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日本禁煙友愛会 総会で解散承認
1955年に伊那市で発足した「日本禁煙友愛会」は、メンバーの減少などから17日に解散総会を開き、解散が承認されました。
この日は、臨時の解散総会が伊那市の伊那商工会館で開かれ、県内各支部の支部長など23人が出席しました。
総会では会の解散が承認されました。
一般社団法人・日本禁煙友愛会は、1955年に伊那市の小坂精尊さんが立ち上げました。
喫煙者だった小坂さんが禁煙したところ病気が治ったことが立ち上げのきっかけだったということです。
多い時には長野県を中心に県内外80以上の支部があり、会員は4万5千人、竹下登元首相に禁煙を広げるための陳情書を直接渡したこともありました。
現在は36支部、2千600人ほどまで会員が減っています。
清水篤志会長は「人数の減少もあるが、禁煙を勧める活動が一定程度果たせたと思う」と話していました。
今後、解散に向け清算を行い、7月頃解散する見通しです。 -
高遠の桜 開花は3月末の予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは17日、第6回桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜は3月31日開花の予想です。
伊那市高遠町の高遠城址公園では、園内の桜のつぼみが膨らみ始めています。
ウェザーニューズの発表によりますと、高遠城址公園の桜は、前回の発表より開花・満開とも 1日早まり、3月31日開花、4月5日満開となっています。
3月中に開花すれば記録が残る25年間で最も早い開花となります。
ウェザーニューズの次回の開花予想の発表は3月24日の予定です。 -
やまびこテラスきょう開店
箕輪町大出の農産物直売所にこりこのレストラン、「やまびこテラス」が16日オープンしました。
この日は、午前11時の開店直後から早速客が訪れ、料理を味わっていました。
レストランの場所は、にこりこ隣、以前のたべりこがあった場所です。
店内は、木材を使った装飾が特徴で、カウンター席と座敷席あわせて63席あります。
メニューには、箕輪町産の牛肉を使った定食が並んでいます。
こちらは、ハンバーグ定食です。
肉は150グラム、200グラム、250グラムから選ぶことができます。
また、指定管理者となっている山彦化成工業の山田一彦社長が社員にふるまっていたという「社長のローメン」も看板メニューだということです。
やまびこテラスの営業時間は、午前11時から午後8時までで、不定休です。
新型コロナウイルスの影響もあり、当面電話予約が必要だということです。
住所:箕輪町大出3730-156
電話:0265-96-0129
定休日:不定休
要予約 -
市議会 太陽光発電設備に関する条例の制定を求める請願 趣旨採択を可決
伊那市議会3月定例会が16日に開かれ、「太陽光発電設備の適正な設置に関する条例の制定を求める請願」について、「趣旨採択」とする委員長報告が賛成多数で可決されました。
請願書は、高遠町芝平の住民有志らでつくる「芝平太陽光発電施設建設に反対する会」が提出したものです。
市に対し、「太陽光発電設備の適正な設置に関する条例を制定し罰則を設ける事」「地すべり防止区域など、市が必要と認めた区域を太陽光発電設備設置禁止区域に指定すること」などを求めるものです。
市議会社会委員会で「趣旨採択」とした委員長報告が、賛成多数で可決されました。
また市議会全員協議会が同じ日に開かれ、国道153号伊駒アルプスロードの事業推進を図るため、来年度から建設部に伊駒アルプスロード推進室を設置することが報告されました。
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明日卒業式 本番前に最後の練習
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となっている放送エリア内の17日に卒業式を予定している伊那市と南箕輪村の小中学校で、最後の練習が16日に行われました。
このうち伊那北小学校では、6年生が体育館に集まり式の流れを確認しました。
今年度卒業するのは、6年生54人です。
市内の小学校は3日から休校となっていて、16日は2週間ぶりの登校です。
伊那北小では、例年卒業式は1時間半ほどだということですが、今年度は来賓と在校生は参加せず30分ほどに短縮して行います。
証書授与では、立ち位置やお辞儀のタイミングなどを確認していました。
またこの日は、休校の為発表の機会を失った呼びかけや歌のDVD収録も行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、17日が卒業式のピークで、小学校11校と中学校4校で行われます。 -
新型コロナ対策で市が緊急経済対策
伊那市は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策として、影響を受けている市内の中小企業に対し、3年間実質無利子で融資を受けられる独自の対策を行います。
13日伊那市役所で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決定しました。
伊那市では、新型コロナウイルスにより、売り上げが減少している中小企業の資金繰りを支援するため、従来よりも、低金利で、返済期間を延長するよう伊那市の特別経営安定化資金の拡充を行います。
運転資金・設備資金として融資を受けられる限度額は2,000万円です。
これまでより利率は1.6%から1.4%に引き下げられます。
利子については3年間、実質無利子となるよう市が負担を行うとしています。
返済期間は運転資金は7年以内、設備資金は9年以内から、ともに10年以内に延長されます。
返済の開始時期は1年後から2年後に延長されます。
対象は新型コロナウイルスにより影響を受ている市内の中小業者で、認定は市で行います。
申し込みの窓口は市内の「アルプス中央信用金庫」「八十二銀行」「長野銀行」「長野県信用組合」の各支店です。
問い合わせは、伊那市商工観光部商工振興課で受け付けています。
また、伊那市主催のイベントや会議などの開催については、3月末まで現在の判断基準を継続するとしています。
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村消防団に多目的消防車両導入
南箕輪村消防団第4分団第2部に、新たに多目的消防車両が導入されました。
こちらが15日にお披露目された多目的消防車両です。
南原区の第4分団第2部に導入されました。
定員は6人で、車両の後方には、重い荷物や車いすの人を乗せたまま乗り降りができるステップがついています。
また、これまでの車両に比べて車内にスペースができたため、救助した人や土のうを積むことができます。
15日は、南原公民館で新しい車両の入魂式が行われました。
唐木一直村長は「早く操作に慣れてもらい、これからも村民の生命・財産をしっかりと守ってもらいたい」と話しました。
新しい車両は今後、火事や救助など全ての出動要請の場面で使われるということです。
なお、同様の車両は村内では去年中込に導入されています。 -
まほらいな市民大学 ビデオ鑑賞
まほらいな市民大学の講座が、伊那市のニシザワいなっせホールで21日に開かれ、伊那ビデオクラブの作品を鑑賞しました。
伊那ビデオクラブは、およそ20年前から活動しています。
作品数は553点にのぼり、現在16人のメンバーで活動しています。
講座では、メンバーがつくった11作品が上映されました。
「暮秋の思い」という作品は、木の美しい葉や太い幹から風格を感じ、「未来にも美しい自然が残ってほしい」という願いが込められています。
「待ちわびて2008」では、中央自動車道が開通し、伊那谷と首都圏・関西との流通が活発になった様子が描かれています。
講師を務めた伊那ビデオクラブの赤羽仁会長は「作品から作った人の思いを感じてほしい」と話していました。
会場にはおよそ100人が集まり、ビデオを鑑賞しました。
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上伊那教育会が守屋山城を調査
戦国時代に武田氏が織田軍との戦いに備え整備したとされる伊那市美篶笠原の守屋山城の調査が15日行われました。
美篶笠原の歴史に詳しい桜井裕記さんの案内で上伊那教育会郷土研究部考古班の宮脇正実さんと井口章さんの2人が調査をしました。
守屋山は標高およそ960メートルで一説によりますと守屋山城は平安時代に一帯を治めていた豪族、笠原氏が築城したとされています。
戦国時代となってからは高遠城を中心に上伊那地域を支配していた武田氏の守りの要の城だったのではないかと考えられています。
上伊那教育会郷土研究部考古班は戦国時代を含む上伊那地域の
中世の歴史を研究していてその時代の城館跡を調査しています。
考古班では武田氏が織田軍との戦いに備え山城を整備していたと考えていて、守屋山城もその一つだとしています。
上伊那教育会郷土研究部考古班では今後、聞き取りや実地調査を
行い、高遠城を囲む山城のネットワークについて研究していくということです。
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二七の会 ネット張り作業
伊那市御園の住民有志でつくる二七の会のメンバーは15日、フナを育てるための休耕田にネットを張りました。
この日は、広さおよそ40アールの休耕田で、会員8人が作業を行いました。
二七の会は、川でフナを獲って遊んだ幼い頃を懐かしもうと10年前に発足しました。
現在会員は17人で、収獲したフナは会で食べる他、地区の敬老会や区民祭で提供しています。
この休耕田では、5月下旬にフナの親を放し、6月頃から徐々にフナの稚魚が卵からかえり始めるということです。
多い時は30kgを収穫する年もあるということですが、去年は水路から鯉が入り稚魚を食べてしまったため収穫量は10kg程だったということです。
会では、今年発足10周年を迎えることを記念して8月に、地元の子どもたちによる収穫体験を予定しています。 -
木下区カタクリの里の清掃
箕輪町木下の区長や常会長らでつくる山野委員のメンバーは14日、カタクリの里の清掃作業をしました。
この日は、木下区の里山などの手入れを行っている山野委員のメンバー13人が、落ち葉や木の枝などの撤去作業をしました。
カタクリの里の清掃は、メンバーが3年前から行っています。
メンバーによりますと、カタクリは、例年4月中旬から5月上旬までが見ごろで、シーズンを前に、毎年3月に清掃をしているということです。
台風19号の影響もあり、例年より地面が荒れていたということで、この日は、トラック3台分ほどの落ち葉や木の枝を集めたということです。 -
日本酒醸造タンク バイオガスプラントに活用
南箕輪村南原。
原富男さん宅の庭には、大きなタンクが。
実はこれ、バイオガスプラントの一部。5月に完成予定だという。
バイオガス。
生物の排泄物や生ごみなどの発酵により発生するガスで、化石エネルギーに代わるエネルギーとして注目されている。
発酵を終えた残渣は、肥料(液肥)として利用でき、循環の輪ができあがる。
伊那市西箕輪で酪農を営む小野寺さん一家。
このあたりでは最も早い1996年にバイオガスを導入した。
バイオガスプラントは、信州大学農学部の学生らの手を借りて畜舎西側に完成させた。
小野寺さんの家では、電気やプロパンガス、薪、そしてバイオガスを生活していくためのエネルギーとして使っている。
バイオガスの占める割合は、調理では7割を超えるという。南箕輪村南原で便利屋をしている原富男さん。
チェルノブイリ原発事故以来、ウクライナを支援する団体の理事長もつとめ、東日本大震災後は、フクシマ第一原発事故に苦しむ南相馬で放射能測定センターを運営。地域住民に寄り添う。
バイオガスの建設のノウハウがある原さんは、ウクライナにつづき、東日本大震災の被災地にある共同作業所でもプラントを完成させ発電するしくみも導入した。
原さんが自宅の庭に建設中のプラントは、酒づくりで利用されていた中古の醸造タンクを発酵槽にするという斬新なもの。
コンクリート製のものに比べてコストも建設にかかる時間も格段に抑えられるという。
岐阜のつくり酒屋から購入したという醸造タンクは、直径2.5メートル、高さは3メートル。
11,000リットル入るという。
完成予定は5月。
中古の日本酒醸造タンクからバイオガスが生まれる予定だ。 -
高遠さくら祭り中止 影響を懸念
伊那市は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今年の高遠城址公園のさくら祭りを中止することを13日決めました。
中止の判断を受け高遠町の商業関係者に話をききました。
14日の高遠城址公園です。
午前中から降った雪が園内の桜に積もっていました。
伊那市商工会の岩附宏会長です。
今回の中止が高遠の観光産業に与える影響は計り知れないと話します。
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松本保健所管内 20代女性の感染確認
長野県は松本保健所管内に住む20代の女性1人が新たに新型コロナウイルスに感染していると14日発表しました。これで県内で感染が確認されたのは4人目です。
新たに新型コロナの感染が確認されたのは、松本保健所管内に住む20代の女性です。
この女性は今月2日から1週間フランスへ渡航していたという事です。
帰国後の11日に下痢や嘔吐などの症状が出たため12日に松本保健所へ相談しました。
PCR検査の結果14日新型コロナに感染している事が判明し、県内の病院に入院しました。
県内で新型コロナの感染が確認されたのは今回で4人目です。
県では24時間体制で新型コロナの相談を電話で受け付けています。
新型コロナウイルス感染症一般相談窓口の電話番号は
026-235-7277、026-235-7278です。
伊那保健福祉事務所の相談窓口の電話番号は0265-76-6837です。
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継続的に献血に協力を
新型コロナウイルスの影響で、イベント会場や企業での献血が全国的に減少する中、長野県赤十字血液センターでは、継続的な献血への協力を呼び掛けています。
12日は、駒ヶ根市の昭和伊南総合病院で、移動採血車による献血が行われました。
長野県赤十字血液センター諏訪出張所によりますと、1日~6日までの移動採血車での献血は362人で、去年より31人少ないということです。
また、全国的に企業への移動採血車の運行が中止・延期になっているということです。
今週から徐々に数が増え必要な数は確保できているということですが、血液には使用できる期限があり、継続的な協力が必要だとしています。
今後の移動採血車の運行日程は、3月16日に箕輪町のイオン箕輪店、4月2日に伊那市の伊那市役所、6日箕輪町の上伊那生協病院、8日の午前中は伊那市の伊那食品工業株式会社・午後はJA上伊那本所となっています。
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ロトウザクラ見ごろ
13日の伊那地域の日中の最高気温は17度まで上がり4月中旬並みの陽気となりました。
伊那市の伊那公園では、ロトウザクラが見ごろを迎えています。
ロトウザクラは、中央区の区制100周年を記念して平成16年に、植樹したものです。
その当時、中央区の区長だった伊藤一男さんです。
伊藤さんによりますと今年の開花は9日で例年より10日ほど早いということです。
ロトウザクラは、20日頃まで楽しめるということです。 -
新型コロナ感染防止で今年のさくら祭り中止
伊那市は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今年の高遠城址公園のさくら祭りを中止とすることを、今日決めました。
今日伊那市役所で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決定しました。
高遠城址公園のさくら祭りが中止となるのは、昭和58年1983年の有料化以来初めてのことです。
伊那市では、新型コロナウイルスの拡大を回避するためさくら祭り期間中のすべてのイベントを中止します。
高遠城址公園への入園は終日無料となります。
高遠閣の休憩所は閉鎖とし、園内や市が管理する場所への出店は許可しないということです。
ライトアップは全て中止とし、ぼんぼりはつけず、園内での宴会の自粛を呼びかける看板を設置するということです。
市営の駐車場は公園グラウンド駐車場のみ有料で開設し、シャトルバス・循環バスの運行はありません。
去年のさくら祭りの有料入園者数は16万923人、昭和58年からの累計の有料入園者数はおよそ900万人です。
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伊那養護学校 スクールバス運行再開
長野県教育委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止で県内の特別支援学校が休校する中、スクールバスの運行を再開する方針を13日発表しました。
これに伴い、伊那養護学校では16日から18日までスクールバスの運行を行います。
県教委は、県内の特別支援学校を2日から休校としています。
日中一人で過ごす事の難しい児童生徒は学校での預かりを行っていますが、スクールバスは運行していませんでした。
県教委では、遠距離などで保護者の送迎が難しいといった声を受け、希望する学校でのスクールバスの運行再開を12日決めました。
それを受け、伊那養護学校では16日から18日までスクールバスを運行する予定です。
伊那養護学校でも2日から休校となっていて、児童・生徒の預かりを行っているということです。
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卒園式 規模を縮小して実施
新型コロナウイルスの感染予防対策として、伊那市・箕輪町・南箕輪村は、公立保育園の卒園式の規模を縮小して行う方針です。
伊那市の保育園の卒園式は、予定通り25日に行います。
参加は、卒園児、保護者、職員のみで、在園児・来賓は参加しません。
家族の参加は「最小限の保護者」としています。
式の後の茶話会は行わないという事です。
また、式の前と後に会場の消毒を行うということです。
箕輪町の保育園の卒園式は、予定通り24日に行います。
参加は卒園児・保護者2人以内・職員のみとしています。
在園児は登園しますが通常保育を行い、式には参加しません。
式は可能な限り短縮するとしています。
参加者には、登園前に検温を呼びかけるという事です。
南箕輪村の卒園式は、予定通り25日に行われます。
参加は、卒園児・保護者・職員のみで、来賓・在園児は参加しません。
式の内容も縮小して行う計画です。
3市町村は、入園式も卒園式に準じて行うということです。
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南信工科短大卒業式
南箕輪村の南信工科短期大学校の3期生の卒業式が13日、行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、卒業式は出席者の制限や時間短縮など規模を縮小して行われました。
卒業式には、専門課程の33人と短期課程の6人が出席し、大石修治校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。
大石校長は、「知識と実践力をさらに磨き、柔軟な発想力でものづくりのニーズに対応してください」と激励しました。
卒業生を代表して大倉龍弥さんは、「南信工科短期大学校で培ったものづくり精神を大切にして精進していきたい」と挨拶しました。
専門課程で就職を希望している32人全員が内定しているということです。
内定先企業の地域別の内訳は上伊那が19人、下伊那が7人、諏訪が4人、東信・中信地区がそれぞれ一人で、業種別では、製造業が最も多いということです。
式の様子は、ビデオカメラに収められ、後日DVDにして保護者に渡されるということです。
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まっくんファームが農業賞で特別賞
農作業の受託や大型機械の導入で作業効率化に取り組んできた、南箕輪村の農事組合法人まっくんファームが、第49回日本農業賞県審査・集団組織の部で特別賞を受賞しました。
11日は、伊那市狐島のJA上伊那本所で伝達式が行われ、主催したNHKの長野放送局二宮徹部長から、まっくんファームの堀美津男代表理事に表彰状が伝達されました。
大型のコンバインなどを導入し、共有することで作業効率を上げたことや、農作業受託により担い手不足を解消したことが評価されたということです。
農事組合法人まっくんファームは、田植えや収穫作業を中心にした、集落営農組織として平成23年に法人化しました。
現在は、南箕輪村の農家571戸が加入していて、加入面積は249ヘクタールです。
第49回日本農業賞は、NHKのほか、JA全農中央会などが開いたもので、集団組織の部には全国から93件の応募がありました。
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市町村小中学校入学式の対応
新型コロナウイルスの感染予防対策として、伊那市教育委員会と箕輪町教育委員会は各小中学校の入学式の方針を決めました。
南箕輪村教育委員会は、12日に方針を決めることにしています。
伊那市教育委員会によりますと、市内小中学校の入学式は予定通り実施するということです。
保護者の出席は原則1人、在校生は参加しません。
来賓はなしとなり、内容を簡素化して行うということです。
なお、始業式は学校ごと対応するということです。
箕輪町教育委員会によりますと、 保護者は人数に関わらず出席することができます。
来賓はなしとなり、児童・生徒の人数が多い大規模な学校では、在校生は出席しません。
小規模な学校では、在校生は出席できます。
南箕輪村教育委員会は、12日に臨時の校長会を開き、方針を決めることにしています。
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サンスイが小学生に花を無料プレゼント
伊那市上新田のサンスイ生花店では、新型コロナウイルスの影響で自宅待機となっている小学生に、元気になってもらおうと、11日から切り花の無料プレゼントを始めました。
この日は、SNSで情報を知ったという親子が店を訪れ、店員に説明を聞きながら、好きな花を選んでいました。
サンスイ生花店では、自宅待機となっている子どもたちに、少しでも気が晴れるように小学生のいる家庭を対象にプレゼントすることを決めました。
選んだ花は、ラッピングされプレゼントされます。
店内には、ガーベラやチューリップ、スイートピーなど、春の花が並んでいて、切り花は自由に選ぶことができます。
プレゼントは11日から19日までで、営業時間は午前9時から午後7時までです。 -
伊那市の各学習室 3月31日まで利用停止を継続
伊那市は、先月28日から利用停止にしていた市内の文化施設の学習室について、今月31日まで利用停止を継続することを、12日に発表しました。
2月28日から利用停止となっているのは、伊那市創造館の1階学習室、伊那市生涯学習センターの4階学習室と7階ちびっこ広場、伊那市図書館の学習室です。
当初3月17日までを目途としていましたが、現在、拡大の収束が見えない状況だとして、31日まで学習室の利用を停止とする方針を発表しました。
伊那市では、状況によって、31日以降も利用できない状況が続く可能性があるとしています。
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南箕輪村 小中学校入学式の方針示す
新型コロナウイルスの感染予防対策として、南箕輪村教育委員会はきょう、小中学校の入学式の方針を12日に決めました。
南箕輪村教育委員会は、小中学校の入学式について、時間を短縮し行うとしています。日程通りですが、開始時間が変更になる可能性があります。
保護者は、小学校は2人まで、中学校は1人まで出席でき、来賓・在校生は出席しません。
南箕輪村教育委員会では、今後も状況に応じて変更になる可能性があるとして、保護者に学校を通じて連絡するとしています。
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イベント延期情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの延期情報です。
伊那市の伊那東小学校で14日に予定されていた「伊那少年剣道クラブ第41回クラブ内大会」が延期になりました。 -
今年の伊那まつり テーマ「翔」
伊那まつり実行委員会が12日開かれ、新型コロナウイルスの影響について、現時点では伊那まつりを予定通り開催する方針であることが確認されました。
この日の実行委員会は、新型コロナウイルスの感染予防のため、委員会ごと会議室に分かれて行われました。
新型コロナウイルスの影響によりイベントの中止が相次いでいますが、現時点では伊那まつりを開催する方針であることがこの日の実行委員会で確認されました。
開催についての最終判断は、実行委員会上部の伊那まつり委員会の臨時委員会で決定する方針です。
臨時委員会の開催時期は未定です。
まつりのテーマは「翔」に決まりました。
「翔」には、“伝統と文化を未来につなげ、新しい世界へ向かって天高く羽ばたこう”という思いが込められています。
今年の伊那まつりは、東京オリンピック・パラリンピックにより、例年の8月から9月12日と13日に時期をずらし、開かれる予定です。
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豊島区の卒園児へ花を
東京都豊島区と交流事業を進めている箕輪町は、3月に卒園を迎える豊島区の園児に、上伊那産の花をプレゼントします。
12日は、町文化センターで花の発送作業が行われました。
上伊那産のアルストロメリアを、豊島区の22の保育園・幼稚園に送ります。
赤やピンク、黄色など色とりどりの花が一つひとつラッピングされていて、メッセージが書かれたシールが貼られています。
箕輪町と東京都豊島区は、交流都市としてスポーツや文化など様々な場面で交流を続けていて、平成17年には防災協定を結んでいます。
花を贈るのは今年で2年目です。
発送された花は、14日に豊島区の園児に渡される予定です。 -
箕輪町 新型コロナ相談窓口
箕輪町と町商工会は、町内の事業者を対象に、新型コロナウイルスに関する相談窓口を設置しています。
相談窓口は、産業支援センターみのわ1階の町商工観光推進室商工係と町商工会にそれぞれ設置されています。
今回の新型コロナウイルスによる経済的な影響の大きさを考慮して、今回特別に連携して窓口を設置しました。
商工係では、11日と12日で合わせて100件、町内の事業者にヒアリングを行い、新型コロナウイルスによる影響を調査しているということです。
町と商工会では「国や県の支援策や申請方法などについて説明するので気軽に相談に来てほしい」と話していました。
対象者は、町内の事業者または個人事業主です。
相談は無料で、事前の申し込みは必要ありません。
受付時間は、平日の午前8時30分から午後5時までです。
また、商工会員の有無は関係ないということです。
【問い合わせ】
箕輪町商工観光推進室 商工係
96-8300
箕輪町商工会
79-2117
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写真愛好家PA写心倶楽部作品展
伊那市中心の写真愛好家でつくるPA写心倶楽部の作品展が、伊那市の伊那公民館で開かれています。
伊那公民館の1階には、およそ50点の作品が並んでいます。
倶楽部には60代から80代の写真愛好家13人が所属していて、月に一回写真の批評会を開く他、年に一回写真撮影会を開いていて、去年は能登半島を訪れました。
倶楽部代表の伊藤好幸さんは「ふとした瞬間を捉えられるのが写真の魅力だ。
写真に写った人々の温かみを感じてほしい」と話していました。
作品展は31日まで開かれています。