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駒ケ根市消防団郡大会出場選手激励
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)は10日早朝、上伊那郡大会(15日、伊那市)に出場する選手らの激励会を同市南割のパチンコ店駐車場で開いた。折りからの雨で足元が滑りやすい中、小型ポンプ操法とポンプ車操法の各1チームが、厳しい訓練で培った一糸乱れぬ見事な動きを披露した=写真。
中原市長は代表者に激励金を贈呈し「訓練の成果を目の当たりにし、おう盛な消防精神を心強く感じた。なお一層気を引き締めて訓練に最善を尽くし、念願の優勝目指して全力を出し切ってほしい。市民も期待している。堂々と戦い、悔いの残らない大会にしてもらいたい」と激励した。
9日夜には、ラッパ吹奏大会への出場者激励が赤穂南小学校グラウンドで行われた。
郡大会出場チームは次の通り。
▼小型ポンプ操法=第1分団3号(北割)▼ポンプ車操法=第1分団2号(北割)▼ラッパ吹奏=(1)第5分団 -
箕輪町猟友会総会・応急手当講習会
箕輪町猟友会(小林弘人会長)は6日夜、07年度総会と応急手当などの講習会を松島コミュニティセンターで開いた。
総会に併せて応急手当の講習会を開いたのは今回が初。箕輪消防署員を講師に止血と骨折したときの応急処置、AEDの使い方を学んだ。
止血は、傷の心臓に近い側からタオルなど持っているものを巻く方法で、噴き出してくる血の場合は巻いたあとに傷を心臓より高い位置にして手で押さえる方法を学んだ。腕と足のときだけ出来る方法として脇の下、足の付け根の止血点を抑える方法も教わった。
総会では、06年度事業報告・決算、07年度事業計画案と予算案を承認した。
07年度事業は、鳥獣供養慰霊祭の開催、安全狩猟射撃会、安全狩猟講習会、狩猟解禁日の巡視パトロール、射撃大会への参加、有害鳥獣駆除の実施、カモシカ個体調整など。
小林会長は、「有害鳥獣駆除の出動回数が増えている。我々にしかできない社会貢献。協力をお願いしたい。無事故、無違反で経緯するようお願いする」とあいさつした。 -
山村うたごえの輪
60回記念コンサート南箕輪村の文化団体「山村うたごえの輪」(倉田加代子代表)は7日、60回記念コンサートを村民センターで開いた。参加した26人は、ユーフォニウムとピアノが奏でる曲の数々を鑑賞して楽しんだ。
山村うたごえの輪は、「出会いがうれしい歌声広場」をキャッチフレーズに毎月第1土曜日に村民センターで開催。だれでも参加できる会で、童謡唱歌を中心にピアノの生伴奏に合わせて歌い楽しむ。
今回、60回を記念して伊那西高校教諭で趣味でユーフォニウムを演奏している北条智博さんと、会の伴奏を担当している村内でピアノ教室を主宰する倉田香恵さんによるアンサンブルコンサートを企画した。「見上げてごらん夜の星を」「トロイメライ」「千の風になって」など5曲を演奏した。
演奏の合間に、いつも通りに皆で歌もうたい、「たなばたさま」「キラキラ星」など七夕にちなんだ曲も楽しんだ。 -
長野県埋蔵文化財センター速報展
「長野県の遺跡発掘2007」長野県埋蔵文化財センター速報展「長野県の遺跡発掘2007」は25日まで、伊那市の県伊那文化会館美術展示ホールで開いている。伊那市の東高遠若宮武家屋敷遺跡、佐久市の西近津遺跡、千曲市の東條遺跡などの出土品670点を展示している。
西近津遺跡の弥生時代国内最大級竪穴住居跡を実物大で再現展示。長軸18メートル、短軸9・5メートルあり、周囲をテープではり、主柱穴、炉、貯蔵用の穴などが分かる。
東高遠若宮武家屋敷遺跡のコーナーは、江戸時代後期の高遠焼の大がめ(高さ80センチ、口径60センチ)、土管、染付け磁器などの食器を展示。今回調査した小松純八屋敷跡と天保年間の間取り図がほぼ一致していることも見ることができる。
会期中の14日は調査報告会と講演会が同館小ホールである。報告会は午後1時縲・時20分。内容は茅野市構井・阿弥陀堂遺跡、茅野市御社宮司遺跡、東高遠若宮武家屋敷遺跡。講演会は午後2時半縲・時。信州大学人文学部の笹本正治教授が「高遠城とその城下町を考える」をテーマに話す。
土・日曜日、祝日は埋蔵文化財センター職員による展示解説、土器の立体パズルや縄文土器・弥生土器の模様付けができる体験広場もある。入場無料。 -
伊那市体協ゴルフ部 チャリティー寄付
伊那市の体協ゴルフ部(菅忠男部長)は5日、市民体育祭ゴルフ競技のチャリティーで集まった13万5750円を市に寄付した。菅部長ら2人が市役所を訪れ、小坂樫男市長に手渡した=写真。
ゴルフ競技は1日、伊那国際ゴルフクラブで開催。約300人が集まり、6番ショートホールに設置したチャリティーボックスで寄付金を募った。菅部長は「市で有効に使って下さい」と受け渡した。 -
大芝とうろう祭り
大芝高原に灯ろうを飾る「大芝とうろう祭り」が7日夜、大芝高原多目的広場であった。手作りの灯ろう160基が広場の通路に並び、蜜ろうキャンドルの柔らかな光の道が幻想的な世界を作り出した。
灯ろうは5年前から飾っている。各自が作った灯ろうを持ち寄って飾るイベントで、保育園や南部小学校、上伊那農業高校、信州大学農学部、公民館学級、各種団体などが参加した。
段ボールで枠を作った灯ろうは、丸や四角、月の形など自由に切り抜き、花やキャラクターの絵、願い事などを書いた紙を張ってある。中には子どもの1歳のお祝いにと、手形と足形を押した灯ろうを持参した人もいた。
今年は灯ろうを置く間隔を広くし、見物しながら広場を一周できるように並べた。訪れた人は灯ろうの絵柄を一つずつ眺め、光の道の散策を楽しんだ。 -
第20回川シンポジウムできれいになった川へアマゴを放流
第20回川シンポジウムの取り組みの一つ、「魚の放流」が8日、伊那市内の水質が改善された河川6カ所であり、地元の小学生らが各河川でアマゴ500匹を放流した=写真。
環境保全促進を目的として市や各種団体でつくる川シンポジウム実行委員会が例年取り組んでいるもので、放流を希望する地区を募り、魚が住める環境であるかどうかを調査。そのうえで放流する魚を提供している。今年は昨年は昨年の倍近く放流を希望する地区があった。
そのうち西春近小出島区の戸沢川には、小学生や地域住民など約40人が集まり、アマゴ500匹を放流=写真。また、前日にこの川で釣り上げた魚を観察。4年以上経過したアマゴや昨年秋に生まれたと思われる10センチほどのアマゴ、イワナやウグイなどが生息していることが分かり、水がきれいになっていることを改めて実感していた。 -
旧井沢家住宅で古田人形芝居の上演
情緒ある昔のたたずまいの中で古典芸能を楽しもう竏窒ニ伊那市にある伊那部宿、旧井沢家住宅で8日、箕輪町上古田地区の郷土芸能「古田人形」の上演があった。観客約120人が集まり、人形たちの舞台を楽しんだ=写真。
復元した旧井沢家を多くの人に見てもらおう竏窒ニ、地元住民でつくる伊那部宿を考える会(田中三郎会長)が企画したもので、古田人形の上演は2年目。古い家屋を生かし、上伊那伝承の古典芸能ができないかと古田人形芝居保存会に相談。了承を得て、2回の上演が実現した。
この日は、江戸時代の悲恋物語「生写朝顔話」の一段「宿屋の段」を上演。浄瑠璃の音色に合わせてしなやかに演じる人形たちの姿に観客も引き込まれ、物語の世界にのめり込んでいた。 -
ぎおん祭で園児らが激走
伊那市商店街の「ぎおん祭歩行者天国」に合わせて8日、市内の保育園、幼稚園児らによる「ちびっこ駅伝」があった。24園の54チームが参加。商店街を駆け抜けるかわいらしいランナーに、熱い声援が飛び交った=写真。市商工会議所など主催。
歩行者天国に人を呼び込もう竏窒ニ始まったイベントで12年目。今年は高遠町、長谷地区からも参加があり、出場チーム数は過去最多となった。
園児たちは、1区間60メートルを代わる代わる走り、いなっせ前から山寺駐車場前までを走破。スタートとともに転んでしまう園児もいたが、すぐに立ち上がって走り出す姿に「がんばれ、がんばれ」と温かい励ましの言葉がおくられた。
また、歩行者天国では屋台やさまざまな催しが並び、訪れた人たちを楽しませていた。
ちびっこ駅伝の結果は次の通り。
▽1組(1)ファイヤードラゴンA(竜南)(2)高遠第1すみれ1(高遠第一)(3)ひこうき(上の原)
▽2組(1)ファイヤードラゴンB(竜南)(2)高遠第1すみれ2(高遠第一)(3)ドラゴン(手良)
▽3組(1)MSレッド(美篶西部)(2)にんじゃ(手良)(3)きょうりゅうチーム(東春近中央)
▽4組(1)ウルトラ竜西(竜西)(2)チーター(手良)(3)しんかんせん(上の原)
▽5組(1)伊那北くまとらBチーム(伊那北)(2)MSイエロー(美篶西部)(3)ライオン(西春近北) -
夏はやっぱりそうめん流し
宮田村の福祉交流施設なごみ家で9日、利用者や地域住民約40人がそうめん流しを楽しんだ。
使わなくなった鉄製の雨水管を再利用し、村住民福祉課の職員2人が上手に流れるように組み上げた。
次々と流れてくるそうめんに「こんなに取れた」「おいしい」と歓声が。
すっきりしない蒸し暑い梅雨空の下だったが、参加した人たちは「満腹、まんぷく」と快晴のような笑顔が広がった。
今後も同施設を使用する教室などが、そうめん流しを楽しむ。 -
【記者室】経営者の資質とは
経営者によるワークショップで、「経営者の資質で一番大切なものは?」との質問に、パネリストの一人は「社長が大好きと言われる社長になること」と言った。もう一人は「人間的魅力があること」と話した▼2人とも注目され各地で講演している社長だという。経営者本人に魅力がなければ、社員は付いてこない。考えることは共通している。「ぼくのことを好きになってもらう」。さらりと言っていたが、とても簡単にできることではない▼「自分の言葉が届くように言葉を磨きながら自分を磨くしかない」と話した経営者もいる。人間性を高める大切さは、経営者だけでなく皆に言えること。人の上に立つことなど考えたこともない自分自身も、学ぶべき点だ。(村上裕子)
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駅駐輪場の放置自転車整理
箕輪町は6日、町が管理する駅駐輪場で放置自転車の整理・確認作業をし、19日までに持ち帰るよう記した荷札を取り付けた。
駐輪場は木ノ下、伊那松島、沢の3駅。放置されていると思われる自転車を職員が1カ所に集め、19日までの持ち帰りと、持ち帰らない場合は放置物件として処理する旨を記した札をつけた。整理した自転車は木ノ下駅23台、伊那松島駅34台、沢駅7台。
放置自転車の回収は20日、警察、JR東海伊那松島駅関係者、各区衛生部立会いでする。 -
ファミリークッキング
南箕輪村食生活改善推進協議会と村役場住民福祉課は7日、ファミリークッキングを村公民館で開いた。9組の親子がサンマを主菜にした献立を協力して調理し、味わった。
献立は「さんまのソテー きのことパプリカのソース」「トマトとキュウリのサラダ」「キャベツとたまごのふわふわスープ」「ヨーグルト入り蒸しパン」の4品。
今回は、サンマのおろし方を覚え、焼く、煮るという調理法のほかに野菜たっぷりのソースをかけて食べる献立も覚えてもらう。
参加した子どもは幼児も含め小学1年生から6年生まで15人。お母さんと一緒にサンマを三枚におろし、キュウリやトマトを切る、蒸しパンの材料を混ぜるなど皆で分担して調理した。 -
歩くまちづくりを提案 - 図書館で今日から提案展 -
伊那市民らでつくる団体「まちづくりぐるーぷハレ」(折橋栄一代表、10人)による「まちづくりへの提案展」が8日、市立伊那図書館で始まる。伊那市の中心市街地の活性化を目的とした「コンパクト・シティへの道」をテーマに、歩くまちづくりを提案。景観に配慮した街並み、メンバーが考える空き店舗の活用方法などをまとめたパネル約20点を展示する。
メンバーの一人、平沢真由美さんは「まちづくりについては個々で活動しているが、今回の提案展はさまざまな人の『こんな使い方がありますよ』ということが集まっている。提案なので、いい意見も悪い意見も出してもらいたい」と呼びかける。
ハレは、目に見える形でまちづくりへの提案をしていこう竏窒ニ、まちづくりに関心のある設計士、デザイナーや一般の主婦など多彩なメンバーで今年4月に発足。まず伊那市の中心市街地を調査し、どんな形があるのかを話し合ってきた結果、「歩くまちづくりが必要なのではないか」と、今回は交通計画などに重点を置いた提案をまとめた。
具体的には、中心通りは「歩車共存道路」という形で道路整備をし、車の進入は必要最少限に抑え、歩行者が歩きやすい空間とする試み、車を市街地に置いた人が気軽に街中へ移動できる廃油を使ったエコ・レトロバスの導入といったアイデアや、空き店舗を利用した自然食レストランや国際交流情報センターなど、メンバーが必要と考える施設をイメージ図とともに示す。
12日まで。入場無料。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後4時)。9日は休館日。
ハレは、まちづくりに関心のあるメンバーも募集している。問い合わせは折橋さん(TEL72・3854)へ。 -
伊那市民プールなどで水しぶき
伊那市の市民プールと高遠スポーツ公園屋外プールが7日、オープンし、初日は無料開放された。小学生や家族連れなどが朝から集まり、水しぶきを上げて、ビーチボールや大きな浮き輪で水遊びを楽しんだ。いずれの施設も営業は8月26日まで。
市民プールでは、開場を待つ小学生ら約40人の列が入場口にできた。開場時(午前9時)の水温は23度と温かめで、この日は悪天候だった昨年と比べて211人多い795人がプールを利用した。
開場時間は市民プールが午前9時縲恁゚後5時、スポーツ公園プールが午前10時縲恁゚後6時。外気温、水温が満たない時、台風などの荒天による閉場がある。
流水プールで遊ぶ子どもたち(伊那市民プール) -
消防団操法激励会
消防団ポンプ操法、ラッパ吹奏の上伊那大会(7月15日・伊那市)に出場する宮田村の3チームの激励会が4日、村農業者体育館などであった。清水靖夫村長や近藤満消防委員長らの激励を受け、健闘を誓った。
ラッパは合同、ポンプ車、小型ポンプ両操法は、先月末に開いた村大会の優勝チームが代表に選ばれた。
2分団3部=河原町=は7年連続でポンプ車の代表。
3分団3部=大田切=は6年ぶりに小型ポンプの代表となり、激励会で唐澤忠主将は「悔いの残らない練習をして、悔いの残らない結果を残してきたい」と力強く語った。
清水村長、近藤委員長は「練習あってこそ結果が残せる。村の消防団は近年、上伊那で優勝など立派な成績を残しているが、重圧に負けず力を十二分に発揮してきて」と激励。
平澤成己団長は「団の代表として恥じることなく、高い目標に向ってまい進しよう」と呼びかけた。 -
橋爪まんぷさん 絵本原画展
伊那市境南の漫画家橋爪まんぷさん(66)の「絵本原画&イラスト展」は10日まで、同市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。橋爪さんが挿し絵を手掛けた民話絵本「仁王さまとキツネ」の出版記念で、原画17点などを展示している。
「仁王さまとキツネ」は、上伊那地方に伝わる民話を題材とする。退屈な日々を過す仁王さまが自由気ままに生きるキツネにあこがれる話。橋爪さんは「人間っぽさ」をキツネの表情などに込めたという。
作品は箕輪町の児童文学作家、小沢さとしさんが書き下した作品。出版は郷土出版社。定価1680円(本体・1600円)で県内の書店などで販売している。
同ホールでは、キツネを題材としたイラスト約50点を展示販売している。擬人化したキツネがスポーツをしたり、楽器演奏をしたりしているユーモアあふれる作品が並ぶ。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後5時まで)。 -
弥生祭、7、8日に
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「第48回弥生祭」が7、8日、同校である。
今年は「弥生丸縲怩ゥけぬけろ平成縲怐vをスローガンに、クラス、クラブ、委員会ごとにさまざまイベントを企画。クラス企画は、1年生が地域の人に楽しんでもらえるような屋台やイベントを担当。駄菓子屋やフリマ、クイズラリーなどといったイベントがあるほか、2年生はクラスごとに修学旅行で訪れる沖縄に関する展示やイベントを準備。3年生は、正門装飾や野外ステージなどといった大掛かりなものを担当しており、3Fがグラウンドに設置するはりぼて「弥生丸縲恚M方の願い届けます縲怐vには、全校生徒の願い事を張り、文化祭最後のファイヤーストームで燃やす。
そのほかにも文芸系クラブによる作品展示や舞台発表、運動系クラブによる食べ物屋台など、多彩な催しの準備が進んでいる。
実行委員会のメンバーは「みんな短い準備期間の中で作った素晴らしい企画があるので、ぜひ見に来てください」と呼びかけている。
7日の一般公開は午前11時縲恁゚後3時半、8日は午前10時縲恁゚後3時。 -
箕輪町スイミングプール
50メートルプールは老朽化で今季開放せず箕輪町教育委員会は、14日から利用が始まる町スイミングプールで、老朽化により底や壁がはがれてきている50メートルプールは開放しないことを決めた。今季は25メートルプールと幼児用のみの利用となる。
スイミングプールは70年に完成。96年に全面改修し、その後も補修をしている。50メートルプールは、底や壁の鉄板にかぶせた強化プラスチック繊維が部分的にはがれるなど老朽化が進んでいる。
全面改修にはおよそ3千万円かかる見込みで、町教委は対応を検討。50メートルプールは、利用が小学校高学年以上で、浮き輪やビーチボールは使えず、競泳用として開放していることから利用頻度が低いこともあり、開放しないこととした。利用者の安全確保のため、すでにプールの周囲にフェンスを設置した。
町教委は来年度以降の対応について、「今後検討していく」としている。
今季は14日にオープンする。14、15、16、21、22日と28日から8月19日までの28日間開場する予定。14、15日は無料開放。利用料は大人200円、高校生150円、小・中学生100円、付き添い者100円、小学生未満無料。 -
JA上伊那、七夕に合わせて浴衣で窓口対応
7月7日の七夕にちなんで5日、上伊那農業協同組合(JA上伊那)伊那支所の女性職員が、浴衣を着用して窓口対応に当たった=写真。
制服とは異なる涼しげな浴衣姿でしばし暑さを忘れてもらおう竏窒ニ同支所では例年七夕に合わせて浴衣での窓口対応をしており、金融部が実施している「サマーキャンペーン」のPRも兼ねている。
今年は金融、共済部の女性職員6人が自慢の浴衣を着用。店内には、来店者に願いごとを書いた短冊をつるしてもらうための七夕飾りも設置した。
女性職員の一人は「お客様も涼しげだと言ってくれ、雰囲気も変わるため会話も弾む。中には『夏中これでいいのでは』と言われることもある」と話していた。
浴衣での窓口対応は6日まで。また、空クジなしのくじ引きも用意されている。 -
はら美術で「井月と三頭火」森貘郎板画展
伊那市旭町のはら美術で5日から、千曲市在住の森貘郎さんの個展「井上井月没後120年記念竏宙芟獅ニ山頭火竏秩v板画展が開かれている。井月や三頭火などが詠んだ句とともにその情景を映し出した板画作品約60点が、訪れた人の目を楽しませている。
森さんのほか、伊那市の俳人・春日愚良子さんら4人の共著『信濃路の山頭火』(ほおずき書籍)の出版記念に合わせて企画したもので、山頭火が敬慕した井月の句約20点の板画も今回の個展に合わせて準備した。
木版の特徴を生かした版画作品を作り続けた棟方志功の作品に魅了され、独学で板画を始めた森さん。1980年には日本板画院展に入選し、現在は日本板画院の同人として活躍している。また、北信地域と縁の深い小林一茶の句を作品としたことをきっかけに、俳句の情景を作品とすることも多くなり、10年ほど前からは井月の句にも取り組んでいる。
今回は井月の代表的な句とともに井月本人を描いた作品も何点かあり、森さんは「井月本人を描いたのは今回が初めて。句とともに井月の像を感じていただけたら」と話していた。
また、6日の午後2時からは森さんと春日愚良子さんによる「井月と山頭火」をテーマとしたギャラリートークもある。
入場無料。午前11時縲恁゚後6時。 -
【記者室】車がはねた水でずぶ濡れ
雨の降る夜8時ごろ、駒ケ根市内の歩道を傘をさして歩いていたところ、猛スピードで飛ばしてきた車に車道のたまり水をたっぷりと浴びせ掛けられて全身ずぶ濡れ。「こんちくしょう」と思い、ナンバーを読み取ろうとしたが車は既に遠くへ走り去ってしまっていた▼車での水はねは道路交通法違反だぞ、などと目をつり上げるのも大人気ないが、腹が立つことおびただしい。だが待てよ。運転する側の立場からすると、水を浴びせても気付かずにいることが多いのかもしれない。筆者も含めて…▼運転の基本は周囲に対する配慮だ。水ぐらいで済めばいいが、歩行者への思いやりが欠けた運転を続けていると、長い一生のうちにはいずれ大きな事故を起こすに違いない。(白鳥文男)
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梅が里麦酒きょう6日発売
宮田村の住民有志でつくる村おこし実行委員会が企画し、村内酒販店7店のみで取り扱う名水地ビール第2弾「梅が里麦酒」が6日、販売を開始する。無ろ過にこだわり、水の特性を十分生かしたキレのある飲み味。「すっきりした本格的なドイツスタイルの味を楽しんでほしい」と関係者は話している。
新田区の梅公園にわきあがる水を使用し、近くの南信州ビール駒ケ岳醸造所で千リットル限定で製造した。
価格は330ミリリットル瓶で500円。細田入田酒店、伊東酒店、正木屋酒店、同バイパス店、綿屋、スーパーこいち、Aコープ宮田店で取り扱う。
6日午後6時半からJA宮田支所で、発売記念パーティーをする(会費2千円)。チケット売れ行き好調で、当日会場でも受け付ける。
醸造元南信州ビールの竹平考輝さんにとっても自信作。「想像以上に素晴らしい出来映え。今までの我が社にはない味で、差別化を図ることもできる」と期待を寄せる。
##写真
梅公園の名水を使用した「梅が里麦酒」 -
珍しい花バナナを展示
「きれいな色だね、花バナナ」-。中川村片桐の中川文化センター前に、珍しい鑑賞用の花バナナ(ムサ・ヴェルティナ)の大鉢が展示され、来場者の目を引いている。
この鉢は南田島の矢沢義幸さんが持ちこんだ。バショウのような大きな葉の中に、直立した花序があり、その下に5、6センチの赤い実を数個つけている。
矢沢さんによると、5年前、知人から株分けしてもらい、ハウスで大切に育て、2年前から花が咲き、実った。
実を割ったところ、種ばかりで食べられなかったとか。 -
かんてんぱぱで第28回長野県陶芸展開催
長野県陶芸作家協会(篠田典明会長)による第28回長野県陶芸展が8日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。若手からベテランまで25人の陶芸作品約500点が、訪れた人の目を楽しませている。
同協会に加盟する県内の作家らが年に一度開く作品展で、同会場では4回目。
例年各作家が個々人のブースを持ち、作品を出展しているが、今回は「赤と黒の共演」をテーマに、作家の作品を一堂に集めたディスプレイを設置した。
陶芸の歴史が浅い長野県の場合、各作家が全国の焼き物の名所で技術を身に付けて県内で活動を続けていることが多く、展示作品も瀬戸、備前、織部など多彩。上伊那からは、駒ヶ根市の湯沢千春さん、岡田和也さん、伊那市長谷の竹島覚二さんが出展している。
出展者の一人、篠田弘明さん(49)は「多彩な作品からそれぞれの作家の目指しているところを見ていただければ」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時より抽選会、午後4時まで)。 -
新山保育園と美篶東部保育園はハッチョウトンボを見学しながら交流
伊那市の新山保育園の全園児5人と美篶東部保育園22人の年少から年長までの園児が3日、新山にあるハッチョウトンボの生息地「トンボの楽園」を訪れ、地元にある貴重な自然に触れながら交流を深めた。
自然に親しみながら規模の小さい園の園児らに多くの友達との関わりを学んでもらおう竏窒ニ、今年初めて両園で企画した取り組み。バスで訪れた両園の園児らは、簡単な自己紹介をしてから木道の上から園内を見学。ハッチョウトンボを見つけると「いたいた」「かわいいね」などと喜びながら、食い入るように見入っていた。
この日トンボの楽園を初めて訪れた美篶東部の園児の一人は「ハッチョウトンボは初めて見た。赤くてかわいかった」と笑顔で見つめていた。
両園の園長を兼務する山崎富子保育士は「自分たちの育ったところにある貴重な自然を大事に思い、伝えていってもらえれば」と話していた。 -
みはらしの湯が平日誘客増を狙ったセットメニューの販売を開始
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は4日から、入浴料と食事メニューをセットとした平日限定プランを開始した。七夕にちなんだ和膳「星に願いをセット」を、入浴料と合わせて1400円で提供。入場者が減少する平日の誘客を狙ったもので、今後もそれぞれの季節にちなんだセットメニューづくりを考えたいとしている。
セットプランは今回初めての試み。入浴と食事をセットで提供することで、くつろぎながら同施設を利用してもらおうと考えた。
食事セットのメニューは健康志向に配慮した十五穀米を始め、ざるそば、エビやシメジなどのてんぷら、小鉢、漬物、デザートの全6品とボリューム満点。利用者にお得なセットとなっている。セットは1日20食限定で、8月上旬までの提供となる。
また、利用客からの要望に応えてローメン、カレーライス、焼肉定食などの人気のあるメニューに関しては、ラストオーダーを午後7時半から8時に変更し、サービス向上に努めていく。ラストオーダーの延長は年内いっぱいまで続く。 -
上伊那ごみ処理問題学習講演会
上伊那広域連合によるごみ処理問題学習講演会が29日、伊那市役所であった。市民など約130人が集まり、日本環境衛生センター環境工学部課長の秋月祐司技術士から、最近のごみ処理技術の動向などについて学んだ=写真。
講演会は広域連合が伊那市内に建設することを予定している新しいごみの中間処理施設に対する一般市民の理解を深める目的で開催した。
秋月さんはごみ処理施設の処理方式などを具体的に説明したほか、周辺住民が懸念するダイオキシンや重金属の問題についても触れ、「ごみ処理施設はダイオキシンの分解向上と見られがちだが、煙突を通じてに大気中に出るダイオキシン量はわずか。それがまた数十万縲恊舶S万倍に希釈されるため、食べ物から摂取する量より少ない」とし指摘。重金属のガス化についても「排ガス処理施設に流入する排ガスは200度以下になっているため、重金属類は固体化する」として、ほとんどの施設で99パーセント以上の除去率となっていることを示した。
一方、すすやもえかすなどの微粒子(ばいじん)はこうした有害物質を多く含むため、屋内での積み込みや運搬中に飛散しないための最善策が必要であることを指摘。
また、用地の選定については住民の理解を得るためにはリスクコミュニケーションが重要であることを示し、「行政は安全という情報を伝えていくだけでなく、万が一何かあった場合のリスクに関する情報も正確に伝えていくべき」とした。 -
ながた荘「ワインと和食を楽しむ会」
箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘で3日、「ワインと和食を楽しむ会」があった。町内外の26人が、無添加生にごりワインなど貴重なワインと料理長の創作料理をたん能した。
05年冬、林吉高料理長の創作料理を楽しんでほしいと始まった企画。冬は日本酒、夏はワインで今回4回目。
料理は煮物「メバル紀州煮」、焼き物「加茂なす2種そぼろ」、揚げ物「カマンベールのはさみ揚げ」など、今回しか味わうことのできない料理が並んだ。ワインは、井筒ワインの協力で、本来はワイナリーの発酵タンクからの試飲でのみ味わうことができる生にごりワイン、同日発売した白ワインなど5種類を味わった。
ギター、尺八、筝・十七絃を演奏する3人グループ「パトワ」の生演奏もあった。 -
特定給食施設等従事者研修会
社会福祉施設や医療機関などに所属する管理栄養士や調理師などを対象とする「特定給食施設等従事者研修会」が5日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。約100人が参加し、食事バランスガイドの活用方法やノロウイルス対策についてのグループワークを展開。それぞれの取り組みを紹介し合いながら情報交換した=写真。
栄養や健康に関する知識向上と衛生管理の徹底を図ることなどを目的として伊那保健所が毎年開催しているもので、情報提供では県の取り組む各種事業を紹介。長野県でよく食べられている食品を国の食事バランスガイドに落とし込んだ「長野県版食事バランスガイド」などを示し、「一つのツールとして利用し、各施設の利用者さんとの会話の中でこうした知識を何らかの形で伝えてほしい」と呼びかけた。
また、食中毒の発生しやすい季節を迎え、ノロウイルス対策に関するグループワークを企画。「調理者自身、ノロウイルスに感染している危険性が高い時は調理に関わらないようにする」などといった感染拡大予防措置を各施設担当者が紹介し、最善策を模索し合った。