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伊那市防災コミュニティセンターで初の訓練
4月に完成した伊那市防災コミュニティセンターで、災害時の通信設備を確認する訓練が、24日に初めて行われました。 施設の多目的ホールを災害対策本部として、職員やNTT東日本の社員などおよそ30人が参加しました。 訓練では、普段は使われていない災害時用の回線と電話が繋がるかを確認しました。 災害時に市役所庁舎が使用できなくなった場合、西町にある防災コミュニティセンターに災害対策本部が設置されることになっていて、今回もその想定で行われました。 NTT東日本の協力を得て、災害時の電話回線の確保や、職員の体制を確認しました。 災害対策本部が設置された場合、主に電話回線やインターネットを使った情報収集を行うことになっています。 電話回線は問題なく繋がることが確認されました。 また会場には、NTTが開発した災害時に迅速に通信ネットワークを復旧させる機器などのデモ機が置かれました。 電話回線が使えなくなった場合に使用でき、熊本地震のときには実際に使用した自治体もあるということです。 伊那市では「いざという時に、瞬時に情報収集ができる体制を整えられるよう今後も1年に1回は訓練を実施していきたい」と話していました。
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味工房パン・アイスに よもぎの加工作業
南箕輪村の大芝高原味工房のパンやジェラートに使われるよもぎの加工作業が24日に行われました。 草もち、パン、ジェラート、これらの商品にはすべて村内でとれたよもぎが使われています。 この日は、大芝高原味工房で、今年1年分のパンやジェラートに使われるよもぎの加工作業が行われました。 作業には、従業員が村内でとったおよそ200キロのよもぎが使われます。 よもぎは、洗ったあと火を通して、機械で細かくすり潰していきます。 ペースト状になったものを小分けの袋に入れて瞬間冷凍し、1年間使います。 味工房では「オープン当初からある味工房のお馴染みの味のひとつ。なつかしい味を楽しんでもらいたい」と話していました。 この日加工したものは7月頃から使われることになっています。
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力作並ぶ 第52回上伊那書道展
上伊那書道協会の会員などによる「第52回上伊那書道展」が、25日から伊那文化会館で始まります。 会場には、上伊那書道協会の会員や一般の作品108点が並んでいます。 上伊那書道協会には、辰野町から飯島町までの30代から80代、およそ60人が会員となっています。 作品展にテーマはなく、草書や行書、カナなど、様々な書体で書かれています。 出品者の中には、日展に出している人もいて、力作が並びます。 泉石心副会長は「それぞれが勉強をしてバラエティーに富んだ作品展になっている。1つひとつの作品全体を見ながら楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。 第52回上伊那書道展は、25日から27日まで、伊那文化会館で開かれます。
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長谷中生徒 鹿を通して命と向き合う
伊那市の長谷中学校1年生は、鳥獣食害の問題に取り組むため、地元猟友会の協力を得て鹿の捕獲に乗り出します。 増えすぎた鹿をどうするか、そして捕獲した鹿の肉の有効利用も考える、命と向き合う学習です。 24日は、1年生13人が、地元・長谷猟友会の小淵 幸輝さんからくくり罠について学びました。 実際に罠にかかって、感触を確かめました。 生徒たちは、協力しあって校内の植栽を支柱に罠を仕掛けていました。 長谷中学校では、地域の魅力発信、地域の元気の源になることを目標に、毎年食と農業を中心とした取り組みを行っています。1年生は、鹿の捕獲に乗り出すことにしました。 学校の裏山に罠を仕掛け、小渕さんとともに見回りを行います。 生徒たちは、鹿の捕殺や食肉に加工する現場に立ち会うことになっていて、命と向き合います。 指導する小淵さんは、一般を対象にした鹿狩りツアーのアテンドをした経験があり、中学校からの依頼にこたえました。 長谷中学校では、3年生が内藤とうがらしを活用した地域おこしにも取り組んでいます。 3年生は、とうがらし入りのカレーを鹿嶺高原で提供するイベントを7月に予定しています。 このカレーに鹿の肉を使用するということです。 来週は罠を仕掛ける場所の下見を、再来週は、罠を設置する予定です。
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ハッチョウトンボの羽化はじまる
日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」が生息している伊那市新山のトンボの楽園で幼虫が成虫になる羽化が始まっています。 ハッチョウトンボはトンボの中では最小の種類で体長はおよそ2センチです。 日当たりがよく、きれいな湧き水がある浅い湿地に生息します。 今年は、平年並みの18日に羽化が確認されたということです。 23日は、雨となりましたが、数多くのハッチョウトンボを確認することができました。 トンボの楽園は、地元住民でつくる新山山野草等保護育成会が、平成17年に整備しました。 これから、6月にかけて国の準絶滅危惧種に指定されているモートンイトトンボや腹部が極端に太いハラビロトンボなど18種類のトンボが観察できるということです。 新山山野草等保護育成会では、6月3日にトンボの楽園の整備を行う他、7月1日に観察会を予定しています。 ハッチョウトンボは、8月の中頃まで観察できるということです。
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弘妙寺でシャクナゲ見ごろ
伊那市高遠町荊口の弘妙寺では、シャクナゲが見ごろを迎えています。 弘妙寺の境内には、およそ250株のシャクナゲが植えられていて今年は、例年より10日ほど早く咲き始めたということです。 シャクナゲの他に、藤の花も見ごろとなっています。 花は今週いっぱい楽しめそうで、弘妙寺では「多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。
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出水期を前に関係機関が連携
出水期を前に土砂災害対策について関係市町村などが連携を図る上伊那地域総合土砂災害対策等推進連絡会が伊那市の伊那合同庁舎で23日、開かれました。 連絡会には、国や県、上伊那8市町村の防災担当者など50人が出席しました。 連絡会は、土砂災害に対し連携して備えようと出水期を前に毎年、開かれています。 23日は、土砂災害対策に関する昨年度の取り組みの報告の他、今年度の取り組み方針案が示され了承されました。 今年度も引き続き土砂災害対策訓練や危険個所のパトロールなどを実施します。 伊那市では、今年度新たにハザードマップを作成する計画です。 また、23日は県の砂防課の職員が避難確保計画の作成などについての情報提供がありました。 去年、水防法と土砂災害防止法の改正に伴い、社会福祉施設や保育園など要配慮者利用施設では避難確保計画の作成が義務付けられました。 利用者の確実な避難確保を図るもので去年3月31日現在、県内525施設のうち180施設で作成しているということです。 県では、関係機関や市町村に対し、「確実に計画作成を指導することや計画に基づいた訓練が実施されるよう支援をしてほしい」と話していました。
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南箕輪村まっくんバス 昨年度の利用者が減少
南箕輪村の村内循環バス、まっくんバスの昨年度の利用者が前の年度より約2,200人減少した事がわかりました。村では、伊那養護学校通学の利用者の減少と伊那本線の利用に伴う減少だと分析しています。 23日、今年度1回目の南箕輪村地域公共交通会議が開かれ昨年度のまっくんバスと伊那本線の利用者数が報告されました。 それによりますと、まっくんバスは前の年度より約2,200人少ない1万2,812人だったということです。 去年4月から運行が始まった伊那本線の利用者数は昨年度1万7,005人でした。 村では、このうちの15%にあたる2,600人が村内のバス停から乗車している事から、伊那本線の利用がまっくんバスの利用者減少の要因のひとつだとしています。 村では、まっくんバスの利用者は減少したものの最も利用者が多い伊那中央病院へより短い時間で村内から行くことができる伊那本線が利用されるようになり、沿線住民にとっては利便性が向上したと分析しています。
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キャリア教育 産・学・官交流会
人材育成や地域づくりを学ぶ「キャリア教育産学官交流会」 が22日、飯島町文化館で開かれました。 上伊那地域を中心に企業や学校、市町村の関係者など、およそ300人が参加しました。 地域おこしや教育など8つの分科会が開かれ、行政に関する分科会では飯島町教育委員会の丸山浩隆さんが「信州初の県「伊那県」」と題して話しをしました。 今年で設置から150年を迎えた伊那県は、江戸時代の終わり、1868年に県知事の任命によって設置され、飯島町を県庁としたということです。 交流会は、地域が一体となりよりよい次世代育成と地域づくりを推進しようと、上伊那の産学官各種団体でつくる「郷土愛プロジェクト」が開いたものです。 郷土愛プロジェクトの向山孝一会長は「素晴らしいふるさとを継いでいきたいと思ってもらえるような子どもを育成していくため、地道に活動を続けていきたい」と話していました。
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南箕輪村南部小学校で環境出前授業
小学生に環境問題について理解を深めてもらおうと上伊那の企業による環境出前授業が南箕輪村の南部小学校で23日に行われ子ども達が太陽光発電について学びました。 太陽電池をスポットライトにあてると、発電された電気でプロペラが回りました。 この日は南部小学校4年1組の児童21人が太陽光発電について学びました。 環境出前授業は環境問題について理解を深めてもらおうと上伊那産業振興会が小学4年生を対象に毎年行っているものです。 講師は駒ヶ根市の電気工事会社、伊藤電工株式会社の漆戸知生さんが務めました。 子ども達は、太陽電池とスポットライトの距離を変えたり、光を遮ったりしながらプロペラの回り方の違いを確認していました。 漆戸さんは、二酸化炭素を出さない発電方法のひとつが太陽光発電だと紹介し「地球温暖化を防ぐためにひとりひとりが何ができるか考えていきましょう」と呼びかけていました。 出前授業は希望のあった小学校で行われていて昨年度は上伊那の11校816人を対象に行われました。
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箕輪進修高校「課題ゼミ」に向けて町長から町の現状聞く
箕輪町の箕輪進修高校の生徒は、町が抱える課題について学ぼうと17日、白鳥政徳町長から話を聞きました。 この日は3年生およそ60人が参加し、白鳥町長から話を聞きました。 白鳥町長は、人口や農地が減少していることを説明し「若者や女性が活躍できる場を増やしていく予定です。ぜひそういった場に高校生の皆さんも参加してください」と話していました。 箕輪進修高校では、3年生が学校周辺の地域課題について考える「課題ゼミ」に取り組みます。 今年度は初めて、町と協力して行うことになっています。 課題ゼミは5月24日から始まる予定で、JR飯田線木ノ下駅周辺や自主防災など4つの課題について現地視察やグループワークを行い、11月にまとめを発表することになっています。
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南アジオパーク 基本計画を策定
南アルプスジオパークを活用した地域社会の発展を目指し、方向性をより明確なものにしようと、基本計画が策定されました。 伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村でつくる南アルプスジオパーク協議会が22日に伊那市役所で開かれ、基本計画案が承認されました。 計画では、基本方針として「保護・保全」、「研究・教育」、「地域振興」を活動の3本の柱に据えています。 登山者のマナー向上のため啓発活動を行う、ジオパークを身近に感じる学習を実施する、市町村や観光協会などと連携して地域振興を図るなど、活動計画が目に見える形で示されています。 これまでは具体的な計画がなく、再認定審査の際、審査員から指摘を受けていたということです。 計画期間は2018年度から2025年度までの8年間となっています。 協議会会長の白鳥孝伊那市長は「これまでの取り組みを整理し、役割を明確にして連携しながら取り組んでいきましょう」と呼びかけていました。 協議会ではこのほか、ジオパークの標識をこげ茶色やオレンジ色を使って統一したものにしていくとしたガイドラインが示され、承認されました。
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返礼品「墓地清掃」 就労・自立支援にも
伊那市は、去年7月から墓地の清掃をふるさと納税の返礼品として取り入れています。 作業は、障害者就労支援施設の利用者が行っていて、自立への一端も担っています。 22日には、伊那市美篶笠原にある墓地で作業が行われました。 施設利用者と伊那市社会福祉協議会の職員、あわせて7人で掃き掃除や墓石の水拭きなどを行いました。 墓地清掃は、去年7月に伊那市のふるさと納税の返礼品に登録されたサービスです。 納税額2万円で年1回、6万円で年3回依頼できます。 利用者は、自分や家族の出身地が伊那市の人がほとんどです。 今回は、東京都在住の70代男性からの、父親の墓の清掃の依頼です。 作業にあたった就労支援施設の利用者らは、枯れ葉を掃いたり、草取りをしたりしていました。 ある施設利用者は「きれいに掃除をすれば喜んでくれると思う。そういう作業ができてうれしいです」と話していました。 サービスを提供している市社会福祉協議会では、依頼者に喜んでもらうだけでなく、施設利用者の就労や自立にもつながっていく事業だと話します。 市社協の竹松幸人さんは「作業が障害者の人たちのやりがいにもつながっている。これが自立につながっていけばうれしい」と話していました。 依頼者は取材に対して「これまでは自分でやっていたが、年を取り作業も難しくなってきた。父の地元に納税できることに加え、墓の掃除をしてもらえるのはとてもありがたい」と話していました。 市社協では、依頼があれば墓地の清掃作業を行っていて、1回4千円から利用することができます。
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校歌コンテストでクラスの団結高める
クラス別で校歌の歌声を競う校歌コンテストが伊那市の西箕輪中学校で11日行われました。 西箕輪中学校は各学年2クラスずつあり6クラスが校歌を歌いました。 コンテストには保護者も招かれ生徒たちが力強い歌声を披露していました。 原文章校長、島尻英二教頭のほか作曲家で合唱指導を行っている唐澤史比古さんが審査を行い採点基準をクリアした3年生の2クラスと2年生の2クラスに金賞が贈られました。 コンテストはクラスの団結力を高めようと行われているもので6年目となります。
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南原国道361号沿い フクロナデシコ見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑で、フクロナデシコが見ごろを迎えています。 およそ40アールの畑には、ピンク色の小ぶりの花が一面に咲いています。 伊藤さんは10年ほど前まで酪農を営んでいて、その時にこの畑で牛のエサとなるトウモロコシを育てていたということです。 酪農を辞めてからフクロナデシコの種をまいて年々面積を増やし、現在は家の周りを囲むように咲いています。 例年より5日ほど早く見ごろとなり、あと1週間ほど楽しめるということです。
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伊那市次期総合計画策定に向けて審議会
伊那市の来年度から10年間の次期総合計画について考える伊那市総合計画審議会が22日、いなっせで開かれました。 審議会では、白鳥孝市長から飯島尚幸会長に諮問書が手渡されました。 審議会の委員は、市議会議員や各分野の代表者、公募で選ばれた28人です。 伊那市では、来年度から10年間のまちづくりの方針を定める次期総合計画を策定します。 総合計画は、基本構想・基本計画・土地利用計画・実施計画の4つで構成します。 審議会ではこのうちの基本構想と基本計画について審議することになっていて、この日は事務局から基本構想の原案が示されました。 原案では、これまでの総合計画の成果を引き継ぐとともに、リニア中央新幹線の開業や新産業技術の進歩なども見据えています。 次回審議会は6月7日に開かれ、基本構想について協議する予定です。
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富県保育園 よもぎ団子づくり
伊那市の富県保育園の園児は22日、よもぎ団子づくりをしました。 この日は年少から年長までの園児およそ60人がよもぎ団子を作りました。 使ったよもぎは、5月1日に近くの田んぼで園児たちが摘んできたものです。 保育士が、よもぎと上新粉を混ぜ耳たぶほどの柔らかさにして園児が丸めていきました。 中には星やハート型にしたり、丸めた団子を机に並べている園児もいました。 作ったよもぎ団子はおやつの時間に味わったということです。
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罠センサー新たに20基手良地区に設置へ
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が21日市役所で開かれ、罠につけるセンサーの実証実験を今年度も継続して実施することなどが報告されました。 センサーは、今年2月に手良地区に10基設置されました。 罠についたワイヤーが引っ張られセンサーのジャックが抜けると電波を発しインターネット上で確認できるシステムです。 総会では、里山のふもとは受信したが入り組んだ谷は受信しにくいとの報告がありました。 今年度は、木々の葉が生い茂った梅雨の時期に調査を実施する計画で、20基を新たに手良地区に設置する計画です。 協議会では、成果があれば広範囲に設置したい考えです。 他に、GPSやドローンなどの新産業技術を活用したニホンジカの捕獲実証実験も計画しています。 有害鳥獣による昨年度の市内の農業被害額は前の年度よりおよそ400万円少ない2,500万円だったということです。
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ミドリナ委員会 プレイベント「入笠山ハイキング」
伊那市が進める50年の森林ビジョンの活動を民間が中心となって応援するプロジェクト「ミドリナ委員会」は、初めてのイベントとなる入笠山ハイキングを、21日に行いました。 仙丈ヶ岳にある山小屋馬の背ヒュッテの管理人斎藤しのぶさんが案内人を務め、標高1,955メートルの入笠山の頂上を目指しました。 6月から始まるイベントのプレ企画として行われたもので、委員や一般などおよそ10人が参加しました。 ミドリナカフェと題して6月から毎月行われるこのイベントは、森と人との関わりを様々な切り口で広く発信していこうというものです。 50年の森林ビジョンは、次世代に森林や自然環境・農林業を引き継いでいこうと市が進めているものです。 先月設立したミドリナ委員会には、3つの部会があり、そのうちの1つイベント部会が企画しました。 頂上では、参加者がコーヒーを飲んだりしながら景色を楽しんでいました。 次回は、林業で生計を立てている西村智幸さんが「きこりという仕事と生き方」をテーマに話をします。 他にも、様々な企画を用意しているということで、委員会では多くの参加を呼び掛けています。 (平賀さん96-0438)
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伊那弥生ケ丘高校同窓会美術展
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会による美術展が、21日から、伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、同窓生で画家として活動している人や趣味で絵を続けている人など、50人の作品が並べられています。 毎年、書道と絵画を交互に展示していて、今年は書や水墨画を中心に、押し花や陶芸などが並べられています。 同窓会では、「同窓生にこだわらず、多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。 会場には、同窓生でタレントの成美さんの作品も展示されています。 伊那弥生ケ丘高校同窓会の美術展は27日日曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 26日土曜日には、総会が6階ホールで開かれ、現役生徒によるダンスや琴の発表が行われます。
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上伊那卓球選手権 練習の成果発揮
上伊那地域の中学・高校の卓球部の生徒や一般の愛好者による「上伊那卓球選手権」が20日、箕輪町町民体育館で開かれました。 中学や高校の卓球部や、地域のクラブチームなど20団体、およそ250人が出場しました。 小学生から壮年まで幅広い年代が出場していて、中学生や高校生は中体連・高体連の前哨戦に、小学生や一般は練習の成果を発揮する場になっているということです。 中学生の部には、上伊那6校の卓球部が出場しました。 大会の結果、各部門の優勝者は小学生の部男子は北原琉暉くん、女子は橋爪優月那さん、中学生の部男子は武田悠生くん、女子は篠澤麻朝さん、一般男子1部男子は下平晋也さん、女子は安藤涼香さん、一般2部男子は武田祐治さん、女子は遠山みなみさん、ラージボール男子は高梨仁さん、女子は西尾和子さんとなっています。
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子どもたちが農耕馬で代かき
農耕馬を使った代かきが伊那市高遠町の田んぼで21日行われ、近くの園児や小学生が体験しました。 代かきは、高遠町の有機農園オーガニックファーム88代表の林亮さんの3アールの田んぼで行われました。 林さんは、4年前から高遠町で馬を使った農林業を行っている馬方、うまや七福の横山晴樹さんに依頼して作業を行っています。 今ではほとんど見ることがなくなりましたが、馬を使った作業は昭和30年頃まで行われていたということです。 林さんは昔ながらの作業を体験してもらおうと高遠第2第3保育園の園児と高遠北小学校の2年生を招待しました。 横山さんが飼育している雄馬ビンゴに馬鍬(まんが)と呼ばれる道具をつけ、子どもたちが代掻きに挑戦しました。 子どもたちは泥の感触を楽しみながら作業をしていました。 中には、馬が引く勢いについていけない園児の姿もありました 今週末に代かきをした田んぼで田植えが行われることになっています。
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シニア大学伊那学部83人が入学
高齢者が幅広い知識を身に付けるシニア大学伊那学部の入学式が18日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。 シニア大学は高齢者の社会参加をすすめようと長野県長寿社会開発センターなどが行っているものです。 入学生を代表して竹中則子さんは「シニア大学で学ぶ尊い機会を無駄にせず意義ある時間にしていきたい」とあいさつしました。 今年度の入学生は男性25人女性58人の合わせて83人で最高齢は80歳、平均年齢は68歳です。 シニア大学では医療や健康に関する教養講座のほか趣味、健康づくりなどの実技講座、社会参加活動に参加する実践講座など2年間で27の講座が計画されています。
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ガールスカウトが福祉体験
伊那市と南箕輪村の団員が所属するガールスカウト長野県連盟第26団は、13日に、福祉体験会を伊那市福祉まちづくりセンターで開きました。 13日は、保育園の年長から小学校6年生までの団員およそ20人が、車いす体験などを行いました。 福祉体験会は、ガールスカウトの活動を通して障がいを持った人と接することが多くなってきたことから、相手の気持ちを知る機会にしてもらおうと開かれたものです。 子ども達は、エレベーターへの乗り降りや坂道の上り下りなどのコツを、伊那市社会福祉協議会の職員から教わっていました。 ガールスカウト長野県連盟第26団では、5月26日に入団式を、6月9日には花壇の整備をそれぞれ予定しています。
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三浦久さんがコンサート
フォークシンガーで信州大学非常勤講師の三浦久さんのコンサートが20日JA上伊那西箕輪支所で開かれました。 辰野町出身の三浦さんは、ボブ・ディランやレナード・コーエンの歌詞や評論、研究書の翻訳などでも知られています。 コンサートは、西箕輪九条の会のメンバーらによる実行委員会が開きました。 会場には、50人が訪れ、語り掛けるように歌う三浦さんの歌声に耳を傾けました。 三浦さんは、これまでに10枚を超えるアルバムを出していて、最新作は、3年前にがんの手術を乗り越えた後の「9つの物語」です。 コンサートではその中の歌も歌いました。 三浦さんは「自身に向けたメッセージとして歌っている。その中から普遍性を感じてもらえたらうれしい」と話しています。 家族や社会へのメッセージを歌う三浦さん。 コンサートでは、東日本大震災で亡くした友人を歌った曲も披露され、訪れた人たちの共感を呼んでいる様子でした。 三浦さんは、6月9日に辰野町のライブハウスでほたる祭りライブを計画しています。
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見頃のバラを見に商店街へ
伊那市山寺の八幡町商店街から荒井の通り町商店街にかけて並べられたバラが花を咲かせ始めています。 バラの見頃に合わせて商店街で行われる「伊那まちバラぶらり」が20日から始まりました。 商店街ではバラが咲き始め、すでに見頃を迎えているものもあります。 荒井のセントラルパークではイベント開幕を記念してミニコンサートが行われました。 バラをきっかけに市街地に足を運んでもらおうと始まった企画で、今年は1,200鉢を超えるバラが並んでいます。 期間中は様々なイベントが企画されていて、八幡町商店街では、ローストビーフや海鮮を使ったバラ丼の試食やワインの試飲のほか、バラが無料で配られました。 伊那まちバラ咲く街角連絡協議会の若林敏明さんは「商店街のみなさんが丹精込めたバラを見に、それに合わせて商店街のそぞろ歩きを楽しんでいただければうれしい」と話していました。 イベントは6月17日までで、フローティングフラワーづくり体験やキャンドルナイトが行われます。 見頃は、今週末頃から6月初旬までだということです。
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箕輪町上古田でアヤメ見ごろに
箕輪町上古田の唐澤敬司さんが栽培している古田神社西側のアヤメが咲き始めました。天候にもよりますが、来週いっぱいは楽しめそうです。
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五月晴れ 各地でウォーキングイベント
五月晴れの爽やかな陽気の中ウォーキングを楽しもうと20日、各地でイベントが行われました。 伊那市西箕輪ではイーナちゃんウォーキングカーニバルが行われ、およそ340人が参加しました。 西箕輪中学校を発着に、自然や歴史を楽しみながら13キロを歩く健康ウォークと、ポイントごとにゲームをクリアしながら8キロを歩くウォークラリーが行われました。 健康ウォークの参加者は、くっきりと姿を現した南アルプスや中央アルプスなどの景色を楽しみながら歩いていました。 標高およそ1,000メートルと、コース内で最も高い仲仙寺では、階段を登りきった参加者が最後まで歩ききれるようにとお参りをしていました。
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西町さわやかウォーキング
伊那市西町区は、区民が参加する毎年恒例のウォーキングイベントを20日開きました。 区内にある伊那文化会館発着で、一周8キロのコースです。 親子連れなど115人が参加し、さわやかな五月晴れのもと歩きました。 文化会館南側のうぐいす洞と呼ばれている谷を通り狐塚へ。 ここは、西町区の区有林となっている場所で休憩をとりました。 子どもたちは、おやつを食べながら一息ついていました。 このイベントは、「さわやかウォーキング」の名称で、地域を知りながら、健康増進や親睦を深めようと西町区が主催しているもので、今年で15回になります。 白鳥光夫区長は「地域の再発見、親睦がはかられている」と話していました。 参加者たちは、さわやかな風を感じながら思い思いのペースでウォーキングを楽しんでいる様子でした。
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第45回 上伊那母親コーラス交歓会
上伊那地域の女声コーラスグループが一堂に集まる「上伊那母親コーラス交歓会」が19日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 16団体、およそ300人が参加しました。 コーラスを通じて親睦を深めようと毎年開かれている伝統ある会で、今年で45回目になります。 グループごと、童謡唱歌や合唱曲など、日頃の練習の成果を披露していました。