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陸上自衛隊が伊那市内で行進訓練
10月に県の総合防災訓練が伊那市で行われることを受け、陸上自衛隊松本駐屯地の第13連隊が5日、伊那市内で行進訓練を実施した。
13連隊第1中隊の約40人が迷彩服に実弾を抜いた小銃などを装備して、伊那市長谷の黒河内から伊那市役所までの約20キロを歩いた。
第1中隊は、南信地区で大規模災害などが発生し出動の要請があった場合、最初に派遣される部隊となっている。
行進訓練は、担当地区の状況を把握することなどを目的に実施している。
伊那市内で行った重装備での行進については、共産党、社民党、市民団体などから反対する声もあった。
県の総合防災訓練には、この日行進訓練をした第1中隊が参加する予定。訓練は10月25日、富士塚スポーツ公園などで行われる。 -
長谷非持に農作物被害防ぐ柵設置へ
伊那市有害鳥獣対策協議会は、長谷非持など市内3カ所に国の支援を受けてシカなどから農作物の被害を防ぐための大規模な柵を設置する。
これは4日夜、長谷非持の集落館で開かれた地区懇談会で報告された。
協議会では鳥獣被害防止特措法に基づき、国からの補助を受けることができる鳥獣害防止総合対策事業に申請していて、このほど内定を受けた。
事業は非持のほか高遠町、手良の3カ所に柵を設置するもので、このうち非持の柵は延長約6.1キロ、高さ約2.5メートルとなっている。
柵の上部は電気が走るようになっていて、イノシシやシカのほかサル除けにも効果があるという。
事業費は約6100万円となっていて、そのうち約50%を国の補助でまかなう。
伊那市内の平成20年度の有害鳥獣による農作物の被害額は約4200万円に上っている。
新しい柵の設置は、盆明けから順備を始め年内中の完成を予定している。 -
南アで高山植物保護パトロール
南アルプスの高山植物の保護を呼びかけようと5日、標高2032メートルの北沢峠で啓発活動が行われた。
南信森林管理署や市町村の職員でつくる高山植物等保護対策協議会の活動で、保護を推進するため8月1日から15日を「高山植物等保護パトロール強化期間」と位置づけ、期間中、山に登りながら啓発活動を行う。
この日は協議会のメンバー16人が参加しチラシやティッシュを配った。
南アルプスでは、昨年度登山者による踏み荒らしの被害が7件、高山植物の摘み取り被害が3件、禁止区域への侵入が19件確認されている。
参加者らは、チラシやティッシュを配りながら頂上まで登り、仙丈小屋で一泊して6日下山するという。 -
カメリポ
手筒花火カメリポ
L 箕輪町
○R 夏の夜空を彩る花火。
今年も箕輪手筒会による手筒花火が25日、天竜公園で行われました。
みのわ手筒会はまちづくりの活性化につなげとうと平成14年に発足しました。
会員40人のうち4人が女性です。
このうち今年で会に入り6年目の向山恵さん。
向山さんは、手筒会のメンバーがハッピを着ている姿に憧れて会に入りました。
VTR思い
花火大会当日、悪天候の中準備が進められていました。
唐澤会長VTR
心配された雨もあがり花火大会が始まりました。
天竜公園では仕掛け花火など9つのプログラムが行われ、訪れた人たちは花火を楽しんでいました。
最後は、手筒花火で締めくくりです。
向山さんも男性に交じって花火を上げます。
また向谷さんは手筒花火を通して多くの人達に笑顔や感動を与えていきたいと話していました。 -
【カメラリポート】カブトムシ採り名人 森登美男さん
少年のように山を駆け回る伊那市東春近の森登美男さん(69)。カブトムシを趣味で採り初めて40年。地元東春近のカブトムシ採り名人だ。
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スイートコーン出荷最盛期
南箕輪村のJA上伊那広域選荷場では、スイートコーンの出荷が最盛期を迎えている。
今年は、日照不足の影響で例年より、サイズは小さ目となっている。
上伊那地域は県内でも有数のスイートコーンの産地で、4日も朝から生産農家が箱やコンテナに入ったスイートコーンを車で選荷場に運び込んでいた。
主力は白色の粒がまざったバイカラーコーンで、JA上伊那によりますと今年は10キロ一箱でおよそ23万箱の出荷を計画しているという。
今年は、日照不足の影響で例年より、ひと回り小さいが、味は甘味があって充分という。
また全国的にもスイートコーンの出荷量が少なく値段は例年より一箱300円あまり高いという。
JA上伊那によりますと、伊那広域選荷場に運ばれているトマトやきゅうりなどの野菜も長雨の影響で色つきや伸びが悪く出荷量が少ないという。
スイートコーンは名古屋や大阪を中心に出荷されお盆までピークが続く。 -
森元総理が伊那でフォーラム
伊那市で4日、森善朗元総理大臣、伊那食品工業の塚越寛会長、長野県第5選挙区の宮下一郎支部長による自民党フォーラムが開かれた。
会場となった伊那市西春近の、くぬぎの杜には約600人が集まった。
フォーラムで森元総理は、都心を中心に地域社会が崩壊しているとして、人と人との結び付きの重要性を強調した。
なごやかな雰囲気の中おこなわれたフォーラムでは森元総理が町長だった父親と自らを比較して会場を沸かせていた。
フォーラムでは他に塚越会長が「政権が変わっても簡単に日本はよくならない。地域のことをよく理解し思いを継続させることが必要だ」と話した。
他に宮下支部長が「世襲のことを言われることがあるが、受け継ぐべきことは受け継ぎ、変えるべきは変えて、伊那谷の未来を切り開いていきたい」と訴えていた。 -
ナロジチ現地報告会
23年前旧ソ連でおこったチェルノブイリ原発事故により放射能で汚染された地域の復興活動に取り組んでいる団体が2日、伊那市西箕輪のロッジ吹上で現地報告会を開いた。
報告会を開いたのは、原発事故の現場から近いナロジチ地区で復興活動に取り組んでいる、チェルノブイリ救援中部伊那谷菜の花楽舎で、会場には住民およそ20人が集まった。
話をしたのは、救援中部と共に、ナロジチで活動しているウクライナの大学のディードゥフ准教授。
ナロジチでは放射能で汚染された土地で作った作物を食べることで被害にあうという悪循環が続いている。
この地域は貧しい人が多いということで、違う土地に移住することも簡単ではないという。
救援中部では菜の花が成長する際、放射能を吸収する性質に注目し、3年前からこの地域に菜の花を植えている。
これにより土壌が浄化され、さらに菜の花から採れるバイオディーゼル燃料により経済効果にも期待している。
燃料を精製するバイオガスプラントも建設されたことからディードゥフ准教授と救援中部では今後ナロジチの住民の協力を得て本格的な稼働に入るという。 -
中高生が伊那警察署で職場体験
将来の職業について考えようと、中学生と高校生が4日、伊那警察署で職場体験を行った。
職場体験をしたのは、伊那市の春富中学校2年の高畑康平君と伊那弥生ヶ丘高校1年の西藤奏子さん。
2人は警察の制服に身を包み、警察の仕事について理解を深めた。
このうち伊那市駅前交番では、駅の駐輪場で、鍵をかけていない自転車や防犯登録していない自転車に注意を呼びかけるカードをつけた。
この後、伊那署管内で自転車盗難が多く発生していることから、駅前で高校生らに注意を呼びかけるチラシを手渡していた。
また、伊那署では指紋をとる鑑識体験も行われ、生徒達は署員に説明を受けながら作業を行っていた。
伊那署では、「職場体験を通し警察の仕事について理解してもらえれば」と話していた。 -
伊那東小の児童がカワニナを放流
ホタルのエサとなるカワニナの養殖に取り組んでいる、伊那東小学校の児童が2日、伊那市御園の思沢川でカワニナを放流した。
2日は伊那東小学校の児童3人と養殖の指導にあたっている野口輝雄教諭がホタルの名所、思沢川でカワニナを放流した。
児童らは学校でカワニナの養殖をおこなっていて、育ったものを希望者に提供している。
今回希望者を募ったところ、全県から40以上の申しこみがあり、この日は市内4ヶ所をまわった。
提供を受けた思沢川に蛍を育てる会では、「カワニナを育てるのは大変なこと。子どもたちの好意をうれしく思います。」と話していた。
野口教諭と児童らはカワニナの養殖とその提供により、ホタルの舞う地域を増やしていきたいと話している。 -
旧上伊那図書館館長公募
伊那市教育委員会は、旧上伊那図書館を改修し整備する仮称「学習と交流の拠点施設」の館長を全国から公募する。
旧上伊那図書館は現在、博物館的な機能を備えた学習施設にするため改修工事が行われている。
伊那市教育委員会は、この施設の館長として社会教育施設の運営に積極的に取り組む意欲と熱意のある人を全国から募る。
応募資格は年齢が30歳以上65歳以下、資格は博物館学芸員資格を取得していることが望ましいとしている。
応募期間は8月10日から9月9日まで、勤務開始は10月1日の予定。
教育委員会では「専門的知識を持ち、熱意ある人にぜひ応募してほしい」としている。 -
南箕輪西部保園児にスイートコーンプレゼント
南箕輪村営農センターは、31日地産池消を進めていこうと、村の農業生産の主力、スイートコーンを村内の保育園にプレゼントした。
南箕輪村営農センターでは、村内5つの保育園にスイートコーン400個を贈った。
このうち西部保育園には、宮下勝美組合長や生産者の代表らが訪れ、園児たちにスイートコーンを手渡していた。
このスイートコーンは、田畑地区の栽培農家や地域住民が参加する野菜クラブが生産したもので、会員たちがこの日の朝もぎとったもの。
園児たちは、スイートコーンを受け取ると、早速皮むきをし、おやつの時間に味わったという。
営農センターでは、味の良さや健康にも良いことを再認識してもらい、スイートコーンを村のブランドとして位置づけていきたいと話している。 -
大芝各所に投句箱を設置
南箕輪村の俳句愛好者でつくる、まっくん句友会は29日、大芝高原内4ヶ所に俳句を投函することができる投句箱を設置した。
これは大芝高原を訪れた人たちに俳句に親しんでもらおうとまっくん句友会が設置したもので、村の地域活動支援事業補助金が使われている。
設置場所は大芝荘の他、大芝の湯、味工房、セラピーロード内のあずまや。
記入用紙とペンが一緒に設置されていて、誰でも気軽にその場で投函することができる。
まっくん句友会の荻原文比呂代表は「徐々に浸透させていって、大芝に行ったら一句ひねってみようと思えるようなものにしていきたい。」と話していた。
投函された俳句は、年に1度まっくん句友会が選句をして、秋に表彰を行うという。 -
全国小学生学年別柔道大会出場へ
今月23日に松本市で開かれる全国小学生学年別柔道大会に出場する伊那小学校5年の小池まいみライラさんが4日、小坂樫男伊那市長に出場のあいさつをした。母親の美樹ルシアさんと一緒に伊那市役所を訪れ小坂市長に大会での活躍を誓った。
まいみライラさんは、保育園から柔道を始めた。
現在は、伊那市東春近にある創武館道場で週4回、稽古に汗を流している。
6月21日に上田市で行われた県大会では決勝で敗れたものの準優勝となり、初めての全国大会出場の切符を手にした。
小坂市長は、「上位目指して頑張って下さい」とエールを送っていた。 -
子ども地球サミット・エコロジーミュージカル
子ども地球サミットのメーン行事、ミュージカル「ボーダレス縲怩サれがホタルのキモチ」が2日夜、南箕輪村の南箕輪小学校体育館で上演された。
ミュージカルには、社会人や大学生などの役者10人と国内外の子どもたち約80人が参加し舞台を盛り上げた。
スト竏茶梶[は、戦争に行ったまま帰ってこない息子の生存を信じ続ける老婆が、戦後60年経ち大芝高原で再会するというもので、エコ活動も信じて続けることがやがては地球を守る大きな力に繋がるというメッセージが込められている。
また、一人ひとりのエコ活動の実践が輪を広げ、国や地域など関係なく「ボーダレス」に広がることが大切と訴えていた。
ミュージカルの中で、地球サミットに参加した子ども達がグループ毎に考えた「エコ宣言」を発表した。
会場には約900人が訪れ、地球を守るエコへの思いを新たにしているようだった。
また一夜明けた3日、地球サミットに参加した子どもたちは、大芝高原に桜の木を植樹した。
桜は、子どもたちが再び南箕輪村を訪れた時にミュージカルを思い出してもらえるようにと植えられた。
ある小学生は「友達がたくさんでき楽しかった。また来年も参加したい」と話していた。 -
箕輪町プレミアム商品券発売
箕輪町商工会などによるプレミアム商品券が2日、町産業会館で発売された。
朝5時過ぎから商品券を買い求める人たちの列ができた。
販売開始は午前9時を予定していたが、長い行列ができる人気ぶりだったことから30分早め、8時30分から販売を始めた。
発売された商品券は20%のプレミアムがつき、1セット1万円で1万2千円分の買い物ができる。
町商工会では6年前から10%のプレミアム商品券を発売していたが、20%は今回が初めて。
購入の上限は1人3万円となっていて、総額8400万円の商品券は約4時間で完売となった。
商品券は2日現在、町商工会に加盟する135店舗で使うことができ、加盟店舗は随時募集している。
使用期限は11月30日まで。 -
箕輪町議会臨時会
補正予算可決箕輪町議会臨時会が3日開かれ、町が提出した約11億5千万円の一般会計補正予算案が全会一致で可決された。
今回の一般会計補正予算案は、国の地域活性化・公共投資臨時交付金等の決定により提出された。
主な事業は▽ながたの湯西側に人工芝の屋内スポーツ施設を整備する事業に3億9千万円▽役場庁舎や中学校、町内5つの小学校に太陽光発電設備を導入する事業に4億1千万円▽中学校に柔道や剣道専用の武道場整備事業に1億円竏窒ネど。
会期延長によりこの日再開した本会議の委員長報告で、福祉文教常任委員会の寺平秀幸委員長は、屋内スポーツ施設整備事業について、交付金の使われ方のさらなる説明責任を果たすこと、幅広い種目に対応する施設にすることなどを町に求めた。 -
上農生が大阿原湿原の歩道整備
南箕輪村の上伊那農業高校緑地工学科の生徒30人は3日、伊那市長谷の国有林内にある大阿原湿原で歩道に生えている笹を刈るなどの整備作業をした。
大阿原湿原は、入笠山の標高1810メートルにある12ヘクタールの湿原。
本州の最南端にある高層湿原で、県のレッドデータに指定されている植物群落などがある。
同校では5年前から、湿原を管理する南信森林管理署から指導を受けながら、木で作られた歩道の整備や、観光客が歩きやすいように笹を刈るなどの作業を行っている。
生徒たちは、鎌を使って笹を刈っていた。
南信森林管理署によると、約7千万円かけて大阿原湿原を1周する歩道を整備する事業が決定していて、今年度内の整備完了を目指すという。 -
南ア遭難救助隊員を委嘱
南アルプスで遭難防止活動などを行う救助隊員の委嘱が3日、伊那市役所で行われ、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協議会長の小坂樫男市長が、新たに救助隊員に加わる二人に委嘱状を手渡した。
委嘱されたのは、伊那市の宇治田直弘さんと加藤知樹さん。
協議会では、南アルプスの北部、塩見岳からのこぎり岳までの遭難や事故に対応するため救助隊を設置している。
小坂市長は「南アルプスは幸いなことに遭難などの事故が少ないが、中高年の登山などが増えている。いざという時のために備えてほしい」と話した。
現在、伊那市内では78人が救助隊員として活動している。
二人は今後、訓練を重ね緊急時に備えるという。 -
伊那まつりで偽造紙幣
2日夜開かれた伊那まつり花火大会の会場で、偽造紙幣が使用される事件が発生した。
伊那署の発表によると、2日夜と3日、伊那市内に住む2人が5千円札の偽装紙幣合計3枚を持参し伊那署に届け出た。
伊那まつり花火大会の会場で露店からつり銭として受け取った客と、露天商経営者が偽造紙幣に気付き届け出た。
偽造された5千円紙幣は、透かしがなく赤みがかかった色をしていて、3枚とも記番号が同じという。
伊那署によると、偽造紙幣はそれほど精巧なものではなく、明るい場所で確認すればすぐに偽造だと分かるという。
同様の事件が松本ぼんぼんの祭り会場でも発生していて、伊那署では松本市のものと関連性を含めて捜査する方針。
また、祭り会場で買い物をした人は確認をするよう呼びかけている。 -
図書館体験イベント「図書館島体験」
図書館に親しんでもらおうと伊那市の伊那図書館で3日、夏休み中の子どもを対象とした図書館体験イベントが開かれた。
イベントは、図書館の休館日に合わせて毎年この時期に開いているもので、この日は小学1年生から6年生までおよそ10人が集まった。
イベントのうち宝さがしゲームでは、平賀研也館長から紙を渡され、そこに書かれたヒントをもとに図書館にあるものを探した。
紙には、「図書館の中で一番厚い本」「本ではないけれど、図書館で借りられる丸いもの」などといったヒントが書かれていて、子どもたちは図書館の中をあちこちに移動しながら、自分たちの本を探し出していた。
平賀館長は、「図書館にはたくさんの情報が集まっている。子どもたちにはそのことを知ってもらい、自分たちが必要な情報を選び出せるようになってほしい」と話していた。 -
民主党鳩山由紀夫代表が伊那で演説
民主党の鳩山由紀夫代表が30日、伊那市を訪れ、党の施策を訴えた。
会場となった伊那市民会館には、およそ1500人が集まった。
演説で鳩山代表は、日米間で関税撤廃などの自由貿易協定を結びたいとする衆院選マニフェスト政権公約が農業の壊滅につながると批判を受けていることに対し
自由貿易協定を結んだ場合でも米など重要な作物については例外とする考えを示した。
また農業経営について販売価格が生産費用を下回った場合にその差額を補てんする戸別所得補償制度を定着させたいと主張した。 -
6月の求人倍率 0.27倍で5月と変わらず
6月の上伊那の月間有効求人倍率は、5月の有効求人倍率と変わらず0.27倍で、4ヶ月続いていた過去最低の更新は止まった。
ハローワーク伊那によりますと、6月の求人倍率は5月とかわらず0.27倍となった。
県平均は0.39倍、全国は0.43倍で、上伊那は、上田の0.26倍に次いで、県内で2番目に低い数字となっている。
新規求職者数は994人で、去年12月から4月まで続いていた1000人台は下回り、落ち着きを見せ始めていますが、継続して職を探している月間有効求職者数は、5,664人で、前の月の5,671人とほとんど変わりがない。
また、依然として、求人数は伸び悩んでおり、月間有効求人数は5月より34人少ない1521人となっている。
ハローワーク伊那では、製造業の状況が他の業種にも影響を与えているとして、「数字的には下げ止まっているが、このまま落ち着くのか先がよめない」としている。 -
子ども地球サミット入村式
子ども達が、自然体験や、エコ活動について考えるイベント、「子供地球サミット」が31日から南箕輪村で始まった。
31日は、イベント会場の一つで、エコミュージカルを行う、南箕輪小学校で入村式が行われた。
サミットには、国内やカザフスタン、シンガポール子ども達57人が参加している。
去年に続き、ミュージカルに特別出演する、元宝塚歌劇団の但馬久美さんは「人生の基本となる貴重な体験をし、成長して下さいと」挨拶した。
また、入村式では、カザフスタンから参加する3人の子ども達が、アカペラで国歌の合唱や、ギターに似た2弦の民族楽器を使った演奏を披露した。
子ども地球サミットは、今日から8月3日まで行われ、2日には南箕輪小学校で行わるエコミュージカルの中で、「エコ宣言2009」を発表する予定。 -
大東太鼓・島唄コンサート
沖縄県の南大東島の子どもたちによる「大東太鼓・島唄コンサート」が昨夜、県伊那文化会館で開かれた。
コンサートは、2年ぶり、3回目で、文化会館大ホールには、1,650人がつめかけた。
コンサートでは、島の衣装に身を包んだボロジノ娘が、南国情緒あふれる島唄を披露。
島の紹介ビデオなども交えながらコンサートは進み、子どもたちがエイサーを踊ると会場は、一体感に包まれ、盛り上がりを見せた。
南大東島と、北大東島の子どもたちが参加する大東太鼓碧会は、打ち手が入れ替わる回し打ちや、迫力ある揃い打ちを披露。
会場は、アンコールに包まれ、碧会とボロジノ娘の共演で幕が下りた。 -
南アルプス号 運行終了
伊那市の高遠町・長谷地区と新宿区を結ぶ高速バス、南アルプス号の運行が31日、終了した。
31日はこれまでの運行の感謝を込め花束が贈られた。
南アルプス号は、2001年からJRバス関東、京王電鉄バス、伊那バスが運行してきたが、利用者は1日平均11人と予定を20人近く下回っていることから路線の廃止が決まった。
最終便の乗客の中には、東京から南アルプス号を利用して毎年登山に訪れているという男性の姿もあり、路線の廃止を残念がっていた。
運行会社のひとつ、JRバス関東では、廃止に伴い利用者が不便にならないよう、伊那バスが運行する新宿線に乗り継ぎができるバスの運行を計画している。 -
登喜和冷凍が「生こうや豆腐」発表
伊那市西町に本社を置く登喜和冷凍食品(株)は、信州伝統の食材「こうや豆腐」をあらかじめ戻し、パッケージ化した新商品「生こうや豆腐」を、31日に発表した。
31日から発売が始まったのは、「鶴羽二重生こうや豆腐」。
生こうや豆腐は、あらかじめ最適な状態にもどしてあり、パッケージから取り出せば、そのまま調理に使えるという商品。
31日は、登喜和冷凍食品の本社で記者会見が開かれ、登内 英雄社長が商品について説明した。
高野豆腐を製造しているメーカーは、現在国内に6社あり、登喜和冷凍は、そのうちの3番目、18%のシェアを占めている。
現在、不景気の影響もあり、安い食材である高野豆腐は、需要を伸ばしているが、調理方法が分からない世代が増え、今後、需要が伸び悩む可能性がある。
そこで、登喜和冷凍は、業界で初となる、生タイプのこうや豆腐を開発し、販売にこぎつけた。
生こうやは、豆腐のように、そのまま冷奴で食べられるほか、和洋中・デザートと、どのような料理にも応用できるという。
生こうや豆腐は、ナカセンナリという品種の、伊那谷で採れた大豆を使用したタイプが、170円。カナダ産の大豆を使用したタイプが150円の希望小売り価格となっていて、31日から店頭に並んでいる。 -
伊那市西春近踏切で立ち往生
31日午前6時半頃、伊那市西春近の踏切で、自動車が立ち往生し、電車がおよそ40分間停車した。
この事故による、ケガ人はなかった。
事故があったのは、伊那市西春近上島(かみじま)の踏切。
今朝6時半ころ、駒ヶ根市の男性会社員の運転する乗用車が、踏切内で遮断機に衝突した。
このため乗客100人を乗せた、飯田駅・午前5時10分発茅野行きの電車が踏切の手前で停止した。
これにより、この電車が44分遅れたほか、後続の下り快速列車が21分、上り普通列車が43分遅れ、JR東海のまとめによりますと、400人に影響が出たという。
なお、JR東海によりますと、事故後も、踏切は正常に作動しているという。 -
村民体育館耐震工事へ
南箕輪村議会臨時会が30日開かれ、村民体育館耐震工事の請負契約締結に関する議案が可決された。
教育委員会の説明によると、村民体育館の工事は、耐震工事と事務室改修などの内部改修工事。内部工事では、床や壁、天井などの一部も改修するという。
請負金額は8085万円。竣工は来年2月25日を予定。 -
松澤ジアン成治君 高校総体棒高跳び3位
奈良県で開かれている全国高校総体の陸上競技男子棒高跳びで、高遠高校3年生の松澤ジアン成治君が3位に入賞した。
松澤君は29日の予選で4メートル70の記録で決勝進出を決めた。
30日の決勝では、1位と同じ5メートルを記録したが、2度失敗したことなどから大会規定により3位となっている。