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経ヶ岳バーティカルリミット 標高差1,500m駆け登る
南箕輪村の大芝高原を発着に中央アルプス北端の経ヶ岳山頂を目指す「経ヶ岳バーティカルリミット」が19日に行われました。 午前10時30分、全国から集まったおよそ400人の参加者が、標高2,296メートルの経ヶ岳山頂を目指してスタートしていきました。 大芝高原から経ヶ岳の山頂を経由して大芝高原に戻る全長21キロのロングコースのほか、4合目を経由する12キロのショートコース、セラピーロードを走るキッズ小学生コース、トレイルウォークの4種目が行われました。 スタートからおよそ15分後、大芝高原から4.2キロ、標高で200メートルほど上がった第1給水所をトップランナーが通過していきました。 給水所を次々に訪れるランナーたちは、水分などを補給しながら山頂を目指していました。 参加者らは「天気も良いし最高です」「自然の中を走ることができて気持ち良い」と話していました。 大会の結果、ロングコースでは今年初参加の京都府の高校生、近江竜之介(おうみりゅうのすけ)さんが2時間14分49秒で優勝しました。 近江さんは「頂上からの景色が最高で疲れが一気に吹っ飛びました。1位を狙っていたので、目標を達成することができてとてもうれしいです」と話していました。
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伊那市やまびこソフトボール リーグ戦開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「伊那市やまびこソフトボール連盟」の今シーズンのリーグ戦が18日の夜、開幕しました。 この日は富士塚スポーツ公園運動場で開会式が行われ、前年度優勝した城南クラブが優勝旗を返還しました。 開会式終了後には、早速試合が行われました。 伊那市やまびこソフトボール連盟は、40歳以上の男性が対象で、現在6チームが加盟しています。 5月から9月まで、6チームによる総当りで25試合を行います。 選手たちは半年ぶりの試合ということを感じさせない、ハツラツとしたプレーを見せていました。 伊藤易明会長は「怪我のないよう、元気にリーグ戦を終えられるようプレーしてほしい」と話していました。
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諏訪形区を災害から守る委員会 農水省優秀賞を受賞
伊那市西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は農林水産省の第2回インフラメンテナンス大賞で、全国から応募のあった200団体のうち17団体が選ばれた優秀賞を受賞しました。 インフラメンテナンス大賞は農林水産省や国土交通省などが優れた社会インフラの整備や保守管理を行っている事業者や団体に贈る賞です。 今回は全国から200ほどの応募がありました。 諏訪形区を災害から守る委員会は平成18年の7月豪雨をきっかけに貝付沢に広葉樹を植えるなどの活動を行っています。 委員会は、災害後、県が治山事業を行った貝付沢での植樹や林道整備などの保守管理活動をしていて、森林の強靭化に貢献していると評価されました。 今年のインフラメンテナンス大賞は全国で32団体が受賞しました。 諏訪形区を災害から守る委員会では今年も秋に370本ほどの広葉樹の植樹を行う計画です。
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高遠石工 守屋貞治の作品などを紹介するHPが完成
高遠石工の作品の保存や情報発信に取り組んでいる「高遠石工研究センター」は、守屋貞治の作品などを紹介するHPを作成しました。 19日に伊那市内でHPのお披露目が行われました。 守屋貞治の名作とされる高遠町建福寺の三十三観音のほか手良蟹沢の八十八観音を全て写真で見ることができます。 またこの日は、高遠石工映像シリーズ第三弾となるDVDもお披露目されました。 今回は守屋貞治の一番弟子といわれる渋谷藤兵衛など、伊那市内にある貞治以外の作品を25分の映像にまとめています。 この映像はDVDとブルーレイ合わせて200枚作製され上伊那の小中学校、高校などに配布されます。 この日開かれた平成29年度調査報告会では東春近田原で高遠石工、下平文左衛門の墓が発見された事が報告されました。 墓石から「文左衛門」の文字が読み取れ下平家の過去帳と照らし合わせたところ亡くなった日と名前が一致したということです。 研究センターの熊谷友幸さんは「過去帳の情報から下平家は親子三代で石工だったのではないか」と話していました。
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中心市街地を登山の玄関口に
登山者を早朝に伊那市駅前から中央アルプスや南アルプスの登山口まで運ぶ公共交通の本格運行が今シーズンから始まります。 運行するのは山岳関係者や飲食店主などでつくる一般社団法人アスタルプロジェクトです。 18日は伊那市のタウンステーション伊那まちでその概要が説明されました。 運行はデマンド方式で伊那市の白川タクシーに委託し利用者数によりセダンのタクシーとジャンボタクシーを使い分けます。 中央アルプスの桂木場登山口行きはJR伊那市駅前を午前4時出発で料金は1人1000円。 南アルプスの仙流荘行きは午前5時出発で料金は1人2000円となっています。 アスタルプロジェクトでは去年試験的に伊那市駅前から南アルプス登山口までの無料運行を行いました。 そこでのアンケートにより有料でも継続を希望する意見が多かったということです。 利用者の9割以上が県外からの登山者で7割が市内の宿泊施設を利用していたということです。 予約は午前9時から午後5時までで白川タクシーで受け付けています。 運行は7月14日から10月7日までの土曜日を中心に全部で20回となっています。 アスタルプロジェクトでは中心市街地を中ア南アの登山の玄関口にしていきたいと話しています。
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西春近の国道で大型トラックが横転
18日の朝、伊那市西春近の国道153号で大型トラックが横転する事故がありました。 これによるけが人はいないということです。 事故があったのは伊那市西春近沢渡の国道153号です。 大型トラックが脇道に入ろうとしたところ横転しました。 トラックは工場に荷物を運ぶため国道から脇道に入ろうとしたもので曲がりきれずに横転したとみられています。 午後になりレッカー移動のため国道153号は片側通行となりました。
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障がい者就労事業所に理解を
障がい者就労事業所について一般の理解を深めてもらうイベントこころん春まつりが18日と19日の2日間、伊那市東春近で行われています。 伊那市東春近の障がい者就労継続支援事業所信州こころんでは利用者手作りのポシェットや農作物を販売し訪れた人たちが買い求めていました。 イベントは地域住民との交流を深め事業所の活動を知ってもらおうと行われたものです。 利用者が野菜や花を栽培している近くの畑ではミニコンサートも開かれました。 信州こころんは県の指定を受け障がい者の自立、自活への道を支援していて25人ほどが利用しています。 花や野菜、きのこなどを育てて販売しているほか、今年からブルーベリーの栽培も始めるということです。 こころん春まつりは19日も行われ手打ちそばの販売やミニコンサートなどが予定されています。
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セーフコミュニティを考える
行政と地域住民がセーフコミュニティについて考える箕輪町安全安心の日の集いが17日町文化センターで行われました。 箕輪町は平成24年5月12日に、WHO世界保健機関が認証している安全安心な街づくりの取り組みセーフコミュニティの認証を受け去年再認証されました。 集いではその取り組みをさらに充実させようと認証を受けた5月12日を「箕輪町安全安心の日」としています。 集いではほかに日本で初めてセーフコミュニティに認証された京都府亀岡市の松永恵理子さんが話をしました。 亀岡市役所自治防災課セーフコミュニティ係主任の松永さんは「2008年に認証されてから職員の異動などにより取り組みが衰退したこともあった。 継続していくためには住民の主体性が大切になってくる」と話していました。 亀岡市では2011年と2017年の比較で交通事故による負傷者は54%、犯罪件数は62%、自殺者は58%減少していて取り組みの成果が表れているということです。
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山室写真倶楽部 写真展27日まで
伊那市と南箕輪村の写真愛好家でつくる山室写真倶楽部の作品展が伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、会員5人の作品37点が展示されています。 作品にテーマは設けていませんが、上伊那や県内で撮影された風景が中心となっています。 山室写真倶楽部は50代から80代までの男女5人が所属しています。 毎月例会を開いているほか、年に2回それぞれの近作を持ち寄り作品展を開いています。 山室写真倶楽部の作品展は27日まで伊那図書館で開かれています。
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最高気温30.3度 今季初の真夏日に
18日の伊那地域の最高気温は30・3度と今年初めての真夏日となりました。 伊那市荒井にある木村内科医院では20種類のバラが植えられていて、ここ数日の暑さで開花が一気に進んだという事です 18日の伊那地域の最高気温は午前11時6分に30.3度を記録し今年初めての真夏日となりました。 長野地方気象台によりますと19日は低気圧と前線の通過により18日よりも最高気温は2~3度低くなるという事です。 上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
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道の駅「大芝高原」登録証 伝達
7月21日にグランドオープンを予定している南箕輪村の道の駅「大芝高原」の国土交通省からの登録証の伝達式が今日、役場で行われました。 18日は飯田国道事務所の尾出清所長から唐木一直村長に登録証が伝達されました。 道の駅は、全国に1145か所あり、大芝高原は県内で47番目の登録となります。 道の駅は、ドライバーの休憩や観光情報の発信、地域振興が行える機能を持つ施設で、平成5年から国交省が登録をしています。 道の駅「大芝高原」は、味工房を中心とする一帯で、24時間無料で利用できる駐車場とトイレがあり休憩場所としてだれでも活用できます。 その他に道路情報、地域の観光情報などの情報発信、地域づくりの拠点としての機能が期待されます。 道の駅「大芝高原」のグランドオープンは、7月21日の予定です。
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伊那市福島 根津幸江さん手作り洋服展
伊那市福島に工房を構える根津幸江さんの手作りの洋服や小物などの展示販売会が、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には手作りの洋服や小物など200点が展示されています。 福島に工房を構える根津さんは20代後半から30年ほどパッチワークを制作していて3年ほど前から本格的に洋服をつくるようになりました。 麻や綿などの天然素材を使いシンプルなデザインを心掛けているという事です。 根津さんは「普段の生活のほかにちょっとした出かけ先にも着られる洋服を揃えているので、試着を楽しみながら選んでほしい」と話していました。 この展示会は22日(火)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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子育て中の母親対象 就業相談会
子育て中の母親を対象にした仕事や育児についての相談会が17日、箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで開かれました。 相談会では、女性就業支援員の船戸紗奈恵さんが、訪れた人の相談を受けていました。 これは、子育て中の母親を対象に、仕事と育児の悩みに答え就業支援につなげようと、県が4月から行っています。 この日の午前中には、町内に住み、0歳の子どもがいる母親が相談に訪れていました。 子どもが保育園に通い始め、仕事に復帰したいと思い、今回訪れたということです。 現在出ている求人を見ながら、職種や勤務時間、休日取得の希望などを聞いていました。 子育て中の母親を対象にした女性就業相談は、毎月1回ご覧の日程で開かれています。 時間は午前9時30分から正午までで、電話での予約のほか、当日の予約も可能です。 6月19日(火)、7月19日(木)、8月23日(木)9月20日(木) 10月以降も開催 予約・・・090-1617-1905
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松田教育委員長・北原教育長 退任
任期を終えた伊那市教育委員会の松田泰俊教育委員長と北原秀樹教育長の退任式が16日、市役所で行われました。 職員の拍手に迎えられて2人が入場しました。 松田教育委員長は、県内の小中学校の校長を経て、平成19年5月から3期11年、教育委員長を務めました。 松田さんは「心に深く残る教育事業に参画させてもらえたことは望外の喜びだった」と話しました。 北原教育長は、箕輪中学校の校長や上伊那小中学校校長会会長などを経て、平成26年5月から1期4年教育長を務めました。 北原さんは「子どもたちや市民の皆さんが情熱と探求心を持って学び続ける環境は全国に誇れるものだ」と話していました。
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伊那市上牧 唐木さん宅のなんじゃもんじゃの木の花が見ごろ
伊那市上牧の唐木敬𠮷さん宅のヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木の花が、見ごろを迎えています。 ヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木は、唐木さんが40年以上前に友人からもらった苗木2本を庭に植えて育ててきたということです。 例年より5日ほど早く満開となりました。 花は、あと4、5日楽しめるということです。
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自習の時間にこども館で体験学習
南箕輪村の南箕輪小学校3年3組の児童は17日、自習の時間にこども館を訪れ、体験授業を受けました。 この日は、南箕輪小学校3年3組の児童33人がこども館を訪れ、体を使った運動あそびを体験しました。 担任の教諭が1日出張のため、自習の時間を使って訪れました。 こども館では、平日の昼間は比較的部屋が空いていることから、子ども達に利用してもらおうと今年度から授業でも使えるようにしたということです。 体験授業では、新聞紙を使った運動あそびを行いました。 班ごとに分かれて全員が新聞紙の上に乗り、じゃんけんをして負けた方が新聞紙を折りたたむというゲームです。 全員が乗れなくなった班の負けです。 こども館では「児童厚生員を配置しているので、けがの心配なく体験授業を受けられる。多くの授業で活用してもらいたい」と話していました。
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笠原千俊さん 伊那市新教育長に任命
17日は、市役所で辞令交付式が行われ、笠原 千俊さんが新しい教育長に任命されました。 また、これまで教育長を務めてきた北原秀樹さんが教育委員会委員に任命されました。 笠原さんは、「市民・子どもたちのために精一杯尽力したい」とあいさつしました。 今回から、新しい教育委員会制度に基づき、教育委員長と教育長を一本化し、教育長のみの任命となります。 笠原さんの任期は3年、北原さんの任期は4年となっています。
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松くい虫被害拡大に歯止めかからず
伊那市の平成29年度の松くい虫の被害量は過去最大となった平成28年度に比べると減少したものの、標高900mより低い松林で被害が拡大していることが報告されました。 17日は、伊那市役所で松くい虫対策協議会が開かれ、被害状況が報告されました。 松くい虫の被害量は、昨年度2,210立方メートルで、過去最大となった平成28年度の2,847立方メートルと比べると減少しましたが、標高900mより低い松林を中心に被害は拡大しています。 破砕や燻蒸などの処理費用は、昨年度、過去最大の4,749万円となっています。 伊那市では、引き続き、マツタケ山など守るべき松林を的確に定めて対策するほか、周辺の松林については樹種転換を進めたいとしています。 また、信州大学と共同で進めている小型無人機ドローンを活用した実証実験についても報告がありました。 富県南福地の5ヘクタールの森林を上空から調査したところ、およそ2000本の松のうち、150本の被害木があり、今年度は、そのうちの40本を処理し経過を観察するとしています。 協議会の委員からは、「ストーブ用に積んである薪や、伐採後の切り株からの感染が疑われる」として適切な処理を望む意見が出されていました。 白鳥孝市長は、「被害は拡大していて全国的にも困っているがカンフル剤はない。信大との連携を含め、早期対応で守るべき森林を守っていきたい」と話していました。
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伊那市とRIZAPのプログラム 9割が体力年齢10歳若返り
伊那市がRIZAP(ライザップ)と共同で今年1月から行った健康増進プログラムで、測定を行った受講生の9割が体力年齢10歳若返りの目標を達成した事がわかりました。 伊那市はフィットネスジム運営のRIZAPと共同で今年1月から3月まで8回の健康増進プログラムを行いました。 受講生の60代男女39人の体力年齢の平均は、講座初回は78.72歳でしたが最終日の測定では36.89歳若返り41.83歳になったという事です。 39人中、9割の35人が目標の10歳若返りを達成しました。 伊那市は目標を達成した人数に応じてRIZAPへ報酬を支払う契約になっていて、一人5万円の35人分、合計175万円を支払いました。 受講生は8回のプログラムでストレッチやスクワットなどの運動のほか、食事管理などを行ってきました。 今回のプログラムは試験的に実施されたもので今後の実施については財源など総合的に検証した上で検討するとしています。
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明治大学の教養講座で井上井月学ぶ
明治大学の社会人向け教養文化講座の受講生が伊那市を訪れ、2泊3日の日程で漂泊の俳人井上井月について学んでいます。 16日は、首都圏などから訪れた受講生19人が伊那市創造館で、井月研究の第一人者、竹入弘元さんから句碑について話を聞きました。 竹入さんは「井月の句碑は長野県や新潟県にあわせて74基あり、そのうち39基が伊那市にある」と紹介していました。 この講座は明治大学が開いている社会人向けの教養文化講座「なぜ人は旅に出るのか」の一環で開かれました。 全15回で、文学や自然科学など様々な分野の講義を行います。 講師の1人でコーディネーターを務める明治大学名誉教授で日本文学が専門の林雅彦さんは、昨年度から井月について取りあげています。 一行は18日まで伊那市や駒ヶ根市に滞在し、井月の句碑を見て回るということです。
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伊那まつり Tシャツ・うちわ図案決まる
8月4日と5日に行われる第61回伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが今日決まりました。 Tシャツのデザインに採用されたのは、伊那市西町の唐澤真実さんの作品です。 ドット柄で竜を表現したデザインが斬新でこれまでにない雰囲気だと評価されました。 Tシャツは1200枚製作され、7月中旬から販売されます。 うちわのデザインに決まったのは、赤穂高校の木村琴美さんの作品です。 雲で「伊那まつり」という文字を表現した点が工夫されていると評価されました。 うちわは協賛企業に配布される他、祭りの参加者にも配られるということです。
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花育 児童にアルストロメリア贈る
花に親しむことで児童の心の豊かさを育む「花育」の一環で、伊那市の伊那東小学校の児童に、16日アルストロメリアが贈られました。 16日は贈呈式が行われ、伊那市の白鳥孝市長やJA上伊那の御子柴茂樹組合長らが児童に上伊那産のアルストロメリアの花束を手渡しました。 花育は、花に親しむことで豊かな心を育てようと伊那市やJA上伊那が行っているもので、今年で5年目になります。 アルストロメリアの出荷量は上伊那が全国一で、昨年度は1,150万本を出荷しました。 花は全校児童606人に、1人2本ずつ贈られました。 JA上伊那花き部会の赤羽今男部会長は、「家族と一緒に花について話をしましょう。花も喜んでくれます」と話していました。 児童会長の向山巴菜さんは「大切に家に持ち帰り、家族と楽しみたいです」と話しました。 花育は今後伊那市内すべての小学校で行われます。
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伊那市東春近田原 カキツバタが見ごろ
伊那市東春近でカキツバタが見ごろとなっています。 東春近田原の伊藤あさ子さんが育てているものです。 10年ほど前にもらったものを植えて株わけしながら少しずつ増やしてきました。 まだ蕾もあり見ごろは23日頃までだという事です。
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南箕輪中学校の伝統行事 経ヶ岳強歩大会
今年で66回目となる南箕輪村の南箕輪中学校の伝統行事、経ヶ岳強歩大会が16日に開かれました。 午前7時、スタートとなる大芝高原に全校生徒約470人が集まりました。 先週金曜日に、4キロのコースを走る事前練習が行われ、その上位20人はシード選手としてスタートラインの前の方に並ぶ事ができます。 経ヶ岳強歩大会は今年で66回目となる伝統行事です。 途中、保護者が応援にかけつけ声援を送っていました。 標高2,035メートルの8合目までの8.3キロがコースとなっていて、スタート地点との標高差は1,200メートルです。 スタートから30分ほど経過すると速い生徒は2合目に到着しました。 ここからは道幅が狭く急な登り坂となります。 大会は、地元の豊かな自然環境を知るとともに、仲間と励まし合いながら目標を達成する事を目的としています。 生徒らは先月から体育の授業で毎回2キロのコースを走り体力をつけてきたという事です。 大会の結果、男子は3年生でサッカーのクラブチームに所属する清水星志郎君、女子は2年生で女子バスケットボール部の有賀愛美さんが優勝しました。
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伊那市高遠町山室の遠照寺 ぼたん見ごろ
伊那市高遠町山室の遠照寺で例年より10日ほど早くぼたんが見ごろとなっています。 標高960メートルの遠照寺には2千坪の敷地に170種類、2千株のぼたんが植えられています。 16日は見ごろに合わせて高遠北小学校の児童が社会科の授業で見学に訪れていました。 ぼたんは昭和58年に3株植えたのが始まりで、徐々に数を増やしてきたという事です。 一番の見ごろは今週末の19日20日までだという事ですが来週末までは楽しめるという事です。 遠照寺のぼたん祭りは26日(土)までで参拝料は400円となっています。
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初の山小屋用味噌が完成
伊那市観光株式会社が運営する山小屋で使用する初めての手作り味噌が完成し、15日にお披露目されました。 去年3月に山荘の管理人3人が仕込んだ味噌で、伊那産の大豆およそ60キロを使い、170キロの味噌が完成しました。 この日は、伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長宅で味噌がお披露目されました。 伊那市観光が運営する西駒山荘、こもれび山荘、塩見小屋の管理人が集まり、焼きおにぎりや豚汁などで味噌を味わいました。 西駒山荘の宮下拓也さんは「優しい味で美味しい。これならお客さんに喜んでもらえる」、こもれび山荘の竹元直亮さんは「自信を持って美味しいと言える味噌ができました」、塩見小屋の岡和宣さんは「思っていた以上に美味しいものができた」と、話していました。 味噌づくりは、地元産の材料でつくった味噌を使って登山客をもてなそうと、去年初めて行われました。 この日は、来年用の味噌の仕込みも合わせて行われました。 手作り味噌を使った料理は、西駒山荘、こもれび山荘、塩見小屋で6月頃から提供されるということです。
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新山地区循環バス利用者 前年度比100人減
伊那市新山地区を走る循環バスについて考える「新山地区循環バスを育てる会」が15日に開かれ、バスの利用状況が報告されました。 この日は、会のメンバー10人ほどが集まりました。 会は公共交通の利用を促進し、地元路線を守り育てていこうと平成27年に発足しました。 昨年度の利用状況が報告され、前年度よりも103人少ない979人で1便あたりの平均利用者数は4.9人だったということです。 このうち、250人ほどは、会が企画したツアーの参加者だということで、実際の利用者はおよそ730人、1便あたり3人ほどだということです。 羽場昇(はばのぼる)会長は「交通弱者の足を守っていくために、改めて効率の良い運行を考えていかなければならない」と話していました。
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セントラルパークをランチの会場に
中心市街地にある公園を有効に使おうと、パラソルや机、椅子を並べてランチを楽しむ「セントラルパークピクニック」が15日、行われました。 この日の昼前、伊那市荒井のセントラルパークにはパラソルや机、椅子が並び、集まった住民有志が近くの飲食店に出前を注文していました。 3月に行われた、セントラルパークの活用について考えるワークショップで、公園として使われることが少ないと感じた参加者が、今回企画しました。 発案者のひとり土田智さんは「自分達が楽しんで使うことで、それを見た人たちがいろんな活用方法を考えるようになっていけば」と話していました。 昼時になると、近くの飲食店から出前が届きました。 参加者は「市街地の飲食店の活用にもつながる」「いつもとは違った新鮮な雰囲気でお昼を食べることができて楽しい」と話していました。 参加者は、ピクニック気分でランチを楽しんでいました。
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旧井澤家住宅で「世界の刺繍展」
宮田村在住の竹中理恵子さんが開いている刺繍教室の生徒の作品展が、16日から伊那市西町の旧井澤家住宅で始まります。 会場には、竹中さんと教室の生徒の作品およそ150点が並んでいます。 竹中さんは、伊那市・駒ヶ根市・宮田村で教室を開いていて、40人の生徒に刺繍の技法を教えています。 今回は、世界各国に伝わる刺繍の技法ごとに作品を展示しています。 ノルウェーに伝わるハーダンガー、イギリスに伝わるブラックワーク、中国刺繍などが並びます。 すべて手縫いで一針一針丹精込めて仕上げているということです。 世界の刺繍展は、16日から21日まで、伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
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箕輪町内の施設利用者が参加 風船バレーボール大会
箕輪町内のデイサービスセンターなどに通う利用者が参加する風船バレーボールの大会が15日、ながたドームで開かれました。 風船バレーボール大会には、町内5つの施設に通う利用者125人が参加し、7チームに分かれて対戦しました。 試合は、椅子か車いすに座り1チーム10人で対戦します。 トーナメント方式で行われ、制限時間5分の間に5点先制したチームが勝ちとなります。 相手のコートに風船を落としたら1点入ります。 この大会のために日頃から練習をしてきたところもあり、利用者は日ごろの成果を披露していました。 それぞれお揃いのハチマキやバンダナを身に着け、チームに声援を送っていました。 決勝戦は、グレイスフル箕輪と生協デイケアBの対戦となりました。 試合の結果、5対3で生協デイケアBが優勝しました。 大会は、町の福祉の活性化と施設間の連携を図ろうと平成24年から行われていて、今回で5回目です。 主催した箕輪町福祉施設事業所連絡会では「風船バレーボールは自然と手が動いたり普段使わない筋肉を使うので良い運動になる。利用者の生き生きとした表情が見られてよかった」と話していました。