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伊那市環境審議会 最後に推進5項目を具申
伊那市環境審議会(小松朝雄会長、15人)は28日、同市に対して重点的に取り組んでほしい「環境行政の推進に関する具申」のまとめを小坂樫男市長に提出した。
同審議会は市環境基本計画の推進母体である市環境協議会の年次報告書を協議、検討。2月28日の本年度3回目の会合で要望をまとめた。
「環境行政の推進竏秩vは▽ごみを限りなくゼロに近づける伊那市を目指して▽水辺空間の保全・創出について▽環境教育等に関する具体的提案▽里山相談窓口について▽帰化植物の撲滅について竏窒フ全5項目。
水辺空間の保全・創出について小坂市長は、三峰川の河川敷に帰化植物が繁茂している状況を「もう少し整備していく必要がある。今後も国土交通省と連携していきたい」と述べた。
同市では新市環境基本計画をつくるにあたり、今回の要望を歌いこんでいく考え。
市環境審議会は伊那市・高遠町・長谷村の3市町村合併に伴って消滅。新市では委員を3市町村から選出して構成する。 -
伊那市養護老人ホームみすず寮の経営移管式典
伊那市から上伊那福祉協会に経営移管する伊那市美篶の養護老人ホームみすず寮で29日、経営移管協定書・契約書の調印式があった。
市町村から上伊那広域への経営移管は2カ所目。01年度以降みすず寮は、上伊那広域で整備を進めていくことを検討。効率的で安定的な民間経営手法を導入していくため、05年度を目途に上伊那福祉協会へ経営移管することとなっていた。みすず寮が加わり、上伊那福祉協会が運営する福祉施設は8カ所となる。
上伊那福祉協会が経営することで効率的な人員配置を実現し、伊那市外からの入所希望者の受け入れなど、よりスムーズにできるようになる。
上伊那福祉協会の平澤豊満会長(箕輪町長)は「入所者が安心できる施設となるように努めていきたい。経営移管しても利用者側はこれまで通りなので安心してほしい」と語った。
移管後は、老朽化した施設の改築などの検討も進める。また、隣接する特別養護老人ホームも、上伊那福祉協会に経営移管する予定で、06年度から検討を進めていく。 -
新伊那市議選に長谷村の現職出馬を表明
伊那市・高遠町・長谷村の合併に伴う新伊那市議会議員選挙(4月23日告示、30日投開票)で、長谷村の現職・北原幸彦氏(74)=無所属、非持=が出馬を表明した。これにより長谷選挙区は定数の3人が顔をそろえた。
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長谷村閉村記念式典
伊那市・高遠町との合併による長谷村の閉村式典が26日、長谷中学校体育館であった。関係者約300人が出席し、新市における長谷地域のさらなる発展に向けて思いを新たにした。
映像で村の歩みを振り返った後、宮下市蔵村長は「長谷村の自治体が消えることに一抹の寂しさはあるが、三峰川がとりもつ縁を大事にし、3市町村が一つとなって地方自治に取り組む」と式辞。村の発展に尽力・貢献した功労者78人、12団体を表彰した。
村内の小中学生5人が意見発表し、「長谷は自然がいっぱいで空気もおいしい。合併するといいところがもっと増えると思う」「雄大な自然を守り、長谷の伝統文化を継続していってほしい」「合併しても長谷はなくならない。大人になって、古里は長谷と誇りをもって言いたい」などと、村への思いや新市への期待を語った。
最後に「ふるさと」を全員で斉唱し、宮下村長が村旗を降納。長谷中生徒による南アルプス太鼓の演奏で締めくくった。
長谷村は1959(昭和34)年、美和村と伊那里村が合併して誕生。新市発足に伴い30日をもって、自然災害や過疎化など幾多の困難に直面しながらも、乗り越えてきた47年間の歴史に幕をおろす。 -
伊南行政組合議会臨時会
伊南行政組合議会は27日、06年第2回臨時会を開き、一般職職員給与と職員退職手当を一部引き下げるなどの条例改正案2議案を可決して閉会した。
改正案は国家公務員の給与制度改正を受けて提案された。改正により、一般職職員の給与は全体として平均4・8%引き下げられるが、若手職員層については引き下げを行わず、中高齢層について7%引き下げることにより、給与カーブをフラット化させる。職員退職手当条例改正は、在職期間中の貢献度をより的確に反映させる制度にするとともに、支給率を中期勤続者は引き上げ、長期勤続者は引き下げて段差の少ない緩やかな構造に見直した。
改正条例はいずれも4月1日から施行される。 -
南アルプスむらリニューアルオープン
長谷村の道の駅「南アルプスむら長谷」が27日、リニューアルオープンした。パン工房「パンや」販売スペースを広げたほか、地場農林産物の直売所「ファームはせ」、食事処「野のもの」を新たに加え「長谷の顔」が見える施設として、活用に期待した。
リニューアルオープンに当たり、村や商工会関係者、地元区長、施工業者らが出席。
施設入り口で、代表者6人がテープカットしたあと、宮下村長は「地のものを提供し、山村としての顔をみなで育て上げたい」とあいさつした。
道の駅は地場産物や木工製品の直売所、食の提供施設、パン販売、多目的利用施設の4エリアからなる。木造平屋建てで、建築面積1290平方メートル。増築や改修の工事は920平方メートル。事業費は1億1600万円。
「ファームはせ」にはニンジンやダイコン、ジャガイモ、アルストロメリア、南アルプス産竹炭などが並び、早速、買い求める人の姿があった。
出品者でつくる長谷生産者組合は約60人が登録し、今後も増やしていく。
また「野のもの」は、米や雑穀、野菜、山菜など村産の食材を使って「食」を提供。メニューに、日替わりランチ(800円)、野菜たっぷりカレー、季節のサラダなどを用意している。
各店舗の営業時間は次の通り。
▽パンや=午前9時縲恁゚後5時半、定休日火曜日▽野のもの=午前9時半縲恁゚後5時半、木曜日▽ファームはせ=午前9時縲恁゚後5時半(12縲恬tN3月は午後5時)、無休(火曜日) -
地縁団体「片桐区」設立総会
中川村の片桐財産区と片桐地区協議会を統合、組織変更し、地縁団体「片桐区」として4月からスタートする。25日夜、片桐区民会館で設立総会が開かれ、規約や役員選出、06年度事業計画のほか、片桐区が不動産や不動産に関する権利を保有するため、村長に認可を申請することなどを決めた。
総会には入会申し込み者1861人(646世帯)のうち、本人出席61人、委任状1548人の計1609人が出席した。
片桐財産区は村内や飯島町に山林原野70筆、128ヘクタールを保有。特別地方公共団体として、人件費、管理費、議員選挙費など経費がかさみ、材木価格低迷の中、収支決算では毎年基金の取り崩しが数百万円にも上った。そこで、05年4月から、地区協議会を再編し、法人格を有する地縁団体を設立し、財産区の財産の受け皿にと調査、研究を進めてきた。
総会では米山文夫設立準備会長が「法人格のある地縁団体に財産を移し、片桐区が名実ともに1つになり、4月に、新生片桐区としてスタートできるように」とあいさつ。
規約では目的に▽財産の維持管理と運営▽住民相互の親ぼくと融和の推進▽区域内の環境整備-を掲げ、会員は区域内に住所のある個人とし、会員は会費を納入、賦役を負うとした。
今後、村長に認可申請を行い、地縁団体として法人登記をする。
片桐財産区は29日に定例議会で解散を議決し、地区協議会も4月の総会で発展的解散を決める予定。 -
長谷村閉村記念事業でタイムカプセル埋設
長谷村は26日、伊那市・高遠町との合併による閉村記念事業として、村公民館の敷地にタイムカプセルを埋めた。
カプセルには村民から集まった手紙や、村が取り組んだ各種事業の報告書、村旗など約500点を入れた。参加した理事者や村議員、小中学生、保育園児らはカプセルまで列をつくって、未来に向けたさまざまな思いを込めながら1点1点手渡しで納めた。30年後の同日に開ける。
自分への手紙と自分自身を描いた絵を入れたという伊藤汐里ちゃん(6)は「大人になって見るときに、恥ずかしくないように上手に書いた。開けるときが楽しみ」と笑顔で話していた。
村は1989(平成元)年にも村誕生30周年を記念し、20年後の09年に開ける予定で埋設したタイムカプセルがあり、今回新たに埋めるために24日に掘り起こしている。
カプセルには手紙やアルバム、雑誌や新聞、小学校の教科書、ワインや日本酒など、当時を思い起こさせる懐かしいものが入っていた。村公民館で約1カ月間展示しながら本人に返していく。 -
合併記念で三峰川沿いに桜
伊那市、高遠町、長谷村は26日、合併を記念してそれぞれ三峰川沿い3カ所にタカトオコヒガンザクラを植樹した。
三峰川について考え、活動する市民団体「三峰川みらい会議」提案の3市町村をつなぐ三峰川沿いでの日本一の桜のまちづくりに向けた取り組み。伊那市は東春近の榛原河川敷公園、高遠町は下山田の浄化センター前の河川敷、長谷村が非持の南アルプス公園広場に、高遠町から寄贈された2竏・メートルの苗木を3本ずつ植えた。
長谷村は理事者や議員、保育園児らが参加。園児たちは「早く大きくなって、きれいな花を咲かせてね」と丁寧に土をかぶせていた。 -
村職員6人に自治功労表彰伝達
宮田村の在勤30年の一般職員6人が全国町村会の自治功労表彰を受け、23日に村役場で伝達式が開かれた。
受章者は池上たか子さん、高橋登美子さん、飯島眞弓さん、宮下春美さん、板山とし子さん、本田典子さん。いずれも1975(昭和50)年の入庁。
一人ひとりに表彰状を伝達した清水靖夫村長は、長年の功績をたたえ「今まで蓄積したノウハウ、対応力を今後も業務にいかしてほしい」と励ましていた。 -
村職員6人に自治功労表彰伝達
宮田村の在勤30年の一般職員6人が全国町村会の自治功労表彰を受け、23日に村役場で伝達式が開かれた。
受章者は池上たか子さん、高橋登美子さん、飯島眞弓さん、宮下春美さん、板山とし子さん、本田典子さん。いずれも1975(昭和50)年の入庁。
一人ひとりに表彰状を伝達した清水靖夫村長は、長年の功績をたたえ「今まで蓄積したノウハウ、対応力を今後も業務にいかしてほしい」と励ましていた。 -
みのわ健康アカデミー2期目事前説明会
箕輪町は24日、町民の健康寿命を延ばすため05年度に引き続き開校する「みのわ健康アカデミー」の事前説明会を町文化センターで開き、1年間の内容、日程を説明した。
信州大学教育学部の寺沢宏次助教授が提唱する「運動とコミュニケーション」の理論と実践に学び、運動習慣の継続を目指し、健康学習(保健予防・介護予防)と個別相談で健康レベルを向上させる。
対象は町内在住の40歳縲・5歳。新年度は定員枠を広げ56人が参加。説明会に引き続き、寺沢助教授による公開講座も熱心に聞いた。
参加者は1年間、身体測定や体力測定、血液検査、専門家による健康学習、個別運動プログラムによるマシントレーニング、大学教授や専門家による集団健康講座、在宅自主トレーニングなどのカリキュラムに取り組む。
4月5日、入学式と身体測定・体力測定が町民体育館である。 -
高遠町閉町記念式典
伊那市・長谷村との合併による高遠町の閉町記念式典が25日、町総合福祉センターであった。関係者約400人が出席し、町制施行から131年の歴史を振り返り、新市と高遠地域のさらなる発展を願った。
伊東義人町長は式辞でこれまでの町の歩みを述べ、「合併は最終目標ではなく、それぞれの地域の特性を生かし、互いに尊重し合って、より暮らしやすいまちづくりを推進していく」とあいさつした。
各種活動に尽力、貢献するなどした功労者48人、4団体を表彰、34人、36団体に感謝状を贈った。最後に町民憲章を朗読し、町旗を降納して締めた。
記念メッセージでは、高遠中学校2年の北原弘司君(14)が「新市には大きな期待でいっぱい。より発展し、みんなが笑顔で過ごせることを一番願っている。市民としてだけでなく、高遠の地に住んでいる一人として自信と誇りをもって生活していきたい」と高遠と新市への思い述べた。
高遠町は、1875(明治8)年に、17町村で東高遠町、13町村で西高遠町が発足し、県内では3番目、上伊那では初の町制施行となった。両町が合併して高遠町が誕生し、1956(昭和31)年に長藤村・三義村との合併の後、藤沢村、河南村がそれぞれ編入合併した。
31日に伊那市・長谷村との合併による新市発足に伴い、多くの偉人を輩出し、歴史と文化を築き上げてきた長い歴史に幕を閉じる。 -
「トンボの楽園」保護事業が完了
伊那市新山の「トンボの楽園」保護事業のしゅん工式が25日、現地であった。日本一小さいといわれるハッチョウトンボの全国有数の生息地を一般に開放しつつ、保護に努める。
事業では、生息地0・7ヘクタールを踏み荒らされないように、市と地元住民が協働で木道(延長約120メートル)を設けたほか、入り口に駐車場を確保。県道西伊那線沿いなどに楽園までの案内表示も取り付けた。また、生息する昆虫を紹介したパンフレットも作成。事業費は610万円で、県のコモンズ支援金を受けた。
式には地域住民、市関係者ら約100人が出席。新山山野草等保護育成委員会の北原重利会長ら5人がテープカットしたあと、カラマツの間伐材を使った木道を渡った。
小学生は「友だちの家に遊びに行くときの通り道。ハッチョウトンボは見たことがある。今年もいっぱい飛んでほしい」と楽しみにしていた。
生息地では、準絶滅危ぐ種のモートンイトトンボ、希少種のヒメアカネ、ネキトンボなど29種類を確認。
ハッチョウトンボは5月下旬から見ることができるそうで、市は観察会の開催を検討する。 -
福島揚水機場の改修終わる
伊那市福島揚水機場の改修工事が終わり、25日、現地でしゅん工式があった。管理する福島土地改良区組合員や施工業者ら約70人が集まり、完成を祝った。
揚水機場は、天竜川に流れ込む瀬沢川から農業用水用に水をくみ上げ、福島の上段に送水するもの。高低差は74メートル。68年度に施工した揚水機場と送水管の老朽化に伴い、01年度から5年かけて基盤整備促進事業として改修した。受益戸数は156戸、受益面積は51ヘクタール。
揚水機場は鉄筋コンクリート造りの平屋建て120平方メートル。ポンプ設備2台を取り付けた。揚水量は毎分9・6立方メートルで、ほぼ前回の能力と同じ。送水管の延長は2・3キロ。総事業費は3億3500万円(うち地元負担2700万円)。 -
高遠町の閉町・町政施行131周年など記念事業多彩に
高遠町は閉町や町制施行131周年などを記念して、町文化センター駐車場北側に記念碑を建立し25日、記念式典に先立って除幕した。
碑には高遠が排出した偉人、東京音楽学校(現・東京芸術大学)初代学長の伊澤修二が残した書「仰之愈高 仰之愈遠」を記した。亡くなった年の1917(大正6)年に揮ごうしたもので、「学徳の高い先人を仰ぎ慕い 理想を追い求めて学ぶ」との意味で、「故郷高遠への思いが伝わる書」(伊東義人町長)。両側面には書の釈と読を書き、裏側には町制が施行された1875(明治8)年からこれまでの町の歩みを刻んだ。
記念碑は高さ2メートル、幅1メートル、厚さ30センチで、藤沢の松倉区が寄贈した石を台座に使っている。
除幕式に引き続き、町民からは約200通が集まった未来の自分や家族などに宛てた手紙などをタイムカプセルに納め、記念碑近くに埋設。20年後の同日に開ける予定だ。
記念式典後、町文化体育館で開いた記念コンサートには、町内の園児や小中学生、高遠高校生、地元のコーラスグループ、東京芸術大学の学生らが出演。合唱や演奏、踊りなどがあり、町の記念に華を添えた。 -
駒ケ根市職員の人事異動
駒ケ根市は24日、4月1日付の人事異動を内示した。部長級1、課長級6、係長級38など総員111人の中規模異動となった。昇格は部長級1、課長級1、係長級17。新たに8人を担当幹(係長級)としたのはより重い責任感を持つことにより、さらなる専門性の向上に期待する狙いがある。
異動は次の通り(カッコ内は旧職)。
【部長級】▽まちづくり推進部長(水道課長)柴政男
【課長級】▽子ども課長兼福祉事務所次長(企画財政課長兼土地開発公社事務局長)滝沢修身▽文化課長兼文化センター所長(文化課長兼文化センター所長兼博物館長)倉嶋勇▽商工観光課長兼企業立地推進室長(商工観光課長兼北の原工業団地開発推進室長)竹村弘▽秘書広報課長(秘書広報課長兼秘書係長)新山護▽企画財政課長併土地開発公社事務局長(子ども課長兼福祉事務所次長)小松政文▽水道課長(建設課国道バイパス係長兼課長補佐)永井勇
【係長(副参事)級】▽保健福祉課保健予防係長兼課長補佐(生涯学習課男女共同参画推進室長兼課長補佐)平澤かほる▽保健福祉課介護支援係長(保健福祉課保健予防係長兼課長補佐)赤澤千穂▽生涯学習課男女共同参画推進室長兼課長補佐(図書館長)北澤みえ子▽庶務課行政管理担当幹兼課長補佐(庶務課行政管理係長兼課長補佐)吉川満和▽農林課森林活用担当幹(赤穂学校給食センター所長)渡辺善一▽税務課徴収対策担当幹兼課長補佐(生涯学習課社会体育係長)下平雄治▽水道課上水道係長(建設課建築住宅係長)片桐善昭▽赤穂公民館地域活動担当幹(赤穂公民館副参事)倉田宗明▽農林課耕地林務係長兼商工観光課(水道課上水道係長)寺澤義治▽庶務課危機管理担当幹(庶務課危機管理室長)宮澤秀一▽水道課浄水管理担当幹(農林課耕地林務係長)池上光明▽子ども課幼児教育係長(子ども課児童係長)松井浩二▽庶務課人材育成担当幹(庶務課職員係長)倉田俊之▽庶務課契約財産担当幹兼商工観光課(建設課監理係長兼商工観光課)那須野宏文
【係長(主幹)級】▽保健福祉課地域包括支援センター所長(保健福祉課介護支援係長)中坪美智子▽税務課資産税係長(企画財政課活性化担当幹兼情報化担当幹)猿田孝弘▽建設課道路河川係長兼課長補佐(建設課道路河川係長)竹内啓剛▽公平委員会事務局次長(東伊那支所長)石澤真一▽保健福祉課高齢福祉係長(公平委員会事務局次長)小出正樹▽昭和伊南総合病院医事課地域医療支援係長(税務課資産税係長兼課長補佐)北澤英二▽企画財政課活性化担当幹兼情報化担当幹(保健福祉課高齢福祉係長)中村竜一▽生涯学習課生涯学習係長(生涯学習課生涯学習文化財係長)平岩肇▽赤穂学校給食センター所長(税務課)向山紀美子▽市民生活課消費生活担当幹(企画財政課)澤崎みつ子▽社会福祉協議会事務局次長兼庶務係長(農林課)小松由美子▽建設課建築住宅係長(建設課)小林博▽子ども課食育推進担当幹(子ども課)片桐郁子▽庶務課給与福利担当幹(市民生活課)織井清子▽赤穂公民館学習支援担当幹(建設課)北原正尚▽秘書広報課秘書係長(秘書広報課)下島広子▽農林課農業振興担当幹(会計課)小原範子▽建設課監理係長(水道課)嶽澤博▽建設課国道バイパス係長(建設課)竹村正宣▽東伊那支所長(市民生活課)北澤武志▽子ども課相談支援担当幹(子ども課)佐藤敬子▽水道課給水管理担当幹(水道課)長尾学▽博物館長(博物館)村澤秀樹▽水道課公共下水担当幹(水道課)小林哲
【主査】▽庶務課(建設課)下平朋彦▽水道課(庶務課)上久保誠▽保健福祉課(庶務課付・中川村研修派遣)木下岳士▽農林課(庶務課付・飯島町研修派遣)市村義美▽区画整理課(建設課)北村篤▽庶務課(赤穂公民館)宮下るみ▽庶務課付・宮田村研修派遣(中沢公民館)所河輝男▽建設課(水道課)鈴木弘文▽水道課(農林課)酒井智美▽商工観光課(庶務課)福澤修▽市民生活課(子ども課)井上直▽建設課(農林課)横山健▽庶務課付(税務課)高坂貴和▽税務課(商工観光課)山田賢二
【主任縲恷蜴磨z▽庶務課付・飯島町研修派遣(建設課)遠山秀明▽国土交通省派遣(区画整理課)中嶋健作▽税務課(保健福祉課)小池貴彦▽建設課(農林課)赤羽根豪▽水道課(建設課)横田大輔▽建設課(水道課)原孝之▽庶務課付(建設課)赤羽根英里▽庶務課(会計課)大野秀悟▽商工観光課(水道課)小澤光良▽建設課(国土交通省派遣)荒井博之▽保健福祉課(税務課)小松義知▽中沢公民館(建設課)戸澤篤▽税務課(庶務課)林史絵子▽子ども課(保健福祉課)西川正樹▽会計課(生涯学習課)滝澤恵美▽建設課(市民生活課)小林伸行▽建設課(市民生活課)木下平治郎
【園長】北割保育園長(下平保育園長)草深雪江▽下平保育園長(経塚保育園主任保育士)米山さつき
【主任保育士・主任教諭】▽赤穂南幼稚園主任教諭(中沢保育園主任保育士)片桐宮子▽北割保育園主任保育士(赤穂南幼稚園)宮脇和子▽赤穂南幼稚園主任教諭(すずらん保育園)平澤和子▽経塚保育園主任保育士(飯坂保育園)林久美▽すずらん保育園主任保育士(赤穂保育園)中原あゆみ▽中沢保育園主任保育士(北割保育園)柏原秀子▽美須津保育園主任保育士(中沢保育園)米澤綾子▽赤穂保育園主任保育士(赤穂保育園)小松智子▽経塚保育園主任保育士(経塚保育園)松崎美和子▽経塚保育園主任保育士(経塚保育園)高坂満智子▽美須津保育園主任保育士(美須津保育園)野溝要子▽赤穂保育園主任保育士(赤穂保育園)清水恵美▽東伊那保育園主任保育士(東伊那保育園)伊藤俊子▽すずらん保育園主任保育士(赤穂南幼稚園)鈴木三和子▽つくし園主任保育士(すずらん保育園)黒澤利恵▽飯坂保育園主任保育士(飯坂保育園)小澤明子▽中沢保育園主任保育士(美須津保育園)松澤真弓
【保育士・教諭】▽赤穂保育園(子ども課付・宮田村研修派遣)赤羽栄子▽東伊那保育園(すずらん保育園)上久保真須美▽子ども課付・中川村研修派遣(すずらん保育園)佐野志保子▽美須津保育園(子ども課付)福澤さおり▽子ども課付(赤穂保育園)横山奈津▽飯坂保育園(経塚保育園)伊藤美咲
【技能員】▽赤穂中学校学校施設管理次長(赤穂中学校)松崎久治▽竜東学校給食センター(赤穂学校給食センター)林志保子▽赤穂南幼稚園(竜東学校給食センター)山岸弘子▽赤穂学校給食センター(赤穂南幼稚園)竹村三代子
【国土交通省派遣】▽建設課(国土交通省)佐藤貴博
【郡内研修派遣】▽赤穂保育園(宮田村)田中郁子▽生涯学習課(中川村)上山公丘▽市民生活課(飯島町)小林正司
【新規採用】▽子ども課=堺澤多賀也▽すずらん保育園=中村萌
【退職】▽一般行政=馬場勝(まちづくり推進部長)小原ひろみ(社会福祉協議会兼庶務係長)後藤緑(会計課用度係長)竹村ゆきゑ(水道課主幹)▽保育士=野溝五三(北割保育園長)下島恭子(赤穂南幼稚園主任教諭)▽派遣職員=大久保篤志(建設課主任技師) -
箕輪町人事異動
箕輪町は24日、4月1日付の人事異動を内示した。人材育成を目的とした配置替えで62人の小規模となった。
06年度からの重点事業を推進するため、該当部門の強化を中心に、職員がジョブ・ローテーションを通じてさまざまな職場を経験していく中での人材育成が目的。一部事務組合への職員派遣増員、新たに国(文部科学省)への研修をする。新年度も継続して職員の人事交流をする。3月31日付け退職者は7人。 -
中川村バスロケーションシステム、4月1日本格運行
中川村は村内巡回バスの現在位置や「複雑でわかりにくい」と言われる路線、ダイヤなどをCATV画面で見やすく表示するバス情報システム「中川村バスロケーションシステム」を構築、4月1日から本格運用開始する。24日システム導入に向け、調査・検討する第2回委員会(最終)が役場であり、国交省北陸信越運輸局長野運輸支局が試案を示し、住民がより利用しやすいものとなるように意見を出し合った。
同システムは▽村内全世帯の住民が自宅のテレビ画面で情報が見られる▽携帯電話とインターネット網による安価なシステム▽バス位置情報に留まらず、路線、乗り換え、次発便の情報、文字情報など総合的バス情報をシステムとして一体化する-など全国的にも類を見ない画期的なシステム。
試案では医療機関や駅、チャオはアイコンで画面表示し、バスはアニメーション的なアイコン表示で、目立つように点滅させた。運行ルートは先発は赤色系矢印、次発は青色系矢印と、「分かりやすさ」「見やすさ」にこだわり、工夫した。
検討委員会は国交省や県、村、交通事業者、村総代など交通利用者代表ら16人で構成、昨年11月に設置。第1回検討委員会で出された意見をもとにシステムを制作、8日からチャオと南向診療所にモニターを設置し試行運行した。「分かりやすさ」を検証するため、15-20日まで設置場所で利用者アンケートを行った。
検討委員会では「時刻表の現在地も点滅させた方が分かりやすい」「テロップを広告に利用できないか」「コース変更など役場職員が対応できるか」「デジタルへの対応は」など質問や意見が出された。
今後、出された意見やアンケートで指摘されたベース地図の改善など、さらに調整・修正を加え、本格運行に備える。 -
駒ケ根市議会3月定例会閉会
駒ケ根市議会3月定例会は最終日の24日、本会議を開き、06年度一般会計予算、同特別会計予算など委員会に付託されていた議案について委員長報告、質疑、討論、採決を行い、追加8議案を含む37議案すべてを原案通り可決して閉会した。
06年度一般会計予算では共産党の3議員から修正案が提出されたが、採決の結果、賛成3で否決された。修正案は社会福祉費や老人福祉費の増額とシルクミュージアムへの支出減額など、総額290万円の減額を求めたもの。
市議会議員定数問題特別委員会の審議経過について福澤善美委員長は「常任委員会を現在の3から2にすることに伴う委員数は、議員定数15では議長を除く14人が7人ずつ所属するのが望ましいと判断した。今後審議を重ね、07年3月をめどに条例改正したい」と報告した。 -
長谷村役場庁舎玄関完成
長谷村が老朽化に伴って改修工事を進めていた役場庁舎の玄関が完成した。
伊那市・高遠町との合併による閉村記念事業の一環として玄関正面に設置していた村民憲章碑を玄関西側に移動したのに併せて、雨漏りするなどしていた玄関の風除室を改修。合併後に宿直体制が変更することもあって、宿直室と夜間通用口も設けた。
改修した玄関はこれまで風除室両側からだった出入り口を正面にし、玄関横に身体障害者用の駐車場(1台分)と玄関までのスロープを設置した。 -
玄関口2カ所に「高遠町」石柱建立
伊那市・長谷村との合併を前に高遠町は、町への玄関口である伊那市境の西高遠千年町の国道361号わきと茅野市境の藤沢片倉の国道152号(杖突街道)わきの2カ所に「高遠町」と記した石柱を建立した。
閉町や町制施行131周年などの記念事業の一環。石柱は縦横30センチ角、高さ1・5メートル(台座30センチ含む)で、「偉大な先人たちが築きあげてきた町への思いを残そう」(実行委)と設置した。
記念式典は25日午前10時から、町総合福祉センターであり、会場には町民に製作を呼びかけて作った折り鶴絵画を飾る。式典前には、文化センター駐車場に建立した記念碑の除幕式をし、碑の近くにタイムカプセルを埋設する。午後からは、地元の園児や小中学生、町内のコーラスグループ、東京芸術大学の学生らが出演する記念コンサートが町文化体育館である。 -
南箕輪村人事異動
課長級昇格3人南箕輪村は24日、4月1日付の人事異動を内示した。課長退職に伴う必要最小限の異動で29人の小規模となった。
課長級の異動は5人。昇格の3人は議会事務局長・監査委員事務局長に住民福祉課福祉係長の出羽沢哲夫さん、社会福祉協議会事務局長に住民福祉課生活環境係長の吉沢光雄さん、産業課長に財務課財政係長の松沢伸夫さん。
係長は、総務課企画係長の行革担当と企画担当の2人制を企画係長1人、財務課税務係長の資産税担当と民税担当の2人制を税務係長1人、教育委員会社会教育係長の大芝管理担当を指定管理者制度により廃止する。係は同ポストに長期いる職員を中心に配置換えした。3月31日付の退職者は5人。 -
中川村 議員定数は10人に、昨年9月の議決を覆す
中川村議会は22日、議会本会議を開き、議員発議で昨年9月定例会で可決した議会議員定数12をさらに10人に減員する条例改正案が賛成8、反対7で可決した。次回選挙を夏に控え、改正定数による選挙の執行が1度も行われず、再度改正されるという違法ではないが、異例の事態となった。
提出者の坂下純議員は「議員自ら発案したアンケート結果を尊重せず、村民の多数決を無視したことは正しくない。失いつつある村民の信頼を回復させるには10人にすべき。10人でも議会運営は可能」と提案説明した。
審議では同案に反対の議員から「同じテーブルで同じ条件で9月に議決したこと。議決の重みを尊重すべき」「アンケート結果を民意と位置付け、改正案提出は余りに拙速、時間をかけて慎重に」「議決は中川村全体の意思決定」「次期議会で減員について論議すべき」などの意見が出された。
賛成する議員からは「出発点の民意の把握を間違った。民意を反映させるのは今しかない」「10人でも十分議会運営ができる」「9月の議決は民意に反した過ちだった」などの発言があった。
同議会は昨年6月、定数問題特別委員会を設置、7月に住民アンケートを行ったが、結果は「10人」が最多で、「8人」を含めると63%余を占めたが、9月定例会では現行の「16」から「12」に削減する条例改正が賛成9、反対6で可決された。
この議決に反発する村民有志でつくる「議員定数の再検討を願う住民の会(古田忠会長)」が2月中旬、議員定数の再検討を求めて要望書を提出。同日の本会議では「趣旨採択」となった。
「住民の会」の古田会長は「要望書が認められ、民意が尊重された」と喜び「議員は多ければ多い方が良いと言う議論もあったが、数でなく質の問題」と話していた。 -
駒ケ根市政モニター会議最終回
市民の声を市政に反映させようと駒ケ根市が毎年希望者を募集して実施している市政モニターの05年度最終会議が22日、市役所で開かれた。10人のうち6人が出席し、中原正純市長に意見を述べた。出席者らは「市の人口増加率が好調なのは素晴らしいこと。企業誘致の効果がこういう形で現れたのなら、今後もさらに進めてほしい」「協働のまちづくりが盛んに議論されているが、システムにばかり目が行っているように見える。それよりもまず事例を積み上げることの方が先ではないか」などと提言した=写真。
中原市長は第2次土地開発公社経営健全化計画や06年度予算の概要などについて説明し、出席者の理解と協力を求めた。
06年度のモニターは現在募集中。5月に第1回会議を開く予定。 -
新議長に小林茂氏
宮田村議会は23日、申し合わせによる2年任期の議長、副議長を改選した。12人の議員による無記名投票の結果、議長に小林茂氏(69)=南割区=、副議長に牧田茂成氏(65)=北割区=と、ともに議員2期目の2人を選んだ。
議長選は現副議長の小林氏が8票を獲得し、4票差で久保田秀男氏(55)=中越区、議員2期目=を退けた。
「議会改革を推進することが、村民の付託に応えることにつながる。信頼される議会にしたい」と抱負を語った。
副議長選は牧田氏が7票で、赤羽正氏(62)=町2区、議員1期目=を2票差で上回り、「開かれたむらづくりと議会にむけて、誠真誠意取り組む」とあいさつした。
委員会構成も改め、総務委員長は松田英俊氏(57)=町1区、議員2期目=、産業建設委員長は片桐敏良氏(70)=中越区、議員3期目=、議会運営委員長は小田切敏明氏(60)=南割区、議員8期目=を選んだ。 -
借入金繰上げ償還と普通建設事業費削減で、2012年度には収支均衡へ
対策講じなければ10億円の赤字に転落も宮田村は23日、2012年度までの村財政推計を村議会全員協議会に示した。対策を講じなければ07年度にも赤字となり、09年度には財政再建団体転落の可能性もあると説明。一方で、新たに積み立てる基金を原資に村民会館建設時の借入金繰り上げ償還と普通建設事業費削減を断行する対応策を示し、一時的に赤字に転落するが、11年度以降は好転するとした。
国からの補助削減などにより、現状で推移すると09年度には4億9700万円余りの赤字が発生すると試算。12年度には10億円に赤字が達するとした。
しかし、対応策を講じた場合は、10年度に1億4600万円の赤字を計上するが、その後は好転。12年度にはほぼ赤字を解消し、収支均衡の状態に回復すると示した。
対応策では長期的に交債費が財政を圧迫し続けることから、先払い(繰り上げ償還)により、高い利子を払い続けるデメリットを軽減する。
07年度から2年間で新たに1億6千万円ほど基金を積みたて、08年度に国からの交付税優遇措置が終了する村民会館建設時に利用した地域総合整備事業債(地総債)の残高4億8千5百万円を繰り上げて償還する。
また、普通建設事業費は07年度に8千万円削減し、以降は1億4千万円を上回る規模で圧縮を図る。 -
職員給与を村独自に2%減額
宮田村職員の給与を村独自に2%減額する条例改正案が23日、村議会で可決された。4月から施行し、6月の期末一時金に適用する。人事院勧告(人勧)にそって給与体系を見直す条例改正案も同じく可決した。
2003年度から減額を実施し、04、05年度は5%に減額率を引き上げた。
しかし、新年度は人事院勧告(人勧)の給与体系見直しに沿って定期昇給などを抑制することから、2%減で村職員労働組合と妥結していた。
減額しない場合に比べて、予算ベースで912万円余りの支出削減となる。
村議会はこのほか、新年度の一般会計予算案、優遇拡充する商工業振興条例案など26議案を可決して閉会した。 -
地価公示
国土交通省は24日付けで、06年地価を公示した。県内では47市町村の377地点で調査したところ、前年に比べて住宅地、商業地の平均変動率は軽井沢以外10年連続で下落したことがわかった。
地価公示は、都市計画区域内の標準地の正常な価格を公示することで、一般の土地取引価格の指標を与え、公共事業用地の取得価格算定の基準などにもなる。標準値は住宅地、商業地、工業地など5つに分類される。
標準地1平方メートル当たりの価格で、伊那市で最も高かったのは通り町の一角9万2500円、駒ケ根市が広小路の一角7万4800円だった。
上伊那の平均変動率が高かったのは、住宅地が辰野町の5・3%、商業地が伊那市の7%で、いずれも下落した。
上伊那分の市町村別平均下落率は次の通り。
▽伊那市=住宅地3・3%、商業地7%▽駒ケ根市=4・2%、6・5%▽高遠町=3・4%、3・9%▽辰野町=5・3%、6・2%▽箕輪町=3・3%、6%▽飯島町=1・7%、2・8%▽南箕輪村=2・7%、-▽中川村=0・6%、-▽宮田村=2・9%、- -
公金横領職員・横領金額10年間で返済へ
伊那市・箕輪町・高遠町、南箕輪村、長谷村で構成する伊那中央行政組合の議会定例会が22日、伊那市役所であった。15億4565万円の06年度一般会計当初予算案、伊那中央衛生センター横領事件の専決処分、組合定数条例の一部改正などの11議案を原案通り承認、可決した。
同センターの元庶務係長による公金横領事件について、組合長の小坂樫男伊那市長は冒頭のあいさつで「住民の皆さまに多大な迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と陳謝した。
同日、定例会前にあった理事者会では、被害額約2600万円を元庶務係長や親族が組合に対して31日から、月々22万円の10年間返済することを組合内で確認。返済金分は毎年度の構成市町村が支払う、センター運営費の負担金から減額する。
本年度予算の収入見込みについては、横領による05年度減収分(約600万円)を見込みから削減し、減った分を経費削減や予備費などで調整した。
31日の伊那市・高遠町・長谷村の3市町村合併に伴い、構成市町村が5から3へ削減。議員定数も現20人から15人(内訳新伊那市10人、箕輪町3人、南箕輪村2人)に減員する。小坂市長が失職後は、平澤豊満箕輪町長が職務代理者を務める。