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東京芸大教育研究助手が合唱指導
伊那市高遠町の高遠中学校の生徒が15日東京芸術大学の教育研究助手から合唱指導を受けました。 指導を受けたのは高遠中学校の3年生およそ40人です。 高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で行われている交流事業です。 講師は東京芸大の教育研究助手黒川和伸さんが務めました。 黒川さんが指導した中学の合唱部は合唱の全国大会で上位入賞しているということです。 黒川さんは「頭でイメージしたものが声の出かたに関わってきます。歌詞の意味をしっかり考えて歌うことが大切です。」 と話していました。 この指導は14日と15日に高遠中学校、西箕輪中学校、東春近小学校で行われ約350人が音楽の楽しさを学んでということです。
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富県小学校6年生 地域住民と一緒にあずきの収穫
伊那市の富県小学校の6年生は地域住民と一緒に学校近くの畑であずきの収穫を20日に行いました。 6年生の児童約20人が、富県小学校近くの1aの畑であずきを収穫しました。 地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会が行っている地域交流事業の一環で、7月に子ども達と種を撒き育ててきました。 緑色から茶色に変わったものを採り、殻をむくと中からあずきの実が出てきます。 30分ほどで袋いっぱいに収穫できました。 あずきは5日ほど乾燥させて殻をむき、おしるこにして食べるほか、菓子作りなども計画しているという事です。
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伊澤修二記念音楽祭に向け公募の合唱団が練習
10月28日に行われる第31回伊澤修二記念音楽祭に向けて、東京芸術大学の学生オーケストラと共演する公募の合唱団の練習が始まりました。 15日は伊那文化会館で1回目の練習が行われました。 音楽祭では、迫昭嘉音楽学部長の指揮で、ベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章をドイツ語で歌います。 公募で集まったのは市内を中心に101人で、本番は東京芸術大学声楽科のソリストや市内4つの高校の合唱部と一緒に歌います。 音楽祭は、高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の縁で毎年伊那市で開かれています。 練習は本番までに7回予定されていて、来月13日には迫学部長による指導が予定されています。 伊澤修二記念音楽祭は10月28日(土)に行われます。
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野溝嘉彦さん 油絵展
伊那市東春近の洋画家、野溝嘉彦さんの油絵展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、3号から50号の風景画およそ40点が並んでいます。 野溝さんは伊那市東春近の洋画家で、全国各地に出向き風景画を描いています。 今回は県内が中心で、残雪のある山の景色にこだわったということです。 野溝さんは「伊那谷の自然豊かな風景を再発見してほしい」と話しています。 この展示は20日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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建福寺が寺所有の文化財写真集作成へ
伊那市高遠町西高遠の建福寺では寺にある文化財の写真集をつくることにしました。 15日は一般には非公開の国指定重要文化財「紙本中観音左右竜虎図」の撮影が行われました。 紙本中観音左右竜虎図は江戸幕府の御用絵師として栄えた狩野派の画家、狩野興以が描いたものです。 三枚の掛け軸からなり中央に観音、左右に龍と虎が配置された墨絵です。 掛け軸1枚は縦およそ167センチ、幅106センチで江戸時代の終わり頃に当時の建福寺の住職が購入したということです。 狩野派の作品を集めた展示会以外一般には非公開で大正12年に国重要文化財に指定されました。 建福寺ではこれら文化財の写真集をつくることにし15日、伊那市長谷のスタジオに運び込みました。 撮影を担当したのは長谷に写真事務所を構える髙橋博正さんです。 髙橋さんらは手袋をはめ慎重に飾りつけをしてからシャッターを切っていました。 唐木正紀住職は45年ほど建福寺の住職を務め、その集大成として写真集を作ることにしました。 写真集は大正時代以前のものを中心にまとめることにしていて10月までに撮影を終え今年中に完成させたいとしています。
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東部中学校吹奏楽部 18日に定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が18日に伊那文化会館で開かれます。 本番に向け、生徒たちの練習も力が入っています。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として毎年、定期演奏会を開いていて今年で13回目です。 定期演奏会は2部構成で15曲を披露する予定で、3年生23人にとっては集大成のステージとなります。 今年度は、長野県吹奏楽コンクールの県大会や中部日本吹奏楽コンクール長野大会で金賞を受賞するなどの活躍をしています。 顧問の小林孝行教諭は「生徒たちが純粋に音楽に打ち込んでいる姿を見てもえればうれしいです」と話していました。 東部中学校吹奏楽部の定期演奏会は、18日の午後1時30分から伊那文化会館で開かれる予定です。
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伊那西高校スポーツフェスティバル
伊那市の伊那西高校のスポーツフェスティバルが13日に開かれ秋空の下生徒たちの歓声が響きました。 スポーツフェスティバルは、伊那西高校の文化祭の一環として毎年9月に開かれています。 学年対抗の4種目と、くじ引きで決めた青、白、赤の3チーム対抗の9種目が行われました。 このうちバラエティーリレーでは、ムカデ競争やタイヤ引き競争など、走者ごとに違う形式で順位を競いました。 スポーツフェスティバルは、生徒たちが自主的に行動し、お互いの頑張りを称え合って団結を深める事を目的としています。 木下美智教頭は「3年生のリーダーシップをみて、1、2年生も成長していってほしい」と話していました。
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演劇で伊那西高校が県発表へ
上伊那地区高校演劇合同発表会が10日、伊那文化会館で開かれ伊那西高校が県の発表会に出場することが決まりました。 発表会には上伊那の6つの高校が出場しました。 伊那西高校は電話を発明したグラハム・ベルとその助手のワトソン。 聴覚障害のあるメイベルを中心としたオリジナル作品「奇聞・ワトソンの回想」を演じました。 情報を伝える手段として開発した電話が人の自由を奪い、人間関係をゆがめているというベルの苦悩を表現したもので、今のSNS上での偏見や無責任な発言への警鐘が込められています。 県の演劇合同発表会は11月3日と4日に上田市サントミューゼで開かれ伊那西高校が出場するほか伊那弥生ケ丘高校の代表が講評委員として参加することになっています。
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子ども子育て審議会 保育料について意見交換
伊那市子ども・子育て審議会が6日、伊那市役所で開かれ、保育料などについて意見を交わしました。 審議会には、委員15人が出席しました。 伊那市では、平成27年度に国の新しい制度開始に伴い保育料を平均で0.4%程度減額しました。 保育料金改定から今年度で3年が経過するため、市では来年度から料金の見直しを行いたい考えです。 市では、次回10月下旬から11月上旬に審議会を開き、他市町村の状況も踏まえながら料金や階層の改定案を示すということです。
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西箕輪小3年生 ツリークライミングに挑戦
伊那市の西箕輪小学校の3年生は8日ロープを使って木に登るツリークライミング体験をしました。 8日は3年ひのき組の児童が学校内にあるケヤキでツリークライミングに挑戦しました。 これは総合学習の一環で行われたもので、垂れ下がったロープを使い、子供たちは地上から5メートル程の高さまで登っていました。
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伊那弥生ヶ丘高校音楽会 3年C組が最優秀賞
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の音楽会が7日に伊那文化会館で開かれ3年C組が最優秀賞に選ばれました。 審査の結果最優秀賞には「ある真夜中に」を歌った3年C組が選ばれアンコール演奏を行いました。 クラスマッチ形式で開かれた音楽会では、1年生から3年生までの18クラスが練習の成果を披露しました。 音楽会の模様は10月7日土曜日からご覧のチャンネルで放送します。
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西箕輪小学校6年生 羽広菜かぶの種まき
伊那市の西箕輪小学校の6年生は、総合的な学習の一環で5日、学校近くの畑に羽広菜かぶの種をまきました。 この日は、6年すぎ組の児童32人が種をまきました。 これは、伊那市教育委員会が進める「暮らしの中の食」の一環で行われているものです。 4年生の時に、児童の祖父から羽広菜かぶの種をもらったことをきっかけに栽培を始め、今年で3年目です。 この日は、種を蒔く場所にメジャーをひき、20センチ間隔に2粒ずつ蒔いていきました。 去年は、収穫したカブを味噌で漬けて自分たちで味わった他、指導してくれた地域住民に振る舞ったり、参観日などで販売したということです。 すぎ組では今年、多くの人に羽広菜かぶについて知ってもらおうとパンフレット作りに取り組んでいます。 地元農家や信大農学部の教授にインタビューを行い、9月中を目途に完成させる予定です。 羽広菜かぶは、11月に収穫する予定です。
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老松場一号墳「前方後円墳の可能性高い」
伊那市東春近の老松場古墳群の一号墳は、5世紀前半頃につくられた前方後円墳であると関西大学の研究チームが3日発表しました。 前方後円墳の発見は上伊那では2例目となります。 3日は、調査を行った関西大学の米田文孝教授や研究室に所属するメンバーが調査結果の説明を現地で行いました。 測量調査の結果、古墳は前方後円墳である可能性が高いことがわかりました。 また、後円部分が前方部より高い事から、5世紀前半頃につくられたものだという事です。 米田教授は「これまで県内では3世紀末や、6世紀頃のものは発見されていたが、今回の発見は空白の5世紀前半を伺い知る事ができるもので、地域にとって大きな価値がある」と話していました。 関西大学と伊那市教育委員会は共同で今年度から3か年計画で老松場古墳群の調査を行っています。 来年度は、測量に加え、一号墳の構造や作られた時代などをさらに詳しく調べる計画です。
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信大農学部と2つの専門学校が覚書を締結
信州大学農学部と県内外の2つの専門学校は、連携実習に関する覚書を、4日に締結しました。 4日は調印式が農学部で行われ、藤田智之農学部長、岐阜県立森林文化アカデミーの川尻秀樹副学長、長野県林業大学校の山口勝也校長の3人が覚書を取り交わしました。 岐阜県美濃市にある森林文化アカデミーと、木曽町の県林業大学校は、交流に関する協定を平成27年に締結していて、今回は両校が信大農学部に覚書の締結を依頼したものです。 これにより、専門学校2校は信大農学部が持つ日本で数台しかない油圧式集材機を使った連携実習を行える他、信大農学部は両校の持つ異なる生態系の演習林で実習を行うことができるなど、相互にメリットがあるということです。 4日は、両校の学生27人が訪れ、早速農学部の演習林で実習を行ったということです。
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5年ぶり 子供騎馬行列披露
伊那市高遠町の高遠北小学校の児童が2日に行われた高遠城下まつりで5年ぶりに子供騎馬行列を披露しました。 子供騎馬行列を披露したのは高遠北小学校の児童45人です。 1636年寛永13年に高遠藩主の保科正之が山形の最上城に移る際、荒町にある貴船神社に行列の祭具を寄進したことが始まりとされています。 荒町の住民でつくる貴船神社子供騎馬行列保存会の指導で練習してきた児童らは「これは里な」「良いや里な」と歌いながら練り歩いていました。 保存会によりますと子供騎馬行列は保科正之を偲ぶ行事として大正12年まで行われていましたが一時途絶えていたということです。 平成3年に復活し平成10年に伊那市無形民俗文化財に指定されています。
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キャリア教育フォーラム 小中学生が活動発表
子どもたちの活動を知りキャリア教育の推進について理解を深めようと第4回キャリア教育フォーラムが31日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 フォーラムでは、町内の小中学生が活動発表をしました。 箕輪南小学校の6年生は、学校伝統の太鼓について発表しました。 3年生の時に初めて発表をしてから、学年が上がるごとに太鼓に対する気持ちが変わってきたということです。 箕輪中学校の2年生は、職場体験で感じたことを発表しました。 「普段から積極的に自分からあいさつすることや、一緒に仕事をする仲間の大切さを学びました。」と話していました。 唐澤義雄教育長は「それぞれ活動内容は違うが思いが伝わってきた。他の学校の良いところや上級生の姿を見てこれからも勉強に励んでください。」と挨拶しました。 箕輪町では毎年中学2年生が職場体験学習を行っていて、今年度は95の事業所で受け入れがあったということです。
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明るい選挙啓発ポスターコンクール 県進出の3作品決まる
伊那市内の小中学生を対象にした明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査が1日行われ、県の審査会に提出される3作品が決まりました。 小学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、西春近北小6年の加賀爪美歩さんの作品です。 丁寧に仕上げられていると評価されました。 優秀賞には、同じく西春近北小6年の佐藤結帆さんの作品が選ばれました。 中学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、高遠中3年の菅原由乃さんの作品です。 地図を反転させたアイデアが良いと評価されました。 紹介した3作品は、県の審査会に提出されます。 伊那市では、小学校の部に33点、中学校の部に8点の応募がありました。
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上古田保育園で運動会
箕輪町の上古田保育園で2日、親子運動会が開かれました。 運動会には、未満児から年長までの園児65人が参加しました。 16のプログラムが行われ、騎馬戦や玉入れなど、保護者や地域住民が参加する競技も多く企画されました。 年長園児は、リズムを披露していました。 井澤恵美子園長は「普段の外遊びが運動会に取り組む体力づくりにつながりました。精一杯頑張っている姿が見られました」と話していました。
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音楽家気分で「名器」のピアノを奏でよう
伊那市の伊那文化会館が所有する世界三大名器と呼ばれるピアノを地域の人たちに弾いてもらう催し「音楽家気分で世界のピアノを奏でよう」が2日、行われました。 2日は大ホールと小ホールにあるピアノが開放され、参加者が1時間ずつ演奏を体験していました。 このうち小ホールでは、オーストリアのベーゼンドルファー社のピアノが開放されました。 ベーゼンドルファーはピアノの世界三大名器の一つと言われています。 このピアノは「インペリアル」と呼ばれる最上級モデルで、通常より低音の鍵盤が多いのが特徴だということです。 来月にピアノコンクールを控え、大会の雰囲気を味わいたいと参加した伊那市の伊藤夏純さんもベーゼンドルファーの感触を楽しんでいました。 2日は申し込みのあった16人が演奏しました。 この催しは来週も行われますが、すでに定員に達しているということです。
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千両千両井月さんまつり 笹本さんが講演
第5回千両千両井月さんまつりが2日と3日の2日間、伊那市のいなっせを主会場に開かれています。 2日はシンポジウムが開かれ、県立歴史館館長の笹本正治さんが講演しました。 シンポジウムには笹本さんなど有識者5人が参加し、それぞれの分野から話をしました。 このうち笹本さんは、伊那の人が井月を受け入れた背景などについて次のように語りました。 井月さんまつりは江戸末期から明治初期にかけて伊那を放浪した俳人井上井月を知ってもらおうと実行委員会が開いていて、今年は井月が放浪した幕末の高遠にスポットが当てられました。 井月さんまつりは3日までで、明日は井月俳句大会のほか、詩人正津勉さんの講演会が予定されています。
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狼煙リレー 今年は北から南に繋ぐ
戦国時代に武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされる狼煙を再現するリレーが、上下伊那の27か所で2日に行われました。 今年は伊那市手良がスタート地点になりました。 午前10時、八ッ手山の中腹で最初の狼煙があげられました。 煙を確認すると手良総合グラウンドで小学生2人が積み上げた杉の葉に火をつけました。 手良地区では、住民が集まり地域の歴史を学ぶ機会にしようと、高森町に事務局を置く武田信玄狼煙会に参加し今年で3年目になります。 狼煙リレーは、戦国時代に武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされる狼煙を再現しようと、2008年から毎年行われています。 これまで南から北へリレーされていましたが、今年は初めて北から南へとリレーされました。 2日は上下伊那の14の市町村で行われたという事です。 会場では手良小学校の児童が太鼓の演奏をしイベントを盛り上げていました。
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伊那小学校PTAバザー 総合学習に関する出店並ぶ
伊那小学校恒例のPTAバザーが2日に行われ、子どもたちが総合学習に関する出店を出して地域の人たちと交流しました。 伊那小学校のPTAバザーは、家庭から持ち寄った日用品を市価より安く販売し学習環境の整備にあてようと毎年行われています。 総合学習の成果をみてもらい地域の人たちと交流を深める目的もあります。 体育館にはクラス毎の出店が並びました。 このうち4年正組は、4月からスイーツ作りに取り組んでいて、パウンドケーキを販売しました。 1個80円のケーキ244個が40分ほどで完売すると歓声が上がっていました。 1年生の時からヤギを飼っている3年謹組は、エサやり体験と、小物の販売を行いました。 バザーの売り上げは、体育館用のヒーターの購入や遊具の修繕など、学習環境の整備にあてています。 伊那小学校では、「手作りのバザーで活動の成果を広く知ってもらい、地域と学校の連携を深めていきたい」と話していました。
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高遠高校で兜陵祭 3日に一般公開
高遠高校の文化祭、第57回兜陵祭の前夜祭が1日行われました。 兜陵祭は2日が校内祭で3日に一般公開されます。 前夜祭では芸術コースの生徒が日頃の学習の成果を発表しました。 書道コースの生徒は「風 僕は高遠に恋をする」という今年の兜陵祭のテーマを書く書道パフォーマンスを披露しました。 兜陵祭ではクラス宣伝や楽器演奏、腕相撲などのイベントのほか屋台も並びます。 一般公開は3日午前10時から午後2時半までとなっています。
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西春近南小学校6年生 ジオ・エコツアーに参加
伊那市の西春近南小学校の6年生は24日、小学校ジオ・エコツアーに参加し、南アルプスの地質などについて学びました。 西春近南小学校の6年生は今年度、総合的な学習の一環で伊那市の魅力について学んでいて、この日は小学校ジオ・エコツアーに参加しました。 ツアーは、南アルプスの魅力を小学生に再発見してもらおうと伊那市が行っているものです。 長谷の溝口露頭では高遠高校の3年生が講師を務め、中央構造線を境に異なる地質や岩石の違いなどを説明しました。 生徒たちは南アルプスジオパーク認定ガイドに認定されています。 溝口露頭の赤い岩について生徒は「とても硬く、赤石山脈の名前の由来の元になったとも言われています。」と説明しました。 西春近南小学校の6年生は、来月のツアーにも参加する予定で、学んだことを校内などで発表する予定です。
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邦楽子どもの集い 15人が演奏
伊那三曲協会による邦楽子どもの集いが伊那市のいなっせで27日に開かれ子どもたちが日ごろの練習の成果を発表しました。 上伊那で琴や三味線を習っている小学3年生から高校3年生まで15人が演奏しました。 邦楽子どもの集いは、幼いうちから和楽器に親んでもらい未来の演奏家を育てようと、伊那三曲協会が毎年この時期に開いていて今年で18回目になります。 子ども達はアニメソングや童謡など、この日のために練習してきた曲を披露していました。 伊那三曲協会では、「毎年子どもたちの成長がみられ、指導者も楽しみにしている演奏会です。一人一人が頑張っていて、これからの可能性が感じられた」と話していました。
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若手作家12人が信州高遠美術館で作品展
若手アーティストの作品が並ぶ「伊那谷12人の作家展 谷にふく風」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 会場には、上伊那や下伊那など伊那谷にゆかりのある20代から40代の若手作家、12人の作品が並んでいます。 このうち伊那市高遠町出身で、多摩美術大学大学院に通っている伊藤三園さんは、黒い紙のみを材料に作った切り絵作品を展示しています。 伊那市の陶芸作家、こいけちえさんは、陶器で作った種を床に並べ展示しています。 このほか、水引をライトアップした作品など様々なジャンルの作品を見る事ができます。 作品展は、若手作家の発表の場として2015年から始まり今年で3年目となります。 信州高遠美術館では「それぞれ独自の方法で生み出された個性豊かな作品を楽しんでもらいたい」と話していました。 「伊那谷12人の作家展 谷にふく風」は9月30日まで信州高遠美術館で開かれています。 関連イベントとして9月3日に、作家が絵を描く場面を見学できるライブペインティングが、10日には、壊れた器を漆を塗って修復する技法を学ぶ講座などが企画されています。
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箕輪西小学校 今夏最後の水泳授業
箕輪町の箕輪西小学校で、今年最後の水泳の授業が29日に行われ、児童たちが好記録を目指して泳いでいました。 この日は最後の水泳の授業が行われました。 箕輪西小学校では、7月3日にプール開きを行い、例年並みの回数を泳いできたということです。 このうち6年生は、これまでで一番良いタイムが出るようクロールや平泳ぎに挑戦していました。
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長谷中学校PTA作業で溝口露頭の清掃作業
伊那市長谷の長谷中学校は、年に1回のPTA作業の一環で、学校近くの溝口露頭の清掃作業を27日に行いました。 PTAと教職員4人が学校近くの溝口露頭で作業を行いました。 長谷中学校では理科の時間に露頭を訪れ学習を行っています。 露頭に雑草がはえるとそこへ土がたまり岩の表面が見えなくなってしまいます。 伊那市教育員会や長谷中学校の教職員が定期的に草取りなど簡単な作業は行っていますが、この日はPTA作業として初めて行い、たまった土を落としていました。 溝口露頭は、中央構造線を境に異なる地質を確認できます。 1時間半ほど作業をすると、地層の表面が現れ境界が見やすくなりました。 長谷中学校では、「時間や手間のかかる作業だが露頭の保護のため、これからもできる限り続けていきたい」と話していました。
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東京芸大の卒業生が邦楽披露
東京芸術大学の卒業生2人が25日、伊那市高遠町のデイサービスセンターくつろぎの家で三味線と太鼓を披露しました。 伊那市と東京芸術大学は伊那市高遠町出身の伊澤修二が東京芸大の初代校長を務めたことが縁で音楽交流が行われています。 東京芸大には国内で唯一日本の伝統音楽を学ぶ邦楽科があり今回はお年寄りに邦楽を楽しんでもらおうと演奏が企画されました。 三味線を演奏した山下靖喬さんは津軽三味線コンクール全国大会の優勝経験者です。 太鼓を披露した石森裕也さんは全国の祭りでお囃子の演奏に参加する実演家として活躍しています。 お年寄りたちは手拍子をしながら日本の伝統音楽を楽しんでいました。 2人は小学生と一般を対象に高遠町に伝わる高遠囃子の指導にもあたったということです。
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とのうちさん 出身保育園でライブ
箕輪町出身のシンガーソングライター「とのうち さぶろう」さんの絵本ライブが、木下北保育園のケヤキの木の下で今日開かれました。 東京在住のとのうちさんは木下北保育園の卒園生です。 3年前に保育園の時の恩師から声をかけられた事がきっかけとなり、毎年ライブを開催しています。 25日は、とのうちさんと友人でギタリストの金澤健太さんが、オリジナル曲やアニメソングなど9曲を披露しました。 ライブでは、とのうちさんが曲を作る中で映像をイメージして作った絵本「寝坊をするホントの理由」を歌に合わせ披露しました。 会場には、園児や地域の人達などおよそ150人が訪れ、ケヤキの下で音楽を楽しんでいました。