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元プロ選手、クラブチーム選手が子どもを指導
サッカーの元プロ選手やバレーボールのクラブチーム選手によるスポーツ教室が6日、南箕輪村で開かれ、子ども達が指導を受けました。
これは、南箕輪村の総合型地域スポーツクラブのオープニングセレモニーに合わせて開かれたもので、小中学生およそ200人が参加しました。
南箕輪小学校のグラウンドで開かれたサッカー教室には、地元の少年サッカーチームや南箕輪中学校の生徒が参加し、ミニゲームで交流しました。
サッカーJ2の松本山雅からは、Jリーグ昇格に貢献し、現在、親善大使を務める柿本倫明さんら、OB選手3人が参加しました。
柿本さんは子ども達に「練習は注意するところを意識してやるかどうかで全然違う。特にみんなくらいの時期はプレーの幅も広がると思う。教わったことを頭の片隅に置いて練習をしてほしい」と呼びかけていました。
最後に中学生5人のチームとOB3人による試合が行われ、プロの技を披露していました。
OB選手がオーバーヘッドキックでゴールを決めると、観戦していた小学生からは歓声が上がっていました。
対戦した中学生は「身体が強くて、パスも簡単にカットされてしまった。プロの選手の凄さを感じたし、とても勉強になった」と話していました。
柿本さんは「みんな思い切りよくやっていて、自分も楽しみながらやることができた。目標を持って頑張ってほしい」と話していました。 -
桜シリーズ 六道の堤・北殿エドヒガンザクラ
桜シリーズ3日目は、伊那市美篶の六道の堤と、南箕輪村北殿のエドヒガンザクラです。
伊那市美篶の六道の堤の周りには、50本ほどのタカトオコヒガンザクラが植えられています。
堤の水面に写りこんだ桜を楽しむことができます。
また、晴れた日には中央アルプスも一望できます。
桜は現在7分咲き程度で、10日前後には満開になりそうです。 -
伊那スキーリゾート 利用客5万1,800人
伊那市西春近の伊那スキーリゾートの、今シーズンの利用者数は、およそ5万1800人で、昨シーズンを6千人上回りました。
今シーズンの伊那スキーリゾートの営業は去年12月22日から今年3月24日までの92日間で、昨シーズンの98日より6日少なくなっています。
利用者数はおよそ5万1800人で、昨シーズンを6千人上回りました。
伊那スキーリゾートでは「積雪が多かったこと、晴れの日が多かったこと、まとまった連休があったことが利用者増につながったのではないか」としています。 -
箕輪町八乙女で鼓笛隊パレード
箕輪町八乙女の子どもたちによる鼓笛隊のパレードが6日八乙女区内で行われました。
6日は小学1年から中学1年までの30人ほどが参加しました。
パレードは正八幡社の春の例大祭に合わせ箕輪北小学校PTA八乙女支会が行ったもので、八乙女区の伝統行事です。
子ども達は1週間ほど練習をしてきたということで、カスタネットや鍵盤ハーモニカを使って演奏しました。
正八幡社ではお参りをしたあと、境内で演奏をしました。
正八幡社を出ると、地区内およそ3キロを練り歩きました。
ある児童は、「練習通りばっちり演奏できた。聞いている人に喜んでもらえたと思う」と話していました。 -
高遠城址公園 観光客の入り込み始まる
伊那市の高遠城址公園の桜は、現在3分咲きで南側が見頃となっています。
1日の開花から最初の連休となった6日、公園には桜を見ようと県内外から観光客が訪れていました。
1日に開花宣言が出された高遠城址公園。この日は、悪天候にも関わらず、開花の知らせを聞いた観光客が訪れていました。
富士見町から家族で訪れた女性客は「いつも見頃の晴れている日に来て車を停めることができないので、雨を覚悟で来ました。空いていたし、雨の桜も綺麗で楽しめます」と話していました。
ある屋台の店主は「今年もこの時期がきたか、という思い。毎年違ったお客さんの顔が見れるので楽しいし、うれしい。あとは天気次第」と話していました。
伊那市では、現在、二の丸付近を3分咲き、南側は満開と発表していて、全体の満開は8日頃を予想しています。 -
公衆衛生専門学校入学式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で5日入学式が行われ、歯科衛生士を目指す21人が入学しました。
入学生21人のうち、上伊那地域からは8人が入学しました。
入学生代表の池上翔子さんは、「伝統ある学校の名に恥じぬよう充実した学生生活を送ることを誓います」と決意の言葉を述べました。
味沢孝校長は、「3年後には全員が素晴らしい歯科衛生士として巣立ってくれることを願います」と式辞を述べました。
学生らは3年の専門教育を受け、国家試験合格を目指します。 -
富県安協 交通安全傘寄贈
伊那市の富県交通安全協会は5日、富県小学校の1年生全員に黄色い交通安全傘をプレゼントしました。
5日は富県安協の田中茂雄会長らが富県小学校を訪れ、1年生25人に傘を贈りました。
富県安協では、子どもの事故防止につなげようと3年前から新1年生に傘を贈っています。
傘は黄色の生地の一部が透明になっていて雨の日でも前が見えるようになっています。
また、傘のふちに夜光反射材が縫い付けられています。
田中会長は「登下校の際には車に十分注意して欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。
富県小では「地域のみなさんに子ども達の安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。 -
二十四節気「清明」 今季最高の23.7度
5日は、二十四節気の1つ清明です。
清明は、気温が暖かくなり全てのものがすがすがしく明るく美しいころとされています。
5日の伊那地域の最高気温は今年1番となる23.7度まで上がり、6月上旬並みの陽気となりました。
田植えシーズンを前に各地で準備が進められています。
箕輪町三日町地籍の天竜川では、幹線水路に水を引くために川の水をためる可動堰が設置されました。
これは、大型のチューブ状のゴムに空気を送り膨らませて、川の水をせき止めるものです。
スイッチを入れてからおよそ30分。
2基の可動堰が完成しました。
可動堰は、洪水時の治水上の問題などから、平成12年に国がおよそ3億9千万円かけて建設しました。
以来、伊那土地改良区が維持、管理を行っていて、毎年田んぼに水がはられるこの時期に設置されます。
150メートルほど上流から取水し、伊那市の中央区と山寺区までの総延長およそ130キロの水路に水が流されます。
この水を活用している農家はおよそ1,000戸で、延べ250ヘクタールの水田で使用されています。
可動堰は、9月中旬まで設置されます。
なお、この堰周辺では水位が2mを超えるため、伊那土地改良区では絶対に近寄らないよう注意を呼び掛けています。 -
現金350万円だまし取られる
伊那市内に住む女性が現金350万円をだまし取られる「もうかります詐欺」事件が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと詐欺にあったのは伊那市に住む50代の女性です。
3月下旬被害者宅に証券会社の社員を名乗る男から「青色の封筒が届いたら連絡ください」などと3回電話がありました。
その後被害者宅に医療器具販売会社名の証券購入パンフレットが郵送されてきたことから
被害者が4月に、証券会社の社員を名乗る男に電話をしました。
男に「証券を貴方名義で買って譲って欲しい」「名義を借りたお礼はします」などと言われ証券購入の予約をしました。
予約後、被害者宅に男から証券代を支払ったと電話がありましたが医療器具販売会社から「名義貸しは犯罪になります」「お金を送付してもらえれば取引委員会に通報しません」と言われ指定された口座に現金350万円を郵送しました。
被害者が男が名乗っていた証券会社について調べると実在しないことがわかり被害に気付いたということです。
伊那署では証券の代理購入などの儲け話にはすぐ乗ることなく警察に相談するよう注意を呼び掛けています。 -
JA上伊那育苗センター 水稲の苗を発芽させる作業
箕輪町中原のJA上伊那育苗センターでは、水稲の苗を発芽させる作業が行われています。
作業は、苗を育てる前に行うもので、毎年3月上旬から4月の中旬まで行われています。
去年収穫された籾の状態の米を、60度のお湯で10分間消毒し、1週間ほど水に浸し発芽させます。
箕輪町の育苗センターでは、辰野町と箕輪町の水稲の苗を育てていて、今年は去年とほぼ同じ6万5千枚の苗箱を作ることになっています。
作業は、4月中旬まで行われることになっていて、9日からは播種作業が予定されています。 -
春日公園ぼんぼり設置
観桜期を前に、伊那市の春日公園で5日、ぼんぼりが取り付けられました。
公園開きを前に、ルネッサンス西町の会の会員などおよそ30人がぼんぼりの取り付け作業を行っていました。
ぼんぼりは2基3,000円からで、今年は西町区を中心に市内の飲食店などからおよそ500基の協賛がありました。
春日公園は、5日からライトアップが行われます。
13日土曜日には、今年で10回目となる新酒祭りが行われます。
伊那谷の9つの酒蔵の新酒が味わえる他、太鼓やジャズの演奏が披露されます。
公園内には、ソメイヨシノとコヒガンザクラがあわせて230本ほど植えられています。
日当たりのいい南側では、徐々に咲き始めています。
ルネッサンス西町の会では、20日頃までは楽しめるのではないかと話していました。 -
伯先桜・見通し桜 見ごろに
桜シリーズ。
5日は、伊那市西町の伯先桜と狐島の見通し桜を紹介します。
伯先桜は、江戸時代の中期に医師で俳諧の巨匠だった中村伯先が子どもの頃に植えたとされる枝垂れ桜です。
花は、ほぼ満開で今がちょうど見ごろです。
樹齢は200年余り、幹の太さは6メートル、高さは10メートルで、伊那市の天然記念物に指定されています。
伯先桜と天竜川をはさんで対岸に見通すことができる見通し桜とが測量の基点となっていました。
洪水の多かった当時の天竜川でこの見通し桜は、流されることがなかったといいます。
見通し桜も今が満開で、通りがかりの人たちが桜を見上げていました。
この見通し桜について、隣に住む宮下さんから面白い話を聞くことができました。
宮下さんは、86歳。
桜の周辺4軒は、大水が出ても流されることはなかったといいます。
この土地は、その昔高穂田という地名で、宮下さんの家の屋号も高穂田だったということです。 -
高遠城址公園 本丸虎口を整備へ
高遠城址公園を史跡として後世に引き継いでいこうと整備方針を検討している史跡高遠跡整備委員会は、本丸の虎口の整備をメインとした今後の整備実施計画案を5日まとめました。
虎口は、城郭や曲輪の出入り口のことを言います。
高遠城址公園の桜雲橋の西側周辺が虎口にあたります。
虎口は、防御と攻撃の両方の機能を備え、石垣や土塁、門、塀などにより厳重に守られていました。
整備委員会のまとめによりますと、整備は、現在ある石垣の現状を記録し、トレンチ調査による遺構の調査検討を行い、整備手法を決め、工事を行います。
5日高遠町総合支所で開かれた委員会で決定しました。
この日決まった整備実施計画案は、伊那市が文化庁に提出し事業がスタートします。
本丸の虎口は、平成26年度から調査をはじめ、30年度までに工事を終える計画です。 -
フェイスブック活用についての講演会
インターネットを使ったコミュニティサービス「フェイスブック」についての講演会が29日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会は、伊那市と駒ヶ根市、飯田市の商工会議所青年部が開いたものです。
「フェイスブックバカ」の著者、美崎栄一郎さんが講師を務めフェイスブックの活用について話しました。
美崎さんは、美容師の活用方法を例にあげ「シャンプーなど商品の宣伝ばかりしていたのでは駄目。お店の周りにある飲食店や観光施設のことなど、店に来てもらうための情報を載せるといい」と話していました。
伊那商工会議所青年部の小池真一部長は「フェイスブックの活用を学ぶことで人脈が広がり、仕事に活きるきっかけになればうれしい」と話していました。 -
伊那山仲間と伊那山の会 伊那市に寄付
登山愛好家などでつくる伊那山仲間と伊那山の会は29日、西駒山荘と登山道の整備費として合わせて45万円を伊那市に寄付しました。
29日は伊那山仲間の北原功会長と伊那山の会の初代会長の唐木勉さんら5人が市役所を訪れました。
伊那山仲間は、会員やOBなどおよそ40人に呼びかけ25万円を寄付しました。
伊那山の会は、会費の中から遭難対策費として積み立てている中の一部20万円を寄付しました。
会員らは「登山者のニーズにあった小屋が建てられることを期待している」などと話していました。
白鳥孝市長は「ありがたく使わせていただきます」と感謝していました。 -
いな歌謡祭
上伊那などのカラオケ愛好家が歌を披露するいな歌謡祭が伊那市のいなっせで31日開かれました。
31日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ50人が参加し、歌謡曲70曲ほどを披露しました。
いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いているものです。
出演は65歳以上が中心で、80代の参加者もいます。
歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「高齢者の方も歌うと元気になる。趣味を楽しんで充実した人生を送ってほしい」と話していました。
ある参加者は、「曲を覚えるのに1か月間かかったけれど、練習の成果が出せた。できるかぎり歌を続けていきたい」と話していました。
いな歌謡祭の模様は、5月からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那中央病院に地下水上水道システム完成
災害時などに水を確保するため伊那中央病院で行われていた地下水上水道システムがこのほど完成しました。
1日は伊那中央病院で通水式が行われました。
このシステムは災害時などの断水に備えようと井戸を掘り地下水をくみあげるもので、事業費はおよそ2400万円となっています。
伊那中央病院では1日およそ200トンの水を使うということで貯水槽に5日分の水を確保しています。
地下水をくみあげる工事が完成したことで災害拠点病院として危機管理体制の強化が図られました。
完成したシステムにより1日およそ200トンの水をくみあげることができるということで今後は病院全体で使う水の6割ほどを地下水でまかなうということです。 -
桜シリーズ 伊那公園
桜シリーズ初日は、伊那市中央の伊那公園の桜です。
伊那公園には、12種類、450本の桜が植えられています。
蒸気機関車D51との共演も見どころのひとつです。
現在は、園内のコヒガンザクラが満開となっていて、 4日は、親子連れが、桜の下で昼食を楽しむ姿が見られました。
伊那公園桜愛護会によりますと来週は、ソメイヨシノが見頃を迎えるということです。
伊那公園には、今年、桜の数と同じ450個のボンボリが設置され、5日、点灯式が行われます。
14日には、さくら祭も企画されていて、地域の食を盛り込んだD級七色弁当も限定150食で販売されます。 -
柴 和彦さん木彫り渓流魚展
イワナやアマゴなどの渓流魚の木彫作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
求愛行動をするイワナたち。清流の主のようなカジカ。
本物と間違えそうなこれらの作品は、すべて木彫りで作られていて、会場には小さい作品もあわせると200点ほどが並んでいます。
制作したのは、箕輪町松島在住の柴 和彦さんです。
40年近く、渓流釣りを趣味としてきた柴さんは、魚好きが講じて4年半前に脱サラし、本格的に渓流魚の木彫りをはじめました。
山や湖などで拾い集めた流木などを台座に、まるで泳いでいるかのように魚たちが並べられています。
柴さんが手がけるのは5種類の渓流魚。会場はさながら渓流魚の水族館のようです。
会場では魚のストラップやブローチなどの小品も販売されていて、訪れた人が手にとって確かめていました。
この木彫渓流魚展は、8日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で一斉に入学式
伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で、4日、一斉に入学式が行われ、新1年生が学校生活をスタートさせました。
このうち、箕輪町の箕輪南小学校には1クラス14人が入学しました。
新1年生は在校生の拍手で迎えられ入学式に臨みました。
宮下徳雄校長は、「我慢ができる人になる事、友達を大切にすることの2つの約束を守って、学校生活を送ってください」と呼びかけました。
この後6年生が太鼓の演奏で入学を祝い、1年生は、保育園で練習してきた歌を披露しました。
式が終わると学級指導の時間です。担任の教諭から名前が呼ばれると、元気に返事をして握手をしていました。
4日は、伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で入学式が行われました。
教育委員会によりますと、この春小中学校に入学した新1年生は、伊那市の小学校で681人、中学校で673人、箕輪町の小学校で270人、中学校で241人、南箕輪村の小学校で147人、中学校で166人となっています。 -
信州高遠美術館で高崎昇平さん日本画展
花見シーズンに合わせ限定販売されているオリジナルフレーム切手「高遠の桜」の原画を描いた、東京都在住の日本画家、高崎昇平さんの作品展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、切手の原画となった作品4点のほか、高崎さんが書いた高遠の桜や、四季折々の風景など20点が展示されています。
高崎さんは、1968年に東京都で生まれ、東京芸術大学を卒業。2000年に開かれた、第1回信州高遠の四季展で大賞を受賞しています。
切手は、花見シーズンに合わせて3千部限定で販売されています。伊那市内の郵便局などで購入する事ができ、50円切手10枚一組900円、80円切手10枚一組1,200となっています。
切手の原画などを含む高崎さんの作品展は、5月19日まで伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 -
村長選 一夜明けて 「人口増に伴う課題」
4月1日現在南箕輪村の人口は14,890人。
年内に15,000人に達する見込みです。
人口増加率は県内トップ、また長野県の市町村で平均年齢が最も若い村として発展する一方、人口増にともなう課題も出てきています。
子育て世代の転入増により保育園児数が増え、園舎が手狭となっています。
特に人口が増えている南原区の南原保育園は平成22年度の立て替え終了時の園児数102人が平成26年度末には160人と予測されていて増築を余儀なくされました。
南箕輪村では南原保育園の園児が卒園後に通う南部小学校の増築についても動向を見極めながら対応していくとしています。 -
公立保育園で一斉に入園式
伊那市・箕輪町・南箕輪村の公立の保育園で3日一斉に入園式が行われました。
このうち、箕輪町の沢保育園には未満児を含む161人が入園しました。
押野久子園長は、「あすから先生やお友達といっぱい遊びましょう。元気に保育園に来てください」と入園児に呼びかけました。
入園式では、みんなで一緒に手遊びをして楽しみました。
保護者と離れると泣いてしまう子どももいました。
3日は伊那市・箕輪町・南箕輪村の公立の保育園すべてで入園式が行われました。
今年度の入園児の数は、伊那市は571人、箕輪町は206人、南箕輪村は145人となっています。 -
伊那谷の珍味満載 伊那公園七色弁当
ザザムシや蜂の子、熊肉などといった、伊那谷特有の食を盛り込んだ季節限定の弁当が、14日(日)に伊那公園で販売されます。
3日は、その試食会が伊那市役所で開かれました。
テレビ局のカメラに囲まれた白鳥孝伊那市長。
伊那公園桜愛護会が花見シーズンにあわせて作った伊那谷D級弁当 伊那公園七色弁当は、多くの注目を集めました
D級のDはデラックスのD、七色は、食材を表しています。イナゴ、ハチの子、ザザムシ、獅子肉のすき焼き、鹿肉のカツ、熊肉の焼肉、ローメン、蜂の子ご飯、鹿肉の燻製がついて1,500円です。
弁当は、14日の午前11時30分から伊那公園で販売されます。
桜愛護会の特製弁当づくりは、今年で3年目で、これまでより、それぞれのおかずの量を多くし、弁当の数もこれまでの限定100食から50食多くし、150食としました。
弁当に使われている食材は、全て伊那谷で採れた物で、愛護会会員が調達し調理まで行いました。
試食をした白鳥市長は、「地産地消の原点。郷土の味として子どもたちに食べさせてあげたい」と話しながら箸を進めていました。
愛護会によりますと、今年は桜の開花が例年より早いが、14日には多く人に味わってもらいたいと話していました。
伊那公園七色弁当は、1個1,500円で、14日午前11時半から、限定150食で販売されます。 -
ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展
さくら祭りのスタートにあわせて、3日から伊那市の信州高遠美術館で、歌手で女優のジュディ・オングさんの木版画展が始まりました。
3日は、市の関係者などおよそ20人が出席しジュディ・オング倩玉(せいぎょく) 木版画の世界展のオープニング式典が行われました。
テープカットの後、訪れた人達は初期から新作までの55点を鑑賞していました。
「紅楼依緑」は、名古屋の料亭の一室を描いたもので、2005年に制作されました。
赤や灰色、黒といった、大胆な色使いや、画面の構成が評価され、第37回日展では特選を受賞しています。
ジュディ・オングさんは、歌手や女優として活躍する一方で、20代のころから版画家の雅号「ジュディ・オング倩玉」として、日本家屋などをテーマに制作活動をしています。
これまでに日展で13回入選し、2006年には日展会友となっています。
インタ×3人
ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展は、5月19日まで開かれ、今月28日はトークイベントが開かれる予定です。 -
唐木一直氏 当選から一夜明け
任期満了に伴い、きのう告示された南箕輪村長選挙は、現職の唐木一直さんが、2期連続の無投票で3選を果たしました。
当選から一夜あけて、現在の心境をうかがいました。
2日は、南殿コミュニティセンターに支持者150人ほどが集まり、唐木さんの当選を祝いました。
当選から一夜明けた3日の午前7時半過ぎ、唐木さんは、選挙事務所に1番に着くと、「何事も整理整頓をする事が大切」と話し、掃除を始めました。
唐木さんは一夜明けた今の心境を「ほっとしていると同時に、改めて3期目の村政運営をしっかりとしていかなければならないと気持ちを新たにした」と話し、2期連続無投票での当選について「南箕輪村はかつて激しい村であったが、人口が増え、色々な考え方の人が入り、村の中で争いをしている時でないという考えが多くなったのではないか」と思うと話していました。
3期目に向けては、人口増加に伴う、保育園や学校の整備、組の未加入世帯への対応、信州大学やJAと連携した6次産業化の検討、大芝高原の利活用を主な公約として揚げています。
3日の記者会見で唐木さんは、現在骨格予算となっている当初予算の肉付けを就任早々に行いたい考えを示し、5月上旬に開かれる臨時議会に提出したいとしています。
唐木さんの初登庁は16日火曜日で、任期は2017年(平成29年)4月15日までの4年間となっています。 -
上田城址公園ソメイヨシノ開花
上田市の上田城址公園のソメイヨシノが1日、開花しました。
上田城址公園の入り口にあるソメイヨシノの標本木で5輪の花が咲いた事から、上田市は1日開花宣言を出しました。
去年よりも13日早い開花ということです。
上田市によると、このまま暖かい日が続けば今週末には見ごろを迎えそうだということです。
上田城址公園では、5日から上田城千本桜祭りが始まります。 -
メキシコ長野県人会伊那市を見学
先祖に長野県出身者がいる日系メキシコ人でつくるメキシコ長野県人会が30日伊那市高遠町の高遠城址公園を見学しました。
30日は長野県出身の親や祖父母などをもつ者日系メキシコ人40人ほどが訪れ、ボランティアガイドの案内で、高遠城址公園を見学しました。
メキシコ長野県人会は、2世3世が増え、時が経過する中で日本語を話せる人が少なくなっていて、故郷を知り、日本に興味を持ってもらおうと初めて長野県への旅行を企画しました。
旅行は、25日から30日までの5泊6日の日程で、長野市から飯田市まで県内各地をめぐります。
29日の夕方伊那市に到着し、高遠さくらホテルに宿泊しました。
会員らは、アルプスが見えると写真を撮るなどしていました。
最後は全員でメキシコの民謡を歌いました。
会員らは帰途につくため、夕方には東京に向けて出発しました。 -
唐木一直さん 無投票で3選
任期満了に伴う南箕輪村長選挙が2日告示され、現職の唐木一直さんが無投票で3期目の当選を果たしました。
唐木さんは1948年昭和23年生まれの64歳。1967年昭和42年に伊那北高校を卒業後南箕輪村役場に就職。総務課長などを歴任し2001年平成13年に助役に就任しました。
2005年平成17年に村長選に出馬し初当選。2009年平成21年の選挙では無投票で再選しました。
村長就任後、2期8年間で財政基盤の強化や子育て支援などを手掛けてきました。
3期目の公約として園児数の増加に対応した保育園の整備、区、組への未加入世帯の解消などをあげています。
3日、午前8時過ぎ、南殿コミュニティセンターには多くの支持者が集まってきました。
午前8時30分に立候補の届け出を済ませると唐木陣営は、出陣式を開き、唐木さんは集まった300人の支持者を前に3期目に向けた決意を訴えました。
第一声の後、唐木さんは、村内をくまなく回り地域住民に支持を訴えました。
昼には事務所に戻って一息。
好物のカレーライスで腹ごしらえです。
午後は再び、遊説カーに乗り込み村内全域を回りました。
立候補届け出の締め切りとなる午後5時に池田輝夫選対委員長が村の選挙管理委員会に他に立候補者がいないか電話で確認し唐木さんの無投票での当選が決まりました。
唐木さんの初登庁は16日で、任期は2017年平成29年4月15日までとなっています。
唐木さんは「2期8年の施策は間違っていなかった。いくつかの公約を申し上げているので着実な推進のため全力で気持ちを新たに頑張りたい」と話していました。 -
上伊那医師会付属准看護学院 入学式
伊那市の上伊那医師会付属准看護学院で2日、入学式が行われ准看護師を目指す39人が入学しました。
今年度入学するのは、18歳から51歳までの39人で、男性9人女性30人となっています。
これまでは実習室が手狭で定員の半分ほどの募集に留まっていましたが、去年新たに実習室が完成したことから、定員の40人に対し39人の学生が入学することができました。
上伊那医師会会長で准看護学院の北原敏久学院長は「医師と看護師は車の両輪。先輩からチーム医療を確実に学び、知識と技術のレベルアップに努めて欲しい」と式辞を述べました。
新入生を代表して松・愛子さんは「学則を守り目標に向かって努力します」と誓いました。
新入生39人は、准看護師の資格取得を目指し2年間学びます。