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伊那フィル交響楽団 定演に向け八木さんと合同練習
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会が、11月12日に開かれます。
22日は、本番でピアノを演奏する八木大輔さんを交えてのリハーサルが行われました。
22日の夜は、八木さんの他、指揮者の横山奏さん、伊那フィルのメンバーおよそ60人が集まり、リハーサルが行われました。
神奈川県出身の八木さんは、慶應義塾大学の2年生で、今年7月に開催されたリヨン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝を果たした新進気鋭の19歳です。
去年6月に伊那市でピアノリサイタルを開いたことが縁で、今回伊那フィルと共演することになりました。
合同練習はこの日が初めてで、本番で披露するラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏し、音の正確さなどを確認していました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会は、11月12日日曜日午後2時から伊那文化会館大ホールで開かれます。
入場料は、大人1,000円、高校生以下は無料です。 -
みはらしの湯でゆめわーく作品展
伊那市御園の障害者多機能型事業所ゆめわーくの利用者による作品展がみはらしの湯で開かれています。
会場には貼り絵や段ボールでつくられたオブジェなどおよそ20点が展示されています。
ゆめわーくでは、企業からの受託作業や自主製品の製作などを行っています。
作品展は日ごろの活動を知ってもらおうと毎年開かれています。
展示では事業所の和室の障子戸に墨で絵を描いた作品が飾られています。
また、参加型の展示もあります。
事業所の隣にあるつくしんぼ保育園の園児の手形でもみじの葉っぱが作ってあり、来場者が自由に貼り付けることができます。
ゆめわーくでは「利用者が一生懸命作った作品なので、見て楽しんでほしい」と話していました。
作品展は30日(月)まで、みはらしの湯で開かれています。
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伊那労働基準監督署 成美さんを1日署長に任命
伊那労働基準監督署は、労働災害防止を推進しようと、ご当地タレントの成美さんを23日に、1日署長に任命しました。
23日は、任命式が行われ、松尾直彦署長から成美さんに任命書が手渡されました。
1日署長の任命は、伊那労基署が労災防止を啓発しようと初めて企画したものです。
任命式が終わると、早速管内の事業所を巡回しました。
南箕輪村のJA上伊那「ファーマーズあじ~な」では、秋山直樹店長と一緒に事業所内を見てまわりました。
上伊那では、今年に入り先月末までに労災で123人が4日以上の休業が必要なけがを負っています。
そのうち、転倒によるけがをした人が34人と、全体の3割ほどを占めています。
転倒災害は、特に冬の時期に増える傾向にあることから、伊那労基署は独自に啓発ポスターを300枚作成しました。
ポスターは、管内の事業所に配られることになっていて、早速成美さんが入り口のドアに貼っていました。
伊那労基署では、段差や滑りやすい箇所の改善、整理整頓をし、労災が発生しない職場環境づくりを心掛けてほしいと話していました。 -
JA上伊那 箕輪町に米贈る
JA上伊那は生活困窮者などの支援に活用してもらおうと、米500キロを23日箕輪町に寄付しました。
23日は、JA上伊那の白鳥健一常務理事らが役場を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。
寄付されたのはプライベートブランドの伊那華の米です。
米は箕輪町を通して、生活や仕事の相談、食料などの物資支援を行う「新型コロナ緊急生活支援ネットワーク」の活動に役立てられます。
JA上伊那では、ネットワークの活動を知り、物価上昇などで困窮する人への手助けができればと寄付をすることにしました。
寄付は去年に引き続き2回目です。
白鳥常務理事は「米をしっかりと食べてもらえるよう、地域の人たちのために有効に使ってもらいたい」と話していました。
白鳥町長は「支援の必要な人たちのために活用していきます」と感謝していました
寄付された500キロの米はネットワークが行う無料相談会での配布などで活用される予定です。
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上農生 酒井さつきさんからおやきづくり教わる
南箕輪村の上伊那農業高校の野菜コースの生徒は、伊那市美篶の郷土料理伝承家、酒井さつきさんから23日におやきづくりを教わりました。
この日は、生物生産科野菜コースの2年生20人が酒井さんから教わりながらおやきを作りました。
酒井さんは、伊那市美篶の郷土料理伝承家で、上伊那の郷土料理を紹介する本も出版しています。
上農では、生徒たちに地元の食文化を知ってもらおうと、5年ほど前から酒井さんを招いておやき作りの授業を行っています。
上伊那のおやきは、皮に米粉を使い、中身はあんこというのが特徴です。
米粉はお湯でこねたら1度茹でます。
再びこねた後にあんこを入れ、最後に焼いて完成です。
生徒たちは早速味わっていました。
授業では、ほかの郷土食も知ってもらおうと、馬の腸を煮たおたぐりやザザムシ、イナゴを試食しました。
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みのわテラス 昭和遊びフェア
昭和の遊びや出店を楽しめる昭和遊びフェアが7日に箕輪町のみのわテラスで開かれました。
会場には、ポン菓子やりんご飴、千本引きや射的などの屋台が並びました。
昭和遊びのブースでは、コマやけん玉といった昭和のおもちゃが用意されました。
レストランのやまびこテラスでは、揚げパンやソフト麺などの懐かしい給食メニューが提供されました。
みのわテラスでは、地域活性化につなげようと毎月第1土曜日にイベントを行っています。
この日は多くの家族連れで賑わいを見せていました。
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VC長野 連敗スタート
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの22日の試合結果です。
VC長野トライデンツはホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回はアウェーでサントリーサンバーズと対戦します。
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伊那地域今朝の最低気温 1.4度
伊那地域の今朝の最低気温は5時7分に1.4度と今シーズン最も低くなりました。
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南箕輪村消防団 ゲーム形式で秋季演習
南箕輪村消防団のゲーム形式での秋季演習、ファイアーチャレンジが22日に大芝高原陸上競技場で開かれました。
ファイアーチャレンジは、村の5つの分団が、消火活動の速さや正確性、対応力などを競い合うゲーム形式の訓練です。
火災現場を想定したミッションがその場で発表され、出場する団員10人は各分団くじで決定します。
5分間の話し合いをした後、消火活動を行いました。
開始から消火までのタイムと片付けまでのタイムを競い、減点対象となる赤いコーンにホースが当たらないかや、指示をしっかりしているかなどを審査員がチェックしていました。
この取り組みは、日ごろの訓練の成果を見てもらい、消防団をPRしようと初めて実施されたものです。
競技の結果、大泉・大芝・北原区の第5分団が20点満点中18点で金賞、北殿と南殿区の第2分団が17点で銀賞でした -
青島集落祭 大阪行進曲披露
伊那市美篶の青島地区の第38回集落祭が22日、青島交流センターで開かれました。
集落祭では昭和初期に流行した歌謡曲「大阪行進曲」の踊りが披露されました。
「大阪行進曲」の踊りは90年ほど前から地域の演芸として親しまれていましたが、担い手不足などを理由に途絶えてしまい、今回42年ぶりの上演となりました。
当時の映像や写真を見た住民から復活を望む声が上がり、集落祭での上演を決めたということです。
集落祭では他にも伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居で演じる方言紙芝居が披露されました。
また、青島地区にまつわるクイズなどが出題される○×クイズ大会も開かれました。
集落祭は地域住民の交流の場にしようと青島区と青島農家組合が毎年開いているもので、今年は3年ぶりの開催となりました。
この日は青島地区の住民およそ80人が訪れ集落祭を楽しんでいました。
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日本舞踊若柳流錦友会 発表会
日本舞踊若柳流錦友会による発表会「舞踊いろいろ」が伊那市のニシザワいなっせホールで7日、開かれました。
発表会では、錦友会の会員10人が舞踊曲や長唄などにあわせて14の演目を披露しました。
錦友会には伊那市など県内におよそ15人の会員がいます。
発表会では観客が日本舞踊を体験し、基本の動きなどを教わっていました。
錦友会では「日本の伝統文化の舞踊を知ってもらう機会としてこれからも続けていきたい」と話していました。
会場にはおよそ40人が訪れ日本舞踊を楽しんでいました。
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もみじ湖紅葉祭りが始まる
箕輪町のもみじ湖紅葉祭りが21日から始まりました。
県内外から観光客が紅葉を見に訪れていました。
もみじ湖の愛称で親しまれている箕輪ダム周辺ではおよそ1万本のもみじが色づき始めています。
もみじのトンネルでは観光客が写真を撮ったりして楽しんでいました。
会場には観光ボランティアガイドもいて訪れた人たちの案内をしていました。
マルシェ会場ではキッチンカーやお土産店が出店していました。
11月1日から8日までは交通渋滞を解消するためマイカー規制が実施されます。
駐車場の事前予約が必要となります。
規制期間中はJR伊那松島駅からシャトルバスが運行します。
もみじ湖紅葉祭りは11月12日(日)まで開催されます。
伊那ケーブルテレビでは122chのライブカメラで紅葉の様子をお伝えしています。
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地域活性化 手良秋祭りを初開催
伊那市手良地区は地域の活性化と多くの世代が交流できるイベント「手良秋祭り」を手良小学校の校庭で初めて開催しました。
会場には28ブースが出店しました。
綿あめや豚汁などの屋台には多くの人が並んでいました。
ほかにゲームコーナーもあり、子どもたちが楽しんでいました。
新型コロナの影響でイベントが延期や中止になり、地域住民が交流する場が減ってきていることから、区長や企画委員会などでつくる手良地区活性化促進会議が秋祭りを企画したということです。
ステージでは高校生バンドの演奏発表なども行われました。
訪れた人たちは音楽に合わせて盛り上がっていました。
手良地区では2024年以降も秋祭りを開催していきたいということです。
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VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの21日の試合結果です。
VC長野トライデンツはホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦し、セットカウント3対2で敗れました。
22日もホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦します。
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全国障害者スポーツ大会出場報告
28日から鹿児島県で開かれる特別全国障害者スポーツ大会に、長野県代表として出場する南箕輪村の2人が19日役場を訪れ田中俊彦副村長らに健闘を誓いました。
大会に出場するのは、伊那養護学校高等部3年で大泉の清水一哉さんと会社員で神子柴の田中雄樹さんです。
清水さんは陸上競技の50mと200mに出場します。
今年5月の記録会で好成績を収め初めての全国大会出場となります。
田中さんはバスケットボール競技に出場します。
長野チームは北信越・東海ブロック予選で強豪の愛知県のチームを破り全国大会出場を決めました。
清水さんは「200mは長いが頑張って走りたい」田中さんはまずは一勝を目指して頑張りたいとそれぞれ抱負を話していました。
田中副村長は、「長野県の代表として思い切り力を尽くしてほしい」と激励しました。
特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」は28日から鹿児島県で開かれます。 -
ラジコン草刈り機 実演会
伊那市が導入を進めている、スマート農業事業の一環として、富県新山地区の田んぼでラジコン草刈機の実演会が20日に開かれました。
実演会には、市内の農事組合法人の関係者およそ60人が参加しました。
この日は、傾斜およそ40度の場所で、伊那市が国の交付金を使って購入した2台の草刈機の実演が行われました。
新山地区は中山間地域で急傾斜地が多く、農事組合法人では10人ほどのグループを作り、草刈りを行っています。
傾斜が多い地域の農家の負担を減らし、先端技術を知ってもらおうと実演会を企画しました。
伊那市では、法人などに貸し出し、導入に繋げていきたいとしています。
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伊那ライオンズクラブ 市社協に食品寄贈
伊那ライオンズクラブは、フードドライブで集めた食品を10日に伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
10日は、伊那ライオンズクラブの細田隼平会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に食品を手渡しました。
伊那ライオンズクラブでは、およそ10年前からフードドライブの活動をしています。
今年も1日に上伊那クリーンセンターで開かれた環境展で実施して、レトルト食品や米など232品目、167キロが集まりました。
寄贈された食品は、子ども食堂などで活用されるということです。
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デジタルタクシー精算管理アプリ「DTaM」を全国に普及へ
伊那市がシステムを考案した高齢者が定額で利用できる市街地デジタルタクシ―の精算管理アプリ「DTaM」の地方公共団体への横展開に向けた連携協定の締結式が20日に伊那市役所で行われました。
締結式には、白鳥孝伊那市長とアプリを共同開発をした株式会社マイティ―クラフトの西川博成社長、導入のサポートを行うNTT東日本長野支店の茂谷浩子支店長が出席し協定書に署名しました。
「DTaM」は伊那市の市街地デジタルタクシーで運用されている精算管理アプリです。
伊那市とマイティ―クラフトが共同で開発しました。
このアプリは客が乗車すると運転手が登録カードをタブレットで読み取ります。
目的地で料金メーターをカメラで写すと、自治体が負担する金額を自動で集計し請求を行う仕組みとなっています。
「DTaM」の著作権は伊那市が持っていて、今回の協定によりほかの地方公共団体が導入すると、1団体につき年間13万2,000円が伊那市の収入となります。
白鳥市長は「高齢者の移動手段の支援として全国に展開をしていきたい」と話していました。
マイティ―クラフトの西川社長は「求められる自治体への導入を連携して行っていきたい」と話していました。
NTT東日本長野支店の茂谷支店長は「シンプルな操作で使える仕組みにできたと思う。」と話していました。
「DTaM」は10月から箕輪町で運行しているまちなかタクシーに導入されています。
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昭和8年創業 正藤酒店閉店へ
伊那市の中心市街地、通り町商店街でおよそ90年近く営業を続けてきた正藤酒店が今月末で閉店します。
地元の酒を中心に販売する正藤酒店は通り町一丁目商店街にあります。
店主の山浦邦夫さんが先月、仕事中に足を骨折する大けがを負い、今後営業を続けるのは難しいとして閉店することを決めました。
今月から次女の朝倉朋子さんが会社を休んで母の宏子さんを助けています。
朋子さんは閉店する事が決まった15日に、SNSで投稿をしました。
昭和8年1933年山浦さんの父右三さんが、元々通り町で酒店をしていた人から場所を譲ってもらい店を開きました。
当時は、自転車で富県などに酒を売りに行っていたということです。
昭和37年1962年から現在の店主山浦さんが経営に加わりました。
山浦さんは、お客さんに喜んでもらえる店づくりを第一に考え、営業を続けてきました。
また、商店街の活性化などを目的に2008年から行っている呑み歩きイベントも中心となり開催してきました。
2021年8月に再開発事業に伴い、北に200m移動したこの場所で営業を再開しました。
20日は、閉店を知った人たちが訪れ商品を買い求めていました。
通り町商店街では、隣のニシザワ食彩館通り町店が今年4月に閉店したばかりで、付近の商店主からは、また寂しくなるという声が聞かれました。
正藤酒店の営業は今月31日までで、店内の商品全てが20%オフとなります。
山浦さんは「骨折によるアクシデントがあったため仕方ないと思っている。本当はもう5年はやりたかった」と話しています。 -
上伊那の特別支援学級と伊那養護学校の児童・生徒の作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校の児童・生徒の作品展が伊那市のいなっせで20日から始まりました。
会場には児童・生徒の作品、およそ610点が展示されています。
作品展は、地域の人に障がい者に対する理解を深めてもらおうと上伊那圏域特別支援教育連携協議会が毎年開いています。
会場には段ボールなどで作った高さ30センチほどの動物や習字、絵などが飾られています。
協議会では「児童や生徒の表現活動の場なので、多くの人に見に来てほしい」と話していました。
作品展は24日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
入場は無料で、長時間鑑賞する人には駐車券の対応をするということです。
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中部連合音楽会 小中学生が演奏披露
伊那市内の小中学生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が伊那文化会館で19日開かれました。
中部連合音楽会は小学校の部と中学校の部があり、それぞれ学校ごと合唱や合奏を披露しました。
このうち中学校の部には市内6校の中学3年生が参加しました。
伊那中学校は、3年生110人で混声四部合唱を披露しました。
新型コロナの影響で今回は4年ぶりに開かれました。
主催した中部教職員会では「規模の大きな学校、小さな学校それぞれの歌声の良さを感じ、感性を高めあう機会になった」と話していました。
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東ティモールの選手が市民とスポーツ交流
伊那市が東京オリンピックでホストタウンを務めた東南アジアの国・東ティモール民主共和国のスポーツ選手が伊那市を訪れ、市民とスポーツを通した交流を19日行いました。
伊那市を訪れているのは、競泳で東京オリンピックに出場したイメルダ・ベロ選手や、ボクシングでシドニーオリンピックに出場したビクター・ラモス選手など6人です。
19日は、選手が伊那市総合型地域スポーツクラブのバドミントン教室に参加し、30代から70代の参加者と一緒に楽しみました。
伊那市は、市のふるさと大使で東ティモール名誉総領事の北原巖男さんの縁で、ホストタウンを務めました。
事前合宿で伊那市を訪れた際には新型コロナのため直接交流することができませんでした。
今回、改めて交流の機会にしようと、補助金を活用し伊那市が招きました。
19日はほかに、西箕輪のみはらしファームの体験施設やってみらっしを訪れ、りんごジャムづくりをしました。
東ティモールではリンゴは輸入品で、高価な果物だということです。
中にはレシピをメモする選手もいました。
一行は、20日ヨガの体験や長谷中学校の生徒と交流を行い、21日に帰国する予定です。
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子どもの居場所づくり研修会 宇津孝子さん講演
子どもの居場所づくりを推進するための研修会が18日伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開かれました。
講師を務めたのは認定NPO法人「フリーキッズ・ヴィレッジ」理事長の宇津孝子さんです。
宇津さんは、伊那市高遠町で親と一緒に暮らすことができない子どもたちを里親として育てるファミリーホームを運営しています。
宇津さんは「子どもたちの未来のために~私たちができること~」と題し話をしました。
宇津さんは「こどもまんなか社会とは子どもが周りの大人たちに大切にされていると感じられる社会だ」と話しました。
また、「人や子どもは誰もが尊い存在として生きる権利を持っていることを意識してほしい」と話していました。
講演会では、伊那ケーブルテレビが制作した、「フリーキッズ・ヴィレッジ」で過ごした子どもたちの成長と、宇津さんと里子との暮らしを追ったドキュメンタリー番組「ありがとう~かあちゃんの10年」も上映されました。
講演会は上伊那地域子ども応援プラットフォームと長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議が合同で開いたもので、子どもの居場所づくりに関心のある人などおよそ50人が参加しました。
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アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ 県大会優勝
小学生女子ソフトボールチームのアルプスい~なちゃんソフトボールクラブが7日に行われた県大会で優勝し、18日に伊那市役所に優勝報告に訪れました。
この日は監督や選手などが伊藤徹副市長を表敬訪問しました。
アルプスい~なちゃんは伊那市と南箕輪村の小学2年生~6年生15人で活動しています。
7日に小県郡長和町で春季小学生女子ソフトボール長野県大会が開かれました。
8チームが出場した県大会で2年ぶりに優勝しました。
{●唐木海・酒井剛監督}
伊藤副市長は「2028年の国体では伊那市が主会場になるので、国体に出場できる選手になってください」と話しました。
チームは来年3月に京都府で開かれる全国大会に出場します。 -
スワニー 国内初の3Dプリンタ導入
伊那市富県で製品の設計開発を行う有限会社スワニーは、国内初の3Dプリンタを導入しました。
国内で初めて導入されたのは、アメリカに本社があり、世界で初めて3Dプリンタを販売したメーカー3Dsystemsのプリンタです。
このプリンタは、最大で1メートル角の大型部品を作ることができ、樹脂ペレットを溶かして造形していきます。
これまでのプリンタで試作部品を作る際、本来の素材で造形ができず、確認できるのは見た目や形のみでした。
新たに導入したプリンタは、用途に合わせた樹脂ペレットを使うため、実物と同じ、最終形の製品をつくることができます。
また、従来のプリンタに比べ最大10分の1の時間とコストで製品ができます。
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南箕輪中学校 落ち穂拾い
南箕輪村の南箕輪中学校の伝統行事落ち穂拾いが19日に村内の田んぼで行われました。
この日は、全校生徒497人が村内各区の田んぼで落ち穂を拾いました。
生徒たちは、1人1キロを目標に落穂を探していました。
落ち穂拾いは、南箕輪中学校伝統の行事で、今年で65回目となります。
南箕輪中学校では、12月の保護者懇談会で震災などの被災地への募金活動を行います。
この日集めた米は、そのお礼として渡すことになっています。
南箕輪中学校では、今後、地区生徒会を中心に支援先を決めるということです。
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ゴンベエさんラストイヤー
伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと風船遊劇団ゴンベエワールドの矢野正貴さん。
風船を使ったパフォーマンスや手品を披露する大道芸人として25年間にわたり活動してきました。
76歳となったゴンベエさんは元気なうちに自分の人生を変えていきたいと今年限りで大道芸人を引退することにしました。
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上伊那医師会附属准看護学院 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で、半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が18日行われました。
今年4月に入学した72期生20人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める式で、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像からろうそくの火を受け取っていました。
式では看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生は、今後看護についての専門知識を学び、来年2月から上伊那の医療機関や福祉施設で実習を行います。
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フラッグフットボール五輪追加種目に 藤城村長に話聞く
2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックで、フラッグフットボールが追加種目に決定したことを受け、公益財団法人日本フラッグフットボール協会顧問の藤城栄文南箕輪村長に話を聞きました。
藤城村長は「私は十数年前からフラッグフットボールの普及に人生をかけてやってまいりました。その時の目標は小学校の学習指導要領に掲載されることでした。まさかその次にオリンピックの種目に選ばれるとは思っていなかったので、嬉しさとともに大変驚いています。
村としては、これからオリンピックの種目になるということで、注目も高まってまいりますので、まずは上伊那の小学校に普及されるよう努力していきたいです」と話していました。
フラッグフットボールはアメリカンフットボールが起源となったスポーツで、タックルの代わりにプレーヤーの腰につけた旗を取ります。
南箕輪村では村の認知度アップにつなげようと、2017年に日本フラッグフットボール協会と協定を締結しました。
協定により、全国大会を開催したり、村のイメージキャラクターまっくんをデザインしたボールを製作し小学校の授業用に貸し出すなどの取り組みを行っていて、今後も普及を進めていくということです。
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長谷小と長谷中がはじめての合同音楽会
伊那市長谷の長谷小学校と長谷中学校による、合同音楽会が18日にはじめて開かれました。
児童と生徒は、練習を重ねてきた歌などを保護者や地域の人たちに披露しました。
合同音楽会は、長谷小学校で開かれました。
最初に、児童と生徒の全員で「はじめようコンサート」を斉唱しました。
合同音楽会は、小学校と中学校が交流できる行事として今年度はじめて開かれたもので、保護者や地域の人も訪れました。
音楽会の様子は近くの特別養護老人ホームサンハート美和にライブ配信されました。
小学1年生は音楽劇を披露しました。
18日は高遠高校の合唱部が招かれ、合唱を披露しました。
最後に全員で「讃歌-長谷」を合唱しました。
合同音楽会では、小中学校あわせて22曲が披露されました。