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防犯ポスター、交通安全ポスターコンクール入賞作品決まる
伊那警察署管内の小中学生から募集した防犯ポスターの審査会が7日に開かれ、県の審査に進む9作品が選ばれました。 防犯ポスターコンクールは、伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の小中学生を対象に毎年行われていて、この日は、辰野町以外の作品を審査しました。 今年は小学校から205点、中学校から292点が寄せられました。 犯罪に巻き込まれないよう呼びかける作品で、近年は特殊詐欺の被害防止を呼びかけるものが多くなっているという事です。 審査の結果、9作品が金賞となり県の審査に進みました。 全ての入賞作品は、12月に市内の大型店で展示される予定です。
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伊那市総合防災訓練 地域、小学校、保育園が連携
大規模な地震災害を想定した伊那市総合防災訓練が、6日に伊那東小学校を主会場に行われました。 今年は、地域、小学校、保育園が合同で訓練を行い災害時の初動対応を確認しました。 訓練の主会場となっている伊那東小学校隣りの竜東保育園です。 午前9時、南海トラフ地震が発生したとの想定で放送が流れると、園児は机の下にもぐり身の安全を確保しました。 この後、園舎の外へと避難します。 地震発生から5分後、園児の避難誘導を指示された地域住民が、竜東保育園へ駆けつけます。 竜東保育園と伊那東小学校、地元の狐島区と境区の4者は連携して防災力を高める「保小地域連携支援協定」を去年12月、市内で初めて締結しました。 この日は、伊那市総合防災訓練に合わせて、園児、児童の避難訓練が協定に基づき実施されました。 15分ほどで全校児童585人と竜東保育園の園児65人全員が、伊那東小学校グラウンドに避難しました。 狐島区の有馬久雄区長は「皆さんを守るための協定を結んでいるので、万が一の時にしっかり避難できるような体制を整えていきたい」と話していました。 今年の伊那市総合防災訓練は、竜東地区の7つの区を対象に実施され、小学校、保育園も含め千人規模の訓練となりました。 会場には、炊き出しのできる自衛隊の車両や人命救助のための資機材などが展示され、子ども達や地域住民が防災に関する知識を深めていました。
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箕輪町発足60周年記念式典
箕輪町発足60周年記念祭が、5日と6日の2日間の日程で始まりました。 初日の5日は、記念式典が町文化センターで行われ、功労者表彰などで節目を祝いました。 記念式典には、来賓や地域住民などおよそ450人が出席しました。 オープニングでは、箕輪中学校吹奏楽部と合唱部がそれぞれ演奏を披露し、60周年の節目のイベントに華を添えました。 箕輪町は、昭和30年1月1日に中箕輪町と箕輪村、東箕輪村の3つの町村が合併して誕生しました。 当時1万8,262人だった人口は、9月1日現在男性1万2,541人、女性1万2,612人の合わせて2万5,153人と、7千人近く増えています。 式で、箕輪町の白鳥政徳町長は、60年の歴史を振り返りながら式辞を述べました。 他に、地方自治や産業、教育の振興などに尽力した個人や団体が表彰されました。 受賞者を代表して武村俊身さんは、「箕輪町の発展のため、今後もそれぞれの立場で力を尽くしていきたい」と誓いました。 また、小中学生による「未来へのメッセージ」では、8人が「これからの時代をどう生きるか」をテーマに話しをしました。 記念祭は6日も行われ、ギネス世界記録に挑戦する特別企画が午後1時から役場正面駐車場で実施される他、町文化センターでは各サークルの展示や発表などが行われます。 5日に行われた、記念式典の模様は、7日から13日まで122チャンネルで再放送します。
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三峰川上流域連絡会 現地調査
伊那市長谷の三峰川上流域で行われている防災関連事業の現地調査が1日、行われました。 これは、行政機関などで組織する三峰川上流域事業連絡会が行ったものです。 現地調査は、防災事業の情報を交換し連携を図ろうと行われていて今年で3年目です。 1日は、伊那市長谷の美和ダムから南アルプス林道までの現地調査をしました。 このうち、工事が行われている女沢川砂防堰堤では、天竜川上流河川事務所の職員が工事の進捗状況や概要など説明していました。 これは三峰川周辺の道路や施設、美和ダムへの流出土砂を抑えようと整備をしていて来年3月の完成予定です。 三峰川上流域事業連絡会では、「三峰川上流域の安全を守っていくため今後も情報を共有していきた」と話していました。
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県議会環境産業観光委員会が南信地域で現地視察
県議会環境産業観光委員会は、中南信地域の合同庁舎や企業などを周り、地方事務所職員や企業経営者と意見交換を行う現地調査を行っています。 午前中は伊那合同庁舎で上伊那広域連合や市町村と意見交換を行いました。 市町村からは、廃棄物最終処分場の早期建設整備や買い物弱者対策などについての要望が出されました。 伊那市は、上伊那の観光資源が最大限に発揮できるように補助年限の延長や新たな支援策などの検討を要望しました。 午後は、来年4月開校予定の南信工科短期大学校の建設予定地となっている南箕輪村の伊那技術専門校を視察しました。 概要説明のあと、職員の説明を聞きながら設備や新しい校舎の建設の様子を見学しました。 現在、第1管理棟の北側に建設している校舎は2月完成予定で工科短大は4月開校を目指しています。 環境産業観光委員9人は明日も飯田合同庁舎や企業で現地調査を行う予定です。
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列車火災を想定した訓練
6月に東海道新幹線内で発生した火災を受け、上伊那広域消防本部やJR東海などは、箕輪町のJR伊那松島運輸区で車両を使った火災訓練を1日実施し、車内で火が出た際の対応を確認しました。 訓練は、不特定多数の乗客を乗せ走行する列車事故を想定し救急救助の対応や各機関との連携を図ろうと行われたものです。 1日は、消防や警察、JR東海などから合わせて130人が参加しました。 訓練は伊那松島駅から木下駅間を走行中、何者かが1両目の車両に放火し、車内にいた乗客が煙を吸い込むなど多数のけが人が出たとの想定で行われました。 車内では、乗務員が乗客を誘導し、緊急用のハシゴを使って避難させていました。 その後、消防車が到着し消防隊員らは、車内に取り残された人を助け出し火元を確認していました。 警察署の署員は、乗客から社内での事情を聞いたり、放火した犯人を連行していました。 救助された人たちは救急隊や医師による治療を受け、病院へ搬送されました。 上伊那広域消防本部では、「落ち着いた行動が出来た。反省点を今後に活かし備えていきたい」と話していました。
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南箕輪村 絵本読み聞かせの推進とふるさと名物の開発へ
南箕輪村は、10月末までに地方版総合戦略を策定した自治体を対象にした国の交付金上乗せ分を活用し、園児の絵本読み聞かせの推進とふるさと名物の開発を行います。 31日開会した南箕輪村議会9月定例会で補正予算案が提出され、可決されました。 地方創生先行型交付金の上乗せ交付は、10月末までに総合戦略を策定した自治体に交付されるものです。 村では上乗せ交付分1千万円を見込み、保育園絵本読み聞かせ推進事業に600万円、「ふるさと名物」開発支援事業に400万円を予算計上しました。 読み聞かせ事業は、絵本を園児などに貸し出し家庭での読み聞かせを進めるもので絵本の購入費などに充てられます。 ふるさと名物開発支援事業の内訳は、イルミネーションフェスティバルやまっくんなどにちなんだ村ならではのお土産の開発をするための村商工会への委託金370万円、村民からの公募によるご当地メニューコンテストを実施するための村観光協会への委託金30万円となっています。 村議会9月定例会は、9日と10日に一般質問、11日に委員長報告と採決が行われます。
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リニアを活かしたまちづくりのためのDVD作成
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会は、リニアを活かしたまちづくりに役立てようと、住民に関心を持ってもらうための啓発用DVDを作成しました。 DVDは約30分で、2027年東京―名古屋間開通予定のリニア中央新幹線の概要のほか、経済、観光、行政などそれぞれの分野の関係者へのインタビュー、リニアがもたらす上伊那地域への効果についての専門家の分析などで構成されています。 交流人口の増加、遠距離通勤、産業立地の可能性の拡大などリニア開通によるプラス効果の他に、都市圏への人口流出など予想される課題も提起しています。 同盟会ではリニアを活かした今後のまちづくりに関心を持ってもらおうとDVDを100枚作成し、希望があった企業や団体に配布する計画です。 なお、伊那ケーブルテレビでは、9月1日からご覧のチャンネルで放送する予定です。
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安保法案廃案へ 住民有志が署名活動
伊那市の住民有志は今の国会での「安全保障関連法案」の強行採決をやめ廃案を求める意見書を提出するよう伊那市議会に請願書を出しています。 住民有志は請願が決議されるよう賛同署名活動に力を入れています。 署名活動を行っているのは住民有志でつくる「安全保障関連2法案」の廃案を求める伊那市民の会です。 31日は代表の建石繁明さんと事務局の横田美男さんが、これまでに集まった署名を確認していました。 8月中旬から署名活動をはじめ現在およそ1,000人分が集まっているということです。 会では法案は憲法9条を踏みにじり海外での戦争に日本が参加することに道を開く「戦争法案」だとしてその危険性を指摘しています。 請願は16日の伊那市議会総務委員会で審議されることになっていて、会ではそれまでに2,000人分の署名を集めたいとしています。
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箕輪町で東海地震を想定した防災訓練
9月1日の防災の日を前に、箕輪町では、東海地震を想定した地震総合防災訓練が30日、町内15地区一斉に行われました。 朝8時20分、地震発生の可能性が高くなっているとの警戒宣言が発令。 5分後に避難勧告が出され緊急速報メールや防災無線などで避難を呼びかけました。 このうち箕輪北小学校の体育館には、沢・大出・八乙女から地区住民206人が避難しました。 避難勧告から35分後の午前9時に緊急地震速報がなると住民らは低い姿勢になり頭を守っていました。 これは、シェイクアウト訓練と呼ばれるもので低い姿勢をとる「Drop」体や頭を守る「Cover」揺れが収まるまでじっとする「Hold On」を安全確保のための行動としています。 また訓練では消防署員や消防団員が、応急救護の方法やAEDの使い方の指導を行いました。 他に、箕輪北小学校の体育館はモデル福祉避難室に指定されていて障害者や支援を必要とする人の為のテントが設置され、参加者が実際にテントに入って広さなどを確認していました。 白鳥政徳町長は「いつ起きるかわからないのが災害。訓練の反省点などを改善し災害に備えてほしい」と参加者に呼びかけていました。
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上伊那ピースアクション 安保関連法案の廃案を訴える
安全保障関連法案の廃案を訴える「上伊那ピースアクション」が、28日、伊那市のセントラルパークで行われました。 集会では、安保関連法案の廃案と運動の強化などを盛り込んだアピール文が採択されました。 上伊那ピースアクションは、政治や宗教など立場やしがらみを超えて安保関連法案の廃案を訴えようと、九条の会伊那市連絡会、戦争をさせない1000人委員会、伊那谷九条の会が中心となって行ったものです。 集会の後は、300人を超える参加者がプラカードや桃太郎旗を持ってセントラルパークから伊那北駅前までを歩き、「戦争反対」などとドライバーや歩行者に訴えていました。 実行委員会では、「家庭や職場にも訴えを浸透させて、法案が廃案となるよう声を高めていきたい」としています。 30日には、国会議事堂周辺などで全国規模の抗議行動が行われることになっています。
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数値目標を設定
28日開かれた伊那市地方創生総合戦略審議会で、総合戦略の素案が示され、2030年を達成年度とした合計特殊出生率の数値目標を2.07としました。 素案に示された4つの基本施策で、2013年、1.71だった合計特殊出生率を2030年には、2.07に引き上げます。 国勢調査人口と比べ滞在人口がどれだけ多いかを示す滞在人口率は、2014年の1.67倍を2019年には、1.8倍とします。 減少が見込まれる市内従業者数は、2012年は、28,267人でしたが、2019年、27,000人を確保します。 また、2012年、12億8,700万円だった農業・林業付加価値額を2019年には13億円と設定しました。 なお、2010年、伊那市の人口は、7万1,092人でしたが、国の付属機関の推計では、2040年に5万7,395人に減少します。 伊那市地方創生総合戦略を実施した場合は、6万5,011人と、7,600人余り増え、減少幅が縮小される見通しです。 伊那市の地方創生総合戦略の初版は、10月末策定を目指しています。
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転入者「働く場が必要」6割
伊那市が行った転入者を対象にしたアンケート調査で、伊那市に住み続けるためには、働く場所が必要だとの回答が6割を占めました。 アンケート調査は、伊那市が地方創生総合戦略の策定を進める上で、市民の意見を参考にしようと行いました。 転入者と転出者、結婚・出産・子育てに関する意識調査の3種類を7月から8月にかけて実施し、28日開かれた審議会で報告されました。 伊那市に転入し、1年以上市内に住んでいる1,000人を対象にした調査では、72%が住みよいと回答しています。 今後も伊那市に住み続けたいかとの問いには、43.1%がこれからも住み続けたい、わからないが24.7%、将来は市外に引っ越したいが19.4%でした。 7割が満足と回答していて、買い物などの日常生活の便利さ・緑や水辺などの自然環境をあげた人が5割を超えています。 逆に不満足と答えた人の半数近くが買い物など日常生活が不満足と回答しています。 伊那市に住み続けるために何が重要かとの問いに、働く場があることが60.9%、医療環境がよいことが54.6%、福祉環境がよいことが46.4%となっています。 一方、伊那市から転出した1,000人を対象にした調査では、8割近くが住みやすかったと 回答し、機会があればもう一度伊那市に帰りたいかとの問いには、帰りたいが38.4%、帰る気はないが23.7%でした。 また、市内に住んでいる1,000人を対象にした結婚・出産・子育てに関する調査では、子育て環境に関して、経済的な支援が53.4%、保育サービスの充実が41.3%、妊娠・出産に対する支援が34.2%、今後も伊那市に住み続けたいかとの問いには、暮らし続けたいが47%と最も高くなっています。 伊那市では、これらの調査から、子育て・教育環境の育・就労の場の職・住まいの住の充実が求められているとまとめています。
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上伊那広域消防本部ドローン導入へ
上伊那広域消防本部は、災害時の被害状況の調査や救助者の発見などに活用するため、小型無人機ドローンを導入したいとの考えを28日に示しました。 この日は伊那市役所で上伊那広域連合8月定例議会が開かれ、議員から出された質問に白鳥孝連合長が答えました。 今年3月、伊南防火管理協会が解散するにあたり、伊南北消防署に小型無人機ドローン1台が寄贈されました。 県内の消防署でドローンを配備したのは初めてだということです。 これまでにドローンの活用実績はなく、活動状況をみてさらに1台導入するか検討するということです。 ドローンを導入することで、隊員や車が行くことのできない危険な現場などで活用でき、早急な捜索活動に繋げたいとしています。 7月に、管理者や判断基準などを定めた「小型無人航空機運航要領」を策定しました。 現在、伊南北消防署と消防本部にそれぞれ1人ずつ操縦することができる職員がいます。 広域消防本部によりますと、行方不明者の捜索や火災範囲の確認など、4月から8月までにドローンが必要と思われた事例は13件あったということです。 白鳥連合長は「活用することで素早い活動方針の決定に繋がる。活用、導入を前向きに検討したい」としています。
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長野県議会総務企画警察委員会が「ご当地土産」視察
長野県議会総務企画警察委員会は、回すと花びらが開くコマ「サクラコマ」などを製造している伊那市のグループ、「伊那発!製造業ご当地お土産プロジェクト」の取り組みを、27日視察しました。 この日は、県議会総務企画警察委員会のメンバーが、伊那市山寺の障害者社会就労センター「輪っこはうす・コスモスの家」を訪れました。 社会就労センターは、ご当地お土産プロジェクトのメンバーで、サクラコマなどの組み立てを行っています。 プロジェクトでは、完全地産をキャッチコピーに地元企業で製造から販売までを手掛けています。 新たな仕事を創出し、ものづくりの環境を作っていこうと活動しています。 委員からは、「製品が小さく紛失してしまいそう。子どもが遊ぶことを考えればもう少し大きいほうがいいのではないか」といった意見が出ていました。 長野県議会総務企画警察委員会では、27日・28日の2日間かけて、木曽警察署など中南信地域5か所を視察しています。
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箕輪町が赤そば焼酎販売 来月5日から
箕輪町上古田の赤そばの里で収穫したそばを使った焼酎が、来月5日から販売されます。 こちらが、箕輪町上古田にある赤そばの里で収穫したそばだけを使用してつくったそば焼酎です。 27日、箕輪町役場で開かれた定例記者会見で、白鳥政徳町長が、発表しました。 商品に使おうと保管してきたそば1トンを、飯田市の酒造メーカーに委託しました。 町が企画し、100%赤そばで作った焼酎を販売するのは今回が初めてです。 300ミリリットルは780円720ミリリットルは1850円で、それぞれ2000本と1500本作りました。 焼酎は、箕輪町発足60周年式典が予定されている来月5日に、町内の酒販店などで一斉に発売されます。 また、定例記者会見で、白鳥町長は、「10月をめどに移住定住対策に具体的に着手したい」との考えを示しました。 来月には、議会に、事業について提案したいとしています。
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伊那市平成26年度一般会計12億円の黒字
伊那市は平成26年度の決算をまとめました。 一般会計は前年度と比べ18.5%増の12億4,508万円の黒字となっています。 一般会計の歳入は前年度と比べ5.8%減の330億3,478万円。 歳出は6.5%減の317億8,970万円。 差し引き18.5%増の12億4,508万円の黒字となっています。 標準財政規模に対する借金返済額の割合を示す実質公債費比率は前の年度と比べて1.8ポイント減の12・4%。 また標準財政規模に対し将来支払う借金の割合を示す将来負担比率は28.4ポイント減の60・2%となっています。 白鳥市長は「財政健全化に取り組んできた効果があらわれてきている。」としています。 伊那市はこれら決算認定についての議案を伊那市議会9月定例会に提出することにしています。
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伊那市の移住体験ツアー参加者が住民と交流
伊那市が初めて行った、夏休み中の親子を対象とした移住体験ツアーの交流会が24日、伊那市内で開かれ、参加者と地元住民が交流しました。 ツアーには、東京都中央区を拠点に活動している子育てサークルの親子4組10人と、東京都の女子大学生でつくるサークルのメンバー2人が参加しています。 西春近の知立市野外センターで交流会が開かれ、伊那市の住民などと意見交換をしました。 交流会では、伊那市の教育、自然、産業など、それぞれの分野で活動しているメンバーが説明を行いました。 このうち、伊那市の菓子店石川の石川信頼さんは、地元産の食材を使ったお土産シリーズの第2弾となるロールケーキを紹介しました。 ツアーに参加した子育てサークル「Himemama(ヒメママ)」では、都会では、大きな声を出して遊べない、昆虫や動物に触れる機会がないなど、子どもが自由に遊べる環境が少ないという事で、もっと広い世界を体験しようと移住体験ツアーに参加したという事です。 ツアー一行は今週金曜日まで伊那市内に滞在し、企業の見学や、鹿嶺高原でのバーベキュー、鳩吹公園の散策などを行う予定です。
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「路線バス 伊那本線の一部復活を」
近隣自治体と連携して地方創生の推進を図る「定住自立圏構想」で中心市宣言をしている伊那市の白鳥孝市長は、公共交通対策として伊那本線の一部を復活させたいとの考えを示しました。 24日伊那市役所で開かれた記者会見で白鳥市長は伊那本線を復活させたいとの考えを示しました。 伊那本線は伊那市の伊那バス本社前から南箕輪村、箕輪町を経由し辰野駅前までを結んでいた路線バスです。 伊那バスによりますと国道153号を通る西回りと途中から竜東線に入る東回りがありましたが平成22年に廃止になったということです。 伊那市が中心市宣言をしている「定住自立圏構想」は箕輪町、南箕輪村との連携を想定していて各自治体で協定の議決に関する条例案が可決されたのち協定を結び公共交通対策など具体的な取り組みを始めることになっています。
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箕輪町発足60周年記念 10年後の自分への手紙 受付開始
箕輪町役場正面玄関に、10年後の自分や家族へ宛てた手紙を投函するポストが、24日に設置されました。 専用の用紙に記入し、封筒に住所、氏名を明記して投函します。 ポストは9月4日(金)までは役場正面玄関に設置されていて、5日と6日は町文化センターに設置されます。 手紙は、来月6日にタイムカプセルに入れて封印する事になっています。
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箕輪町発足60周年記念 絵画作品、CM審査会
箕輪町発足60周年を記念して、町内の小中学生を対象に、未来の箕輪町をテーマに募集した絵画作品の審査が24日に行われ、入賞・入選作品21点が決まりました。 小学校低学年の部、最優秀賞は箕輪南小2年の知野夏希さんの作品「明るくて楽しいみのわ町」です。街の中で大勢の人が楽しんでいる様子が描かれています。 高学年の部の最優秀賞は、箕輪中部小4年の本島千翔さんの作品「人と植物がよろこぶ豊かな町」です。ごみがない箕輪町をイメージして描いたという事です。 箕輪町では町発足60周年記念イベントの一環で作品募集を行い、町内の小学生から121点の応募があり、町関係者が審査を行いました。 応募のあった作品は、9月1日から7日まで、町文化センターに展示される事になっています。 また町が募集した「ふるさとCM大賞MINOWA」の審査も行われました。 赤そばの里やもみじ湖などをテーマにした作品3点が寄せられ、結果は9月5日の記念式典で発表されます。
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伊那市の幼稚園利用者負担額 来年度から1割程度減
伊那市子ども・子育て審議会は、白鳥孝市長から諮問されていた幼稚園の利用者負担金について、来年度から1割程度引き下げるとした内容に差支えないとする答申を18日しました。 この日は、伊那市子ども子育て審議会の丸山毅一委員長と大久保照子委員が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。 答申では、伊那市の幼稚園の利用者負担金を、国の制度改正に伴い来年度から1割程度引き下げるとしています。 負担金額は所得に応じて設定し、目安として一番人数の多い階層では26年度の負担額2万483円から1,983円減額となります。 附帯意見では「保護者負担の軽減のため、階層を細分化すべきである」としています。 白鳥市長は「子ども達の教育のために慎重な審議をしていただいた」と答申を尊重する考えを示しました。 伊那市では、保護者を対象に10月頃説明会を開き、12月議会に条例案として提出し、来年度から新しい条例を施行する計画です。
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車いすも安全に 歩道の改修工事始まる
車いすが安全に通行できるようにするため、歩道の縁石に切り込みを入れる工事が伊那市荒井で、19日から始まりました。 伊那市荒井の合同庁舎西交差点です。 車イスがスムーズに通過できるよう、歩道の縁石を削り段差をなくす作業が行われています。 先月、県の職員などが、実際に車いすに乗り歩道の確認を行いました。 案内したのは荒井に住む市川直哉さんです。市川さんは、買い物などで日常的に通行していて危険を感じていました。 市川さんは、「こうした取り組みを市内全域に広げてもらえれば、車いす利用者以外でも助かる人が大勢いると思う」と話していました。 伊那建設事務所では、7月の現地調査を踏まえ、きのうから歩道の工事を始めました。8月末まで、合同庁舎西交差点から伊那市駅前交差点までの7か所の歩道の改修工事を行う事にしています。
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箕輪町 セーフコミュニティのアンケート調査開始
安全・安心のまちづくりを進めている箕輪町は、今後のセーフコミュニティ活動を進めるためのアンケートを始めました。 平成22年年度に第1回が行われ、今回で4回目のアンケートになります。 セーフコミュニティの認知度や関心度のほか、近所との付き合い方を問うものです。 今回は追加質問として、夜光反射材を活用しているか、家の中でのケガ防止のための対策をしているかなど6項目を加えました。 町内の二十歳以上1,000人を無作為で選んで調査するもので、結果は、12月を目途にHPなどで発表する予定です。
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市民と議会との意見交換会開催へ
伊那市議会は議会改革の推進などを目的に市民と議会との意見交換会を今月18日から3日間開催します。 10日は伊那市議会の伊藤泰雄議長、竹中則子議会運営委員会委員長、飯島光豊議会改革特別委員会委員長の3人が記者会見を開き意見交換会についての概要を説明しました。 意見交換会は18日はいなっせ、19日はJA上伊那本所、21日は高遠町総合福祉センターで開かれ時間はいずれも午後7時から9時までとなっています。 内容は3か所とも共通で「伊那市の将来像について」「子育て支援について」「あなたが考える地方創生」の3つをテーマに分科会に分かれて行われます。 伊那市議会では意見交換会で出された意見を報告書にまとめるほか議会活動に活かしていくとしています。
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御嶽山の捜索に参加した隊員が連合長に活動報告
7月29日から8月6日まで行われた御嶽山の行方不明者の捜索に参加した上伊那広域消防本部の隊員が、10日、白鳥孝連合長に活動を報告しました。 隊員4人が伊那市役所をれ、白鳥上伊那広域連合長に捜索活動の報告をしました。 4人は御嶽山の剣ヶ峰山荘付近の捜索を行いました。 多い所で80センチほどの灰が積もり、硫黄のような臭いがしていたという事です。 捜索活動3日目に一眼レフカメラを発見し、それが行方不明者の物だと分かりました。 原秀一隊長は、「隊員の安全確保をしながら捜索した。全ての行方不明者を見つけられなかった事は悔しい」と話していました。
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太田国土交通大臣がリニア駅予定地視察
太田昭宏 国土交通大臣が、5日飯田を訪れました。 リニア長野県駅の設置場所、上郷飯沼を視察しました。 5日午後4時半ごろ、リニアの長野県駅が設置される、上郷飯沼地区を訪れた太田大臣。JR東海が測量を終えた リニアの中心線の上で、県の担当者や牧野市長から、今後の駅周辺整備などについて説明を聞きました。 説明を受けたあとは、地元の代表者とも言葉を交わしました。 滞在時間、およそ15分で太田大臣は、次の目的地へと移動しました。
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第4回伊那市地方創生総合戦略審議会 素々案示される
第4回伊那市地方創生総合戦略審議会が31日伊那市役所で開かれ、総合戦略策定に向けて今年度行う施策について意見を交わしました。 国の「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて総合戦略を策定するにあたり、審議会で意見を出し合い、計画の推進を行うもので、委員16人が出席しました。 審議会では、伊那市から素々案が示されました。 素々案では、人口減少対策として、若者の出会いの場を設け、この事業を通じた結婚者数を年間10人とする指標値が示されています。 また、移住促進事業として、伊那市の魅力を発信するシティプロモーションの映像を作成し、無料動画投稿サイト内の再生回数を1万回とする指標値が示されました。 委員からは「高齢化が進む中、商店街の空き家を利用したまちづくりを行ってほしい」「総合戦略は市民が愛着を持ちプライドを持って外に発信できる内容にしてほしい」などの意見が出されました。 審議会では、8月5日から12日に商工業団体や教育関係者などから意見を聞く懇談会を設け、次回8月に開かれる予定の審議会で報告される予定です。
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伊那市民憲章策定委員会発足
伊那市の白鳥孝市長は、来年3月で合併10周年を迎えることから、市民参加のまちづくりを進めるための「市民憲章」策定を委員会に31日、諮問しました。 このは、伊那市役所で1回目の伊那市民憲章策定委員会が開かれました。 市民憲章は、合併10周年を迎えるにあたり、郷土愛の醸成と市民参加のまちづくりを進めようと条例に基づいて策定するものです。 委員長には東春近地区区長会長の井上康良さんが選ばれました。 この日の委員会では、文書表現の方式や内容について意見を交わしました。 憲章は、市民に分かりやすく唱和しやすいものであること。 歴史や文化、自然環境など伊那らしさが反映されていること。 普遍的な表現とすることなどが確認されました。 次回の委員会は9月に開かれる予定で文書やキーワードなどの内容を決めることにしています。 委員会では、9月からHPなどでパブリックコメントを募り、様々な意見をふまえて12月に市長に答申することになっています。
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第43回伊那まつり ポスターなどデザイン採用者を表彰
今年の伊那まつのポスターや公式Tシャツ、うちわのデザイン採用者の表彰式が、27日、伊那市役所で行われました。 今年のポスターのデザインに採用されたのは、伊那市の春富中学校2年、吉野直歩(なお)さんの作品です。 吉野さんの作品は、雪の山々と花火を背景に、赤色を基調にした暖かみのある龍が描かれています。 今年のポスターデザインコンクールには、市内の中学校から232点の応募があり、優秀賞9人の表彰も行われました。 この他、公式Tシャツは、伊那市の等々力心太朗(とどりき しんたろう)さんのデザインが採用されました。 うちわは大阪府の山口類(るい)さんのデザインが採用されています。 今年の第43回伊那まつりは8月1日に市民おどり、2日に花火大会が行われます。