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山ぶどうワイン4年連続で県原産地呼称に認定
宮田村の特産品山ぶどうワインの「紫輝」と「駒ケ原」の2006年産2銘柄が9日、高品質の県内産製品であることを証明する県の「原産地呼称管理制度」に認定された。東京都内で開かれた著名なソムリエらによる審査会で決定。4年連続の認定に、地元栽培者や醸造元の本坊酒造など関係者は「さらに良いワインにしたい」と喜んでいる。
同村では13戸の農家が山ぶどうの交配種ヤマソービニオンを栽培。村内の本坊酒造信州工場で醸造している。
新酒として昨年末に6千本余りで発売した「紫輝」は売れ行き好調で、ほぼ底をついている状態。
熟成タイプで3月発売予定の「駒ケ原」は今回審査にタンクが違う2種類を出品し、いずれも認定を受けた。
栽培の安定により、品質とともに年々収獲量も高まっていることから、今後は販路拡大が急務。
昨年はスーパー「ジャスコ」などを経営する大手流通業のイオンが、首都圏の店舗などで「駒ケ原」の取り扱いを開始するなど、作りのこだわりにも注目が集まってきている。
「ヤマソービニオンは宮田と定着しつつある。こだわりを着実に情報発信し、栽培、醸造技術ともさらに研究を深めたい。他製品への活用も必要」と同工場長の藤野公宏さん。
関係者でつくる推進会議などが連携し、さらなる飛躍を目指したいと話した。 -
駒ケ根東中が青年海外協力隊訓練所見学
駒ケ根市の東中学校1年生39人は9日、同市にある駒ケ根青年海外協力隊訓練所を見学した。海外に派遣された元隊員の体験談を聞いた生徒らは、日本では考えられないような体験の数々に感心したり驚いたりしていた=写真。
訪れた生徒らはスタッフの案内により、訓練所の施設内を見学。図書室、食堂、宿泊棟など、館内をじっくりと見て回った。候補生らが70日間寝起きする居室を見て「狭いな」などと感想を話し合ったり、図書室の蔵書の多さに感心したりしていた。生徒らは説明で協力隊の任務や現地での苦労などを聞いたほか、貧しい国に住む子どもたちの生活の様子を聞くなどして、まだ見ぬ遠い国々の文化や暮らしに思いをはせていた。 -
旧県看護専門学校解体工事進む
駒ケ根市上穂栄町の市文化センターに隣接する旧県看護専門学校の建物=写真=の解体工事が進んでいる。建物は1970年建築で鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は2025平方メートルだった。看護専門学校校舎として使用されなくなったのに伴い、市が総合文化センター分館として公民館を始め各種団体の活動などに利用してきたが建物が老朽化したことから、市の申し入れにより所有者の県が解体を決めた。解体後の跡地については市が緑地、駐車場などの利用方法を検討している。工期は20日までの予定。
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南箕輪村役場職員労働組合青年部と村商工会青年部が交流会
南箕輪村役場職員労働組合青年部(小池隆部長)と村商工会青年部(北沢博仁部長)の初の交流会が9日夜、村商工会館であった。異業種の交流を図りながら、「私たちの南箕輪村」をテーマに住みよい村になるために自由に討論し、「環境活動などに一緒に取り組んで輪を広げたい」など前向きに意見を交わした。
商工会青年部が昨年から各種団体の青年部との交流に取り組んでいることもあり、今回、双方の呼びかけで交流会が実現。30人が参加した。
村が発展し輝くために、住みよい村になるために何が必要か、衣・食・住・心をキーワードに、4班に分かれて自由に意見を出し合った。
大芝高原についてはPR不足、施設の核やターゲットの選択、特産品は販売戦略などが課題に挙がった。「きれいな南箕輪村をつくるため、青年部員として村民意識を変えられる活動をしたい」と、ごみ拾いに一緒に取り組む提案や、「村は何かするときにまとまりがない」として連携、団結の必要性の指摘もあった。
商工会の北沢部長は「村を背負って立つ若い我々が元気を出さないと村は元気にならない。意見を出し合い、プラスの方向に持っていきたい」。村の小池部長は「皆の輝く思い、情熱が集まることで大きな輝きになる。この会が継続して本当に大きな輝きになることを願う」とあいさつした。 -
箕輪町議選
新人の下原甲子人氏出馬表明任期満了(4月29日)に伴う箕輪町議会議員選挙で、新人の下原甲子人氏(66)=無所属、経営コンサルタント、松島栄町=が10日、出馬を表明した。
下原氏は、「民間企業で培った経営力を、地域社会のために発揮したい」とし、「明るく元気な地域社会づくりの推進」をテーマに掲げ、「情熱と行動力をもって実行したい」とする。地元や近隣の常会、友人、知人の支持を受け、出馬を決めたという。
公約に▼よい人・仲間づくり(福祉の充実と信頼の人・仲間づくりの推進)▼よい仕事の場、よいものづくり(雇用確保と産業振興)▼よい住環境、よいぬくもりのある地域づくり-を掲げる。
辰野高校卒。KOAに勤務し箕輪工場長、常務取締役を務めた。現在、松島区区会議員。 -
おはなしこんにちは
腹話術を満喫
箕輪町図書館で10日、みのわ腹話術研究会による「おはなしこんにちは」があった。約80人の親子が、腹話術やパネルクイズ、工作などを楽しんだ。
腹話術は、人形小学校に通っているという「はなこちゃん」が登場。子どもたちは、はなこちゃんがひらがなを「あえいうお」と言うと、「間違ってる」と教えてくれたり、カエルが出てくると「こっちのほうがかわいい」と話したり、身を乗り出して夢中になっていた。
デコレーションケーキの形をした「けいこさん」が出てくると、2月生まれの男の子に手伝ってもらいイチゴやリンゴ、バナナをけいこさんに飾りつけるなど、子どもたちも参加して楽しんだ。
空の箱の中から缶コーヒーが出てくる手品なども披露。「図書館にある手品の本に載っています。本を借りて皆もやってみてね」と本の紹介もあった。 -
きものいぐち「心新たに一(はじめ)展」
12日まで 南箕輪村民センター
伊那市高遠町のきものいぐち「心新たに一(はじめ)展」が10日、南箕輪村の村民センターで始まった=写真。
07年最初の展示会。新春企画は、訪問着と袋帯セット、留袖と袋帯セットが25万円均一、30万円均一。本格派きもの展は本加賀友禅、手描京友禅、老舗西陣帯(留袖、訪問着、色留袖、袋帯)がそろう。高級喪服フルセット、新作振袖もある。
同店は「お客様にご満足いただけるように良い品をそろえました。抹茶スイーツのおもてなしも用意してお待ちしています。お気軽にお出かけください」と話している。
12日まで午前10時縲恁゚後7時(12日は午後5時)。
17日から20日までは高遠町のきものいぐち特設会場で開く。午前9時半縲恁゚後7時。問い合わせは同店(TEL94・2074)へ。 -
アトピー・アレルギーの集い
アトピー・アレルギーの子どもを持つ上伊那の保護者らでつくるサークル「たんぽぽの会」(宮下美香代表、20人)と県看護大学小児看護学講座は10日、第9回講座として「子どもと食物アレルギー」をテーマに「アトピー・アレルギーを持つ子どもと親と支援者の集い」を駒ケ根市の県看護大学で開いた。会員など約40人が集まり、伊那中央病院小児科部長藪原明彦さんの講演「子どもと食物アレルギー竏註H物アレルギーを理解するために」、松本市教育委員会学校給食課管理栄養士今野美穂さんの講演「松本市における食物アレルギー対応食提供事業について」を聞いたほか、参加者同士で情報交換するなどしてアトピー・アレルギーへの理解を深めた。
藪原さんは食物アレルギーの起こるメカニズムや症状について「子どもの場合、多くは加齢とともに軽くなるが」とした上で治療と予防法などについて詳しく説明した=写真。 -
上伊那地区生徒会交流会
上伊那地区の高校生徒会役員らによる交流会が10日、伊那市の伊那北高校であった。上伊那8校の生徒会役員約100人が集まり、取り組み発表を通して今後の生徒会運営について考えた。
生徒会活動の情報交換、意見交換を通して他校生徒と交流を深めるとともに、生徒会活動を活性化することを目的とする取り組み。3年生から生徒会活動を引き継いだ2年生が、さまざまな活動を参考にしながら新しい1年の生徒会運営を考える場にもなっている。
それぞれの高校は、全体会の中で1年間の取り組みを紹介。辰野高校は、PTA代表者、教職員、生徒代表で学校のあり方を話し合う「三者協議会」の取り組みについて触れ、話し合いを通じて制服の扱いなどを決めてきた経緯を示した。
また分科会では、携帯サイト、服装、ごみ問題など、高校生の生活に密接なテーマ6つを取り上げ、グループごと討論=写真。他校の取り組みを学びながら、自分たちの高校のあり方を考えていた。 -
南信中学生ロボットコンテスト・過去最多50チーム
第4回南信中学生ロボットコンテストが10日、伊那市の伊那中学校であった。上伊那の9校と下伊那の1校から過去最多の50チーム、250人が参加。生徒らは、アイデアを凝らしたロボットを操って、得点を競い合った=写真。上伊那技術・家庭科教育研究会の主催。
独自のロボットで紙製の輪を運び、筒に掛けたり、相手の陣地へ押し出したりできた数で競った。出場ロボットは、リングを押し込むタイプが中心で、中には2本の腕で一度に5つの輪を挟み、筒にかけるタイプもあり、それぞれのチームのアイデアが光った。
大会は、4ブロックで予選トーナメントを開き、各ブロックの上位2チームと審査員が推薦した2チームの計16チームで決勝トーナメントを展開。リングを押し込む、はめ込むなど3つの機能を持つタイプで出場した伊那東部中(伊那市)の「The天竜」チームが、決勝戦で同校対決に勝ち、優勝した。
ロボットを操作した2年・伊藤貴樹君(14)は「去年は焦ってしまい失敗してしまったが、冷静に望んだのがよかった。初めての優勝できてびっくりしてる」と、アシスタントの1年・山口昌太君(13)らと喜びを分かち合っていた。 -
市書店組合「新伊那市かるた」初の大会
伊那市書店組合(小林史麿組合長)は10日、同市荒井の市立図書館で、新市誕生記念の一環として販売した「新伊那市かるた」を使った、かるた大会を初めて開いた。市内を中心に駒ヶ根市などから幼児縲恆蜷lの33人が集まり、年齢ごとの部門に分かれて楽しんだ=写真。
昨年春に販売し始めた同かるたは、高遠城址(し)公園のコヒガンザクラ、長谷の孝行猿、天竜川のザザ虫などを題材に、合併したふるさとを知ってもらおうと3千部を制作。現在は約2500部を売り、地元出身者などからの問い合わせもあるという。
読み手は、伊那朗読の会の会員の一人、柄山祐希さん(83)=同市中央区=が務め、かるたの題材になっている場所について解説しながら進行。参加者は、関心しながらも次第に札数が少なくなると、体勢を前のめりにして札を取り合う熱戦を展開した。
小学校3年生以下の「年少の部」で9枚獲得した、西春近北小3年の本間はるかちゃん(9つ)は、前半で稼いだリードを守りきって優勝。「端から端まで見渡して取った。勝ててうれしい」と喜んでいた。
小林組合長は「新しい伊那市の歴史や文化を理解してほしい」と、かるたの題材になっている場所を巡る企画を検討しているという。かるた大会も継続していく考えでいる。 -
代官行列が広小路を通行
江戸時代の風情や縁日の姿を再現する飯島町の冬季最終となる「第14回お陣屋行燈市」が10、11日、JR飯島駅前広小路で開催。穏やかな早春の日差しの中、大型時代劇「遠山の金さん」や代官行列、陣馬太鼓、どんどろしし舞など多彩なイベントが繰り広げられ、夕闇が迫れば、大小の百基の行燈に火が点り幻想的を醸した。
今年の時代劇は行燈一座の「遠山の金さん」と「代官行列を楽しみ会」も出し物を用意した。2日目は古田人形芝居の上演もある。(関連記事11面)
##(写真よこ多分 -
桜オーナー
中アの残雪に映える千人塚公園の桜を守り、未来に引継ごうと、飯島町は桜守ファミリー募集する。同公園の古木は樹齢77年の染井吉野、樹高20メートル余、地衣類が繁茂し、テング巣病もまん延していることから、桜1本を1ファミリーが愛情を込めて管理する桜オーナー制を検討。染井吉野は戦後、全国で爆発的に植栽され、成長も早いが老化も早く、随所で同様の問題が起きている事から、この取り組みは大いに注目される▼ロマンあふれる試みの成否のカギは町民の桜愛護の熱意と、高枝切りなど高所作業できる機資材を持つ企業や団体の多くが手を挙げてくれるかに掛かっている▼花の季節には自前の桜で花見、ちょっとした大名気分が味わえるかも。多くの参加を願う(大口国江)
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高遠高の董君が豪州語学留学帰国報告
高遠高校振興会の海外短期派遣事業で、1月20日から17日間の日程でオーストラリアのブリスベンに語学留学していた同校進学コース1年の董永超さん(16)が9日夕、伊那市役所に振興会長の小坂樫男市長を訪ね、帰国報告をした。
中国出身で、01年に来日した董さんは、中国語と日本語の読み書きができる。将来、通訳を目指し、英語も習得するために留学を希望した。
現地ではホームステイをしながら英語学校に通学。日々、5縲・時間の勉強を重ねたといい「英語での会話は相手に通じたけど、発音の違いによく注意されて苦労した」。
また、「世界各国から来ていた大勢の留学生と友だちになれた」と喜んでいて、帰国後も、ホームステイ先の家族や、友人とメールのやり取りをしているという。
董さんは「もう一度留学したいし、ほかの国の言葉も勉強していきたい」と話していた。
小坂市長は「若いときに海外で勉強してくることはいいこと。今後に生かして頑張ってほしい」と激励した。
事業は7年目。市と同窓会で構成する振興会が、渡航や研修費用の約半額を補助し、意欲ある生徒を語学留学に送り出している。 -
中沢小大縄跳び大会
駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)は7日、全校大縄跳び大会を開いた。全学年児童が所属する縦割りの仲良し班8班による対抗戦。2人で回す縄を1人ずつ跳んだ回数を競うもので、5分間の競技を2回繰り返した合計回数で勝負を決めた。
休み時間などを利用して練習を重ねてきた児童らは緊張した表情で合図を待ち、審判の笛で一斉に競技開始。タイミングを合わせて次々に縄に飛び込み、10回、20回竏窒ニ回数を重ねた=写真。低学年児童の中には跳ぶタイミングがなかなかつかめずに立ち往生したり、縄に足を引っ掛けて転倒する児童もいたが、皆に励まされながら順番が来るたび何回も挑戦していた。
競技の結果、5班が1回目325回、2回目343回のずば抜けた記録で優勝した。28日には学年対抗の大縄跳び大会が行われる。 -
東伊那小ふるさと学習発表会
駒ケ根市の東伊那小学校(小川清美校長)は7日、児童らが学年ごとに学んできたさまざまな学習や活動の成果を保護者らに発表するふるさと学習発表会を体育館で開いた。約100人の保護者や来賓らが訪れ、懸命に発表する児童の姿を温かい目で見詰めた。
5年生は「通学合宿を通して学んだ料理体験」として、7月に同市東伊那の農業体験宿泊施設「ふるさとの家」で3泊4日を過ごした時の料理作りについて発表。実際に体育館で卵焼きや野菜サラダ、ウインナーエッグなどを作って見せた=写真。保護者らは卵焼きを作る様子などを見て「上手」などと感心していた。1年生はアサガオを育てた苦労や花が咲いた時の喜びなどについて寸劇仕立で発表して大きな拍手を受けた。
体育館の壁面には模造紙に書いた学習のまとめなどがずらりと掲示され、訪れた保護者らがじっくりと見入っていた。 -
スリランカ風紅茶パーティ
スリランカの紅茶と料理でパーティを楽しむ集いが8日、駒ケ根市のふれあいセンターで開かれた。地域に住む外国人の支援と交流を目的に06年に設立された民間ボランティア団体「地球人ネットワークinこまがね」(清水敏晴代表)と駒ケ根市社会福祉協議会(竹内正寛会長)、駒ケ根市の共催。ネットワークのメンバーなど約20人が参加し、駒ケ根青年海外協力隊で語学講師を務めるシリパーラ・ウィラコーンさんなどスリランカ人3人を迎えて楽しい午後のひとときを過ごした。
テーブルに並んだお茶受けのメニューはいずれもスリランカ風のパンケーキ、サバとジャガイモのカツレツ、ひよこ豆などをいためたカダラの3品。参加者はショウガを入れた紅茶イングルテー、ミルクを入れたキリテーとともに味わったほか、ウィラコーンさんにスリランカの文字を教わったり文化や習慣などについて質問するなどして、異文化交流を楽しんだ=写真。 -
村役場理事者管理職会が松くい虫対策募金に寄付
南箕輪村役場の理事者管理職会は9日、大芝高原のアカマツを松くい虫被害から守るため森林セラピー協議会が取り組んでいる松くい虫対策募金に、7万円を寄付した。
「村の貴重なアカマツを絶やすことはできない。職員としても協力しよう」と、村長を除く助役、教育長、課長級職員の計12人が寄付。伊藤修教育長が代表して、森林セラピー協議会の大熊恵二会長に手渡した。
大熊会長は、「率先して住民の先頭に立って寄付いただきありがたい」と感謝し、「今年4月の森林セラピーロードグランドオープンに向け、より一層募金活動の高まりを作っていきたい」と話した。
募金箱を村内5カ所に設置してから1カ月が経過。協議会事務局によると、理事者管理職会の寄付を除き、現在までに約12万円が寄せられているという。 -
南箕輪村福祉計画策定懇話会
障害福祉計画を協議
南箕輪村福祉計画策定懇話会(山本昭子会長)は8日夜、村役場で開き、村が06年度中に策定する障害者福祉計画案の説明を受け、協議した。
懇話会は05年12月に設置。委員は19人。高齢者及び障害者福祉計画の策定、見直しの検討が任務で、これまで介護保険事業計画、老人保健福祉計画の審議をした。
障害者福祉計画は、06年4月に施行された障害者自立支援法により市町村に策定が義務付けられている。村は、障害保健福祉サービスの確保のための方策を定め、村の障害者施策を総合的かつ計画的に推進するため、村第4次総合計画基本計画に即して策定する。計画期間は07年度から11年度まで。
計画案は、主な整備目標に▽ニーズに応じた相談支援体制の確立▽安心して地域で暮らすための支援体制の整備▽就労・日中活動支援の充実-を挙げ、施策展開の具体的な方向を示している。
村が、障害者自立支援法の概要と障害福祉計画案を説明。今後、懇話会の意見を参考にして計画を策定する。 -
南箕輪小学校2年1組
「大豆を作るのは大変だったけど、いっぱい出来てうれしかった」
南箕輪村の南箕輪小学校2年1組(30人、片桐恵子教諭)は、生活科の学習の一環で、信越放送の「大豆100粒運動」に応募し、児童1人に200粒ずつの大豆をもらって栽培、加工などに取り組んでいる。
学校近くに畑を借り、土づくりから活動が始まった。1人が2畝を受け持ち、6月に種をまいた。自分の大豆が分かるように、看板も絵を描くなど手作りして立てた。
栽培は、児童の祖父の協力を得て、土寄せや草取りなどに励んだ。大豆の芽が土から顔を出し、花が咲き、さやができた。固く小さな一粒の大豆が、どんどん大きくなり実をつけ、9月には枝豆として味わった。「すごーくおいしい」。それは感動の味だった。
収穫を迎えた11月。はざかけをして乾かした後、棒を手に豆たたきをした。「豆がポンポン飛び出してすごーい」。ほこりだらけになりながら頑張ってたたき続け、手の皮がむけてしまった児童もいたが、200キロもの大豊作だった。
収穫した大豆で次は、きなこ、豆腐、納豆作りに取り組んだ。事前に図書館の本やインターネットで作り方を調べるなど、皆夢中になった。
きなこ作りでは、学校でやる前に、児童が自分で考えた方法を家庭で試し、出来上がったきなこを学校に持ってきて皆に食べてもらい、アイデアを出し合って再度挑戦することもあった。学校では、炒った大豆を石うす、すり鉢、コーヒーミル、ミルサーなど、児童が考えたさまざまな方法で挑戦。2度目は、きなこもちにして食べた。
村内の豆腐店を見学して豆腐の作り方を教わり、収穫祭の親子学習会で保護者と一緒に豆腐とおから料理作りもした。おからはクッキー、ケーキ、ドーナツ、卯の花煮、サラダにした。「おいしかった」。頑張って育てた大豆を使った料理は、忘れられない味となった。
大豆は、参観日に袋に入れて販売し、売上金を収穫祭の費用にあてたほか、栽培でお世話になったおじいさんに、お礼としてランニングシューズを贈るために使った。
たくさん収穫できた大豆を「皆にお返ししよう」と考えた児童は、節分に食べてもらうために、全30学級に配る豆を準備。丁寧に炒って袋詰めにし、学級に配った。「お年寄りにも喜んでほしい」と、村社会福祉協議会のデイサービスセンター松寿荘にも、生の大豆3キロを届けた。松寿荘では、煮物にして食べると言い、児童はお年寄りにあてた手紙も渡した。
片桐教諭は、「地域の方、お家の方に支えられて、本当にいい学習ができた。児童はすごく楽しんで、とても意欲的だった」という。
20日には学習発表会がある。1年間の学習をまとめ、家の人に聞いてもらう予定だ。(村上裕子) -
箕輪町水田農業推進協議会
箕輪町水田農業推進協議会は9日、町役場で開き、07年産米の生産目標数量などを示した。
07年産米の生産は、売れる米づくりの促進のため、06年産の生産と同規模で、06年生産数量を目標値とする。町の数量目標は2700トン、作付け面積は436・74ヘクタール。
06年度の水稲生産実績も示した。限度面積は438・11ヘクタール、確定面積は426・64ヘクタール。目標達成率は97・38%だった。
協議会に引き続き開いた水田農業推進地区委員長会では、地区別の水田面積配分を示し、今後の事務手続きなどを説明した。 -
【記者室】「子育て10カ条」どう生かす
駒ケ根市教育委員会が子育て10カ条を策定中だ。全国各地でも同様の試みがなされていて「子育ては褒める、しかる、見守る、抱きしめる」「まず親がきちんと実行 社会のルール」「子どもができる役割を一つ持たせましょう」などが掲げられている▼制定すること自体には何ら異論はないのだが、気になるのは現実の家庭教育にどう生かすのか竏窒セ。市教育長は「額に入った飾りにせず実際に役立つものにしていきたい」と言うが、まったく同感▼社会で起きている問題の多くは家庭にその原因があるといわれる。外部が立ち入ることが難しい領域だけに効果を上げるのはなかなか大変だが、家庭教育を立て直すくらいの意気込みで取り組まれることを強く期待したい。(白鳥文男)
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新エネルギービジョンまとまる
伊那市の恵まれた自然資源を新エネルギーに変え、持続可能な自然共生都市を目指す「地域新エネルギービジョン」がまとまり、策定委員会(小池正雄委員長、12人)が9日、小坂市長に報告した。伊那市にふさわしい新エネルギーとして流水を活用した中小水力発電の導入などを挙げた。
ビジョン策定は、化石燃料に代わる新エネルギーの導入を推進するもの。基本方針に、新エネルギー導入による環境負荷の軽減、市民・事業者・行政の協働体制での推進をすえ、基本方針や新エネルギー導入・普及を図るための重点プロジェクト、推進手段、実施スケジュールなど盛った。
重点プロジェクトは▽バイオマス資源の積極的な利活用▽豊富な日射量を利用した太陽光発電の導入▽新エネルギーに関する市民・事業者への啓発竏窒ネど7つ。住宅や集会施設への木質ペレットボイラ・ストーブ導入など市、市民、事業者それぞれの役割も示した。
入笠山縲恷ュ嶺高原への大型風力発電については、災害の恐れや希少猛きん類への影響などが懸念されることから「慎重に検討すべき」とした。
小池委員長から、新エネルギービジョンの概要説明を受けた小坂市長は「自然豊かな市内には水量があり、再生可能なエネルギー。永続的なエネルギーが供給できるように、施策を展開していきたい。住民に省エネを喚起していかなければならない」と述べた。
庁内に推進ワーキンググループを設け、重点プロジェクトを推進していく。
市民に対し、ビジョンの概要をまとめたダイジェスト版を全戸配布する。 -
手良土地改良区が「50年のあゆみ」を発刊
伊那市の手良土地改良区(蟹沢豊治理事長)はこのほど、「手良土地改良区50年のあゆみ」を発刊した=写真。
手良土地改良区は三峰川総合開発事業の一環として六道原地帯の畑地の水田化を図る目的で1956年の1月19日に発足。その後、中坪地区の未整備地区約60ヘクタールを編入した農村基盤総合整備事業、沢岡、野口地区の県営手良土地改良総合整備事業などに取り組む中で06年1月20日、償還事業を完了した。
この節目に合わせ、今後につなげる資料として手良周辺の沿革を整備した小冊子を作成した。
冊子では手良土地改良区が取り組んだ1期、2期、3期の各事業の変遷と概要、その後の事業経過、事業に伴って発掘された遺跡群などについて触れている。 -
市役所食堂に「しし丼」が登場
伊那市役所の食堂「アザレア」のメニューに、イノシシ肉を使った「しし丼」が登場した。毎週金曜日に限定10食を提供。初回の9日は特別に23食を用意、正午前に半数以上の注文が入る人気だった。
「しし丼」は、イノシシ肉に、タマネギ、ゴボウ、シメジなどをすき焼き風に味付け、ニンジンなどを彩りに添えた。隠し味にみそを入れ、肉の臭みを和らげた。
市職員のほか、市内外の住民らが訪れて味わった。
駒ケ根市から、たまたま来た女性(82)は「イノシシ肉を使った料理があると聞いて、注文した。ゴボウが入っているから肉の臭みがない。豚肉に近いけど、脂が嫌味じゃないからおいしい」と口へ運んだ。
価格は650円で、生卵やみそ汁も別料金でつく。
シシ料理は「ししカレー」に次ぐ第2弾。
地元で獲れたシシ肉を確保するには難しく、価格も高めだが、食堂では「有害鳥獣対策として、肉を違和感なく食べられるように提供できれば」と話す。また、シシ料理が定着した段階で、鹿肉メニューも考えたいとしている。
昨年7月から始まった「ししカレー」は毎月16日だったが、電話での問い合わせなどが入ることから、毎週火曜日にも提供する。 -
リフォーム講習会
伊那市消費者の会は8日、伊那公民館でリフォーム講習会を開いた。市内のほか、箕輪町、宮田村などから女性15人が集まり、古着などを使って手提げ袋などを仕上げた。
一般向けの講習会は3回目で、身の回りにある資源を有効活用しようと企画した。着なくなった着物や洋服、かさの布、ネクタイなどの材料を用意。中には、材料を持ち寄る人もいて、それぞれにチューリップハット、マイバック、ポシェットなどの作品を作った。
参加者は年配の女性が多く、会員と互いに作り方を教えあいながら、型紙に沿って布を切ったり、ミシンで縫ったりして裁縫を楽しんだ。
市内美篶の女性(64)は「あまり使わないうちに、かさがだめになった。きれいな柄で取っておいた。軽いし、袋の中に小袋をつけたので、早速使いたい」と喜んだ。
講習会は15、23日も開く。時間はいずれも午前9時半縲恁゚後3時で、自由に出入りできる。参加費は無料。
問い合わせは、市役所生活環境課消費生活係(TEL78・4111内線2211)へ。 -
山を愛する会がそば打ち
宮田村の登山愛好会「宮田 山を愛する会」(藤田宜久会長、38人)はこのほど、新年恒例のそば打ちを村民会館で行なった。自分たちで打ったそばをすすり、酒を酌み交わし・ス山談義・ス。春からのシーズンに向けて、親睦を図った。
同会は「安全第一」がモットーで冬山登山はしないが、スキーなどでシーズンオフも交流を深めている。
そば打ちも4年前から行なっており、この日も名人2人が指導。20人ほどが協力しながら挑戦した。
「手つきがいい」とほめあったり、「それじゃうどんになっちゃう」など、冗談飛ばしながら和気あいあい。
おいしい酒と一緒に舌鼓を打ち、新緑の山々に思いをめぐらせながら会話もはずんだ。
今年も4月中旬の戸倉山(駒ケ根市)登山で始まり、秋にかけて北、中央、南各アルプスへの山行を計画している。
会員も随時募集中。問い合わせは藤田さん(85・4366)または、村民会館(85・2314)へ。 -
中川産大豆で試作した豆腐を試食販売、好評につき、ほぼ完売
中川村の地産地消による特産品づくりを進める村営農センターは、村内産大豆百%を使い、村内のすいれい豆腐の協力で試作した絹ごし豆腐の販売を8日、村内の生鮮食糧品店などで行なったほか、役場や関係機関で予約販売した。「大豆本来の味がする」「すごくおいしい」と好評でほぼ完売した。今後、意見、感想を聞き、商品開発に活かす考え。
大豆は片桐中央の松下保正さんが栽培した「ギンレイ」、120キロ用い、千丁つくった。
このうち、チャオ生鮮食品館では、発売と同時に、多くの主婦が豆腐コーナーに集まり、「賞味期間が長いから」と2丁、3丁、中には6丁もまとめ買いするなど好評だった。
試食した中田美津江さん(南陽)は「大豆の甘さ、香りの良さ、本当おいしい」と話していた。
また、9日は村内の福祉施設、宅幼老所、保育園など8カ所に計160丁無料配布した。 -
通学かばんを贈呈
中川村は9日、来年度村内2小学校に入学する園児らに村からの祝い品として、通学かばんを贈呈した。
このうち、中川東小学校で、保護者に付き添われて来校したみなかた保育園などの年長児23人が、北村教育長からひとり一人受け取った=写真。
北村教育長は園児らに「村からのプレゼントです。このかばんを背負って、元気よく通ってきてください」と声を掛けると、園児らは大きな声で「ありがとうございます」と返事をした。
久保村和子校長は「元気なお返事、あいさつもできました、かばんもいただきました。すぐにも1年生になれそうです。4月5日の入学式には元気で登校してきてください。みんなで待っています」と呼びかけた。
来年度の入学予定者は中川東小学校23人、中川西小学校26人 -
伊那市・富県小で新エネルギー教室
伊那市の富県小学校で9日、太陽光発電、風力発電などの重要性について学ぶ「新エネルギー教室」があった。参加した同校4竏・年生の児童約80人は、地球温暖化の一つの原因である二酸化炭素を排出しない、化石燃料に代わる新しいエネルギーに理解を深めた。
資源エネルギー庁、市などの主催。教室は同庁が5年ほど前から始めた出前講座で、同市では初めて。環境対策で新エネルギー施策を進める市は、子供たちの教育の一環のために開催を依頼し、市教育委員会の呼び掛けに手を上げた同小学校で開らいた。
児童たちは、地球温暖化問題や枯渇する化石燃料などについて学習。関係者による話を聞き、これらの内容をまとめたビデオを鑑賞した後、太陽光を利用して動くソーラーカーの模型作りを体験した。
6年の田路悠太君(12)は「新しいエネルギーがたくさんあることが分かった。地球温暖化で危ないと感じていたが新エネルギーがあれば少しは被害を和らげることを知り安心した」と感想を述べていた。