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箕輪西小購買福祉委員会
グループホーム訪問箕輪町の箕輪西小学校購買福祉委員会(8人、柴聖人委員長)はこのほど、上古田にあるグレイスフル箕輪のグループホームを訪問し、お年寄りと交流した。
委員会活動でグループホーム訪問を年2回計画。今回が6月に続き2回目。委員会の時間や休み時間に交流の準備をしてきた。
児童はお年寄り14人の前で、「めぐろのさんま」「ブレーメンのおんがくたい」など絵本の読み聞かせや、大型紙芝居を発表した。
折り紙で作ったクリスマスツリーを披露し一人ひとりに船や鶴、「いつまでも長生きしてください」などの手紙を入れた小箱を贈った。学校で作った大根もプレゼントした。
柴委員長は、「だんだん寒くなりますが、かぜなどに注意して、ますますお元気でお過ごしください」とあいさつ。ホームを代表して男性が、「長生きしてという手紙をもらって、とてもうれしい。私達も一生懸命やるので、皆さんも頑張って」とお礼の言葉を述べた。 -
南箕輪南部小2年生が老人ホーム訪問
南箕輪村の南部小学校2年生(24人、清水真由美教諭)は6日、南箕輪老人ホームを訪問した。合唱奏を発表し、お年寄りと手遊びや風船バレーで楽しく遊んだ。
2年生は学級活動の一環で、おじいさん、おばあさんに皆の学習を見てもらい、一緒に遊ぼうと、1年生のときから定期的に老人ホームを訪れている。
この日は、音楽会で発表した合唱奏「ぼくらはたんけんたい」を披露。野菜栽培やカレー作りなどの活動を歌やピアニカ演奏で元気いっぱいに発表。お年寄りは笑顔で発表を見て拍手していた。
グループに分かれて自己紹介し、お年寄りの名前や好きな食べ物を聞いて話した後、おちゃらかほい、お寺のおしょうさんなどの手遊びを児童がやり方を説明し一緒に遊んだ。 -
アンサンブル伊那で焼き芋販売開始
伊那市西箕輪にある知的障害者の通所授産施設「アンサンブル伊那」はこのほど、焼き芋販売を開始した。
昨年の好評を受け今年は、販売開始を早めた。芋は、同施設敷地内にある小さな小屋の中で焼き上げており、地元客や広域農道を利用する通勤客、施設内にあるカフェの利用者が購入していくことが多い。予約がある時などは1日40本を売り上げる日もある。
サツマイモは甘味が強く、焼くとホクホクとした触感になる「紅あずま」を使用。一般的な焼き芋に使う石より小さめの石を使うことで、芋が傷つかないように配慮している。石を焼く燃料は、アウトドア班の利用者が作っている「まき」のいらない部分を使っており、冬の仕事の一つとなっている。
寒さが感じられる期間は販売を続ける予定で、価格は1本200円。
問い合わせはアンサンブル伊那(TEL71・8622)へ。 -
伊那郵便局の2階にポストが登場
サンタさんへの手紙を届けるポスト?竏秩B伊那郵便局の屋根の上に、郵便ポストが登場し、道行く人たちを驚かせている=写真。
見た目は普通と変わらないポストだが、実は木製。長野オリンピックの選手村に設置していたもので、当時は実際に使用していた。オリンピック終了後は安全性の問題などからお蔵入りになっていたが、今年同局でそのうちの一つを譲り受けた。
12月に入り、イルミネーションで街が彩られる中、郵便局としても何かやろう竏窒ニ画策。インパクトを狙い、譲り受けた木製ポストとイルミネーションを屋根の上に設置することにした。
屋根の上にあるポストは通行人の注目を集めており、「かわいいね」などと話す声も聞くという。
今月いっぱいは屋根の上のポストを見ることができる。 -
花ロマン(6)シクラメン
冬の窓辺を飾る代表的な鉢花シクラメン。ポピュラーな鉢花でありながら、驚くほど多彩。上伊那でシクラメン栽培が始まったのは1970年頃から。当時は種まきから出荷まで15カ月も掛かり、冬の高級鉢花として、1鉢を大切に飾っていた。その後、底面給水など省力化が進み、生産量が爆発的に増加したため、価格低迷は現在まで続いている。上伊那のシクラメン農家は約20軒、ほとんどが30年選手。サクラソウ科の植物で、原種は地中海沿岸の森林地帯に自生する。花びらの先端がかがり火をつけたように、後方に大きく反転し、和名カガリビバナという、この古くて、日々進化する花に魅せられ、こだわりの花づくりをする3人にスポットを当てた。「世界一小さい花を」と、限界に挑戦する伊那市東春近のきのくにや花園の飯島光豊さん、高品質の花で定評がある駒ケ根市南割の信州ナーセリーの塩沢崇さん、「究極の赤」を求める宮崎健治さん(宮崎園芸)、3人三様のこだわりのシクラメンがロマンをかき立てる(大口国江)
超ミニ、限界の5センチを確立(きのくにや花園の飯島さん)
初めて見た人はまず、目を丸くして「これでもシクラメン」と驚く。造花と間違えて、水をやらなかった人のいたほど。
シクラメン栽培歴35年の飯島さんがミニ系に着目したのは15年前。「大鉢の値段が低迷する中、ミニ系を大量生産した方が採算が取れるのでは:」と、超ミニの種を輸入し、肥料や水、土、鉢など試行錯誤を重ね、7年前に6センチ鉢の超ミニを完成。「もっと小さく」と肥培管理に心血を注ぎ、02年にようやく5センチ鉢を完成させ、「世界1小さい花」と、衝撃のデビューを果たした。現在は5センチ鉢のみ5万鉢栽培する。「3センチ鉢で成功したという話は聞いたが、葉の数だけつぼみが次々と出て、春まで咲かせるには5センチが限界」と話す。
「シクラメンは本当にきれいな花、毎日見ていても飽きない」(信州ナーセリーの塩沢さん)
1965年、農業研修生としてアメリカに渡り、そこでシクラメンと出会い、帰国後、新鉄砲ユリから転向、上伊那のシクラメン栽培の草分け的存在である。現在は丈夫で手間がかからないミニ(ガーデン)を5万5千鉢と贈答用の大鉢3千鉢を生産する。最近まで主流だったミディータイプは全く作っていない。「ホームセンターに安い花が出回り、手を掛けても、採算が取れないから」とか。
新品種は色っぽいネーミングの「ランジェリーピンク」、オレンジ系でフリンジが華やかな「アランチーニドレス」、羽根つきの羽根のような「プルマージョ」などを作る。
「シクラメンは難しい花、何10年作っても1年生、だから作り続ける」と話す。
「色々と新しい花は追い求めたが、最後は赤」
(宮崎園芸の宮崎さん)
6センチの超ミニから、ガーデンシクラメン、贈答用の大鉢まで7万鉢を栽培する。昨年まで、ビクトリアのがく花や八重、葉がギザギザなもの、花色がベージュ、グリーンと珍花、稀少花を栽培していた宮崎園芸だが、今年は赤やピンク、紫とオーソドックスの花に切り替えた。「珍花や稀少花は市場性が低い。いろいろと作ってみたが、結局、一般的な赤、ピンク、紫に落ちついた。赤は暖かく、パワーがあると人気があり、何種類か栽培しているが、なかなか気にいった花はない」と「究極の赤」を求め、その対極にある「白」も「シクラメンは絶対に白」という顧客もいて外せないとか。このほか、ガクが発達し、花が2重のように見える「冬桜シリーズ」は「日本的で、シクラメンらしくない形がいい」とお気に入り。
作る人も買う人もこだわりのある花、それがシクラメンのようだ。
(1)飯島光豊さんと超ミ(2)超ミニがン万鉢
(3)超ミニと大鉢「どち
らもしっかり咲きます」または、
(5)甘い雰囲気のランジェリーピンク
(8)日本的な冬桜シリーズ
(9)がくが花のように見える冬桜のアップ -
農業委員会が建議
飯島町農業委員会(森岡一雄会長)は6日、役場で、高坂町長に、農政対策や米政策改革推進対策への取り組みなど7項目を盛り込んだ農業振興に関する建議を行ない、新年度予算への反映を要望した=写真。
森岡会長は「担い手法人の育成や、1000ヘクタール自然共生農場づくりの実践により、競争力のある産地づくりと農村づくりを進めなくてはならない。07年度予算編成に当り、農業の持続的発展のために施策に反映させて」と述べ、建議書を手渡した。高坂町長は「農業や農村を取り巻く環境は厳しいが、町農業の振興は協働のまちづくりの根幹をなすもの、予算編成にできるだけ反映させたい」と答えた。
建議書には▽認定農業者と地区営農組合担い手法人の育成、支援▽経営所得安定対策の体制整備、支援▽農地・水・環境保全向上対策▽優良農地の保全と中山間地域の対策▽安全安心の農産物生産▽有害鳥獣被害の対策-などを盛り込んだ。
また、5月に、町長から諮問があった農業委員会委員定数については「委員定数の削減は2人が限度。女性農業委員の複数化を考慮すると、推薦委員は4人が適当」と答申した。
現在、農業委員定数は18人、うち一般選挙で選出される委員15人、推薦委員3人(うち1人女性)の合わせて18人。定数2減となると、一般選挙12、推薦4(うち女性2人)となる。施行は次回選挙(08年3月)の予定。
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上穂町区がしめ縄づくりともちつき、繭玉づくり
駒ケ根市の上穂区は3日、三和森クラブで恒例の冬の講座を開いた。小中学生から高齢者まで区民200人が参加、老春会(松崎庄市会長)会員を講師に、しめ縄づくりともちつき、繭玉づくりを楽しみ、師走の1日を区民相互の交流を深めながら、迎春の準備もした。
しめ縄講座では、おやすを作ったり、〆(しめ)の子を4本編み、輪じめを作った。
紅白の繭玉も作り、竹ひごに刺して、お土産にした。
また、玄関前ではもちつき、8割がた大人がつき、子どもたちにバトンタッチ。交替しながら25キロのもちをつき、あんこやきなこもちに調理し、豚汁も煮えて、みんなで会食を楽しんだ。 -
教育委員会功労表彰は前教委や村誌編さん刊行委員ら11人
中川村教育委員会は4日、基幹集落センターで06年度教育委員会功労者表彰式を行い、前教委の芦沢恵子さんら10人に功労表彰を、絵画寄贈の松沢三郎さんに感謝状を贈呈した。
松村教育委員長は受賞者の功績を紹介しながら「教育委員や村誌編さん刊行委員として、教育行政に多大な貢献をした。また、村文化センターに絵画を寄付していただいた」と受賞者に敬意を表し、それぞれに表彰状を贈り、感謝した。
受賞者は「教委として、子どもたちの笑顔に接することができ、充実した8年間だった」「村誌に関わらせていただき、勉強になった」とそれぞれ、感想を交えてあいさつした。
表彰者は次のみなさん(敬称略)
◇功労表彰▽芦沢恵子=教育委員2期8年間、うち委員長職務代理6年間、村誌編さん刊行委員8年▽竹沢徳光=公民館文教部長7年、公民館運営審議会委員12年▽宮崎正彦=10年間体育指導員▽橋本泰寿=8年間村誌編さん委員民俗部門主任▽橋沢薫=同近代・現代部門主任▽北沢正美=同原始・古代部門主任▽小池嘉雄=同中世・近世部門主任▽湯沢正範=同編集委員長、監修部門主任▽寺平宏=同自然部門主任▽大場英明=同自然部門主任
◇感謝状▽松沢三郎=中川文化センターに絵画寄付 -
高遠小中学校の給食で「アマランサスご飯」
栄養価が高い穀物、アマランサス(ヒユ科ヒユ属)を使ったオリジナル商品の開発を目指している伊那地域研究会は、伊那市の高遠町学校給食センターに収穫した実を提供し6日、高遠町の3小中学校の給食に「アマランサスご飯」が並んだ。
昨年から本格的に栽培に乗り出した研究会の高遠花摘み倶楽部は、町内4カ所の遊休農地で作り、今年は300縲・00キロを収穫している。同給食センターの栄養士が「地元の活動を生徒たちに知ってほしい」と、給食での利用を持ちかけたことから、1・5キロを提供した。
この日は、地元産の白米にアマランサスの種を混ぜ合わせたご飯を児童や生徒が味わった。高遠中3年の女子生徒は「少し甘味がある気がするけど、くせもないしおいしいですよ」と感想を話した。
研究会は、ここ数年で市民による栽培が活発化し始めたことが発端となり、信州大学、伊那商工会議所、地元企業、栽培者などが連携して立ち上げた。
アマランサスの種や葉が、たんぱく質、カルシウム、鉄分、繊維などが豊富なことに着目し、食品としての商品化を進める一方、赤色の花を咲かせ観賞用としても楽しめるため、産業と観光面から地域の活性化に向ける構想。現在は、乾麺、菓子、かゆ、酒の試作品を作っている。
信大農学部の根元和洋助手は「地元の一つの特産として栽培や利用が継続し、地域に根付いてほしい思いがある。給食に出ることによって栄養はもちろんのこと、地元の活動を児童や生徒、保護者に知ってもらう機会になる」と話す。 -
伊南安協飯島支会がトイレシールを作成、町内の飲食店に配布
飯島町の伊南交通安全協会飯島支会(下平憲夫会長)は年末の交通安全運動(11-31日)に合わせ、飲酒運転撲滅の「トイレシール」を、町や商工会、JA上伊那飯島支所の協力を得て作成した=写真。町内の飲食店や公共施設、耕地の集会所などに配布し、トイレドアなどに張ってもらうことで、飯島町から飲酒運転を無くすことが狙い。
シールは縦8センチ、横28センチ、「飲んだら乗るな!、飲むなら乗るな!」と書かれたほか、ビールと自動車のイラストも添えた。
下平会長は「年末を控えて、飲酒の機会が増えることを受け、飲酒運転撲滅を願い、シールを作った。入口やカウンターでは営業妨害になるのでは考え、敢えてトイレシールにした」とか。 -
大豆の収穫、西小3年
中川村の中川西小学校3年生(片桐操教諭、20人)は30日、体育館北の畑で大豆の収穫作業をした。作業は畑の持ち主、座光寺喜久司さんや保護者に教わりながら、木は枯れ、しっかりと実が入った大豆を根ごと抜き取り、わらで束ねた。
中にははぜて、豆が土の上に転がったり、さやからのぞいている物もあり、子どもたちは慎重に作業を進めた。
束にした大豆は「重い、重い」と言いながら、旧校舎に運び込んだ。大豆を抜いた後、雑草や枯草なども取り除き、畑をきれいにしたり、土に落ちた豆を「もったいない」とひと粒ひと粒拾い集めていた。
昨年初めて、生活科の学習で大豆づくりを体験した同学年は、「広い畑で大豆を作ろう」と2アールの畑を借り、6月に種まき、2人ずつ畝(うね)を決めて、草取りなど管理し、収穫の時期を迎えた。10日は豆たたきの予定。
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親切運動作文コンクール表彰
小さな親切運動上伊那支部(山田益支部長)は、児童、生徒を対象に募集した作文コンクールの表彰式を開いた。今年は地区の学校を代表して、宮田村の宮田小学校の入賞者を対象に実施。金賞の小椋智幸君=5年=を含む9人に表彰状を手渡した。
山田支部長が同校を訪問。入賞児童を祝福し「小さな親切を、これからの生活にも生かしていってください」と呼びかけた。
今年のコンクールには、支部管内から小学生の部には8校76点の応募があり、優秀1、金、銀賞各2、銅賞11、佳作17点、中学生の部には7校168点の応募があり、優秀2、金賞1、銀賞2、銅賞23、佳作22点がそれぞれ選ばれた。
宮田小からは小学生の部では管内で最も多い31点の応募があった。同校の入賞者は次の皆さん。
▽金賞=小椋智幸(5年)▽銀賞=伊藤貴保(6年)▽銅賞=小池優穏(同)下平まどか、藤浪久美子、和田華澄(以上5年)▽佳作=田口茉優、友野裕太、加々美弥子(以上6年) -
西保育園でもちつき
宮田村西保育園は5日、年末恒例もちつき会を開いた。年長園児が杵と臼を使って、昔ながらに「ペッタンペッタン」。きな粉とあんこにまぶし、全園児で美味しく食べた。
年少、年中園児が見守る前で、年長がもちつきに挑戦。まわりのかけ声にあわせて、杵を振り下ろした。
33人みんなで協力して、モッチモチのお餅が立派に完成。さらにきな粉をつけて、年下の園児に振る舞った。
弾力ある歯ごたえに全員笑顔。餅のように粘り強く、風邪にも負けず元気に新年を迎えようと、モリモリ食べた。 -
SPF種豚センター分娩離乳舎がしゅん工
中川村片桐の種豚「ハイコープSPF・F1」を生産するJA長野経済連SPF種豚センターの分娩離乳舎が完成、7日、現地で経済連やJA上伊那、県、村、地元など関係者24人が出席し、喜びのしゅん工式を行なった。稼働開始は1月初旬の予定。
木造平屋建て、面積1077・8平方メートル、南北14・2メートル、東西79メートル、分娩房、離乳房、飼料庫、機械室など。電熱ヒーターや送風設備、自動給餌、給水システムを備えた。分娩房は妊娠末期の親豚66頭収容、踏み潰しなど事故防止のため子豚と分離。帝王切開で取り出した子豚は生後24、25日で離乳させ離乳房へ。雌雄を分け、雌は離乳房で約2カ月飼育された後、前期、後期育成豚舎で育成し、約5カ月体重百キロ前後で種豚として、県内外の農家や施設に出荷される。出産は年約2・5回。SPFとは「特定の病原菌のいない」の意味。
同センターは92年に全国初の「ハイコープSPF・F1種豚」の生産供給施設として建設されたが、02年11月に豚舎2棟を焼失。05年8月残存施設で事業再開。今年4月、全農肉豚150万頭構想を踏まえ、事業拡大が決定した。
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赤穂南小「歯の表彰」祝賀会
第45回全日本学校歯科保健優良校表彰で最優秀校に選ばれた駒ケ根市の赤穂南小学校(下平達朗校長)は2日、受賞の報告会と祝賀会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。歯科校医、PTA、教職員など関係者約50人が出席し、晴れの受賞の喜びをあらためてかみ締めた。養護教諭の安富和子教諭はこれまでに行ってきた学校挙げての取り組みの数々と受賞の経緯などについてスライドで説明=写真。出席者は感慨深げにスクリーンに見入っていた。
下平校長は「本当に光栄なこと。関係者の努力にあらためて感謝する。良い歯の運動がさらに地域に広がるよう今後も頑張っていきたい」とあいさつした。 -
森の音楽会「アルパとピアノとフルートと」
小さな子どもと一緒に生の演奏を聴きたい竏窒ニの願いから始まった「こどもといっしょに森の音楽会」の第7回「アルパとピアノとフルートと」が2日、駒ケ根市の駒ケ根高原美術館別館VITA AMOR(ビタ・アモール)で開かれた。駒ケ根市の子育て支援グループ「ファミリーサポート・ぐりとぐら」(須田秀枝代表)主催。会場には親子連れなど約150人が集まり、アルパ、ピアノ、フルートの3つの楽器が織り成す繊細なアンサンブルに聴き入った。
ステージに立ったのはアルパ奏者のエレナ冨岡さん=伊那市、フルート奏者の松浦美恵子さん=伊那市、ピアノ奏者の飯島陽子さん=駒ケ根市=の3人。クラシックのほか、世界の民謡やポピュラーなどを次々に披露した=写真。客席の子どもたちは特に騒いだりすることもなく、母親らとともに静かに曲を楽しんでいた。 -
箕輪手話サークル
ボランティア功労者厚生労働大臣表彰感謝状を受賞箕輪町の箕輪手話サークル(30人、尾曽共春会長)が、06年度ボランティア功労者厚生労働大臣表彰感謝状を受賞した。4日夜のサークルで尾曽会長が賞状と副賞を披露し、皆で受賞を喜び合った。
福祉分野などのボランティア活動を長年実践し、その功績が特に顕著な団体、個人を表彰する。大臣表彰感謝状は全国で38団体が受賞。長野県内では4団体(2団体、2個人)で、上伊那からは箕輪手話サークルのみ。
11月30日に県庁で伝達式があり、尾曽会長が出席した。
箕輪手話サークルは80年に発足。活動のメーンは学習会と、地域で暮らす聴覚障害者と会員の交流。聴覚障害者とコミュニケーションをとる手段として手話を学び、交流を通して聴覚障害者を理解することに重きを置いている。地元だけでなく上伊那、県などの手話関係の行事に積極的に参加し、楽しく手話を学び、交流を深めている。
尾曽会長は、「一番最初の会員が苦労してサークルを立ち上げ、今に至っている。皆さんの苦労に対してもらった表彰。これを出発点に私達もこれから20年、30年と続けていくようがんばりたい」と喜びを語った。 -
箕輪東小5年
花壇にごみ捨て防止看板設置箕輪町立箕輪東小学校5年生の「ひだまり村」(29人、丸山伸一教諭)は1日、環境教育の一環で取り組んできた花壇を整備し、ごみを捨てないよう呼びかける手作り看板を設置した。
同校グラウンド南東の県道沿いにある地域の花壇が利用されなくなり、空き缶、空きビンなどが多く捨てられる状況になっていたことから、5年生が花壇を整備してごみをなくそう-と、春から取り組んできた。
茂った木を切り、雑草を取り、苗を育てマリーゴールド、ダリア、サルビアなどたくさんの花を植えた。初夏から秋まで、手入れをしてきれいな花を咲かせた。
児童の手で生き返った花壇には、ごみの投げ捨てがほとんどなくなったが、冬の間は花がないため、「ごみ捨て防止に役立てよう」と、看板を作った。
児童の祖父が木材を提供し、看板の言葉を皆で研究。「ごみ捨てないで きれいな箕輪町 ひだまり村」と決め、文字を彫り、ペンキで色を塗って仕上げた。
落ち葉をはき、枯れ草を抜いて片付けた花壇に、皆の願いを込めて手作り看板を取り付けた。児童は、啓発用に班ごとにイラストなどを描いて小さい看板も作っており、完成次第設置するという。 -
古田人形芝居定期公演
箕輪町教育委員会主催の06年度古田人形芝居定期公演は2日、町文化センターホールであった。古田人形芝居保存会、箕輪中学校古田人形部、箕輪西小学校と中部小学校の古田人形クラブが出演し、約300人の観客が地域の伝統芸能を楽しんだ。
中部小の古田人形クラブは本年度発足した。児童8人が毎月1、2回の練習で、人形の組み立て方から始まり動かし方などを練習している。公演では、「傾城阿波鳴門」の人形で、母親が歩いてきて座る、飛脚が手紙を渡す、娘のお弓と母親が抱き合うなど、練習して覚えた一部を熱心に発表した。観客は児童が操る人形の一つひとつの動きに大きな拍手を送った。
部員数が増えた箕輪中は、浄瑠璃「生写 朝顔話」に20年ぶりに挑戦し、部員全員が出演して演じた。 -
「こどもを守るJRバス」運行開始
全国で多発する子どもをめぐった凶悪事件を受け、伊那市のJRバス関東中央道統括支店は4日、「こどもを守るJRバス」として路線バスの運行を始めた。業務中に助けを求めてきた子どもを車内に保護したり、不審者を発見した際に警察に通報し、子どもの安全を守っていく。
同支店が防犯活動への協力を伊那署に提案し、同署が黄色のステッカー(縦約15センチ、横約40センチ)を提供。停留所の高遠駅を発着するバス10台を対象に、乗降口など前側面2カ所に張って運行し、利用客や地域住民の意識も高めている。県内のJRバスでは初めての試みという。
路線は伊那市街、高遠町、長谷を巡る4路線で、午前6時過ぎの始発から午後8時半ごろの最終がある。運行中に助けを求める子どもや不審者を確認した場合には、業務用無線で支店に連絡して、伊那署に通報するほか、地域の商店などに協力を求める。
秋葉松美支店長は「子どもが被害にあう前に未然に防げるよう、地域の役に立ちたい」と話す。 -
南箕輪村「輪の会」と「えごま学校」合同収穫祭
南箕輪村の農業女性でつくる「輪の会」とエゴマ栽培農家でつくる「えごま学校」は3日、「わいわい合同収穫祭」を北殿の村公民館で開き、約30人が参加した。
食べる喜びを分かち合おうと、初めて計画。両団体の作業を手伝っている寺子屋の子どもたちや信大農学部の学生らも招待し、今年獲れた農作物を調理して味わった。
輪の会は4月から田畑のほ場約7アールで、ジャガイモやコンニャク、豆類など10品目余の野菜を栽培。えごま学校は03年から、田畑や大泉、伊那市西箕輪にある遊休農地合わせて約40アールを利用してエゴマを作っている。
参加者たちは、「五平もち」「こんにゃくのえごま和(あ)え」「ヤーコンサラダ」「サツマイモトリュフ」などを協力し合って作った。全員でたっぷりと味わい、収穫の喜びをかみ締めた。 -
ますみケ丘平地林を活用したイベントを企画
伊那市は9、10日、ますみケ丘平地林で市民の森林(もり)づくりを目指した「キックオフ・イベント」を開く。「森遊びのお店屋さん開店!」「広場のためのウッドデッキづくり」の2つで、まず市民に平地林を知ってもらうねらい。
平地林はアカマツを中心とした面積68ヘクタール。97年から「市民の森林」として地権者から用地を買収している。
3月、ますみケ丘平地林利活用実施計画策定委員会が市へ提出した平地林の具体的な利活用についての報告書を受けて企画した。これまで自然観察会はあったが、イベントは初めて。
森遊び(10日午前10時半縲恁゚後3時)は、落ち葉や木の実を入れる万華鏡作り、松ぼっくりの人形作り、小枝を使ったクリスマスツリー作り、たき火で焼くクルクルパン、ハンモック遊びなどを用意。参加費(保険代)は大人200円、小学生以下100円。
ウッドデッキ(9、10日午前9時縲恊ウ午)は大人向けの講座で、間伐材を使ってウッドデッキやベンチを作る。島崎山林塾企業組合の藤原祥雄さんらを講師に、伐採から製材、チェーンソーの使い方などを学ぶ。参加費(2日間)は大人500円。
持ち物は、おわんとはし、昼食、飲み物、軍手など。
当日は鳩吹公園駐車場に集合。雨や雪の場合は中止となる。
市は「遊びだけでなく、山林の恵みを取り入れた。イベントを通し、里山に目を向けてもらえるのではないか」と話す。
今後も季節に合わせ、森林に親しみ、保全整備を考えるイベントを組んでいきたいとしている。
問い合わせ・申し込みは、市産業振興部農林振興課林業振興係(TEL78・4111内線2416、2417)へ。 -
上伊那の芋焼酎「伊那八峰」試飲会
上伊那産のサツマイモを原料にした芋焼酎「伊那八峰」の発売日を前に、5日夜、伊那市の駅前再開発ビル「いなっせ」で試飲会があった。酒販売店主、生産者、消費者ら約80人が集まり、上伊那の市町村別と権兵衛トンネル開通記念の10種類の焼酎を飲み比べた。
芋焼酎は、地域の特産品開発の一環として、サツマイモの栽培から販売までを手がけようと賛同する生産者や酒販売店主らが取り組んだ。
呼びかけ人の池上明さん=飯島町=は「こんなに個性が出ると思わなかった。1年後、どんな味わいになるのか楽しみ」と話し、特産品への期待を込めた。
発売は12日。上伊那の酒販売54店で、1万6千本を販売する。価格は1本(720ミリリットル)1250円。アルコールは25度。香りが立つお湯割りがお勧め。
試飲会では、サツマイモ入り「こがねうどん」の試食もあった。 -
箕輪町泉沢常会1組の各戸でイルミネーション
箕輪町木下、泉沢常会1組の各戸で飾りつけたイルミネーションが毎夜ともされ、色鮮やかな電飾の光りが冬の通りを明るく照らしている。
昨年に続いて2年目の取り組み。国道153号から箕輪工業高校に通じる道沿いで、賛同した各戸が庭木や玄関などに装飾。赤、青、黄色などカラフルな電飾が点灯するほか、サンタクロースやトナカイなどの飾りもあり、道行く人を楽しませている。
発案者の荻原省三さん「この通りを歩く多くの人にすばらしい感動を与えられたら」と話す。
クリスマスの25日まで毎日、日没から午後9時30分ごろまで灯すほか、24日と大晦日の31日は翌日の朝方まで点灯している。 -
伊那市共同作業の家の愛称が「ゆめわーく」に決定
市町村合併を機に、より多くの人に親しんでもらおう竏窒ニ募集していた伊那市共同作業の家の愛称が「ゆめわーく」に決定した。
市内でも“わっこはうす”“ひまわりの家”など、親しみのある愛称を使っている共同作業所は多いが、伊那市共同作業の家にはこうした愛称がなかったため、硬いイメージを払しょくする意味で今年8月、伊那市社会福祉協議会が発行する「ふくし伊那」などで愛称を募集したところ、全国から28点の愛称が寄せられた。
その後、利用者の保護者やボランティア、社協職員などで投票したところ、「夢がわくような働く場所になってほしい」という思いがこもった「ゆめわーく」が最も多くの票を獲得し、正式な愛称に採用された。
今後は、入り口付近に設置している看板にも「ゆめわーく」という文言を加えたいとしている。 -
アンサンブル伊那で美鈴工房のパッチワークキルト展
伊那市西箕輪にある知的障害者の通所授産施設・アンサンブル伊那27日まで、南箕輪村にあるパッチワーク教室「美鈴工房」(磯千恵子代表)のパッチワークキルト展が開かれている。細やかなキルティングが施された約10点が、喫茶店内や1階の展示ギャラリーを彩っている=写真。
美鈴工房は先月末、別の会場で上伊那地域の受講者による作品展を開催。同施設のスタッフが、受講者の一人と親戚だったこともあり、施設内での作品展を依頼したところ、快く了承を得た。
壁掛けほどの小さな作品は廊下展示スペースに集められており、ベッドカバータイプの大作は、喫茶店内に展示している。
訪れた人は「細かい作業だね」「根気がいるね」などと丁寧に縫いこまれた作品を眺めていくという。
午前10時縲恁゚後7時半(2、16日は午後3時まで、22日は午後3時から。日曜は定休)。
問い合わせはアンサンブル伊那(TEL71・8622)へ。 -
親と子のいきいき講座で、クリスマスケーキづくり
中川村の中川文化センターで3日、上伊那母子寡婦福祉協議会の「親と子のいきいき講座」があり、母(父)子寡婦家庭、36世帯56人が参加し、クリスマスケーキづくりやクリスマス工作を楽しんだ。
ケーキづくりは会員の1人、伊藤朋枝さんが指導。スポンジケーキ台を使い、ホイップクリームを泡立て、キーウィーやミカンなど果物をスポンジの間に挟み、表面にしっかりクリームを塗り、イチゴやチョコクッキーなどをセンス良く飾って、でき上がり。
また、中川村図書館職員に教わりながら、松かさを使ったクリスマス飾りづくりもした。
宮田村からお母さんと参加した廣田杏奈さん(小5年)は「クリームの泡立ては力がいって大変だったが、食べるのが楽しみ」と話していた。 -
上伊那ラージボウル卓球大会
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卓球のボールよりも一回り大きい直径44ミリのボールを使って競技する第2回上伊那ラージボール卓球大会が3日、宮田村新田の農業者トレーニングセンターであった。上伊那各地から前回よりも10人多い31人が参加、1部、2部に分れ、予選リーグと決勝トーナメントで優勝を目指した=写真。
ラージボール卓球は幅広い卓球競技の普及にと、1988年に日本卓球協会が考案。ボールサイズを大きく、軽くし、スピートが出にくくしたため、ボールの変化が少なく、高度の技術がなくてもラリーが続き、初心者や高齢者も楽しむことができる。
結果は次の通り(敬称略)
◇シングルス第1部・優勝=北沢要市(2)中村正巳(以上箕輪町卓)(3)井ノ上八代美(箕輪母親卓)◇同第2部・優勝=小沢清史(南箕輪卓)(2)佐藤勇介(4)西尾和子(5)杉浦博男(以上駒ケ根卓ク)
◇ダブルス第1部・優勝=北沢要市・田中晃子(箕輪町卓・宮田卓ク)(2)小池清史・西尾和子(南箕輪卓・駒ケ根卓ク)(3)丸山温・向山初美(箕輪町卓・箕輪母親卓)、佐藤勇介・井上節子(駒ケ根卓ク・箕輪母親卓)◇同第2部・優勝=田中岩人・西藤なをみ(箕輪町卓・南箕輪ママ)(2)小池士郎・井ノ上八代美(南箕輪卓・箕輪母親卓)(3)木下文明・堀治子(宮田卓ク・箕輪母親卓)、小池智之・赤池和代(南箕輪卓・箕輪ラージボール) -
07年予算編成方針
飯島町は5日役場で、係長、専門官以上の職員ら35人が出席し、予算編成会議を開き、高坂町長は「締めるところは締め、行財政改革を推進する一方で、若者住宅や新規企業導入など、予算を重点配分し、選択投資型のメリハリの効いた予算」-など編成方針を示した=写真。
基本方針に▽住民との協働のまちづくりを実践していく予算▽子育て支援、若者定住の促進▽新しい基盤整備や新規企業導入を含む地域振興▽安心、安全のまちづくり▽継続事業の確実な推進-を掲げた。
また、留意点として▽会計管理者の設置、こども室(仮称)の新設に配慮▽人件費総額を前年度より削減▽物件費の削減▽委員会等の定数の見なおし▽町単独の金品の支給は原則しない-などを挙げた。
高坂町長は「町の経常収支比率は85%で起債制限比率は11・5%で、前年度よりも0・7ポイント悪化した。新型交付税も飯島町にとってはマイナス要素になる」と町の財政見通しについて述べ「ふるさとづくり計画や集中改革プランに基き、行財政改革を進めるのみでなく、協働のまちづくりや人口増活性化対策など投資的事業に重点配分した予算編成を」と呼び掛けた。
また、県職員の贈収賄報道にも触れ「飲酒運転や官製談合など公務員の綱紀が問題になっている。飯島町職員から社会的問題を絶対に起さないように」と気を引き締めた。 -
天竜川ふれあい公園(仮称)ワーキンググループが整備計画をまとめる
中川村中央の天竜川河川敷に整備する天竜川ふれあい公園(仮称)について整備計画を具体的に検討するワーキンググループは4日夜、役場で第5回を開き、素案(平面図)を基に検討し、計画をほぼまとめた。今後、設計業者に依頼し、基本設計を作成、国交省に申請。来年度より具体的整備に着手する考え。
計画では、一般車はいさわ食堂南の国道から進入し、堤防沿いを第2駐車場まで。サイクリング、歩行者用道路は堤防上から山際の道まで公園の外周を1周する。親水広場は池や川を作り、水遊びができるスペースにする。
芝生広場には円形花壇、バーベキュー広場、フットサルコート2面を取る。桜、モミジを植栽する。釜淵付近は自然観察林や花壇に整備。広場には仮設の東屋やトイレを設置する。駐車場は3カ所約80台収容を見こむ。
参加者からは「マレットゴルフコースができないか」「桜は寿命が長いエドヒガン桜を」「花壇は堤防に沿って帯状が景観的によい」「排水路が必要」「花好きな個人、団体に希望者を募り、花壇を作り、管理してもらったら」など様々な要望や意見が出された。