-
園児が春日公園に桜の苗木を植樹
伊那市の竜西保育園と竜南保育園の年長園児は15日、春日公園に桜の苗木を植えました。 この日は、竜西保育園と竜南保育園の年長園児およそ50人が、コヒガンザクラの苗木5本を植えました。 苗木は、西町の商店主らでつくる「ルネッサンス西町の会」が伊那市に寄付したものです。 会では、地元の桜の名所、春日公園を盛り上げようと毎年4月に祭りを開催し、準備や期間中の整備、後片づけなどを行っています。 苗木の寄付は今年で14年目で、これまでに桜70本、つつじ5株が植えられています。 ルネッサンス西町の会の向山等会長は「皆さんと一緒に桜の木も大きく育つよう見守っていてください」と話していました。 両保育園では、春日公園は年間を通して1番遊びに来ている場所だということで、「いつか綺麗な花が咲くのを楽しみにしている」と話していました。
-
上伊那広域連合長に白鳥孝氏 再選
上伊那広域連合の連合長選挙が14日行われ、連合長に伊那市長の白鳥孝さんが選ばれました。 広域連合長選挙は、任期満了に伴い行われたもので、広域連合を構成する上伊那の8市町村長による投票で行われました。 開票の結果、白鳥孝さん7票、白票1票で伊那市長の白鳥孝さんが再任されました。 選挙後に開かれた広域連合正副連合長会の冒頭で白鳥連合長は「観光や社会インフラの整備など上伊那広域連合が果たす役割は今まで以上に重要になっていく」と話していました。 広域連合長の任期は、2022年4月29日までとなっています。
-
企業説明会 地元で就職を
来年3月に大学や短大を卒業する学生を対象にした企業説明会が、伊那市のいなっせで14日開かれ、地元企業69社が参加しました。 会場には地元上伊那の企業69社がブースを設け、学生が担当者から話を聞いていました。 来年3月に卒業する大学生や短大生、専門学校生を対象にした説明会です。 ハローワーク伊那では、今年3月に行った企業説明会が好評だったため急遽この時期にもう一度、開催したということです。 14日は、男性33人、女性37人の合わせて70人が参加しました。 参加企業69社の内訳は、製造業が30社、卸・小売業が10社、建設・不動産が9社、介護が7社、運輸・通信が2社、サービス業が1社、電気・ガスが1社その他が9社となっています。 人手不足に伴う売り手市場が続く中、ハローワーク伊那では「少しでも多くの学生が地元で就職し活躍して欲しい」と話していました。 参加企業の人事担当者は、「若い世代の力が必要です。生まれ育った地元の企業に就職して上伊那を盛り上げてもらいたい」と話していました。
-
伊那小3年春組に3匹の子ヤギが加わる
総合的な学習の時間でヤギを飼育している伊那市の伊那小学校3年春組に、新たに子ヤギ3匹が加わり、全部で7匹の賑やかな生活となっています。 5月2日に生まれた3匹の子ヤギです。 名前はまだ決まっていません。 今朝は、7時半頃から子ども達が集まり、小屋を掃除する班、餌をあげる班、散歩に連れていく班に分かれて作業を進めていました。 春組では、1年生の頃からヤギを飼育しています。 最初に飼い始めた2匹のヤギ「ゆきちゃん」と「ゆりちゃん」がそれぞれ出産を経験していて、今回新たに3匹が加わりました。 ブルーシートに餌となる草を広げている子ども達。水分が多いと下痢をしてしまうので天日干しします。 片付けも終わり教室に戻る時間です。 7匹いるはずが1匹足りませんでした。 担任の春日健二教諭は、「飼育を通して命の尊さを学んでほしい」と話します。 ゆめちゃんが無事に戻り、ようやく7匹揃いました。 春組では、今週中に3匹の子ヤギの名前を決めるということです。
-
伊那北高校野球部OB 現役部員にボール贈る
昭和58年度に卒業した伊那北高校野球部OBは、夏の大会に向けて現役選手を応援しようと練習のボール18ダースを、12日に寄贈しました。 野球部OBの山川誠二さんが伊那北高校を訪れ、柿沢章浩監督にボールを手渡しました。 昭和58年度に卒業した野球部OB9人は、夏の全国高校野球の100回大会を記念して現役選手を激励しようと、練習用の硬式ボール18ダースを贈る事にしました。 去年夏の大会のシード権を獲得した伊那北は初戦で松商学園と対戦し敗退しました。 今年は去年の雪辱を果たすため夏の大会にむけ更に力をつけていきたいという事です。
-
南箕輪村 南部小学校増築工事 来年4月供用開始
南箕輪村は、児童数の増加により予定している南部小学校の教室棟増築工事について、その概要を14日に示しました。 14日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、教育委員会が計画の概要を示しました。 教室棟は、南部小の校舎南側に増築されます。 増築面積は、584平方メートルで、普通教室4室が設けられます。 工事にかかる費用は、およそ2億2,200万円で、一部を国の交付金で賄います。 工事期間は、7月から来年3月までで、新年度からの供用開始を予定しています。
-
VC長野笹川監督ラストイヤー 健闘誓う
南箕輪村を本拠地に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツの笹川星哉監督は、今シーズンを最後に指導者を退き、組織の運営に専念します。 12日に、伊那市内で新体制発表会が開かれ、笹川監督は今シーズンを最後に、監督を退く意向を示しました。 VC長野は、平成20年に発足し、平成27年にVリーグに参入しました。 昨シーズンは、開幕から6連勝と好スタートを切りましたが、その後7連敗を喫するなど、10勝11敗の5位に終わりました。 今シーズンは、国内リーグの再編に伴い新たに組織される「Vリーグ」の最高峰リーグ「V1」への参入が決まっています。 これに伴い、元イラン代表選手をコーチに招き、来シーズンから監督を任せることにしました。 また、チームには新たに3人の日本人選手が加わった他、身長2メートル5センチのフィンランド人選手が加入します。 V1参戦に伴い、3,000人以上が収容できる体育館でしか試合ができないため、当面ホームゲームは松本市で行います。 笹川さんは、リニア中央新幹線の開通を見据え、2026年までに南信でホームゲームができるよう、行政に働きかけているといいます。 シーズンが開幕する10月27日に向けて、VC長野の新たな挑戦が始まっています。
-
RIZAP卒業生が自主サークル立ち上げで運動継続へ
昨年度伊那市とフィットネスジム運営のRIZAPが実施した健康増進プログラムの卒業による自主サークル「いーな健康フォローアップクラブ」の初めての講座が、13日に開かれました。 会場の伊那市保健センターには12人が集まり、体操や体力測定を行いました。 クラブは、今年1月から3月に行われた健康増進プログラムで学んだことを継続させようと発足しました。 月に2回、年間を通してトレーニングを行い、3か月ごとに体力測定をして評価をつけていくということです。 代表の山田健一さんは、自身も30歳以上体力年齢が若返ったということで、継続していきたいと話します。 クラブには、プログラムを受講していない人も参加できるということです。 78-0899事務局
-
弥生 準々決勝で敗退
第138回北信越地区高校野球長野県大会の準々決勝が13日に行われ、伊那弥生ケ丘高校は松本深志高校に5対1で敗れました。 伊那弥生ケ丘は、13日松本深志と諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで対戦し、5対1で敗れました。 準決勝2試合は、15日火曜日に、決勝戦と3位決定戦は16日水曜日にしんきん諏訪湖スタジアムで行われます。
-
伊那青年会議所 郷土愛を育む事業開催
保科正之について詳しい直木賞作家で伊那市ふるさと大使の中村彰彦さんの講演会が12日伊那市のいなっせで開かれました。 講演会は伊那青年会議所が企画した郷土愛を育むイベントの一環で行われました。 中村さんは、保科正之が徳川3代将軍・家光の弟でありながらおごる事無く、民の為に政治を行っていた事などを紹介しました。 7歳から25歳まで高遠藩の保科家で過ごした恩を忘れず、生涯、徳川ではなく保科姓を名乗った事から「義理堅い性格だった」と話していました。 会津藩主時代には、高齢者へ米を支給する現在の年金制度に近い社会保障を江戸時代に行っていたと紹介しました。 イベントを企画した伊那青年会議所では「先人たちの歴史や豊な自然を知る事で郷土愛を育むきっかけにしてほしい」と話していました。
-
地域を考える「かみふるカフェ」開催
箕輪町の上古田区の住民有志グループは世代を超えこれからの地域につい話し合う「かみふるカフェ」を13日上古田公民館で開きました。 イベントには、区民およそ20人が参加し箕輪町の職員から将来の人口推移や町の振興計画について話を聞きました。 イベントを企画したのは、上古田区の子育て世代の父親有志ら10人でつくるグループ「Go West かみふるた」です。 地域の魅力を発信し子ども達に伝えることで、箕輪町の西部地区の人口増加につなげていこうと去年から活動を始めました。 今回の「かみふるカフェ」は、参加者が主体的になって地域について考え、世代を超えて話合うきっかけにしてもらおうと企画しました。 このグループでは今年度、みのわ祭りの踊り連や赤そば花まつりへの参加を計画しています。
-
全国ママさんバレー上伊那予選 なかがわ優勝
全国ママさんバレーボール大会の上伊那地区予選会が13日伊那市内で開かれ中川村のチームが優勝しました。 大会には、上伊那の3チームが出場し決勝は白のユニホーム・伊那市のコスモスと、黒のユニホーム・なかがわの対戦となりました。 攻撃力にまさる黒のなかがわは連続攻撃などで得点を重ね、第一セット、第二セットを連取し優勝しました。 優勝したなかがわは30日に箕輪町で開かれる県大会に出場します。
-
親子将棋教室 子どもたちが対局
親子を対象にした将棋教室が伊那市の伊那公民館で12日開かれました。 教室には、上伊那を中心に、茅野市や諏訪市などからも、保育園児から中学生までの子どもとその保護者25人が参加しました。 12日は、駒の動かし方を学んだあと、初級・中級・上級に分かれ対局をしました。 親子将棋教室は、日本将棋連盟上伊那支部が開いているもので、文化庁の伝統文化親子教室支援事業の一環です。 おととしは10人ほどと参加人数が落ち込んでいましたが、高校生棋士 藤井聡太六段の活躍などもあり、小学校低学年を中心に、教室に参加する人が増えているということです。 教室は12月までの14回で、自由に参加することができます。 プロ棋士の田中悠一5段の指導もあります。
-
箕輪町の各課長が今年度の事業方針をプレゼンテーション
箕輪町役場の各課長は、施策について町民に関心を持ってもらおうと、10日に今年度の事業執行方針をプレゼンテーションしました。 この日は地域交流センターで今年度の各課の事業執行方針のプレゼンテーションが行われ、課長13人が発表しました。 これは、施策の実現に対する意欲を表明し、町民に関心をもってもらおうと4年ぶりに行われました。 みのわの魅力発信室の社本雅人室長は、昨年度取り組んだ移住定住や空き家対策の状況を説明し、今年度の事業方針を発表しました。 社本室長によりますと、昨年度、魅力発信室を仲介して町内に移住してきた人は60人で、空き家の成約は売却が16件、賃貸が9件だったということです。 この後、町議会議員も各委員会の今年度の事業計画を発表しました。
-
西駒山草会 斑入りの植物展示
伊那市内の山野草愛好家でつくる西駒山草会の山野草展示会があすまで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員12人のおよそ300点が展示されています。 西駒山草会では、葉に白い模様が入った「斑(ふ)入り」の植物をメインに展示しています。 毎年育てていても違う模様が出るのが魅力だということです。 網野幸治代表は「これだけ斑入りの植物が並ぶ展示会は県内でも珍しい。様々な模様を見て楽しんでほしい」と話していました。 この展示会はあすまで南原コミュニティセンターで開かれています。
-
西駒への登山道落石で通行止め
中央アルプス西駒ヶ岳への登山口となる伊那市の県道伊那駒ヶ岳線で、11日落石があり、現在通行止めになっています。 通行止めになっているのは、伊那市の小黒川渓谷キャンプ場のおよそ1.2キロ先の地点から県道の終わりまでのおよそ1キロの区間です。 12日は伊那建設事務所の職員らが現地調査をしていました。 道路には2メートルほどの石などが落ちています。 この道は、西駒ヶ岳への登山道となっています。 伊那建設事務所では、週明けから復旧方法などについて検討する予定です。
-
北信越地区高校野球県大会開幕
第138回北信越地区高校野球長野県大会が今日開幕しました。 上伊那からは伊那弥生ケ丘高校と赤穂高校が出場しています。 白のユニフォーム赤穂高校とグレーのユニフォーム上田西高校の試合が伊那市の伊那スタジアムで行われました。 赤穂は初回に2点を先制しましたが、2対9で7回コールドで敗れました。 また、伊那弥生ケ丘は今日上田千曲としんきん諏訪湖スタジアムで対戦し2対1で勝利しました。 決勝戦は16日にしんきん諏訪湖スタジアムで行われます。 なお県大会に出場している16チームには夏の大会のシード権が与えられます。
-
多機能型事業所「ほっとジョイブ」開所 パン等の販売も
障害者の就労支援や生活介護を行う、南箕輪村久保の多機能型事業所「ほっとジョイブ」の開所式と内覧会が12日行われました。 施設では、利用者が製造したパンとバームクーヘンを販売するほか、喫茶コーナーも営業します。 南箕輪村の国道153号沿いに開所した多機能型事業所ほっとジョイブは、鉄骨平屋建て、延べ床面積は930平方メートルです。 ほっとジョイブは、箕輪町大出の「ほっとワークスみのわ」を移転新築したものです。 施設の老朽化や、利用者が増加し手狭だったこと、また、工賃アップにつなげようというねらいです。 就労支援として近隣の企業から受託した作業の他、パンとバームクーヘンの製造を行います。 施設内に店舗を設け販売するほか、今後は飲み物などを提供する喫茶スペースを設置します。 また、施設では重度の障害がある人の生活介護を始めます。 利用者は、作業の補助や創作、リハビリをして過ごします。 車いすの人でも入浴できる設備もあります。 運営する社会福祉法人長野県社会福祉事業団の和田恭良理事長は、「この地域に根付き愛される施設にしていきたい」と挨拶しました。 パンとバームクーヘンの販売は15日(火)から、平日のみ行われます。 喫茶の営業は6月以降だということです。
-
母の日を前に「元気に育て親と子の音楽会」
13日の母の日を前に、子育て中の母親にも気軽に音楽を楽しんでもらおうと伊那市のいなっせで歌やフルートなどのコンサートが開かれました。 「母の日に贈る元気に育て親と子の音楽会」と題してNPO法人クラシックワールドが2004年から毎年開いているコンサートです。 子育て中の母親も気軽に音楽を楽しめるよう入場無料で小さな子供と一緒に聴く事ができます。 この日は市内を中心に音楽教室を開いている指導者が歌やフルート、ピアノなどを演奏しました。 中には指導者と一緒にバイオリンを披露する小学1年生の児童もいました。 クラシックワールドでは、「幼いうちから親子で音楽に触れる機会を大切にしてもらいたい」と話していました。
-
伊那市高遠町出身の洋画家 伊藤三千人さん油絵展
伊那市高遠町勝間出身の洋画家、伊藤三千人さんの油絵展がベルシャイン伊那店で開かれています。 1980年代に制作した高遠町西高遠の街並みに70年代の高遠城址公園、長谷杉島や故郷の勝間の風景など会場には高遠町を題材にした作品を中心に40点が展示されています。 現在神奈川県に住んでいる伊藤さんは高遠高校在学中に辰野町出身の洋画家、中川紀元に油絵を習い、東京の専門学校で美術を学びました。 現在85歳で、20代で画家となり31歳で一水会会員となっています。 ベルシャイン伊那店での作品展は2年に1度開いています。 伊藤さんは、時代の流れとともに失われつつある、故郷の懐かしい風景を楽しんで欲しいと話していました。 伊藤三千人さんの油絵展は、15日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
-
伊那東小学校伝統の相撲大会
伊那市の伊那東小学校伝統の相撲大会が11日学校の校庭で開かれました。 11日は全校児童610人が学年別、体格別にグループをわけて相撲をとりました。 1・2時間目は1年生から3年生の大会が開かれました。 子どもたちが怪我をしないよう押し出しだけで戦うというルールです。 伊那東小学校には、昔本物の土俵があった事から毎年相撲大会を開いていると言う事です。 校庭には連休明けから土俵が作られ子ども達は体育の授業で練習をしてきたという事です。 勝敗が決まらずジャンケンで勝ち敗けを決める取り組みもありました。 3年生男子の決勝戦では力の入ったとり組みがおこなわれました。 個人戦が終わると、クラス対抗の団体戦が行われ、校庭には子供達の応援が響いていました。
-
伊那60歳ソフト リーグ戦開幕
伊那60歳ソフトボール連盟の今年度のリーグ戦の開会式が10日伊那市の美篶六道原運動場で行われました。 開会式には、リーグ戦に参加する8チームが集まり健闘を誓いました。 伊那60歳ソフトボール連盟には60歳から最高は91歳までのおよそ170人の会員が登録していてリーグ戦は今年で16回目です。 選手を代表しシニア大和泉クラブの伊藤秀雄主将が選手宣誓をしました。 連盟の前林賢一会長は「ケガをせずプレーを楽しみ、試合の後は大いに親睦を深めてほしい。」と挨拶しました。 開会式を終えると早速、手良球友とアルプス美篶の試合が行われました。 リーグ戦は手良、美篶、高遠町の3会場で8月上旬まで行われます。
-
信州みのわ山野草クラブ 春の展示会
箕輪町の「信州みのわ山野草クラブ」の春の展示会が12日と13日の2日間木下公民館で開かれます。 11日は会場で準備が行われ会員16人の作品200点が展示されました。 信州みのわ山野草クラブは、17年前に公民館クラブとして発足し、山野草の育成方法や作品の作り方を学んでいて、春と秋の年2回展示会を開いています。 会長の浦野伸さんは「鉢それぞれの斑の入り方や花の色などを楽しんでほしい」と来場を呼びかけていました。 信州みのわ山野草クラブの春の展示会は12日と13日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
-
災害救助支援へドローンテスト飛行
伊那市は災害が発生した場合の被害状況や孤立集落の情報収集の手段として、無人飛行機ドローンの活用を検討しています。 11日は市や市内でドローンのコンサルや空撮を行う団体の代表などが参加し、災害の発生を想定したテスト飛行が行われました。 市役所南のせせらぎ水路を会場に水路を道路に、木を倒れた建物に見立てドローンを飛ばしました。 ドローンからのライブ映像がテレビに写しだされると、市の職員が確認を行っていました。 市の職員は「被害の状況がわかるよう、高度を低くして飛ばしてほしい」などと要望していました。 ドローンによる災害支援は、市内で空撮などを行う「一般社団法人信州伊那宙」と「株式会社DIG TRIP」が地域貢献の一環として伊那市に提案し、応援協定締結に向け協議が行われています。 企業側はドローンの活用の幅を広げたい狙いが伊那市は人が入れない場所での情報収集に期待しています。 伊那市では年度内の協定の締結に向け、山間地でのテストや支援内容のすり合わせを行うとしています。
-
米の栽培を学習 泥遊びで代掻き
箕輪町の箕輪西小学校の児童は総合学習で取り組んでいる米の栽培の一環で11日代掻きを行いました。 箕輪西小学校の5年生12人が田んぼの中に入り体全体で土を掻きならしていました。 田んぼは学校近くの農家から借りているものでゴールデンウイーク中に保護者が畦をつくり水を張りました。 初めのうちは田植えがしやすいように土の塊を足で踏み砕いていましたが、次第に泥の感触を楽しんだりカエルを捕まえるなどしていました。 もち米の栽培に取り組む児童らは21日に田植えをし生育の様子を観察するということです。 9月には実ったもち米を刈り取り保護者を招いてもちを振る舞う収穫祭を計画しています。
-
天竜川に鮎の稚魚放流
鮎の友釣りの解禁を前に伊那市の天竜川で11日稚魚が放流されました。 鮎の稚魚は大きさが8センチほどです。 11日は天竜川漁業協同組合の組合員がホースを使って天竜川に400キロ分を放流しました。 友釣りの解禁は6月23日の午前6時で高遠ダムより上流の三峰川水系の解禁は7月14日午前6時となっています。 漁協では今年度3千キロ分約35万匹の稚魚を放流する予定で解禁日には18センチから20センチほどになるということです。 漁協では「解禁日までに適度な雨が降れば、エサとなる珪藻が石につき釣果が期待できる」と話していました。 遊魚料は年間券が8800円、日釣券が2200円となっています。
-
みのわ祭り ポスター・うちわの原画決まる
30回の節目を迎える今年のみのわ祭りのポスターとうちわの図案が決まりました。 いずれも一般の作品でポスターには伊那市の岩﨑祐紀さんの図案が選ばれました。 (写真左) ポスターは600枚作られ町内外の店舗などで祭りをPRします。 うちわは箕輪町の土橋正史さんの図案が選ばれました。(写真右) うちわは1万本作られ町内に全戸配布されます。 小学生から一般まで238点の応募がありみのわ祭り実行委員会によりこの2作品が選ばれました。 うちわの裏面は30回記念として行われるスタンプラリーで活用できるようにするということです。 今年のみのわ祭りは7月28日に予定されています。
-
出水期を前に河川合同巡視
梅雨や台風などの出水期を前に国土交通省天竜川上流河川事務所は、天竜川と三峰川河川の合同巡視を9日、行いました。 合同巡視は、堤防の低い箇所や過去にのり面がくずれた場所の点検を行うもので、今日は消防や警察など関係者35人が参加しました。 9日は、天竜川上流河川事務所が管理している天竜川流域の重要水防箇所を見て回り、担当の職員が説明をしていました。 このうち伊那市富県の三峰川護岸は、これまで危険個所となっていましたが、去年5月に改修工事が行われました。 職員は、「改修工事によって堤防の強度が高まり、水害に対する安全性が高まったが3年間ぐらいは、これまで通り安全を確認してほしい」と呼び掛けていました。 上伊那地域での合同巡視は22日まで行われることになっています。
-
第13回西町区みんなの作品展
伊那市西町の住民が制作した美術品が並ぶ「第13回西町区みんなの作品展」が、11日から西町公民館で始まります。 会場には、絵画や書道、工芸、盆栽など、西町区民から集まった美術作品およそ100点が並んでいます。 西町区では毎年秋に様々な行事を行うため、春に作品展を開いています。 去年まで「美術作品展」の名前で開催していましたが、幅広い世代の区民に出品してもらおうと、今回から名前を「みんなの作品展」に変えたということです。 今回初めて竜南保育園に声をかけ、年長園児の作品が展示されました。 園庭の桜を題材に、園児が指や手の側面を使って満開の桜を表現しています。 また、会場の一角には上映コーナーが設けられ、去年10月に春日神社の例大祭で行われた伊那小学校の児童による浦安の舞の映像を観ることができます。 第13回西町区みんなの作品展は、11日から13日まで西町公民館で開かれます。
-
看護週間に合わせて 骨密度など測定するイベント
12日までの「看護週間」に合わせて、骨密度や体脂肪などを測定するイベントが10日、伊那市の伊那中央病院で行われました。 伊那中央病院1階売店前のスペースには、血圧・骨密度・体脂肪を無料で測定できるコーナーが設けられ、来院者が利用していました。 5月12日はナイチンゲールの誕生日にちなんで「看護の日」に制定されていて、伊那中央病院では7日から12日までを看護週間に定めイベントを行っています。 骨密度の測定では、機械に足を乗せて測り、終わると看護師がアドバイスをしていました。 伊那中央病院では「看護週間を通して看護を身近に感じてもらい、理解を深めてもらいたい」と話していました。 なお、初日から行われている看護の日をPRするグッズの配布は、11日にも行われます。