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マツタケ今年は「平年並みに期待」
上伊那地域ではマツタケが収穫できる季節となりました。
伊那市富県新山のマツタケ名人藤原儀兵衛さんによりますと去年は不作だったことから、今年は「平年並みに期待したい」と話しています。
伊那市富県新山のマツタケ名人藤原儀兵衛さんです。
藤原さんは、自分のマツタケ山を整備し贈答用などにしています。
藤原さんが「しろ」と呼んでいるマツタケが生える場所です。
今月初めには大きいサイズのきのこが多く出たということですが、その後は小さいものが多いということです。
藤原さんは、「8月のお盆明けに平年より気温の低い日があり、それが収量の伸び悩みの原因となっている。今後は生育がよいとされる気温15度前後で推移してほしい」と話していました。
伊那市高遠町でマツタケ料理を提供している竹松旅館です。
17日は千葉県から宿泊客が訪れ、マツタケの寿司や刺身、すき焼きなどが提供されました。
竹松旅館では、7日頃から入荷が始まりました。
この1週間ほどで地元の高遠や長谷から入荷しました。
竹松旅館では、22日頃からマツタケ風呂のサービスも始めるということです。
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美篶で彼岸花咲きはじめる
伊那市美篶の三峰川堤防沿いで、彼岸花が咲きはじめています。
堤防沿いには、およそ1,000本の彼岸花が植えられていて、徐々に花が開き始めています。
彼岸花は、伊那市美篶青島の矢島信之さんが平成26年に植えたものです。
矢島さんによりますと、彼岸入りの20日頃まで楽しめるということです。 -
清水寺で上棟式
伊那市手良の楳有山清水寺の本堂の移転新築の上棟式が16日行われました。
上棟式では餅投げが行われ、檀家や地域住民が集まりました。
清水寺は1639年創健で、1901年に火災で焼失しました。
その後空き家だった民家を改築し本堂としていましたが、老朽化のため今回移転新築することにしました。
客殿を含む本堂は木造平屋建てで、面積はおよそ360平方メートルです。
建設費はおよそ1億5千万円で全国で寺の建築を手掛ける宮城県の本田工務店が工事を請け負います。
上棟式では、綱を引いて棟木を上げる「曳綱の儀」や棟木を打ち付ける「槌打の儀」など、上棟の伝統的な儀式も行われました。
建設委員会の北原國人委員長は「檀家や地域の人たちの信心の中心として、また災害時には避難の場として十分に活用できるような場所になってほしい」と挨拶しました。
寺澤秀孝住職は「地域の人たちが気軽に集まれるような寺にしていきたい」と話していました。
本堂は、来年7月に完成予定で、11月には落慶法要を予定しています。
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秋の運動会 練習の成果発揮
15日の雨で順延されていた運動会が16日、上伊那各地の小学校で開かれました。
16日は曇りの予想から一転、太陽が顔を出し上伊那各地の小学校で運動会が開かれました。
南箕輪村の南箕輪小学校では、「輝け!1人1人の力」をスローガンに短距離走などの採点種目のほかダンスなど19種目が行われました。
15日の雨で水たまりができていた運動場は、教諭らが早朝から水を取り除く作業を行いグラウンドコンディションを整えたということです。
目玉種目の一つ5、6年生男子による棒倒しでは児童らの気迫あふれる戦いが繰り広げられていました。
また5、6年生女子による騎馬戦も白熱した戦いとなっていました。
来年春に南箕輪小学校に入学する年長児も運動会に招かれ、はたひろいをしました。
来年、南箕輪小学校には104人が入学を予定しています。
運動会の楽しみの一つ、お昼の時間には子どもたちが、家族とともにお弁当をほおばっていました。
約800人の児童は保護者らが見守るなか練習してきた成果を
発揮し秋の運動会を楽しんでいました。
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明るい選挙ポスター審査
上伊那郡6町村の小中学生を対象にした明るい選挙啓発ポスターの審査が、10日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。中学生からは121点、小学生からは354点が寄せられました。
県審査にすすむ特選には、中学生部門から6点、小学生部門から9点が選ばれました。
中学生部門は、宮田中の笹古 菜和葉さん、宮澤 滴さん、鈴木菜月美さん。
南箕輪中の三澤 和さん、宮田中の西尾 樹さん、両角 裕菜さんの作品が選ばれました。
小学生部門は、箕輪中部小の深澤 成美さん、白鳥 夢菜さん、箕輪北小の永井りくさん。
南箕輪小の堀 七瑛さん、小河 千夏さん、田口 蒼波さん。
飯島小の小池 聖央羽さん、宮田小の縣 ほのかさん、下村 治也さんの作品が選ばれました。
特選作品は、20日に審査が行われる県審査に出品されます。
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高遠ブックフェス 高遠文藝賞設立
本をテーマにしたイベント、高遠ブックフェスティバルが15日から三日間の日程で伊那市高遠町の各地で始まりました。
ブックフェスティバルの開催10回を記念して、実行委員会では「高遠文藝賞(仮)」を設立しました。
15日は西高遠の読書楼で、高遠ブックフェスフェスティバル実行委員長の遠藤覚さんが高遠文藝賞の創設宣言をしました。
高遠文藝賞は、「高遠」をテーマにした文芸作品を公募するものです。
募集するのは小説・エッセイ・詩で2,000字~8,000字の作品です。
入賞作品は伊那市の製本所美篶堂が本として製本します。
募集は10月末から来年3月末までで、来年のブックフェスティバルで受賞作品を発表する予定です。
実行委員会では「地元の人たちと一緒に高遠文藝賞を作りそだてていきたい」としています。
ブックフェスティバルでは高遠町内に県内各地の古本屋が出店し、古本市が行われました。
メイン会場の旧ほていやには県内5店舗の古本屋が出店し、長野県の郷土誌や文学書、雑誌などが並びました。
高遠ブックフェスティバルは、町内の古本屋店主や有志で作る実行委員会が高遠を本の町にしようと行っているものです。
仙醸蔵では古本市のほか、伊那市の製本所 美篶堂による製本の実演が行われました。
カク万では、アルファベットの書道ともいわれるカリグラフィーの作品が展示されています。
この他、16日は高遠町出身の小説家 島村利正の作品の読書会や、大人向けの絵本のワークショップなどが行われます。
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赤そばの里オープン 4分咲き
高嶺ルビーという品種の赤そばを育てている箕輪町上古田の赤そばの里が15日オープンしました。
広さ4.2ヘクタールの畑に「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられていて、現在4分咲きです。
雨のためオープニングセレモニーは行われませんでしたが、県内外から観光客が訪れていました。
赤そばの里は霧に包まれ、訪れた人たちはいつもと一味違う風景を楽しんでいました。
赤そばの里は、上古田の住民有志で作る古田の里赤そばの会が管理していて
見ごろは例年より1週間ほど早い20日ごろからだということです。
また、古田の里赤そばの会の会員が打ったそばを提供するそば処の営業が始まりました。
15日はオープンを記念して100食が無料でふるまわれました。
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青葉の会 風景写真が並ぶ
伊那市内の写真愛好家でつくる青葉の会の展示会が、伊那図書館で開かれています。
会場には、24点が展示されています。
長野県内の風景写真が中心で、この1年間で撮影したものの中から1人2点を出品しました。
この作品は、伊那市の伊藤好幸さんの作品「フィナーレ」です。
8月下旬に南箕輪村の大泉川と夕焼けを撮影したものです。
青葉の会は、伊那市内の写真教室に通っていたメンバーが22年前に立ち上げたもので、会員は13人います。
毎月2回例会を開き技術を磨いている他、年に3回撮影旅行に出かけています。
青葉の会写真展は23日(日)まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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図書館で科学のおはなし会
小学生を対象にした科学のおはなし会が、箕輪町図書館で15日に開かれ、水をテーマに子ども達が実験を行いました。
細長く切ったティッシュペーパーの先端だけをコップの水につけて、水が吸収されていく様子を観察しました。
これは、箕輪町図書館が科学のおはなし会として年に1回開いているもので、今回で5回目になります。
この日は、東京に本部を置き、全国で科学に関する講座を開いているNPO法人ガリレオ工房の土井美香子さんが講師を務めました。
水をテーマにした簡単な実験を町内の小学1年生から6年生16人が体験しました。
小さく折りたたまれた新聞紙を水に漬けると、折った部分が広がり花の形になりました。
土井さんは「水は、新聞紙やティッシュペーパーの繊維に沿って吸収されていきます」と説明していました。
町図書館では「身近な科学に目を向けて、本からも学ぶ習慣を身につけてもらいたい」と話していました。
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伊那弥生ケ丘高校 音楽会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の音楽会が伊那文化会館で13日に開かれ、3年F組が最優秀賞に選ばれました。
音楽会はコンクール形式で行われ、1年生から3年生までがクラスごとに練習の成果を発表しました。
審査の結果、最優秀賞には3年F組が選ばれアンコール演奏を行いました。
合唱コンクールの模様は10月20日からご覧のチャンネルで放送します。
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県内最高齢に南箕輪の女性
長野県は、県内の100歳以上の高齢者人数のまとめを14日、発表しました。
県内最高齢は南箕輪村の女性で、年齢は113歳となっています。
県によりますと、県内最高齢は南箕輪村在住の女性で、明治38年生まれの113歳だということです。
最高齢の女性には、県から祝い状や祝いの品が送られることになっています。
なお、県内の100歳以上の人数は1,727人で、このうち伊那市が57人、箕輪町が10人、南箕輪村が11人となっています。 -
第10回長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ第10回長野県工芸美術展が14日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、木工や陶芸、手芸など102点の作品が展示されています。
この美術展は、長野県出身・在住の作家からプロ・アマチュアを問わず作品を公募して長野県工芸美術会が開いているもので、今年は68人が出品しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の中村雄三さんの焦がし絵「あの頃の面影と」が信濃毎日新聞社賞、
伊那市の福澤緋沙子さんの織り作品「衝立(祝着)」が長野日報賞、
南箕輪村の磯千恵子さんのキルト作品「百花繚乱」が伊那市教育委員会賞を受賞しています。
この展示会は、19日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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17日に東部中吹奏楽部定演
伊那市の東部中学校吹奏楽部の第14回定期演奏会が17日に
伊那文化会館で開かれます。
東部中吹奏楽部は部員79人で活動していて13日は定期演奏会で披露する曲を練習していました。
パフォーマンスに合わせて軽快なリズムを奏でる「シングシングシング」は演奏会のラストを飾る
曲でトロンボーンやトランペットなど各パートのかけあいと、息の合った動きが見どころです。
東部中吹奏楽部の定期演奏会は17日午後1時30分から伊那文化会館大ホールで開かれます。 -
スポーツ振興で連携協定締結
南箕輪村と村を拠点に活動しているバレーボールチームⅤC長野トライデンツがスポーツ活動の推進により活力あるむらづくりを進める連携協定を14日結びました。
南箕輪村役場で協定締結の調印式が行われ、唐木一直村長と株式会社VC長野クリエイトスポーツの笹川星哉社長が協定書を取り交わしました。
協定締結により村はVC長野の試合で村のバスを貸し出すほか練習場や合宿場所を確保します。
VC長野は村が行うイベントに選手を派遣したりバレーボール教室の開催によるスポーツ振興を図ります。
VC長野は10月に開幕するバレーボールのVリーグ1部に参戦します。
Vリーグ1部の試合は3,000人以上を収容できる体育館で試合を行うためVC長野のホームゲームは松本市総合体育館で行われます。
10月27日のホーム開幕戦では地元のファンが利用できる上下伊那発のシャトルバス運行を計画しているということです。
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箕輪町・木下区・箕輪進修高校が協定
地域課題の解決や若者の人材育成などをより進めるため、箕輪町と木下区・箕輪進修高校は、連携協力に関する協定を13日、締結しました。
13日は、箕輪町役場で、白鳥政徳町長と青木俊夫木下区長、北島匡晃校長が協定書を取り交わしました。
箕輪町では若者が活躍できるまちづくりを重点施策とし、高校生が安心して学び、また、高校生の視点を地域づくりに活かすことを進めています。
箕輪町と木下区、箕輪進修高校は、これまでも教育や防災、地域づくりなど様々な面で連携協力を進めています。
協定は、連携協力のさらなる深化を進めようというものです。
連携協力事項は、生徒の安全や教育・人材育成、地域の防災などについての6項目です。
現在の取り組みとして町では箕輪進修高校でのあいさつ運動に町職員が参加したり課題ゼミの授業の協力などを行っています。
木下区は、高校生の意見を反映させ通学路の街路灯の設置やインターンシップの地元企業での受け入れをしています。
箕輪進修高校は、生徒による木ノ下駅前や通学路のごみ拾い、町内のイベントへのボランティア参加をしています。
箕輪町によりますと、自治体と区・高校が連携協定を結ぶのは全国的にみても珍しいということです。
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直江津遭難 冥福を祈る
1942年昭和17年に当時の中箕輪国民学校の児童が犠牲になった「直江津遭難の日」の13日、同級生が慰霊碑に集まり冥福を祈りました。
13日は、同級生6人が箕輪中部小学校にある慰霊碑に集まりました。
直江津遭難は、修学旅行で新潟県直江津を訪れていた児童のうち5人が高波にさらわれ命を落としたものです。
同級生が恩師の牛沢搏美をしのび亡くなった5人とそれぞれの力という意味を込めた搏美六人力会をつくりました。
会では校庭に碑を建立し毎年事故があった9月13日に慰霊していて今年で76年目となります。
会員が、高齢化したことからここ数年は有志が活動しています。
原和雄代表は「亡くなった同級生の分まで力強く生きていかなけらばならない」と話していました。
来年以降は、高齢化により有志で集まるのも難しくなったため、それぞれ個人で行うということです。
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山岳写真南信支部写真展
日本山岳写真協会南信支部の第24回写真展「貌・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には会員の作品53点が並んでいます。
展示会では、南アルプスや中央アルプスなどで撮影したものが多く並び、冬から春にかけての雪山から秋の紅葉まで、四季を通して見ることができます。
日本山岳写真協会は全国に支部があり450人が会員となっています。
南信支部は、伊那市長谷の山岳写真家、津野祐次さんが発起人となり1995年に設立しました。
プロ・アマ関係なく、現在は20代から70代までの15人が会員となっています。
南信支部では「季節の移り変わりや山の表情の違いに注目して写真を楽しんでもらいたい」と話していました。
日本山岳写真協会南信支部の第24回写真展「貌・季節の中で」は、17日まで伊那市の伊那文化会館で開かれています。
16日午後2時からは、支部長の津野祐次さんによるライブトークが予定されています。 -
長ぐつ先生 400回記念講演
長野日報に毎週金曜日に掲載されている「長ぐつ先生のフィールドノート」の執筆者で、元信州大学教授の建石繁明さんは、連載400回の記念講演を伊那市の伊那図書館で8日に行いました。
長ぐつ先生と呼ばれる伊那市西町の建石繁明さんは、元信州大学教授で現在83歳です。
毎週金曜日、長野日報に掲載されている長ぐつ先生のフィールドノートは2010年6月から連載が始まり、今年8月24日で400回を数えました。
この日はその記念の講演会が伊那図書館で開かれ、ベッコウハゴロモについて話しました。
ベッコウハゴロモは体長1センチ前後の羽のついた昆虫で、直径千分の5ミリの「口針(こうしん)」を植物に刺して水分や栄養分を吸収しています。
建石さんは電子顕微鏡で撮影した口針の写真を示しながら「植物の中に切り込んでいく歯と、表面の状況を読み取るセンサーのようなものがついていて、狙った通り正確な場所へ口針を突き刺す事ができる」と話していました。
建石さんは「このメカニズムを応用すれば、千分の5ミリのチューブを使って狙った場所に薬を注入するなど、人の病気の治療にも役立つのではないか」と話していました。
講演会は、連載100回ごとに長野日報社が開いているもので、会場には地域住民などが集まり建石さんの話に耳を傾けていました。
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羽広にMTBのコース整備
伊那市西箕輪羽広の山林で、マウンテンバイク専用のコースの整備が始まっています。
来年春のオープンを予定していて、みはらしファーム一帯のさらなる交流人口の増加に期待がかかります。
コースの整備は、西箕輪羽広の民有林で行われています。
地元の西箕輪地域協議会が伊那市と連携して「西箕輪山麓マウンテンバイクフィールドプロジェクト」をスタートさせました。
マウンテンバイクが走れるコースを整備して周辺施設も含めたさらなる交流人口の増加を目的としています。
協議会のメンバーで伊那市地域おこし協力隊の宮坂啓介さんらが中心となり、8月20日頃から枝を払ったり土を固めるなどの作業を行っています。
現在整備しているのは全長およそ4kmの初級・中級コースで、縦横にうねりがあることで登り坂もスムーズに走ることができるということです。
宮坂さんによりますと、マウンテンバイク専用のコースが出来るのは、上下伊那で初だということです。
事業費はおよそ400万円で、一部に県の元気づくり支援金と市からの補助金が充てられています。
コースは来年春のオープンを予定しています。
来年度以降は、上級者向けのコースや長距離の広域コースの設置、競技大会の実施を検討しているということです。 -
秋の味覚マツタケ店頭に並ぶ
伊那市の産直市場グリーンファームでは秋の味覚マツタケが店頭に並び始め、買い物客の目を引いています。
マツタケは、先月の下旬から入荷し、店頭に並んでいます。
去年は不作でこの時期は、ほとんど入荷がありませんでしたが今年は、主に上伊那でとれたマツタケが1日平均15キロ持ち込まれています。
12日は、マツタケの他に雑キノコも数多く持ち込まれていました。
グリーンファームでは、主に東京や大阪の料亭などへ発送していて、12日も朝から電話による問い合わせが相次いでいました。
キロ単価は、2万円から7万円で、去年より4万円から5万円ほど安いということです。
マツタケコーナーは、人だかりができていましたが、簡単には手が出せないようです。
中には、旬を味わおうと奮発して買い求める女性の姿もありました。
午後3時を過ぎると、とれたての大量のマツタケが持ち込まれていました。
グリーンファームでは「これからのシーズン本番に向けて今後の入荷に期待したい」と話しています。
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伊那ナイターソフト リーグ戦閉会
伊那ナイターソフトボールのリーグ戦の閉会式が11日行われ上位3チームに賞状などが贈られました。
11日は、伊那市の富士塚グラウンドで閉会式が行われ、Åリーグ・Bリーグのそれぞれ上位3チームに賞状などが贈られました。
Aリーグは信濃路クラブが全勝優勝し6連覇しました。
2位がラッキーズ、3位がほうせんとなっています。
Bリーグの優勝は、Gets、2位がますみクラブ、3位がWESTでした。
今年は去年より2チーム少ない15チームが出場し、AとBの2つのリーグに別れて5月から総当たり戦で試合が行われました。
リーグ戦に引き続き秋季トーナメントの開会式が行われました。
秋季トーナメントには14チームが出場し順調に日程が進めば10月中旬に決勝戦が行われることになっています。
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南アジオガイド養成講座
南アルプスジオパークを案内するジオパークガイドの養成講座が、7日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれました。
今回は、今年度開かれる7回の講座のうちの4回目です。
今年度は、高遠高校の「地域の科学」を選択している2年生14人が受講しています。
また、すでにガイドに認定された4人も研修に参加しました。
講師は、南アルプス里山案内人の小淵 幸輝さんが務めました。
小淵さんは、プレゼンテーションの向上について話しました。
講座の参加者は、何について話すかくじを引いて、その内容について5分間のプレゼンを行うという課題に挑戦しました。
小淵さんは、「相手によってガイドの内容も変わる。何をどう伝えるかを意識してほしい」と話していました。
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書道と文学 作品展
箕輪町のみのわ芸術文化協会に所属している書道や俳句、短歌などのグループによる作品展が、町文化センターで12日から開かれています。
作品展では8つのグループが約100点を展示しています。
みのわ芸術文化協会には46の団体が所属していて、このうち書道と文学に関係する団体が毎年この時期に作品展を開いています。
みのわ俳句会は毎月1回例会を開いて句を読んでいるという事です。今回の作品展では、今月の例会でメンバーが詠んだ句を、会の代表で50年以上書道を続けている90歳の小林曽さんが色紙に書いて展示しました。
みのわ芸術文化協会では、「作品を通して伝えたい事や表現したい事をそれぞれ感じ取ってもらいたい」と話していました。
この作品展は16日(日)まで、町文化センターで開かれています。
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人身事故で重体だった女性が死亡
11日に伊那市上新田の県道で発生した人身交通事故で意識不明の重体となっていた女性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
伊那警察署の発表によりますと亡くなったのは伊那市上新田の
久保村智子さんです。
11日午後6時17分に搬送先の病院で脳挫傷により死亡が確認されました。
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性的少数者の人権保護「採択」
伊那市議会総務文教委員会が12日に開かれ、性的少数者の人権保護などを求める請願が全会一致で採択されました。
請願はLGBTと呼ばれる性的少数者の人権保護と認知教育の充実を求め、市内の当事者が市議会9月定例会に提出したものです。
小中学校でのLGBT教育の充実のほか、相談窓口の設置、自治体が同性カップルなどを公認する「同性パートナーシップ認証制度」の導入を求める内容です。
委員からは「憲法では、平等に基本的人権が尊重されている。伊那市としても人権や権利を守るために制度を整えていく事が必要だ」などの意見が出ていました。
採決の結果、この請願は全会一致で採択されました。
また、委員会では、性的少数者が差別を受ける事なく安心して暮らせるための措置を求めるため国への意見書を提出する事が確認されました。
国への意見書は議員提出議案として、市議会9月定例会最終日の18日に提出される事になっています。
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田楽座が21日から稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動している歌舞劇団田楽座の稽古場公演が
今月21日から4日間開かれます。
11日は伊那市富県の稽古場「創造の館」で公演に向けた練習が行われていました。
公演では下伊那郡天龍村に伝わる国の重要無形民俗文化財、霜月神楽をアレンジした舞台が披露されます。
湯釜を囲んで舞いを奉納する神事で公演では舞いに関する解説も
行われます。
田楽座は毎年霜月祭りに参加していることから今回舞台にすることを決めたということです。
田楽座の稽古場公演は21日の昼、22日の夜、23日の昼、夜、24日の昼の5回行われ昼の部は午後1時から、夜の部は
午後7時から始まります。
チケットは1000円で当日は500円増しとなっています。
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自殺予防週間に合わせ啓発
自殺予防週間に合わせて長野県は10日、箕輪町内で街頭啓発を行いました。
この日は、箕輪町の大型店で伊那保健福祉事務所の職員が自殺予防を呼びかけました。
10日は世界保健機関が定める自殺予防デーで、これに合わせて国では10日から16日までを自殺予防週間に定めています。
職員らは、悩みを抱える人の相談にのる「くらしと健康相談会」のスケジュールや相談窓口の連絡先が書かれたポケットティッシュを配って自殺予防を呼びかけていました。
県によりますと、平成28年度の全国の自殺者数はおよそ2万2,000人で、このうち県内は368人、上伊那は36人となっています。
県では「困っていることがあれば相談に来てもらいたいし、周りの人が気付いて相談に乗ってあげることも重要です」と話していました。 -
弥生 大学模擬授業
伊那市の伊那弥生ケ丘高校で、大学教授らによる模擬授業が6日行われました。
この日は、信州大学や諏訪東京理科大学など7つの大学の教授ら18人が訪れ、金融や交通計画、看護学などそれぞれの専門分野について話をしました。
1・2年生480人は希望するテーマの教室に行き授業を受けました。
このうち長野県立大学の永田邦和教授は「社会における金融の役割」について話をしました。
永田教授は「銀行や株式などはより良い社会を作る為の力となっている」と紹介していました。
弥生ケ丘高校では、進路選択に役立ててもらおうと毎年1・2年生を対象に大学模擬授業を行っています。
弥生では、昨年度の卒業生のうち約9割が4年生大学に進学したという事です。
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箕輪町ブロック塀撤去補助
箕輪町の白鳥政徳町長は、危険と思われるブロック塀の撤去工事費用の一部を補助する議案を、9月定例会最終日に提出することを11日に報告しました。
この日役場で開かれた町議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
町では、6月の大阪北部を震源とする地震で倒れてきたブロック塀で女子児童が亡くなったことを受け、ブロック塀撤去への対応を慎重に検討してきた結果、一部を補助するよう今議会で追加提案することにしました。
撤去工事費用の2分の1以内で10万円を上限とし、予算額は合計200万円です。
白鳥町長は「撤去後どうするか等の問題もあるが安心安全な町づくりを考えた中で出た結論だ」と話していました。 -
「沖縄と連帯を」集会で呼びかけ
13日告示、30日投開票の沖縄県知事選挙を前に、辺野古への米軍基地移設に反対する上伊那地域の有志らが10日夜、伊那市内で集会を開きました。
この日は、上伊那地域の市民団体などおよそ100人が、伊那市荒井のセントラルパークで開かれた集会に参加しました。
沖縄県では、米軍基地の名護市辺野古への移設に反対していた翁長雄志知事が亡くなったことに伴い県知事選挙が行われることになっています。
集会では、翁長知事の後継として出馬する玉城デニーさんの知事選勝利と沖縄と連帯して辺野古への米軍基地移設反対などを訴えていくとしたアピール文が確認されました。
集会では各団体の代表者が決意表明し「沖縄の問題は日本の問題。沖縄と連帯して戦い抜きましょう」などと参加者に呼びかけていました。
沖縄県知事選挙にはほかに、自民党が擁立した前宜野湾市長の佐喜眞淳さんが立候補を表明しています。