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萱野高原山開き
箕輪町の萱野高原で、21日、山開きが行われ、今シーズンの安全や観光客の入り込みを祈願しました。 21日は箕輪町観光協会や三日町、福与の住民などおよそ70人が参加し神事が行われました。 標高1200メートルにある萱野高原は箕輪町を一望でき、年間1万2千人がおとずれます。 箕輪町観光協会の唐澤荘介会長は、「しっかりと地域の観光のために汗を流していきたい」と話していました。 萱野高原では、現在様々な花を楽しむことができます。 オオヤマザクラ、ソメイヨシノ、イワヤマツツジが見ごろです。 先週から咲き始め、例年より2週間ほどはやく見ごろになりました。 GWには、ミズバショウやドウダンツツジが楽しめそうです。
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市長選世論調査 白鳥氏先行 追う八木氏
任期満了に伴い22日に投開票が行われる伊那市長選挙について、伊那ケーブルテレビが行った電話調査と期日前投票の出口調査によりますと、3選を目指す現職の白鳥孝さんがリードし、新人の元市議・八木択真さんが追う展開です。新人の元会社員・三石佳代さんは浸透していません。 伊那ケーブルテレビでは、16日から無作為抽出による電話調査と、期日前の投票を済ませた人を対象に出口調査を行い、467人から回答を得ました。 市長選に関心はあるかどうかとの問いには、72.6%が関心がある、10.1%がないと回答しています。
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パカパカ塾・春日塾長に感謝状
ポニーの世話を通して小中学生の健全育成に貢献してきたとして箕輪町は一の宮にあるパカパカ塾の塾長・春日幸雄さんに感謝状を贈りました。 20日は春日さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長から感謝状を受け取りました。 春日さんは元小学校の教員で退職した2001年に保護者の協力を得てパカパカ塾を始めました。 馬の飼育体験をとおして子供たちの心を育む活動を行い、これまでに不登校の子どもも含め約100人を受け入れてきました。 春日さんは「子供たちの成長には自然体験が必要だ」と話します。 パカパカ塾はこれまで全てが順調だったわけでありません。 2012年から4年間は借りていた敷地が使えずに名物イベント「パカパカ杯」を開催する事が出来ませんでした。 しかし2016年からは教え子の一人、御子柴貴大さんがスタッフに加わり、パカパカ杯もこの年から復活しました。 春日さんは、今年、パカパカ塾を運営するNPO法人の理事長を退任し、実質的な運営を御子柴さんに任せる事にしています。 春日さんは、今後もパカパカ塾の運営をサポートしていくという事です。
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花見小屋「天山」 今季の営業終了
伊那市の伊那公園で半世紀近くにわたり花見小屋を営んでいる「天山」が今シーズンの営業を終えました。 20日は天山の主人・北沢福明さんと弟の政男さん、健吾さんの3人が撤収作業を行い冷蔵庫などを運びだしていました。 天山は48年前から花見シーズンに合わせ、伊那公園で営業しています。 古びた小屋は、花見の雰囲気にマッチしていて、中からは桜が見えるよう半透明のビニールが風よけとなっています。 主人の北沢さん、今年はこれまでに無く厳しい年だったと話します。 例年より10日以上早い開花や週末の雨など天候が影響し客足は例年の10分の1程度だったと言います。 今年で80歳の北沢さん、来年の予定は未定という事ですが、何らかの形で花見小屋を続けたいと話します。
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玄立寺の枝垂れ桜が見ごろ
伊那市長谷非持の玄立寺では、枝垂れ桜が見ごろとなっています。 玄立寺にはおよそ20本の枝垂れ桜がありそのうちの15本は、日蓮宗の総本山である山梨県身延山の久遠寺から30年ほど前にもらってきたものだということです。 玄立寺の総代によりますと、あと3日から1週間は楽しめるということです。 21日は、近所の住民が集まり花見をするということです。
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大芝高原味工房 リニューアルオープン
南箕輪村の大芝高原味工房がリニューアルし、20日にオープンしました。 この日は、唐木一直村長や施設の関係者が出席し、テープカットでリニューアルオープンを祝いました。 大芝高原味工房は、道の駅登録に向けた整備事業として、去年12月から今月中旬までリニューアル工事のため休業していました。 カフェは、これまで人気商品だったガレットのほかに、カレーやクレープ、シードルなどのメニューが増えました。 農産物直売所では、地元でとれた食材のほかに、他地域産の野菜や果物も置くなど「産地間交流」を進めます。 新しく建てられたパン・おやき工房では作り立てが味わえるほか、製造工程を見ることができます。 オープン初日は多くの人が訪れ賑わっていました。 大芝高原味工房の営業時間は、カフェが午前10時から午後6時までで、週末は午後9時まで。 パン・おやき工房は、午前10時から午後5時まで。 直売所は、午前10時から午後6時までとなっています。
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洪水情報を携帯電話にプッシュ通知
国土交通省は、洪水が発生した際に逃げ遅れる人をゼロにしようと、受信者が要求しなくても携帯電話に情報が発信されるプッシュ型配信を5月1日から天竜川水系でスタートさせます。 緊急速報メールで河川氾濫のおそれがあることを知らせます。 上下伊那13市町村で天竜川が氾濫の恐れのある水位に達した場合、事前に登録していなくてもスマートフォンや携帯電話に、国交省から情報が配信されます。 国交省が全国で行っているもので、天竜川水系は5月1日からスタートします。 国が携帯電話会社の協力を得て行います。 国交省では、川の防災情報をスマートフォン向けに配信していて、今いる場所の川の水位や雨の状況を調べることができます。 天竜川上流河川事務所では、「平成18年豪雨では箕輪町の堤防が決壊した事例もあるので洪水に備えてほしい」と話していました。
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絵本の読み聞かせ&ブックトーク
絵本のプロから絵本の選び方や読み聞かせについて学ぶ講座が、伊那市のいなっせ7階ちびっこ広場で、19日に開かれました。 講師を務めたのは、伊那市西町でこどもの本とおもちゃを扱う南信こどものとも社代表の坂本 勇さんです。 坂本さんは、男性の読み聞かせグループ「パパ’S絵本プロジェクト伊那」のメンバーとしても活動しています。 この日は、3冊の絵本を紹介していました。 坂本さんは、「主人公が出かけるストーリーでも家に帰ってくるというエンディングに子どもたちは安心します」と話していました。 絵本の読みきかせ&ブックトークは、毎月1回、不定期に伊那市のいなっせ7階ちびっこ広場で開かれています。参加費は無料・申し込みは不要です。
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箕輪町 観光パンフレットリニューアル
箕輪町観光協会は、町の観光総合パンフレットをリニューアルしました。 新しくなった観光パンフレットの表紙は、大出城跡の夜桜と、箕輪ダム周辺のもみじのトンネルの2種類があります。 内容は共通で、町内の四季ごとの観光名所を写真で紹介しています。 みのわをめぐる4つのおすすめコースを提案していて、夏休みの半日コース、懐かしい風景を求める昭和めぐりコースなどがあります。 また、それぞれの名所にはQRコードを掲載していて、スマートフォンでさらに詳しい情報にアクセスすることができます。 観光パンフレットは、夜桜・紅葉バージョンそれぞれ5000部、合わせて1万部作成されました。 町内の宿泊施設や観光施設などで配布されます。 なお、パンフレットのリニューアルは平成17年度以来となります。
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元警察署長の伊藤さん 教則の内容の一部訂正を請願
元警察署長で箕輪町木下の伊藤良さんは、交通マナーなどを定めた「交通の方法に関する教則」の内容の一部に誤りがあるとして、国家公安委員会に19日、請願書を発送しました。 この日は伊那市役所で記者会見が開かれ、伊藤さんと岡谷市の毛利正道弁護士が経緯を説明しました。 請願書では、国家公安委員会が作成した教則のうち「横断歩道や自転車横断帯に近づいたときは、その手前で一時停止する」との内容の“手前”の部分を「緊迫感に差が出る」として“直前”に訂正するべきだとしています。 元警察官の伊藤さんは県内の各警察署の署長を務め、平成5年から平成13年まで県内の自動車学校の校長を務めました。 校長当時、学科で使う教本に誤りがあることに気づき、県公安委員会などに8回ほど申し立てを行いましたが、認めてもらえなかったということです。 請願書は19日の朝、国家公安委員会に郵便で送ったということです。
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伊那市長選挙の期日前投票 3日間で2,677人
22日投開票の伊那市長選挙の期日前投票が、市内4か所で行われています。 18日までに2,677人が投票を済ませていて、市選挙管理委員会では、当日投票に行けない人は早めに期日前投票を行うよう呼びかけています。 期日前投票は16日から始まり、18日までに4つの会場合わせて2,677人が訪れています。 4年前の前回の市長選では、3日間で2,711人が訪れていて、ほぼ同数となっています。 伊那市長選挙の期日前投票は、伊那市役所、保健センター、高遠町総合福祉センター、長谷総合支所の4か所で21日(土)まで行われていて、時間は午前8時30分から午後8時までです。 伊那市長選挙は22日に投票が行われ、即日開票されます。
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仲仙寺 カタクリが見ごろ
伊那市西箕輪羽広の仲仙寺では、ユリ科の多年草カタクリが見ごろとなっています。 仲仙寺境内の散策コースの一角にカタクリの群生地があります。 いつから咲き始めたかはわかっていませんが、自然と広がっていったということです。 今年は例年と比べて1週間ほど早く咲き始め、現在見ごろとなっています。 暖かい日が続けば、あと1週間から10日は楽しめるということです。
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伊那市西町で空き店舗を活用したゲストハウスが完成
伊那市西町の空き店舗を活用したゲストハウス「街宿MILLE(まちやど ミレ)」が20日にオープンします。 ゲストハウス「街宿MILLE」は、複数人がリビングや風呂などを共有しながら寝泊まりする簡易型の宿泊施設です。 伊那市駅から200メートルほど南の、西町にあったちむら寿司を改装して作られました。 1階は和食店、3階がスタッフルームなどの居住スペース、2階がゲストハウスとなっている複合施設です。 伊那市の元地域おこし協力隊員の齋藤俊介さんが会社を立ち上げこの施設を運営していきます。 市街地にあるゲストハウスは珍しく齋藤さんは人と人を結びつける空間になって欲しいと話していました。 1ゲストハウス街宿MILLEは、20日(金)にオープンします。 ベッドは8つあり、利用料は一人一泊3,500円となっています。 1階にテナントとして入っている和食店「板前割烹 弥座(みくら)」は18日から営業を開始していますが予約のみの受け付けとなっています。 2階 ゲストハウス「街宿MILLE」 電話070-3928-7832 1階 和食店板前割烹 弥座 電話0265-72-7199
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高校生の投票事務作業 説明会
22日投票が行われる伊那市長選挙で、投票事務作業を行う高校生を対象にした説明会が伊那市のいなっせで17日、開かれました。 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、伊那市選挙管理委員会では、有権者となる前に選挙に関心をもってもらおうと、高校生を募集しました。 今回、投票事務に携わるのは、市内在住で18歳未満の高校生39人です。 高校生は、当日投票用紙の交付を担当することになっていて、職員は、「あわてず落ち着いて投票用紙を渡してください」と話していました。 説明を聞いた高校生たちは、交付する機械を試していました。 22日の投票日は市内67の投票所のうち20か所で高校生が作業に加わる事になっています。
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伊那西小で交通安全教室
伊那市の伊那西小学校で交通安全教室が18日に開かれ、児童が通学路の歩き方や自転車の安全な乗り方について教わりました。 伊那西小学校では毎年、春と秋に交通安全教室を開いていて、全校児童が交通ルールについて学んでいます。 1、2年生は、学校周辺を歩き道路の渡り方などを教わりました。 横断歩道では自動車が来ないことを確認してから渡ることなどを警察官から教わっていました。 伊那西小学校では「正門前の道路は朝、出勤する車が多く通るので児童たちに交通安全の基本を学んでほしい」と話していました。 伊那警察署では「運転者側も歩行者を意識して安全運転に心がけてほしい」と呼び掛けていました。
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手良みどころマップ作成
伊那市手良の地区住民でつくる手良活性化促進会議は、地域の歴史や名所などを紹介するみどころマップを作成しました。 手良みどころマップは、平成21年に公民館講座の中で作成しましたが、10年近くが経ち道路などが変わってきていることから、手良活性化促進会議が新たに写真や地図を追加しました。 これまでは、歴史的なものだけでしたが、地区にある公民館やグラウンドを追加した他、南アルプス仙丈ケ岳のビューポイントも載せました。 伊那市のまちづくり交付金を活用し7000部をつくり全戸配布しました。 手良活性化促進会議では、「マップを活用して、手良地区を歩いてもらいたい」と話していました。
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早くもタラの芽にコシアブラがずらり
伊那市の産直市場グリーンファームでは、例年より10日ほど早く春の山菜タラの芽やコシアブラが店頭に並んでいます。 例年では5月のゴールデンウィーク明けがピークだということですが、店頭にはタラの芽にコシアブラがずらりと並びます。 タラの芽とコシアブラは、主に下伊那で採れたものです。 グリーンファームでは、暖かい日が続いた影響で例年より10日ほど早いと話します。 タラの芽・コシアブラともに100g600円から販売していて、グリーンファームでは「春の味覚を楽しんでもらいたい」と話していました。
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第47回日本画県展 竹内美幸さんが知事賞
長野県日本画会の第47回日本画県展で、伊那市手良の竹内美幸さんが最高賞につぐ知事賞を受賞しました。 伊那市手良の竹内美幸さんは最高賞に次ぐ知事賞を受賞しました。 竹内さんは伊那市や辰野町の会員が所属する伊那支部最年少の49歳です。去年7月に塩見岳で見た風景を描いたもので、倒れて朽ち果てた木から新しい芽が出て、木漏れ日が差し込んでいる場面を描いたという事です。 日本画県展は、長野県日本画会が毎年県内3会場で開いているもので今年で47回目になります。 会場には会員を中心とした64人の作品、64点が展示されています。 ある会員は「描く人と見る人の気持ちが通い合ったらうれしいです」と話していました。 日本画県展は22日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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旧美篶中最後の卒業生が資料館見学
昭和37年に統合して伊那市の東部中学校となった旧美篶中学校の最後の卒業生が、当時校舎として使っていた美篶小学校資料館を12日訪れました。 昭和36年度に旧美篶中学校を卒業した26人が、当時校舎として使っていた美篶小学校資料館を訪れました。 旧美篶中学校は、昭和37年に統合され、現在の東部中学校となりました。 資料館には昭和初期の美篶の地図があり、参加者は自宅の位置に付箋を貼っていました。 参加者の年齢は71歳から72歳で、小学校卒業から60年の節目に、同窓会に合わせて昔を懐かしもうと資料館を訪れました。
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伊那谷写友クラブ 写真展示会
上伊那地域の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には会員15人の写真およそ50点が展示されています。 伊那谷写友クラブでは、テーマを設けることなく、それぞれが好きな被写体を選んで、好きな方法で写真を撮影しています。 結成からおよそ30年が経ち、会員は少しずつ減っているということですが、月に1度鑑賞会を開いて親睦を深めているということです。 代表の建石繁明さんは「それぞれの個性ある写真を楽しんでもらいたい」と話していました。 伊那谷写友クラブの作品展は22日まで伊那図書館で開かれています。
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小6・中3対象に全国学力テスト
全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われる「全国学力テスト」が、17日に実施されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内のすべての小中学校でも学力テストが行われました。 このうち、伊那市の東春近小学校では、2クラス63人を対象に、国語、算数、理科のテストが行われました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村には小学校が22校あり、6年生は1,082人。中学校は8校あり、3年生は1,078人となっています。 テストの結果は7月末に公表される予定で、都道府県単位での発表となります。 これまで伊那市、箕輪町、南箕輪村の教育委員会では結果の公表を行っていません。
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高遠城址公園の桜 23年間で最も早い散り終わり
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が16日に、記録の残る過去23年間で最も早い「散り終わり」となりました。 公園内の桜は花をつけているものもありますが、ほとんどが散っています。 今年は記録の残る平成7年からの23年間で、平成25年と並んで最も早い、今月1日に開花宣言が出され、5日には満開となりました。 平年よりも1週間早く開花したこともあり、いつもは満開となるこの時期に、最も早い「散り終わり」が発表されました。 一方で、公園には次々に県外からの観光客が訪れていました。 観光客は「いつもこのぐらいの時期が満開かな、と予想して来ましたが、今年はやっぱり早いですね」と話していました。 中には2泊3日のツアーで沖縄県から訪れた団体もいました。 ツアーガイドの女性は「例年のデータを基にしてツアーを組んでいるのでなかなか難しい部分はあります。残念がっているお客さんも多かったです」と話していました。 散り終わりになったことから有料入園は終了していて、この日から無料で園内に入ることができるようになりました。 伊那ケーブルテレビでは18日に、4K映像を使い、全国およそ100局のケーブルテレビを結んで生中継を行う予定です。
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南箕輪村北部保育園 じゃがいも植え
南箕輪村北部保育園の年長園児は17日、園庭の畑にじゃがいもの種芋を植えました。 この日は、北部保育園の年長園児22人が、じゃがいもの種芋を畑に植えました。 品種はすべて男爵イモです。 北部保育園では去年まで近くの畑でじゃがいもを育てていましたが、今年は園庭の畑で育てることにしました。 園舎のすぐ近くに植えたため、生長の過程を間近で観察しながら収穫を待つということです。 じゃがいもは7月に収穫する予定で、年長園児がカレーをつくって全園児で味わうということです。
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シベリア抑留で亡くなった人の冥福祈る慰霊祭
第二次世界大戦終戦後、旧ソ連のシベリアに抑留され亡くなった人たちの冥福を祈る慰霊祭が、17日、伊那市の春日公園で行われました。 慰霊祭は春日公園内の碑の前で行われ、抑留体験者や遺族など16人が黙祷を捧げました。 シベリア抑留は、第二次世界大戦終戦後、旧ソ連によりシベリアやモンゴルなどに送られ強制労働を強いられたもので、日本ではおよそ57万5千人いたとされています。 このうち、およそ5万5千人が寒さや飢えなどで亡くなったということです。 慰霊祭は、遺族などでつくる全国強制抑留者協会長野県支部慰霊祭実行委員会が行ったもので、今年で19回目です。 長田伊三男実行委員長は「尊い命を犠牲にされた戦友たちのことを片時も忘れたことはない。残り少ない抑留体験者として真実を後世に伝え、平和な世界が続くことを願っている」と式辞を述べました。 伊那市西箕輪羽広の山口昭七さんは、亡くなった兄・千明さんと、兄の死を悲しんだ家族のことを思い、ハーモニカを吹きました。 出席者は慰霊碑に花を手向け冥福を祈っていました。
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NTN株式会社長野製作所 100周年でテントを箕輪町に寄贈
箕輪町木下のベアリングメーカー、NTN株式会社長野製作所は創業100周年事業の一環で町にイベント用テント2基を、11日に寄贈しました。 NTN(株)長野製作所の邉田好則所長らが町役場を訪れ白鳥政徳町長に目録を手渡しました。 NTNは1918年、大正7年に三重県で創業し、現在は大阪市に本社があります。 木下の長野製作所では約300人の従業員が働いています。 テントの寄贈は100周年を記念して地域貢献の一環で行われました。 町では、みのわ祭りなどのイベントでテントを活用していくという事です。
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市長選期日前投票始まる
任期満了に伴う伊那市長選挙の期日前投票が、16日から、市内4か所で始まりました。 期日前投票は、市役所、高遠町総合福祉センターやますそ、長谷総合支所、保健センターの4か所で、16日から始まりました。 市長選は昨日告示され、現職と新人2人の3人が立候補しています。 同じく昨日告示された市議選は、立候補者が定数と同じ21人だったため、無投票となりました。 前回平成26年の市長選挙は、有権者数5万5,051人に対し、投票者数は3万6,581人で、投票率は66.45%でした。 そのうち、期日前投票を行った人は、投票者数のおよそ25%にあたる9,302人でした。 平成28年から18歳選挙権が導入され、高校生を含む18歳と19歳およそ1,200人も有権者となっています。 例年期日前投票は週末にかけて混み合うということで、市選挙管理委員会では、早めの投票を呼び掛けています。 市長選の期日前投票は、21日土曜日までで、時間は午前8時30分から午後8時までとなっています。
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労働安全衛生法違反で書類送致
伊那労働基準監督署は伊那市の三洋グラビア株式会社取締役の63歳男性を労働安全衛生法違反の疑いで長野地検伊那支部に書類送致しました。 伊那労働基準監督署の発表によりますと取締役の男性は去年5月、男性社員に高さが5メートルある天井裏の機械点検を行わせる際、墜落防止のための措置を講じていませんでした。 それにより社員は天井裏から落ち脳挫傷などの重傷を負ったものです。 労働安全衛生法では労働者が墜落するおそれのある場所では危険を防止するため必要な措置を講じなければならないとされています。
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伊那公園 桜まつり
伊那市中央の伊那公園で、第18回桜まつりが15日に行われました。 伊那公園の桜まつりは、中央区の住民でつくる伊那公園桜愛護会が行ったものです。 特設ステージでは、伊那節保存会による民謡ショーが行われました。 このほか、愛護会の会員が天ぷらそばや焼き鳥などを販売し、親子連れなどで賑わいました。 今年の伊那公園の桜は、例年より1週間以上早く咲き始め、現在はほとんどが葉桜となっています。 満開になってからは暖かい日が続き、例年に比べて多くの親子連れが訪れ花見を楽しんでいたということです。 伊那公園には緑色の桜、御衣黄があり、愛護会では「20日前後には咲きそうなのでぜひ見に来てほしい」と話していました。
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山寺に伝わる奇祭 やきもち踊り
伊那市山寺に伝わる奇祭「やきもち踊り」が、白山社八幡社合殿で15日に奉納されました。 やきもち踊りは、県の無形民俗文化財に指定されていて、山寺の白山社八幡社合殿の春の例大祭に合わせて毎年行われています。 地元住民でつくるやきもち踊り保存会の会員30人が踊りを披露しました。 江戸時代中頃の280年ほど前から行われているということです。 「やきもち」の由来はいくつかあり、歌が終わって鳥居の外に出る際に出遅れると“厄持ちになる”とされていることからこの名前になったという説もあります。 踊りは、前踊り・中踊り・後踊りと3回あり、足をあげて飛び跳ねるのが特徴です。 踊りの合間には酒盛りが行われます。 アユの塩焼きをつまみにどぶろくを飲み交わし、キセルで煙草をふかします。 この日の午前中は雨が降っていましたが、踊りが始まる頃には止み、奇祭を一目見ようと多くの人が訪れました。 観客の中には、酒で酔って足元がおぼつかない踊り手に、野次を飛ばす人もいました。 3回目を踊り終えると一斉に鳥居の外に走りました。
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味工房 20日にリニューアルオープン
南箕輪村が地域活性化の拠点として整備を進めている大芝高原の味工房が、20日にリニューアルオープンします。 リニューアル工事が終わった味工房です。 5つの柱を軸に整備されました。 1つ目は食堂のカフェ化です。 本店がフランスにあり村が提携しているガレット専門店の雰囲気に、店内を一層しました。 村でとれた小麦ハナマンテンを使ったクレープもメニューに加わり、週末は夜間営業も行います。 他に、パンとおやきを販売するスペースを設けました。 これまでは作り置きのものを販売していましたが、できたてのものを提供できるようになりました。 また、工房を見える化し、店内からパンやおやきを作っている様子を見ることができます。 直売スペースは、取り扱う品物を増やすためエリアを拡大し、冷蔵のショーケースを設置しました。 こちらは、加工体験などが行える多目的体験スペースです。 味噌づくりや料理教室、クラフト体験のイベントを計画しています。 総事業費は1億7,000万円で、うち7,500万円を国の交付金で賄いました。 16日は、理事者や村議会議員らを対象に内覧会が開かれ、新メニューを味わっていました。 味工房は、20日金曜日にリニューアルオープンします。 9時20分からセレモニーが行われ、数量限定でとん汁の無料配布や米のプレゼントを行う他、パン、おやきの割引販売などを予定しています。