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地域一体美しい音響かせ
高遠町出身で東京音楽学校(現・東京芸術大学)の初代学長を務めた伊沢修二氏の功績をたたえ、町と東京芸大でつくりあげる演奏会「第19回伊沢修二先生記念音楽祭」が29日、町文化体育館であった。地域住民ら約千人が詰めかけ、合唱やオーケストラによる演奏に酔いしれた。
第1部は高遠北小学校5年生7人がオリジナルの物語「実のならぬスモモ」を音楽劇で披露。高遠小5年生54人も町の民話「月蔵井筋の大岩」を楽器演奏や合唱、朗読を繰り広げるモノドラマ合唱で発表した。
2部は、「町として最後の音楽祭」(町教委)のため、町の風景をプロジェクターで映し出しながら町歌を全員で合唱した。
東京、群馬、京都の交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団などの指揮を歴任した佐藤功太郎さんと、同大学指揮科4年の羽部真紀子さん指揮によるオーケストラ65人が出演。ビゼー作曲の「アルルの少女」、ロッシーニ作曲の歌劇「セビリアの理髪師」などを演奏した。
地元のコーラスグループ「高遠山すそコーラス」のメンバーを中心とした合唱団と高遠高校の音楽科の生徒たちは、「天地創造」より「天は御神の栄光を語り」を合唱し、会場に美しいハーモニーを響かせた。 -
サクラ・カエデ色づき始め
高遠町の高遠城址公園で29日、第4回秋まつりが始まった。期間延長を要望する声や、「開催期間以上に紅葉が楽しめる」という実績から、例年より1週間伸ばした11月13日まで。
桜の木や250本のカエデは色づき始めたばかり。町観光協会によると、暖かい気候と降雨の少なさから例年より遅く、来週末ごろ見ごろを迎えそう。
初日は雨が降るあいにくの天候だったが、来場者は園内に響き渡る琴の生演奏を聞きながら、散策したり、新そばを味わったり、色づき始めたカエデに足を止めていた。
食の充実を図ろうと、長イモの名産である金井地区のボランティアグループによる「とろろご飯」や高遠そばの会の「高遠そば」などの提供コーナーを新たに設置。菊花展、高遠太鼓や高遠ばやしといった郷土芸能に加え、クイズ大会や利き酒会など多彩なイベントを繰り広げる。
オープニングで伊東町長は「城址公園の紅葉を見に来る人が年々増加している。新市になってからも観光の拠点とし、発展させていきたい」とあいさつした。 -
スクールガード・リーダーの活動内容説明
伊那署は28日夜、同署と管内の小学校22校との連絡協議会「伊那小学校分科会」で、スクールガード・リーダー(地域学校安全指導員)の行政書士・篠原昭夫さん(66)=南箕輪村=の紹介や活動内容を、学校関係者やPTA約50人に説明した=写真。
スクールガード・リーダーは、05年度文部科学省の委嘱事業「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」として、県教育委員会が9月に委嘱したボランティア。地域住民などでつくる学校安全ボランティア(スクールガード)に対しての助言や、小中学校周辺の巡視などをする。警察官退職者から21人を委嘱し、県内19署に1縲・人を配置した。
篠原さんは伊那署、駒ヶ根署など南信地区を中心に交通課の仕事に従事し、交通安全教育で子どもたちと接する機会も多く経験。管内の22小学校、8中学校を受け持ち、「子どもから、地域から安全を進めていけるよう監理していきたい」とした。
伊那署では「各学校の不審者防止対策などの体制整備、地域ボランティア活動の促進に役立っていくことを期待したい」としている。 -
質の高い医療サービスへ
伊那市の伊那中央病院(小川秋實院長)はこのほど、より良い病院環境を目指すため、第三者評価機関である財団法人「医療機能評価機構」から病院機能評価審査の認定を9月26日付けで受けた。28日、伊那市役所に小川院長らが訪れ、小坂樫男伊那中央行政組合長に報告した。
中病が受けた審査は評価基準「V(バージョン)4・0」で、上伊那の医療機関では初めての取得。認定を受けることで、患者が選院する基準指標に役立て、病院としても質の高い医療サービスを見直すきっかけになる。認定期間は5年間で2010年9月25日まで。
03年6月に認定取得に向けた受審院内委員会を設置し、04年6、9月に現地調査などの審査を受けるが、約500項目ある基準のうち「常勤の病理医の確保」「入院患者診療記録の個人番号での管理」の2項目で改善指導。問題点を改善し、本年8月に改善実績を機構に提出し、認定を取得した。
9月末現在、全国にある9040の病院中、認定されているのは1771院。上伊那では昭和伊南病院(駒ヶ根市)が01年に評価基準「V3・1」の認定を受けている。 -
楽しんで健康医療を考える
伊那市の伊那中央病院の病院祭が29日、同病院正面玄関ホールなどであった。わたあめ、風船、ヨーヨー釣りなどを無料で振る舞ったり、救急車や院内の所属ごとの勤務実態を紹介する展示など多彩な催しを繰り広げ、大勢の地域住民でにぎわった。
03年4月の開院以来、看護師が中心となり5月の「看護の日」に合わせて関連行事を一般公開することはあったが、病院全体のイベント開催は初めての試み。「地域住民とともに考える健康、そして医療」をテーマに、地域全体が楽しめる祭りを目指した。
院内レストランの前では、伊那市と交流のある南大東島の青パパイヤを販売。農薬を使わず島の自然環境で育った健康食品のパパイヤは、加熱によるビタミンCの崩壊がなく、栄養をそのまま接種できるという。レストランではパパイヤカレーも特別に販売した。
そのほか、血圧、骨密度測定などの自己健康管理の意識を高めるコーナー=写真=や、バザー、上伊那農業高校生が育てたシクラメン、ガーベラなどの花も売られていた。 -
【ザ・忘年会(1)】食べながら飲んで、楽しく
伊那保健所長 渡辺庸子さん忘年会は毎年年末の恒例行事です。今年も12月初旬にあると思います。伊那に赴任して1年目なのでここのしきたりは知りませんが、楽しみにしています。
30年程前、初めて松本の保健所に入ったのですが、あの頃は忘年会といえば泊り込みで、課ごとにお芝居や踊りの出し物を用意して盛大にやっていました。私も金色夜叉のお宮役をやらされたりしたんですが、事前に練習したりしてね、楽しい思い出です。浅間温泉の旅館だったと思いますが、宴会場の舞台で演じていると、関係のない他所のお客さんまで見に来て、恥ずかしかったり、おかしかったり、とても印象に残っています。
今は、随分簡素化されて、泊りの忘年会なんてやらなくなりました。若い人たちの楽しみ方も多様化して、お酒を飲んでるだけじゃなくて、カラオケしたり、おしゃべりしたり、体には良い楽しみ方になっていると思います。日常的に一緒にお酒を飲む機会も少なくなっているので、仕事のことを超えて、その人のパーソナルな部分を知ることのできる、良いコミュニケーションの機会です。
健康管理の視点から言えば、ある程度お料理を食べてから飲むようにするとアルコールの吸収が遅くなるので体には良いですね。でも、忘年会のお料理は、けっこう、高カロリー・高脂肪のものがありますから、高脂血症や糖尿病の人は、食べる方も少し注意してください。何の問題のない人は、色々気にせず、ワイワイと楽しめばいいですよ。精神的リフレッシュにもなりますしね。
あと、注意しなければいけないのは、日本酒なら1合、ビールなら大ビン1本飲んだら、最低でも3時間経過しないと血中のアルコール分はなくならないということです。午前さまで飲んで、「少し寝たから大丈夫」なんて言って自動車を運転すると酒気帯びになってしまいますよ。
高血圧の人はアルコールの量を控えるなど注意するべきことは色々ありますが、要は皆で楽しくワイワイやることが肝心ですよね。 -
【ザ・忘年会(2)】忘年会の伝統はフェイスTOフェイスの良さを守る
箕輪町長 平澤豊満さん忘年会は毎年楽しみにしています。今はIT時代で、人と人とのコミュニケーションがメールのようにコンピューターを介して行われるようになっていますよね。そういう中でやはり、フェイスTOフェイスで付き合う時がとても重要だと思います。忘年会というのは長い歴史のある日本の伝統で、その中で、やはり人と人が直に接する良さが守られた来たのではないでしょうかね。度を過ぎないように、楽しくやることに大賛成です。
昨今は車社会で、ちょっと一杯飲もうというような機会も日常的には少なくなっていますよね。そんな中で1年の締めくくりで、自動車も置いて、酒杯を傾け合い、人間関係を円滑にして行きたいですよね。
仕事柄、師走の声を聞く頃から、町のいろいろな組織や集まり、それに上伊那全体のものなど、何回か忘年会に出席させていただいています。お酒は日本酒党で、普通程度にはいただきますが、何回か続くと体に響きますから、自然にセーブするようになって来ました。
中でも楽しみにしているのは、役場、この職場の忘年会ですね。職員互助会と労働組合の共催ですが、仕事納めの日に200人ほどが一堂に介して「ご苦労さん」と1年間のけじめをつける。人数が人数なので、伊那プリンスホテルさんでやります。
普段見られない一面、意外な人間性が垣間見られておもしろいですよ。意外な人が女装して電飾をつけて出てきてみたり、保育園の先生方がいろいろなパフォーマンスしたり……箕輪町の職員が一体になる感じが好きですね。
伊那プリさんの他にも箕輪町には良い店がたくさんありますよ。いろいろ工夫されたお料理を出したりね。だから箕輪町の人はぜひ箕輪町で忘年会を開いて、町の商店街の活性化に協力して欲しいですね。箕輪町以外の皆さんもぜひ箕輪町のお店でお願いしますね。こんなこと言うと、他所の皆さんに怒られてしまうかな?
とにかく、度を過ぎないように楽しく窶狽アれに尽きます。 -
【ザ・忘年会(3)】「年忘れ 忘れぬ人の 情けかな」
伊那商工会議所専務理事代行
伊藤正さん忘年会は、遠くに出かけて開くのではなく、ぜひ、地元伊那市の飲食店でやって欲しいですね。2次会も入舟界隈など地元の飲み屋街に流れれば、街に活気が満ちてくるはずです。伊那商工会議所としては、言いたいことはこれに尽きます。
忘年会は大好きです。日本の大衆文化であり伝統文化ですよ。時代は変っても脈々と受け継がれている素晴らしい伝統。〈年忘れ 忘れぬ人の 情けかな〉という川柳がありますが、過ぎてゆく年を振り返りながら、その年お会いした人の顔を思い出してお酒を飲めば、心が豊かになり、新年への意欲も沸いてくる。そういう人と人との結びつきの中に生きているのが文化だと思いますね。
こういう仕事ですから、11月の終わり頃から忘年会という言葉を聞き始め、12月になると会議所の仕事、個人的な付き合い……と、まぁ、かなりの回数ですね。出費も大変で、シーズン初めは2次会、3次会と流れていくが、年の瀬が迫ってくると、だんだん財布も体もきつくなって……(笑)。ほんとうに出費も大変。ボーナスがあるからこんなこともできるんだよな、とつくづく思うときもありますよ。
会議所の忘年会は毎年12月20日頃です。アトラクションでビンゴなどのゲームをしますが、何年か前に、賞品をもらう時に駄洒落を言うのを決まりにしたときがあった。これは面白かったですね。みんな酔うと頭が冴えるのかな?傑作駄洒落連発で、「この人こんな才能あったの?」ってビックリすることもありましたね。後、一人ひとりに1年の思い出をスピーチしてもらうのも色々な人柄が見えて楽しいですね。
伊那商工会議所は老舗再発見のイベントを始めましたが、忘年会も、そういう昔からやっているお店に足を運んだら面白いと思います。そういうお店は、やはり特色ある食を提供しています。丸井さんの米ナスとか鍋焼城のモチとか、いろいろありますよね。忘年会と同時に、そんな地域の特色あるお店を再発見してもらえたらと思います。 -
【ザ・忘年会(4)】警察署は忘年会なし。新年会はやるけれど……
伊那警察署長 中山均さん忘年会の思い出といっても、長野県警は伝統的に忘年会をやらないんです。歳末の防犯取締りや交通安全運動の期間中ですからね。県民の皆さんが良い年の瀬を過ごし、安心して新年を迎えていただけるよう、いつもに倍して職務に励むのが私達の年末です。
何ごともなく新年を迎えられた時には、年明けに新年会を行いますが、それも何かあってもすぐに動けるように、非番などを勘案して3回位に分けてやるんです。
05年春に伊那に赴任する前は県警本部の交通指導課長だったんですが、新年4日の御用始めの日に、まぁ無事に年も明けたからと新年会をやったんですよ。そうしたら5日に死亡ひき逃げ事件が発生しましてね。ただちに全員で捜査です。「4日にやってよかったな」なんて苦笑いしたものですよ。
警察官の忘新年会の思い出というと、皆こんな感じで似たり寄ったりではないですか。
とにかく、歳末の防犯や交通安全に私達警察官は一生懸命務めますから、県民の皆さんには、何より「お酒は楽しく。飲んだら乗るな」を徹底していただきたい。一年の締めくくりですからね、自分の身と家族の幸せ、会社・企業を守るためにそれだけは必ずお願いします。
特に伊那署管内で今年、飲酒運転による事故の増加が目立っています。交通事故は10月25日現在で488件と昨年より18件減り、死亡者も4人で1人減、負傷者も627人で20人減なんですが、飲酒事故は9月末までで10件で前年比4件増なんです。飲酒事故の死者も1人出ている。取り締まり件数も9月末で85件と多いですね。飲酒の上、捕まえたら無免許だったとか、停めようとしたら逃走したとか、悪質なものも多いです。
このままでは良くありません。年末年始、飲酒運転はいっそう厳しく取り締まります。だから、飲む時には自動車には乗って来ない。車はダメだから自転車で、というのもダメですよ。とにかく、何も運転しなくて良い状況をキチンと整えて、忘年会を楽しんで欲しいですね。 -
伊那まつり実行委員会が反省会
第33回伊那まつり実行委員会は27日夜、市役所で反省会を開いた。実行委員ら30人余が出席。全体的に「盛大でにぎやかだった」と成功を喜び、次回に向けて反省点を出し合った。
「伊那まつり」は8月、市民おどりと花火を柱に、市街地や市役所駐車場などで開催。人出は6日が3万2千人、7日が4万8千人だった。
中村孝夫実行委員長は「テーマは『融合』で、来年3月の合併を控え、市民おどりに高遠町・長谷村からの参加もあった。地域や職場、子どもからお年寄りまでと人とのつながりは、これからのまちづくりに役立つものと思う」と協力に感謝した。
そのあと、8委員会がそれぞれ▽市民おどりの終了時刻を例年より30分早めたため、まつりの余韻を楽しむことができた▽沿道に並べた手作りあんどんは、まつりのよい雰囲気づくりになった。市民が広く参加できるオーナー制を検討する必要がある▽「遊ingビレッジ」のダンスなどのステージを花火が打ち上がる南側に変更できないか窶狽ネど反省点を挙げた。
12月に企画会議を開き、次回の方針案などを練る。
◇ ◇
伊那まつり実行委員会はこのほど、「市民おどり」のアンケート結果をまとめた。それによると、中学生は「踊ってみて非常によい」「よい」が87%を占めたことがわかった。
アンケートは参加した伊那中学校生徒148人を対象に、踊る時間や方式など27項目を質問。回収率は64%だった。
参加を決めた動機は「強制的」が半数以上だったが、踊った感想は「みんなで盛り上がって楽しめた」「結束が固まった」などが大半だった。
中学生の積極的な参加や新しい試みについて、他連との交流や伊那節の指導などの提案があった。
また、地区や企業など80連にも21項目を調査。連の進み具合は、つまったところもあったが、6割が「よかった」と答え、おどり全体の時間も「適当」が7割を占めた。
本年は歌手氷川きよしの歌う「勘太郎月夜唄」を流したところ、参加者に好評で「できれば本人を呼んでほしい」という要望があった。 -
伊那小2年冬組 ハロウィンちょうちん作り
伊那市の八幡町実業団協同組合(尾崎晃一理事長)主催の「八幡町ハロウィン」(29日・きたっせ駐車場)に向けて、伊那小学校2年冬組の児童31人が28日、校内の広場でカボチャのちょうちん作りに挑戦した。
毎年、ちょうちん作りを伊那小に依頼。今年は総合学習で野菜作りに取り組んでいる冬組が初挑戦した。
児童は組合役員13人の指導で、10キロほどのカボチャに思い思いの顔を描き、のこぎりやスプーンなどを使ってくりぬいた。「お化けの怖い顔」をイメージし、きばや角を付けたり、つり上った目にしたりと工夫。友達の作品を批評し合いながら楽しんだ。
白石紗彩ちゃんは以前にもちょうちん作りを経験していて、「この前はお父さんに手伝ってもらったが、今度は自分一人で作れたのですごいと思った」と満面の笑みをこぼしていた。
29日は、フェイスペイント、びっくりBOX、リンゴ拾いなどを企画し、仮装コンテストには冬組も参加。製作したちょうちんは会場に展示し、午後5時45分、あかりを灯す。
##(写真) -
多彩な菊 ふくいくと
伊那千秋会(福澤英夫会長、25人)の第46回菊花大展示会が28日、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で始まった=写真。菊の香り漂う会場には、大輪の見事な花を見ようと、上伊那を中心に県内外から多くの愛好者が訪れている。
大輪菊、懸崖(けんがい)菊、盆栽菊や、家庭でも飾れる大きさに育てた「だるま」や「ふくすけ」などさまざまな部門で約300点を展示。高齢化に伴い5人が退会したが、作品数は残りのメンバーの努力で例年並の数がそろったという。
27日の審査会で総合第1位の「知事賞」に選ばれたのは伊那市西町の福澤会長の大輪菊(品種・久米満山)。花びらがきれいにまとまっている・ス花ぐみのうつくしさ・スなどが評価された。受賞は15年ぶり2回目となった。
「ふくすけの部」伊那毎日新聞社賞は、小沢つね子さん=伊那市上牧=の作品。
福澤会長は「今年は猛暑のため栽培に苦労したが、会員の努力もあって花の出来映えはよい」と来場を呼びかけている。
11月3日まで。開場は午前8時縲恁゚後5時(最終日は正午)。 -
伊那千秋会第46回菊花大展示会の入賞者の皆さん
◆知事賞(総合第1位)=福澤英夫(伊那市)
◆大輪菊の部▽全日本菊花連盟会長賞=福澤英夫▽上伊那地方事務所長賞=横道宗弘(南箕輪村)▽伊那市長賞=登内あい子(伊那市)▽南箕輪村長賞=太田清子(南箕輪村)▽上伊那郡町村会長賞=原節子(南箕輪村)▽伊那市議会議長賞=松沢政文(南箕輪村)▽伊那市教育委員会賞=小林芳雄(伊那市)▽伊那商工会議所会頭賞=伊藤章(伊那市)▽信濃毎日新聞社賞=小沢つね子(伊那市)▽中日新聞社賞=福澤住子(伊那市)▽優等賞=丸山志げ子(南箕輪村)▽1等賞=伊藤忠一(伊那市)▽2等賞=伊藤鶴之助(南箕輪村)
◆競技花の部(品種=東海白王)▽伊那千秋会長賞=小林芳雄▽信濃毎日新聞社賞=福澤住子▽聖光房印刷賞=福澤英夫▽優等賞=太田清子▽1等賞=原節子▽2等賞=小沢つね子▽3等賞=丸山志げ子
◆だるまの部▽南箕輪村長賞=登内あい子▽信濃毎日新聞社賞=小沢つね子▽優等賞=小林芳雄
◆ふくすけの部▽南箕輪村議長賞=登内あい子▽伊那毎日新聞社賞=小沢つね子▽優等賞=原節子
◆盆栽・懸崖・杉木立の部▽全日本菊花連盟会長賞=小林芳雄▽上伊那地方事務所長賞=松沢政文▽伊那市長賞=川上節男(伊那市)▽上伊那郡町村会長賞=原節子▽千秋会会長賞=太田清子▽信濃毎日新聞社賞=横道宗弘▽長野日報社賞=福澤住子
◆切り花の部▽小林審査委員賞=松沢政文▽信濃毎日新聞社賞=横道宗弘
◆自由花壇の部▽伊那商工会議所会頭賞=小林芳雄▽有線放送農協賞=松沢政文▽千秋会会長賞=原節子 -
夏~秋豊かに表現
全国に展開している俳句会「ぬかご社」の伊那支部・つゆくさ句会は来月中旬まで、伊那市の美篶郵便局ロビーで俳句展を開いている=写真。
メンバー18人が一人3点ほどの、合計35点を出品。「夏草や別れしのちの道白し」「にぎり返す手の白じろと秋の庭」「涼風に骨の髄まで癒しけり」など、夏や秋を詠んだ俳句が、利用者の待ち時間を和ませている。
つゆくさ句会は伊那公民館で毎月2回の例会を開き勉強。そのうち1回は同本社から講師が指導に訪れているという。
石川くに子代表は「俳句の季節感や、詠んだ人の人柄を感じながら楽しんでほしい」と話している。
同会では入会者を歓迎している。問い合わせは、石川代表(有線73・7947)へ。 -
JA上伊那年金友の会生きがい教室
上伊那農業協同組合(JA上伊那)は27日、「年金友の会」を対象とした「生きがい教室」を開いた。上伊那各地から約1300人が集まり、地域で活躍する団体の舞台発表や、落語家・三遊亭楽太郎氏の、ユーモアあふれる講演を楽しんだ。
感謝の意味を込めて毎年恒例の教室は、8回目。ほかにも、旅行やマレットゴルフ大会などが定期的にあり、会員同士が交流を深めている。
アトラクション発表は、上伊那の7団体が披露。伊那市の「伊那節」や長谷村の「ざんざ節」など、伝統的な踊りから、剣舞、創作舞踊など、独自のものまで、さまざまな踊りが、参加者の目を楽しませた。
楽太郎さんの講演「笑いは心の栄養剤」は、辛口ジョークを交えて、会場を笑いに包んだ。 -
高遠・長谷での風力発電に野鳥の会が事業化中止訴え
総合商社・丸紅(東京都)と、長谷村黒河内にある同社の100%出資会社・三峰川電力が事業化計画を進める高遠町と長谷村への風力発電による電力供給に対し、日本野鳥の会伊那支部の星野和美会長と役員の吉田保晴さんが28日記者会見し、「景観が損なわれる上、猛きん類の生息環境に多大な影響を与える」とし、事業化の中止を訴えた。
風力発電は入笠山から鹿嶺高原まで南北にのびる尾根伝い約11キロに、高さ100メートルほどの風車を30基建てる構想。会見上で構想を基にシミュレートした写真を公開し、「風車が立ち並んだ光景は受け入れられない」とした。
吉田さんによると、県のレッドデータブックに記載されているイヌワシやクマタカなどの稀少猛きん類が建設計画地で観察されていて、「飛行中に風車に衝突する危険性がある」としている。
同支部は14日に開いた役員会で、中止を訴える結論に達し、28日付けで町と村に反対の働きかけを促す要望書を送付した。来週には伊那市にも提出するという。
三峰川電力では「現段階ではなんとも言えない」とするにとどまった。 -
MAながた会チャリティー展
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯ロビーで11月19日まで、「MAながた会」がチャリティー展をしている。
発足4年目。ながたの湯ロビーで約1カ月ごとに、会員12人が交替で作品展をし、温泉利用者を楽しませている。チャリティー展は3年目。格安で提供し、収益金を地元福祉のために寄付する。
展示は9人が出品。日本画「べにいろ」、油絵「千畳敷」、染色「照葉」、水彩画「潮岬灯台」など15点を展示している。すでに売約済みの作品もある。
購入希望者は、ながたの湯フロントへ。 -
小黒川渓谷キャンプ場で30日に感謝祭
伊那市振興公社は30日、小黒川渓谷キャンプ場で初めての感謝祭を開く。キノコ汁の無料サービスなどの特典がある。
昨年10月、台風23号の影響から、テントサイト区画が土砂で埋まった。場内にシャベルカーが入って土砂を除いたり、敷地内を流れるせせらぎ水路を新しく直したりと工事で、利用者に迷惑をかけたため、おわびの意味と、利用者に対する感謝の気持ちを込めて企画した。
感謝祭ではキノコ汁の無料サービス(数に限りあり)のほか、釣り堀場で釣ったニジマスを一匹100円で販売する。さお代、くし代などはサービスで、釣った魚をその場で炭火焼きにして味わうことができる。午前10時縲恁゚後1時ごろ。
市振興公社は「紅葉が見ごろを迎える。散策や釣りを楽しみ、また来年も足を運んでいただきたい」と多くの来場を呼びかけている。
キャンプ場は11月末まで営業。9月末までの利用者数は郡内や中京方面など4500人余。うち宿泊は約2900人。バーベキューなどデイキャンプが減り、昨年比80%にとどまっている。
予約は、市振興公社(TEL78・5010)へ。 -
大芝高原まつり実行委員会反省会
南箕輪村の第20回大芝高原まつり実行委員会反省会は26日夜、村民センターであった。開催日について、従来日曜開催のまつりを来年度は、「土曜開催を前提に検討する」ことを決めた。
大芝高原まつりは8月20日すぎの日曜日だが、昨年から土曜開催の意見がある。事務局は、土曜日を本日として開催、雨天は翌日の日曜日に順延する案を実行委員会に示した。
味コーナーの出店者、準備、勤務などの問題もあるため、土曜開催を前提に今後意見を聞いて調整することに決定した。
今後のまつりへの提言は、▽村民主体のイベントか、観光資源としてイベントを拡大するか研究が必要▽全村民が参加して楽しめるようもう少し工夫が必要▽大芝湖をメーンとしたまつりの再検討▽「大芝高原音頭」をアレンジするなどまつり全体の踊りとしてだれもが踊れるものを中心にしたほうがいい-などだった。
唐木一直実行委員長は、「新しいむらづくりのためイベントは大切になる。財政的にも厳しくなり、住民に担ってもらわないとやっていけない。役場職員も人数が減っていく。協働の精神の中で、住民と一緒に作りあげていく必要もある。ご理解いただきたい」とあいさつした。
大芝高原まつりフォトコンテストIXの表彰もあった。 -
アンデスの山岳写真展
伊那市西春近の唐木久生さん(68)は、マスダカメラ中央店で山岳写真展「世界で最も美しいやまなみ窶買yルーアンデス」を開いている=写真。11月末まで。
作品は「ハウア湖からワイワッシュ山群」「ソルテラ湖とロンドイ(標高5870メートル)」「イエルパハー(6634メートル)」など11点。雪をかぶった雄大な山々が写し出される。サイズはA3判縲恆S紙。
唐木さんは6月下旬、山岳写真を撮るため、1、2年ほど前から行きたいと思っていたペルーに出向いた。「青空に、標高6、000メートル級の雪山がくっきりと写り、すばらしいところ。明るい空、広さなど多くの人に見ていただきたい」と話している。
営業時間は午前10時縲恁゚後7時。月曜日・第1火曜日・第3日曜日休み。 -
一般ごみの不法投棄相変わらず
長野県は27日、ごみの不法投棄の実態を把握するために毎年春と秋に実施している「河川一斉パトロール」を、各市町村や警察と協力して県下一斉に展開。上伊那地区は、辰野町から中川村までの10市町村を3班に分け、過去に不法投棄があった場所を中心に、13河川27カ所を巡視した。
産業廃棄物0・05トン、一般廃棄物0・18トンが見つかった。今回は昨年秋の巡視場所とは異なるが、前年同期と比べて産業廃棄物は0・25トン少なく、一般廃棄物は0・17トン多かった。
南箕輪村では、伊那建設事務所、上伊那地方事務所、村から関係者4人が参加。大泉川(越場橋付近・荒坂橋付近)と鳥谷川(中央自動車道付近)をパトロールした。
鳥谷川では、コーヒーの空き缶、コンビニ弁当の空き箱、雑誌、車のサスペンションなどを発見。近くにある同村の南部小学校児童の献身的なごみ拾いなどで、最近は不法投棄の量も減ってきているというが、家庭から出る生活ごみが目立った。 -
南箕輪わくわくクラブカルチャーデー
南箕輪村の南箕輪わくわくクラブ「カルチャーデー」は22日、村公民館であった。文化系の5教室を自由に体験できるイベントで、子どもから大人までいくつもの教室をまわって楽しんだ。
わくわくクラブは4年目になり教室も増加。カルチャー教室も増えたことから今回、「文化の日」を前に初めてカルチャーデーを計画した。
太鼓を除く囲碁・将棋、書道、絵手紙、茶道の教室に、特別教室として民具製作を加えた。民具製作は、箕輪町の柳田幸子さんを講師に、わらの代わりにビニールひもを使い、手軽にできるぞうり作りに挑戦した。
小学生が友達同士で囲碁の対局に夢中になったり、静かに茶道を体験したり、大人が初めてのぞうり作りに要領を飲み込むまで少し苦戦しながら完成させたりと、それぞれに各教室に参加し文化に触れた。 -
これからも夫婦円満で
高遠町は26日、本年結婚生活50年を迎える町内の夫婦の「金婚祝賀会」を高遠さくらホテルで開いた。対象の20組のうち15組が出席し、節目を祝い、今後も円満な夫婦生活を送ることを期した。
伊東義人町長はあいさつで、「太平洋戦争を経験し、戦後の復興に努め、凶作もあった大変な時代を生き抜いて苦労されてきた。これからも健康で、夫婦円満に楽しい生活を送ってもらいたい」と祝いの言葉を送り、記念品を渡した。
出席者の横田稚さん(78)=長藤=は「敗戦から勤勉さや誠実さ、米国の合理性を加え、立ちあがりつつあった年」と、結婚した1956(昭和31)年から50年間の時代背景をたどり、「昭和の生き残りとして生かされてきた現在に感謝し、さらに良い生活を送っていきたい。それが恩返しだと思っている」と謝辞を述べた。
同時期にある高齢者慰安会の席上で金婚を祝っていたが、「きちんとした席を設けよう」と、02年に独立した。来春、合併で新市が誕生するため、今回が最後となった。 -
縫う作業が大変だけど楽しい
高遠町図書館で23日、革工芸教室があり、小学生や地域住民ら16人がカード入れ作りなどを体験した。
工芸教室を通して、図書館に親しみをもってもらおうと、毎年の恒例。工芸家の奈良定守さん(40)=伊那市若宮=や図書館職員の指導で、財布にもなる「図書カード入れ」や、バッグに付けたり、キーホルダーにもなる「なんでもホルダー」を作った。
図書カード入れは、張り合わせた革の縁に数個の穴をあけると、2本の針を穴の両側から通して、8の字を描くように縫った。
小学生は使い慣れない針の扱いに苦戦。高遠北小6年の藤沢芽吹さん(12)は「縫う作業がすごく大変。いろんなカードを入れていつも持ち歩きたい」と黙々と作業に打ち込んでいた。
奈良定さんは「物を作る楽しさとそれを使う楽しさを感じてもらえればうれしい。自分で作ったものに愛着がわいたとき、物を大切にする心を忘れないでほしい」と話していた。 -
連合長野「SALA」に車いす運搬車寄贈
連合長野は24日、高遠町下山田のNPO法人「SALA」(竹入寛章代表)に車いす運搬車一台(180万円相当)を寄贈した。
サラは01年に設立。障害者のタイムケア、入浴介助や食事介助などのホームヘルプ、外出支援などを展開し、今春には宅幼老所も併設した。
運搬車は手動式補助装置によって車内後部に車いすに乗ったままの乗降が可能。サラは、要車いす者の送迎に困難が生じていただけに、「待ち望んでいた。本当にありがたい」と感謝し、送迎のほかに外出支援などにも活用したいとしている。
連合長野は92年から、加盟労働組合員がボランティアとして取り組む「ふれあいカンパ基金」を活用して、地域貢献活動をする団体に支援している。毎年県内2地区各1団体で、今年は中南信地区が対象となっていた。 -
ふるさとの福祉に役立てて
高遠町の高遠小学校の1942年に卒業した昭和17年同級会がこのほど、「我々のふるさとである高遠の福祉に役立ててほしい」と、町に10万2千円を寄付した。
高遠さくらホテルで1泊2日の日程で今年の同級会を開いた際、会費の繰越金の使い道を話し合い、町に寄付することを決めた。
町は「善意が形として残るように活用させてもらいたい」と感謝した。 -
南箕輪村公民館いろいろ物作り体験会
南箕輪村公民館で22日、いろいろ物作り体験会「くるくるワンちゃん作り」があった。おしぼりがかわいい犬になる簡単手芸を子どもから大人まで10人が楽しんだ。
来年の干支(えと)の犬を作ろうと計画し、手芸センター夢工房の野口みね子店長が講師を務めた。
くるくると巻いたおしぼりを半分に折り、足と顔を作るように丈夫なキルト糸で縛る。目、鼻、耳、尾をそれぞれボンドで接着し、リボンをつけて完成する。
カラフルなおしぼりを使い、色違いで1人2個ずつ作った。小学生も簡単にできるワンちゃんは、出来あがりサイズ高さ約8センチ。糸を縛る位置によって微妙に表情が異なり、「どっちもかわいい」と子どもたちも満足。大人の参加者も、「家にあるタオルで作ってみたい」と話していた。 -
11月に日本最大の和太鼓コンサート
全国の太鼓奏者が集結する和太鼓コンサート「太鼓ワールド ドド御祭(おんさい)」が11月27日、県伊那文化会館で開かれる。練習は最終段階に入り、出演者に気合いが入っている。
コンサートには県内をはじめ、福島県、東京都、京都府など全国から50チーム、約500人が出演。
東京国際和太鼓コンサートで入賞した伊那市の「颱人(だうと)」「大太」、茨城県の「みのり太鼓」などそれぞれの持ち味を生かしたグループ演奏と合同演奏の2本柱を織り交ぜ、舞台を作り上げる。合同演奏では、太鼓指導に当たる北原永さん=伊那市=が作曲した「夏まつり」を総勢250人でたたくほか、八丈太鼓節を聴かせる「荒波」、若手を中心とした「天地」などを用意。初めて見る人にも楽しめる演出という。
実行委員会制作部の渡辺泰徳さんは「和太鼓が盛んで、技術レベルも高い伊那谷から全国へ発信したい」と話し、今後も数年に1度のペースで開きたいとしている。
23日には、伊那市西春近の「まつり工房」で合同演奏の練習があり、福島県、東京都、愛知県などから約140人が集まった。
一曲たたき終えると、息が上がるほどで、出演者は本番に向けて熱心に取り組んだ。
このコンサートは「まつり工房」が全国各地で太鼓指導に出向いていることがきっかけ。さまざまな地域で、同じ曲目が普及してきたため、中・南信の太鼓グループで実行委員会を組織し、1年ほど前から準備を進めてきた。
当日は午後1時開場、1時半開演。入場料2千円(全席自由)。チケット販売は好調で、希望者に早めの購入を呼びかけている。
チケットなどの問い合わせは、まつり工房内の実行委員会(TEL78・6662)へ。 -
イングリッシュ・キャンプ
小学生らが家族と離れ、会話は英語だけで2日間を過ごそうという「イングリッシュ・キャンプ・イン伊那谷」が22・23日、駒ケ根市の駒ケ根キャンプ場で開かれた。海外との交流を図る「ゆとりwings」(池上ジェニー代表取締役)主催。伊那市、飯田市などの小学生男女12人が参加し、外国人のスタッフらとゲームや歌、キャンプファイアーやアメリカ風の食事などを楽しみながら生の英会話に親しんだ。
スタッフはほとんどが英会話スクールで働く米国、カナダなどの外国人講師。「ペラペラ…」と早口で話し掛けるスタッフらの英語を聞いて子どもたちはしばらくポカンとした表情を浮かべていたが、日本語の会話は一切禁止窶狽ニあって友達と相談することもできず、それぞれ懸命に考えて意味を理解しながらゲームや歌に挑戦して楽しんでいた。 -
親子で秋と遊ぶ
伊那市の育児支援ボランティアグループ「子どもネットいな」は22日、親子で参加するネイチャーゲーム「どっぷり秋感じよう」を同市横山の鳩吹公園周辺で開いた。
子どもネットいなの毎月1回のイベントに、市内から園児、児童、保護者など約60人が参加。この日は、くもり空で肌寒かったものの防寒具を着込んで、秋の自然の中でするゲームを楽しんだ。
公園近くの「ますみヶ丘平地林の市が管理する場所では、9マスのビンゴ用紙に、キノコ、鳥の声、いいにおい窶狽ネどと記されたビンゴや、森の中に隠した・ス森の妖精・ス(マツボックリに絵を描いたもの)の数を当てるゲームなどを満喫。ビンゴは、体全体の感覚を研ぎ澄ましながら見つけては、仲間と一緒にマスを埋めていった。
ゲームの指導をした「いなネイチャーゲームの会」の井口秀賢さん(53)=同市美篶=は「自然を肌で感じることで、生き物のことを考える力を養ってほしい。体験をすることで、ごみを捨てないなどの環境教育にも役立てたい」と話していた。
子どもネットいなは市内の子どもを持つ保護者の有志で、02年11月に発足。市駅前ビル・いなっせ内の子どもの遊び場「ちびっこ広場」で、週3回の読み聞かせなどのボランティア活動をしている。
来月のイベントは13日、いなっせの501縲・03会議室で、「北原子どもクリニック」(同市)の北原文徳さんの講演会がある。