました。」と話していました。 -
男女共同参画計画策定に向け意識調査実施へ
第2次伊那市男女共同参画計画策定検討委員会が13日に伊那市役所で開かれ、男女共同参画に関する意識調査について話し合いました。
この日は、委員11人が参加して委員長の選考が行われ、伊那市女性団体連絡協議会の木内律子さんが委員長に選任されました。
男女共同参画計画は、男女平等の社会参加に向けた施策の推進を図るもので、平成24年度から平成28年度までの5年間の計画で進められます。
この日は、計画策定の資料となる意識調査の内容について話し合われました。
意識調査は、20歳以上の男女500人ずつを対象に行われる予定で、郵送で調査票が送られることになっています。
内容は職場や家庭での男女平等についてや、人権についてなどです。
木内委員長は「計画策定の参考資料になるよう、できるだけ多くの人に答えてもらいたい」と話していました。
意識調査は、早ければ来月実施される予定です。 -
ローメンズクラブが愛Bリーグ正会員に昇格
伊那市内の飲食店などでつくる伊那ローメンズクラブは、B1グランプリ本大会への出場資格となる、愛Bリーグの正会員に昇格しました。
B1グランプリは、全国各地のご当地グルメが一堂に集まるグルメの祭典です。
出展するには、社団法人「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」通称愛Bリーグの正会員に認定されることが条件となっています。
愛Bリーグには、昨年度の時点で65団体が加盟していて、伊那ローメンズクラブは本大会への出場権を持たない準会員となっていました。
正会員になるには書類審査があり、活動が地域活性化につながっているか、メディアへの出演回数が一定数に達しているかなど、1年間の活動内容が審査されます。
これまで正会員の認定を目指して活動してきた、伊那ローメンズクラブの正木金内衛会長は「ここまでこれたのは、サポーターやローメンを愛してくれている人たちのおかげ。これからも喜んでもらえるローメンを提供していきたい」と話していました。
今年のB1グランプリは、11月12日から2日間、兵庫県姫路市で行われる予定です。 -
第39回伊那まつりのポスターの図案決定
8月6日、7日に開催される、第39回伊那まつりのポスターの図案に、伊那東部中学校2年生の伊藤拓也君の作品が選ばれました。
伊藤君の作品は、龍や花火、天竜川など、伊那まつりの題材をバランスよく配置しているところや、色の配色、塗り方がきれいなところが評価されました。
作品は、伊那まつりのポスターとパンフレットの表紙になります。
今年は、市内の中学校6校から、226点の応募があったということです。 -
箕輪町の信州不動産代表の清水利治さんが建設事業功労者長野県知事表彰を受賞
箕輪町の信州不動産代表で日之出建工株式会社社長の清水利治さんが、建設業の発展に貢献した人に送られる建設事業功労者長野県知事表彰を受賞しました。
9日は、清水さんが箕輪町役場を訪れ平澤豊満町長に受賞を報告しました。
清水さんは、昭和22年生まれの63歳で、大学卒業後の23歳の時に「信州不動産」を創業し代表となりました。
平成18年には県宅地建物取引業協会会長に就任し、協会の健全な発展のため、支部の統合や再編などを行いました。
今年度は、個人78人と7つの団体が長野県知事表彰を受賞しました。 -
東北の野菜を販売
福島第一原発の事故により風評被害を受けている東北の農家を支援しようと12日、福島産などの野菜を販売する復興応援バザーが開かれました。
南箕輪村の南箕輪小学校校庭では、北殿区の運動会にあわせ、東北地方の野菜が販売されました。
野菜の販売は福島第一原発の事故により風評被害を受けている農家を励まそうと、JA上伊那のファーマーズあじーなが行ったものです。
12日は福島産のアスパラガスやブロッコリー、きゅうりのほか、茨城産のきゃべつやなすなどが販売され、運動会に参加した人たちなどが買い求めていました。
ファーマーズあじーなでは、「東北地方の野菜の安心安全をピーアールすることで、被災地の農家を応援したい」と話していました。 -
剣士が被災地復興願い義援金
伊那勤労者福祉センターで開かれた南信地区剣道大会で12日、剣士が義援金をおくりました。
義援金は合計54万円で大会に出場した各団体の代表が伊那市の久保村清一教育長に手渡しました。
久保村教育長は、「皆さんの気持ちはしっかりと、届けます。震災から3ヶ月が過ぎたが復興には、まだ時間がかかる。長い支援ができるようがんばってください。」と呼びかけていました。
大会には上伊那をはじめ、諏訪、下伊那地域の小学生から一般まで、およそ750人が参加しました。
このうち31チームが参加した中学生男子の部で、伊那剣心館Aが優勝しています。 -
箕輪町消防団赤魚会
箕輪町消防団の懇親会、赤魚会が11日、箕輪町役場の駐車場で開かれ、赤魚やイモリなどの珍味が振る舞われました。
懇親会では、普段味わうことのできないイモリの素揚げなどの珍味が並びました。
消防団正副分団長会のメンバーが、平澤豊満町長や町議会議員、消防署幹部らをもてなすために用意した手料理です。
赤魚会は、ご祝儀をもらうために団員が天竜川に生息する赤魚(ウグイ)など地元の食材を使った料理を振る舞ったのが始まりで、毎年開かれています。
赤魚は、近年獲れなくなり、懇親会では7年近くアユなどで代用されていましたが、今年は天竜川産の赤魚70匹が塩焼きで振る舞われました。
懇親会に招かれた人達は、分団長会が厳選した天然の食材を使った料理を味わっていました。 -
父の日を前に贈り物づくり
19日の父の日を前に、南箕輪村では11日、贈り物作り講座が開かれ、子どもたちがお父さんにプレゼントするビーズのストラップを作りました。
村民センターで開かれた講座には小学2年生から6年生までの児童25人が参加しました。
子どもたちは、講師の説明を聞きながらストラップ作りに挑戦しました。
大きさや形の異なるビーズが用意されていて、決められた順番通りに透明の紐にビーズを通していきました。
最初は小さいビーズの扱いに苦労していた子どもたちも、次第にコツをつかみストラップを完成させていました。 -
大芝高原まつり ポスター等図案決定
8月20日に開催される、第26回大芝高原まつりのポスターやうちわの図案が、9日に南箕輪村役場で開かれた選考会で決定しました。
ポスターに選ばれたのは、南箕輪中学校2年4組の山崎若菜さんの作品です。
山崎さんの作品は祭りの楽しい雰囲気が色鮮やかに描かれているところが評価されました。
うちわに選ばれたのは、南箕輪中学校2年2組の高野真奈美さんの作品です。
高野さんの作品は、たらいレースの水しぶきの中に祭りの様々な場面が描かれているところが評価されました。
パンフレットに選ばれたのは、南箕輪中学校2年4組の畳谷弥沙斗さんの作品です。
畳谷さんの作品は、黒い背景と対象的に、手前に色鮮やかな絵を描いて光っているように見せているところが評価されました。
図案選考会は、南箕輪中学校の生徒を対象に行われ、今年は24人から作品が寄せられました。 -
伊那愛樹会の春の盆栽展
上伊那地域の盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会の春の盆栽展が10日から、伊那市のいなっせ2階で開かれています。
盆栽展には、会員9人が丹精込めて育てたさつき36点が並んでいます。
伊那愛樹会では、毎年春と秋の2回盆栽展を開いています。
サツキは、品種改良により1本の木で数種類の色の花を咲かせるものなど、3000種類以上あるということです。
他にも、樹齢80年を越える古木などが並べられています。
ある会員は「今年は、春先の寒さの影響で開花が遅く、盆栽展に間に合わせるのに苦労した」と話していました。
伊那愛樹会の春の盆栽展は、12日日曜日までいなっせ2階で開かれています。 -
養命酒のシャクヤク 見ごろ
駒ヶ根市の養命酒駒ヶ根工場の敷地内で、3,000株のシャクヤクが見ごろを迎えています。
駒ヶ根工場正門前に広がる四季咲きの丘では、3,000本のシャクヤクが、今見ごろのピークを迎えています。
このシャクヤクは、養命酒に使われている生薬の一つで、血行をよくする効能があるということです。
「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美しい女性の形容として例えられるシャクヤク。
見ごろは、一週間ほどということです。 -
野村陽子植物細密画夏季展
植物細密画を描く野村陽子さんの夏季展が、伊那市西春近のかんてんぱぱミュージアムで開かれています。
会場には、夏の草花を描いた作品42点が展示されています。
野村さんは箕輪町出身で、現在は山梨県の清里高原のアトリエで身近な植物をテーマに細密画を描いています。
かんてんぱぱミュージアムは、野村さんの植物細密画を展示する常設美術館で、年3、4回、作品の入れ替えをしています。
今回は、野村さんの好きな花の一つというユリの花を中心に、身近な草花を描いた作品が並んでいます。
野村さんは、「高原のさわやかな風の中で凛と咲く花々を楽しんでほしい」と話しています。
野村陽子さんの植物細密画夏季展は9月下旬頃まで、伊那市西春近のかんてんぱぱミュージアムで開かれています。 -
放射線量測定器 プライムワンが村に寄贈
福島第一原子力発電所の事故を受け、貿易業を営む南箕輪村田畑の有限会社プライムワンが9日、南箕輪村に携帯式放射線量測定器を寄贈しました。
9日、プライムワンの春日かおり社長と清水一人取締役が村役場を訪れました。
寄贈されたのは、大気中の放射線量を測定できる携帯式放射線量測定器です。
村には放射線量測定器がなく、現在1台を発注しているものの、品薄でいつ納入されるか分からない状況を知り、今回寄贈されました。
プライムワンは、福島第一原発の事故を受け、以前から取り引きのあった中国の日系企業から測定器を輸入し、東北地方に貸し出したり、インターネットで販売しています。
村では今回寄贈された測定器を保育園や学校周辺の放射線量測定に活用し、現状を知る参考にしていきたいとしています。 -
伊那市観光協会 誘客事業など重点
伊那市観光協会の総会が9日開かれ、今年度は誘客事業に力を入れて取り組むことが確認されました。
総会は伊那市役所で開かれ、会員が今年度の事業計画などを承認しました。
長野県が昨年度実施した信州デスティネーションキャンペーンの終了に伴い、今年度は県主体で新たな観光キャンペーン「アフター信州DC」が開催されます。
協会では、アフター信州DCを最大限活用して誘客に努めるとしています。
このほか、飯田線伊那北駅・伊那市駅開通100周年記念事業、食を活用した誘客事業などを検討していくということです。
会員からは、「協会として海外から観光客を誘致する事業を展開し、それに事業者も巻き込んでほしい」などの意見が出ていました。 -
伊那東保育園の園児 園の庭で乗馬を体験
伊那市の伊那東保育園の園児達は7日、園の庭で乗馬を体験しました。
7日は、伊那東保育園の年少から年長園児およそ50人が乗馬を体験しました。
乗馬体験は、JA青壮年部手良支部が子ども達に農業や酪農などを体験してもらうチャイルドファーム21活動の一環として、行っているものです。
7日は、JA青壮年部手良支部の部会員で酒井牧場を経営する酒井秀明さんらが、園児達に乗り方など指導をしていました。
園児達は2人ずつポニーにまたがると、1週50メートルほどの距離をまわりました。
JA青壮年部手良支部の白鳥史明支部長は「子供達が動物に触れる機会が少なくなってきているので、今後もこのような機会をつくっていきたい」と話していました。 -
ブロッコリーの収穫 本格化
上伊那地域では、ブロッコリーの本格的な収穫作業が始まっています。
今年は、5月の低温の影響もありましたが品質は例年並みということです。
伊那市大坊の小池正さんの130アールのブロッコリー畑では収穫の最盛期を迎えています。
小池さんは、15年前からブロッコリーを栽培しています。
収穫作業は、鮮度が落ちないよう気温が低い朝と夕方に行われています。
現在、小池さんは4キロのケースを1日100ケースほど南箕輪村の上伊那広域野菜選荷場に出荷しています。
選荷場には、朝から生産者が箱に入ったブロッコリーを次々と軽トラックで運びこんでいました。
運び込まれたブロッコリーは鮮度を保つため氷詰めされます。
JA上伊那によりますと、昨年度の上伊那のブロッコリーの生産量はおよそ500トンで佐久、諏訪に続いて県内では3番目に多いということです。
現在は、一日2000ケースが名古屋や関西方面に出荷されています。
出荷作業は6月いっぱい行われることになっています。 -
伊那中央病院で防災訓練
伊那市の伊那中央病院で6日、防災訓練が行われました。
伊那中央病院では毎年この時期と秋に防災訓練を行っています。
訓練は、研修棟3階の部屋から出火し4人のけが人が出たとの想定で行われました。
病院内に災害対策本部が設置され、各職員が自分の持ち場へ行き情報伝達などの役割を確認しました。
職員達は、運ばれてきた怪我人に対して、応急手当の処置などをしていました。
訓練では他に、ベランダからの放水訓練なども行われました。
伊那中央病院では秋にも防災訓練を予定しています。 -
西箕輪公民館通学合宿はじまる
5泊6日の日程で行われる西箕輪公民館の通学合宿が6日から始まりました。
通学合宿は、西箕輪小学校の児童が公民館に泊って共同生活をしながら学校に通うという取り組みで、今年で7年目です。
今年は、西箕輪小学校の高学年の児童38人が参加しています。
通学合宿では、自分達で協力しながら食事を作ったり勉強などをします。
テレビやゲーム、家族との電話は一切禁止です。
通学合宿では毎年、信州大学農学部の学生がスタッフとして協力していて、子ども達と宿泊をするなどして交流します。
初日となった6日は、グループに分かれて夕飯をつくったり、キャンプファイヤーなどをして交流しました。
キャンプファイヤーでは、火を囲んで自己紹介をしました。
通学合宿は10日までで子ども達は学校に通いながら共同で生活を送ることになっています。 -
オフロードバイクレース
オフロードバイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が5日、伊那市の天竜川の中州に設けられた特設会場で行われました。
県内をはじめ関東や関西からバイク90台がエントリーし4つのクラス別でレースが行われました。
大会は、地元のバイク店有志でつくる実行委員会が毎年行っていて今年で25回目です。
今回は東日本大震災義援チャリティー大会として行われ、募金箱が置かれました。
レースは、一周1.4キロの坂道やカーブのあるコースを2時間でどれだけ多く回れるかを競うものです。
坂道をさっそうと登り切り、上位争いをするライダーのかたわらで急な坂を登りきれず自力でバイクを押すライダーの姿も見られました。
観戦に訪れた人達は、目の前を走り抜けるライダーに声援を送りながら迫力あるレースを楽しんでいました。 -
トンボの楽園で整備作業
伊那市富県新山のトンボの楽園の整備作業が、5日行われました。
作業には地元住民でつくる新山山野草等保護育成会のメンバーや伊那市の職員など30人が参加し、草刈りなどの作業を行いました。
育成会では、トンボの生息しやすい環境をつくるため毎年、この時期と秋に整備作業を行っています。
作業では、観察用の道を新たに24メートル増設したほか、育成会の婦人部のメンバーがトンボの楽園の東側の花壇にマリーゴールドなどの苗を植えました。
トンボの楽園では、先月20日頃ハッチョウトンボの羽化が確認されました。
日本最少トンボと言われるハッチョウトンボは、体長およそ2センチで、草がある湿地帯を好むということです。 -
日本の伝統芸能に触れる
東南アジアの国、東ティモールの学生が5日、伊那市長谷の中尾座を訪れ日本の伝統芸能に触れました。
これは、伊那市高遠町出身の北原厳男さんが東ティモール大使を務めていることが縁で、友好関係を築こうと、今月2日から伊那市を訪れています。
5日は、東ティモールの高校生や大学生13人が伊那市長谷の中尾座を訪れ、この地区に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」について学びました。
実際に、歌舞伎で使われている弁慶の衣装を、中尾歌舞伎保存会のメンバーから着せてもらい記念撮影などをしていました。
衣装を着た学生は、「すごく不思議な気分。貴重な経験になった」と話していました。
最後に全員で、歌舞伎のおわりに客席に舞台から挨拶をする口状を日本語で読みあげました。
東ティモールの訪問団は7日に帰国することになっています。 -
田んぼの生き物観察会
箕輪町の親子が4日、身近な田んぼに生息する生き物を観察しました。
箕輪町郷土博物館が開いた観察会で、親子およそ20人が参加しました。
観察会は、田んぼに生息する生き物を観察し、身近な自然に触れてもらおうと開かれていて、今年で2年目です。
子どもたちは、田んぼの中をのぞき込み、網や手で生き物を捕まえました。
田んぼではダルマガエルが多く見つかりました。
講師を務めた飯田市美術博物館学芸員の四方圭一郎さんは、「ダルマガエルは絶滅危惧種。体が丸く、手足が短くてジャンプ力が弱い」と話しました。
ダルマガエルは長野県内では辰野町から高森町までの地域に生息していて、特に辰野町から南箕輪村までの西天竜の水を活用している地域に多いということです。
この日はこのほか、マルガタゲンゴロウなども見つかり、子どもたちは観察に夢中になっていました。 -
ローメンの日 ローメンズクラブ加盟店賑わう
6月4日はローメンの日です。
伊那市内の飲食店では、ローメンが1杯400円で提供され、多くの人で賑わいました。
伊那市前原の「萬楽」には、昼時になると多くの人が訪れローメンを注文していました。
市内を中心におよそ30の飲食店などで作る伊那ローメンズクラブでは、6月4日を「蒸し麺」の語呂合わせからローメンの日としています。
この日は、1杯600から700円のローメンが、1杯400円で提供され、100円値引きのサービス券もプレゼントされました。
萬楽では、店内に入りきれない客が、この日だけ特別に設置された屋外のテーブルでローメンを食べていました。
萬楽店主でローメンズクラブ会長の正木金内衛さんは「ローメンの日をきっかけに、知らない人にもローメンを知ってもらえたらうれしい」と話していました。
店を訪れたある男性は「ローメンの日だとは知らなかったが、いつも食べているローメンが安く食べられて良かった」と話していました。 -
合併5周年高遠地区記念事業
旧伊那市、高遠町、長谷村の合併5周年を祝い、合併5周年高遠町地区記念事業が4日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。
会場には高遠の地区住民を中心におよそ270人が集まりました。
これは、合併5周年を祝うとともに、これまでの5年間を振り返ろうと、住民でつくる記念事業実行委員会が開いたものです。
式典では意見発表が行われ、3人が日頃の活動について発表しました。
高遠で観光ボランティアガイドを務める小田中一男さんは、案内をしていて聞いた声などについて話ました。
小田中さんは「他の地域から来る人にとって魅力であることが、地元住民にとって当たり前ではいけない。地域の本当の魅力をきちんと後世に伝えていかなくてはならない」と話していました。
また、将来の夢の発表では、高遠小6年の堀川真央さんと高遠北小6年の古村奈津香さんが「看護師になりたい」「メイクアップアーティストを大好きな高遠でやりたい」と発表していました。
記念事業実行委員会の伊東義人委員長は「この5年間で高遠地区の住民の意識もだいぶ変わった。地域の特性を活かしてさらに良い地域にしてもらいたい」と話していました。
白鳥孝伊那市長は「地域に住みたいと言ってくれる子ども達がもっと増えるよう、良い地域づくりをこれからもしていきたい」と話していました。
実行委員会では「記念事業をきっかけにより良い地域にしていきたい」としています。 -
伊那バラまちフェスタ
花と音楽のまちづくりをテーマに伊那市の中心商店街で開かれている伊那バラまちフェスタのオープニングセレモニーが4日、通り町のセントラルパークで開かれました。
この日は、伊那うたごえ喫茶実行委員会のメンバーがセレモニーに合わせてバラにちなんだ曲を歌いました。
伊那バラまちフェスタは、中心市街地再生協議会が、活性化を目指して開いているものです。
山寺から西町までのおよそ1キロに350鉢70種類のバラが並べられています。
セレモニーに訪れた人たちは、歌詞カードを見ながら演奏に合わせて口ずさんでいました。
イベントを中心として進めるバラ咲く街角委員会の中村弘人委員長は「バラは咲いたら綺麗だが、次の年はさらに綺麗になる。年々良くなるバラを見に多くの人が商店街に出てきてくれたらうれしい」と話していました。
またこの日はバラづくり入門教室が開かれ、アルプスバラ会の春日千定さんが指導していました。
伊那バラまちフェスタは、30日木曜日までで、市街地に並んだバラの見頃は6日からの週になりそうだということです。 -
いのちの写真パネル展
戦没者の遺骨収集の写真から戦争の悲惨さを伝える「いのちの写真パネル展」が4日から、伊那市のいなっせ2階で開かれています。
会場には、海外での遺骨収集時の写真を掲載したパネル、60点が並んでいます。
パネル展は、静岡県在住の自営業鈴木基之さんが、戦争の悲惨さや現状を伝えようと全国各地で開いているものです。
写真は、1937年の日中戦争以降に海外で戦死した人の遺骨収集の時に、家族やボランティアが撮影したものです。
日本人戦死者はおよそ212万人を越え、今もなお収集できていない遺骨があると鈴木さんは話します。
「いのちの写真パネル展」は6日月曜日まで伊那市のいなっせ2階で開かれています。 -
高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭り 開催
中央アルプスを一望しながら120種類以上のバラを見ることができる高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りが4日から始まりました。
バラ祭りは、通年観光や地域活性化を目的に毎年開かれていて、今年で4年目です。
広さ8040平方メートルの園内には、およそ120種類、2600本のバラが植えられています。
伊那市によると、今年は寒い日が続くなど天候が不安定だった為、1週間から10日ほど開花が遅れているということです。
梅雨の晴れ間となった4日は、県内各地から家族連れや観光客が訪れ、写真を撮ったりしていました。
4日はバラ祭りのオープンに合わせ、ユカイナとハープの演奏が行われ訪れた人を迎えていました。
バラ祭り期間中には、バラの苗木の販売が行われる他、週末にはさくらホテルと会場を結ぶ周遊バスが運行します。
バラ祭りは26日日曜日までを予定していて、見ごろは6月中旬ということです。 -
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会 岩場で訓練
夏山シーズンを前に、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は3日、伊那市長谷の岩場で訓練をおこないました。
訓練には、対策協会の救助隊員26人が参加しました。
訓練は、隊員の技術向上を目的に年に3回行われています。
3日は、高さおよそ20メートルの岩場を難易度別に3か所に分かれ、救助用のロープを使って登っていました。
2日までの雨の影響で岩が滑りやすくなっていて、隊員らは足元を1歩1歩確認しながら登っていました。
南アルプスでは昨年度、遭難や滑落などが5件起きていて、そのうち救助隊は3回出動しました。
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会では、今後も訓練を積み重ね、緊急時に備えいつでも出動できる態勢をとっていきたいとしています。 -
旧井澤家住宅で骨董市
伊那市西町の旧井澤家住宅で、骨董市が開かれています。
こちらは、戦争中に、発行されたぐんぴょう軍票といわれる紙幣です。
大日本帝国政府と印刷され、東南アジアなど当時占領下においた国で使用されました。
近年、人気が高まっているということで、未使用のものには、1枚2万5千円の値がつけられています。
上伊那地域で骨董や美術品を扱う2つの業者が出店していて、訪れた人たちは、古民家の雰囲気の中で古美術品を眺めています。
中村不折の書や池上秀畝が描いたとされる墨絵のほか、蔵出し品も多数あり、「お宝」が所せましと並べられています。
駒ヶ根市で骨董店を営む小林さんは、「骨董の基本は、昔のものを大切にしようという精神で、現代のフリーマーケットの基になるもの。購入したら眠らせておくのでなく、使って欲しい」
と、骨董の魅力について話しています。
骨董市は、5日までで、時間は、午前9時から午後5時。入館料は、大人が200円、子どもが100円となっています。