-
サイクリングツアーで外国人観光客誘致
伊那路木曽路広域観光連携会議は外国人観光客誘致事業の初めての取り組みとしてサイクリングツアーを実施しました。
サイクリングツアーには香港の30代から40代の男女およそ30人が参加しました。
一行は20日に日本に到着。飯田市から伊那市長谷まで自転車で走り22日は一泊した仙流荘から高遠などを周り駒ヶ根市に向かいました。
このサイクリングツアーは、伊那路木曽路広域観光連携会議の外国人観光客誘致事業として初めて行われたものです。
サイクリングの全行程はおよそ280キロで木曽の南木曽町もルートに入っています。
参加者は全員が自転車愛好家だということで、起伏の激しいルートを走りながら、伊那谷の景観を楽しんでいました。
連携会議では、伊那谷の豊かな自然いかし、今後も外国からのツアー客を誘致していきたいと話しています。 -
白鳥市長就任3年を振り返る
伊那市の白鳥孝市長は、市長就任から3年が過ぎ、財政や医療、消防広域化など思っていた事が着実にできていると自身の3年間を振り返えりました。
これは、24日、伊那市役所で開かれた、定例記者会見の中で白鳥市長が話したものです。
就任から取り組んできた、財政の健全化については、スピードを持ち、高く掲げた目標に対しても対応できていると振り返りました。
今後の課題については、解散する土地開発公社の保有地の売却を戦略的に進め、管理していかなければならないと話していました。
また、医療やごみ処理施設の建設、上伊那の消防広域化、道路整備などについては、情報を集めると共に、近隣自治体と連携し着実に進めていきたいと話しています。
今後については、「残りの1年を着実に務めたい。その先については現時点ではわからない」と話し、来年の市長選挙への出馬について明言はさけました。 -
高遠城址公園 有料入園者22万1,000人
天下第一の桜の名所として知られる、高遠城址公園の今年の有料入園者数は、去年より5万人程多い22万1千人でした。
今年の有料入園者数の速報値は、22万1千人で去年よりも5万人あまり多くなっています。
高遠城址公園の有料入園期間は、桜の開花宣言翌日から散り終わりまでで、今年は4月2日から20日までの19日間でした。
伊那市では、去年よりも入園者数が増えた要因として、テレビ番組で紹介された事や、花もちがよかった事などが影響したのではないかとみています。
伊那市では、ツアー客の人数を含めた正式な入場者数を5月中旬に開かれる反省会で発表する事にしています。
尚、高遠城址公園の入場者数は、東日本大震災以降、10万人台に留まっていましたが、今年は震災前の20万人台にもどっています。 -
運営体制強化へ4専門部会設置
南アルプスに接する、長野県の市町村などでつくる、南アルプスジオパーク協議会は、今年度から運営体制の強化を目的に、あらたに4つの専門部会を設置します。
24日は、伊那市の伊那市創造館で平成25年度の総会が開かれ、専門部会の設置に関する議案など、提出された7議案すべてが承認されました。
南アルプスは、1月に2016年度までの4年間、日本ジオパークとして再認定されています。
しかし、再認定にあたり運営体制や情報発信などに課題があると、日本ジオパーク委員会から指摘されていました。
協議会では、これらの課題解決に向け学術や教育、観光、地域の4つの専門部会を設置します。
また、それぞれの課題毎に、実行計画を定めた11項目のアクションプランを作りました。
協議会会長の白鳥孝伊那市長は「身近にある地質遺産を勉強し、地域振興につなげ、南アルプスの世界自然遺産登録へとつなげていきたい」と話していました。 -
29日の定期公演に向け稽古に熱
中尾歌舞伎保存会による春季定期公演が今月29日に行われます。本番を間ぢかにひかえ会員らは稽古に熱が入っています。
23日は伊那市長谷中尾の中尾座で、本番での衣装をまとっての稽古が行われました。
公演では、6年ぶりに「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」という演目が披露されることになっています。
物語は、源義経の正室「卿の君」が平家出身であることから、源頼朝が「首をはねて渡せ」と弁慶を向かわせます。
しかし弁慶は、自分の娘を殺し身代わりとし、主君である義経への忠誠心を果たす物語です。
中尾歌舞伎は江戸時代にはじまり太平洋戦争により一時、途絶えてしまいましたが、地元の若者が復活させ平成18年に伊那市無形民俗文化財に指定されています。
復活以来、演技の指導にあたっているのは、戦前の中尾歌舞伎で役者をつとめてきた、西村清典さんです。
中尾歌舞伎の春季定期公演は、今月29日 月曜日、伊那市長谷中尾の中尾座で行われます。
伊那ケーブルテレビでは来月に公演の模様を放送する予定です。 -
「育の組」がウコンザクラの標柱を設置
70歳の古希を迎える伊那小学校育組の同窓生でつくる「育の組」は10年前に記念植樹したウコンザクラの標柱を今日建てました。
24日は1955年に伊那小を卒業した同窓生「育の組」の22人が集まり、記念樹の標柱を建てました。
育の組では10年前、還暦の記念に小学校の庭にウコンザクラを植樹しました。
ウコンザクラは黄色の花を咲かせる品種で、現在見ごろとなっています。
今回、古希の記念の同窓会に合わせ、記念樹の隣に標柱を建てました。 -
十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊で24日例大祭が行われ、訪れた人たちはご利益があるとされている地蔵に願掛けをしていました。
4のつく4日、14日、24日がこの地蔵の縁日で、この日に願掛けをすると願いがかなうといわれているほか、体の悪い所をなでるとよくなるともいわれています。
24日は町内外から訪れた人たちがお参りをして地蔵を撫でていました。
例大祭は長岡の住民でつくる長岡十沢地蔵保存会が毎年4月24日に開いているものです。
この十沢地蔵は、その昔、寺の都合で長岡のとある場所から三日町へ移すことになったとき、現在のこの場所で重さが増して運ぶことができなくなったという言い伝えがあります。
地蔵が村の外へ行くのを嫌がっていると考えた住民らがこの場所にまつったといわれています。
訪れたある女性は、「毎年必ず交通安全を願ってお参りしています。お地蔵さんのおかげでずっと無事故で過ごしています」と話していました。 -
南箕輪村人事異動 課長級1人昇格
南箕輪村は5月1日付の人事異動を23日、内示しました。
異動は15人の小規模で、課長級への昇格は1人です。
総務課情報係長の出羽澤平治さんが建設水道課長兼上水道係長に昇格します。
南箕輪村での今回の異動は15人の小規模となっています。 -
ポレポレの丘スイセン見頃
伊那市高遠町のポレポレの丘では、スイセンが見ごろを迎えています。
ポレポレの丘を運営する信州高遠花摘み倶楽部によりますと、スイセンはゴールデンウィーク明けまで楽しめるということです。 -
伊那商工会議所 新入社員の激励会
伊那商工会議所が主催する新入社員の激励会が、18日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
激励会には、伊那市内の31社から90人の新入社員が出席しました。
伊那商工会議所が、毎年開いている合同の激励会です。
藤澤秀敬副会頭は、「自分がどのような役割で会社に貢献していくかを考え、働くことの喜びを感じながら早く仕事に慣れてほしい」と激励しました。
また、酒井茂副市長は、「勉強を怠らず日々自分を磨いて地域に貢献できる人材に成長してください」と話していました。
新入社員を代表して宮下建設株式会社の村井秀成さんは、「真摯に仕事に取組み、ここに集った全員が3年後も仕事を続けている事で、伊那市の企業は働きやすいと言われるように頑張りたい。」と誓いの言葉をのべました。
出席した新入社員らは、社会人としての決意を新たにしていました。 -
伊那北小学校で交通安全教室
伊那市の伊那北小学校で22日、交通安全教室が開かれました。
教室は、5・6年生を対象に開かれたもので、児童およそ200人が参加しました。
校庭では、教諭から自転車での横断歩道の渡り方などを教わった他、線からはみ出さない様に進む練習をしました。
路上講習では、伊那市の北部地区交通安全協会のメンバー6人とPTA6人が見守る中、児童らは交通ルールを確認しながら運転していました。
北部地区交通安全協会の山岸勝利会長は「自転車も車と一緒で運転する人の責任が問われる。交通事故の被害者にも加害者にもならないようルールを守ってほしい」と話していました。
交通安全教室は、夏休み前にも開かれることになっています。 -
伊那図書館「題名の見えない本棚」設置
4月23日の「本を贈る記念日」に合わせて、今日から伊那図書館では、「題名の見えない本棚」のコーナーを設置しました。
4月23日は、本を贈る記念日とされていて、伊那図書館ではそれに合わせて、今回初めて「題名の見えない本棚」のコーナーを設けました。
このコーナーには、「絶対泣ける」や「読み始めたら眠れない」といったテーマに合わせた本を職員が選び、置いています。
本には、職員の手書きのメッセージが添えられていて、題名が見えないように帯が締めてあります。
伊那図書館では、「メッセージを読んで本を選んでもらうことで、職員との繋がりを感じてもらえたら嬉しい」と、話していました。
「題名の見えない本棚」のコーナーには、およそ100冊の本があり、5月半ばまで設置されています。 -
霜で上伊那の果樹など被害
22日、23日の朝の冷え込みによる霜の影響で、上伊那の果樹などに被害がでました。
JA上伊那では現在、被害の調査を進めています。
箕輪町の果樹農家北原節夫さんの果樹園では梨の人口受粉の作業が最盛期を迎えています。
北原さんの果樹園でも季節外れの霜とあって咲き始めていた梨の花は霜焼けするなどの被害を受けました。
JA上伊那によりますと特に梨とリンゴの被害が出たということです。
また野菜ではアスパラガスやブロッコリー、スイートコーンの苗などにも影響がでたということで
県のまとめによりますと上伊那地域のアスパラガスの被害額は326万円となっています。 -
オリジナルの箸製作
南箕輪村は子供のうちから正しい箸の持ち方を知ってもらおうと今年度、大芝高原の間伐材を使ったオリジナルの箸を製作しました。
これは、地元の木材に触れ小さい頃から正しい箸の持ち方を知ってもらおうと村の今年度の新規事業として取り組むものです。
今年度から2歳児相談で村の管理栄養士がこの箸で持ち方を指導し、そのまま家に持ち帰ってもらい使ってもらうというものです。
村の委託を受けて障害者生きがいセンターひまわりの家の通所者が箸の製を行っています。
箸は大芝高原の間伐材のヒノキが使われています。
3膳を220セットつくる計画で、5月の2歳児相談で親子に手渡されることになっています。 -
27日から小沢で芝桜まつり
伊那市小沢の住民有志らでつくる小沢花の会による芝桜まつりが27日から広域農道沿いの花の公園で始まります。
まつりが間近となり準備も大詰めとなっています。
小沢花の会では毎年この時期に芝桜まつりを開いていて今年で14回目となります。
23日は、公園内で会のメンバーが花を植えたり草取りをしたりしてまつりに向け準備を進めていました。
現在、陽があたる南側の一部の芝桜が咲き始めています。
今年は例年より一週間ほど早く咲き始めましたが、ここ数日の冷え込みで花の開きが止まっているということです。
芝桜以外にも水仙が植えられていて今が見ごろです。
23日も、一足早く県内外からら観光客が訪れ公園を散策していました。
会では「丹精込めて育てた花を多くの方に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
小沢花の会による芝桜まつりは27日から来月6日まで開かれていて、見ごろは5月のはじめ頃ということです。 -
清水貴男さんに感謝状の伝達
平成18年から5年8ヶ月にわたり行政相談委員を務めた南箕輪村大泉の清水貴男さんに総務大臣からの感謝状が19日伝達されました。
19日は、南箕輪村役場で総務省の長野行政評価事務所の出井邦夫課長から清水さんに感謝状が手渡されました。
行政相談委員は、地域住民と行政のパイプ役として国から委嘱されます。
清水さんは、平成18年から今年3月まで5年8ヶ月にわたりつとめました。
また、平成19年からは、県内145人いる行政相談委員からただ1人年金記録確認の第三者委員会委員としても働きました。
清水さんは、「道路や横断歩道の要望から悩み相談まで幅広く住民の話を聞いてきた。話を聞くだけで落ち着く人もいて、やりがいを感じた。」とこれまでの活動を振り返っていました。
今回は、行政相談制度の発展に寄与したとして感謝状が贈られました。 -
西藤俊哉さん 世界選手権大会で3位入賞
箕輪町沢出身で高校1年生の西藤俊哉さんは、6日にクロアチアで開かれたフェンシング世界・カデ選手権大会フルーレの部で3位入賞を果たしました。
18日は、西藤さんの父親でフェンシング指導者の繁さんが役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。
西藤さんは、東京都の帝京高校1年生。
国際大会で活躍できる選手を育成する国のエリートアカデミー所属選手として、練習を積んでいます。
大会では、予選の総当たり戦で全勝し2位で決勝トーナメントへ。
決勝トーナメントではロシアの選手との接戦をものにし、初めての世界選手権で見事3位に入賞しました。
父親の繁さんは「世界で戦える自信につながったと思う。オリンピックへの足掛かりになれば」と話していました。 -
あぐりスクール開講
小学生が農業体験をするJA上伊那のあぐりスクールが20日開講しました。
20日は、伊那市東春近榛原の畑でトウモロコシやニンジンの種をまきました。
あぐりスクールは、農作業を通じて楽しく農業や食について学んでもらおうと8年前から開かれているもので、12月まで水稲や野菜の栽培などを行います。
今期は辰野町から駒ヶ根市までの小学生60人が入校しました。
子どもたちはJAの職員などに教わりながら種をまいていました。
20日はJA上伊那本所で開講式も行われ、あぐりスクール校長の御子柴茂樹代表理事組合長は「体験を通じて農業の大切さや楽しさを学ぶとともに、たくさん友達を作って人間関係の輪を広げてほしい」と話していました。 -
南箕輪村南部保育園 園児が椎茸の菌の駒打ち体験
南箕輪村南部保育園の年長園児44人は、22日、大芝公園で椎茸の菌の駒打ち体験をしました。
伊那市と南箕輪村内の有志で集まる「椎茸の里大芝」の7人が、園児に駒打ちの指導を行いました。
およそ1メートルあるナラの原木に空けられた穴に、園児達はカナヅチで、椎茸の菌の駒を打ち込みました。
「椎茸の里大芝」代表の小松修一(しゅういち)さんは、「今回の駒打ちをはじめ、自然に親しむ体験をたくさんして、成長してほしい」と話していました。
今回の椎茸は、およそ2年で収穫できるということです。 -
政府の景気押し上げ 効果感じる企業少なく
アルプス中央信用金庫がまとめた伊那谷経済動向調査によりますと上伊那の中小企業で今の政府による景気押し上げ効果を大いに感じているとする企業は全体の8.2%にとどまっていることが分かりました。
経済動向はあるしんが四半期ごとに取引先およそ200社に対しアンケートをとり、まとめたものです。
今年1月から3月にかけて行った特別調査、中小企業が新政権に期待することのうち、景気押し上げ効果を感じるかとの問いには、「あまり感じていない」が28.6%、次いで「やや感じている」が26.5%、「どちらともいえない」が22.4%となっています。
また「おおいに感じている」と回答した企業は全体の8.2%と少ないことから、あるしんでは、政権交代による景気回復に期待を寄せる企業は多いが、現時点で効果を感じている企業は少ないとしています。
他に期待する政策としては、「金融緩和を含むデフレ、円高対策」が56%と最も多いほか、中小企業向け施策として期待することについては、「資金繰り、金融円滑化支援」が50%と最も高い回答率となっています。 -
農業用水路を小水力発電に活用研究へ
農業用水路を小水力発電に活用するための研究会が22日、発足しました。
研究会では売電収入により農業施設の維持管理を安定的継続的に行っていける仕組みづくりなどについて検討していく計画です。
22日は、伊那合同庁舎で上伊那地域農業生産基盤再生可能エネルギー活用研究会の発足式が行われました。
上伊那地方事務所の呼びかけにより伊那市春富土地改良区、上伊那美和土地改良区、上伊那地域自然エネルギー普及協議会など9つの団体と自治体が参加しました。
研究会では土地改良区が維持管理している農業用水路のうち急峻な地形を流れ落ちる水が小水力発電として活用できる可能性があるとしてそれを活用する方策を検討します。
活動内容として小水力発電所の建設に向けて支障となる課題を解消するための研究を進めるほか先進地の視察も実施します。
22日は水利権についてや費用にみあった効果などについて説明がありました。
研究会では現地調査や意見交換など6回会合を計画していて、来年1月に市町村や土地改良区を対象に研究成果の報告を行うことにしています。 -
タウンステーションにセレクトショップ
伊那市の中心市街地の商店が厳選した商品を陳列・販売するセレクトショップが、タウンステーション伊那まちで開かれています。
たい焼き器に、有田焼の瀬戸物、そば切り包丁。
伊那市のタウンステーション伊那まちでは、商店街の商品を陳列し販売するセレクトショップが、12日から開かれています。
これは、タウンステーションの利用促進と商店に足を運んでもらうきっかけにしてもらおうと、伊那まちの再生やるじゃん会が企画したものです。
参加店舗は現在4店舗で、商品は出店者が自由に入れ替えることができます。
1か月単位で店を出すことができるため、やるじゃん会では「起業したい人のチャレンジショップの場としても活用してほしい」と話していました。
やるじゃん会では出店参加希望者を随時受け付けているということです。 -
天上板撤去工事 実施時期の方針示す
長野県と岐阜県にまたがる中央道恵那山トンネル下り線の天上板撤去工事について、県と国土交通省中部地方整備局などは、工事時期の方針などについての説明会を22日、伊那市のいなっせで開きました。
工事時期については、6月上旬から、学校の夏休み前までに行う方針を示しています。
説明会は、完全非公開で開かれました。
県と国土交通省中部地方整備局、NEXCO中日本が開いたもので、市町村や中南信の宿泊施設の関係者など30人が出席しました。
撤去工事は、去年12月に天上板落下事故が発生した山梨県の中央道笹子トンネルと恵那山トンネルの下り線が同様の作りであることから行われるものです。
終了後の取材によりますと、説明会ではNEXCO中日本の関係者が工事時期と、期間中の通行方法についての方針を説明したということです。
通行方法については、上下線を通行止めにする案と、下り線およそ8.5キロを通行止めにし、上り線を対面通行にする案を示したということです。
参加者からは、「周知の為に工事時期を早めに決めてほしい」などの意見があったということです。
県では、26日までに意見を取りまとめNEXCO中日本に提出するということです。
NEXCO中日本によりますと、今後関係する3県で随時説明会を開き、時期についてはGW明け頃に決定するということです。 -
橋爪まんぷさん 絵本原画展
伊那市在住の漫画家、橋爪まんぷさんが挿絵を手掛けた絵本、伊那谷ものがたりシリーズの第二作「河童の妙薬」の原画展が、18日からベルシャイン伊那店で始まりました。
会場には、絵本の原画20点が展示されています。
伊那谷ものがたりシリーズの第二作「河童の妙薬」は、駒ヶ根市の竜東地区に伝わる民話をもとに作られた創作絵本です。
主人公は、相撲好きで、いたずら好きの河童です。
ある日、馬と相撲をとった河童は、高遠藩の川奉行、中村新六という役人の屋敷に捕えられます。
河童は、万病に効くという薬草のありかを教えて逃がしてもらいました。
新六はこの薬草を「河童の妙薬」と名付け売り出したところたちまち大評判になったという物語です。
絵本は、定価が1,050円で、上伊那の書店などで購入できるということです。
原画展は23日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 -
「元陽展」出品の力作22点並ぶ
上伊那地域の画家で作る翔の会の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、9人の画家による油絵や水彩画、22点が並んでいます。
展示会は、全国規模の作品展「元陽展」に出品している上伊那在住の画家が、絵画の研究発表の場として開いたもので、今回で2回目です。
20号から100号の大作まで元陽展に出品した作品が展示されていて、上伊那の風景を描いた作品も並んでいます。
代表の須澤重雄さんは「色彩豊かな作品展になっている。それぞれの個性を感じながら見てもらいたい」と話していました。
翔の会作品展は23日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
奉仕の誓い新たに
伊那ライオンズクラブの結成50周年記念式典が21日、伊那市で開かれ会員が奉仕の誓いを新たにしました。
式典には会員などおよそ170人が出席し結成50周年の節目を祝いました。
式典で池田章会長は「結成以来多くの先輩方がその時代に合った奉仕活動を積み重ねてきた。今後も友愛と相互理解の精神を高めながら実践していきたい。」とあいさつしました。
伊那ライオンズクラブは地域社会への貢献を目的に1963年昭和38年に発足し現在会員は63人。
ガールスカウトの活動支援や献血、献眼、臓器移植の推進に努めるほほか、フィリピンの貧困層への自立支援施設建設などの奉仕活動を行ってきました。
式典では記念事業として児童養護施設たかずやの里移転改築基金へ、100万円を寄付しました。
会員らは伊那ライオンズクラブ結成50周年の節目を祝うとともに社会奉仕への誓いを新たにしていました。 -
桜も凍る寒さ 萱野高原開き
21日の伊那地域は最高気温が6.8度までしか上がらず2月中旬並みの寒さとなりました。
そんななか箕輪町の萱野高原で高原開きが行われ、関係者が今シーズンの安全を祈願しました。
標高1200メートルの
萱野高原では今朝、氷点下を観測したということで高原に咲いた桜が凍りついていました。
21日は地元住民でつくる萱野高原活性化委員会や箕輪町観光協会などから50人ほどが参加し、今シーズンの安全を祈願しました。
箕輪町観光協会会長の平澤豊満町長は、「全国から何度も高原に足を運んでもらえるよう賑わいづくりと活性化に努めていきたい」あいさつしました。
高原開きに合わせ信州かやの山荘も今日から営業を始めました。
箕輪町観光協会によりますと、萱野高原には昨年度およそ1万1,000人が訪れ、かやの山荘には420人が宿泊したということです。
21日の伊那地域の最高気温は平年より11度ほど低い6.8度までしか上がらず2月中旬並みの寒さとなりました。
長野地方気象台によりますと、あすまでは寒さが続きますが火曜日以降は平年並みに戻ると予想しています。 -
夜回り先生 水谷修さんが講演
21日は伊那ライオンズクラブ結成50周年の一環として、夜回り先生として知られる水谷修さんによる講演会が伊那文化会館で開かれました。
横浜市生まれの水谷さんは、大学卒業後、高校の教諭となり生活指導を担当してきました。
深夜の繁華街をパトロールし若者とふれあうことで非行防止に取り組んできたことから夜回り先生と呼ばれています。
高校教諭を辞職後も全国各地で夜回りを続け悩みを抱える若者の話しを聞き、更生に導く活動を行っています。
今は自らが更生させた若者、およそ1万人以上が全国で夜回りの活動を行っているといいます。
水谷さんは東北地方で何度も、「死にたい」と相談を受けていた若者が東日本大震災後、被災した人たちを支援する活動を行っているという実例を挙げ、「人のために何かをしてみてください。ありがとうの一言が明日を生きる力になります。」と話していました。
水谷さんによりますと自らが立ち上げた悩みを抱える若者を支援する水谷青少年問題研究所には、これまでに伊那市からも数百件の相談が寄せられているということです。
21日は他に社会を明るくする運動作文コンクール長野県中学生の部で優秀賞を受賞した高遠中学3年の高島一綺君が「覚せい剤、麻薬について」という題名の作文を朗読しました。
高島君は職場体験をした薬局で覚せい剤や、麻薬の怖さを教えてもらったということで、「いやなことがあっても薬物に頼らないようストレスをためないことが必要だ」と話していました。 -
桜シリーズ 片倉南原お堂の枝垂桜
20日は伊那市高遠町藤沢の片倉南原お堂の枝垂れ桜です。
片倉南原生活改善センターの隣には3本の枝垂れ桜が植えられています。
ここには地蔵の形をした岩などがまつられていて、それらを覆うように枝垂桜が咲いています。
桜は現在見ごろとなっていて、地元住民によりますと、あと一週間ほど楽しめそうだということです。 -
中村喜男さん 県交通安全運動推進本部から表彰
箕輪町福与の中村喜男さんは、交通安全の推進に貢献したとして、長野県交通安全運動推進本部から表彰されました。
18日は、中村さんが役場を訪れ平澤豊満町長に受賞を報告しました。
中村さんは、役場に勤務していた頃から箕輪町交通安全協会の活動に携わり、副会長を3期6年、会長を2期4年務めるなど交通安全運動に貢献しました。
去年5月の箕輪町のセーフコミュニティ認証取得の際には、交通安全対策委員長として委員をまとめ、道路標識の設置や信号機の整備などに取り組み、取得に貢献しました。
中村さんは「多くの人の協力があっての表彰。体が続く限りがんばりたい」と話していました。
平澤町長は「長年のご努力の賜物。今後も力を貸して下さい」と話していました。
表彰は、年に1回行われていて、今年度上伊那では2団体と3人が受賞しました。