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もみじ会のバーベキュー
宮田村を拠点に伊那谷各地の聴覚障害者が集まるミニデイサービス「もみじ会」はこのほど、暑気払いを兼ねてバーベキューを同村福祉交流施設なごみ家で開いた。20人ほどが出席。モリモリ食べて、暑さを吹き飛ばした。
肉や野菜などふんだんに。焼け具合をみながら楽しく会食した。
「食事したり運動したり、月に3回集まっているけど、今回はバーベキューにしてみました」と、代表の樋口絹子さん=同村町1区=。
普段とは違った屋外の料理にみんな大満足。笑顔もはじけ、真夏の1日を満喫した。 -
南割区の子どもたちがソバの種まき
宮田村南割区の小学生45人がこのほど、区内2カ所の畑でソバの種まきを行った。年末には収獲した実でそば打ちを計画しており、「元気に育って」と願いを込めて汗を流した。
同区の小学生は愛知県田原市吉胡地区と児童交歓しているが「子どもたち自身が打ったソバで交歓会をもてなそう」と始まったのがきっかけ。
同区育成会(浦野宗明会長)の主催。6年目を迎えた種まきは4縲・年の地元児童が参加した。
5アールほどの畑に、子どもたちは一列に整列。暑さにもめげす、均等に種をまいていた。 -
新田区盆踊り
宮田村新田区の盆踊りは14日夜、農業者体育館駐車場で開いた。老若男女が踊りの輪をつくり、伝統の行事に親しんだ。
公民館分館(春日豊分館長)の主催で約200人ほどの区民が参加。新宮田音頭のほか、伊那節、木曽節などを輪をつくって踊った。
子どもたちには綿菓子やかき氷、大人にはビールやお酒のサービスもあり、祭り風情も満喫。ご近所同士、ふれあいも深めていた。
15日夜には北割区でも盆踊りがあった。 -
原爆と人間展
箕輪町教育委員会は31日まで、「原爆と人間展」を町文化センター展示コーナーで開いている。原爆が投下された広島と長崎、被爆者の様子などを伝える写真や絵などのパネルを展示している。
町教委は毎年この時期に、同展をしている。被爆し背中全面が焼けただれ「殺してくれ」と叫ぶ少年、死の灰で遊び髪の毛が抜け皮膚がただれた子ども、首のない子どもを背負って歩く母親、死者を焼く炎の前で立ち尽くす家族、アメリカの原爆傷害調査委員会の検査を受ける被爆者などパネルは34枚。
地獄絵のようなパネルとともに、原爆の恐怖、被爆者の訴え、平和への願いを伝えている。 -
池を埋めて花壇に
南箕輪村教育委員会はこのほど、村図書館前にあった池に土を入れ、花壇を作った。
コンクリートの池は循環が難しく管理の大変さなどから、水を抜き、池としては利用していなかった。深さがあり子どもが万一落ちた場合は危険なため、埋めることにした。
村内業者から土を無償で提供してもらい、2トントラック6台分の土を入れ、コンクリートの縁と同じ高さまで埋めた。
今後、ハーブなどの植物を植え、図書館や村民センターを訪れる利用者に楽しんでもらう予定だ。 -
郷土史クラブで土鈴作り
箕輪町内の小学生が学ぶ郷土史クラブはこのほど、縄文時代に思いをはせながら、土鈴作りを楽しんだ。
クラブは小学4年生から6年生を対象に月1回、町郷土博物館で開いている。本年度は21人が活動している。
三日町御射山遺跡から出土した縄文時代中期の「土笛」や資料を見たあと、各自が作りたい土鈴や土笛の図案を描き、制作に取りかかった。
土鈴は、お椀の形を二つ作り、小石を新聞紙に包んでお椀の中に入れ、二つを合わせて球形にし、竹べらなどで好きな文様を描く。
子どもたちは野焼き陶土をこね、きれいな丸みが出るようにお椀の形を作り、サッカーボールやネコ、時計など好きな模様を描いた。鈴を作るのは初めてで、「おもしろい」「うまく鈴ができるか楽しみ」と話していた。
残った陶土で土笛も作った。作品は1カ月ほど乾燥させてから焼いて仕上げる。 -
駒ケ根ベンチャーズライブ
駒ケ根市近郊在住の50歳代男性5人でつくるオヤジバンド「駒ケ根ベンチャーズ」のライブが14・15日夜、駒ケ根市中央の野外特設ステージで行われた。1960年代に世界的なエレキブームを巻き起こしたベンチャーズの往年の名曲をはじめ、加山雄三のヒット曲や演歌など38曲を次々に演奏=写真。得意の「テケテケ」サウンドを商店街に響かせた。
同バンドは少年時代にベンチャーズにあこがれたメンバーが約10年前に結成。今や各地のイベントなどに引っ張りだこの人気バンドとなっている。駒ケ根の商店街でのライブはお盆の定番となっている。 -
クラフトin駒ケ根
県内外のクラフト作家らが手作り工芸品を販売する「クラフトin駒ケ根」が14・15日、駒ケ根市の商店街「三五街」を会場に開かれた。通りには約20のテントが軒を並べ、アクセサリー、水引、陶器、木工製品、洋服、皮細工など、多彩な品々が販売された=写真。先着限定で小物をプレゼントする店もあり、通りは買い物客らでにぎわった。
訪れた人たちは「きれい」「これもかわいい」などと話し合いながら品物を手に取ってあれこれと品定めをして歩き、気に入った品を見つけると値段を交渉して作品を買い求めていた。 -
夏を書く描く展
駒ケ根市の駒ケ根高原大沼湖畔の森のギャラリー「Komorebi」(こもれび)で伊那市御園の書家で手描き染め作家の宮下梨花さんの作品展「夏を書く描く展」が21日まで開かれている。「銀河」、「向日葵」(ひまわり)、「夕焼け」などの書作品と、草花を描いて染めたTシャツやブラウスなど、夏をイメージさせる作品約40点を展示している=写真。宮下さんが主宰する「蒼花会」の会員らの作品も併せて展示、販売している。
入場無料。午前10時縲恁゚後6時。問い合わせはギャラリーを管理している喫茶「エーデルワイス」(TEL83・3900)へ。 -
南信協同、「新・明暗」の公演に向け最終リハーサル
伊那文化会館附属劇団「南信協同」は15日、第16回公演「新・明暗」のリハーサルをした=写真。
作品は永井愛作、夏目漱石原作の「新・明暗」。物語の主人公は新婚のエリート商社マン。新婚にもかかわらず、夫婦は既にお互いへの不安を募らており、互いの腹のうちを探り合う。また、さまざまな思いを持つ多数の人物が二人を取り巻いており、夫婦と複雑に関係していく竏秩B
演出は南信協同の演出家・斉藤望さんが担当。回り舞台を用いた多様な場面展開や、12人の俳優が20人を超える登場人物を演じ分ける新しい試みも取り入れており斉藤さんは「演劇空間を楽しんでもらえる舞台で、想像力を刺激する内容。自由に想像の羽を広げてほしい」と語る。
公演は19日の午後6時(開場は午後5時半)からと、20日の午後2時(開場は午後1時半)からの2回、共に県伊那文化会館の小ホールである。入場料は一般千円、高校生以下500円(当日200円増し)。
問い合わせは県伊那文化会館(TEL73・8822)へ。 -
南箕輪村で夏季村民体育祭
南箕輪村の第30回夏季村民体育祭が16日、大芝高原であり、村内12地区が、ソフトボールと野球を通して交流を深めた。村公民館主催。
村民同士の親ぼくを深め、健康増進を図る目的で夏季と冬季に開く大会。夏は野球、ソフトボールのファーストピッチ、スローピッチの3種目で競い合う。
ナイターソフトなどを主体とした活動が盛んなソフトボール(フローピッチ)には、12地区14チームが参加。また野球には、昨年より多い7チームが参加した。
参加者は中学生縲・0代の男性。普段は同じ地区内に住んでいてもなかなか顔を合わせる機会が少ないが、大会を通して久々に顔を合わせることも多いという。
参加者は、暑さに負けずに声をかけ合い、夏の恒例行事を楽しんでいた。 -
7月の豪雨はアユ釣りにも影響
7月の梅雨前線豪雨による大水の影響で、天竜川のアユ釣りが不調だ。釣り人の数は例年同期と比べて半数以下と深刻。魚が川からいなくなっていることが原因で、天竜川漁業協同組合では「自然には勝てない。今年はあきらめるしかない」としている。
例年盆から8月下旬にかけて、天竜川のアユは「尺アユ」と呼ばれるほど成長し、釣り人も増え、最盛期となる。しかし、今季は一日で20縲・0匹釣れるはずが2、3匹、多くても10匹程度に減っている。
釣り人の数も一日、200人以上のところ、現在は40人前後まで落ち込んでいる。
豪雨で大量の水が川底を洗い流し、地形が激変したのも要因の一つ。これまでアユが住み着いていた釣りの・ス絶好ポイント・スが変わり、地元住民ですらポイントが分からないという。
春先の日照不足でアユのえさとなるコケが育たず、魚が大きく成長しなかったことも、釣り人が減った理由になっている。
天竜川漁協へは県外からの問い合わせが相次ぐが「釣果はよくない」などと現状を説明し、誘客できない状態。20年以上の釣り経験のある辰野町の会社員男性(51)も「こんなに釣れないのは初めて」と自然災害の影響に息消沈の様子だった。 -
手作り灯ろう100基幻想的
伊那市美篶上川手の納涼祭が15日夜、上川手第一公民館であり、催し物の灯ろうが区民らの注目を浴びた。祭りには約200人が集合。ゆらゆらと風に揺れる優しいロウソクの火が夏祭りを盛り立てた。同公民館の主催。
公民館長の白鳥博文さん(45)が炎を楽しんでもらおう竏窒ニ企画した。公民館の役員らが廃材を利用して作った100基の灯ろうは、軽トラック2台分の荷台の上に水を張り、設置。周りには携帯電話のカメラで撮影したり、灯りをじっと眺める人でにぎわった。
夏の期間だけ里帰りしている神奈川県の40代主婦は、灯ろうを見て「幻想的できれい。お盆って感じが出ている」と満悦の様子。白鳥館長は「特徴のある祭りにしたかった。喜んでもらえてうれしい」と笑顔だった。
会場では、すいか割り、ヨーヨー釣り、ビンゴ大会、手持ち花火などのほか、焼きそばなどの出店もあり、区民らは夏の暑さも忘れて祭りを満喫していた。 -
箕輪町木下・盆恒例ソフトボール大会
箕輪町木下の盆の恒例行事「区民親睦ソフトボール大会」が16日、箕輪工業高校グラウンドであった。帰省中の人たちや、中学生、女性も参加し、夏の暑さも忘れて和気あいあいと熱戦を楽しんだ。同区、公民館の共催。
47回目を迎える常会対抗の大会に、全41常会のうち15常会から18チームが出場、応援団も含めると約600人が参加。試合は4ブロックに分かれ、それぞれトーナメントで優勝を競った。
区民らは、全速力で塁に向って走ったり、思いっきりスイングしたりと日ごろの運動不測を解消。観戦する家族らは「ナイスバッティーング」「あと1点で逆転だぞ」などと、熱い声援を送っていた。
大会の実施当初は30以上の常会が参加していたが、近年は人数が集まらない竏窒ネどの理由で参加人数は減少。実行委員は「参加する常会を増やしていきたい」と区民の交流の場の活気が高まることを願っている。 -
南箕輪村
太鼓グループ「鼓龍」「仲間の顔を見ながら太鼓を打つのはいい。さらに人に見せる場があって、拍手でももらえば最高だね」
94年、村おこしに-と、南箕輪村が太鼓を購入し、「大芝高原太鼓」という曲を外部委託で作成。村公民館が太鼓教室を開いた。同年暮れ、教室で学んだ有志が、クラブチームを作って演奏を続けよう-と、「鼓龍」を立ち上げた。
最初は30人ほどでスタート。公民館教室はその後も2回あり、受講者の中から希望者が順次チームに加わった。太鼓初心者の集まりだったが、仲間同士で教え合い、学び合い、チームを作ってきた。
その後、20人くらいで活動する時期が長く続き、10周年を機にメンバーが入れ替わった。現在は、発足当初からの仲間は3人だけだが、高校生を含む16人で活動。小・中学生のグループ「CoCo龍」を作り、後継者の育成にも努めている。
太鼓のグループは、高価な太鼓の購入、音響の問題による練習場所の確保、太鼓の保管場所など活動に苦労していることが多い。さらに、打つのに熱心な人がいないと継続していくことは難しいという。
鼓龍は、村の太鼓やメンバーが個々に買い足した太鼓を使い、毎週火曜日の夜、2時間ほど村民センターで練習を重ねている。
「大芝高原太鼓」をはじめ、さまざな曲に挑戦し、大芝高原まつりや村民文化祭のほか、各地で公演してきた。手持ち曲の「大芝高原太鼓」にはファンもいる。「いい曲。大事に続け、後世に伝えていくチームにならないといけないと思っている」と井原夏二代表は言う。「村に新たな太鼓グループが生まれ、演奏してくれたら…」と期待もしている。
チームの課題は「輪」を作っていくこと。熱過ぎず、冷め過ぎず、太鼓チームとしては中間くらいの状態。「それをずっとキープしないとつぶれてしまう」。時には外部の指導を受け、正しい打ち方を勉強する。技術の向上を図りながら、「楽しく打ちたい。打つからにはうまく見られる打ち方もしたい」と、ばちを握る手にも力が入る。
新しい仲間をいかに育てていくかも課題で、「長年やってきた人と同じレベルとまではいかなくても、太鼓にのめり込むくらいにはなってほしい」と井原代表。「太鼓は奥が深くて魅力がいっぱい。それを自分で見つけてくれるようになってほしい」と願っている。
運動量も多く、リズム感も要求される太鼓だが、演奏する曲は、少し難しいくらいがいいという。「簡単な曲は面白くない。ここまで練習して、完成したというのがいい」。発表の場も大切で、人に見られることで成長し、観客から元気をもらう。
太鼓は、形は違えども、世界中どこにでもある。「自然発生的に、人間の欲求として太鼓があると思う。世界中の人が太鼓を打つ。その端くれに自分たちも携われるのはこの上ない喜び」。魂を揺さぶる太鼓の響き。その音に人が集まる。
26日に迫った南箕輪村の大芝高原まつりでは、初の担ぎ桶太鼓で、鼓龍独自のアレンジをした「大芝高原音頭Newヴァージョン」と、「オケ鼓っこ」を演奏し、鼓龍の心意気を見せる。 -
ミッドナイトにぎわう
伊那市の中心商店街で15日夜、恒例の「ふるさと歩行者天国」(ミッドナイト)があった。「伊那まつり」(5日)中止を受けて企画した「盆踊り・ダンシングひろば」のほか、ゲームや屋台横丁などを展開、地域住民や帰省客などでにぎわった。
歩行者天国は、県道南箕輪・沢渡線の駅前再開発ビル「いなっせ」竏谷R伊那北駅前の延長1・6キロ。
踊りには小中学生を含む16連から350人余が参加。「伊那まつり」で踊ることができなかった分、伊那節やダンシング・オン・ザ・ロードなどの曲に乗り、汗を流した。曲が終わると、路上に寝転がる人も。
そのほか、輪投げや金魚すくいなどが各所であり、子どもたちに人気だった。
また、商店街では歩道に衣類や雑貨などの商品を並べ、訪れた人たちに売り込んでいた。 -
木曽節公演
伊那市の通り町商店街振興組合(竹田一麿理事長)は15日夜、「ふるさと歩行者天国」のイベントの一つとして木曽節公演を企画した。木曽踊保存会から5人が来伊。木曽節を披露し、イベントを盛り上げた。
2月、伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネルの開通を記念し、伊那節と木曽節の交流の場を持った。竹田理事長は「祝いの席で、木曽節の踊りも出てくるほど。伊那の住民にとってなじみ深いもの」という。
会員は、セントラルパークのステージ上で「木曽のな、中乗さん…」と生唄(うた)に合わせて木曽節を披露。
来場者に向け、手足の動きなどポイントを指導する場面もあった。参加の呼びかけに、伊那の踊りグループのほか、来場者が踊りの輪に加わった。
伊那節と木曽節の公演は、権兵衛トンネル開通の式典以来。開通前はまったく交流がなかったそうだが、開通を機に一緒にやりたいという話が持ち上がった。
木曽踊保存会の田沢博会長(75)=木曽町=は「互いのイベントなど機会をとらえて交流していきたい。踊りを通し、衰退していくまちの発展につながれば」と期待を込めた。また「伊那節の歌だけでも教わっていきたい」と話した。
木曽踊保存会は1縲・6日夜、木曽町の広小路である「木曽踊り」で、観光客らを対象に、踊りの指導に当たっている。 -
体と心で寄り添って
村内で現場実習の福祉大生宮田村内で社会福祉実習を行っている日本福祉大学の学生4人だが、2週間のプログラムも後半に入った。現場体験を通じて、利用者とのコミュニケーションの大切さを肌身に感じて学んでいる。
社会福祉学科4年の伊藤尚輝さん。宅幼老所・わが家の実習では、常に利用者と隣り合うように座った。
利用者が自由でいながら、温かく見守る目は決して絶やさない。笑顔広がるわが家の雰囲気に「ここで実習して、本当にコミュニケーションって大切なんだなって感じました」と実感をこめる。
利用者一人ひとりのニーズに対応する宅幼老所など小規模施設の良さ。「基本はふれあいにあると思う。僕もそれを実践していきたい」と話す。
保健福祉学科3年で宮田村南割区出身の浦野寛子さん。村の福祉交流施設・なごみ家の実習では、子どもから高齢者、そして障害者と誰もが自由に集まって交流していることに驚いたという。
大学の講義や、実習を既に受けた友人から聞かされた話。福祉の理想と現実のギャップを強く感じた。
しかし、ふるさとで実習して「やっぱり現場はコミュニケーション、接し方で大きく変わる。宮田って理想の形が案外できていると思う」。
残りわずかな実習期間。学生たちの学びは、地域にとっても新たな力になっていく。 -
先輩の門出祝って
後輩の宮田中生徒が成人式に協力宮田村の成人式は15日に宮田中学校で開いたが、新成人の後輩にあたる同中生徒たちが式やその準備に協力。先輩の門出を陰ながら支えた。
式を主催する村教育委員会は11日に会場を設営したが、バスケットボール部や吹奏楽部などの生徒たちが進んで協力した。
塩沢直緒部長以下、31人の吹奏楽部員は当日の成人式でも、アトラクションとして校歌や村のイメージソングなど3曲を披露。
後輩たちの心温まる演奏に新成人も感激の様子。演奏後は大きな拍手で感謝していた。 -
八十二銀行市駅前支店で木目込みまり展
趣味で木目込みまり製作を楽しむ南箕輪村南殿の唐木妙子さん(57)と登内みのるさん(54)の作品展が9月1日まで、伊那市の八十二銀行伊那市駅前支店(いなっせ2階)ロビーで開かれている。彩り豊かで、デザインにこだわり、一つ一つ時間をかけたという力作約30点を並べる。
2人はいとこで、2年前に知人の指導で一緒に木目込みまりを作り始め、これまでに合わせておよそ150個を製作。個展は2回目、地域の文化祭などにも出品している。「一個一個デザインを考えて作るから飽きることはないし、とても楽しい。作り出すと夢中になりますよ」と魅力を話す。
球形の発泡スチロールに、構図通りに切れ込みを入れ、ちりめんをデザインに合わせて埋め込んでいく。大きさは直径12・5センチ、15センチ、20センチの3種で、構図や配色をすべて自分たちで考案する。
季節に合わせた花々などをデザインしているほか、飼い犬を表現したものもある。作品はケースに入れて和風の空間を演出するなど、飾り付けを工夫することでさまざまな空間を作り上げる。「きれいだと思うし、目の保養になれば」と呼びかけている。 -
飲酒運転しないで!
交通少年団が新成人に呼びかけ箕輪町内の小学5、6年生有志で組織する町交通少年団は15日、成人式があった町文化センターで、新成人に「飲酒運転をしないでください」と呼びかけた。
毎年恒例の活動。団員20人が参加した。式を終え、立食パーティーに向かう新成人に、「飲酒運転一発取り消し」のシールを張ったカラビナを手渡し、交通マナーの遵守を呼びかけた。新成人は「ありがとう」と笑顔で受け取っていた。 -
南箕輪の木造アパートで火事
15日午後0時50分ころ、南箕輪村南原の木造2階建てアパート・サンハイツの1階、102号室に住む会社員の耳塚健兒さん(42)方から出火=写真。同号室、2階202号室をほぼ全焼、2階203号室を一部焼き、同1時37分に鎮火した。
アパートは各階6室の合計12室(各部屋床面積約48平方メートル、間取り1K)。出火時、住居者全員が外出中だったため、けが人は出なかった。
伊那署は原因を調査中。室内からの出火のため、放火の疑いは少ないという。 -
タイヤ盗んだ疑いで ブラジル人2人逮捕
伊那署は14日までに窃盗の疑いで、いずれもブラジル国籍の伊那市美篶の工員ゲセル・ジャイル容疑者(36)、同市上新田の工員ラモス・ウイリアン・マサト・ゴンサルベス容疑者(22)の2人を逮捕した。
容疑者らは共謀し、7月21日午前0時ころ、市内アパートの軒下に置いてあった、ホイール付タイヤ4本(時価合計5万円相当)を盗んだ疑い。 -
平和のつどい平和音楽映画祭
終戦記念日に合わせて15日、平和音楽映画祭が伊那市役所であった。約150人が集り、黒木和雄監督の平和映画「紙芝居悦子の青春」を鑑賞。平和への思いを深めた。平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会主催。
第20回伊那市民平和のつどいの一環。伊那まつりが中止となった今年は、灯ろう流しもできなかったため、音楽映画祭の会場前に灯ろうを展示した。
今年の作品は、今年4月に75歳で亡くなった黒木監督の遺作。終戦間近の日本を生きた女性を主人公に、戦争の不条理を訴えており、平和への願いを世界へと発信していってもらおうと、全国に先駆けた上映を決めた。
建石繁明運営委員長は「戦争は嫌だ、戦争はいけないということを一人ひとりが声を出して世界に発信していくことが平和運動の原点。ここへ映画を見にきた一人ひとりが声を発信していってほしい」と呼びかけた。 -
【記者室】プールの管理体制大丈夫?
埼玉県のプールで女児が死亡した事故で、底に沈んでいた吸水口のふたを事故発生直前に手にしたにもかかわらず「何のふたか分からなかった」ために対応の遅れを招いたとしてアルバイト監視員が非難されているが、責任は何も教えなかった管理者にあるのは明らかだ▼筆者も学生のころ監視員のアルバイトをしたことがある。その時も仕事を始めるに当たって排水口などの危険個所の説明はおろか、人工呼吸や心肺蘇生(そせい)法などの救命措置についての教育も一切なかった▼当時は何とも思わなかったが、今あらためて考えてみると実にいい加減で無責任極まる管理体制だ。プールのシーズンはまだまだ続く。関係者は一層気を引き締めて管理に当たってほしい。(白鳥記者)
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飯島町成人式
飯島町は15日、06年度成人式を町文化館で開いた。166人が新成人として人生の節目を祝った。式典で代表の鈴木和幸さんは「今まで見守ってくれた先生や両親に感謝する。成人となったこれからは、社会人として今まで以上に良い町づくりに貢献したい」と決意を述べた。高坂宗昭町長は「これからは一人前の大人であり、法律的にも社会の一員。世界に目を向けてそれぞれの人生を築き上げていってほしい」と激励した。新成人らからは記念品として飯島、七久保、東部の3保育園に遊具などが贈呈された。
式典後には「生まれてから今日までの歩み」として実行委員会が編集した思い出の写真の数々が上映されたほか、景品が当たる○×クイズなどが行われ、出席者は大きな歓声を上げてアトラクションを楽しんでいた。 -
駒ケ根市商店街が盆イベント
駒ケ根市の日の出町、広小路、銀座、本町、仲町の各商店街は合同で14、15日の両日、お盆のイベントを銀座商店街の各所と日の出町ミニパークで開いた。ゲームコーナーでは巨大ピンボールやサイコロゲーム、ダーツ、金魚すくい、輪投げなどが行われ、訪れた子どもたちが次々に挑戦して大きな歓声を上げていた。ストリートライブでは邦楽バンド「SO竏鱈AB」(ソーラボ)や赤穂高校器楽部、玉屋音楽教室、宮澤喜美夫さん、フルートアンサンブルなどが出演して演奏を披露=写真。イベントに訪れた多くの人たちが足を止めて聴き入り、見事な演奏に大きな拍手を送っていた。
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ながたの湯
入場者180万人達成箕輪町長田の日帰り温泉施設「みのわ温泉ながたの湯」は15日、入場者180万人を達成した。98年12月14日のオープン以来2496日目で、180万人目とその前後者に記念品を贈った。
みのわ振興公社の平沢豊満社長(箕輪町長)は、「多くの方に利用いただき大変うれしい。ながたの湯に入ると夏バテしないし、体の調子がよくなる。これからも利用してほしい」とあいさつした。
180万人目は3日に1回利用しているという箕輪町松島の農業遠藤鏘一さん(67)。この日は、家族や親戚と訪れた。「1千万人目を当て込んでたんだけどね」と冗談を言いながら、「こういう賞は初めて。うれしい。今年は宝くじが当たりそう。ここのお湯は最高で、来るたびに心が安らぐ」と話していた。
179万9999人目は、南箕輪村久保の会社員五味和久さん(40)。180万1人目は、箕輪町大出の会社員小口正芳さん(48)だった。
180万人目には、ながた荘ペア宿泊券とアレンジ花、前後者には、ながたの湯お買い物券(3千円分)とアレンジ花をプレゼントした。
みのわ温泉はナトリウム炭酸水素塩温泉。“美人美肌の湯”として親しまれ、1日平均721人が利用している。 -
駒ケ根市内各地で盆踊り
お盆中の14日夜、駒ケ根市内のそれぞれの地区では各区分館主催の盆踊り大会がにぎやかに催された。
北割二区の盆踊り大会は宮澤印刷の駐車場内にやぐらやテントが設置された特設会場で開かれ、集まった区民らが遅くまで踊りや花火などを楽しんだ。やぐらの上で行われた小学生対象のじゃんけん大会では、子どもたちが5人ずつ小平邦一分館長と勝負=写真。勝った子どもたちは景品をもらって大喜びだった。
会場では焼きそば、かき氷、スイカ、トウモロコシのほか、ビールやジュースなどが無料で振る舞われ、訪れた親子連れが何度もお代わりを繰り返していた。 -
駒ケ根市成人式
駒ケ根市の成人式が15日、市文化会館で開かれた。新たに成人となった426人(男性200、女性226)が人生の節目を祝った。新成人代表の藤田康幸さんは「悲惨な災害や事件が起きる時代だが、成人として義務と責任を自覚し、しっかりと地に足をつけて歩いていこう」と謝辞を述べた。中原正純市長は「人生を築く上で成人は大きな節目。志を抱き、若さ、勇気、情熱をもって創造的に生きてほしい。夢と希望をかなえるために全力を尽くせ」と力強く激励した。
式典後には中学校の恩師らによるビデオメッセージが上映され、新成人は久しぶりに見る懐かしい顔と語りに歓声を上げていた。
アトラクションとして、式に先立ち駒ケ根太鼓が、式典後に市民吹奏楽団がそれぞれ演奏を披露。新成人は素晴らしい演奏に大きな拍手を送っていた。