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あさみちゆきさんライブ
井の頭公園の歌姫と言われている伊那市の観光大使のあさみちゆきさんのライブが16日、伊那市高遠町の高遠城址公園で行われました。
15日は北海道や広島などからおよそ300人が集まりました。
あさみさんは2001年から東京都吉祥寺の井の頭公園でストリートミュージシャンとして音楽活動を行っています。
伊那市では伊那まつりなどで7年前からコンサートを行っていて、去年8月には伊那市の観光大使に任命されています。
井の頭公園でのライブは、あさみさんの好きなビールのケースの上で歌うということですが、15日は井の頭にちなみ伊那市の漆戸醸造の井の頭のケースの上でライブをしました。
集まったあさみさんのファンや花見客は満開の桜の下であさみさんの歌に聞き入っていました。 -
野底で春の例大祭
伊那市野底の諏訪神社の春の例大祭が13日と14日に行われました。
野底地区では、五穀豊穣を願い毎年この時期に春の例大祭が行われています。
14日は、地区の子どもたちが神輿をかついで区内を練り歩きました。
子供みこしは、毎年野底の小学生が中心となってかつぎ、この春中学校に入学した1年生がリーダーを務めます。
子どもたちは2班にわかれて区内およそ130戸を一軒一軒回りました。
庭先では子どもたちが「まわれ まわれ 塩まいておくれ」の掛け声に合わせて神輿を回し家内安全や無病息災などを願いました。
野底地区では「年々小学生が少なくなってきているがこの祭りを大切にし後世に伝えて行きたい」と話していました。 -
食堂こかげ2年目スタート
伊那市高遠町藤沢の主婦が運営する農家食堂こかげが2年目をスタートさせました。
今年は、喫茶や惣菜の配達などにも力を入れ地域に根付いた食堂を目指したいと張り切っています。
食堂こかげは、地元伊那市高遠町藤沢の主婦が地元農産物を活用して地域の活性化につなげようと去年4月29日にオープンしました。
16日も昼時には、多くの人たちが訪れ厨房のスタッフたちは大忙しでした。
代表を務めるのは藤沢宗子さんです。
過疎化が進み、空き家や耕作放棄地が目立つようになった地域を女性パワーで盛り上げようと去年食堂をオープンさせました。
豚の角煮やニジマスの煮付けに小鉢を付けた御膳や地元野菜を多く使った日替わり定食が人気です。
藤澤さんによると去年は11月まで営業し月平均の利用は500人だったということです。
今年は4月1日にオープンし16日現在500人余りが訪れているということです。
今年は、ランチ以外に喫茶にも力を入れていく他、一人暮らしのお年寄り宅へ惣菜の配達も行っていきたいとしています。 -
西箕輪でアパート火災
16日午前1時30分頃、伊那市西箕輪大萱でアパートの一部を焼く火事がありました。
この火事でアパートに住んでいた男性の死亡が確認されました。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市西箕輪大萱のハイツ皓月です。
火はおよそ1時間15分後に消し止められましたが木造モルタル2階建てのアパートの一部を焼きました。
この火事で、出火元と思われる部屋に住んでいた小林光一さん78歳が病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
伊那署では現在、火事の原因について調べを進めています。 -
釣り体験教室
小さい頃から釣りに親しんでもらおうと宮田村の駒ケ根高原近くにある釣り堀で14日、釣り体験教室が開かれました。
これは、伊那市西町に今月オープンした釣具店ブリスエフのオープイベントとして開かれたもので、伊那市内の小中学生を中心に10人が参加しました。
釣り堀にはイワナやヤマメ、ニジマス合わせて70匹が放流されました。
教室では、始めにスタッフからエサの付け方や竿の投げ方など基本的なアドバイスがありました。
この後、子どもたちは魚のいるポイントに竿を下していました。
イワナとヤマメを釣った人には景品がでるということもあり参加者した子供たちは夢中になって釣りを楽しんでいました。
イベントを行った釣具店ブリスエフでは、「教室を通し釣りの楽しさを知ってもらえれば」と話していました。 -
桜シリーズ 常福寺
桜シリーズ、今日は、伊那市長谷の常福寺の枝垂れ桜です。
伊那市長谷総合支所から、歩いてすぐの常福寺には、樹齢120年の枝垂れ桜があります。
今年は例年と比べて、1週間ほど早い開花となりました。
桜はすでに散り始めていますが、常福寺によりますと、あと5日ほど楽しめるそうです。 -
長野県日蓮宗青年会 東日本大震災の復興を祈念して行脚
長野県日蓮宗青年会は9日、東日本大震災の復興を祈念して、お題目を唱えながら伊那市の高遠町を行脚しました。
高遠町を行脚したのは、長野県日蓮宗青年会の9人です。
9人は、高遠さくらホテルから蓮華寺までのおよそ3キロを行脚しました。
今年は、東日本大震災から3回忌の年にあたることから、復興を記念しお題目を唱えながら行脚しました。
青年会の伊神玄記会長は「震災を風化させないようにとの思いを込めて行った。再び目を向けるきっかけにしてほしい」と話していました。 -
県内初女性杜氏千野さん講演会
長野市在住の女性杜氏千野麻里子さんの講演会が13日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会は、今年度最初のまほらいな市民大学の講座として開かれたもので、学生およそ100人が集まりました。
千野さんは、長野市川中島の酒蔵「酒千蔵野」の杜氏を務めます。
酒千蔵野は、戦国時代の1540年創業で、県内では最も古い歴史を持ちます。
千野さんは酒造りについて「毎年同じ味の酒を作らなければならないが、気温や米の出来に左右されるため同じ作り方をしていてはだめ。違いを感覚で見極める必要がある」と話しました。
他に「お酒達には個性があり毎日その表情を変える。良い所を引き出し悪いところを直す、学校の先生のような存在かもしれない」と話しました。
学生らは、県内の女性杜氏の第一人者として活躍する千野さんの話に耳を傾けていました。 -
イメージキャラクターが詐欺被害防止呼びかけ
14日の年金支給日に合わせ伊那警察署管内4市町村のイメージキャラクターが、振り込め詐欺に注意するよう呼びかけました。
伊那市の八十二銀行伊那支店では伊那市のイメージキャラクターい縲怩ネちゃんが啓発活動をしました。
14日は伊那警察署から広報啓発活動大使に任命されている4市町村のイメージキャラクターが管内6か所で防犯ボランティア団体などと一緒に注意をよびかけました。
伊那署管内では、今年に入って5件、およそ3400万円の詐欺被害が発生していて、ほとんどが必ずもうかるなどと言って投資させる儲かります詐欺となっています。 -
高遠城址公園 入園者800万人突破
桜が満開となっている高遠城址公園では、1983年、昭和58年の入園有料化からの累計入園者が、15日800万人を突破しました。
15日は累計入園者800万人達成のセレモニーが伊那市高遠町の高遠城址公園で行われました。
セレモニーでは800万人目とその前後の入園者に伊那市ゆかりの記念品が贈られました。
800万人目となったのは、愛知県から夫婦で訪れた川崎肇さんです。
川崎さんはこれまで10回近く高遠城址公園を訪れているということで、今回の幸運を喜んでいました。
高遠城址公園では、入園有料化から31年目での800万人達成となります。
これまで最も入園者が多かったのは、平成8年の39万8,257人、最も少なかったのは、有料化が
始まった昭和58年の13万4,865人、次いで東日本大震災が発生した平成23年の15万2,850人です。
今年は4月1日の開園から14日までにおよそ13万人が訪れています。
高遠城址公園の桜は今日現在満開で桜守の稲辺謙次郎さんは「見頃は今週中頃まで続くのではないか」と話しています。 -
満開の桜の下 篠笛の音色響く
また高遠城址公園では、15日、篠笛奏者、大野利可さんによる演奏会が開かれました。
埼玉県在住の大野さんは、国立音楽大学卒業後、篠笛奏者となり活動しています。
6年ほど前に伊那市で演奏会を開き、以降毎年、伊那で篠笛講習会を開催しています。
それらが縁で桜祭り期間中、演奏会を開くようになり、今日はオリジナルや春にちなんだ曲などを披露しました。
演奏は午前と午後の2回、それぞれ1時間ほど行われ、花見に訪れた人たちは見頃の桜の下で奏でられる日本の伝統音楽、篠笛の音色を楽しんでいました。 -
第二次避難所指定の体育館完成
箕輪町から大規模災害発生時の第二次避難所に指定されている箕輪中学校の新しい体育館がこのほど完成しました。
完成した体育館は耐震構造となっていて、広さはおよそ1,200平方メートル、総事業費は、2億8,000万円です。
15日は新しい体育館でお披露目式が行われ、全校生徒およそ760人が出席しました。
本村栄次校長は「この体育館に命を吹き込むのは皆さんです。立派な施設に感謝し運動など学校生活に役立ててください。」とあいさつしました。
前の体育館は建築から50年以上が経過し耐震化されていないことが問題となっていました。
耐震化された新しい体育館は、大規模災害発生時の第二次避難所にも指定されていて地域防災の拠点施設としての役割も果たしていくということです。 -
桜シリーズ 箕輪町松島 みのわ天竜公園
桜シリーズ、14日は箕輪町松島のみのわ天竜公園です。
公園の天竜川沿いに植えられた桜が、見頃を迎えています。
天候にも恵まれた14日は、お昼時に家族連れなどがシートを広げ、花見を楽しんでいました。 -
伊那市高遠町出身の洋画家 向山僚一さんの作品展
伊那市高遠町出身の洋画家、向山僚一さんの作品展が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
会場には、「ふるさと伊那」をテーマに、高遠や県内の風景を題材にした油絵50点が展示されています。
向山さんは、現在85歳。3歳までを高遠で過ごし、昭和21年、17歳の時に上京、以来60年以上にわたり絵を描き続けています。
現在も、東京に住んでいますが、故里、高遠を想い、桜の咲く高遠城址公園や、南アルプスなどの風景を描いています。
向山さんは、絵を見てくれた人の何かの助けになればと思い、小さなキャンバスでも、迫力と感動のある作品作りを心がけているということです。
向山僚一さんの作品展「ふるさと伊那に思いをよせて」は、16日(火)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 -
伊那市西町で山林火災
14日午後1時30分頃、伊那市西町で山林と住宅の一部を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那消防署の発表によりますと、火事があったのは伊那市西町の山林です。
火事のあった山林は、竹林で風により火は枯れた竹に燃え広がり、近くの建物に延焼しました。
近所の人によると、この建物は現在空き家となっているという事です。
火はおよそ40分後の、午後2時20分頃に消し止められました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署では現在火事の原因について調べを進めています。
伊那消防署では空気が乾燥しているので火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼びかけています。 -
羽広獅子舞 400周年祝う
伊那市西箕輪羽広に伝わる羽広獅子舞は、今年で400周年を迎えました
14日は、羽広公民館で記念式典が開かれ、羽広獅子舞の他、近隣地区の獅子舞が共演し節目を祝いました。
式典には、地区住民など250人余りが出席し、羽広の獅子舞の他、子ども獅子舞や近隣地区の獅子舞が舞いを披露し400年の節目を祝いました。
羽広の獅子舞は、1613年(慶長18年)に仲仙寺再興を祝って舞われたのが起源とされ、1778年(安永7年)に現在の舞の形になったと伝えられています。
毎年1月15日に近い日曜日には、雄獅子、雌獅子の舞合わせが仲仙寺で行われていて伊那市無形民俗文化財に指定されています。
羽広区と羽広獅子舞保存会では、400年の記念事業として、後世に正しい舞を伝えようと、DVDを制作し、全戸に配布する計画です。 -
伊那市山寺の「やきもち踊り」奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が、14日、白山社・八幡社合殿で奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
この日は、伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、約30人が踊りを奉納しました。
踊りは、前踊り、中踊り、後踊りがあり、その合間には酒盛りが行われます。
踊り手たちは、キセルで刻み煙草を吸いながら、アユの串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
最後の酒盛りを終えると、草履を境内の外に出し、後踊りが行われます。
踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。 -
桜シリーズ 丸山公園
続いては、桜シリーズです。
13日は伊那市山寺区坂下の丸山公園です。
丸山公園の周りには、ソメイヨシノやコヒガンザクラなど合わせて30本ほどが植えられていて、ソメイヨシノは現在見ごろです。
スイセンも見ごろを迎えていて、桜との共演を楽しむことができます。
隣接する常円寺によりますと、ソメイヨシノはあと一週間ほど楽しめるということです。 -
桜の下で 伊那谷新酒祭り
桜の下で伊那谷の蔵元が持ち寄った地酒を味わう伊那谷新酒祭りが13日、伊那市西町の春日公園で行われました。
伊那谷新酒祭りは、地元の商店主らでつくる、ルネッサンス西町の会が行っているもので今年で10回目となります。
伊那谷にある9つの蔵元の新酒とビールを、桜を楽しみながら味わってもらおうと企画されました。
訪れた人たちはチケットを購入するとグラスを片手にお目当ての蔵元に足を運んでいました。
訪れた人たちはそれぞれの蔵元の酒を飲み比べながら春のひとときを楽しんでいました。 -
三四六さん子育て講演会
長野県内を中心にラジオなどで活動するタレント三四六さんの子育て講演会が南箕輪村の村民センターで13日開かれました。
講演会は、南箕輪村職員労働組合が年に一度開いているもので、200人ほどが訪れました。
三四六さんは、自身の体験を交え「輝く明日へ 三四郎流子育て論」と題して話しました。
三四六さんは、無敗だった柔道で15歳の時に初めて負け、挫折した経験から、「子どもは小さい頃から負けたり傷ついた経験をした方がいい」と話します。
三四郎さんは、「たくさん傷ついて他人の気持ちがわかる人の周りには人があつまり、最終的に成功する。親は子どもが転ばないようにするのではなく、転んだとき立ち上がる方法を教えてあげればいい」と話していました。 -
花見客の入り込みピーク
「天下第一の桜」として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園。満開から初めての週末を迎えた13日は、県内外から花見客がどっと訪れました。
高遠城址公園へと続く道はこの日、観光客の車で大渋滞となりました。
国道361号は、昼時には公園から3キロほど離れた美篶上原まで車の列が続き、車を遠くに停めて歩く観光客の姿も見られました。
新潟から訪れたというある観光客は「車が詰まってしまい動かなくなったので、駐車場を借りて遠くから歩いてきました。すごい渋滞です」と話していました。
公園行きのバスと連結した臨時列車も運行され、JR伊那北駅には多くの観光客が降りていました。
これに合わせ駅前には伊那市のみやげ品を買ってもらおうと、地元商店や市内の企業関係者などがテントを貼り、総合学習の一環で参加した伊那小学校の児童と一緒に販売していました。 -
森林内にクロスカントリーコースが完成
伊那市が平成22年度からますみヶ丘で整備を進めてきたクロスカントリーコースが完成し13日、記念式典が行われました。
式典では、関係者らがテープカットで完成を祝いました。
コースの監修を務めた専修大学陸上部監督で、伊那市出身の伊藤国光さんが、市内の小学生や高校生と一緒にコースを走りました。
参加した子どもは「地面がふかふかして走りやすかった。森の中で涼しいのでとても気持ちよかった」と話していました。
伊藤さんは「思い描いたようなコースが完成した。標高の高さを利用したトレーニングや地域のみなさんの健康増進に広く利用してもらいたい」と話していました。
クロスカントリーコースは、伊那市の駅伝のまちづくりの一環として、また地域住民の健康増進の場として伊那市が平成22年度から整備を進めてきました。
ますみヶ丘の平地林を活用し、総延長2.5キロと1キロのコースを完成させました。
鳩吹公園からコースへと続く歩道や車道の整備費用も合わせて、総事業費はおよそ640万円となっています。
白鳥孝伊那市長は「素晴らしいコースが完成した。駅伝のまちとして、大会だけでなく練習にも訪れてもらいたい」と話していました。
伊那市では多くの利用を呼びかけていて、8月にはコースを使ったトリムマラソン大会も企画しています。 -
桜シリーズ・宮の原枝垂れ桜
桜シリーズ、伊那市西春近・宮の原枝垂れ桜です。
伊那市西春近にある宮の原枝垂れ桜は、12日現在見頃を迎えています。
樹齢が120年の一本桜で、毎年田んぼに垂れ下がるように咲きます。
12日の伊那地域の最低気温は、朝方マイナス0.9度を記録し、日中の最高気温も10.5度までしか上がらず、花冷えの一日となりました。
伊那市役所観光課によりますと、桜は来週半頃まで楽しめるということです。 -
伊那市が応急加圧給水車を追加導入
伊那市は、大規模災害時に備えポンプ機能が内臓された給水車を 8日追加導入しました。
今回導入された応急加圧給水車は、内容量2,000リットルで、事業費はおよそ1,100万円です。
応急加圧給水車は、ポンプ機能が内臓されていて、高い場所にあるタンクへ水を運んだり、低い場所から水を吸い上げることができます。
伊那市の応急加圧給水車はこれで2台になります。
一台目は、東日本大震災の際に被災地宮城県で給水活動を行いました。
伊那市は、南海トラフ巨大地震で震度6強が予想されていることや豪雨などでの災害が多発していることから、災害時の迅速な給水のため二台目を導入しました。
二台目は被災地で活動した経験から、荷物を積むスペースをつくったほか、カーナビも取り付けました。
白鳥孝伊那市長は、「万が一の時は先頭に立って活躍してほしい」と話していました。 -
サクラコマ 東部中に
東日本大震災の被災地、宮城県仙台市の高砂中にタカトウコヒガンザクラを贈るなど支援活動をしている伊那市の東部中学校に市内の町工場が協同製作した完全地産のお土産サクラコマが12日に届けられました。
サクラコマは、市内の製造業6社と伊那市社会福祉協議会がご当地おみやげプロジェクトチームを立ち上げ協同開発した完全地産のお土産です。
12日は、そのうち3社の代表が東部中学校を訪れ、生徒にサクラコマ30個を贈りました。
東部中学校生徒会は、東日本大震災で桜が枯れてしまった仙台の高砂中学校に復興のシンボルにしてもりらおうと、タカトオコヒガンザクラを贈るなど去年4月からさくらプロジェクトとして支援・交流活動をしています。
今回、伊那市のお土産として誕生したサクラコマを贈ろうと計画し、30個のコマをおみやげプロジェクトチームから受け取りました。
高砂中のタカトオコヒガンザクラは、現在つぼみの状態だということです。
東部中学校では、今回贈るサクラコマが春風となってコヒガンザクラを咲かせられたらと期待しています。
ご当地おみやげプロジェクトチームでは、サクラコマでお互いの地域の絆がさらに深められたらと話しています。 -
4月27日に二胡コンサート
4月27日に伊那文化会館で中国伝統の楽器二胡のコンサートを行う劉胡会のメンバーは、本番を目前に控え練習に熱が入っています。
12日は、伊那文化会館でリハーサルが行われました。
27日にコンサートを開くのは、中国黒龍江省ハルピン出身で二胡奏者の劉鉄鋼さんが指導している劉胡会の伊那、諏訪、飯田の生徒たち75人です。
コンサートでは、洋楽や邦楽演奏家との競演も予定されています。
劉さんは、「二胡の大合奏や和太鼓との競演もあり見どころももりだくさん」と来場を呼び掛けています。
小学4年生から70代までが出演する「二胡の風かおる春の宵コンサート」は、今月27日午後6時30分から伊那文化会館で開かれる予定で入場料は、全席自由で1,000円となっています。 -
南箕輪村商工会新入社員研修会
南箕輪村商工会などは、新入社員を対象にした研修会を12日、商工会館で開きました。
研修会には、役場や民間の企業などから20人が参加しました。
外部から講師を招きビジネスマナーの基本などを学びました。
このうち、長野経済研究所の小沢廣行さんは、武道の心構えを例にあげ「基本を徹底的に学ぶことで応用する力がつく。そうすることでやがて指導する側に立つことができる」と話しました。
村商工会では「将来を担う若い人達に、自覚と責任をもって仕事に取り組んでもらいたい」と話していました。 -
県道脇の老木大移動
伊那市境の県道脇に樹齢200年から300年とされているヤマナシの木があります。
このヤマナシの木を移動させようと、クレーンや重機をつかった作業が11日、1日がかりで行われました。
県道の竜東線では、現在道路の拡幅工事が進められています。
伊那市境の道路脇には、樹齢200年から300年のヤマナシの木があり、今回拡幅工事に伴い10メートル西側に移されることになりました。
当初は、切り倒すことが検討されていたということですが、地元市議や文化財審議委員らが後世に残すべきと判断し、市を通じて県に要望しました。
作業は午前中から行われ、周りでは近隣住民が見守りました。
この家に70年近く住む池上正美さん90歳です。
池上さんは、26歳の時にこの家に嫁ぎました。
木のそばには、池上家が管理する水神様などが祭られた小さな祠がありました。
祠は、去年12月ひと足先に池上さん宅の畑に移されました。
木は、その隣りに移植されます。
午後の作業開始から3時間が経ちましたが、根が地面に張っているため動かすことができません。
午前中から見守っていた近所のお年寄りも、晩御飯の準備で一旦この場を後にします。
作業開始からおよそ4時間。
樹齢300年の老木がゆっくりと持ちあげられました。
造園業者は、「木へのダメージを最小限に抑える為に、根に土をつけたまま移動させたかったが老木のため上手くいかなかった。栄養剤などを施しながら、木の生命力を信じたい」と話していました。
29日には、親戚・地類一堂が集まりお祝いをするということです。 -
崇嶺会刻字展
伊那市の刻字教室崇嶺会の刻字展が12日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
崇嶺会は、伊那市を中心に上伊那地域に26人の会員がいて、会場には90点ほどの作品が並んでいます。
月に4回ほど、伊那市の刻字作家宮澤梅径さんに教わりながら作品作りをしています。
刻字は、木や石、金属などを刻んでいくもので、文字の周りを掘って浮き立たせる手法と、文字自体を掘る手法があります。
刻字展は、年に1回開かれていて毎回テーマを決めています。
今年は「言偏」をテーマに取り組みました。
ある会員は「同じ字を書いてもそれぞれの個性がでるので面白い」と話します。
会場では、チャリティー販売会も開かれていて、売り上げの一部はたかずやの里に寄付されます。
刻字展は14日日曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
桜シリーズ 伊那市の三峰川堤防の桜並木
桜シリーズ、伊那市の三峰川堤防の桜並木です。
三峰川堤防の桜並木は、現在見頃を迎えています。
三峰川のサイクリング・ジョギングロード沿いの3キロに、約200本が植えられています。
11日の伊那地域の最高気温は、10.1度で、3月中旬並みの肌寒い一日となりましたが、時折、太陽の光が差し込んでいました。
伊那市観光協会によりますと、三峰川堤防の桜並木の見頃は、来週中ごろまでになりそうです。