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伊那市で社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が、9日、伊那市のいなっせで開かれ、中学生が犯罪のない明るい社会をテーマにした作文を発表しました。 大会は、伊那市や南箕輪村、保護司会、青少年健全育成協議会などが毎年開いているものです。 7月は、犯罪や非行を防止し罪を犯した人の更生について理解を深め明るい社会を目指す全国的な運動が実施されています。 大会では、3人の中学生が作文を発表しました。 このうち、去年の「社会を明るくする運動」長野県作文コンテストで優秀賞を受賞した高遠中学校1年の池上山五くんは、祖母にシソジュースを作ってもらったうれしさから学んだ事を発表しました 大会主催者を代表して伊那市の林俊宏副市長は「青少年の非行を防ぐには地域で考え行動する地域力の向上が必要です。大人も子どもも支え合って暮らしていける社会をつくっていきたい」と話していました。
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イオン箕輪店に交流施設「みのわ~れ」オープン
箕輪町が地域交流のスペースとしてイオン箕輪店に整備した「みのわ~れ」が9日オープンしました。 オープン初日のこの日は、来場者に無料のドリンクチケットが配布されたほか、町商工会青年部が扮するヒーローが祝い餅を振る舞いました。 みのわ~れは、イオン箕輪店1階東側にあります。 障がい者の地域活動の支援と子育て支援の機能を持ち、国の地方創生加速化交付金3千万円を活用して町が整備しました。誰でも無料で入る事ができます。 カフェレストランは、障がい者の就労体験の場として活用され食器の片づけや床掃除を行います。 このほか、食品の持ち込みもできる飲食スペースや町の子育て支援員が常駐する遊戯スペースもあります。 白鳥政徳町長は「新しいコミュニケーションの場所として大勢の人に利用してもらい、箕輪町の魅力を発信する場所としての活用も考えていきたい」と話していました。 みのわ~れは、毎日午前10時から午後7時まで利用でき、カフェレストランの営業は午前11時から午後5時までとなっています。
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箕輪町空き家等対策計画策定へ
管理が不完全な状態にある特定空き家認定の基準などを定める、箕輪町空き家等対策協議会の初会議が8日、町役場で開かれました。 協議会は建築関係の専門家など10人で構成されています。 協議会では空き家に関する条例施行に伴い倒壊や衛生上有害となる特定空き家認定の基準を設け認定されたものについてはその所有者に対し助言または指導、勧告、命令、行政代執行の順に必要な措置をとることができる箕輪町空き家等対策計画を策定します。 町の調査によりますと町内に空き家の可能性が高い建物が420棟ありそのうち26棟が倒壊などの危険度が高く早期の対応が必要だとしています。 計画では空き家の管理促進に向けた取り組みとしてデータベースの作成や新たな補助制度を検討していくとしています。 空き家を利用した移住定住対策として町が昨年10月から取り組んでいる、空き家バンクについてはこれまでに25件の登録があり6件が成約となり県外を含め9人が移住しているということです。 協議会では10月を目途に町空き家等対策計画を策定し移住定住者への提供など利活用を進めるほか、環境保全、危険防止にも取り組んでいくとしています。
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子ども・子育て審議会3部会に分かれ議論
子どもや子育て支援のあり方について協議する審議会が7日伊那市役所で開かれました。 今年度から、3つの部会に分かれ各テーマについて話し合います。 今年度から効率的に議論を進めるため、子育て支援センター、保育園の運営体制、病児保育の実施の3つテーマの部会に分かれて話し合われます。 病児保育についての部会では、将来的な実施を見据えた議論が行われました。 病児保育とは、子どもが病気になった時に保育園の代わりに預かるサービスです。 上伊那では、駒ヶ根市や箕輪町で実施していますが、伊那市では実施していません。 委員からは、「実施に向けた体制が整うまでは近隣施設を利用するべき」、「施設に置く看護師の確保が難しい」などの意見がでていました。 各部会は3回開かれ、11月に開かれる審議会で内容が報告されるということです。
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南箕輪村中部保育園 増改築竣工セレモニー
南箕輪村では、人口増加により村内5つの保育園で園舎の増改築を進めています。 4日は、村内で最も園児数の多い中部保育園で、工事の竣工を祝うセレモニーが行われました。 セレモニーでは、原茂樹副村長と代表の園児4人によるテープカットが行われた他、年長園児21人による太鼓の演奏で完成を祝いました。 工事は、去年6月から始まり、保育室1部屋と給食室が増築された他、旧給食室が保育室に改修されました。 保育室には、エアコンと床暖房が設置された他、木のぬくもりが感じられるよう腰板やロッカーに木材が使用されています。 これまで33人いる2歳児が1つの部屋で過ごしていましたが、増改築により2部屋になりました。 給食室は、およそ50平方メートル広くなったことで下処理と調理する部屋を分けました。 増築部分の面積は、およそ200平方メートルで、事業費は1億4,700万円となっています。 南箕輪村では、平成24年度年から村内5つの保育園の増改築工事に取り組んでいて、今年度完成予定の北部保育園の工事が完了すると全ての整備が終わるということです。
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参院選 期日前投票 10代も
参院選は6月23日から期日前投票が始まりました。 選挙年齢が18歳に引き下げられる中、伊那市では、10代で投票した人はきのうまでの9日間で64人となっています。 伊那市役所では23日から期日前投票が行われています。 2日は朝から市民が投票に訪れ、中には10代の姿も見られました。 10代の投票者数は7月1日までで、伊那市が64人、箕輪町が29人、南箕輪村が7月2日正午現在で14人となっています。 全体の1日までの投票者数は、伊那市が3,614人、箕輪町が1,421人、南箕輪村が696人となっています。 前回の同じ時期は伊那市が2,140人、箕輪町が932人、南箕輪村が410人でそれぞれ増加していて、市選管では今回の参院選の関心の高さがうかがえるとしています。 また、2日から伊那市保健センターでの期日前投票が始まりました。 18歳に引き下げられたことを受け、高校生が立ち寄りやすいようにと、伊那北高校や上農高校から近い保健センターに今回初めて設置されました。 高遠町総合福祉センターやますそと長谷総合支所での期日前投票は6日からとなっています。 期日前投票は午前8時半から午後8時までです。
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登山届の義務化始まる
長野県登山安全条例に基づき1日から登山届義務化が始まりました。 伊那市長谷の南アルプス林道バス仙流荘バス停では登山者が登山届を記入し専用ポストに入れていました。 登山届義務化は県が指定した遭難の恐れが高い登山道を通って山に入る場合に事故を減らそうと条例を制定し実施するものです。 上伊那地域の指定登山道に入る登山口は仙丈ヶ岳などの北沢峠登山口、戸台河原登山口、経ヶ岳の仲仙寺登山口大泉所ダム登山口、宝剣岳などの桂小場登山口、千畳敷駅登山口など16か所です。 県によりますと去年の遭難事故発生件数は中央アルプスが21件で 3人が死亡、南アルプス北部地区は2件で1人が死亡しているということです。 登山届の提出はインターネットの 登山届提出システム「山と自然ネットワーク」からも可能となっています。 またコンビニエンスストアのマルチコピー機で登山届を入手することもできるようになっていて県では登山者の利便性向上にも努めていくとしています。
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土砂災害想定 災害対策本部訓練
出水期を迎え伊那市は、大規模な洪水や土砂災害を想定した訓練を29日、市役所で行いました。 訓練には市や自衛隊、警察など100人が参加しました。 訓練は、平成18年7月豪雨災害と同様の規模を想定し、災害情報を職員らが共有しながら対策をとる「ロールプレイング方式」で実施しました。 まず、災害バイク隊の6人が高遠町や長谷の被害状況を把握する為出動しました。 また、庁舎では職員25人が、堤防の決壊に備え、土嚢300個を作りました。 災害の状況をまとめ、重要度を判定する災害対策本部情報連絡室では、入ってきた情報をホワイトボードや地図に書き入れたり、土砂災害などによる避難勧告の対応を確認していました。 伊那市では今回の訓練を今後に生かしていきたいとしています。
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南箕輪村キャリア教育推進協議会発足
産学官が連携しキャリア教育を進めていく南箕輪村キャリア教育推進協議会が昨夜発足しました。 23日は村民センターで発足式が行われ、村内の企業や小中学校教諭、行政関係者など21人が委員に委嘱されました。 グループに分かれ、「あったらいいなこんなキャリア教育」というテーマで意見交換しました。 参加者からは、「仕事の本質に触れる体験ができるとよい」「通年で課外授業を行ったらどうか」といった意見が出されていました。 南箕輪村キャリア教育推進協議会は、産学官が連携し社会的、職業的自立に向けて必要な能力を育てるキャリア教育を推進していこうと、村教育委員会が設置しました。 子どもだけでなく、大人も対象となっています。 会長には、こうあ木工舎の中村博(ひろし)さんが選ばれました。 8月には夏休みこども仕事体験講座、9月には大人を対象としたキャリア教育講演会が開かれる予定です。 協議会は次回10月に開かれ、来年度の取り組みについて検討していくということです。
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参院選公示 現新3人が立候補
参議院議員選挙が22日公示され、来月10日の投票に向けて選挙戦がスタートしました。 改選定数1の長野県区からは、現職と新人2人の合わせて3人が立候補を届け出ました。 立候補したのは届け出順に 民進党の新人で共産党と社民党が推薦する杉尾秀哉さん58歳。 幸福実現党新人の及川幸久さん56歳。 自民党の現職で公明党が推薦する若林健太さん52歳の3人です。 改選定数1の長野県区には3人が立候補を届け出ました。 21日現在の選挙人名簿登録者数は177万6747人で、うち18歳と19歳の登録者数は4万1193人です。 参院選の投開票は来月10日で期日前投票はあすから7月9日まで行われます。
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伊駒アルプスロード方法書説明会
伊那建設事務所は、伊駒アルプスロードの環境影響評価の方法書の説明会を17日、伊那市役所で開きました。 方法書では環境評価する大気質や生態系などの15項目で、それぞれの調査の手法が示されています。 説明会には10人が参加し、伊那建設事務所の職員から方法書の内容を聞きました。 住民からは、「地震に備え、断層の調査も必要ではないか」といった意見が出されていました。 伊駒アルプスロードは駒ケ根市北の原から伊那市青島までのおよそ11キロに及ぶものです。 方法書は、6月29日まで伊那建設事務所や伊那市役所で縦覧することができます。 伊那建設事務所では、方法書に対する意見書を7月13日まで募集しています。
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インターネットとバス路線で買い物弱者支援
伊那市の白鳥孝伊那市長は、買い物弱者への支援として、インターネットとバス路線を活用したバーチャルマーケットを、新山地区で7月から試験的に行う考えを示しました。 これは、16日、伊那市役所で開かれた市議会6月定例会の一般質問で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は、「脳いきいき教室の講座にあつまった高齢者に、インターネットを通じて、中心商店街の商店の商品を注文してもらい、商品をバスに乗せて教室終了までに届ける。このようなバーチャルマーケットを、7月から新山で試験的に始めたい」との考えを示しました。 これにより、地域公共交通の利用促進、買い物弱者支援、中心市街地の活性化につなげたいとしています。 バーチャルマーケットは、7月に第1回を行う予定で、年度内に4回実施し、事業が軌道に乗れば、新山以外にも広げていきたいとしています。
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東京五輪 東ティモール合宿招致へ
伊那市の白鳥孝市長は、2020年の東京オリンピックで東ティモールの選手が事前合宿を伊那市で行うよう、招致していく考えを15日示しました。 これは15日開かれた伊那市議会6月定例会で議員の質問に答えたものです。伊那市と東ティモールは、元東ティモール特命全権大使を務めた伊那市高遠町出身の北原巖男さんが縁で民間レベルの交流が行われています。 東ティモールは、前回のロンドンオリンピックではマラソンに男女1人ずつ選手を派遣しています。 市内にはクロスカントリーコースがあり、鹿嶺高原では高地トレーニングが行えることから伊那市は北原さんを通して東ティモールの事前合宿を招致していく考えです。 7月には、東ティモールの特命大使が伊那市を訪れ、視察を行う予定だという事です。
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南アルプス食害対策協議会 ニホンジカ捕獲頭数が減少
南アルプス食害対策協議会の今年度の総会が10日に開かれ、各自治体でのニホンジカの捕獲頭数が、前年度より減少している事が報告されました。 伊那市役所で今年度の総会が開かれ、平成27年度のニホンジカの捕獲頭数が報告されました。 協議会を構成する自治体の猟友会に委託し捕獲された数は、伊那市が前年度より61頭少ない29頭、飯田市が53頭少ない68頭、富士見町が71頭少ない129頭で、合せて226頭となっています。 協議会では、鹿の目撃情報は減っているものの、生息地域が北上したり西山へ移っている可能性があるとして単純に個体数が減少したとは言い切れないとしています。 会長の白鳥孝伊那市長は「西山での捕獲頭数が増えているのが問題だ。中央アルプスの対策協議会とも連携して取り組んでいかなければならない」と話しました。 協議会では、今年度、中央アルプス野生動物対策協議会へ、毎年行っている防護柵設置作業の参加を呼びかけるほか、今後の連携を視野に連絡協議会の立ち上げを目指すという事です。
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ふるさと納税寄付額 伊那市全国で8位
伊那市のふるさと納税の昨年度の寄付額は、25億8300万円で全国の自治体でトップ8位に入ったことが分かりました。 総務省が、14日発表したふるさと納税に関する現況調査の結果によると、伊那市は、件数にして3万400件、額にして全国の自治体で8位となる、25億8300万円をうけいれました。 伊那市では、返礼品として農産物や特産品、市内企業の商品など特典を充実させています。 総務省の結果を受けて、伊那市では、「海産物やブランド牛など、農水産物に恵まれた自治体が上位に入る中、8位の結果は健闘したといえる。多種多様な魅力ある特典をそろえたことや、PRに力を入れ、申請しやすい環境を作ったことが成果につながったのではないか」としています。 なお、昨年度の全国のふるさと納税の受け入れ額の総額は1653億円で、前の年度と比べ4.3倍に増加しています。
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南箕輪村が熊本地震被災地へ職員派遣
南箕輪村は全国町村会からの依頼を受けて、来月15日から熊本地震の被災地に職員2人を派遣します。 これは、13日に村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。 派遣先は熊本県の上益城郡嘉島町です。 派遣されるのは、固定資産評価経験者2人で、現地で家屋被害の認定調査を行うということです。 派遣期間は来月15日から29日の予定です。 派遣費用見込額は80万円で、現在開かれている村議会の最終日に補正予算として提出されます。 なお、この費用は国の特別交付税で全額交付される予定だということです。
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にこりこ周辺 道の駅への登録を検討
箕輪町は、大出の農産物直売所にこりこ周辺について「道の駅」への登録を検討していることを13日に明らかにしました。 これは、13日に開かれた箕輪町議会6月定例会の一般質問で、議員の質問に白鳥政徳町長が答えたものです。 町では、道の駅化にむけて庁内の7つの課でつくるプロジェクトチームを今年2月に立ち上げ検討を進めています。 白鳥町長は、「施設そのものは登録のための要件を満たしているが、将来的に使っていくには一定のものを揃えなければならない。補助金の活用を含め検討している」と話していました。 道の駅は、休憩、情報発信、地域の連携の3つの機能を持った施設で、平成5年に登録制度が始まり現在全国に1,093か所あります。(5月10日現在) 上伊那では、伊那市長谷と飯島町の2か所にある他、南箕輪村が大芝高原を道の駅として整備していく考えを6月議会で示しています。
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若者が中心となり街頭集会
選挙権の18歳への引き下げを受け、11日伊那市のいなっせで、若者が中心となった街頭集会が開かれました。 若者たちに政治に関心を持ってもらうきっかけにしようと、市民有志でつくる信じられる未来プロジェクトが開きました。 いなっせ北側広場には、高校生を含む若者世代を中心に40人ほどが集まり、政治に対する思いや不満、反戦や脱原発を訴えました。 大学生有志による団体、シールズの中心メンバーで筑波大学4年の本間信和さんも加わり「自分で考え行動しよう」と訴えました。 参加者は、反戦や脱原発のプラカードをかかげアピールしていました。 プロジェクト代表の山本真吾さんは、「さまざまな意見があってしかるべきなので、まずは国や政治に対し自分たちで考えられるようにしたい」と話しています。
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向山県議会議長 就任祝賀会
3月15日付で長野県議会議長に就任した伊那市区選出で5期目の向山公人さんの就任祝賀会が12日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。 祝賀会には阿部守一知事や市町村長、各種団体の代表など270人が出席し、向山さんの第90代議長就任を祝いました。 発起人代表の白鳥孝伊那市長は、「伊那谷の大きな転換期に就任された。上伊那全体の発展に尽力していただきたい」とあいさつしました。 阿部知事は、県議との昔のエピソードを披露しつつ、車の両輪として県政発展を誓い、「今年度は大きなイベントが目白押しなので、ともに長野のおもてなしをしていきたい」と祝辞をのべました。 孫3人から花束の贈呈を受けた向山さんは、表情をほころばせ議長就任の抱負を述べました。 向山さんは、「県民が安心して生活できる真の地方創生に実現を目標に取り組んでいきたい。信条としている普段着のままの政治姿勢を原点に今後も精一杯努力していきたい」と謝辞をのべました。
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若林氏「県代表として政府との窓口を務めたい」
自民党現職の若林健太さんは、9日JA上伊那伊那支所で開かれた総決起大会で、「県を代表して政府との窓口を務めたい」と参院選への決意を新たにしました。 6月22日公示、7月10日投開票の参院選県区に立候補を予定している若林さんは、安倍首相の消費税増税再延期について「経済は生き物だから失速すれば元も子もない。臨機応変に対応することが政治には必要だ」と述べました。 またアベノミクスについては、「デフレ脱却、地方創生、社会保障改革で着実に成果を挙げてきている」と話しました。 最後に「県を代表して政府との窓口をしっかり務めながらそれぞれの市町村が地方創生の波に乗っていくために尽くして参りたい」と話しました。 若林さんは自民党の現職1期目で参議院農林水産委員長を務めています。 総決起大会は、選挙協力する公明党伊那市議団が開いたもので会場にはおよそ200人が集まりました。 改選定数1の県区からは若林さんの他に民進党新人の杉尾秀哉さん、幸福実現党新人の及川幸久さんが立候補を予定しています。
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南箕輪村明るい選挙推進に信大生
選挙年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、南箕輪村選挙管理委員会では、選挙に対して若者の取り入れていこうと、明るい選挙推進協議会の委員に、信州大学農学部の学生を委嘱しました。 9日は、南箕輪村明るい選挙推進協議会が村役場で開かれ、18人が委員に委嘱されました。 南箕輪村選挙管理委員会では、選挙年齢の18歳への引き下げや、若年層の投票率の低迷に対応したいと、今回初めて、信州大学農学部の学生を委員に委嘱することにしました。 委嘱されたのは、赤堀(あかほり) 優未(ゆうみ)さんと大井戸(おおいど) 康将(やすまさ)さんです。 大井戸さんは、「高校生も投票することになるので、年のちかい大学生が、学校に出向いて投票を呼び掛けてはどうか」などと提案していました。 協議会の委員の任期は1年間で、投票率の向上などを目的に活動していくとしています。
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町村議会6月定例会開会
箕輪町議会の6月定例会が6日に開会し、一般会計補正予算案など12議案が提出されました。 一般会計補正予算案は4,481万4千円を追加するものです。 主な事業は、子育て情報アプリ開発委託料に660万円、結婚支援事業費に131万円、萱野高原野外施設撤去工事に96万円などとなっています。 箕輪町議会では13日と14日に一般質問、20日に委員長報告、採決が行われます。
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市議会開会 2つの特別委員会設置
伊那市議会6月定例会が、6日開会し、政策研究や人口増加策などを話し合う2つの特別委員会の設置が決まりました。 新たに設置されたのは、政策研究や合併の効果を検証する「事業点検評価特別委員会」と、道路整備や人口増加策などを話し合う「地域創生対策特別委員会」です。 委員9人で構成する事業点検評価特別委員会の委員長には飯島進さんが、委員10人で構成する地域創生対策特別委員会の委員長には中山彰博さんがそれぞれ選ばれています。 今議会には、1億6,550万円を追加する一般会計補正予算案など11議案と、請願、陳情が8件提出され、伊那中学校と伊那西小学校の共同調理場請負契約に関する議案が全会一致で可決されました。 また6日は、今年3月に制定された伊那市民憲章を議会の冒頭で斉唱しました。 市民憲章は、市民の郷土愛を高めさらなる一体感の醸成を図ろうと制定されたもので、今後は議会開会日に斉唱する方針です。
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第3次伊那市男女共同参画計画 策定に向け諮問
伊那市の白鳥孝市長は、男女が個性と能力を発揮できる社会を実現するための「第3次伊那市男女共同参画計画」の策定を、3日、推進会議に諮問しました。 今年度1回目の伊那市男女共同参画推進会議が開かれ、白鳥市長が唐木孝雄会長に諮問書を手渡しました。 第3次伊那市男女共同参画計画は、平成29年度から平成34年度までの5か年計画です。 推進会議では計画の枠組みが示されました。 第3次計画では、第2次計画の現状と課題を洗い出し、より具体的な施策を盛り込む方針です。 重点施策としては、働き続けたい女性への就業支援、男性の働き方の見直しによる育児・介護・家事への参画、DVなど困難な立場にある男女への支援の3つを挙げています。 推進会議では、今年11月を目途に計画案をまとめ、白鳥市長に答申する予定です。
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参院選前に18歳以上に投票呼びかけのハガキ送る
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる参院選で伊那市選挙管理委員会は3日から投票を呼びかけるハガキの発送を始めました。 ハガキは伊那市内に住民票があり新しく有権者となるおよそ1,500人に送られます。 伊那市選挙管理委員会では「未来の日本のあり方を決める政治に関与してもらいたい」としています。 また高校生の投票機会を確保するためJR伊那北駅から歩いて行くことができる伊那市山寺の保健センターに期日前投票所を開設します。 市選管では伊那北高校や上伊那農業高校の生徒が利用するJR伊那北駅から歩いて行くことができるため利便性の向上が図れるとしています。 参院選は今月22日公示、来月10日投開票となっていて市保健センターでの期日前投票は7月2日から9日まで、時間は午前8時半から午後8時まで行えます。
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杉尾氏「消費税増税再延期は公約違反」
民進党新人の元ニュースキャスター、杉尾秀哉さんは2日伊那文化会館で開かれた集会で安倍首相が消費税増税を再延期したことについて「公約を自ら否定したものだ」と批判しました。 今月22日公示、来月10日投開票の参院選県区に立候補を予定している杉尾さんは、安倍首相の消費税増税再延期は公約違反としたうえで「財源はどのように賄うのか説明しなければならない。」と述べました。 またアベノミクスについて、恩恵が地方には届かず経済格差が広がる一方だとしてアベノミクスは限界だと批判しました。 ほかに武力に頼らない平和主義を堅持するため安保関連法の撤回を訴えました。 杉尾さんは民進党、共産党、社民党の野党統一候補として参院選への立候補を予定していて野党共闘は民主主義の転換点だとしています。 集会は党派を超えた住民グループのオール上伊那杉尾ひでや応援団が開いたもので会場にはおよそ600人が集まりました。 改選定数1の県区からは杉尾さんのほかに自民党現職の若林健太さん、幸福実現党新人の及川幸久さんが立候補を予定しています。
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豪雨災害から10年 天竜川シンポ18日に
諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を観測した、平成18年7月豪雨災害から、今年で10年を迎えます。 災害を風化させることなく次世代に伝えるためのシンポジウムが、18日に箕輪町で開かれます。 平成18年7月豪雨の際に、伊那ケーブルテレビが生中継した当時の様子です。 平成18年7月17日から19日までの総雨量は、伊那市で382ミリ、辰野で396ミリと記録的な大雨となりました。 県内では、岡谷市や諏訪市、辰野町を中心に35か所で大規模な土砂災害が発生し、12人がなくなりました。 災害から10年を迎えるにあたり、天竜川上流河川事務所と箕輪町が、18日にシンポジウムを開きます。 有識者や、災害に対応した関係者がパネルディスカッションなどを行います。 松島北島地籍で天竜川の堤防が決壊するなどの被害があった箕輪町も主催団体となっています。 決壊した場所は、災害伝承公園として整備されています。 天竜川シンポジウムは、18日(土)午後2時から、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれます。 災害への備えや雨の降り方の特徴についての基調講演の他、パネルディスカッションが予定されています。 入場は無料です。
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空き家対策上伊那地区連絡会 初会合
県や上伊那の市町村などが連携し、空き家対策の効果的な取り組みを検討していく「空き家対策上伊那地域連絡会」の初会合が1日、伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、県や市町村の担当者、建築士などが出席し、県の担当者から国や県の取り組みなどについて説明がありました。 県内の空き家の戸数は、平成5年度には9万5千戸でしたが、平成25年度には倍以上の19万4千戸となっています。 県の担当者は、空家対策に関わる計画を市町村毎に策定すれば、国から有利な補助を受け、空き家の改修や撤去することができると説明しました。 県では今年度、地域ごとの課題を洗い出していこうと、各地方事務所に空き家対策地域連絡会を設置しました。
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上伊那で「日本版DMO」検討へ
市町村や交通事業者などでつくる上伊那観光連盟は、地域と協同して観光地づくりを行う法人「日本版DMO」の設置に向けた検討を行うための勉強会を今年度から実施します。 30日、上伊那観光連盟の総会が開かれ、今年度の事業計画が承認されました。 DMOとは、行政や住民、商工団体、農業や観光に関する団体や事業者などが協同して地域一体の観光地づくりをする法人組織です。 地域からの申請が国の審査を通ればDMOとして登録されます。 上伊那観光連盟では、DMO登録にむけた検討を行うため、今年度から2年間、勉強会を開く計画です。 市町村の観光担当職員のほか観光に関わる団体や事業者を対象に2か月に1回開催し、講師は長野県観光振興審議会の清水愼一会長がつとめます。 上伊那観光連盟では、各地の事例の研究などを行いながらDMOに関する知識を共有し、検討を行っていくとしています。
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定住自立圏 事業素々案示す
伊那市、箕輪町、南箕輪村が連携して定住人口の確保や地域活性化を目指す、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が30日伊那市役所で開かれました。 30日は来年度から5年間実施する6つの事業の素々案が示されました。 主な事業は、箕輪町の大出から伊那市西春近までを結ぶバスの試験運行に1億8千万円。 空き家バンクのホームページ構築や運営に5百万円。 職員の合同研修に5百万円となっています。 この他には子育て支援センターの相互利用や、子育て関連事業の協力体制の検討などです。 協議会は、伊那地域定住自立圏共生ビジョンについてのパブリックコメントを来月から募集し、7月中にまとめ答申する予定です。