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上伊那女教員会が60周年を記念に閉会
上伊那の小中学校に勤める女性教諭でつくる上伊那女教員会(会員約360人、佐々木由利会長)は7日、60周年と閉会を記念する式典を伊那市の生涯学習センターで開いた。
上伊那教育会の内部組織である女教員会は、女性教員がまだ珍しかった1947年、女性教員同士で教育研究を行いながら自己研鑽に努めることを目的として発足した。しかし、時代の変化とともに女性教員が増加。女性だけでまとまって何かをする必要性も薄くなったため、60年の節目に解散を決めた。
佐々木会長は「女教員会について学ぶ中で、先輩方の熱意を感じた。本年度を持って女教員会は解散するが、諸先輩方の意志を引き継ぎ、自己を高める努力をしていかなければならない」とあいさつ=写真。
その後、同会の先輩教員による過去の思い出話や、加茂小学校長や県女性課長などを勤めた花岡幸子さんによる記念講演があり、新しい一歩に向けた、志を新たにした。 -
伊那小PTA講演会
伊那市立伊那小学校のPTA講演会が7日、同校体育館であった。NPO子どもとメディア代表理事の清川輝基さんが、「子どもが危ない!縲怐gメディア漬け”が子どもを蝕む縲怐vと題し、電子映像メディア漬けになっている子どもたちの危険性について話した。
清川さんは、「テレビやビデオ、ゲーム、携帯電話、コンピューターなどの電子映像メディアを子どもに触れさせる安全性をだれも証明していないのに、日本では0歳から長時間、接触している。世界で一番、子どもに人体実験をしている」とし、「子どもが親や家族を平気で殺すなど、もう結果が出始めている。自分の欲望、感情をコントロールできない脳に育ちつつある」と危険性を語った。
「日本の30年先は暗い。理由のほとんどは長時間の電子映像メディア接触」と話し、脳の神経細胞が形成される2、3歳までの授乳期に親が電子映像メディアを使うこと、子どもに見せることは人体実験と同じであること、ビデオを見せ続けると目がうつろになり自分の言葉を発することができないなどの障害が起こること、小学校に入学する段階ですでに障害があり特別支援の必要な児童が増えていることも挙げた。 -
箕輪町長選
立候補届出書類審査
1派のみ任期満了(11月28日)に伴う14日告示、19日投票の箕輪町長選挙の立候補届出書類審査が8日、町役場であった。出席したのは出馬表明している現職の平沢豊満氏(65)=無所属、沢=の後援会1派のみで、候補擁立に動いている住民有志グループは訪れなかった。
審査に訪れたのは平沢氏後援会の3人。町選挙管理委員会によると、書類は整っており、告示日当日の時間と場所の確認をして終了したという。
平沢氏は、町議会9月定例会一般質問の答弁で、「町内全域の後援会、地元の区、常会、多数の町民から力強いご推薦をいただいた」として、再選を目指し出馬を表明した。
町内全域に15支部を設置している平沢氏の後援会は、10日から各支部で集会を開き、平沢氏と唐沢哲朗後援会長が公約説明などを予定している。
無投票に危機感を示し「政策論争をしたほうがいい」と候補擁立に動いている住民有志グループは、「書類は役場でもらってきた。審査は当日(8日)に行く必要はない」とし、審査には訪れなかった。具体的な候補名は依然として明らかにしていないが、「擁立を進めている」としている。 -
【記者室】夢を語る
中国語落語のパイオニア梅津亭あんこうさん。箕輪町国際交流協会主催の落語会で中国語落語と同時通訳落語を披露した。中国語が全くわからなくても大いに笑えた▼以前仕事をしていた上海で中国語落語を数回披露した経験があり、10月にNHKラジオ「地球ラジオイン上海」に出演。先日は香港中文大学の依頼で落語をし、チケットの売上全額を恵まれない子どもたちのために寄付した▼あんこうさんが暮らした上海の日本人社会は、夢が語れる世界だったという。だれかが夢を聞きサポートしようという話が出てくる所だと。香港での公演は、夢を発信した結果だと聞いた。「自分の夢を語るのがすごく大切」。道を切り開くのは自分自身だと、改めて教わった。(村上記者)
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伊那市・中央区押し花教室展示
伊那市の中央区公民館で開く「中央区押し花教室」の展示会は20日まで、同市の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている=写真。会員17人が一人1、2点ずつの計24点を出品。四季折々の草花の生き生きとした姿を残した作品が会場を彩っている。
初心者や教室発足の10年以上前から通うベテランの30縲・0歳代の女性が会員。月に一回、代表者の野澤伊代子さんら4人の押し花インストラクターが指導し、作品づくりを楽しんでいる。
サクラ、アジサイ、バラ、月下美人などの草花を会員が野山や庭先で採集し、風景画などにして展示。中には我が子へ送ろうと制作した、押し花絵の花束などもあり、直射日光を避ければ色あせることのない「押し花」の魅力も詰っている。
会員の一人は「せっかく咲いた花の命。一つひとつを大切に押し花として生かし、新しい命を誕生させている」と話していた。
土・日曜日は休館。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
七久保地区文化祭
飯島町の七久保公民館は5日、七久保地区文化祭を七久保林業センターで開いた。区内の保育園児、小・中学生や各種文化団体などによる書道、絵画、アレンジフラワー、生け花、盆栽、俳句などの作品が会場いっぱいに展示され、訪れた区民らの目を楽しませた=写真。会場前の広場では焼肉の食べ放題や商品交換会、宝投げなどが催されたほか、豚汁が無料で振る舞われ、多くの来場者で終日にぎわった。
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カラマツ落葉、轍となって幻想的に
立冬の7日、上伊那地方も暦(こよみ)通りに日中の寒さが厳しくなり、秋から冬への移り変わりを感じる一日となった。
寒冷前線の通過で、朝からほとんど気温が上昇せず、逆に下がる傾向も。日中の気温は11度前後と肌寒く、10メートル以上の強風も吹いた。
宮田村の西山山ろくは、強風でカラマツの落葉が盛ん。駒ケ岳や駒ケ根高原へ通じる道路は、雪が積もったかのように、落葉の轍(わだち)ができ、冬の訪れを感じさせた。 -
図書館まつり、小学生が職場体験も
宮田村図書館は4、5日に図書館まつりを開いた。企画展や除籍本の無料頒布、絵本の中の料理をつくってみる講習会など多彩な内容で実施。小学生の図書館職員体験もあり、カウンター業務などで汗を流した。
職員体験は希望した14人が、数名ごと半日交替で勤務。貸出し、返却など、次々と訪れる来館者の対応に追われた。
システムトラブルのハプニングもあったが、子どもたちは笑顔で接客。忙しい図書館業務の一端にふれた。 -
南信レクリエーション協会子育て講演会
南信レクリエーション協会主催の子育て講演会は4日、伊那市役所で開き、子育て応援団長の三好良子さんが「悩める子育て解決法・上手な子育て術」をテーマに、親が心の知能指数を高めることの大切さなどを話した。
三好さんは人材育成コンサルタントで、全国で子育て支援の講演活動をしている。
毎年、三好さんを講師に研修会をしている同協会が、地域の人々にも知ってほしいと、講演会を計画した。
「今、どの年代も子育ては大変な時代。真しに向き合い学んでおく必要がある」と話す三好さん。「心の知能指数(目配り、気配り、心配り、手配り)がキーワード」とし、「人間力を子どもにつけるために、親が心の知能指数を高めることがとても大事」と話した。
子育てのはじめの一歩としてプラスとマイナスの考え方を挙げ、「プラスとマイナスの数が同じでないとだめ。バランス感覚がとれていることが大事」と強調。子育て中は、仕事をやめなければならない、自由がきかないなどのマイナスが多くなり、子育ての楽しさや面白さなどが縮小するため、「子どもから感動をもらった」「友達ができた」などのプラスを会場の皆で考え合った。 -
救急法救急員養成講習
南箕輪村消防団主催の救急法救急員養成講習が4日、大芝研修センターで始まった。
村消防団は救護班を中心に人命救助などの勉強や訓練に取り組んでいる。村民にも救急法の知識や実技方法を身に付けてほしいと、年2回講習を開いている。
3日間18時間の講習と学科・実技検定で、赤十字救急法、心肺そ生法、傷と止血、急病・運搬・救護などについて学ぶ。3日間受講すると受講証を渡し、検定合格者には救急員認定証が交付される。
消防団員と一般の15人が受講。初日は赤十字救急法について講義を受け、体位の変換や毛布を使った傷病者の保温方法などを実習した。
体位変換では、受講者が2人1組になって練習。講師は、一人でやる場合と数人でやる場合の負担の違いも見せ、「自分一人でなんでもしようと思わず、できるだけ多くの協力者を求めて。自分も楽だし、なによりも傷病者に負担を与えない」と話した。 -
紙芝居上演会
小・中学生が制作した紙芝居を上演する会が「言い伝え・見伝え・聞き伝え」をテーマに5日、駒ケ根市の駒ケ根高原美術館で開かれた=写真。披露された紙芝居は同館が7、8月に開いたワークショップで小、中学生らが『めだかの学校』『とんぼのめがね』『げんこつ山のたぬきさん』などの童謡や井上井月の俳句、『人食い山姥』『善知鳥峠』『鼻』などの物語の情景をイメージしてクレヨンや絵の具などで描いた作品の数々。
童謡作品は駒ケ根市の女性コーラスグループ「ともがき」の合唱をバックに上演され、訪れた約100人の来場者を詩情の世界に誘った。文学作品は同館友の会の小木曽恵美さん、同館学芸員の杉本慈子さんが情感豊かに朗読して、聴き入る観衆を魅了した。
紙芝居制作は昨年に続き2回目。同館は昨年と今年の作品を幼稚園・保育園小・中学校のほか、文化サークルなどに無料で貸し出している。朗読の音声が入ったCD付き。問い合わせは同館(TEL83・5100)へ。 -
早起き野球閉会式
駒ケ根市早起き野球連盟(下島好弘会長)は5日朝、06年度シーズンの閉会式を市民体育館で開いた。4月からの長いシーズンを戦い抜いてきた参加14チームの代表者ら約100人が出席し、今季の健闘をたたえ合った。各大会の上位チームには賞状やトロフィーのほか、ビールや焼酎などの賞品が贈られた=写真。
下島会長はあいさつで「オフシーズンにはしっかり体をつくり、来年にはこの14チームがまた顔を合わせ、楽しく戦えることを期待する」と述べてシーズンを締めくくった。
表彰されたのは次のチーム。
▼1部トーナメント(1)北斗(2)中沢OB(3)北割一区(4)町一区野球愛好会(5)中沢球愛、伊南健康▼中央アルプスリーグ(1)北斗▼南アルプスリーグ(1)中沢球愛▼市長杯争奪戦(1)北斗(2)オール福岡(3)養命酒、北割▼2部トーナメント(1)オール福岡(2)北割(3)上穂クラブ、アイアンズ▼駒草杯=アイアンズ▼ロータリー杯=町一区野球愛好会、上穂クラブ、養命酒▼努力賞=飯坂、カッターズ、TENJYO -
JA上伊那のフォトコンテストで、駒ヶ根市の井口眞吾さんが最優秀賞
上伊那農業協同組合による「JA上伊那フォトコンテスト06」の審査会が7日、伊那市狐島の本所であり、駒ヶ根市の井口眞吾さん(67)の作品「伝承」を最優秀賞に選んだ=写真。
昨年に引き続き「みつめよう、上伊那の“農”」をテーマに、上伊那を象徴するような農村風景や人々の四季の営みをとらえた作品などを募集した今年は、上伊那各地から75点の応募があった。審査にはJA職員など約15人が参加。審査委員長には宮田村出身のプロカメラマン・唐木孝治さんを迎えた。
応募作品には、田植えや稲刈り、美しい山並みなどを写した叙情的な作品だけでなく、裸足で田植えをする女性が忙しげに田んぼのあぜを走っている作品など、ユニークな作品もあったが、ほぞ掛けを作る祖父の姿を熱心に見つめる少年をとらえた井口さんの作品「伝承」が、多くの審査員の心をとらえた。
唐木さんは「感じた思いや自分たちが農業に対して持っている思いが伝わる写真が最終選考まで残った。『伝承』は技術的にもテーマ的にも、最優秀賞にふさわしい作品」と話していた。
応募作品は11、12日のJA上伊那まつりで展示する。
入賞者は次のみなさん。
◇最優秀賞=井口眞吾(駒ヶ根市)
◇優秀賞=酒井芳郎(箕輪町)向山世男(伊那市)
◇佳作=片桐久司(飯島町)小林紀一(飯島町)鈴木修(伊那市)
◇入選=伊藤好幸(伊那市)林平一郎(伊那市)両角巻男(伊那市)石田明(辰野町)小澤義彦(伊那市) -
箕輪町長選
立候補届出書類審査きょう任期満了(11月28日)に伴う箕輪町長選挙の立候補届出書類審査は8日午前8時30分から午後5時まで、町役場2階の大会議室である。
14日の告示まで1週間となり、これまでに出馬を表明しているのは、現職で再選を目指す平沢豊満氏(65)=無所属、沢=のみ。無投票ムードもある中で、立候補届出説明会(10月16日)に出席した住民有志グループは、候補擁立を進めている-とし、選挙戦になる可能性も残している。
14日の立候補届出は午前8時30分から午後5時まで町役場2階会議室。投票日は19日。 -
県教育委員会が各校の未履修補充計画の概要を発表
県教育委員会は7日、必履修教科や科目で未履修があった県立高校における補充計画の概要を発表した。
世界史の未履修がある伊那市の伊那弥生ヶ丘高校は、世界史Aを最大50コマ(1コマは50分)を目途として補充する予定。同じく世界史を履修していない生徒がいる駒ヶ根市の赤穂高校も、同様の計画を立てている。実施期間は、伊那弥生ヶ丘が今月8日縲恬・N2月17日、赤穂が今月8日縲恬・N1月26日を予定している。
現代社会と世界史で未履修があった伊那北高校は、双方を履修していない生徒については最大70コマ、どちらか一つが未履修である生徒については最大50コマを目途に、補充計画を策定。実施期間は現在も調整している。
県内各校の補充形態は▽平日の時間割を振り替えて授業の中で実施する▽平日の時間割に授業を増加して実施する竏窒ニする学校が多く、土日や長期休業を利用するとする高校は、少数にとどまった。 -
風景の大切さ模型から学ぶ
日本造園学会中部支部大会の公開講演会が4日、南箕輪村の信州大学農学部であった。景観模型工房(大阪府)の盛口正昭さん(56)が講師を務め、「万里の長城」など世界の風景模型約60点を展示し、自然や人間の営みを映した地球の風景の大切さを伝えた。
模型作りは、10年ほど続く、国際協力機構(JICA)などの博物館学研修の成果の一つ。世界各国から来日した研修員が同工房のスタッフの指導で「自国の大切な風景」を模型で表現した。これらは2月までの5カ月間、大阪府で展示し、日本展示学会の学術賞を受賞している。
講演では、研修員らがその風景を選んだ理由や思い出などを説明し、参加者約30人と展示を見学。バリ島のタナロット寺院、米国の大樹世界一のセコイアの森など、300分の1のスケールで再現した精巧な模型を目の前に、目を見張り、写真撮影する人もいた。
盛口さんは「自分にとって好きな風景とは何か、それらが他人にはどのように映るのかを模型を通じて感じてほしい。風景の大切さに目を向けて」と話した。 -
木の良さふれて、建設労連宮田分会「木工ひろば」
上伊那建設労連宮田分会(間山光支会長)は4日、木の良さにふれてもらおうと恒例の「木工ひろば」を宮田村民会館前の芝生広場で開いた。会員の職人が熱心に手ほどきし、来場した子どもたちがイスづくりに挑戦した。
村文化祭にあわせて10年ほど前から実施。木のぬくもり豊かなパイン材でイスをつくり、実演販売した。
希望者は製作することもでき、チビッコも果敢にチャレンジ。指導を受けながら、クギ打ちなど体験した。
間山支会長は「このような機会に、木に親しんでもらい、手作りの良さを感じてもらえれば」と話した。 -
芋焼酎「伊那八峰」12月12日発売
上伊那産のサツマイモを原料にした芋焼酎「伊那八峰」が12月12日、上伊那の酒販売57店で発売する。市町村ごとに千本(720ミリリットル)以上を用意。発売前には、消費者らを対象にした試飲会を計画している。
地域の特産品開発の一環として、サツマイモの栽培から販売までを手がけようと賛同する生産者や酒販売店主らが取り組んできた。
芋焼酎は、上伊那の市町村別9本に、権兵衛トンネル開通記念1本を加えた計10種類。。銘柄は辰野町「龍」、箕輪町「みのわ黄金千貫」「みのわ紅あずま」、伊那市「座々無志(ザザ虫)」、南箕輪村「不死清水」、宮田村「脈々」、駒ケ根市「しまだ娘」、飯島町「越百」、中川村「なかがわ」、全域の「権兵衛魂」。アルコール度数は25度。価格は1250円。
各市町村でサツマイモを栽培したが、天候不順のため、収穫量は86トンと見込みの半分だった。収穫したサツマイモは、飯田市の喜久水酒造で仕込み、寝かせている段階という。
伊那市内で7日に開いた第3回販売会議で、発売日や価格、取り扱い店などを発表。生産者から栽培の苦労話も聞いた。
呼びかけ人の池上明さん=飯島町=は「地域色の出た焼酎で、特産品になり得る。酒屋として大事に販売し、自分の焼酎として育てていきたい」と期待を込めた。
銘柄に合わせたラベルデザインも披露され、酒販売店主らが手直しを加えた。
試飲会は12月5日午後6時から、駅前再開発ビル「いなっせ」5階で開く。会費は500円。 -
高齢者クラブ大会
伊那市高齢者クラブ連合会(久保田泰男会長)は5日、伊那公民館で第1回大会を開いた。会員約230人が出席。「活性化と連帯の輪を広げて竏鋳n域の心を結ぶ強いきずな」をメーンテーマに、功労者表彰や演芸発表などを繰り広げた。
クラブは市町村合併に伴い、4月に1本化。49の単位クラブで、会員は約2900人。会員同士の親ぼくを図ったマレットゴルフ大会など本年度前半の行事は無事に終えた。
大会で、久保田会長は、高齢者を取り巻く環境に触れ「地域に関心を持ち、みんなで力を合わせて活動に当たることが時代の要請。健康を保ち、仲間づくりをして楽しもうではありませんか」とあいさつし、各単位クラブでの加入促進の取り組みを呼びかけた。
そのあと、介護者9人、功労者6人、優良会員34人をそれぞれ表彰。
大会宣言で▽地域の特色を生かした楽しいクラブ活動の充実▽心と体の健康づくり竏窒ネど7項目を掲げた。
また、会員らによる民謡踊りや健康ダンスなどの演芸発表・作品展示、南信病院の近藤廉治院長の講演会「楽しい人生のために」もあった。 -
「税を考える週間」で大谷昭宏さん講演
国税庁の「税を考える週間」(11縲・7日)に先立ち、伊那法人会(北原國人会長)は6日、同週間に合わせた年一回の講演会を伊那市の伊那商工会館で開いた。ジャーナリストの大谷昭宏さん=写真=の「開け 心が窓ならば」と題した講演に、会員ら100人以上が集まった。
早稲田大学政経学部卒業後、読売新聞大阪本社に入社し、警察担当についた大谷さん。退社後の現在は、テレビ出演、著書を出版するなど、幅広い分野でジャーナリズム活動を展開している。東京都出身で大阪府在住。
大谷さんは、税金について「自分が払うお金は妥当なのか、きちんと考える必要がある」と主張。他の都道府県の不正問題を例に話し「税金を納め、一票を投じる側は、こと細かに注文をつけていかねば」と話した。
「納税する側が声をあげれば変ること」と強調。「私たちが情報を提供し、皆さんが『これではまずい』と考えることで、制度は変っていく」と訴えた。
また「私たちはあまりにひどい社会を子どもたちに提供している」とも主張。いじめで悩んでいる児童、生徒らに「大人が生きる力をまずは訴え、社会のどこをどう変えていかねばならないか考えてほしい」と呼び掛けた。 -
伊那プリンスホテルトップ人事
伊那プリンスホテル(箕輪町)は、このほど開いた定時株主総会と取締役会で代表取締役社長に有賀ひとみ氏を選任した。有賀優前社長は退任。
新体制は次の通り(敬称略)。
▽代表取締役会長=登内英夫▽同社長=有賀ひとみ▽常務取締役=唐澤健一▽取締役=堀井朝運、有賀隆、白鳥和夫、竹腰哲夫、勝山修一(新任、ルビコン社長)▽監査役=征矢武雄、藤澤秀敬、有賀文男、小口都與 -
宮田村文化祭芸能発表会
第33回宮田村文化祭の芸能発表会が5日、宮田村民会館大ホールで開かれた。村内の団体など約50組が代わる代わるステージに登場し、太鼓やハーモニカ、大正琴、ピアノの演奏、カラオケ、合唱のほか、日本舞踊、ダンス、エアロビクス、太極拳、空手の演武など、それぞれ得意の芸を多彩に披露した=写真。
連れ立って会場を訪れた人たちは「大したもんだ」「上手だね」などと話しながら客席から盛んな拍手を送っていた。 -
琴伝流大正琴「長井教室」門下チャリティコンサート
琴伝流大正琴の「長井教室」門下チャリティコンサートが4日、伊那市生涯学習センターホールであった。
指導者の長井幸子さんは05年度、伊那市の教育文化功労表彰を受賞し、99年には大正琴協会から全国18人の内の1人として表彰を受けている。今月、古希を迎えるためお祝いをしようと話が進む中で、「これまでの表彰は皆さんのお力、生徒さんのおかげ、何か恩返しがしたい」という長井さんの思いもあり、今回チャリティコンサートを計画した。
門下5教室が出演。小学生ら子どもたちによるミッキーマウスマーチをはじめ、「川は流れる」「北の旅人」「津軽海峡冬景色」などを演奏し、息の合ったハーモニーを響かせた。観客は盛大な拍手を送った。
大正琴での「ハッピーバースデー」の曲演奏と共に、長井さんへ花束の贈呈もあった。 -
みのわ手筒会
災害復興願い開運厄除の手筒を被災住民に寄贈7月豪雨災害の復興を願い、2006もみじ湖夢まつり前夜祭(10月28日、箕輪町みのわ天竜公園)で、手筒花火などの打ち上げをしたみのわ手筒会(唐沢修一会長)はこのほど、土石流被害を受けた北小河内中村地区の30戸に、打ち上げに使った手筒を開運厄除けとして贈った。丸山全二区長に手筒30本を届け、区を通して各戸に配った。
みのわ手筒会は7月、災害復興ボランティアとして2日間で延30人が中村地区での作業に参加した。被災した住民に少しでも元気になってほしいとの願いを込め、開運厄除の手筒寄贈を申し入れた。
手筒は「豪雨災害復興祈願 開運厄除」の札を付けて加工したもの。正副会長の3人が丸山区長に届けた。
区長は「三河や豊橋では厄除けに使っていると聞いた。同じようにやっていただき、区の皆さんの気持ちが晴れればありがたい。またいつ災害が起こるかわからない、絶対大丈夫とはだれも言えない中で、厄除けの手筒を家に置くだけでも精神的に違うと思う」と感謝した。
前夜祭の花火大会は、「復興を願う地域の輪」と題した仕掛け煙火(シャクマ)など新作3基を交えた10プログラム。丸山区長をはじめ、多くの区民も見物に訪れたという。 -
七五三の祝い
大安の5日、各地の神社などでは晴れ着に身を包んだ子どもたちが保護者に手を引かれ、七五三の祝いに訪れる光景が見られた。
駒ケ根市北割一区の大宮五十鈴神社(白鳥俊明宮司)の拝殿ではあでやかな着物やりりしい羽織、はかまを着た子どもたちが神妙な顔つきで宮司の祈祷を受け、小さな手で玉ぐしをささげるなどの神事を行ったり、両親や祖父母らとともに記念写真に納まったりしていた=写真。
七五三は男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に健やかな成長を祝って神社などに詣でる行事で、本来15日にお参りするものとされるが近年ではその前後の土、日曜日などに行われることが多いという。 -
菊花まつり表彰式
第46回菊花祭りを3日までの5日間、三和森クラブ広場で開いた駒ケ根秋香会(本間秋男会長)は4日、入賞者の表彰式を駒ケ根市の三和森クラブで開いた。会員ら約30人が出席し、入賞者らがトロフィーやカップなどを賞状とともに受け取った=写真。本間会長は「晴天に恵まれて盛大に開催できた。皆さんの協力のおかげで出品数も多く、市民の心を癒すことできた」と感謝を述べた。
出品数は926点、期間中の入場者数は述べ2273人だった(秋香会集計)。
菊花展入賞者は次の皆さん。
▽県知事賞=井口春人▽駒ケ根市長賞=森勝美▽同市議会議長賞=飯塚礼子▽駒ケ根商工会議所会頭賞=飯塚礼子▽駒ケ根市教育長賞=北原・ス一▽全菊連会長賞=森勝美、松崎和男▽町部自治会長賞=森勝美▽秋香会会長賞=岡野修一▽審査委員長賞=塩澤春夫▽宮下賞=鈴木和▽伊那毎日新聞社賞=田中勝美▽信濃毎日新聞社賞=中西利幸▽中日新聞社賞=堺沢悦子▽読売新聞社賞=北原康平▽駒ケ根ニュース社賞=本間秋男▽長野日報社賞=小町谷誠▽大中屋賞=酒井世喜良▽長生社賞=羽場一雄▽秋香会賞=栗山いさ江▽池上賞=大木島富雄▽しらかば賞=浜口善元▽米沢賞=森勝美▽克水賞=北原康平▽MANABU賞=飯塚礼子▽サンケイ技研賞=中西利幸▽新世紀賞=北原・ス一▽有賀芳郎賞=岡野修一▽ビーナイン賞=塩澤春夫▽秋香会会長賞=松崎和男▽団体特別賞=赤穂小、赤穂南小、順天寮 -
駒ケ根市農業委員会が建議
駒ケ根市農業委員会(清水千博会長)は6日、市役所を訪れ、中原正純市長に「農林業施策に関する建議」を手渡した=写真。清水会長は「07年度予算編成に当たり、足腰の強い農林業の構築に向けて建議の内容を市の施策に反映させてほしい」と訴えた。中原市長は「前向きに受け止め来年度予算に反映するよう最善の努力をしたい」と述べたほか、07年度から導入される品目横断的経営安定対策については「市としても新たな支援措置を検討している」として、人件費や事務費などを支援する考えを示した。
建議は(1)農業施策(2)農業環境施策(3)担い手の確保・育成(4)中山間地域における農業施策(5)林業施策竏窒フほか、国・県に対する要望などを盛り込んでいる。主な項目は▽地産地消の要望に応えられる販路拡大のための総合施設の設置▽特産品の開発・導入▽集落営農組織への助成▽幹線水路の抜本的対策▽農村女性の活動支援竏窒ネど。 -
共同公演『青い鳥』キャスト発表
市民と劇団昴との第12回共同公演『青い鳥』を07年2月に駒ケ根市で開く演劇体験プログラム実行委員会は5日、公演の配役を市文化会館で発表した。オーディションに参加した約30人の出演希望者が集まり、緊張の面持ちで発表を聞いた=写真。
演出を担当する劇団昴の河田園子さんは「エネルギーのありそうな個性的なメンバーがそろっているので楽しみ。劇を通じて幸せとは一体何かを考え、最後にみんなで幸せをつかんでほしい」とあいさつした。
出演者は次の皆さん。
▽チルチル=伊藤優佑▽ミチル=市岡一恵▽ベリリウンヌ=中山教保▽光=白鳥友季子▽火=北林千春▽水=柳沢世里奈▽パン=斧研雅子▽チロー=深谷正一▽チレット=花岡綾▽うさぎ=白鳥晴奈▽夜=向山藍▽母=宮下庸子▽父=吉瀬敬太▽恋人・女=北原亜美▽恋人・男=小林啓子▽病気=春日裕衣▽子ども1=伊藤菜穂▽子ども2=久保田志音▽子ども3=大原絵里▽子ども4=玉木優香▽子ども5=一志紗代▽喜び1=倉田歩美▽喜び2=大野綾子▽喜び3=伊藤ありさ▽おばけ1=倉田歩美▽おばけ2=大野綾子▽おばけ3=伊藤ありさ▽鼻かぜ=保戸塚侑大▽じいさん=肥野隆▽ばあさん=滝本登喜子▽リケット=久保田志音▽カシワ=吉瀬敬太▽モミ=有賀陽二▽森1=玉木優香▽森2=鈴木ゆり▽森3=大原絵里▽時の番人=白井英一▽金持ち=清水香織▽土地持ち=北原みさ江▽虚栄=村上忍▽女1=伊藤菜穂 -
七久保浄化センター安全祈願祭
飯島町は2日、七久保新屋敷の現地で、町や上下水道運営協議会委員、施工業者ら約60人が出席し、公共下水道七久保浄化センターの安全祈願祭を行ない、工事中の無事故と期限内完成を祈った=写真。
七久保浄化センターは敷地面積約3000平方メートル、管理棟(床面積32平方メートル)移動脱水車棟(床面積223平方メートル)を建設。水処理はPCD(オキシデーションディッチ)方式、処理能力1日800立法メートル、対象地区は七久保区の北街道、南街道、新屋敷、新田、針ケ平など、計画人口1700人。汚泥処理工程で県下で初めて、生物処理による減量化システムを導入する。 -
中川村文化祭
中川村公民館、中川村文化団体連絡協議会は5日、第31回中川村文化祭を中川文化センターで開いた。各種文化団体や村民有志らによる約20グループが次々にステージに登場。日ごろの練習の成果を発揮して見事な歌や踊りなどを披露した=写真。
来場者全員で村歌を斉唱してステージプログラムがスタート。中川女性コーラスの美しい合唱を皮切りに、小学生や保育園児のかわいい歌声や、文化団体の大正琴、陣馬太鼓子ども連による太鼓の演奏などがホールいっぱいに響いた。
観客席からは演目ごとに大きな拍手が送られていた。