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競歩元オリンピック代表選手 酒井浩文さんのランニング教室
キロ競歩の元オリンピック代表酒井浩文さんによるランニング教室が29日、箕輪町の箕輪中学校グラウンドで開かれた。
これは箕輪町の町内一周駅伝の50回記念として開かれたもので、町内からおよそ140人が参加した。
酒井さんは下伊那郡豊岡村在住で、20キロ競歩で88年のソウルオリンピックや91年の世界選手権への出場経験があり、現在は指導者として活躍している。
教室では「つま先の延長線上に足を出すことで歩幅が広がりスムーズに走れるようになる。」「腕を振る時は引く時に力を入れることで疲れていてもリズムが良くなる。」と指導していた。
また最後に酒井さんが競歩の実演で小学生のランニングと競争する場面も見られた。
箕輪町の町内一周駅伝50回記念大会は、9月23日に開催され、50人でタスキをつなぐ特別チームも参加する予定。 -
井月顕彰会が初の講演会
伊那に足跡を残した漂泊の俳人井上井月の業績を文化遺産として顕彰する井上井月顕彰会は、29日いなっせで初めての講演会を開いた。
井上井月顕彰会は、一般社団法人として、去年12月1日に設立された。
漂泊の俳人井上井月や門下の俳人たち、また、井月を支えた人たちの業績を文化遺産として顕彰することを目的としている。
今回が初めての講演会で、井上井月と近世文学の流れの演題で、清泉女学院大学で近世文学・俳諧史を教える玉城 司教授が講演した。
玉城さんは、立派な井月像とみすぼらしい井月像を切り口にして、井月には、2つの面があったと説明した。
明治時代に政府からゆるされた教育者として、また一方で、そうした生き方を否定し、漂泊の俳人として行脚する生き方。
玉城さんは、「井月は、いつも両者のはざまで葛藤し続けたのではないか」と分析していた。
会場には、井月の映画化に意欲をみせる俳優の小椋一郎さんをはじめ多くの井月ファンがつめかけ、講師の話に耳をかたむけていた。 -
伊那小恒例のPTAバザー
伊那小学校の恒例行事、PTAバザーが29日、小学校の体育館で開かれた。
バザーは各家庭で使われなくなったものや、子ども達が総合学習で作ったものを販売する場として毎年開かれている。
今年は37のブースが並び、会場は多くの人でにぎわった。
子どもが着られなくなったスキーウェアや使わなくなった日用品など、様々なものが格安で販売されていた。
また1学年の児童は、自分たちで育てたジャガイモをフライドポテトにして販売し、人気を集めていた。
PTA会長の西村正史さんは「今年も盛況で非常にうれしい。子ども達にお金を稼ぐ大変さを学んでもらえたと思う。」と話していた。
なお今回の売り上げは学習用品の購入や、授業の活動費などに充てられるという。 -
高遠高校文化祭「兜陵祭」
伊那市の高遠高校の文化祭「兜(とう)陵(りょう)祭」が29日から一般公開となり、会場では様々なイベントが行われいる。
今年49回目を迎えた兜陵祭は「もう日常じゃものたりない」をテーマにクラス・部活がそれぞれ販売や展示を行っている。
このうち体育館では、合唱部や吹奏楽部が日ごろの練習の成果を披露した。
ここでは高遠高校と交流のある群馬県高崎市の創造学園大学の学生が友情出演し、バリトン独唱やフルートの演奏を披露し会場を盛り上げていた。
また図書室では福祉コースの生徒がうちわの表裏を使った紙芝居「うちわシアター」を上演していた。
高遠高校の文化祭「兜陵祭」は30日まで一般公開されていて、30日は午前11時から午後2時30分までとなっている。 -
美篶保育園 親子でクッキング
伊那市の美篶保育園で今日、園児とその保護者がともに食事を作る、親子でクッキングがおこなわれた。
これは、食べることの大切さや楽しみを知ってもらおうと美篶保育園がおこなったもの。
29日は、年長園児とその保護者24組が参加し、じゃがいもピザとパンプキンゼリーを作った。
メニューは地元美篶に住む、生活指導員の酒井さつきさんが考えたもので、季節の野菜をふんだんに使った、栄養バランスのとれたものにしたという。
子どもたちは、親に手伝ってもらいながら慣れない手つきで、じゃがいもの皮をむくなど、食事作りに挑戦していた。
1時間ほどかけてピザとゼリーができあがると、参加者全員で味わった。
美篶保育園は今年4月に美篶東部保育園と、美篶中央保育園が統合してできたもので園児およそ150人が通っている。
美篶保育園では地元農家が作った野菜を園で消費する地産地消の活動を推進していて、地域の協力を得ながら園児らの食への関心を高めていきたいとしている。 -
上伊那 求人倍率11ヵ月ぶりに増加
ハローワーク伊那は28日、上伊那の7月の月間有効求人倍率を公表した。
有効求人倍率は0.3倍で、11か月ぶりに増加に転じた。
県の平均は0.39倍で、過去最低の数字となっている。
ハローワーク伊那によると、上伊那の7月の有効求人倍率は0.3倍で、前の月の0.27倍より0.03ポイント増加した。
回復に転じたのは11か月ぶり。
企業の新規求人数は782人で、前の月の653人より2割ほど増加している。
これまで求人数が極端に少なかった製造業などで回復が見られることから、ハローワーク伊那では、これまで各企業が行ってきた在庫調整などが進んだ結果、わずかながら、人を雇える余裕が出てきたのではないかとみている。
新たに職を探している新規求職者数は918人で、前の月の994人より76人減少した。
求職者数は3カ月連続で減少している。
今回、有効求人倍率は増加に転じたが、依然として県平均の0.39倍より0.09ポイント下回っていて、県内では上田に次いで、二番目に低くなっている。
また、実際に就職した人の数は218人で、前の月の255人より37人少なく、回復の兆しは見えるものの、厳しい状況にある。
ハローワーク伊那では、「状況は厳しいが、これまでは悪くなる一方だった。今は今後に期待できる状況」としいる。 -
全国交通安全母の会キャラバン隊が来伊
みんなですすめよう交通安全をスローガンに、全国を回っている交通安全母の会キャラバン隊が28日、伊那市を訪れた。
東京都文京区にある社団法人全国交通安全母の会連合会が、県交通安全婦人団体連合会とともに28日伊那市を訪れた。
県交通安全婦人団体連合会の久保田紀代会長が、内閣府特命担当大臣交通対策本部長から託されたメッセージを読みあげ、伊那市の酒井茂副市長に伝達した。
交通安全母の会キャラバン隊は、全国を7つのコースに分け、伊那市を訪れたキャラバン隊は、山梨、静岡、長野、新潟などを回り、9月11日に東京に戻る。
伊那市役所での伝達式が終わるとキャラバン隊は、上の原保育園に移動し、園児の保護者を対象にした交通安全教室が開かれた。
教室では、チャイルドシートの安全性について学び、保護者たちはチャイルドシートの選び方や取り付け方について理解を深めていた。 -
伊那市成人式出席率わずかに減少
今年度から公民館単位で開催となった伊那地区成人式の全体の出席率は63・9%で、昨年度よりわずかに減少した。
これは28日開かれた伊那市教育委員会定例会で報告されたもの。
伊那地区の成人式は14日、15日の2日間、市内8地区で開かれた。
対象者は787人、出席者は503人。出席率は63・9%で、昨年度の64・8%より0・9%減少した。
出席率が最も高かったのは手良地区で22人のうち20人が出席し90・9%、最も低かったのは西箕輪地区で91人中42人が出席し46・2%だった。
各地区の公民館長や職員から、「会場の規模が大きすぎず、一体感があって良い」という意見の一方、「地区単位の開催では中学、高校の友達に会えない」などの意見があったという。 -
衆議院総選挙街頭啓発
30日の衆議院議員総選挙を間近に控え、長野県選挙管理委員会は、28日県下一斉に投票を呼びかける街頭啓発を行った。
上伊那地域では、宮坂正巳上伊那地方事務所長らが管内の企業などに出向いて、啓発活動をした。
南箕輪村のルビコン株式会社西駒工場では、通勤する社員らに投票日が書かれたティッシュを手渡していた。
長野県選挙管理委員会では、30日は、棄権することなく投票するよう呼びかけている。
尚8月17日現在の上伊那地域の有権者数は、男性74,609人、女性78,493人の153,102人となっている。
前回平成17年9月のいわゆる郵政選挙の衆議院議員選挙の投票率は、上伊那地域は、76.15%だった。 -
雑穀の先進地長谷視察
雑穀の調理方法などについて研究している、日本雑穀協会のメンバーが28日、伊那市長谷の圃場を視察した。
28日は、全国から集まった雑穀協会が認定した有資格者など約40人が、雑穀の圃場を視察した。
伊那市長谷では、平成17年から信州大学と協力し、シコクビエやタカキビ、アマランサス等の雑穀の生産に取り組んでいる。
28日は生産者の一人、吉田洋介さんから、畑にまく肥料の種類や、収穫から脱穀の仕方までの手順について説明を受けていた。
協会では、生産地を知る事で、今後の調理方法など普及活動に生かしていこうと、毎年全国各地を視察している。
収穫体験では、初めて見るアマラサスの大きさに驚きながらも、参加者らは、慣れない手つきで作業をしていた。
参加者は、28日夜長谷に宿泊し、29日は、料理講習会や信州大学の圃場を見学する予定という。 -
美篶小5年1組ドラム缶風呂楽しむ
伊那市の美篶小学校の5年生が学校でキャンプをし、27日夜はドラム缶風呂を楽しんだ。
美篶小学校5年1組の児童は、エコについて学習する中で、自然に触れ合う活動を行ってきた。
子どもたちからキャンプをしたいとの声が挙がり、半年の学習のまとめとして、27日から28日にかけて、学校の中庭でキャンプをした。
キャンプのメインイベントの一つが、ドラム缶風呂。
ドラム缶を磨いて、準備を進めてきた。
男湯と女湯の2つのドラム缶が用意された。
夜、夕食を終えた子供達は、順番にお風呂に入っていた。
子どもたちは、森の中での宝探しや、保護者がお化け役をつとめる肝試しを楽しみ、テントで一泊して、28日も学校に通っているという。 -
伊那市の中学校で新型インフル集団発生
長野県は27日、伊那市内の中学校で新型インフルエンザが集団発生したと発表した。
県によると、新型インフルエンザに感染したのは伊那市内の2人の生徒で、今月25日に県に連絡があった。
伊那市教育委員会によると27日現在、2人のうち1人は症状が回復し登校しているという。
またこれによる学級閉鎖などの措置はとっていない。 -
国道152号沿いの花壇の花が見ごろ
伊那市高遠町の国道152号沿いの花壇の花が見頃となっている。
27日は、花壇を管理している伊那市振興公社のメンバーが、咲き終わった花を摘み取る作業を行っていた。
この花壇は、霜が降りる10月下旬まで楽しめるという。 -
パチンコ景品交換所に強盗
27日午後2時40分頃、南箕輪村久保のパチンコ景品交換所に強盗が入り、現金約70万円を奪って逃走した。
伊那警察署の発表によると、事件があったのは南箕輪村久保のパチンコミノワ景品交換所。
犯人はパチンコ景品交換所から現金およそ70万円を奪って逃げた。
交換所の67歳の女性にけがはなかった。
犯人は20歳から30歳代くらい、身長は170センチから175センチくらいで小太り。
白っぽい帽子に白いマスクを着け、黒っぽい長袖Tシャツに紺色のジーンズをはいていたという。
伊那警察署では強盗事件とみて現在犯人の行方を追っている。 -
上伊那農工商連携等推進会議 発足
農工商が連携し、上伊那地域の資源を活用した地域の振興につなげようと、連携を推進するための組織が、27日発足した。
この日は、県や上伊那8市町村、農林業関係者、商工業関係団体など19団体が参加し、組織が発足した。
宮坂正巳上伊那地方事務所長は、「付加価値の高い魅力ある商品を開発し、上伊那を支える産業を育成していくため連携が必要」と挨拶した。
この会議は、去年、農商工等連携促進法が制定された事を受け、県内10ヶ所で組織されている。
連携推進会議は、地域で活用できる農産物などの資源を発掘し、農林業と中小企業が共同で、新たな事業や商品開発を行うことを目的としている。
長野県中小企業振興センターから上伊那地方事務所に専属の職員が一人配置され、それぞれの団体の連携を図るほか、資源の発掘を行っていく。
この日は、意見交換が行われ、伊那テクノバレー地域センターからは、「これまでも様々な商品を開発しているが、嗜好品には限界がある。米以外の主食になるような大きなテーマで取り組む必要がある」といった意見や、伊那商工会議所からは、「アマランサスなどの取り組みを行っているが、商工業から農業への接点が少ない」などの意見が挙がっていた。
上伊那農工商連携等推進会議では今後、連携を強化し、新商品の開発などを目指す。 -
駒ケ岳遭難の日
大正2年、1913年に、駒ケ岳集団登山で遭難し亡くなった生徒たちの霊を慰めようと、箕輪中部小学校の児童が、27日、慰霊碑に花を手向けた。
この日は、中部小学校の児童が、それぞれ1輪ずつ花を持って登校し、慰霊碑に花を手向けた。
駒ケ岳遭難は、96年前、大正2年の8月27日に、集団登山をしていた中箕輪尋常高等小学校、現在の箕輪中学校の生徒と教師37人が遭難し、11人が亡くなった。
中箕輪尋常高等小学校跡地が、現在の箕輪中部小となっていることから、8月27日を遭難慰霊の日と定め、児童会が中心となって、慰霊を行っている。
子供達は、花を手向けると手を合わせていた。 -
市長会リニアBルート採決見送り
27日大町市で開かれた県の市長会総会で、リニア中央新幹線の県内ルートについて、伊那谷を通るBルートで推進すべきとする提案に対し、時期尚早とする意見があったため、採決は避け、意見として県にリーダーシップを求めることになった。
同行した伊那市の職員によると、伊那市を含む9つの市が、リニア中央新幹線の県内ルートについては、Bルートで推進すべきとして共同で提出した議案に対し、飯田市の牧野光朗市長と、小諸市の芹沢勤市長から、状況を見極めるべきで時期尚早などとする意見があったという。
共同提案に対し、異なる意見があったとして、この議案については採決せず、正副会長に一任された。
これにより、リニア問題については、意見として県にリーダーシップを求めていくことになった。
尚、リニア新幹線のルートは、県ではBルートに決定していて、飯田市などの今後の対応が注目さる。 -
高遠北小で水泳参観
夏の水泳の練習の成果を発表する水泳参観が、伊那市の高遠北学校で開かれた。
水泳参観は、水泳の授業や夏休みに取り組んできた成果を保護者に見てもらおうと開かれた。
この日は、全児童66人が、泳ぎを披露した。
このうち、3・4年生は、自分の泳げる距離でタイムを競いあった。
3年生は、今年初めて大きなプールに挑戦したが、全員が25メートル泳げるようになったという。
4年生の半数以上は、50メートルに挑戦した。
懸命に泳ぐ子どもたちに、保護者からは拍手が送られていた。
高遠北小学校では、この日の水泳参観をもって、プールの授業は終了となる。
9月12日に、運動会が予定されていて、これからは運動会一色になる。 -
いーな元気応援セミナー始まる
介護保険制度の対象になる65歳を迎える人に、制度に関する知識を深めてもらうセミナーが26日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれた。
この日は伊那市内に住み、今月65歳になる人たちが集まり、介護保険制度の概要などの説明を受けた。
セミナーは、伊那市が初めて企画した。
介護保険制度は、介護を必要とする高齢者や障害者などが、適切な福祉サービスを受けるための制度で、65歳以上はすべての人が適応の対象となる。
セミナーでは、これまで給料などから天引きされていた介護保険料を、65歳からは自分で納めに行かなければならないことなどの説明があった。
また、健康相談の時間もあり、訪れた人たちは血圧検査などを受けながら、現在気にかかっていることを保健師に相談していた。
セミナーは今後、その月に65歳になる人を対象に毎月開かれる予定。 -
西春近北保育園にりんごジュース
地産地消を進めようと25日、伊那市の西春近北保育園の園児に、長野県産のりんごジュースが贈られた。
地産地消を推進する県のイメージキャラクター「旬ちゃん」も登場し、県農政部やJA上伊那のメンバーと一緒に、園児にりんごジュースを手渡した。
このりんごジュースは、長野県内で去年とれたりんごを使って作られた果汁100%のジュース。
JA全農長野が、長野のりんごをPRし消費拡大につなげようと、県内の小中学校や保育園の子どもたちにプレゼントしている。
りんごジュースを受け取った子どもたちは、お礼に歌をうたった。
今回伊那市には、6保育園に合計800本が贈られていて、西春近北保育園には園児全員と職員に1本ずつ渡るように120本が贈られた。
りんごジュースは、それぞれ家に持ち帰り、家族と一緒に味わうという。 -
伊那消防組合 大規模災害訓練
伊那消防組合は26日、大地震による落石と土砂崩れを想定した災害訓練を箕輪町の箕輪ダム近くで行った。
訓練は地震により土木作業員とマイクロバスが落石に巻き込まれたとの想定で行われた。
伊那消防署や箕輪消防署など22団体から約100人が訓練に参加した。
訓練は、伊那消防組合の連携を高めることと、現場でけが人の治療の優先順位を判断するトリアージの能力向上が目的。
落石の現場では2人がけがをしていて1人は崖の途中に倒れていたため、救助隊が崖を下りて救助した。
現場では救急車が上まであがれないため、ヘリコプターによる搬送作業が行われた。
また土砂崩れの現場ではマイクロバスから14人を救出し、隊員がけがの重さをチェックしながら治療の優先順位を判断していた。
現場で指揮を執った箕輪消防署の中村広署長は、「各隊からの情報が交錯してしまう場面もあったがスムーズに進行できた。実際の現場では一人ひとりの判断が重要になると感じた」と話していた。 -
学校花檀コンクール 長谷中が中央審査へ
学校花壇の出来ばえを評価する学校花壇コンクールの地方審査で、中央審査推薦校の一つに長谷中学校が選ばれた。
長谷中学校の花壇は、造園委員会の生徒が管理している。
テーマは「開華」で、サルビアやマリーゴールドなどで、大きな花が咲いている様子を表現している。
審査では、花壇を立体的に見せる美しさなどが評価された。
コンクールは、学校環境の美化と情操教育に役立てていこうと、毎年春と秋の2回行われている。
伊那ケーブルテレビエリア内ではほかに、奨励賞に高遠小学校と高遠中学校、上伊那園芸振興協議会長賞に西春近南小学校と東春近小学校が選ばれた。
中央審査は来月7日から行われる予定。 -
トムキャロットが流しそうめん
伊那市の富県公民館の子育て学級「トムキャロット」で活動する保育園入園前の親子10組が26日、流しそうめんを楽しんだ。
トムキャロットでは、未就園児の親子を対象に、年間を通してさまざまなイベントを行っている。
保護者から「季節に合ったイベントをやりたい」という要望があり、今回初めて流しそうめんを企画した。
子どもたちは、竹の上を流れてくるそうめんを箸やフォークでつかみ、つゆにつけて味わっていた。
中には、手で豪快につかみ取る子どももいて、周囲の親子を楽しませていた。 -
伊那市長谷の民宿みらい塾で「アミーゴな午後」
伊那市長谷の民宿「みらい塾」で26日、コーヒーと音楽を楽しむ「第1回アミーゴな午後」が開かれた。
木で手作りした笛とハープを使って演奏活動をしている伊那市長谷在住のグループ「あるみかん」が演奏した。
みらい宿では、音楽を聞きながら、友人や家族と一緒に午後のゆったりとした時間を過ごしてもらおうと、今回初めて「アミーゴな午後」と題したイベントを企画した。
演奏が終わると、コスタリカ産の高級豆を使っていれたコーヒーと、ナスの洋風おやきが振る舞われ、訪れた人たちは約2時間、ゆったりとした時間を過ごした。
また、みらい塾では、ここで育てた新鮮な野菜を直売するマーケットも新しく設けた。
マーケットの設置は不定期だが、今はカボチャやスイカ、ゴーヤなどの夏野菜を中心に販売している。
みらい塾のコーヒーと音楽を楽しむイベント「アミーゴな午後」は、11月まで毎月開かれる予定で、定員は30人、料金は2千円。 -
県議会危機管理委へ要望
上伊那広域連合は26日、現地調査に訪れた長野県議会危機管理建設委員会(7人)に、道路整備などを要望した。
広域連合長の小坂樫男伊那市長は、南信は国道や県道の整備が遅れているとして▽権兵衛トンネルの開通により交通量が増加した西部広域農道の改良整備▽国道153号伊那バイパス、伊南バイパスの建設促進▽伊北インター付近の渋滞緩和対策竏窒≠゚た。
また、河川関係では戸草ダム建設の推進、砂防関係では地すべりや急傾斜地の崩壊対策の促進、住宅関係では老朽化した県営住宅の建て替えを要望した。
これらに対し清沢英男委員長は、「地元選出の議員と相談しながら、委員会審査の中で検討していきたい」と答えていた。 -
伊那スキーリゾート後継会社決定
今期から営業再開昨シーズンから営業を休止している伊那市西春近の伊那スキーリゾートの後継会社が決まり、今シーズンから営業を再開することが決まった。
26日伊那市役所で開いた定例記者会見で、小坂樫男伊那市長が明らかにした。
新たに営業を請け負うのは白馬村の株式会社クロスプロジェクトグループ。同社はスキー場やスポーツ施設、飲食店の運営を全国展開している。
契約は地権者とヤマウラの間で行われ、クロスプロジェクトグループはヤマウラから営業の譲渡を受けた。
クロスプロジェクトグループの辻隆社長は「伊那スキーリゾートは立地、雪質など非常に魅力のあるスキー場。なくしてしまうのはもったいないと思いヤマウラに話を持ちかけた」と話す。
伊那スキーリゾートは、これまで駒ヶ根市の株式会社ヤマウラが経営してきたが、集客数が毎年減少していて、経営状況が厳しいことから昨シーズンから営業を休止していた。
これまで営業してきたヤマウラは「伊那市をはじめ、地元のみなさんに喜んでもらえ、当社としても非常に喜んでいる」とコメントしている。
伊那スキーリゾートは今年12月から営業を再開する予定で、子どもに楽しんでもらえるよう小学生以下のリフト料金無料の日を設けるほか、モーグル専用のコースを設置するなど誰でも楽しめるスキー場を目指すという。
辻社長は「みなさんが楽しめる環境を準備していくので、ぜひ足を運んでスキーやスノーボードの楽しさを味わってください」と話している。 -
伊那市高遠町でコンビニ強盗
25日午前1時25分ころ、伊那市高遠町のコンビニエンスストアに強盗が入り現金3万円を奪って逃走した。
店員にけがはなかった。
伊那警察署の発表によると、事件があったのは伊那市高遠町のセブンイレブン高遠小原店。
アルバイト店員の男性1人が店番をしていたところ店に入ってきた若い男が刃物の様な物を振り上げ金を出せと脅迫し、レジにあった現金3万円ほどを奪って逃走した。
店員の男性にけがはなかった。
逃げた男は、年齢が10代から30代ぐらいで身長はおよそ160センチメートルから165センチメートル。黒っぽい長袖の上着とズボンを履き、帽子をかぶり白いマスクを着けていたという。
伊那警察署では強盗事件として、現在逃げた男の行方を追っている。 -
新体操ブルガリアナショナルチーム
上伊那で合宿来月三重県で開かれる新体操の世界選手権大会に向け、ブルガリアのナショナルチームが上伊那で合宿を行っている。
ブルガリアのナショナルチームのメンバーが24日、来日し、初日の練習を伊那市で行った。
上伊那地区で新体操の指導にあたっているポーラスター代表の橋爪みすずさんが、日本体操協会の役員を務めていることが縁で、上伊那が県内で唯一、ナショナルチームを受け入れている。
ブルガリアの選手は、球を使って筋力トレーニングや柔軟体操をしていた。
コーチのイリアナ・ラエバさんは、「ブルガリアチームはここで練習できてうれしい」と話していた。
一行は、2週間ほど伊那に滞在し、毎日8時間程度練習を行い、9月9日から三重県で行われる世界選手権大会に向け調整を行う。
上伊那には他にも、スペインのナショナルチームが訪れる予定。
合宿は基本的に非公開だが、30日に辰野町の荒神山体育館で午前10時から演技指導、午後2時から演技発表会が予定されている。
関係者は、世界トップレベルの演技を見るまたとない機会として、来場を呼びかけている。 -
伊那中生が将棋団体戦全国3位
将棋の腕前を競う第5回小中学校将棋団体戦全国大会で、伊那中学校の2年生3人が3位に入賞した。
伊那中学校の3人が24日、市役所を訪れ、北原明教育長に入賞報告をした。
3人は、全国から64校が出場する大会に長野県代表として出場した。
東日本大会を勝ち進み出場した決勝大会で、今回優勝した兵庫県の灘中学校に1回戦で負けたものの、3位決定戦で勝ち入賞した。
3人での出場は今回が3回目で、過去にも3位入賞などの成績を残している。
日本将棋連盟上伊那支部に所属していて、普段は伊那や岡谷、東京などでそれぞれ腕を磨いているという。
3人は、「初戦で勝っていれば優勝できたと思う。残念だけど、3位入賞はうれしい」などと話していた。 -
看護師の再就職支援研修会
看護の仕事から離れている人に現場復帰を考えるきっかけにしてもらおうと、伊那中央病院で25日から看護師再就職支援研修会が始まった。
この研修会は平成15年から実施している。今回は28日まで、病院の現状を学んだり人形を使った注射・採血などを学ぶ。
参加したのは看護師の職から離れている7人と、現在看護師として働いている1人、合せて8人。
研修会では安全な看護ケアに必要となる技術を理解するとともに看護職として貴重な人材であることを認識してもらい再就職を目指す。
初日は、伊那中央病院の看護師が最近の医療や看護士の動向などについて資料を使って説明した。
伊那中央病院の看護師は現在426人。
昨年7月から、7人の患者に対し1人の看護師がつくという看護基準が満たされた体制となり現在、看護師の数は充足しているという。