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青少年のための科学の祭典伊那大会
科学のおもしろさを体験して興味をもってもらおうと、10日から南箕輪村の信州大学農学部で「青少年のための科学の祭典伊那大会」が開かれています。 青少年のための科学の祭典は、日本科学技術振興財団が全国各地の大学などを会場にして開いているもので、県内では信州大学の5つのキャンパスで順番に開かれています。 実験や体験を通して子ども達に科学に興味や関心を持ってもらおうというものです。 今年の伊那大会には、温度により液体から固体に変化する性質を学ぶ手作りグミ体験や手描きのミニプラネタリウムを作るブースなど、体験やものづくりを中心に54ブースが並んでいます。 青少年のための科学の祭典伊那大会は、11日まで開かれていて、時間は午前10時から午後3時までとなっています。
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伊那市ボランティア研究集会
伊那市社会福祉協議会による第8回伊那市ボランティア研究集会が10日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 これは今年11月に行われる「伊那谷縦断、地域をつなぐイベント列車」でのボランティア活動に役立てようと、伊那市社会福祉協議会が開いたもので、関係者およそ50人が参加しました。 イベント列車は障害者が一人で電車に乗り、遠出することが難しいことから、ボランティアが一緒に列車で旅をしてふれあい、語り合うことを目的としています。 集会では障害者に普段の生活で支援して欲しいことや、11月に行われるイベント列車でのコミュ二ケーションの取り方などについて話しを聞きました。 その中で、視覚障害者の中山讓さんは「外出には杖を持っているが、声をかけて誘導や案内をしてくれるとありがたい」と話していました。 また、聴覚障害者の田中みえさんは、「言葉が通じない時もありますが、口の動きやジェスチャーで理解できることも多いのでゆっくり声をかけて欲しい」と話していました。 参加者は、簡単な手話をマスターするなど、今日聴いた話しをイベント列車で役立てたいと話していました。
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伊那・南箕輪一部地域消防署管轄見直しへ
上伊那の消防広域化を目指す協議会が9日、伊那市内で開かれ伊那市と南箕輪村の一部を管轄する消防署を変更する方針が示されました。 この日は10回目の上伊那消防広域化協議会が伊那市のいなっせで開かれ、広域化後の各消防署の出動区域の見直しについての基本方針が了承されました。 上伊那の6つの消防署の出動区域については、市町村の枠を超えて見直しを行い、最も近い消防署から出動する事が原則となります。 新たな出動区域をまとめた原案は、来月の協議会で示され、各市町村議会や消防団、地域住民などの意見を聞き、11月にまとめる事にしています。 一部の地域で、管轄する消防署が変わる、伊那市と南箕輪村では、9月から住民説明会を開く事にしているという事です。 また、7日に長野県が上伊那地域の8市町村を全国で初めて「消防広域化重点地域」に指定した事を受け、協議会会長の白鳥孝伊那市長は、「消防広域化に伴い、大幅な条例改正といった経験した事のない事務作業を行わなければならない。円滑に広域化が進むよう県には、人員の派遣など人的支援をしていただきたい」と話していました。
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カヌーやボートの無料体験
伊那市高遠町の高遠ダム湖でカヌーやボートの無料体験会が9日と明日の2日間開かれます。 9日は親子連れが訪れ、カヌーを体験しました。 無料体験は、B&G海洋センターが海のスポーツの普及のため毎年行っているものです。 子ども達はライフジャケットをつけ、カヌーを楽しんでいました。 カヌー・ボートの無料体験は明日も行われます。 9日の伊那地域の最高気温は34.6度と真夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、この暑さは今後2週間ほど続くということです。
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透明樹脂を使ったオーナメントづくり
小学生を対象にしたオーナメントづくりが今日伊那市高遠町の高遠閣で行われました。 9日は市内を中心に40人の児童とその保護者が参加しました。 これは信州高遠美術館が行っているもので、東京芸術大学の学長が信州高遠美術館で作品を展示したことなどが縁で毎年学生を講師に迎えています。 オーナメントは、夏らしく涼しげなものにしようと学生らが考えたもので、ねんどで作った型の中に透明な樹脂を流し込んで作ります。 子どもたちは思い思いの形に型を作り、絵を描いたり貝殻を入れていました。 樹脂の流し込みは学生が行い、子どもたちは作品にやすりをかけて形を整えました。 学生は、「子どもたちに工作の楽しさを知ってもらえたら嬉しい」と話していました。
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公衆衛生専門学校症例研究発表会
伊那市荒井にある長野県公衆衛生専門学校は7月31日、地域住民も参加できる公開授業を初めて行い、学生が実習の成果を発表しました。 公衆衛生専門学校では、歯科衛生士を養成するための教育内容を広く地域の人たちに知ってもらおうと、初めて学校公開を計画しました。 この日は地域住民などが学校を訪れ、1、2年生と共に3年生の実習の成果発表を学しました。 3年生は、今年2月から5月まで家族に4回学校に来てもらい、模擬患者として症例研究を行いました。 1回目は口の中の検査をして症状を分析し、2回目以降は学校内の実習室でブラッシングの指導や歯石除去を行いました。 発表後は、下級生から「患者にパネルを使って説明をしていて親切。反省点が明確になっていて良かった」などの意見が出ました。 歯科衛生士の橋爪由美子さんは「2カ月間の実習は人生で見ると短期間だが、そこからがスタート。患者とコミュニケーションを取って信頼関係を築くことが一番大事」とアドバイスをしていました。
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墨流しでブックカバーづくり
箕輪町図書館と箕輪町郷土博物館による、オリジナルブックカバーづくりの体験が9日、箕輪町図書館で行われました。 体験は、図書館を利用するきっかけにしてもらおうと毎年行われていて、9日は町内の親子10人ほどが参加しました。 ブックカバーづくりは墨流しの技法を使って行われました。 絵の具を水に垂らし、筆や棒で模様を描きます。その模様を障子紙に写すもので、同じ模様が二度と出ないところが特長です。 箕輪町図書館では、手作りのブックカバーを使うことで、本に親しんでもらいたいと話していました。
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お盆需要 シナノレッド出荷最盛期
お盆を前にりんごの極早生種シナノレッドの出荷が最盛期を迎えています。 箕輪町中原の果実選果場には、南箕輪村や飯島町など上伊那各地からりんごが集められ名古屋や大阪方面に出荷されていきます。 9日は、JA職員や生産者、パートなど10人が出荷作業に追われていました。 キズの有無を人が確認し、センサーで糖度や色の基準をクリアしたものだけが箱詰めされていきます。 シナノレッドは、数ある品種の中でも一番早い極早生種のりんごで、お盆の需要にあわせてこの時期が最盛期となります。 日本三大盆踊りの一つ、阿波踊りで有名な徳島県にも上伊那のりんごが出荷されているということです。 このところの暑さによる日焼けを防ぐため玉まわしをしないで収穫期を迎えているため色つきはまばらですが、味はほどよい酸味もあり上々ということです。 シナノレッドの出荷は、盆あけの18日に終了する予定です。
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旧上伊那図書館書庫を公開
伊那市の創造館は、2階の書庫を上伊那図書館歴史資料室として整備し、10日から一般に開放します。 上伊那図書館の書庫を活用した歴史資料室は、1930年昭和5年に開館した上伊那図書館の雰囲気を今に伝えています。 創造館として改修された際、書庫はそのまま残しました。 資料室には図書館の建設に関わった建築家や製糸家など3人の資料や戦中・戦後の資料を並べます。 昭和初期のモダン建築を伝える上伊那図書館は、国の重要文化財に指定されている諏訪の片倉館を設計した建築家森山松之助が基本設計を手がけ、長野建築界鉄筋コンクリート建造物の父とされる黒田好造が実施設計を担当。 費用は辰野の製糸家武井覚太郎が寄付しました。 資料室には、これに関する資料や過去の写真などを展示して功績をたたえています。 1947年昭和22年から連載が始まった漫画バット君。 この漫画と上伊那図書館とのかかわりは、外壁のタイルにあります。 図書館の外壁に使用されている高遠焼きのタイルは、東京から技師が招かれ制作しました。 その技師の息子、井上一雄がこのバット君の作者です。 一雄は、父親が図書館の建設に携わった時期に当時野球が強かった旧制伊那中学校に通っていました。 上伊那図書館歴史資料室は、10日午前10時から一般に開放されます。
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池坊 巡回講座
華道家元池坊による巡回講座が、7月28日、伊那市のいなっせで開かれました。 池坊は日本の華道の流派で最も歴史があるといわれ、歴史上で初めてその名が文献に記された、550年前から受け継がれています。 講座は、最新のいけばなの技術を伝えると共に、誰もが自宅で花を楽しむヒントやアイデアのきっかけにしてもらおうと毎年、全国各地で開かれています。 講座では、京都にある池坊中央研修学院の講師、佐々木康人さんが、花や葉の使い方や器の選び方を、実演を交え解説しました。 佐々木さんは「生け花は、同じ花を使っても、その大きさや形などが微妙に違う。常に五感を使って集中して行う事が大切です。」と話していました。 会場には、上伊那でいけばなを学ぶ人など350人余りが訪れステージで行われる、実演を熱心にみていました。 池坊伊那支部では「生け花は敷居が高いと思われがち、若い人達にも興味を持ってもらえたら」と話していました。
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伊那市の中学生サミット 地域活性化について意見交換
伊那市内6つの中学校の生徒会役員が、伊那市の活性化について意見を交わす第3回中学生サミットが、8日、市役所議場で開かれました。 今回初めて、議場でサミットが開かれ、市内中学校の生徒会役員3役が参加したほか、各学校から5人ずつが傍聴に訪れました。 各学校が、それぞれに取り組みをプレゼンテーションした後、提案、質疑応答が行われました。 1つの学校が提案すると、他の中学校から、質問や関連の提案が出されていました。 このうち、長谷中学校は、長谷地域のパンフレットについて「もっと文章を短く、分かりやすい言葉を使った方がいい」と提案しました。 伊那中学校は、ローメンでギネス認定に挑戦したいと提案しました。 9月28日の文化祭で、100グラム以上盛り付けたローメンを何皿並べられるかという記録に挑戦するということです。 材料費は、アルミ缶回収などで賄うほか、ローメンズクラブが協力してくれることになったことを報告した上で、伊那市に助成を求めました。 伊那市によるとギネスの申請に30万円、認定に70万円かかるということです。 白鳥市長は、「がんばっている人は、応援したいと当初から言っている。ギネス挑戦をうれしく思うし、応援しなくてはいけないだろう」と答えていました。 サミットの講評で、白鳥市長は、「非常に楽しい一般質問だった。将来は伊那に帰ってきて、一緒に地域を作って欲しい」と呼びかけていました。
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株式会社サンティア 南箕輪の村有林で森林整備作業
「森林の里親協定」を南箕輪村と結んだ、株式会社サンティアは、8日、経ヶ岳登山道の村有林で、初めての森林整備を行いました。 この日は、サンティアの従業員15人と、役場職員など合わせて20人が、枝打ちや下草刈りなどの作業を行いました。 森林の里親協定は、森林整備に意欲を持つ地域と、社会貢献に意欲のある企業や団体が連携して森林づくりをするための協定で、県が行っている事業です。 サンティアと南箕輪村は去年8月に協定を結び、この日は、その協定に基づく初めての作業となりました。 諏訪市に本社を置くサンティアは、ホテルやパチンコ店を経営していて、南箕輪村にも店舗があります。 従業員らは、森林保護などの活動を行っているNPOのメンバーから指導を受けながら作業を進めていました。 サンティアでは、今後、年に2回のペースで森林整備を行い、将来的には、従業員の家族と一緒に作業を行う「森の学校」を開きたいと話しています。
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南箕輪村消防団第3分団第1部が県大会で準優勝
4日に長野市で開かれた県消防ポンプ操法大会に上伊那代表として出場した南箕輪村消防団の第3分団第1部が準優勝しました。 7日、第3分団第1部のメンバーと村消防団の藤田政幸団長らが村役場を訪れ、唐木一直村長に準優勝の報告をしました。 県大会は4日に長野市で開かれ、ポンプ車操法の部には12チームが出場しました。 田畑区を管轄する第三分団第一部は、7月の上伊那大会で優勝し県大会に出場しました。大会では、タイムや規律、正確さなどが採点され、準優勝となりました。 5月から週5日、朝4時からの練習を重ねてきたということです。 第三分団第一部は、過去に上伊那大会で8回、県大会で2回優勝しています。 唐木村長は、「準優勝という結果が村の消防、防災の力になる。これからも活躍を期待したい」と話していました。
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恩徳寺のサギ草見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、鳥が羽を広げたような可憐な花「サギ草」が見頃となっています。 今年は、春先の冷え込みで発芽が1週間ほど遅れましたが、開花は例年並みとなりました。 花が小さく、数も少なめとのことですが、3千株のサギ草が楽しめます。 見頃は20日ごろまでとなっています。
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信州大学農学部「分析」について公開講座
南箕輪村の信州大学農学部で、県内企業の分析・品質管理の担当者などを対象にした、安心と安全のための分析についての公開講座が開かれました。 信州大学農学部では、毎年2回、一般向けの公開講座を開いています。 今回は、応用生命科学科が担当し、より専門的な講座で社会に貢献したいと、関係者を対象に開き、県内の企業を中心に13人が参加しました。 講座では、食品などに含まれる汚染物質を特定・数値化するための最新の機器分析や、分析の国際社会の流れなどが話されました。 後藤 哲久教授によると、EUの食品の輸出入には、分析結果の数値だけでなく、その数値が信頼できるものかどうかを第三者機関が保障している必要があるということです。 後藤教授は、「実際に、分析の業務を行う人たちに、国際的に通用する分析について知ってもらいたい」と話していました。
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夏休みの思い出 自然体験学習
夏休み中の子どもたちに自然に親しんでもらうイベントが4日、箕輪町南小河内の知久沢自然体験学習の里公園で行われました。 このイベントは、子どもたちの夏休みの思い出にしてもらおうと、南小河内区の有志でつくる知久沢自然体験の里グループが行ったものです。 南小河内、北小河内、長岡の3区の児童およそ80人が参加し水の中の生き物を捕まえて観察しました。 子どもたちは生き物を捕まえると互いに見せ合ったり、大人に名前を聞いたりしていました。 知久沢自然体験の里グループでは、「遊びを通して、地域に残る自然を大切にする心を育んでもらいたい。」と話していました。
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山梨の親子が味噌づくり体験
山梨県の親子が7日伊那市西箕輪のハナマルキ株式会社伊那工場を訪れ味噌作りを体験しました。 7日は山梨県から小学生とその保護者35人ほどが訪れ、味噌の仕込みを体験しました。 大豆をつぶす道具を使い、ハンドルを回すと、ミンチ状の大豆が出てきました。 つぶした大豆は麹・塩と一緒に袋にいれてよくこねて混ぜます。 味噌作り体験は、食育や地域の観光振興に貢献しようとハナマルキ株式会社が毎年行っているものです。 今年は7月から8月にかけ県外を中心に13団体、600人が参加します。 酵母液を入れ、再び混ぜたら仕込みは完成です。 7日仕込んだ味噌は、3か月間熟成・発酵させ、11月には参加者に届けられるということです。
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七夕伝統「さんよりこより」
三峰川を挟んで、北側の伊那市美篶と南側の富県で7日、月遅れの七夕行事「さんよりこより」が行われました。 さんよりこよりは、洪水を起こす「疫病神」に扮した大人を地区の子どもたちが、七夕飾りでたたき、厄払いをする伝統行事です。 およそ590年前の洪水で高遠町藤沢にあった天伯社が当時の桜井村に流され、その後対岸の川手村に流れついた事が始まりとされていて、毎年8月7日に行われています。 集まった子どもたちは、七夕飾りを手に、鬼役の大人を囲み、「さー寄ってこいよ」という意味の、「さんよりこより」を唱えます。 3周回った後、手にしている七夕飾りで、鬼役の大人を一斉に叩き、これを3回繰り返しました。 美篶の川手天伯社で「さんよりこより」が終わると、御神体を対岸の桜井天伯社へと移します。 この時、ご神体を乗せた神輿を3回くぐると、今年1年、健康で過ごせ、妊婦は安産すると言い伝えられていて、集まった子供たちは、かがみながら境内に置かれた神輿の下をくぐっていました。
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暑い立秋 ながた荘で鈴虫涼しげに
7日は二十四節気の一つ立秋。暦の上では秋となりました。箕輪町のながた荘には涼しさを感じさせる鈴虫の鳴き声がロビーに響いています 立秋のこの日、伊那地域の最高気温は33.4度となり8月に入り5日目の真夏日となりました。 箕輪町のながた荘周辺ではセミの声が響いていました。 しかし、ながた荘の中に入ると一転して秋を感じさせる鈴虫の鳴き声が聞こえてきます。 鈴虫は、東京の男性が7月初めにながた荘を訪れた際、置いていったものです。 この男性は20年ほど前に、ながた荘を訪れたとき従業員にスズムシの飼い方を教わり、それ以降自宅で卵から育てるようになったといいます。 東京では、長野より成虫になるのが早いことから一足先に秋の音色を楽しんでもらおうと毎年ながた荘を訪れスズムシを置いていくようになったということです。 鈴虫は、9月上旬まで楽しめるという事です
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箕輪町まちづくり基本条例の策定に向け委員会発足
箕輪町は、自治体運営の基本事項を定める自治基本条例「箕輪町まちづくり基本条例」の策定に向けた委員会を7日発足させました。 7日は、箕輪町役場で初めての会議が開かれ、関係団体から8人が出席しました。 委員長には箕輪町区長会の唐澤荘介さんが選ばれました。 自治基本条例は、住民自治に基づく街づくりや自治体運営の基本的事項を定めるもので、自治体運営における最上位の条例として位置づけられるものです。 箕輪町によりますと、県内では、飯田市や駒ヶ根市など8つの自治体で制定されているということです。 委員会では、条例の内容や素案について検討をし、平澤豊満箕輪町長に報告します。 平澤町長は、「自治基本条例の制定は念願だった。活発な議論のもと素晴らしい条例の策定をお願いしたい」とあいさつしました。 委員会では、今年度中の策定を目標に検討を進めていくとしています。
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県が上伊那地域8市町村を「消防広域化重点地域」に指定
長野県は7日、上伊那地域8市町村を「消防広域化重点地域」に指定しました。重点地域に指定されたのは、県内で上伊那地域のみで、全国でも初めてだということです。 指定は、自主的な市町村の広域化を推進するためもので、施設整備などに国の財政支援が重点的に受けられるようになります。 上伊那地域は、伊那消防組合、伊南行政組合が上伊那消防広域化協議会を設置し、平成27年4月の本部一本化を目指しています。 今回の指定で、国からの情報提供や、関係市町村間の調整、広域消防運営計画の作成に関する県からの助言が受けられます。 県によりますと、指定は、県内では上伊那地域のみ、全国でも初めてだという事です。
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台湾の小学生が高遠小で人形劇披露
台湾の小学生でつくる人形劇団が7日、伊那市高遠町の高遠小学校を訪れ、人形劇を披露しました。 高遠小学校を訪れたのは、台湾の平等国民小学校の児童でつくる人形劇団のメンバー15人です。 子供達は、飯田市で開かれている人形劇のイベントに参加する為に来日しています。 300年以上の歴史を持つ、台湾の伝統的な人形劇「布袋戯(プータイシー)」と呼びます。子供達は、木と布で出来た、大きさ30センチほどの人形を使い、劇を披露しました。 今回の伊那市での上演は、台湾の教育の礎を築いた、東京芸術大学の初代学長伊澤修二と、その弟伊澤多喜男の出身地である伊那市と、台湾の民間レベルでの交流を深めようと、伊那市の住民有志のグループが企画しました。 このグループでは、「小学生から大人まで幅広い年代を巻き込み、交流をおこなっていきたい」としています。 台湾の子どもたちは明日、伊澤修二ゆかりの地などを見学し、9日にいいだ人形劇フェスタに出演する予定です。
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酒井一さん木工作品制作
伊那市西春近の酒井一さんが、9月に開かれる井上井月の「千両千両井月さんまつり」に向けて、木工作品を制作しています。 大工をしている酒井さんは、30年ほど前に、新築の家を建てる時に余った木材で表札を作ったのがきっかけで木工作品を作るようになりました。 この日は、9月に行われる井月さん祭りで展示販売する作品を作りました。 作品は、ひょうたんや自転車をかたどったものなど、60点ほど出品する予定です。
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反核・反戦・平和のつどい
県教職員組合上伊那支部は、「反核・反戦・平和のつどい」を今日、伊那市のいなっせで開きました。 平和のつどいには、県教職員などおよそ50人が集まりました。 戦争体験者で辰野町在住の岩波昭夫さんと、辰野町の有線放送で16年間にわたり戦争体験に関する番組に携わった渡辺美江さんが講師を務めました。 このうち岩波さんは、海軍航空隊に配属され戦闘機を操縦していた当時の様子について話をしました。 他に、西箕輪小学校の4年生と6年生の合わせて5人が1学期に取り組んだ戦争や原爆についての学習のまとめを発表しました。 平和のつどいでは、「すべての戦争に反対し、教え子を再び戦場に送るな」とするアピール文が採択されました。
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広島に原爆が投下されてから68年 平和を願う
1945年8月6日広島に原爆が投下されてから68年が経ちました。 伊那市山寺の丸山公園では市民らが平和への誓いをあらたにしました。 6日は、原爆が投下された時刻の午前8時15分に合わせ集まった人たちが黙とうを捧げました。 平和の日の集いは、非核平和都市宣言をさらに進める伊那市民の会が毎年8月6日に開いていて今年で27回目です。 原爆の火が灯されている丸山公園の平和の塔の前にはおよそ60人が集まりました。 非核平和都市宣言をさらに進める伊那市民の会代表の建石繁明さんは「戦争体験を語れる人が少なくなっている。歴史は語り継がなければ消えてしまう。平和の尊さと大切さを市民に発信していきたい」と話していました。
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六道地蔵尊で縁日
亡くなった霊を迎える六道地蔵尊縁日が6日、伊那市美篶の六道の杜で行われました。 毎年お盆前の8月6日に、この御堂にお地蔵様を祀り、早朝から先祖供養や新盆の家の人達が仏様を迎える六道地蔵尊縁日が行われています。 毎年、美篶上川手と下川手の老人クラブがこの行事を持ち回りで担当しています。 縁日は午前0時から夜通しで行われていて六道地蔵は年に一度だけ公開されます。 六道地蔵は平安時代に平清盛が全国に作らせた六つの地蔵のうちの一つという言い伝えがあります。 朝4時過ぎ、地元住民が訪れ、六道の杜の松の穂が入ったお札を購入し地蔵に手を合わせていました。 松の穂に亡くなった人の精霊を乗せ、仏壇に供え迎えるということです。 今年はおよそ1500人が六道の杜を訪れたということです。
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大芝でメロンの出荷始まる
南箕輪村大芝の水耕ハウスではメロンの出荷が始まっています。 生産組合のハウスでは秋から初夏にかけていちごを、今の時期はメロンを栽培しています。 今年は春先の寒さで出荷の遅れが心配されていましたが、6月以降の暑さで玉伸びもよく糖度も高いということです。 栽培しているのは皮にネットがかかるアールスメロンという品種です。 8つのハウス80アールのうち10アールほどで栽培していて、今年は例年並みの1500玉の出荷を見込んでいます。 収穫したメロンは、丁寧に磨いて重さを量り箱詰めされます。 このメロンは、南箕輪村の直売所やJA上伊那のファーマーズあじ~いななどで1玉1000円から販売しています。 メロンの出荷はこれからお盆にかけてピークを迎え、8月下旬頃まで行われることになっています。
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中南信の高校生が一日看護体験
中南信の高校生が7月29日、伊那市の伊那中央病院で一日看護体験をしました。 この日は、上伊那地域を中心とした6校から36人が伊那中央病院を訪れ、4人ずつ各病棟に分かれて看護体験を行いました。 これは、高校卒業後の進路を考える上で、参考にしてもらおうと行われたものです。 産婦人科病棟では、生まれて間もない新生児を抱いて、看護師からお産や出産後の話などを聞いていました。 脳卒中センターでは、看護師に教わりながら、患者の手を洗う体験をしました。 伊那中央病院では、「体験を通して将来医療の仕事に関わる生徒がいてくれれば嬉しい」と話していました。
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べとリンピック~2013夏の陣~
泥の中でスポーツを楽しむ「べとリンピック2013夏の陣」が4日、南箕輪村田畑の田んぼで開かれました。 4日は、上伊那から子どもと大人合わせておよそ100人が参加しました。 べとリンピックは、NPO法人南箕輪わくわくクラブなどが主催したもので、今回で13回目です。 今日行われた競技のうち、べとバレーボールには、4チームが参加し、泥の中でバレーボールを楽しんでいました。 わくわくクラブでは、「自然の中で泥に親しむことで、地元に愛着をもってもらいたい」と話していました。
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泥の中でスポーツ楽しむ「べとリンピック」
泥の中でスポーツを楽しむ「べとリンピック2013夏の陣」が4日、南箕輪村田畑の田んぼで開かれました。 この日は、上伊那から子どもと大人合わせておよそ100人が参加しました。 べとリンピックは、NPO法人南箕輪わくわくクラブなどが主催したもので、今回で13回目です。 この日に行われた競技のうち、べとバレーボールには、4チームが参加し、泥の中でバレーボールを楽しんでいました。 わくわくクラブでは、「自然の中で泥に親しむことで、地元に愛着をもってもらいたい」と話していました。