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通常点検で消防組合長が訓示
伊那消防署で今年度初めての通常点検が行われ、伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長が訓示しました。
10日は伊那消防署と高遠消防署の署員あわせて43人が点検を受けました。
通常点検は毎月一度行われていて、隊員の規律や服装の乱れなどをチェックします。
10日は年度初めとして、組合長らによる点検が行われました。
白鳥組合長は「住民の模範となるよう、職務を遂行してほしい」と訓示しました。
伊那消防組合管内では、3月に23件の火災が発生しました。
伊那消防署では、引き続き火の取り扱いには注意してほしいと呼びかけています。 -
南信工営たかずやの里に寄付
伊那市西春近に本社がある建設業南信工営株式会社は、たかずやの里の整備費用の100万円を寄付しました。
8日は、南信工営の竹松寿明会長と市川修次社長が伊那市役所を訪れ上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に目録を手渡しました。
南信工営は昭和48年に伊那市西春近で新建材を取り入れた専門工事会社として創業しました。
寄付は創業40周年の記念事業として地元でもあるたかずやの里の施設整備に役立ててもらおうと今回100万円を寄付しました。
VTR竹松会長
たかずやの里の整備に寄せられた寄付は11日現在、592件およそ3400万円となっています。 -
伊那西高校で大学の准教授が授業
進路を考えるきっかけにしてもらおうと、伊那市の伊那西高校で大学の准教授が11日授業を行いました。
講師を務めたのは、京都府にある大谷(おおたに)大学の村山保史准教授です。
希望した2年生24人が受講しました。
伊那西高校は進路を考えるきっかけにしてもらおうと去年から県内外の大学や短大と連携講座を行っています。
今年度の前半は京都府にある大谷大学と、後半は愛知県の愛知文教大学と授業を行います。
今年度1回目の今日は大谷大学の村山准教授が高校までの勉強と大学での勉強の違いについて話しました。
村山さんは、「高校までは知識を身に着けることが中心だったが、大学は自分で主体的に課題をみつけ、解決していく勉強になる。主体的な学びは、生きていく上で必要な力になる」と話していました。
ある生徒は、「進学を考える上で参考になった。貴重な機会なので毎回大切に受けていきたい」と話していました。 -
伊那ビデオクラブ 春の撮影会
上伊那のビデオ愛好家でつくる伊那ビデオクラブは、11日、紅梅とレンギョウが見頃を迎えた箕輪町木下の信州伊那梅苑で春の撮影会を開きました。
会員9人が、ビデオカメラを持って信州伊那梅苑に集まり、お気に入りのスポットを見つけて撮影を始めていました。
伊那ビデオクラブは、現在会員が18人いて、毎年春、夏、秋の3回、県内の観光スポットなどで撮影会を開いています。
現在、信州伊那梅苑は紅梅とレンギョウが満開、白梅が咲き始めです。
伊那梅苑によりますと、梅は今月中旬頃まで、レンギョウは下旬頃まで見頃で、天候にもよりますが、花桃が今月中旬以降に咲始めそうだということです。
ビデオクラブでは、毎年7月にクラブ内の作品コンテストを行っていて、この日撮影した作品も編集して5分にまとめ出品するということです。
武田忠芳会長は、「映像にすることで地域を見つめ直し、大勢の人にその魅力を知ってもらいたい」と話していました。 -
伊那市土地開発公社から土地取得を可決
伊那市議会臨時会が、11日市役所で開かれ、伊那市土地開発公社から、土地を取得するための議案などを可決しました。
臨時議会には市側から土地を取得するための議案が提出され全会一致で可決されました。
土地は、伊那市土地開発公社が保有する東春近の2万2600平方メートルの土地を、3億1650万円で取得するものです。
2万2600平方メートルのうち、6千平方メートルについては、伊那市が児童養護施設たかずやの里へ貸し出し、施設などが建設されます。
のこる1万6600平方メートルは、スポーツ公園運動場として整備されることになっています -
鹿1頭の可能性を創る会 13日に開催
鹿1頭丸ごとを、様々な料理で味わう、鹿1頭の可能性を創る会が、13日に、伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
メニューは背ロースのロースト。スジ肉ミンチの肉団子。血液と脾臓のパテ。鹿の皮料理など16品。
11日は、13日の会合を前に、ざんざ亭の長谷部 晃さんが、鹿料理の仕込みを行っていました。
普段は、あまり料理に使われることのないモモ肉をミンチし、心臓の角切りをまぜ、ハムに加工していました。
鹿1頭の可能性を創る会は、普段料理には使われず、捨ててしまう部位なども全て使い、鹿料理の可能性を探ろうと、長谷部さんが企画したものです。
鹿1頭丸ごとを料理してしまおうというのは、全国でも初の取り組みではないかということです。
スジ肉を煮込んでゼラチン質を出し、舌や、頬肉などと一緒に、にこごりのように固めようというこの料理。
さまざまな工夫を重ね、予想以上の味が出たようです。
鹿1頭の可能性を創る会は、13日(土)午後4時縲怐A伊那市長谷杉島のざんざ亭で開かれます。
定員は20人で、若干名受け入れ可能です。
料金は、ワインつきで一人8千円となっています。ざんざ亭 電話98-3053 -
小坂洋一さんステンレス工芸作品展
伊那市御園の小坂 洋一さんが手がけるステンレス工芸の作品展が、伊那図書館で開かれています。
まずは、作品がいらっしゃいと出迎えてくれます。
会場には5年間の作品22点が並んでいます。
小坂さんは、長年、ステンレス加工の仕事を手がけてきたことから、ステンレスを材料に作品作りをはじめました。
一つ一つ手づくりで仕上げているため、1作品作るのに3ヶ月ほどかかります。
目はナット、体はボルトだったりします。
今回は東日本大震災の影響を受けた作品もあります。
こちらは、風評被害で苦しむ福島の農家が、やがて笑顔に戻るようにとの思いがこめられた作品です。
最近は、小坂さんが幼かった頃の懐かしい風景などを題材にすることが多いということです。
今回の作品展には、小坂さんの友人7人も写真や絵画などの作品を出品しています。
この小坂洋一さんのステンレス工芸展と友だちいろいろ展は、14日(日)まで、伊那図書館で開かれています。 -
桜シリーズ 高遠城址公園
続いては桜シリーズ
10日はニュース冒頭でもお伝えした、伊那市高遠町の高遠城址公園です。
高遠城址公園は、明治8年に現在の高遠小学校周辺の桜を移植し整備したのが始まりされています。
園内にはおよそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、古くから「天下第一の桜」と呼ばれ、「さくら名所100選」にも選ばれています。
満開時には公園全体が薄紅色に染まります。 -
星野富弘さん 花の詩画展
頚髄損傷で手足の自由を失い、口に筆を咥えて詩や絵を描いている星野富弘さんの花の詩画展が10日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には星野さん自身が選んだ100点の詩画が並んでいます。
星野さんの詩画展が南信で開かれるのは今回が初めてのことです。
星野さんの作品に感銘を受けた人たちでつくる詩画展を開く会が企画し、今回実現しました。
星野さんは群馬県出身。
中学校の体育教諭でしたが、40年ほど前、指導中に頸椎を損傷し手足が動かなくなりました。
入院先の病院で口に筆を咥えて作品書き始め、現在も詩画やエッセイなどの創作活動を続けています。
会場では、星野さんの人生を追ったドキュメンタリー映像も見ることができます。
10日はオープニングセレモニーも行われ、450人ほどが訪れました。
セレモニーには伊那北高校音楽部などが出演し、星野さんが作詞した歌を披露しました。
詩画展を開く会代表の水野晶子さんは、「会場に何度も足を運んで、星野さんの作品を味わってほしい」と話していました。
花の詩画展は、21日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。
入場料は、大人が500円、中学生以下は無料です。 -
上伊那消防広域化 本部位置、負担割合承認
上伊那8市町村でつくる上伊那消防広域化協議会は、広域消防本部を新たに建設される伊那消防署庁舎内に併設し、運営費の負担を伊南行政組合で行っている負担方式で算出する事を決めました。
10日は伊那市のいなっせで、第6回の協議会が開かれ、専門委員会で決定した、消防本部の位置や市町村の負担割合が示されました。
それによりますと、広域消防本部の位置は、伊那市荒井に移転、新築される伊那消防署庁舎内に併設する事。
広域化後の市町村の運営費の負担は、国が自治体ごとに必要な消防費用を算出する基準財政需要額50%と人口割50%で計算する、伊南行政組合の負担方式とする事が了承されました。
伊那市の負担は、5億5千万円となり、これまでよりも5千万円の増。
伊那市の他、駒ヶ根市や南箕輪村も広域化により、これまでよりも負担額が増え、箕輪町など3町2村は減となっています。
上伊那消防広域化協議会会長の白鳥孝伊那市長は「広域化に向けて大きな一歩を踏み出した。今後、出動区域など上伊那19万人が望む方向で、あり方を決めていきたい」と話していました。 -
天下第一の桜 満開
天下第一の桜の名所としてしられている伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が10日、満開となりました。
高遠城址公園には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、濃いピンク色の花を咲かせています。
公園には午前中から多くの花見客が訪れ、気に入ったポイントを見つけて桜を写真に収める人の姿がみられました。
公園内には樹齢130年に及ぶ古木が20本、50年以上のものが500本あります。
今シーズンは、昭和58年の入園有料化以来、最も早い1日に開花宣言が出されました。
満開は、去年と比べて、11日、ここ10年の平均と比べて、5日早くなっています。
また、花見客の中にはこんな人の姿もありました。
俳優の榎木孝明さんです。
榎木さんは絵を書く事が趣味で、今日もドラマの撮影の合間を縫って高遠を訪れたという事です。
伊那市は、高遠城址公園の見頃は来週半ばまでとみています。
高遠城址公園の開園時間は、午前6時から午後10時までとなっていて、午後6時頃からはライトアップも行われています。 -
水に感謝 御子柴艶三郎の水神宮で祭典
伊那市荒井と西町の農業用水の水源となる、地下水・横井清水の水神宮で10日、水に感謝する祭典が行われました。
水神宮は、この地下水を掘り当てた、御子柴艶三郎(つやさぶろう)が祭られています。
祭典は、艶三郎が井戸を掘り当てた5月10日にちなみ、1か月前の4月10日に、毎年行われています。
今日は、水を利用し農業を営む横井清水水利組合や御子柴艶三郎の子孫、艶三郎について総合学習で学んでいる伊那小学校の6年生、水が園内を流れる竜西保育園の園児などが参加しました。
その昔、小沢川の水利権をめぐって争いが絶えなかったことから、御子柴艶三郎が私財を投じて明治28年に地下水を掘り当てました。
5ヶ所の井戸と、それをつなぐトンネル、それぞれの地域に水を分ける分水枡があります。
水を与えてくれた神との約束として艶三郎は辞世の句「海に出る はじめは穴の 春の水」を残し、自害しました。
地域の人達は、艶三郎の功績を讃え、水神として横井清水の水神宮に祭りました。
艶三郎の井は、荒井・西町の7000平方メートルの田んぼを潤し、現在は、40戸の農家が利用しています。 -
未成年の飲酒防止呼びかける
伊那小売酒販組合などは9日、未成年の飲酒防止を通学途中の高校生などに呼びかけました。
9日は上伊那のJRの5つの駅でキャンペーンが行われました。
これは、県下一斉に行われている未成年者の飲酒防止キャンペーンに合わせて毎年行われているものです。
9日は、伊那小売酒販組合や伊那税務署、コンビニエンスストアの店員など60人ほどが参加しました。
このうち伊那市駅前では15人ほどが高校生に飲酒防止を呼び掛けていました。
伊那小売酒販組合では「未成年の飲酒は身体の成長に悪影響を及ぼす。お酒は20歳になってから飲んで欲しい」と話していました。 -
桜シリーズ。春日城址公園
桜シリーズ。
9日は伊那市西町の春日城址公園です。
春日城址公園には、コヒガンザクラとソメイヨシノあわせて400本程が植えられています。
9日は、多くの花見客が訪れ桜を楽しんでいました。
桜は今週いっぱい楽しめるということです。 -
山火事予防を呼びかけるパレード
県や市町村などは、山火事予防を呼びかけるパレードを9日行いました。
9日は、関係者8人が伊那合同庁舎前を出発し、伊那市から辰野町までをまわり火災予防を呼びかけました。
啓発活動は、空気が乾燥し山火事が発生しやすい毎年この時期に行われているものです。
上伊那管内では去年、4件の山火事が発生していて、合わせて0.43ヘクタールを焼きました。
今年はすでに4件、0.31ヘクタールの被害が出ています。
青木一男所長は「山火事は一人ひとりの注意で未然に防げる。これから農作業などで山に入る機会が増えるので、意識を高めてもらえるよう呼び掛けたい」と話していました。
啓発活動は、10日も行われ、10日は駒ヶ根市から飯島町までをまわるということです。 -
井上井月の句碑 六道の杜に建立
幕末から明治にかけ伊那谷を放浪した漂泊の俳人井上井月の句碑が、伊那市美篶の六道の杜に建立されました。
句碑は、伊那市美篶の矢野源嗣さんが建立したもので、9日は、関係者およそ40人が集まり、除幕式が行われました。
句碑は、高さ1メートル70センチほどで、「煩悩の闇路も地蔵祭りかな」と「魂棚や拾はれし子の来て拝む」の2句が刻まれています。
六道の杜にある地蔵尊では8月6日に例大祭が行われる他、新盆の家は地蔵尊を参拝する風習があることから、盆に纏わる2句を選びました。
矢野さんは、美篶土地改良区の理事長を務め農業の基盤整備に功績があったとして、去年秋の叙勲旭日単光章を受章しました。
矢野さんは、地域の為に何かしたいと思い、親交のあった井上井月顕彰会の堀内功会長に相談し、句碑を建立しました。
六道の杜を管理する上川手の村田隆男区長は「また1つ六道の杜に魅力が増えた。大切にしていきたい」と感謝していました。
井上井月顕彰会によりますと、井月の句碑は県内外を含め今回で68基目になるということです。 -
アルプスバラ会 来年4月被災地にバラを贈る
上伊那のバラ愛好家でつくるアルプスバラ会は、来年4月に東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市などにバラを贈ります。
9日は、会のメンバー10人がバラの苗を植えたり、バラが風でたおれないよう支柱を建てていました。
伊那市西春近にあるアルプスバラ会の春日千定会長のバラ園では、現在準備作業が行われています。
会では、被災地の励ましになえればと震災のあった年から準備を進めています。
被災地の医師から病院は治療、学校は学習そのものだけでやっとのこと。花などの美しいもの、心を癒せるものがないと聞いた春日会長が会に提案しました。
栽培しているバラはアンネのバラと呼ばれる品種です。
バラが咲く前のこの時期は成長するうえで大切な時期だということです。
作業は、今月5回を予定していて会ではボランティアで参加してくれる人を募集しています。
アルプスバラ会では来年4月から5月の間に被災した岩手県陸前高田市の病院や学校などにバラを100本贈ることになっています。 -
満開の桜の下で伊那節まつり
伊那節を歌い継ぎ後世に伝えようと8日、伊那市の伊那公園で伊那節まつりが行われました。
伊那節まつりは、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で毎年行われていて今年で54回目です。
まつりは、伊那商工会議所などが開いているもので、商工会議所や市の関係者など30人ほどが出席し神事をして伊那節の伝承などを祈りました。
まつりでは、満開の桜の下で伊那節保存会が歌と踊りを披露しました。
伊那節は、古くは「おんたけやま」と呼ばれ江戸時代に権兵衛峠を行き来するときに歌われた馬子唄です。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「伊那節という地域の伝統文化を大事にしながら地域の発展に貢献していきたい」と話していました。 -
住民訴訟で原告側 控訴へ
NECライティング伊那工場の閉鎖にともない伊那市が支払った補助金などが無駄になったとして市民が伊那市を相手取り補助金返還などを請求するよう求めていた訴訟で、原告側は長野地裁の判決を不服とし控訴する方針を決めました。
8日は、先月29日の判決報告会が行われ、市民20人と担当の弁護士2人が出席しました。
これは、NECライティングの伊那工場閉鎖により伊那市が支払った補助金と用地整備費用などが無駄になったとして市民らがその返還と損害賠償を市がNECライティング側に請求するよう求めいていたものです。
住民訴訟の判決で長野地方裁判所はこの訴えを棄却しました。
8日の報告会では市民から「税金が市民のために使われていない」「このままでは引き下がれない。市の責任を追及すべき」などの意見が出されていました。
原告団の市川富士雄代表は「高裁で新たな結果が出る事を期待したい」と話していました。 -
信越花便り 国宝松本城 夜桜会
国宝松本城の本丸庭園では桜の開花に合わせ恒例の夜桜会が開かれていてライトアップされた桜が訪れた人を楽しませています。
国宝松本城夜桜会は城と夜桜を楽しみながら文化財保護への関心を高めてもらおうと毎年開かれています。
松本城の月見櫓ではフルートや琴の演奏が行われていて夜桜見物の雰囲気を盛り上げています。
7日現在本丸庭園の桜は散り始めていますが外堀沿いのソメイヨシノは満開です。
夜桜会は13日土曜日まで午後5時半から9時まで開かれていて期間中はおよそ3万人の人出が見込まれています。 -
箕輪町マレットゴルフ同好会初打ち
箕輪町内のマレットゴルフ愛好者でつくるマレットゴルフ同好会は6日ながた自然公園マレット場ながたコースで今シーズンの初打ちをしました。
6日は会員70人ほどが参加し、初打ちを楽しみました。
箕輪町マレットゴルフ同好会は、昭和63年創立。
今年で25周年を迎えます。
毎週ながた自然公園のマレット場などで、プレーを楽しんでいます。
6日は4人ずつのグループに別れてコースを回りました。
久しぶりのプレーに会員らは上位入賞をめざしてはりきっていました。
柴宮利隆会長は、「冬の間できず、待ちに待っていた。高齢者の憩いの場として楽しんでいきたい」と話していました。 -
桜シリーズ 美篶桜トンネル
桜シリーズ。
8日は伊那市美篶の桜トンネルです。
国道361号を車で走り伊那市美篶に入ると道路沿いに植えられているソメイヨシノを見ることができます。
道路を覆うように咲く桜は、美篶桜トンネルと呼ばれていてまほら伊那いいとこ百選にも選ばれています。
ここの桜は地元住民でつくる下県桜愛護会が管理していて夜はライトアップも行われています。 -
南部小1年生 初めての給食
南箕輪村の南部小学校の一年生は、8日初めての給食を味わいました。
南箕輪村の南部小学校では4日に入学式が行われ、8日は一年生32人にとって初めての給食です。
児童は栄養士からお皿の並べ方や食べるときの身だしなみを教わりました。
お盆にお皿を載せると、こぼさないように慎重に運んでいました。
全員でいただきますのあいさつをすると、さっそく給食を味わいました。
献立は「一年生お祝いメニュー」で、照り焼きチキンやわかめごはん、村内でとれた苺など児童に人気のあるメニューだということです。
中にはおかわりをする子もいました。
担任の牛丸真子教諭は、「様々な人への感謝の気持ちや地域の食材のことを話しながらおいしく食べていきたい」と話していました。 -
交通安全タスキリレー始まる
箕輪町交通安全協会などは、町民の交通安全意識の向上を図ろうと8日から交通安全タスキリレーを始めました。
8日は箕輪町内の大型店駐車場でタスキリレーの出発式が行われ平澤豊満箕輪町長から箕輪町交通安全協会の唐澤利夫会長にタスキが手渡されました。
町では今年3件の死亡事故が発生していることから春の全国交通安全運動に合わせて町民の交通安全意識の向上を図ろうと実施します。
交通マナーなどが書かれたタスキは町内15の地区ごとで回すように15本用意され各区の協会員に配られました。
回覧板と同じように各戸にリレー方式で回される地道な啓発活動として実施されます。 -
儲かります詐欺で3,000万円被害
伊那市に住む60代の女性が「ロト6の当選番号を教える」と言われ3000万円を騙し取られる詐欺事件が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと今年1月下旬、被害にあった女性宅にロト6の抽選番号情報を提供する会社の社員と名乗る男から「ロト6の当選番号を教える。そのためには当選金額の数十パーセントの預かり金が必要」という電話がありました。
女性は男の話しを信じ指定された口座に入金し、さらに男の同僚と名乗る者に3月下旬にかけて7回にわたり伊那市内で現金を手渡しました。合計およそ3,000万円を渡したところ、相手と連絡がとれなくなり被害に気づいて警察に届け出たものです。
伊那署では、メールや電話などで誘う「儲け話」は詐欺と疑うよう呼びかけています。
伊那署管内では今年に入り、同様の詐欺事件が今回を含めて5件
発生いて、被害額はおよそ3400万円となっています。 -
釈迦の誕生祝い 花まつり
伊那市日影の春林庵法華堂で8日釈迦の誕生を祝う花まつりが行われました。
春林庵には伊那市高遠町の蓮華寺の檀家16人が集まりました。
8日は集まった人たちが持ち寄った花を釈迦の像が置かれている花御堂に飾りつけていました。
花まつりは釈迦の誕生日とされる4月8日にそれを祝おうと各地で行われている行事です。
春林庵でも古くから行われていて檀家により受け継がれています。
花の飾りつけがおわると、釈迦が誕生したときに甘い香りの雨が降ったという、いわれから一人ずつ釈迦の像に甘茶をかけて手を合わせていました。
ある檀家は「子どもの頃は甘茶をもらえるのが楽しみだった。今日は孫の健やかな成長を願いました。」と話していました。 -
移住できない親子の実情を語る
様々な事情で福島第一原発事故による放射能汚染地区から移住できない親子を支援する活動を行っている虹乃未稀子さんの講演会が7日伊那市の伊那図書館で開かれました。
仙台に住む虹乃さんは放射能汚染地区から移住でない親子を対象に週末に汚染されていない地域で共に過ごし心のケアなどを行っています。
伊那市の農家から野菜を購入していることなどが縁で今回、汚染地域の実情などについて話しをすることになり会場にはおよそ30人が集まりました。
虹乃さんは、「仕事をしている人は避難すると人手不足となり辞めるに辞められない」「親の介護をしている人は親を連れて遠くに行くことは難しい」など、移住したくてもできない事情は様々だと話していました。
また「汚染地区から遠くに住んでいる人は『将来のある子どもを危ない所に住まわせるのはおかしい』と言うが、残らざるを得ない状況にある人の実情を分かってほしい。」と訴えていました。
虹乃さんは「事故後生まれた子どもを2年間外に出したことがないという親もいる。移住したくてもできない人たちをサポートする体制が必要だ」と話していました。 -
アンサンブル伊那に新たな施設が完成
知的障害者の就労支援などを行っている伊那市西箕輪のアンサンブル伊那に、木工製品の加工場などを含む新たな施設が完成し、7日、開所式が行われました。
新たに完成した「アンサンブル伊那第II」は、これまでの施設の南側に建設されました。
利用者の増加に対応するためのものです。
事務所やランチルームのある管理棟のほか、新たな事業として始める木工製品の生産のための施設や多目的ホールなど、合わせて5棟を建設しました。
総事業費は1億9,000万円で、そのうち約9,500万円を国と県の補助で賄いました。
ここでは、県内の間伐材を使って、利用者が物置やベッドなどの製品を作ることになっています。
7日は、開所式が行われ、関係者が施設の完成を祝いました。
アンサンブル伊那第IIの定員は40人で、これまでの施設と合わせると現在68人が利用しているということです。
アンサンブル伊那では、今後、木工製品の販路を開拓して製品を普及させ、障害者の自立支援につなげていきたいとしています。 -
強い風雨 上伊那は大きな被害なし
発達した低気圧の影響で上伊那地域は6日夜から7日にかけて強い風雨となりましが大きな被害はありませんでした。
高遠城址公園の桜も散ることがなく関係者は胸をなでおろしていました。
伊那地域では6日夜から強い風が吹き7日午前9時14分、最大瞬間風速20・1メートルを観測しました。
また6日の降り始めから降り終わりの7日午後2時までの雨量は36ミリでした。
強い風と雨で桜が散るのを心配したという桜守の稲辺謙次郎さんですがそれらの影響がなく、ほっと胸をなでおろしていました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと6日からの強い風と雨による被害は報告されていないということです。
長野地方気象台では、ピークは過ぎたものの強い風による農業施設の被害に注意するよう呼びかけています。 -
キッズステーションクラブ第4回春の定期公演
株式会社トリニティが運営する、キッズステーションクラブ第4回春の定期公演が3月31日、南箕輪村の南殿コミュニティセンターで開かれました
公演には120人ほどが訪れました。
キッズステーションクラブは、南箕輪村で毎年行われている国際交流イベント「子ども地球サミット」などに出演する村内を中心とする小中高生が所属するチームで、サミットをプロデュースする株式会社トリニティが運営しています。
前半では「受験」をテーマに小学校1年生から高校生までが演劇を披露しました。
子どもたちは受験にあたり進路に悩む等身大の役柄を演じました。
劇の最後では、アドリブで将来の夢を一人ひとり発表しました。
後半にはライブが行われ、出演者がポップスや歌謡曲を熱唱しました。
司会を担当したある出演者は、「今回はすべてアドリブで行ったけれど、力が出し切れたと思う」と話していました。