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伊那市内の工事現場で鉄板の盗難相次ぐ
伊那市内の工事現場で、鉄板18枚が盗まれていたことが8日までに分かりました。
工事を発注している伊那建設事務所と伊那市によりますと、盗まれた鉄板は縦1.5メートル、横3メートル、重さ800キロの鉄板です。
伊那市東春近の東原工業団地で進めている拡張工事で工事用車両の待避所として使われていました。
11月17日の午後5時から18日の午前7時までに7枚、19日夜から20日の午前7時までに9枚が盗まれたということです。
また、伊那市野底で進めている護岸工事の現場でも2枚の鉄板が盗まれる被害がありました。
県や市では、平日の午後5時から翌日の午前8時までと休日は通行止めにするなどの対策をしているということです。
被害届は提出済みで、伊那署で調べを進めています。
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伊那弥生ケ丘高校野球部 園児と野球で交流
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の野球部は11月24日に天使幼稚園で「やきゅうあそび教室」を開きました。
この日は、野球部の生徒27人が年長園児19人に、ボールの打ち方や投げ方を教えていました。
この教室は、弥生ケ丘高校野球部の柿沢章浩監督と天使幼稚園の髙橋明星園長が知り合いだったことが縁で初めて開かれました。
体験の内容は、野球部の生徒が中心となり考えたということです。
部員達は、園児達にやさしく教えながら交流をしていました。
最後はミニゲームをして楽しんでいました。
伊那弥生ケ丘高校野球部では「野球だけに限らず、体を動かす楽しさを園児に知ってもらいたい」と話していました。 -
もみじ湖紅葉祭り 来場者減少
今年の10月21日から11月20日に箕輪町で開かれたもみじ湖紅葉祭りの来場者は、去年に比べ28.1%減の、48,218人でした。
箕輪町によりますと、今年10月21日から11月20日までの31日間のもみじ湖紅葉祭りの来場者は、48,218人でした。
去年の67,151人に比べ、28.1%の減少となっています。
町は減少した理由として、紅葉の予想が11月上旬とされていたため前半の出足が悪かったことや、雨の影響で一気に落葉が進んだことを挙げています。
2年目となったマイカー規制による駐車場利用台数は4,878台で、去年の5,623台より745台減少しています。
期間中はほとんど交通渋滞が発生しなかったということです。
今年初めての取り組みとなったJR伊那松島駅からの往復のシャトルバスは、490人が利用しました。
箕輪町では「シャトルバスの一定の必要性はある」として来年以降も検討していきたいとしています。
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箕輪町と豊島区環境交流ツアー
箕輪町が姉妹友好都市協定を結んでいる東京都豊島区の区民を招いた環境交流ツアーが11月18日と19日の2日間行われました。
ツアーには、親子連れを中心に豊島区民36人が参加しました。
18日は、ながた自然公園南側にあるとしまの森で、林業体験を行いました。
参加者は、森を散策したあと伐採の様子を見学し、倒した木の枝をのこぎりで切りました。
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人権の花運動 伊那東小に感謝状
花を育てることで思いやりの心を育む「人権の花運動」に取り組んだ、伊那市の伊那東小学校に感謝状が11月20日に贈られました。
この日は、運動を行う伊那地域人権啓発活動ネットワーク協議会の大竹紀子さんらが学校を訪れ、花委員会の児童に感謝状を手渡しました。
「人権の花運動」は、花を育てることで思いやりの心を育んでもらおうと1982年に始まりました。
上伊那8市町村が毎年持ち回りで行っていて、今年は伊那市で実施されました。
伊那東小学校では、花委員会の児童を中心に校内の花壇の手入れを行っています。
協議会では「毎日の水やりと言葉がけのおかげで美しい花が咲きました。これからも活動を通して思いやりと笑顔いっぱいの学校にしてください」と話していました。
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市議会12月定例会 追加議案提出
伊那市は、生活保護費を不正受給し、その返還に応じなかったとして、市内に住む外国籍の男性を提訴する方針です。
これは、7日に市役所で開かれた市議会12月定例会で追加議案として提出されたものです。
伊那市では、市内に住む外国籍の男性に対し、生活に困っているとの申請を受けて2019年8月から生活保護費を支給していました。
しかし男性は、2021年1月から仕事に就き、年間およそ300万円の収入を得ていたのにも関わらず、必要な申告をしていませんでした。
そのため伊那市では、今年3月1日付で生活保護を廃止しました。
また、数回にわたり、不正に受給していたおよそ272万円の返還を求めましたが、それに応じなかったということです。
この男性は生活保護法に適応されておらず、資産差し押さえができないことから、提訴するということです。
訴えに関する議案が15日の定例会最終日で可決されれば、顧問弁護士が裁判所に返還の訴えを起こすということです。
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いちごの出荷始まる
伊那市西箕輪のみはらしいちご園では、地元の直売所や洋菓子店に出荷するいちごの収穫が始まっています。
みはらしいちご園のハウスでは、いちごが赤く色づいています。
7日は、羽広いちご生産組合副組合長の西村崇志さんが、朝から摘み取っていました。
西村さんは、4棟のハウスで、紅ほっぺ、女峰、章姫の3種類を栽培しています。
去年より1週間ほど早く、先月27日から収穫を始めたということです。
秋に暖かい日が多かったことから生育もよく、甘味ののったいちごになったということです。
現在は直売所への出荷が主ですが、今後クリスマスケーキに使う洋菓子店への出荷が本格化し、20日すぎに収穫のピークを迎えます。
いちごは、みはらしファームのとれたて市場や、南箕輪村のファーマーズあじ~ななどに出荷されます。
なお、みはらしいちご園では来年1月2日からいちご狩り体験が始まる予定で、すでに団体客の予約が入り始めているということです。
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南箕輪村 村政150周年へ懸垂幕
南箕輪村は2025年2月に村政150周年を迎えます。
記念事業の一環で懸垂幕を作りました。
村では150周年を村民に周知しようと村民センター東側に先月末から村政150周年の懸垂幕を掲げています。
また、これに合わせて150周年記念のまっくんイラストも作成されました。
村では記念事業でこれまでにクリアファイルや、手袋を作成しています。
今後150周年記念事業イベントやグッズの作成が予定されているということです。 -
商店街で16日に「いなまちクリスマス」
伊那市のセントラルパークで、「いなまちクリスマス2023」と銘打ったイベントが16日(土)に開かれます。
イベントを前に、7日はセントラルパークのシンボルツリーとなっている高さ15mのケヤキの木にイルミネーションを飾り付けました。
実行委員など7人で、青と白のLEDライトおよそ1000球を取り付けました。
いなまちクリスマスは、子どもが楽しむ機会を作るとともに商店街の賑わい創出につなげようと商店主や伊那商工会議所などで作る実行委員会が開きます。
16日(土)の午後2時から、セントラルパークを中心にイベントが行われます。
飲食ブースが出店するほか、外国人が扮するサンタクロースが登場するということです。
公園にはモミの木のツリーも設置され、会場でオーナメントを作り飾り付けることができます。
午後5時からはイルミネーションの点灯式が行われ、伊那小学校の児童が合唱を披露します。
ツリーに飾るオーナメントは商店街の3つの店舗でも随時作ることができます。
いなまちクリスマスは16日午後2時から行われます。
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春富中生徒が1日税務署長
伊那市の春富中学校1年生の生徒が6日伊那税務署で1日税務署長を務めました。
1日税務署長を務めたのは中学生の税についての作文で、伊那税務署管内で最高賞となる長野県納税貯蓄組合連合会長賞を受賞した片桐えまさんです。
片桐さんの作文は「税金は住み良い世界を作り出す」という題名できょうは署長訓示としてその作文を朗読しました。
その後片桐さんは税務署を訪れた人たちに便利なスマートフォンでの納税手続きを呼びかけるチラシを配りました。
伊那税務署では「税に関心を持ち、正しい知識を身につけ、将来役立ててほしい」と話していました。
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伊那西インターアクトクラブが信大の留学生と交流
奉仕活動や国際交流の活動を行う伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブの生徒が、信州大学農学部の留学生と11月4日に交流しました。
11月4日は、日本の文化を知ってもらおうと、留学生と一緒に手巻き寿司を作って食べました。
初めて食べる留学生が多く、生徒たちが作り方を教えていました。
また留学生が母国の紹介を行いました。
このうちヨルダンからの留学生は「日本は文字を左から右に書くが、ヨルダンは右から書く」などと文化の違いを紹介していました。
伊那西高校インターアクトクラブは、社会奉仕活動と国際交流活動を行っています。
この交流会は生徒たちの国際理解推進を目的に伊那中央ロータリークラブが毎年開いているものです。
なお11月4日は留学生のほかに茅野市の東海大付属諏訪高校のインタークラブも招待しました。
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地域の郷土食の作り方学ぶワークショップ
地域の郷土食や保存食の作り方を学ぶワークショップが6日に伊那市で農家民泊を行っている酒井日出子さん宅で開かれました。
ワークショップには、移住してきた人や市内で農家民泊を行っている人など10人が参加しました。
1回目の6日は、おやき作りをしました。
講師は伊那市西春近で農家民泊を行っている、酒井日出子さんが務めました。
参加者の中には初めておやきを作る人もいました。
具は、ナスを炒めたもの、おから、切り干し大根、かぼちゃの4種類です。
このワークショップは、伊那市地域おこし協力隊で農家民泊家庭を増やす取り組みを行っている、篠崎希さんと堤耀子さんが地域の郷土食や保存食にふれる機会をもってもらおうと共同で企画したものです。
今後は、季節に合わせたテーマで地域の人を講師に招き、定期的に開催する予定です。
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高遠フェスティバル 2日間開催
自然を楽しむイベント高遠フェスティバルがきょう伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で25・26日の2日間おこなわれました。
上伊那を中心に県内外から園児や小学生の親子170人が訪れました。
この日はクラフト体験や火起こし体験など、11ブースが用意され参加者はそれぞれやりたいものを選んで体験していました。
火起こしブースでは麻の紐ほぐしたものに火起こし用の道具で着火させていました。
前日からの宿泊コースもあり、ナイトハイクや星空観察も行われたということです。
自然の家では「外で色々なものにふれて匂いを感じて自然を体験してもらいたい」と話していました。
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地酒「やまむろ」 奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社内にある酒の神松尾社に5日奉納しました。
この日は関係者が集まり新酒を奉納しました。
地酒やまむろは農事組合法人山室が育てた酒造米をつかい株式会社仙醸が醸造したもので、地域の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する高遠の地酒です。
やまむろの生原酒は720ml入り税込み1430円で1000本限定です。
高遠旨い酒研究会加盟している十一屋商店、桜井酒店、萬寿屋商店、酒舗にんべんの4店舗で8日から販売されます。
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犯罪被害者支援へ 相談窓口設置検討
伊那市の白鳥孝市長は、犯罪被害者やその家族などの精神的苦痛や経済的な損失などの相談にワンストップで対応する窓口を設置したい考えを6日示しました。
これは、6日に市役所で開かれた市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市では、犯罪被害者支援条例の来年4月の施行を目指しています。
白鳥市長は、「犯罪被害は個々に状況が異なる為、ワンストップで相談が行える窓口を設置し、支援を行っていきたい」と答え「時間と共に変化する要望に対しても途切れることなく支援を行っていきたい」と話していました。
被害者やその家族への新聞やテレビの取材についても、「代理人となる弁護士をたて、負担の軽減に繋げられるよう弁護士会と協議していきたい」と答えていました。
市では28日まで、犯罪被害者支援条例の意見募集を行っています。
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上農生ネパール派遣に向け 元JICA海外協力隊の小川さん講演
南箕輪村の上伊那農業高校で、来年3月に行われる、生徒のネパール派遣に向けて、元JICA海外協力隊の小川まどかさんが体験談を話しました。
小川さんは駒ケ根市出身でJICA海外協力隊として、2018年から2年間ネパールで活動しました。
5日は来年3月にネパールに渡航する予定の生徒を含む8人が事前学習として、小川さんから話を聞きました。
ネパール派遣事業は、国際協力機構JICAと長野県が共同で行う、高校と大学の連携による、上伊那地域の課題解決に取り組む国際的な視野を持った人材を育成する事業の一環で行われます。
事前学習はあと4回ほど行われる予定で、ネパール語の学習や交流に向けて準備を進めるということです。
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新型コロナ週報 上伊那76人 全県509人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
6日発表の11月27日から12月3日までの届け出状況は、上伊那は76人で定点あたり9.5人、全県は509人で定点あたり5.78人でした。
6日発表となった11月27日から12月3日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は76人、諏訪保健所で56人、上田保健所で54人、佐久保健所で53人、飯田保健所で43人、大町保健所で34人、松本保健所で31人、北信保健所で29人、木曽・長野保健所でそれぞれ23人、長野市で48人松本市で39人、全県で509人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7人に対し9.5人で増加全県は5.82人が5.78人で減少しています。
県内の5日午前0時時点の入院者数は、168人でうち中等症は38人、重症は2人です。
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成年後見制度の業務で専門家の負担増
伊那市の白鳥孝市長は5日、市役所で開かれた市議会一般質問で伊那市社会福祉協議会の元職員による横領により上伊那成年後見センターが業務の制限を受けていることについて「社協以外の専門家の負担増となっている」との認識を示しました。
成年後見制度は認知症など判断能力が十分ではない人にかわり家庭裁判所の選任により財産を管理するものです。
それを担う上伊那成年後見センターは上伊那8市町村が共同で設立したもので伊那市社会福祉協議会がその業務を委託されていました。
しかし元職員が利用者の預貯金を着服していたことが2月に発覚し長野家庭裁判所伊那支部から財産管理や新規受任について制限を受けています。
伊那市によりますとこれまで財産管理を担っていた約80人と新たに制度を希望した人については弁護士などの専門家に業務を移管していますがその負担が増えているということです。
上伊那成年後見センターでは外部監査体制を強化するなど再発防止策を家庭裁判所に提出していますが業務の制限解除については示されていないということです。 -
手良百人一首大会
小学生から一般までが参加する百人一首大会が、伊那市の手良公民館で11月25日開かれました。
大会には手良地区の小学生から大人までの22人が参加しました。
小学3年生以上は20人が参加し、2人から3人1組となりトーナメントで競いました。
百人一首大会は、近くの手良小学校の児童から要望があり、手良公民館内にある手良図書室が開いているもので、今年で2回目です。
上の句が読み上げられると、子どもたちは元気よく札を取っていました。
小学1・2年生は2人が参加し家族やスタッフと楽しんでいました。
手良図書室では「楽しみながら日本の伝統の百人一首に親しんでほしい」と話していました。
大会の結果、中学2年生のチームが優勝しました。
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南アルプス林道バス 今年度の利用好調
5日の一般質問で 今年度の南アルプス林道バスの利用実績が報告されました。
今年度の南アルプス林道バスの利用者は過去2番目に多い6万298人でした。
茅野駅から仙流荘を結ぶジオライナーの利用者は過去最高で、昨年度のおよそ倍となる3,093人でした。
ジオライナーはこれまで土日祝日のみでしたが、今年度から金曜日・月曜日も運行しています。
白鳥市長は「長谷側の登山ルートの認知度が上がってきている。今後もさらに認知度を高めていきたい」としています。
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信州こころん新そば祭り
伊那市東春近の就労継続支援事業所信州こころんで5日、新そば祭りが開かれました。
新そば祭りでは税込み900円のざるそばやかけそばが500円で提供されました。
また利用者が栽培したきのこを使ったきのこ汁のサービスもありました。
お昼時になると多くの人が訪れ新そばを味わっていました。
信州こころんは、県の指定を受け一般の就労が難しい人の自立を支援する事業所で、新そば祭りはその活動を地域の人たちに知ってもらおうと開かれました。
そばの提供の他に利用者手作りの飾り物などの販売も行われました。
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趣味や特技で交流 シニアのお宝博覧会
シニア世代の人たちが自分の特技や好きなことを紹介するシニアのお宝博覧会が5日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会場には31のブースが並び出展した人たちが自分の特技や趣味の品などを披露していました。
こちらは伊那まちレコード喫茶のブースです。
こちらは伊那市の奥村伸枝さんによる紙芝居のブースです。
集まった人たちは各ブースをまわり会話を楽しんでいました。
全国各地でこの取り組みを行っている松田道雄さんは「一方的に話すのではなくお互い平等に話す“等話”を意識し、人との関わりの楽しさ、温かさを再発見してもらいたい」と話していました。
シニアのお宝博覧会は地域社会でのつながりをつくるきっかけにしてもらおうと伊那保健福祉事務所が開いたもので31のブースが並びました。
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南箕輪小の給食に針金が混入
南箕輪村の南箕輪小学校で、10月16日に提供された給食に針金が混入していたことが分かりました。
南箕輪村教育委員会によりますと、混入していたのは長さ8ミリ、直径0.5ミリの針金です。
4年生の児童がシューマイを食べようとしていたところ針金のが入っていることに気付いたということです。
南箕輪小と南箕輪中の給食を調理している南箕輪村学校給食センターや食材の納入業者に確認をしましたが、原因はわかっていないということです。
これまでに児童・生徒からの健康被害は確認されていません。
保護者には、すでに通知済みだということです。
村教育委員会では、「器具のチェック体制を強化し、再発防止に努めていく」としています。
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労働安全衛生法違反の疑いで長門運輸と営業所長を書類送検
伊那労働基準監督署は、資格を持たない従業員にフォークリフトの運転業務につかせたとして、労働安全衛生法違反の疑いで、上田市に本社を置く長門運輸株式会社と30代の南信営業所長を長野地方検察庁伊那支部に4日書類送検しました。
伊那労働基準監督署の発表によりますと、書類送検されたのは、長門運輸株式会社と、南信営業所の30代の所長です。
5月15日、取引先の南箕輪村の会社敷地内で、20代の従業員の男性がフォークリフトを運転中に下敷きとなり、左足切断と右足骨折の大けがを負いました。
従業員の男性はフォークリフトの運転業務に必要な法定資格を持っていなかったということです。
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信大 濃厚ナイアガラワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部は学生が育てたぶどうで作った濃厚ナイアガラワインの販売を5日から始めました。
5日は職員やラベルのデザインをした信州大学農学部の学生が報道向けに商品の紹介をしました。
農学部では去年9月に収穫したブドウが豊作だったことから冷凍保存していたぶどうを使い今回初めて濃厚ナイアガラワインを作りました。
冷凍することで糖度が増し、濃厚なワインができるということです。
600キロのぶどうから470本のワインが作られました。
濃厚ナイアガラワインはアルコール分が7%で375ml入り税込み2000円です。信大農学部内の生産品販売所や、南箕輪村の大芝高原味工房などで販売中です。 -
東春近小創立150周年 記念の歌
伊那市の東春近小学校の創立150周年記念式典が11日、行われました。
150周年を記念して作った歌を全校児童が響かせました。
「Hello!未来の君へ」です。
150周年記念の歌は、歌い継ぐテーマソングをつくろうと去年から制作を進めてきました。
東春近小学校の卒業生でシンガーソングライターの湯澤かよこさんが全校児童の言葉をもとに作詞・作曲をしました。
11日は、湯澤さんと全校児童およそ290人が歌声を響かせました。
東春近小学校は明治6年1873年に殿島学校として創立され
ました。
明治22年1889年に東春近小学校となり明治41年1908年に現在の場所に移転しました。
式の中で小池創校長は「地域に誇れる学校を目指していきたい」と話していました。
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古田人形芝居定期公演
箕輪町上古田に伝わる伝統芸能、古田人形芝居の定期公演が、きょう、町文化センターで行われました。
定期公演は、毎年、この時期に行われています。
4日は、古田人形芝居保存会と、箕輪西小学校古田人形クラブ、箕輪中学校古田人形部が、それぞれ演目を披露しました。
このうち、箕輪西小学校古田人形クラブは、傾城阿波の鳴門 順礼歌の段を、現代語で演じました。
クラブは4年生以上の希望者14人で活動しているということです。
行き別れた母子の悲哀を人形で表現していました。
古田人形芝居は、江戸時代中頃、上方から伝わったとされていて、保存会では、来年度伝承300年を記念した特別公演を計画しているということです。
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南原保育園 クリスマスツリー飾り付け
クリスマスを前に、南箕輪村の南原保育園の園児が、4日にクリスマスツリーの飾り付けをしました。
この日は、年中と年長の園児およそ50人が、高さ2メートルのクリスマスツリーに飾りを付けました。
好きな飾りを手に取り、高いところは職員に手伝ってもらいながら取り付けていきました。
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障害者週間 自主製品販売会
障害者週間にあわせ、上伊那の障がい者福祉事業所の自主製品販売会が伊那市の伊那合同庁舎で4日から8日までの日程で始まりました。
初日の4日は、南箕輪村のほっとジョイブがパンや洋菓子を、宮田村の親愛の里夢工房がバッグや日用品を販売しました。
販売会は、障害者週間に合わせて毎年開かれていて、今年は上伊那の12事業所が参加しています。
日によって販売する事業所が変わり、それぞれの自主製品が並びます。
販売会は、8日(金)まで、伊那合同庁舎で開かれています。
時間は正午から午後1時までです。
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灯油配達車両 特別査察
上伊那広域消防本部は、灯油の需要が増えるこの時期に合わせて、家庭などへ配達する車両の特別査察を、4日に行いました。
4日は、上伊那広域消防本部の署員が伊那市東春近のグリーンロード春富給油所を訪れ、車両の維持管理状況を確認しました。
春富給油所では、およそ3,000リットル分の灯油が入る車両が2台あります。
署員は、消火器の有効期限が切れていないか、給油ホースの劣化やノズルの違法改造がないか、タンク本体に腐食や損傷がないかなどを確認していました。
年末特別査察は、灯油の需要が増えるこの時期に毎年行われています。
確認の結果、異常はなかったということです。
上伊那広域消防本部では、4日と5日の2日間で3か所の事業所を査察するとしています。