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南箕輪村新年度当初予算案 過去最高66億円
南箕輪村は、過去最高額となる総額66億円の来年度一般会計当初予算案を22日発表しました。
22日は、役場で藤城栄文村長が概要を説明しました。
令和3年度から3年間で整備を進めている学校給食センターの令和4年度分の整備費は2,494万円となっています。
本体工事費は令和3年度3月議会に補正予算案として4億8千万円計上していて、当初予算案と一体的に編成しているということです。
主な新規事業は、カーボンニュートラルの一環で公共施設の照明設備のLED化に9,148万円。
3年計画で順次施設のLED化を行う予定で、来年度は役場や村民センターなど10施設を行います。
また、高校生以下の医療費無料化に1,000万円となっています。
新型コロナ対策では、証明書の自動交付機の導入に400万円、庁舎・村民センターのWi‐Fi環境の整備に320万円となっています。
教育関係では、去年7月の大雨で被害を受けた南部小学校の雨水排水対策に4,200万円。
また、4月から小学校に体育の専科教員を1人配置する予定です。
このほか、南部小学校の通学路の道路の改良工事に2,550万円。
南原焼却灰運搬処分に2,521万円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は、今年度と比べて3億6,000万円多い、過去最高額の66億億円となっています。
来年度一般会計当初予算案は、28日から始まる村議会3月定例会に提出されることになっています。
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伊那市一般会計当初予算案358億4500万円
伊那市は、総額358億4500万円の令和4年度一般会計当初予算案を18日、発表しました。
4月に伊那市長選挙が予定されているため継続的な事業を中心とした骨格予算となります。
18日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナ対策とアフターコロナを見据え感染症対策事業に9億1千万円を計上しています。
新型コロナ対策の新規事業は、市内認定こども園の自動水栓化工事の補助に100万円、商工団体などが行う飲食店の活性化イベントの補助に300万円となっています。
コロナ関連以外の主な新規事業は、高遠町と長谷総合支所の新庁舎の整備に1億4千万円。
しんわの丘ローズガーデンに乗用カートコースや駐車場を整備する事業に6000万円
VR技術などを活用して仮想空間にコンテンツを構築する移住定住促進事業に2000万円。
災害に強い農業を確立するための研究に100万円
教育関係では、児童一人ひとりの習熟度によってAIが最適な問題を出題するAIドリルの導入に900万円。
市内の通学路23カ所にグリーンベルトや警戒標識を設置する通学路緊急対策事業に2100万円などとなっています。
福祉関係では、実施可能な事業から進めるとしていて、支援対象者の拡大や支援内容の見直しなどを先行して実施するとしています。
来年度の一般会計当初予算案は、骨格型のため今年度と比べ9億2200万円少ない358億4500万円となっています。
当初予算案は3月議会に提出され、政策的な事業の予算は市長選終了後の6月議会に補正予算案として計上される見通しです。
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箕輪町の来年度一般会計当初予算案が過去最高
箕輪町は過去最高となる総額109億1,700万円の来年度一般会計当初予算案を17日に発表しました。
17日は役場で白鳥政徳町長が来年度予算案の概要について
「少子化対策を最重要ポイントとして予算を組み立てた」と説明しました。
新型コロナや自然災害対策の強化、DXデジタルトランスフォーメーションの推進、ゼロカーボンに向けた取り組みなどに重点をおいた予算となっていて、来年度の一般会計当初予算案は過去最高となる109億1,700万円となっています。
主な事業として、JA箕輪町支所の敷地内に災害時の防災拠点となる施設整備に5億1,700万円。
2050年ゼロカーボンに向けた啓発活動や公共施設のゼロカーボンに向けた計画策定案に1,700万円。
児童生徒のパソコン活用やICT機器を活用した教職員への利用支援、教育DX推進センターの設置事業に990万円。
もみじ湖の観光関連事業に5,300万円などとなっています。
歳入では町税が今年度と比べて2億6千万円増の32億円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は2月28日に開会する町議会3月定例会に提出されることになっています。
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南箕輪村議会がコロナ追加経済対策など要望
南箕輪村議会は新型コロナの影響による追加経済対策などについての要望を16日に藤城栄文村長に行いました。
南箕輪村議会の百瀬輝和議長ら4人が役場を訪れ、藤城村長に要望書を手渡しました。
新型コロナの影響による追加経済対策として、米生産者の支援、畜産農家の支援、福祉施設への応援金の交付などを求めています。
また区長会との地区防災をテーマにした懇談会で出された避難所開設時の課題についてまとめた要望書も提出しました。
藤城村長は「状況を判断して早急に対応していきたい」と回答していました。
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現職8人引退 新人9人出馬の意向
定数21の伊那市議会議員選挙は現職、新人の動向が徐々に明らかになってきています。
伊那ケーブルテレビの取材によりますと現職は21人のうち11人が出馬、8人が引退の意向を示していて2人が検討中です。
また新人は9人が出馬を予定しています。
まず出馬の意向を示している現職を五十音順に紹介します。
東春近渡場の飯島光豊さん70歳。日本共産党、4期目です。
西箕輪大萱の唐澤千明さん72歳。無所属、3期目です。
美篶上川手の白鳥敏明さん74歳。無所属、2期目です。
富県北新の田畑正敏さん71歳。無所属、1期目です。
日影の二瓶裕史さん42歳。無所属、2期目です。
山寺の馬場毅さん45歳。日本共産党、1期目です。
上新田の原一馬さん55歳。無所属、1期目です。
荒井の松澤嘉さん70歳。無所属、1期目です。
福島の三澤俊明さん56歳。無所属、1期目です。
高遠町勝間の宮原英幸さん68歳。無所属、1期目です。
中央の柳川広美さん61歳。日本共産党、4期目です。
引退の意向を示している現職は8人です。
高遠町西高遠の飯島進さん68歳。無所属、4期目です。
西春近小出一の飯島尚幸さん76歳。公明党、4期目です。
長谷非持山の池上直彦さん68歳。無所属、1期目です。
西町の唐澤稔さん74歳。無所属、3期目です。
美篶上原の黒河内浩さん69歳。無所属、4期目です。
山寺の柴満喜夫さん77歳。無所属、4期目です。
美原の前田久子さん74歳。公明党、4期目です。
東春近暁野の宮島良夫さん72歳。無所属、3期目です。
進退を検討中の現職は2人です。
東春近中殿島の小林眞由美さん68歳。無所属、1期目です。
西箕輪大萱の野口輝雄さん70歳。無所属、2期目です。
出馬を予定している新人は伊那ケーブルテレビの取材によりますと16日現在9人です。
党派別では無所属が男性4人、女性2人の合わせて6人。
公明党が男女各1人の合わせて2人。日本維新の会が女性1人です。
地区別では伊那地区が8人。高遠地区が1人で長谷地区はいません。
伊那市長選と市議選は4月17日告示24日投開票となっています。 -
伊那市議会臨時会 コロナ対策で1億5千万円追加
伊那市議会臨時会が15日市役所で開かれ、市は新型コロナ感染症対策として、飲食・宿泊業者を支援する事業など1億5,140万円を追加する今年度一般会計補正予算案を提出し、可決されました。
15日は市役所で市議会臨時会が開かれ、新型コロナ対策として1億5,140万円を追加する補正予算案が全会一致で可決されました。
このうち、第6波の影響を受ける飲食・宿泊・交通事業者などを支援する事業に1億240万円。
個人事業主に10万円、法人に20万円を補助するもので、700事業者を想定しています。
新型コロナの影響で経費がかさみ運営が圧迫されている介護・福祉事業者に対して1事業あたり10万円を支援する事業に2,250万円。
新型コロナの影響で収入が減少している農林事業者1件あたり10万円を支援する事業に2,160万円。
市外に居住する大学生などに特産品を贈る「学生応援便」に350万円などとなっています。
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南箕輪村 新型コロナの影響受ける農家・旅客運送業者などに応援金
南箕輪村は、新型コロナウイルスの影響を受けている農家や旅客運送業者などに対し、応援金10万円を支給する考えを14日に示しました。
村議会全員協議会が14日、役場で開かれ、村が概要を説明しました。
農業者支援は、新型コロナによる影響を受けた農家で、今後も経営を継続する意思がある個人、農業法人が対象です。
個人農業者は、農業収入が100万円以上あること、農業法人は事業収入全体のうち半分以上を農業収入が占めることが条件です。
道路旅客運送業、飲食料品卸売業、食料品製造業、飲料等製造業に対しても、売り上げが減少していることなどを条件に支援します。
支援額は、いずれも10万円を予定していて、これらの事業費を盛り込んだ補正予算案が3月議会に提出される見通しです。
村によりますと、農業者は99事業所、事業者は11社が対象となるとみています。 -
南箕輪村が施設指定管理者を更新
南箕輪村の公の施設指定管理者選定審議会は来年度の村内施設の指定管理者について藤城栄文村長にこれまでの管理者を更新するとする諮問通りの答申を10日に行いました。
公の施設指定管理者選定審議会の丸山和敏会長が役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
村内の28施設が対象となっています。
デイサービスセンターなど8施設の管理者には南箕輪村社会福祉協議会。
大芝の湯や大芝高原味工房など18施設の管理者には南箕輪村開発公社。
村民体育館の管理者にはNPO法人南箕輪村わくわくクラブ。
村営南原運動場の管理者には南原区となっています。
指定管理者の指定期間は4月1日から令和8年3月31日までとなっています。
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フィンランド北カルヤラ県 6月に来伊
伊那市と林業や木材利用の研究などを協力して行うフィンランドの北カルヤラ県の代表は、6月8日に伊那市を訪問する計画です。
9日は、伊那市の白鳥孝市長とフィンランド北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン県議会長、長野県の井出英治林務部長の3人がオンラインで会議を開きました。
互いに関する取り組みについて報告しあいました。
ヒルヴォネン県議会長は「新型コロナの感染がおさまっていれば、6月8日に伊那市や長野県を訪問したい」と提案しました。
また、伊那市では北カルヤラ県との交流を深めるために友好の森プロジェクトを検討しています。
ますみケ丘の市民の森や市役所に植樹し友好のシンボルにしていきたいとしています。
伊那市と長野県は2019年にフィンランドの北カルヤラ県とそれぞれ覚書を交わしています。
伊那市は林業や木材利用の研究などの分野で、長野県は技術や人材交流分野で交流を進めるとしています。 -
ぐるっとタクシーにEV車両導入
伊那市は、公共交通での二酸化炭素排出量低減に向け、AI自動配車システムを活用した乗合タクシー「ぐるっとタクシー」に電気自動車 EV車両の導入を進めています。
1日から導入されたEV車両のぐるっとタクシーです。
ガソリンを使わず電気のみで動きます。
駆動用バッテリーは62キロワットで、満充電すると458キロの距離を走ることができます。
車両費は約400万円で、地方創生推進交付金を充てています。
伊那市は公共交通での二酸化炭素排出量低減に向け、去年からぐるっとタクシーにEV車両の導入を進めていて、今回で2台目となります。
ぐるっとタクシーは現在12台で運行していて、伊那市では、そのうちの4台をEV車両にする予定です。
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南箕輪村 3回目新型コロナワクチン集団接種
南箕輪村で3回目の新型コロナワクチンの集団接種が5日から始まりました。
集団接種会場の大芝荘です。
5日は65歳以上の高齢者や医療従事者などおよそ150人が接種を受けました。
村では先月20日から高齢者の3回目の個別接種を村内5つの医療機関で始めました。
対象はおよそ3,700人で、今月中に接種を済ます予定です。
64歳以下については9月30日までに終える計画です。
南箕輪村の3回目の接種では、会場により使用するワクチンが異なります。
大芝荘の集団接種ではモデルナ社製を、医療機関で行う個別接種ではファイザー社製のワクチンを使用します。
南箕輪村では、今月はあと5回(19日、20日、23日、26日、27日)集団接種を行う予定です。
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消防団員の報酬増額へ 町長に答申
箕輪町特別職報酬等審議会は、消防団員の報酬について、増額することが望ましいと白鳥政徳町長に4日、答申しました。
この日は、審議会の向山淳会長が役場を訪れ、消防団員の報酬について、増額することが望ましいと答申しました。
報酬引き上げ案は、全て年額で消防団員が1万5,000円から3万6,500円に、班長は団員の2倍の7万3,000円です。
また、令和3年度に団員報酬の引き上げを行った際に、部長以上の階級は引き上げていないため、基礎報酬を現在の1.25倍とし、さらに団員の増額分と同じ、2万1,500円を付け足します。
団長は28万2,000円から30万3,500円となります。
また、出動報酬は1回3,000円から、4時間未満が4,000円、4時間以上が8,000円となっています。
審議会では、深夜出動への割増などについても検討が必要という意見が出されたということです。
白鳥町長は「報酬増額により、課題となっている団員の確保に繋がってほしい」と話していました。
報酬増額の条例改正案は、町議会3月定例会に提出される見通しです。
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伊那市消防団報酬 増額へ
伊那市消防委員会が1日市役所で開かれ、消防団員の年額報酬と出動報酬を増額する答申案をまとめました。
会議では冒頭、白鳥
孝市長が消防委員会の柴満喜夫委員長に団員の報酬の改定について諮問しました。
白鳥市長は「消防団は、火災や自然災害、人の捜索などで真っ先に飛び出し地域を守っている。
現在の報酬や手当は低いと思うので、正当な報酬や手当で対応すべきだ」として報酬の増額を諮問しました。
年額報酬が改定されるのは、班長と団員の階級です。
班長は28,800円から38,300円に、団員は20,100円から36,500円に増額。
また災害時の出動報酬は、時間に応じて1,500円を2,000円に、4,500円を8,000円に増額するとしています。
市では、去年、国が示した報酬の基準を受け、報酬の増額について諮問しました。
昨夜の委員会では諮問通り増額する答申案をまとめました。
消防委員会では3日、白鳥市長に答申を行い、市では消防団の報酬に関する条例改正案を3月議会に提出する予定です。
伊那市消防団の団員数は現在829人で、定員の915人を下回っています。
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来年度の利用予約受付延期
新型コロナの影響による伊那市防災コミュニティセンター利用予約受付延期のお知らせです。
1日からを予定していた伊那市防災コミュニティセンター来年度の利用予約受付開始は3月1日からに変更となりました。
なお1日は現地での受け付けとなります。
2日から電話受け付け、7日からインターネットでの受け付けが始まります。
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ワクチン接種推進・電話診療体制構築
長野県の阿部守一知事は、27日から「まん延防止等重点措置」が適用される事を受けて、26日県庁で記者会見を開き「社会機能を維持し、県民の暮らしと産業を守っていきたい」と話しました。
長野県の「まん延防止等重点措置」の適用は、27日から来月20日までで、独自の感染警戒レベルを全域で最も高い「6」に引き上げます。
会見で阿部知事は「感染リスクの高い行動や場所への移動を回避するよう」呼びかけました。
職場や学校などで感染が拡大している事から、在宅勤務やオンライン授業を行うよう協力を求めました。
また県内の病院や診療所と協力して、自宅療養者に対して電話診療を行う体制を構築するとしています。
ワクチン接種については、2月を推進月間とし、県が設置する県内の13会場で、4万人以上に接種を行うとしています。
上伊那では、伊那文化会館を会場に2月23日から2月25日までに900人分を接種する予定です。
飲食店への対応については、時短要請に応じた店舗に協力金を支給します。
信州の安心なお店に認証されている店舗で、午後9時まで短縮し、酒の提供を行う場合は、売上規模に応じて1日当たり、2万5千円~7万5千円支給するとしています。
重症化リスクの高い高齢者を守るための対策としては、福祉施設の職員などを対象にPCR検査の実施や、検査費の補助を行うとしています。
阿部知事は、「対策の重点化を図り、県民の総力を挙げて感染拡大に歯止めをかけたい」と話しました。
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箕輪町 施設休止など確認
箕輪町は、27日から来月20日まで県内で「まん延防止等重点措置」が適用されるのを受け、町内の文化・体育施設を休館する事などを決めました。
26日は「箕輪町新型コロナウイルス感染症対策本部会議」が役場で開かれました。
白鳥政徳町長は「濃厚接触者が多くなるのに伴い様々な社会活動が止まらないよう、感染症対策の基本に立ちかえり、町としての対応を行っていきたい」と挨拶しました。
会議では、「まん延防止」が適用されるあすから町内の公共施設の休館や利用制限について確認しました。
また、小中学校については、感染対策をして対面授業を継続し、臨時休業や分散登校を想定した準備を進めていくとしています。
保育園は継続しますが、在宅保育の協力を保護者に呼びかけます。
役場職員の体制については、テレワークの実施や時差出勤などにより2割以上の削減に努めるとしています。
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伊那市3回目ワクチン接種は交互接種を
伊那市は新型コロナワクチンの3回目接種について、1回目、2回目のワクチンと異なる種類を用いた交互接種の検討を市民に呼び掛けています。
伊那市議会全員協議会が25日、市役所で開かれました。
伊那市は65歳以上の3回目の新型コロナワクチンの個別接種が31日から、集団接種が2月5日から始まります。
3回目に用いるワクチンについては、1回目、2回目のワクチンの種類と異なるワクチンを打てる交互接種も可能としています。
市ではその時期に打てるワクチンを用いた速やかな接種を市民に呼び掛けています。
また12歳以上の人でまだ接種ができていない人については、月に1回程度の集団接種または一部医療機関の個別接種を実施し、接種機会を確保するとしています。
5歳から11歳までの接種についても、準備を進めているということです。
伊那市の12歳以上のワクチン接種状況については、1月21日時点で、1回目が89パーセント、2回目が88.4パーセントとなっています。
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長野県のまん延防止等重点措置の適用が正式決定へ
長野県が、まん延防止等重点措置を国へ要請したことを受け、25日の夜、開かれる国の対策本部会議で適用が正式決定されます。
なお、県は時短営業要請の対象となる飲食店舗数を24日の知事会見では、およそ15,000店舗としていましたが、およそ10,000店舗に訂正しています。
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伊那市議会臨時会で一般会計補正予算案が可決
伊那市議会臨時会が市役所で25日開かれ、道路舗装やワクチン接種事業などに2億円を追加する今年度一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
主な事業のうち、防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債を活用し、既存の道路を舗装する事業に8,600万円、3回目の新型コロナワクチン接種事業に4,600万円などとなっています。
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村長などの特別職の報酬について 白紙諮問
南箕輪村の藤城栄文村長は、特別職の報酬について、21日特別職報酬等審議会に白紙諮問しました。
この日は、役場で審議会が開かれ、委員には8人が委嘱されました。
会長には村区長会の加藤純治会長が選ばれ、藤城村長から諮問書が手渡されました。
現在の理事者の報酬は条例で定められた額と同じで、村長は月額76万2,200円、副村長は64万7,800円、教育長は55万2,000円となっています。
また、村議会の議長は30万8,000円、議員は22万1,500円です。
このほか、審議会は消防団の報酬についても、消防庁の基準に基づいて増額したい考えです。
答申は、2月上旬に行う予定です。
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日本共産党伊那市議団 新型コロナ対策について伊那市に申し入れ
日本共産党伊那市議団は、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株などへの緊急対策について、3回目のワクチン接種の前倒しすることなどを24日伊那市に申し入れしました。
24日は、日本共産党伊那市議団の団長の柳川広美議員と馬場毅議員、飯島光豊議員が市役所を訪れ、林俊宏副市長にオミクロン株などへの緊急対策について申し入れしました。
内容は、ワクチンの3回目接種や服用薬の準備を迅速に行う事、市の関係機関や医療機関などで感染が拡大した場合に社会機能を維持するための対応について再確認すること、「いつでも・どこでも・誰でも・無料で」受けられる感染症検査体制の拡充を県に対し要請することなどの6項目です。
林副市長は、「ワクチンの前倒しと社会機能の維持については検討している。それ以外についても、県の対応をみながら検討していきたい」と話していました。 -
箕輪町が64歳以下の3回目コロナワクチン接種を前倒し
箕輪町は64歳以下の3回目の新型コロナワクチン接種のスケジュールを3月からに前倒して行うことを24日発表しました。
箕輪町では今月から65歳以上の3回目の接種が始まっています。
64歳以下については、当初4月からとしていた予定を前倒しし、3月から接種を開始するとしています。
また5歳から11歳までの接種についても準備を進めているということでワクチンが届き次第、開始する予定としています。
ほかに、町内在住で12歳以上の希望する人を対象に、抗原簡易キットの配布を行うとしています。
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県が国にまん延防止等重点措置を要請
長野県の阿部守一知事は国に対して、まん延防止等重点措置の要請を24日、正式に行ったと明らかにしました。
これは午後開かれた、知事会見の中で明らかにしたものです。
県は要請基準を確保病床使用率35パーセントとしていますが、23日午後8時時点で36.3パーセントとなっています。
飲食店への時短営業の要請については、酒類の提供の有無に関わらず県内のおよそ15,000店舗が対象となります。
食品衛生法の営業許可または喫茶店営業許可のある店舗については、営業時間は午後8時までとして、酒類の提供は停止とするということです。
信州の安心なお店認証を受けている店舗については営業時間を午後9時までとし、酒類の提供は行えるとしています。
いずれも協力金が出るということです。
また、県立の学校に対しては、対面授業やオンライン授業、自宅での課題学習の併用を検討しているということです。
学校行事や部活動については原則行わないとしています。
25日に国で開かれる対策本部会議で正式に適用を決定するということです。
内容については県が開く対策本部会議で決定していくということです。
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箕輪町 消防団員などの報酬増額 諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は、町の消防団員などの特別職の報酬について19日、審議会に諮問しました。
この日は、町役場で特別職報酬等審議会が開かれ、7人が委員に委嘱されました。
会長には、町商工会会長の向山淳さんが選ばれ、白鳥町長から、消防団員と教育長職務代理の報酬について諮問されました。
消防団員の報酬について、現在は年間1万5,000円ですが、消防庁が示している3万6,500円に増額したいとしています。
そのほか、団長や分団長などの報酬増額も盛り込まれています。
出動手当についても、現在は1回につき3,000円となっていますが、4時間までは4,000円、4時間以上は8,000円に増額したいとしています。
教育長職務代理については、現在、月額2万4,000円とほかの教育委員と同じ金額になっているため、2万7,000円に増額したいとしています。
答申は、2月上旬に行う予定です。
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南箕輪村創生総合戦略の検証結果を答申
南箕輪村むらづくり委員会は村創生総合戦略の検証結果について18日、藤城栄文村長に答申しました。
むらづくり委員会の足立芳夫会長らが役場を訪れ藤城村長に答申書を手渡しました。
村創生総合戦略は若者定住と郷土愛の醸成による帰って来たいむらづくりなど4つの基本目標と具体的な施策38項目で構成されています。
検証により38項目のうち区への加入率など5つの項目で目標が達成できていないことが報告されました。
これについて足立会長は「コミュニティの役割と重要性について地道な啓もうと周知を図ってもらいたい。」と話していました。
藤城村長は「区への加入もあるが組の加入率についても考えていく必要がある」と話していました。
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住民税非課税世帯に10万円給付
南箕輪村議会全員協議会が11日役場で開かれ新型コロナウイルスの影響を受けている住民税非課税世帯などに1世帯当たり10万円の現金給付を行うことが報告されました。
対象となるのは住民税非課税世帯など1,170世帯で給付見込額は1億1,700万円です。
また子ども1人当たり10万円相当を支援する特別給付金について全額現金給付とすることが報告されました。
対象となるのは高校生など
440人と中学生以下2,580人の合わせて3,020人で給付見込額は1億5,250万円です。
村議会全員協議会ではほかに65歳以上の3回目の新型コロナワクチン接種について報告がありました。
個別接種は1月20日から、集団接種は2月5日からで65歳以上の高齢者については3月中にワクチン接種を終わらせるとしています。
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大芝防災研修センター完成 来年4月頃一般利用開始
南箕輪村の大芝高原内に新たに建設が進められていた「防災研修センター」が完成しました。
一般利用の開始は、来年4月頃からとなっています。
27日は、報道向けに施設が公開されました。
建物は、味工房の西側にあった大芝研修センターの跡地に建てられました。
木造平屋建てで、延床面積は489平方メートルです。
大芝湖が見えるように、中央に大きな開口部が設けられています。
多目的ホールは、最大150人ほどが利用できます。
大規模災害時に役場が利用できない時の代替施設となる他、平常時は会議や運動などで利用できます。
他に、用途に応じて間仕切りができる部屋が4室あり、テレワークなどでも利用ができます。
役場のネットワークシステムが利用できなくなった時のバックアップの機器も設置されました。
建設費は、およそ2億円となっています。
愛称は、公募の結果「森の学び舎」に決定しました。
防災研修センターの利用開始は、来年4月頃を予定しています。 -
子育て給付金 現金給付
伊那市の白鳥孝市長は、国の18歳以下の子どもに支給される子育て世帯臨時特別給付金について5万円を2回に分けて全額現金で給付する考えを示しました。
17日、開かれた市議会全員協議会で報告されました。
国は、支給方法については、現金5万円とクーポン5万円分を
給付する方式を基本とし、10万円一括支給と現金5万円を2回給付する3つの方式を認めています。
白鳥市長は、「現金での支給を市民は望んでいる。クーポンにした場合高額な経費や準備が必要なため、現金で支給する」との考えを示しました。
15歳までの児童手当受給者は、28日に指定口座に振り込みます。
高校生は来年に入ってから申請を受け付ける予定です。
伊那市の対象児童数は1万445人となっています。
残りの5万円については、来年春の卒業・入学などに間に合うよう早い時期に支給する考えです。
箕輪町と南箕輪村も2回に分けて現金支給する計画で1回目はどちらも27日の振り込みを予定しています。
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「あつまれ!大芝の森コンテスト」 グランプリ決定
南箕輪村の大芝高原の今後の利活用についてのアイデアを絵などで表現する「あつまれ!大芝の森コンテスト」の最終審査が11日行われ、グランプリが決定しました。
11日は南箕輪村役場で最終審査が行われ、329点の全応募作品の一次審査と二次審査を通過した57点の中からグランプリと各賞が選ばれました。
「あつまれ!大芝の森コンテスト」は8月末まで、幼児の部、小学生の部、中学生の部、一般の部の4部門で、絵やイラスト、工作、川柳、動画の応募を行ったものです。
各部門のグランプリです。
幼児の部は南箕輪村の伊藤湊馬くんの作品で、テーマは「アレルギー対応のアイスクリームがほしい」です。
小学生の部は南部小学校3年生の青木百花さんの作品で、テーマは「夏に遊べるふんすい広場」です。
中学生の部は南箕輪中学校1年生の飯島未緒さんの作品で、テーマは「みんなで遊べるバスケットボール!!!」です。
一般の部は南箕輪村の山内美鈴さんの作品で、テーマは「みんなでつくる世界の庭~村をすてきな庭でいっぱいにしよう~」です。
村では大芝高原の将来ビジョンの策定を進めるとしています。 -
市長 山小屋「馬の背ヒュッテ」の購入進めたい考え示す
伊那市の白鳥孝市長は南アルプス内にある民間所有の山小屋「馬の背ヒュッテ」について、購入を積極的に進めたいとの考えを9日示しました。
これは9日に開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の中で黒河内浩議員の質問に答えたものです。
「馬の背ヒュッテ」は南アルプスの仙丈ケ岳登山のルートの途中にある民間所有の山小屋で、宿泊施設として、また、登山者の避難場所として活用されてきました。
コロナ禍のため2年間営業を停止していて、しばらくの間休業予定となっています。
黒河内議員によると所有者は高齢のため運営が難しく、親族も運営の継続に意欲を示していないということです。
黒河内議員からの「馬の背ヒュッテ」の購入を検討してはどうかとの提案に対し、白鳥市長は積極的に進めたいとの考えを示しました。
他に9日の議会には市から5億2,680万円を追加し総額420億2,210万円とする一般会計補正予算案が提出されました。
国の子ども一人あたり10万円を支給する子育て世帯への臨時特別給付金で先行して5万円の現金支給を行う事業に5億2,606万円、国の生活困窮者自立支援金の再給付に74万円となっています。
申請が不要な子育て世帯への臨時特別給付金については年内に支給を、申請が必要な世帯への支給は早期に行うとしています。