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移動スーパーとくし丸 箕輪町で運行
上伊那でスーパーマーケットなどを展開する㈱ニシザワは、移動スーパー「とくし丸」の運行を、12日から箕輪町でスタートしました。
軽トラックの荷台部分には、野菜や果物、菓子など、300種類およそ1,100点の品物が載せられています。
運行開始を前に、ベルシャイン伊北店で出発式が行われました。
箕輪町と㈱ニシザワは、高齢者の安心・安全確保に関する協定を先月結びました。
その一環で、買い物弱者対策として移動スーパーの運行を始めました。
ニシザワの荒木康雄社長は「お客様に買い物を楽しんでもらい、一つひとつの要望に答えながら事業を発展させていきたい」と挨拶しました。
出発式の後、木下のケアセンターふれあいの里に到着し、施設を利用している高齢者が早速買い物を楽しんでいました。
とくし丸は、申し込みのあった個人宅も周ることになっていて、巡回の際に訪問先で異常があった時には町へ知らせる「地域の見守り」としての役割も担っているということです。
月木、火金、水土の曜日ごとに決められた3つのコースを周ります。
ニシザワが運行するとくし丸は、辰野・高遠・宮田に続いて4か所目となっています。 -
伊那商工会議所 中小企業支援を伊那市へ要望
伊那商工会議所は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、客足の低下で売り上げが減少している中小企業への支援対策を伊那市に11日要望しました。
11日は、伊那商工会議所の唐木和世会頭らが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に要望書を手渡しました。
商工会議所によりますと新型コロナの感染拡大により市内の飲食店ではキャンセルが相次ぎ、事業の継続に不安を抱えている経営者も出てきているという事です。
要望は伊那市として新型コロナで影響を受けている事業者へ「運転資金などの一部を補助する事」や「資金繰りの改善の為に借り入金の返済期間の延長や低利子での新たな貸し付け措置」、「国などの支援策の情報共有と周知の徹底を行う」ことなどを求めています。
唐木会頭は「終息が見えない事が一番の不安。早い対応をお願いしたい」と話していました。
伊那市では今週中に経済団体や金融機関を集めた会議を開き、来週には伊那市として独自の経済対策を示す事にしています。
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新型コロナでイベント中止
新型コロナウイルス感染拡大防止のため伊那市が今月18日に予定していた市内路線バスに何度でも乗れる格安定期券を小中学生向けの「春休み子ども定期券販売」と、24日に予定していた市内を運行する路線バスに誰でも1回10円で乗れる「10円バスの日」が中止となりました。
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震災から9年 故郷・福島へ黙とう
東日本大震災の発生から11日で9年となります。
震災発生時刻の午後2時46分にはサイレンが鳴らされ、犠牲者を悼みました。
福島県伊達市から伊那市へ自主避難した果樹農家の佐藤浩信さんです。
佐藤さんは福島県伊達市出身で、震災直後の2011年4月に伊那へ自主避難しました。
伊那では三男の孝樹さんと一緒に3.5ヘクタールの畑でリンゴやモモを育て、福島では長男の佑樹さんが果樹栽培を行っています。
家族が伊那と福島に分かれた生活も9年となりました。
佐藤さんは「9年たっても原発事故の影響は残っている」と話し、「去年は台風による被害などもあったので、どんな障害があっても子ども達に経営基盤を残せる畑を作っていきたい」と話しました。
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新型コロナ 確定申告期限延長
新型コロナウイルスの影響で、確定申告の期限が延長されます。
伊那市のいなっせでの確定申告は来月16日まで延長されます。
箕輪町役場での確定申告は31日まで延長されます。
17日からは予約制で、12日の午後1時から午後5時の間に税務課に電話予約をしてください。
南箕輪村役場での確定申告は31日まで延長されます。
17日からは予約制で、随時財務課に電話予約が可能です。
なお伊那市役所は予定通り今月の16日までです。
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伊那公園 コロナ影響で桜まつり縮小
伊那市の桜の名所のひとつ、伊那公園の桜を管理する「桜愛護会」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため桜まつりを規模縮小して行うことを決めました。
10日の伊那公園です。
前日の暖かさでロトウザクラの蕾が開きました。
毎年まつり期間中、伊那公園桜愛護会では園内にぼんぼりや屋台を設置し、桜まつりを行っています。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、ぼんぼりは設置するものの、屋台をつくらず、規模を縮小することを決めました。
4月12日に園内で予定されていたまつりも中止が決まっています。
高澤勝会長は「今年は愛護会結成20周年でさまざまな企画を計画していたが、こればっかりはしょうがない。」と話していました。 -
高校入試後期選抜 県内一斉に
高校入試後期選抜試験が10日、長野県内の公立高校で一斉に行われました。
受験会場となった各高校では新型コロナウイルス感染拡大防止に向け対策がとられました。
伊那市の伊那北高校の正門前には塾の講師らが応援に訪れ、マスク姿の受験生にカイロを配っていました。
長野県教育委員会では、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、各教室へのアルコール消毒液の設置、試験前後の換気、試験官にマスク着用の徹底などを呼びかけたということです。
県教委が4日に発表した後期選抜の志願者数は、上伊那の公立高校8校で全日制・定時制・多部単位制合わせて944人です。
県教委の発表によりますと、後期選抜には県内全体で1万466人が受験し、上伊那の高校でトラブルの報告はないということです。
後期選抜の合格発表は19日に行われることになっています。 -
VC長野 V1残留が決定
南箕輪村のバレーボールチーム、VC長野トライデンツのV1残留が決まりました。
これはVリーグ機構が9日に発表したものです。
新型コロナウイルスの影響で14日から予定されていた1部と2部の入れ替え戦が中止となりました。
Vリーグ1部最下位のVC長野は、入れ替え戦で敗ければV2に降格する可能性がありましたが、新型コロナウイルスの影響による試合の中止を受け残留が決まりました。 -
成美さんが映画の完成を市長に報告
上伊那8市町村で撮影が行われた映画「霊犬戦士ハヤタロー~伊那谷幽玄の戦い~」のプロデューサーの成美さんが10日、映画の完成を白鳥孝伊那市長に報告しました。
この日は成美さんが市役所を訪れ、白鳥市長に完成を報告しました。
「霊犬戦士ハヤタロー」は、駒ヶ根市の伝説「霊犬早太郎」をもとにした映画です。
都会から故郷の伊那谷に戻った主人公が怪事件に巻き込まれ、ハヤタローと共に妖怪と戦うというストーリーです。
撮影地の上伊那で先行上映が行われ、伊那市の旭座で2週間上映しおよそ600人が訪れたということです。
成美さんは「プロデューサーとして地域の魅力を発信する第一歩になりました。協力ありがとうございました」と話していました。
4月から岡谷市や上田市など県内5つの映画館でも上映される予定で、それぞれの初日には舞台挨拶も行われることになっています。 -
桜の開花予想 高遠変わらず4/1
民間気象情報会社のウェザーニューズは10日、第5回桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜は4月1日開花の予想です。
発表によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は、第4回と同じく4月1日開花、4月6日満開となっています。
ウェザーニューズの第6回の開花予想の発表は17日の予定です。 -
北小河内ふれあいの路が知事表彰
箕輪町北小河内の地域住民で道路の美化活動に取り組んできた、北小河内ふれあいの路が道路河川愛護活動知事表彰を受賞しました。
9日は、北小河内公民館で贈呈式が行われ、代表の坂井國明さんに、伊那建設事務所の高橋智嗣所長から感謝状が手渡されました。
地域住民らでつくる北小河内ふれあいの路は、平成17年に道路の美化活動に努める「アダプトシステム」の協定を伊那建設事務所と結んでいて、毎年3回草刈りなどを行っています。
これまで、町内の県道19号伊那辰野停車場線およそ2キロを地域住民あわせて300人で清掃していて、今年で15年目となります。
伊那建設事務所の高橋所長は「長年にわたり道路の美化活動に協力していただき感謝している。」と話していました。
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やまびこテラス16日オープン予定
箕輪町大出の農産物直売所にこりこのレストラン、たべりこが、新たに「やまびこテラス」として16日からオープンします。
これは、9日に開かれた箕輪町議会3月定例会の一般質問で、白鳥政徳町長が、議員の質問に答えたものです。
箕輪町では、にこりこ一帯のリニューアル工事を進めていて、来年度の一般会計当初予算案では2億2,500万円を計上しています。
このうち、飲食店部門は箕輪町の製造業、山彦化成工業が指定管理者となっていて、新たに「やまびこテラス」として16日にオープンを予定しています。
やまびこテラスでは、町内産の食材を使った料理を提供することになっています。
また、北側の駐車場には、公園を整備することになっていて、解体工事が進んでいるにこりこのリニューアルオープンは、10月を予定しています。
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哲学者・内山さん 農山村の役割を語る
群馬県上野村と東京を往復して暮らす哲学者・内山 節さんが、農山村の役割について語る講演会が、23日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
内山さんは、1200人ほどの人口の村、群馬県上野村と東京を往復して暮らす哲学者です。
講演会で、内山さんは、「既定路線での市場経済・近代国家・資本主義は劣化していて、限界が来ている」とし、「お金にならないことを大事にする、困っている人がいれば手伝いに行くといった農山村的な価値を学びなおすことが必要だ」と話しました。
この講演会は、農業とともにある暮らしを考え、中山間地域の農業振興を図ろうと活動している南アルプス山麓地域振興プロジェクト推進協議会と伊那市が共催で開きました。
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救急救命士合同訓練
上伊那6つの消防署の救急救命士の知識と技術の向上を目的とした合同訓練が、伊那市の上伊那広域消防本部で18日、行われました。
この日は上伊那の6つある全ての消防署から、救急救命士およそ40人が参加しました。
訓練は各消防署が行ってきた救急救命の訓練に、別の署の署員が対応するという内容です。
このうち、辰野消防署は高遠消防署が行ってきた頭痛やめまいを訴える人に対する訓練を行いました。
猛暑日にめまいと嘔吐の症状があり、119番通報したという想定です。
現場に着いた救命士は、手の震えやふらつきの症状から、熱中症の他に脳出血・脳梗塞の疑いがあると判断しました。
講評で、伊那中央病院救命救急センターの北澤公男センター長は「救急搬送では、お薬手帳で基礎疾患を確認することがとても重要です」とアドバイスしていました。
救命の訓練は各消防署で行われていますが、知識や技術の向上を目指し、3年前から全署合同の訓練が行われています。
上伊那広域消防本部の那須野正消防次長は「より安心してもらえる救命措置を取れるように、訓練を重ねていきたい」と話していました。
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イーナ介護支援ボランティアポイント事業 景品交換3月末まで
伊那市が65歳以上を対象に今年度から始めた「イ~ナ介護支援ボランティアポイント事業」の景品交換が、9月末まで行われています。
運営する伊那市社会福祉協議会では、「新たにボランティアを始めるきっかけに繋がった」と話していました。
景品交換は、3月末まで伊那市社協の窓口で行っています。
「イ~ナ介護支援ボランティアポイント事業」は、市内の65歳以上を対象に今年度から市が始めたものです。
福祉施設などで利用者の送迎や職員の補助、イベント運営を手伝うとポイントをもらうことができ、10ポイントでい~なちゃんカード1,000円分に還元できるなどのサービスがあります。
初年度は、目標の250人を上回る253人が登録し、そのうちの29人は初めてボランティア活動をした人だったということです。
景品交換は31日火曜日まで、伊那市社会福祉協議会で行っています。
市社協では、期限内の交換と来年度への更新を呼び掛けています。 -
最高気温19.7度 ポカポカ陽気
9日の伊那地域の最高気温は19.7度まであがり、4月下旬並みの気温となりました。
8日よりも12度ほど高くポカポカ陽気となった9日は、伊那市西町ではナズナ摘みをしている人の姿がありました。
長野地方気象台によりますと、向う1週間は低気圧や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降る日があるということですが、気温は平年並みか平年より高くなるとしています。
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上伊那左官組合青年部が施設補修ボランティア
上伊那左官組合青年部は、伊那市内の小学校や施設で傷んだ箇所を補修するボランティア活動を8日、行いました。
上伊那左官組合青年部は、5年ほど前から社会貢献の取り組みとして市内の小学校や施設などの補修ボランティアをしています。
このうち、伊那市高遠町のさくらホテルでは、青年部メンバーの福沢竹人さんが入り口の傷んだモルタルを補修していました。
上伊那左官組合青年部は、これまでに保育園や伊那市内の公衆便所などのタイルや壁を直してきたということです。
この日は、さくらホテルの他に、伊那小学校、手良小学校、西箕輪小学校で補修作業をしたということです。
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美味しい昆虫食を紹介
伊那谷の昆虫食を紹介する特別展「信州伊那谷の美味しい昆虫」が伊那市創造館で開かれています。
この展示は、伊那谷に伝わる昆虫食の文化を改めて見直そうと伊那市創造館が企画しました。
会場には、ザザムシ・蜂・イナゴ、蚕のさなぎといった伊那谷で食べられる昆虫の生態などをパネルで紹介しています。
このうち、ザザムシについては、漁の方法や道具などが写真で紹介されています。
パネル以外に、ザザムシやイナゴなどの佃煮が展示されている他、伊那市地蜂愛好会が地蜂に目印をつけて巣を探す「すがれ追い」を映像で紹介しています。
特別展に合わせ7日予定されていたシンポジウム「明日の昆虫食を語ろう」は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期となりました。
伊那市創造館では5月以降に開催したいとしています。
特別展「信州伊那谷の美味しい昆虫」は、来月13日まで伊那市創造館1階の特別展示室で開かれていて入場は無料となっています。
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みのわ健康アカデミー卒業式
箕輪町がシニア世代を対象に行っている健康教室「みのわ健康アカデミー」の、卒業式が、地域交流センターで27日、行われました。
卒業式では、白鳥政徳町長から代表の受講生に卒業証書が手渡されました。
今年度は、箕輪町内の男性10人、女性34人の合わせて44人が受講し、平均年齢は64.5歳となっています。
白鳥町長は「アカデミーで学んだ貴重な経験をいかし健康づくりを行ってほしい」と話していました。
卒業生を代表して唐澤幸子さんは「心身ともに大変充実した1年になりました。学んだ知識・経験を忘れずに健康づくりを実践していきたい」と話していました。
みのわ健康アカデミーは、筋力トレーニングやウォーキングなどの在宅トレーニングを通して生活習慣病予防や介護予防を目指すものです。
今年度は、ウエストが13.1センチ細くなったり体重が10.8キロ減った人がいたということです。
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昇華と深化の画人 中島千波展
長野県小布施町出身の日本画家、中島千波さんの作品展が伊那市高遠町の信州高遠美術館で7日から開かれています。
美術館には中島さんが50年に渡って描いてきた作品およそ60点が並んでいます。
中島さんは小布施町出身で、1945年生まれの74歳です。
被写体を深く観察し作品の中で表現することから、「昇華と深化の画人」と呼ばれる日本画家です。
岐阜県にある樹齢1500年のエドヒガンザクラを描いた「樹霊淡墨桜」は、隆々とした幹に生命力を感じ、作品にしたということです。
中島さんは「絵を鑑賞する時は、作者が後世に何を伝え、何を残したいと思ったのか想像してほしい」と話していました。
「昇華と深化の画人 中島千波展」は5月10日まで開かれています。
入館料は一般800円。
高校生以下は無料です。
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都築木材が子ども館に木製ジャングルジムを寄贈
伊那市日影で木材の卸売りなどを行う都築木材株式会社は、木製のジャングルジムを南箕輪村こども館に贈りました。
7日は現地で、社員がジャングルジムの組み立てをしました。
ジャングルジムは、高さ2メートル50センチ、幅と奥行きは2メートル80センチです。
ヒノキとアカマツを使っています。
都築木材は、去年11月に伊那市で開かれた森に親しむイベント「森JOY」でこのジャングルジムを披露しました。
多くの子どもたちに遊んでもらおうと子ども館に贈ることになりました。
都築木材では「子どもたちにとって木の遊具が当たり前に感じられるようになってほしい」と話していました。
ジャングルジムはこども館の南側に設置され、来週月曜日以降使えるようになるということです。
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伊那市田舎暮らし住宅が完成
伊那市への移住者が、定住先を見つけるまで最長3年間入居できる「伊那市田舎暮らし住宅」が新山に完成し、7日竣工式が行われました。
竣工式ではテープカットで完成を祝いました。
伊那市田舎暮らし住宅は、新山荘跡地に3棟建設されました。
木造平屋建てで2LDK、延べ床面積は67平方メートルです。
内装には伊那市を中心に上伊那産のカラマツやスギが使われているほか、ペレットストーブが設置されています。
この住宅は、田舎暮らしモデル地域となっている新山で、定住先を探す期間に一時的に住む場所を提供しようと、伊那市が建設しました。
総事業費は6,100万円で、国の地方創生拠点整備交付金を活用しました。
入居は、伊那市に移住する子育て世帯が対象で、最長3年間住むことができます。
その期間で、住宅を新築したり中古住宅を購入するなど、定住先を探してもらいます。
家賃は1か月2万5千円です。
1月から入居者を募集し、現在2世帯の入居が決まっているということで、残りは1世帯となっています。
平成26年度から30年度までに新山地域へ移住した人は42人となっています。
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グリーンファームでランの展示即売会
春の雰囲気が漂うランの展示即売会が、伊那市の産直市場グリーンファームで始まりました。
会場には、100種類2,000鉢のランが並んでいます。
代表的な「カトレア」や「シンビジウム」の他、あまり市場には出回らないという原種のランも並んでいます。
グリーンファームでは、毎年春のイベントとしてこの展示即売会を開いていて、今年で18回目です。
グリーンファームでは「色とりどりのランの花で春の訪れを感じてほしい」と話していました。
展示即売会は15日までとなっています。
8日と14日の午後1時、15日の午後2時からは育て方の講習会が開かれます。
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伊那駅伝応援旗を展示
今月22日に予定されていた春の高校伊那駅伝の出場チームを応援する旗が伊那市役所1階市民ホールに展示されています。
旗は、全国から参加するチームを応援しようと、市内の保育園や小中学校・スポーツ少年団などが毎年製作しています。
今年の大会は、全国から、男子127チーム、女子59チームの合わせて186チームが参加予定でしたが新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となりました。
伊那市では、旗に込めた選手を応援する想いを多くの市民と共有しようと応援旗を展示しました。
市民ホールの吹き抜けには、応援旗が飾られ、市役所を訪れたある女性は「今年は開催できず残念だが、展示は見ごたえがあります。」と話していました。
応援旗の展示は18日までで、展示後は各高校に贈るということです。
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市長「制度活用を周知」
伊那市の白鳥孝伊那市長は、新型コロナウイルスの影響で地域経済の影響が心配だとして、国や県などと連携しながら市内の事業者が様々な制度を活用できるよう周知を行っていきたい考えを示しました。
これは6日に開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は「新型コロナウイルスの感染拡大。これによって製造業では部品供給の停止。生産の停滞が始まっている。また、感染拡大の懸念から観光・飲食サービスなど多方面に大きな影響が出ている。地域経済の影響はさらに今後拡大する心配をしている。国や県・商工団体・金融機関と連携しながら市内の事業者が様々な制度を活用できるよう適切な周知を行っていきたい」と話していました。
また、市内で感染が拡大した場合については「常時、伊那保健所と中央病院との連携はとれていいるので状況の変化に応じた体制づくりはできている」と話していました。
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唐木村長「既存の制度をPR」
南箕輪村の唐木一直村長は、新型コロナウイルスの影響で経済不安が広がる中、「村商工会と一緒になってセーフティネットをPRしていきたい」と話しました。
これは6日役場で開かれた村議会全員協議会の中で示したものです。
南箕輪村は、村商工会と協力し「緊急災害対策資金」といった制度を設けています。
唐木村長は「村商工会と協力しPRしていくと共に、、柔軟に対応していきたい」と話しました。
また、4月1日開所予定の「南箕輪村生涯活躍交流センター」の愛称について「こもれびの家」とすることが報告されました。
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3市町村の図書館が感染防止対策
新型コロナウイルス感染拡大を受け伊那市・箕輪町・南箕輪村の図書館では感染防止対策を行っています。
伊那市の伊那図書館・高遠町図書館では、6日から本の貸し出しが予約のみとなりました。
伊那市の伊那図書館です。
本棚の前にコーンが置かれ、自由に選ぶことができなくなっています。
貸し出しは事前に電話かWEBで予約した本のみとなります。
図書館を訪れた人は・・・
インターネットでの蔵書検索・予約は「伊那市立図書館OPAC」というサイトで行うことができます。
このほか、電話73-2222でも受け付けています。
なお、返却はブックポストの利用を呼び掛けています。
また、伊那図書館では休校などで家にいる機会が増える子どもたちに本を読んでもらおうと、子供向けの60冊を選びました。
この60冊は月曜日以降伊那市のHPで公開されるということです。
箕輪町の箕輪町図書館です。
3日から2階の学習スペースの利用を中止し、椅子を撤去しました。
職員は、1~2時間ごとに窓を開け、換気をしています。
休校中の子どもたちが長く滞在することの無いよう、入口には子ども向けのメッセージが張り出されています。
また、移動図書館車は地区巡回・保育園への運行を3月は行わないということです。
南箕輪村の南箕輪村図書館です。
村図書館では、館内にあった閲覧用のソファーを撤去しました。
DVDの館内視聴は中止となっています。
滞在時間を短くするため、図書カードの発行手続きは村民限定としています。
3月中のイベントは全て中止となっています。
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商工会議所が経営相談窓口設置
新型コロナウイルス感染拡大に伴う相談窓口です。
伊那商工会議所は「新型コロナウイルスに関する経営相談窓口」を開設しました。
支援制度の案内や資金繰りに関する相談を受け付けます。
時間は、平日の午前8時30分~午後5時で、電話番号は、72-7000です。
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県内で3人目のコロナ感染者
長野県は南佐久郡南牧村の観光牧場有限会社滝沢牧場に勤務する50代の女性が新型コロナウイルスに感染していた事が確認されたと6日に発表しました。
これで県内で感染が確認されたのは3人目です。
長野県ではこの牧場を訪れた事がある人は、最寄りの保健所に相談したほしいと呼び掛けています。
6日は長野市の県庁で記者会見が開かれ、阿部守一知事が感染が確認された女性の症状などについて発表しました。
新型コロナの感染が確認されたのは、南牧村に住む50代の女性です。
この女性は2月19日大阪市内のライブハウスで開かれたイベントに参加したという事です。
その後2月23日に38度台の熱を出し、5日に佐久保健所へ相談し、県内の病院に入院しました。
PCR検査の結果、新型コロナに感染している事が6日に分かりました。
この女性は発熱後の2月23日と翌日の24日、28日から3月1日の間、牧場で働いていたという事です。
県では不特定多数の人との接触が否定できない事から女性が働く牧場の名称を公表しました。
阿部知事は「2月23日と24日、28日から3月1日までの間に滝沢牧場を訪れた人は症状のある・なしに関わらず、最寄りの保健所に相談してほしい」と呼び掛けました。
女性は肺炎の症状がみられるものの重症では無いという事です。
県内で新型コロナの感染が確認されたのは今回で3人目です。 -
二十四節気 ~啓蟄~ ポレポレの丘 スイセン
啓蟄は生き物が冬眠から目覚める頃とされています。
5日の伊那地域の最高気温は4日よりも4.9度低い7.3度で、2月下旬並みとなりました。
伊那市高遠町のポレポレの丘では、スイセンが咲き始めています。
ポレポレの丘を管理する、赤羽久人さんによると、今年は暖冬の影響で、例年よりも2週間早い先月15日から咲き始めたということです。