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おやじ塾自主グループに、再始動は河原遊び
宮田村の60、70代の熟年男性19人が集まる「おやじ塾」。3年間の公民館活動を経て、28日から自主グループとして再始動した。
この日は伊那市の天竜川と三峰川の合流地点付近に出かけ、河原遊び。石で水きりをしたりするなど、童心にかえった。
「この白いのが富士山に見えるかな」「これは鳥にも見えるでしょ」などなど、空想を広げながら石拾いにも夢中。
学生時代の同級生で今もおやじ塾で一緒に活動する杉本吉男さん(75)=つつじが丘区=、浦野勝人さん(74)=北割区=は「昔はよく天竜川で泳いだもんさ。何か懐かしいねぇ」と楽しそう。
拾った石は許可を得て持ち帰ることに。自分たちでデザインしてアート作品にしたいと夢は広がる。
村公民館では新たな熟年男性の講座「おやじ道場」が発足したばかり。・ス元祖・スの存在となったおやじ塾だが、代表の加藤勝美さん(71)は「今後も枠にとらわれず、柔軟に活動していきたい」と話す。 -
名水地ビール発売記念して7月6日にパーティー開催
宮田村の住民有志でつくる村おこし実行委員会は7月6日午後6時半から、新田区の梅公園の名水を使って企画した地ビール「梅が里麦酒」の発売記念パーティーを開く。ふんだんに出来たばかりのビールを用意。「多くの人に味わってもらいたい」と参加を呼びかけている。
パーティーは梅が里麦酒の発売初日にあたり「みんなで盛りあがり、飲んでもらおう」と企画した。
会費は2千円で募集人員は100人。JA宮田支所2階が会場となる。
パーティ券は伊東酒店、入田細田酒店、正木屋酒店、村商工会で販売。
梅が里麦酒は千リットルの限定で、地元の南信州ビール駒ケ岳醸造所で委託製造。330ミリリットル瓶500円で村内酒販店6店舗のみで販売を予定しており、順調に仕込みが進んでいる。
パーティー、ビールに関する問い合わせは同委員会事務局の村商工会85・2213まで。 -
音楽会
飯島町の飯島小学校で29日、音楽会が行われ、全校や各学年が斉唱や2部合唱、3部合唱で歌声を響かせ、息の合った合奏を披露し、演奏する喜び、聴く楽しさをたん能した。
全校の部分2部合唱「はじめようコンサート」でオープニング。そろいの法被姿で登場したすぎの子は力のこもった和太鼓演奏を響かせ、4年3組は合奏「上を向いて歩こう」を披露した。
音楽会デビューの1年生は全員で音楽劇「おむすびころりん」に取り組んだ。挿入歌で元気いっぱい「チューリップ」「ドラえもん」などを歌い、会場のほほ笑みを誘った。
また、合唱団は2部合唱「こころ天気になあれ」「手をのばす」で洗練されたハーモニーを、6年生は難易度の高い3部合唱に挑戦、最高学年の実力を示した。
このほか、PTAが「世界に1つだけの花」を、職員が「ビリーブ」を情感を込めて歌い上げ、最後に全員で2部合唱「さようなら」を響かせ、余韻を残して音楽会の幕は下りた。 -
巣立ちを間近にひかえた子ツバメたち
もうお家が小さいよ竏秩B大きく成長したツバメのヒナたちが巣立ちの季節を間近にひかえている。
この巣では、6月初旬に5匹のヒナが誕生し、体つきは親ツバメと同じ程度まで成長。狭い巣に収まりきらず、巣の横に出てえさを運ぶ親鳥を待つヒナの姿も竏秩B
ツバメのヒナが巣立つまでの期間は約3週間。ほかの鳥と比べると異例の長さだが、この間に巣立ちに必要な体力を養う。ひとたび巣立つともとの巣には戻らないが、その後もしばらくは親からエサをもらう生活を続け、その中で実践訓練も行っていく。 -
DLDが地元住民と協力して間伐材まきの配達事業を開始
まきストーブの輸入販売会社「DLD」(本社・伊那市高遠町、三ツ井陽一郎社長)は今年の冬から、地域住民と連携しながら地域の山の間伐材で作ったまきを、地元の家庭に供給する「まきの配達」事業を始める。地産地消を通じた放置間伐材解消を狙った取り組み。希望家庭には10日分ほどストックできるラックを設置し、定期的にまきを配達。安定的にまきの供給を受けることができるほか、まきをストックするための幅広いスペースがいらないことも利点となっている。本年度は伊那市、南箕輪村の家庭を対象とするが、来年度以降は範囲を拡大していきたいとしている。
化石燃料の高騰などの影響を受けて上伊那でもまきストーブの需要は増加しつつあるが、燃料となるまきについては、ナラなどの広葉樹などが好まれ、県外や県内の別の地域から調達しているのが現状。一方地元の山林では、利用目途のない間伐材がそのまま放置されている。こうした事情を受け同社では、まきについても「地元で調達したものを地元で消費する」というサイクルをつくることで、環境保全の一端を担えるのではないか竏窒ニ、今回の事業を開始することとなった。
伊那市では、富県貝沼地区の山守会が取り組みに協力。グリーンツーリズム構想の一環として04年から里山の整備に取り組んでいる同会も、放置間伐材の処理方法を模索していた。同会は材の供給に加え、地元の家庭へのまきの配達も行っていく。
シーズン中に設置するまき用ラックサイズは縦1・5メートル、横1・3メートル、奥行き50センチ。家の中に設置することも可能となっており、まきの出し入れが負担となる高齢者宅にも有効だと考えている。
1シーズンにかかる費用は基本料金は4千円、まきラックの設置料2千円に加え、まき料金(11・5円/リットル)となる(毎日使用した場合の一冬の使用量は6千縲・千リットルほど)。樹種はカラマツや針葉樹が中心。太割りかつ乾燥長まきなため、火持ちも悪くないという。
まきの供給開始は10月中の予定。
申し込み・問い合わせはDLD(TEL94・6133)へ。 -
駒ケ根市交通安全推進協議会総会
市内の交通安全推進関係団体などでつくる駒ケ根市交通安全推進協議会(会長・中原正純市長)は25日夜、07年度総会を市役所で開いた=写真。理事、幹事ら約30人が出席し、07年度事業計画・予算案などを承認した。自動車の交差点進入速度抑止に効果がある高輝度反射板の取り付けや、高齢運転者優先駐車スペースの公共施設駐車場などへの設置を前年度に引き続き推進していく。
中原市長はあいさつで「市内で5月に交通死亡事故が発生したのは大変残念だ。シートベルトをしていれば助かったかもしれないと聞いている。ベルト着用の啓発をはじめ、事故防止の取り組みを進めていきたい」と述べた。
議事終了後、駒ケ根署交通課の高山基宣巡査部長が講話で最近の交通情勢について話した。 -
ガソリンスタンド従業員らAED講習
伊南4市町村のガソリンスタンド6店舗が7月に新たにAED(自動体外式除細動器)を配置することから石油商業協同組合上伊那支部南部ブロック(池野克洋ブロック長、24事業所)は27日、加盟事業所の従業員らを対象にしたAED講習会を駒ケ根市の伊南行政組合消防本部で開いた。経営者や従業員など15人が参加し、消防署員に説明を受けながら救急救命処置や機械の使用方法などを学んだ=写真。参加者は「万一の際に役立てるようしっかり覚えたい」と話した。
同ブロックは、多くの人が利用するガソリンスタンドにAEDを設置しようと、県がこれまでのコモンズ支援金に代わって本年度創設した「地域発元気づくり支援金」に応募して採択され、交付を受けた180万円をAED6台(約270万円)の購入費の一部に充てた。配置されるのは駒ケ根市内の5事業所と中川村の1事業所に各1台ずつ。 -
看護大新入生歓迎会
駒ケ根市民らでつくる看護大学交流市民の会(会長・中原正純市長)は26日夜、同大の新入生を歓迎する会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。11年目の開催。新入生約90人が参加し、市議会文教厚生委員長の宮沢清高議員の音頭で市民らとともに乾杯した=写真。参加者は「アルコール類は抜きだが…」と言いながら、ジュースや牛乳、ヨーグルトなどを飲みながらテーブルを囲んでにぎやかに歓談した。新入生らは中原正純市長と一斉に行うじゃんけんやビンゴゲームなどのアトラクションで景品を手にして大喜びだった。
市内の各団体からは新入生らに対し、ソースかつ丼無料券や商品券のほか、エコバッグなどがプレゼントされた。 -
伊那図書館で七夕イベント・クイズなど
伊那市の市立伊那図書館は、七夕に向けたさまざまなイベントを展開、同館1階ホールには恒例の笹を設置し、利用者が願いごとを書いた短冊をつるしている=写真。新企画として、七夕に関係した問題を図書館の本で調べるクイズも設けている。
笹は3縲・メートルの5本を6月中旬から同所に設置した。願いごとは「皆がずっと仲良くいられますように」「サッカーがうまくなりますように」など心温まるものばかり。関係者によると、幼児や小中学生、高校生のほか高齢者も願いごとを認めているという。
七夕クイズは、「『天の川』は英語ではなんていう」など7問を用意。7月8日までの実施で、小学生を対象とし、全問正解した参加者の中から抽選で一人に本をプレゼントする。当選者は同14日、図書館に名前を張り出す。 -
西箕輪「わんぱくおやこ塾」 森林浴
伊那市の西箕輪公民館の子育てサークル「わんぱくおやこ塾」は27日、同地区にある経ヶ岳自然植物園で森林浴を楽しんだ。市内の16組約40人の親子が参加し、小鳥のさえずりを聞きながら公園内を散策した。
子どもたちは公園の広場に咲く、シロツメグサやウツボグサ、アザミなどの花を摘むなどして満喫した。中には、母親に花の冠や首飾りを作ってもらい、喜んでいる子もいた。
散策後は、お待ちかねの「おやつタイム」。お菓子を食べながら「お花畑で食べるとおいしいね」などと会話しながら、親子や保護者同士の交流の輪を広げていた。
わんぱくおやこ塾は、川遊びやクリスマス会などの年間12回の集まりを計画。本年は初めて、地域の高齢者との交流会を開く予定だ。
広場に咲くシロツメグサなどを摘んで楽しむ親子 -
向山和秋さんの油絵展
箕輪町長岡の瓦製造業向山和秋さん(58)の油絵展「おお、偉大なり我が故郷」は21日、伊那市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで始まった。中央、南アルプスなどの風景や人物画など、力強いタッチと躍動感あふれる・ス生・スへのこだわりを表現した展示になっている=写真。7月5日まで。
作品は10号から100号サイズまでの新作12点が並ぶ。これまでは裸婦画を中心に制作してきたが昨年の秋から風景画に再挑戦した向山さん。女性の優しさ、力強さを線で画いてきた経験は、風景が作り出す、柔らかい曲線を表現するのに生かされているという。
南アルプスと自分が住んでいる「長岡」の町を描いた100号サイズの力作「おお、偉大なり我が故郷」などの作品を出品。向山さんは「大自然と、そこに住む人間の生き様を表現してみたいと取り組んだ作品の数々を見て」と来場を呼びかけている。
向山さんが画家になろうと思ったのは50歳の時で、その年の高遠の四季展に入選するほどの実力。個展は同ギャラリーで年に一回のペースで開き、今回で6回目となる。
休館日は土、日曜。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
国交省・天上 激特事業の起工式7月1日
国土交通省天竜川上流河川事務所(伊藤仁志所長)は7月1日、天竜川直轄河川激甚災害対策特別緊急事業の本格着工を祈願した起工式を箕輪町松島の同河川沿いで開く。同事業は昨年7月の豪雨災害の再度災害防止を目的に2010年度までの5カ年度計画。出水期外の10月から同所管内各箇所で本格工事が始まる予定だ。
同事業は、諏訪湖の水位上昇による浸水被害を防ぐため、天竜川の流下能力を高め、釜口水門の最大放流量をこれまでの毎秒400トンから同430トンへ引き上げる。諏訪湖流入河川と天竜川で、河道掘削や護岸強化などを施す。
管内の激特事業は、横川川合流点(辰野町)から三峰川合流点(伊那市)までの対象区間約20キロ。河道掘削、護岸強化工事や天竜橋(南箕輪村、伊那市の境)、明神橋、水神橋、中央橋(以上同市)など6個所の橋梁補強を実施する。採択事業費は84億円。
関係者は「将来とも天竜川周辺が安全であり、工事事業が順調に進むことを願いたい」と話している。 -
違反建築物の発生防止を目的とする現場巡視
上伊那地方事務所は27日、違反建築物の発生防止と建築物の安全性向上などを目的とする巡視を行った=写真。
上伊那地方事務所では例年、建築指導員の協力を得て年に5回、管内の建築工事現場の巡視をして建築基準法の目的・内容の周知徹底と違反防止に努めている。そのうち2回は違反建築防止週間に合わせて実施。県の職員も巡視に加わり、表示板が適切に設置されているかなどに重点を置いて見回っている。
今回は職員や県の建設指導員など13人が参加。3班に分かれ、管内37カ所の建築工事現場を点検した結果、すべての現場で適切な処理が行われてた。 -
高遠高校、校名募集の集計まとまる
現在の学校名を継続するか変更するかを検討をしている伊那市の高遠高校は27日までに、一般から公募した学校名の集計をまとめた。「高遠高校」という現在の校名を含め307件53種の応募があり、「高遠」「進徳」「桜」「伊那」などといった言葉を含む名前が大半を占めた。
新カリキュラムの導入など、魅力ある高校づくりに力を入れる同校は、その一環として校名の検討を進めたいとする思いを「将来の高遠高校を考える会」(会長・小坂樫男伊那市長)などではかり、今月22日まで校名に関する意見を募ってきた。
応募に先立って同校生徒や保護者、同窓生には応募用紙を送付し、ホームページ上でも募集。伊那市内を中心に北海道や神奈川県、東京都などからも応募があった。
今後は、7月中に開く校内検討組織、学校改革推進調整委員会(百瀬仁志委員長)である程度絞り込みを行い、選考委員会に報告する予定で、報告は9月を目指したいとしている。
丸山富永教頭は「一つひとつ慎重に見ながら理解を得ていきたい」と話していた。 -
南箕輪村北殿区で災害時住民支え合いマップ作成説明会
南箕輪村社会福祉協議会は25日夜、災害時住民支え合いマップの作成説明会を北殿公民館で開いた。北殿区はマップ作成のモデル地区で、説明会は組長らを対象に開き、約50人が先進地駒ヶ根市の事例を学んだ。
村社協は、昨年7月の豪雨災害で避難指示を経験した北殿区をモデル地区にし、役場と連携してマップ作りを進める。同区では自主防災組織を主体に作成する計画で、今回は組長にも理解してもらおうと説明会を開いた。
駒ヶ根市と同市社会福祉協議会がマップ作りに取組んだ経過、作成方法などを紹介した。「災害時の安全な避難のために支え合いマップが有効な手段の一つ」とし、住宅地図を使い、災害時要援護者、支援者、近所のつながりの確認などをして地図に色別のマークや矢印を記入していく方法を説明した。
要援護者に誰が声を掛けるか事前に決めておくこと、避難所に重度の障害などがある人の福祉避難所を別に確保することなどの重要性も述べた。 -
みのわ祭り
7月28日雨天時は順延なく中止へ箕輪町みのわ祭り実行委員会は26日夜、第2回会議を町役場で開いた。当初雨天時の予備日としていた7月29日に参議院選挙が実施されることにより対応を協議し、祭り本日の28日が雨天の場合は祭りを中止することを決めた。
「2007みのわ祭り」は7月28日開催。6月初旬の第1回実行委員会では28日雨天の場合は翌29日に開催と決めていた。
協議の結果、28日が大雨などで実施できない場合は、町職員の対応、会場の公民館や投票管理者・立会人など困難が生じるため祭りは中止する。順延はしない。花火大会のみ翌日29日に開催とし、29日も出来ない場合は改めて検討する。
実行委員会では、花火打上会場で打上花火(6・7号)は番場原第2グラウンドに変更になったことを報告。各部会の説明もあった。
◆みのわ祭りポスター完成
箕輪町の「みのわ祭り2007」のポスターが完成した。
本年度は、ポスター・うちわの図案を一般から募った。7人10点の応募があり、みのわ祭り正副会長会(8人)による審査で、ポスターは向山聡一さん=箕輪町=の図案を採用した。
ポスターは千枚作成。役場庁舎をはじめ町内公共施設、商店などに掲示し、祭りに向け町内を盛り上げる。 -
表千家同門会長野県支部総会
表千家同門会長野県支部(横内祐一郎支部長、会員約2千人)の総会が24日、伊那市の県伊那文化会館大ホールなどであった=写真。県内各地区から約530人の会員が出席。本年度事業を決めた後、京都本部の講師による講習会があった。
総会は県下8地区を会場に年一回、交代しながら開催。あいさつに立った横内支部長は「茶道を極めるための一つひとつの仕草が人生の勉強になった。日本の伝統文化である茶道を皆で伝え合い、美しい日本をつくりあげていこう」と話した。
総会では、在籍20年以上で77歳を迎える会員を称える「喜寿表彰」や支部特別功労賞、支部功労賞などの13人を表彰した。講習会では「初炭」「続薄茶」など基本的な点前を学んだ。 -
合気道6段
箕輪町
荻原勇さん
「合気道を箕輪に広めたい。長年一緒にやってきた東京の仲間や多くの仲間にも箕輪に来てもらって、箕輪の皆さんとも交流できれば、少しはお役に立てるのかな」
今春、長年勤めた国立印刷局を定年退職し東京から故郷箕輪町に戻った。サークルの形で合気道を続けようと、5月から町武道館でけいこを始めた。
合気道との出合いは24歳のころ。高校卒業後に国立印刷局(当時の大蔵省印刷局)に就職し数年後、印刷局の工場のクラブ活動として組織している合気道部に入部した。
合気道は“許す武道”。力でいたずらに相手を倒すのではなく、気を合わせて導く。構えがなく自然の状態で、剣や杖を使っても自然のまま、一切構えはない。技の数は限られるが、その基本の技が無限に広がる、奥の深い世界だという。
指導者は故西尾昭二さん。「師範にほれた。最初は動けるわけではないし、先生について全国を回った」。試合はなく、勝ち負けはない。練習は技の反復で、自分のペースで鍛錬する。体と共に精神も鍛えられる。
「壁が多すぎてね。自分ではいいなと思っても、よその道場に行くとだめ。同じように技をかけても、それぞれが違うのでかからない。合気道は難しいなと思った。先生がやっていたのを見て、ものまねでやってきたけど、自分の技になるのは時間がかかる」
面白いと感じるようになったのは「50歳を過ぎて、自分の技が出来てきてから」。年を取るたびに一つずつわかってきたという。
合気道を通して多くの仲間と出会い、外国人とも言葉はわからなくても技で通じ合うことができた。「仲間が集まると合気道の談義が始まる。ああしたほうがいい、こうしたほうがいいとね。本当にすばらしい世界だと思う」
50年余の歴史がある国立印刷局合気道部の部長も務め、指導もしていた。故郷に戻った今、「合気道を通じて東京から多くの情報を取り入れ、役に立つことができれば一番いい」と、多くの人とふれあい、交流を図ろうと模索中。先生の技を残すため、いずれは道場を開きたいという夢を胸に、箕輪町に合気道が広まることを願っている。(村上裕子) -
【記者室】“毒”は確実に効く
箕輪町郷土博物館の野草観察会。子どもから大人までが、散策しながら花や草の名前、薬草の効能などを学んだ。一緒に歩いてみたが、知っている植物はほんのわずか。新しい発見がいっぱいだった▼胃腸の薬というアキカラマツ。「そこにいっぱい」と言われてもどれのことやらさっぱり分からず、先生が手に取って「あぁ、それ」と納得する。名前と効能は覚えたものの、自分で採取となると、まず不可能に思える▼山菜や野草を利用する場合、有毒植物があるので注意が必要。観察会の資料に「無理して採らなくても命に別状はない。誤ると命に関わる」「“毒”は確実に効く」の言葉が。知識のない自分は、野草は見て楽しむ程度にとどめるのが賢明のようだ。(村上裕子)
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国道伊那バイパス箕輪地区地権者組合、対策組合が解散へ
国道伊那バイパスの箕輪地区地権者組合と対策組合は27日、町文化センターで役員会を開き、伊那バイパスの箕輪区間が07年度内に完成の見通しとなったことを受け、両組合とも解散する方向を決めた。
国道153号伊那バイパスの工事は国庫補助道路改築事業。計画区間は伊那市美篶青島地籍のナイスロードから箕輪町の松島バイパス「木下南新町」交差点までの総延長7・6キロ。箕輪区間は約1・2キロ。
両組合は98年に発足し、伊那建設事務所に要望書を提出。箕輪区間は00年に着工した。
役員会で伊那建設事務所が現況を説明。箕輪区間のバイパス本線はほぼ完成し、残り約30メートルの区間についても来年3月までに完成する見通しを示した。
役員は、残された課題は地元の木下区と三日町区に移管して今後町と協議することとし、組合は解散の方向を決めた。
伊那建設事務所によると、伊那バイパスの南箕輪村区間は本年度、残りの用地買収と取り付け道路の改良工事、伊那市区間では用地買収に着手する計画という。 -
高遠伊那東ライオンズクラブが解散
高遠伊那東ライオンズクラブ(LC、古田順子会長、14人)はクラブ員の減少で運営が困難になり、30日をもって解散する。発足から31年間の活動を終えるが、これまで培ったLC精神を心がけていくことを確認した。
同LCは76年5月、三十数人で発足。会員は伊那市内の天竜川東側、高遠町、長谷を中心に構成され、多いときで57人が所属していた。6年ほど前から年々減り、クラブ運営に支障をきたし、活動するにも人が少なく、継続が困難となった。クラブ員の増員に力を入れたが、加入に結びつかず、本年1月から、LCの存続、解散、他クラブとの合併の選択肢の中で検討を重ねた。30年を超える活動の経過から、合併は困難として、解散を決めた。
古田会長は「桜のまち、歴史のまちとして全国に名が知られる高遠からLCをなくすことは残念。解散しても、奉仕の心を表す努力はしていきたい」と話した。
同LCは、地元企業への献血の協力をはじめ、三峰川の河川清掃、LCのPR活動などを展開。保科正之公の縁で、福島県の会津若松LCなどと友好提携を結び、交流していた。 -
聴導犬協会、施設移転で用地契約調印
宮田村内に本部がある社会福祉法人日本聴導犬協会(有馬もと代表)は27日、協会施設を町三区の村民会館隣接地に移転新築するための用地購入(賃貸含む)契約を村土地開発公社と交わした。あわせて環境面の配慮や地域貢献などを盛り込んだ協定書、覚書を村と地元町三区と締結。有馬代表は「施設は大きくなるが家族的な基本姿勢は保っていく。地域との交流も深め、親しみを持ってもらえる協会、施設にしていきたい」と話した。
協会が公社から購入した土地は562平方メートルで、賃貸は1595平方メートル。賃貸部分についても順次購入する。
来年春から8月末まで工期を予定し、訓練室や宿泊室などが入る木造2階建て約480平方メートルの施設を建設。5頭から10頭ほどの訓練を可能にする。
用地、建設資金は日本自転車振興会の補助金と寄付金を充てる。
同協会は現在、町一区の民家を借りて運営する。手狭なことから一時は村外への移転も計画に浮上したが、福祉の面などから村は積極的に用地をあっ旋。
村民会館隣接地の移転については環境面を中心に心配する声も一部にあったが、先月に住民説明会を開いた。
役場で開いた契約調印式で有馬代表は「交流の場を設け、地域に還元できる施設にする。さらに理解を深めてもらえるよう、努力したい」とあいさつ。
清水靖夫村長は「地域との理解を深め、事業発展の新たなステップアップを」、町三区の縣忍区長は「生き物に関わる施設で心配している部分もあるが、地域福祉向上のために尽くして」と話した。 -
宮田村の名物丼ネーミング・ス紫輝彩丼・スに決定
一般公募していた宮田村の名物丼の名称が「紫輝彩(しきさい)丼」に決定し27日夜、村商工会青年部らでつくるプロジェクトチームが発表した。今後は販売する村内の飲食店12店で、名物丼の統一呼称として使用。応募総数321点の中から厳選したネーミングに、関係者は「丼に食材として必ず使用する村の特産ワインの名前にも通じており、この丼でさらに地域を盛り上げていきたい」と期待を高めている。
名称公募は名物丼の発売を開始した3月末から約1カ月余り実施し、販売する12店を中心に応募箱を設置。
実際に丼を食べた客を中心に多数の作品が寄せられ、「梅が里丼」や「食べずにおれんじゃー丼」などユニークな名称も集まった。
商工会青年部、飲食店、観光協会の投票により最終選考。
結果、北原理恵さん、近田玲子さん、佐藤佳穂さん=以上駒ケ根市=、加藤文彦さん=埼玉県川越市の4人から寄せられた「紫輝彩丼」が最多得票となり、採用を決めた。
「紫輝」は、各店が共通ルールとして名物丼の味付けに使う村特産山ぶどうワインの銘柄名。丼にその名を冠することで、特産品としての相乗効果も期待される。
「ゆかりのある名前に彩を加え、神秘的な透明感も持ち良い名前だと思う。さらにPRしていきたい」と商工会青年部の小田切等部長は話す。 -
村民登山7年ぶりに復活、8月に「西駒へ行ってみめえか」
中央アルプス駒ケ岳で3つの山小屋を運営する宮田村の第3セクター宮田観光開発は、かつて村観光協会と村公民館が共催で実施した駒ケ岳への村民登山「西駒へ行ってみめえか」を7年ぶりに復活させる。地元の山や自然に親しんでもらい、利用者が伸び悩む山小屋の活性化にもつなげたい考えだ。
日程は8月18、19日の1泊2日。北御所から6時間かけて登るコースのほか、初心者にも標高3千メートル級の自然の醍醐味を味わってもらおうと、往復ロープウェイ利用で山頂を目指すコースも設定した。
宿泊はもちろん山小屋。2日目は両コースとも同行動で、馬の背、濃が池を経てロープウェーで下山する。
かつての村民登山を契機に発足した山を愛する会のメンバーらがガイド。
村民登山と銘打つが、村外からの参加も歓迎し、小学生以下は保護者同伴となる。
費用は往復ロープウェー利用が1万円、北御所コースが9千円(交通費、宿泊、食事、保険料など込み)。
宮田観光ホテル、村民会館、役場産業建設課で申し込みを受けつけており、8月2日に午後7時から村民会館で事前説明会を開く。
山小屋を含む宮田村側の駒ケ岳登山者、観光客は2000年に10万人余りに達したが、その後徐々に減少。昨年は豪雨の影響でロープウェーが運行休止になった影響もあり5万5千人ほどだった。問い合わせは宮田観光ホテル83・2134まで。 -
花ろまん(18)バラ(下)
かつて16世紀のフランスのバラの詩人、ロンサールは「恋びとよ、見にゆかん 花薔薇(そうび)けさ紅に 陽に解きし その衣 くれないの 重なりも」と歌い、ボードレールはバラは「美しくあれ、そして悲しくあれ」と言った。アイルランドのトマス・モアが生と滅びを表現した「夏の終りの薔薇」の哀愁を帯びたメロディーは、日本では「庭の千草」で知られている。蕾から開ききるまで、刻々と姿を変え、絢爛豪華に咲けば、咲くほどに、文学に登場するバラは、悲哀と滅びを内包し、見る者のロマンをかき立てる。今回は高地に咲くバラの特集、伊那市の高遠しんわの丘ローズガーデン、長谷のみらい塾、山荘ミルクを取材させていただいた。(大口国江)
##(中見出し)
「アンネのバラ」から修景バラまで108種類、4380本が咲き競うしんわの丘ローズガーデン
花の丘公園西側、標高800メートルに位置し、6月1日にグランドオープンした。直立性や株立などの大輪、土手を利用した這性のバラ、修景バラなど。花びらが幾重にも重なるロゼット咲き、包みこむカップ咲き、剣弁高芯咲き、半八重咲き、一重咲きと様々な花が見られ、さながらバラの見本園のようだ。
明日への希望を抱きながら、非業の死を遂げた、少女、アンネ・フランクのために作られたバラ「スヴニール・ドゥ・アンネ・フランク」。上品な雰囲気の「プリンセス・ド・モナコ」。花びらの重なるフリルがかわいい「ほのか」。
房状で花色は白から次第に淡緑色に変わる「緑光」。輝く黄色「サプライズ」、ピンク色で裏白の花が波のような「ケアフリーワンダー」。
真紅の大輪、存在感のある「オクラホマ」。黄色から赤色に変わる「栄光」-など色々楽しめる。
##(中見出し)
有機堆肥「あきら」で1・5倍の大輪に、珍しい咲き分けもある長谷蔵の宿、みらい塾(市ノ羽幸子さん経営)
伊那市長谷黒河内にある蔵の宿みらい塾は標高900メートルに位置し、今、数10種類400本のバラが見頃を迎えている。
市ノ羽さんが1番好きな花というアンネ・フランクのバラは40本植えて、小道を作る。花色は赤から黄色と変化しつつ、晩秋まで咲き続ける。
花弁数50枚、下向きに咲く、上品で優雅なピエール・ド・ロンサールもお気に入り。
個性的なのは、白地に濃いローズの縞が入る、カップ咲きからロゼット咲きに変化するボローニャ。今年は咲き分けで濃いローズ1色の珍しい花が咲いた。「昨年、新品種として発表されたばかり」とか。
レモンのような香り、剣弁高芯咲きの「ブルームーン」゜壁面いっぱいに鮮やかな花をつける「カクテル」などのほか、色とりどりの木立性大輪や、垣根に這わせた修景バラもあるが、いずれも、花の大きさが通常の1・5倍ほどある。その秘密は、幸子さんの夫で、アルストロメリア栽培の晧さんが開発した有機堆肥「あきら」にあるとか。
「バラは早朝から夜まで、1日中見ていても飽きない。バラの香りに包まれてティータイムを」と喫茶も営業する。
このほか予約で食事も提供、蔵で宿泊もできる。詳細は(TEL98・2168、email miraijuku1038@yahoo.co.jp)
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自然と融合するバラたち 横山山荘ミルク向山美絵子さん。
標高千メートル、緑の里山をバックに1万平方メートルの広々としたフィールドに立つ、山荘ミルク。サルの食害に遭い、野菜からバラに切り替えた。前庭はモダンローズ、畑側はオールドローズ、山際はイングリッシュローズとエリアを決めて植栽した。ホールから庭、玄関前、庭の入口など効果的にアーチを配し、スタンダード仕立てで高低差をつけた。
淡いピンク、クラシカルな花形の「シーザー2005」のアーチ。青みを帯びたピンクの花びら、わずかな風にも揺らぐ「ディンティー・ベス」。紫系の一重、和のテイストを持つ「たそがれ」。真紅で存在感のある「ウィンショッテンアンティーク」など。
四季折々色とりどりの花をつける宿根草、明るいグリーンから深緑、美しい斑入りなど百種類余のギボシがバラを引きたてている。「標高が高いため、朝夕の寒暖の差が大きく、花色が冴えている。葉の色がいいとお客様にほめられる」と笑顔を向けた。
山荘ミルクは月、火曜日定休。営業時間午前11時縲恁゚後5時(夜、休日は予約のみ)(TEL72・9990) -
箕輪町警部交番連絡協議会総会
箕輪町警部交番連絡協議会は20日夜、07年度総会を町内で開いた。事業計画や予算を承認し、伊那署管内、箕輪町の治安情勢報告を聞いた。会員や来賓、交番所員ら24人が出席した。
07年度事業計画は、夏季と冬季の交番支援物資贈呈、交番近況情報交換会など。小林紀玄会長は、「昼夜を問わず活躍いただき安心して生活できている。新交番の落成を機に交番機能の充実を図り安全安心の箕輪町のため更なるご活躍をお願いしたい」と述べた。
交番新築の記念品として協議会が時計を贈呈。倉田千明所長は、「事務所に入った正面の壁に掛けさせてもらう」と感謝した。
倉田所長が町の治安情勢を報告。07年5月末現在の刑法犯届出件数は73件で前年より5件増加。地域別では前年0件だった上古田、三日町、南小河内、北小河内でも発生し「在のほうに発生が増えている」と説明した。交通事故発生状況は、人身事故は40件で昨年より9件の減だが物損事故が208件で、「人身事故になる手前の物損事故が多く安心できない」と注意を呼びかけた。 -
こどもスポーツ体験教室開講
箕輪町教育委員会の新事業「こどもスポーツ体験教室」が23日、町民体育館で始まった。初回種目の卓球は参加した小学生のほとんどが初体験で、ラケットを手に基礎から教わって楽しんだ。
体験したことのないスポーツをやり、スポーツの楽しさを知ってもらう目的。町体育指導員と町体育専門部が指導する。3回シリーズで第2回は室内テニス、第3回はフェンシングに挑戦する。
教室には定員を上回る応募があり、参加者は町内の小学3年生から6年生までの30人。初めての卓球で、ラケットの握り方、構え方、球の打ち方など基本を丁寧に教えてもらった。「ラケットが顔の前にくるように振ってね」とアドバイスを受けながら指導者の球を打ち返したり、サーブの練習を楽しんだ。 -
ゆずり葉学級が灯ろう作り
南箕輪村公民館学級の「ゆずり葉学級」はこのほど、7月7日に大芝高原である大芝とうろう祭りに参加するため、七夕灯ろう作りをした。受講生が思い思いに好きな絵を描くなどして灯ろうを作り上げた。
祭りは大芝高原多目的広場で、住民が手作りした段ボールの灯ろうを散策路に並べて蜜ろうキャンドルを灯す。
昨年の祭りに初参加したゆずり葉学級では、「とてもよかった。今年もやりたい」との受講生の願いから、灯ろう作りを計画した。学生は昨年の箱を再利用したり、新しい段ボール箱の側面を四角や丸など好きな形に切るなどして枠を作り、穴の部分に自分が育てたアサガオ、村のキャラクター「まっくん」などを自由に描いた紙を張って完成させた。
受講生は、「祭りは灯ろうの光がものすごくきれいでした。今年も自分の作った灯ろうを出すのが楽しみ」と話していた。 -
野草観察会
箕輪町郷土博物館は23日、野草観察会を日輪寺周辺で開いた。参加者は植物の名前や薬草の効能などを学び、メモを取りながら散策を楽しんだ。
町内まるごと博物館事業の一環。野草の観察を通じて郷土の自然に親しむねらい。講師は樹木医で町文化財保護審議会委員の唐沢清さん。
参加者20人は、日輪寺を目指して箕輪東小学校を出発。歩きながらコアジサイ、野アヤメ、ヒレハリ草などを見たり、名前を確認し、胃腸の薬になるアキカラマツも教わった。子どもたちは山ワラビを摘んだり、フキの葉に穴を開けたり遊びながら歩いた。参加者は「地元にこんないい所があるなんて知らなかった」と話し、好天に恵まれた景色もたん能していた。
長岡の伊藤優子さんは、娘とゆっくり接する時間を持ちたい-と長女の陽香さん(8)と参加。「娘のほうが覚えるのが早くて、私が教えてもらっています。娘が前に採ってきたきれいな花の名前が今日覚えられて良かった」と話していた。 -
箕輪町子育て支援ネットワーク協議会代表者会議
箕輪町子育て支援ネットワーク協議会は22日夜、07年度の代表者会議を町役場で開いた。委員を委嘱し、ネットワークの組織や本年度の取り組みなどを説明した。
協議会は06年度に設置。代表者会議、実務者会議、個別支援会議で構成する。子育てにかかわる機関や関係者が横の連携でネットワークを構築し、対応することで、問題を多面的、専門的に捉え最良の解決策を探る。
代表者会議は町長、医師会、歯科医師会、小中学校長、保育園長会、小中・保育園の各保護者会、区長会、民生児童委員、人権擁護委員、児童相談所、警部交番、福祉事務所、保健所などの代表18人で構成。
会合では、本年度は実務者会議を月1回開き保健師が情報の共有を図るほか、昨年度に引き続き学校との連携を深めるなどの説明があった。
児童相談所からは、児童虐待相談の状況について▽県全体で06年度は547件で05年度の599件より減少▽虐待者は事例の半数が母親▽被虐待者は0歳から小学生までが全体の80%-などの報告があった。