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空き家バンク52件成約で好調
伊那市、箕輪町、南箕輪村の伊那地域定住自立圏で取り組んでいる空き家バンクで、昨年度の契約件数は目標の31件を上回る52件だった事がわかりました。
3市町村が行っている空き家バンクの昨年度の登録件数は目標50件に対して70件でした。
成約件数も一昨年度が36件、昨年度が52件と増加傾向にあります。
この結果を受け、さらに高い目標値の設定が必要か検討するほか、¥今年度は相談会や空き家バンクツアーを計画しています。
また伊那本線の1か月の利用者数は去年4月が1,144人だったのに対し今年3月は1,851人で、1便あたりの利用者数は2.72人から4.23人と増加しました。
今後は、利用者のニーズをより詳しく把握し利便性の高い運行を目指していくという事です。 -
7月29日に鹿嶺高原でカレーフェス
伊那市長谷の長谷中学校の生徒は来月29日に地域おこしの活動として鹿嶺高原でカレーフェスを開きます。
29日は生徒たちがカレーフェスの概要を説明しました。
カレーフェスは人口の減少や高齢化などの課題を抱える長谷地区の活性化につなげようと開かれるものです。
鹿肉のほか地元で採れた野菜や内藤とうがらしを使ったジビエカレーが500円で提供され250食ほどが用意されます。
当日はほかに中尾歌舞伎PRブースや内藤とうがらしPRブースも設けられます。
長谷中では「鹿嶺高原の魅力や地元の特産品、文化を発信していきたい。」と話していました。
カレーフェスは来月29日午前10時から伊那市長谷の鹿嶺高原で開かれます。
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箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める戦没者慰霊祭が28日、箕輪町文化センターで行われました。
慰霊祭は、町と町社会福祉協議会が毎年行っているもので、遺族などおよそ90人が参列し黙祷を捧げました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から日清・日露・太平洋戦争までで602人が命を落としています。
参列した人は花を手向け、手を合わせて冥福を祈っていました。
箕輪町社会福祉協議会の平井克則会長は「過去を謙虚に反省し、戦争を知らない若い世代に今まで以上に語りついでいくことが大切だ」と話していました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「戦後73年の歳月を積み重ねてきたが、苦しみや悲しみは昨日のことのようによみがえってくる。尊い犠牲の上に今の平和があることを決して忘れてはいけない」と話していました。 -
中病 9年ぶりに赤字決算
伊那中央行政組合臨時会全員協議会が27日に開かれ、組合が運営する伊那中央病院の平成29年度の決算が9年ぶりに赤字となる見込みであることが報告されました。
伊那中央病院の昨年度の収入は、121億2,500万円、支出は127億100万円で、純損失は5億7,600万円となる見込みです。
決算が赤字見込みとなったのは、平成20年以来9年ぶりです。
がん関連の高額な薬品の材料費や電子カルテの更新、北棟増築にかかる経費などの医業費用が増えたためだとしています。
決算は赤字となる見込みですが、伊那中央行政組合では「病院運営に十分な資金を保有し資金不足は発生していないため、健全経営は続けられている」としています。
患者数は、入院が11万9,000人、外来が21万1,000人で、外来患者は前の年度と比べて3,745人増加しています。 -
西駒山荘 ヘリで荷揚げ
7月10日からの今シーズンの営業開始を前に、中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に向けて、ヘリコプターによる荷揚げが28日に行われました。
この日は、西駒山荘の管理人、宮下拓也さんらが、野菜や飲み物などをヘリコプターで運ぶための準備を行いました。
将棊頭山山頂直下にある西駒山荘の今シーズンの営業は、7月10日から10月8日までの予定です。
平成26年の山荘リニューアル後、利用者の数は伸びていて、今年は8月20日頃にもう1度荷揚げを行うということです。 -
土砂災害危険個所をパトロール
6月の土砂災害防止月間に合わせて28日、伊那市高遠町で危険箇所のパトロールが行われ、県や市の担当者が状況などを確認しました。
この日は午前中に高遠町内3か所でパトロールが行われ、その後意見交換が行われました。
意見交換では「地域住民と危険箇所や避難場所を確認しておくことが必要だ」「災害は前兆が必ずある。地元の人が早めに危険を察知して連絡することが重要だ」などの意見が出ていました。
3か所のうち、土砂災害警戒区域に指定されている勝間の猫場沢では、土砂災害が発生した場合、土砂は国道152号を越えた先にあるグループホーム桜まで到達する可能性があることが確認されました。
パトロールと意見交換は、6月の土砂災害防止月間に合わせて毎年行われているもので、県や市、消防の関係者などおよそ30人が参加しました。
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上伊那消防協会がTシャツ作成
上伊那消防協会は「上伊那は一つ」をイメージした自治体消防70周年記念上伊那消防協会Tシャツを作成しました。
Tシャツは自治体消防の制度ができて70年の節目を記念して作られたものです。
消防団の法被の図柄を取り入れまといなどが描かれています。
このTシャツは来月8日に伊那市役所駐車場で開かれる上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会の会場で予約受付が行われ価格は
税込3,000円となっています。 -
迫力の演奏 伊那谷ブラス
上伊那の音楽団体に所属する金管奏者、打楽器奏者でつくる
伊那谷ブラスのコンサートが24日駒ヶ根市文化会館で開かれました。
今年で5回目となるコンサートには駒ヶ根市と伊那市の市民吹奏楽団や消防団音楽隊など5団体から40人ほどが出演しました。
コンサートは3部に分かれて進行しクラシックやポップスなど10曲が披露されました。
伊那谷ブラスの北条崇博団長は「回を重ねるごとに仲間とも慣れて良い演奏ができるという雰囲気ができてきました。たくさんの人と演奏できる良い機会なので今後も続けていきたい。」と話していました。
このコンサートの模様は7月21日午後2時からご覧のチャンネルで放送します。
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伊那市将来像「創造と循環」
伊那市の来年度から10年間の次期総合計画について考える伊那市総合計画審議会が28日、伊那市役所で開かれました。
将来像については「未来を織りなす 創造と循環のまち 伊那市」という案が承認されました。
Nこれまでの将来像は「二つのアルプスに抱かれた自然共生都市」副題が「人と歴史と文化を育む活力と交流の美しいまち」でした。
来年度からは「未来を織りなす創造と循環のまち 伊那市」という案が出され承認されました。
委員から「伊那市らしさを表す副題を検討すべき」という意見があり副題の有無も含めて意見を事務局に提出することが決まりました。
基本構想は今後10年間のまちづくりの方針を決めるもので
人口減少問題や環境、行財政運営などについて長期的な展望が示されます。
28日の審議会では基本構想の原案が承認され7月中に白鳥孝伊那市長に答申されたのち9月議会に提出される予定です。
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ブロック塀 2か所撤去へ
大阪府北部地震でブロック塀が倒壊し小学生が死亡した事故を受け、伊那市教育委員会が19日に緊急点検を行いました。
その結果春富中学校と市民プールの2か所を撤去することがわかりました。
伊那市教育委員会では19日から22日まで市内の小中学校などで調査を行いました。
問題になっている塀は、春富中学校のプールの塀と市民プールの塀の2か所です。
春富中学校の塀は高さ2m、長さ28mで、昭和40年頃に建てられたものです。
市民プールの塀は高さ1・9メートル、長さ66メートルで昭和46年に建てられたものです。
教育委員会では、早急に改修工事を行うとしています。
伊那市危機管理課では、現在市内の公共施設で調査を行っています。
箕輪町・南箕輪村の教育委員会でも小中学校で調査を行い、問題はなかったとしています。
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ゴンベエさん栄村の人たち笑顔に
バルーンアートのパフォーマンスで伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと矢野正貴さんは、2011年の県北部地震後に交流を深めた栄村で28日、29日の2日間、公演を行います。
27日は、自宅で風船など公演で使う道具の準備をしていました。
矢野さんは2011年の東日本大震災と県北部地震の直後の4月上旬から半年間全国を回る大道芸の旅を行いました。
震災直前に、公演依頼を受けていた栄村をスタート地点に選びました。
当時は、余震が続く中、保育園や役場でパフォーマンスを披露したということです。
その後も、年に数回栄村を訪れ仮設住宅などで芸を披露しました。
矢野さんは、2013年以降、栄村に訪れてはいませんが、地元の人たちと年賀状などで交流をしてきました。
今年の5月に県北部を震源とする地震が発生し、再び栄村の人たちに笑顔を届けたいと公演を決めました。
矢野さんは28日、栄村の保育園やデイサービスセンターなどでバルーンパフォーマンスやパントマイムなどを披露することになっています。
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伊那東小学校で音楽会
伊那市の伊那東小学校で全校児童が参加しての音楽会が27日に開かれました。
「音と心をそろえてきいている人のために気持ちのよい音楽会にしよう」をテーマに、今年5月から練習をしてきたという事です。
音楽会では、クラスごとや学年ごとに合奏や合唱を披露し、午前の部最後のプログラムでは全校で歌いました。 -
入野谷在来種そば 新しい圃場で
入野谷在来種のそばの復活に取り組んでいる伊那そば振興会などは、今年から、より多くの種を採取するために新たな圃場で栽培を始めます。
伊那市長谷杉島にある15aの圃場です。
27日、7月に予定している種まきを前にシカやイノシシによる食害を防ぐための柵の設置作業が行われました。
そば店や地元住民、信州大学農学部などでつくる入野谷在来種復活夢プロジェクトは、これまで長谷浦の圃場で原種の栽培を行ってきました。
今年はその原種の種を増やして生産拡大へつなげようと新たな圃場を作りました。
栽培面積はこれまでの2倍以上になる見込みです。
種まきは7月19日、20日に行われる予定です。 -
こども館まもなく開館1年
開館して間もなく1年を迎える南箕輪村のこども館の今年5月末までの総利用者数は、およそ2万7千人に上ることがわかりました。
子育て支援・相談をはじめ、子どもたちが遊び・学び・交流できる複合施設として去年7月18日に開館しました。
南箕輪村がまとめた、こども館の総利用者数はおよそ2万7千人となっていてます。
内訳は、放課後児童クラブの利用者が述べ1万8千人、イベントや子育て相談などの来館者が9千人で、月の平均利用者数は2千500人となっています。
こども館では、工作や運動、読み聞かせなど毎週土曜日に講座を開いている他、学習支援も行っています。
こども館では、「今後も幅広い世代に利用してもらえるよう取り組んでいきたい」と話していました。
来月28日には、1周年を記念したイベントを予定していて、こども館のオリジナル体操などが披露されることになっています。
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交差点での事故防止へ 街頭啓発
交差点での交通事故防止を呼びかける街頭啓発が26日、伊那市御園の駒美信号交差点で行われました。
午前7時すぎ、交差点付近が通勤の車で混み合う中、伊那市と南箕輪村の交通安全協会のメンバーなど30人が交通安全を呼びかけました。
長野県内の交通事故のうち、半数近くは交差点で起きています。
県内ではきのう現在、3,464件のうち、4割を超える1,530件が、伊那署管内では128件のうち、半数を超える66件が交差点での事故となっています。
また、駒美交差点はアクセス道路と春日街道の2つの主要道路が交わることから事故が多く、伊那署によると、今年に入り29件発生しているということです。
街頭啓発は、長野県内で今月に入り3件の交通死亡事故が発生していることから県内一斉に行われたものです。 -
町工業ビジョン策定に向け 調査実施へ
来年度から7年間を計画期間とする箕輪町の工業ビジョン策定に向けた、はじめての検討委員会が26日、産業支援センターみのわで開かれました。
委員会では今後、現状や課題を把握するためのアンケート調査を行う計画です。
委員は箕輪町商工会の会員や、県の職員、南信工科短期大学校の教授など8人で構成されています。
会議は冒頭のみ公開で行われ、ビジョン策定に向けた方向性やスケジュールが示された他、町内の工業系の事業所に対してアンケート調査を行うことが確認されたということです。
町によりますと、現在町内には308社の工業系の事業所があるということです。
アンケートは、308社すべてを対象に行われる計画で、自社の強みや、弱み、経営意欲や課題について調査します。
伊藤憲明委員長は「成果をあげられるよう努めていきたい」と話していました。
アンケート調査は8月に実施する計画で、これをもとに、来年3月までにビジョンをまとめるということです。 -
震度7想定し災害対策本部訓練
伊那市は、伊那谷断層帯を震源とする震度7の地震が発生したとの想定で、災害対策本部訓練を26日、市役所で行いました。
午前8時、伊那地域を震源とする震度7の地震が発生したとの想定で訓練が始まり、市役所に災害対策本部が設置されました。
これを受け市の職員でつくる災害バイク隊が、現地調査のために集合しました。
市役所5階に設置された災害対策本部では、バイク隊からの報告を受け、被害状況をまとめて国や県・自衛隊に救助要請をしていました。
また、本部に新たな情報が入ると、現場の状況を確認するようバイク隊に指示が出されていました。
訓練は、災害が発生した場所が特定されていない状況で行われました。
竜西方面全域での災害という当初の情報が、訓練が進むにつれて西町・荒井地区が主な被災地だと絞り込まれました。
報道機関への記者会見も行われ、水や食料の確保、広報の方法などについて質問を受けていました。
伊那市では毎年この時期に訓練を行っていて、今回初めてバイク隊と災害対策本部が連携して訓練が行われました。
市職員は「訓練でこれだけ慌ててしまうので、本番はもっと慌てると思う。今回の課題について対策を立てていきたい」と話していました。
山口俊樹危機管理課長は「連携訓練は比較的うまくいったが、記者会見は課題が多かった。課題を次につなげられるように対策を立てていきたい」と話していました。
伊那市では、今回の訓練で得た課題を今後の防災対策に活かしていきたいとしています。 -
31.3度 2日連続真夏日
26日の伊那地域の最高気温は、午後2時32分に31.3度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、27日の最高気温は26日より5度程低くなる見込みで、木曜日以降は再び30度を超える日が続きそうだということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症により搬送された人はいないということです。 -
山ぶどうジュース販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを使って作ったジュースの販売が、26日から始まりました。
ジュースの原料となる山ぶどうは、信州大学農学部の植物資源科学コースの学生が育てたものです。
およそ3.5トンを収穫し、このうち735キロがジュースになりました。
糖度は19度~20度と高く、濃厚で甘酸っぱい口当たりに仕上がったということです。
ジュースの販売は今年で6年目で、去年は2日間で完売したということです。
この日も午前中だけで100本程が売れました。
山ぶどうジュースは、500ml入り1,000円で530本限定です。
人気のため、購入は1人3本までとなっていて、生産品販売所で買うことができます。 -
悩み語り合うママサミット
子育て中の母親を対象に、育児の悩みや抱えている思いを語り合う「ママサミットin南箕輪村」が、大芝高原味工房で26日に開かれました。
これは、子どもが同じ保育園に通う母親3人でつくるグループ、ワクワク探検隊が初めて開いたものです。
はじめに自己紹介をした後、育児や家庭、仕事について不安に思っていることを出し合いました。
母親たちからは「育児でいっぱいいっぱいになって家事が思うように出来ずに悩んでいる」「再就職に不安がある」などの意見が出ていました。
また必要と感じていることについては「女性のキャリアについて教えてくれる場所がほしい」「母親同士で集まれるコミュニティがほしい」などの意見が出ていました。
「ママサミットin南箕輪村」は、母親たちが育児の悩みや抱えている不安などを話し合い共感しようと開かれたもので、村内を中心に上伊那から10人が参加しました。 -
羊の放牧住民主体で継続
伊那市高遠町藤沢の住民有志でつくる伊那東部山村再生支援研究会は、耕作放棄地の景観形成につなげようと、25日、羊の放牧を行いました。
25日は、藤沢の放牧地に、信州大学農学部から借りた羊4頭が放されました。
この取り組みは、羊が耕作放棄地の草を食ることで景観形成につなげようと、今年で3年目です。
昨年度は5月から10月末まで放牧がおこなわれ、羊によって放牧地のほぼすべてとなる3250平方メートルの除草ができたというということです。
昨年度までは国の事業の一環で行われていましたが、景観形成に効果があったとして、今年から住民主体で行います。
いずれは羊の購入も検討しているということです。
放牧は10月までの予定となっています。
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箕輪町の風景ポストカード
箕輪町観光協会は、箕輪町のあたらしい土産品として、町内の風景写真を使ったポストカードを制作しました。
今回新しく制作された、箕輪の風景オリジナルポストカードです。
昨年度のフォトコンテスト入賞作品が中心に使われています。
絵柄は12種類あり、1枚が全面に印刷されたもの、数種類が組み合わされたもの、フェンシングのイラストが描かれたものの3種があります。
ばら売りがそれぞれ100枚ずつ、12枚セットが200セット制作されました。
ポストカードは1枚50円、12枚セットは700円で、箕輪町役場の観光協会窓口で購入することができます。
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箕輪町オリジナルナンバープレート作成へ
箕輪町は、町の魅力発信につなげようと、オリジナルのナンバープレートを作成します。
ナンバープレートのデザインは、箕輪町地域おこし協力隊の五十嵐裕子さんが行います。
五十嵐さんは、就任前に千葉県でウェブや広告のデザインを行っていました。
プレートは、原動機付自転車と、農耕車などの小型特殊自動車の2種類を作ります。
五十嵐さんがいくつかデザイン案を制作し、投票で採用するものを決定します。
デザイン案は8月に広報誌などで発表し、9月中旬まで投票を行います。
オリジナルナンバープレートは11月下旬から交付を始めます。
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還暦の節目に同窓会
昭和48年度伊那中学校の卒業生は、還暦の節目を記念した同窓会を23日に開きました。
会場となった南箕輪村の大芝荘には卒業生や恩師などおよそ90人が集まりました。
今年60歳となり全員が還暦を迎える事から、赤色の服や小物を身につけ集まる事にしました。
また、一番似合っている人を決める「赤色のコーディネート」大賞の投票も行われ、爪に同窓会開催を祝うメッセージを入れ、赤色のツナギを身につけた、唐澤昌宏さんが優勝しました。
会ではこの他に1組から7組までクラス順に現在の状況などを紹介しました。
出席者が一番少なかった7組では、当時の担任高見親久さんが「次の同窓会では出席率を上げます」と宣言し、会場からは拍手が起きていました。
5組の担任だった柿木邦夫さんの指揮で伊那中学校の校歌を歌いました。
最後には、次の同窓会開催に向けて大きな声で団結を高めていました。 -
地域新電力会社が設立 伊那市連携へ
伊那市長谷で水力発電を中心とした発電事業を展開している三峰川電力株式会社の親会社丸紅株式会社は、市内で電力の小売事業を行う地域新電力会社を設立しました。
市では、8月末までに協定を結び、連携を図る計画です。
伊那市議会全員協議会が25日に開かれ、市が事業の概要を説明しました。
丸紅は、エネルギーの地産地消の促進や低炭素社会の実現を目的に、電力小売事業を主軸とした「丸紅伊那みらいでんき」を、20日に設立しました。
来年4月をめどに電力の小売事業を開始する計画で、二酸化炭素削減にむけた取り組みの方向性が一致することや市民の利益につながることから、市では出資にむけて8月末までに協定を締結することを明らかにしました。
市は、安定した売電契約を確保すること、低料金メニュー・地産地消のメニューを用意すること、既存電力事業会社との連携を図ることなどを丸紅に求めます。
丸紅は、全ての市有施設についての電力契約を行うこと、新会社への出資をおこなうことなどを市に求めます。
今後は、市の求める内容を満たす見込みとなった時点で出資について検討していくということです。
出資額は、新会社の資本金の1割程度を上限に予定しているということです。 -
麻生財務大臣辞任求める議案 否決
伊那市議会6月定例会最終日の25日に、麻生太郎財務大臣の引責辞任を求める議員提出議案が出され、賛成少数で否決されました。
議員提出議案は、決裁文書の隠ぺい・改ざん問題など財務省をとりまく様々な問題をうけて、麻生財務大臣の引責辞任を求めるものです。
今議会には、麻生大臣の引責辞任を求めた市内男性からの陳情が提出されていましたが、「市議会で審議する内容としてそぐわない」として、5月28日の議会運営審議会で審議しないと決めていました。
議員からは、「全ての市民が地方自治体を通して国に物を言うことができる。市民の代表として我々も議論すべきだ」といった賛成の意見が出された一方、「地方議会で審議するにはふさわしくない」「地元選出の国会議員に提出すべき内容だ」とする反対の意見が出されました。
採決の結果、賛成少数で否決されました。
他に、地方財政の充実・強化を国に求める意見書の提出など、議員提出議案3議案は可決されました。
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伊那市消防団 操法大会
伊那市消防団のポンプ操法ラッパ吹奏大会が24日、市役所駐車場で開かれました。
大会には、22チーム、団員505人が出場し、毎朝訓練してきた成果を発揮していました。
ポンプ車の部には、5チームが出場しました。
競技では、放水までの時間や動作の正確さなどを競います。
選手たちは、号令がかかると、きびきびとした動きを見せ息のあった操法を見せていました。
大会の結果、ポンプ車の部は中央・上新田・下新田・狐島の竜東分団第2部、小型ポンプ操法の部は手良分団第1部、ラッパ吹奏の部は、西部方面隊が優勝しました。
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東春近ハイキング
親睦を深めながら地区内を歩く伊那市東春近公民館の区民ハイキングが24日、行われました。
東春近公民館では、毎年この時期に区民ハイキングを行っていて今年で36回目です。
今年はおよそ100人が参加し区内にある史跡などを巡りながら9キロを歩きました。
地区外から参加する人たちも年々増えているということで区民たちは、親睦を深めながら東春近の歴史などに触れていました。
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箕輪町消防団 操法大会
箕輪町消防団のポンプ操法大会は役場駐車場で開かれ6つの分団から合わせて109人の選手が出場しました。
小型ポンプの部では、指揮者の号令のもと選手たちはそれぞれの役割をこなしていました。
大会の結果、ポンプ車と小型ポンプは福与・三日町の第5分団が、ラッパ吹奏は松島・中原の第3分団が優勝しました。
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薮原さん宅 昔ながらの味噌作り
伊那市西箕輪の藪原清さん宅では昔ながらの味噌づくりを行っています。
24日は親戚が集まり仕込み作業をしました。
藪原さんの妻・朝子さんやその子どもなど総勢5人で180キロ分の味噌を仕込みました。
自家栽培した大豆で作った味噌玉の表面は麹菌により白くなっています。
この日は、その味噌玉を機械ですりつぶし自家栽培した米で作った麹と塩を混ぜ合わせます。
原料は大豆、米麹、塩だけで親から教わったレシピを守り40年間作り続けています。
大豆と麹、塩を混ぜ合わせると年期の入った桶に詰めていきます。
空気が入らないようしっかりと押さえつけます。
仕込んだ味噌は来年の今頃食べられるようになるという事です。