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い~な上伊那地域づくりフォーラム
上伊那地域で進められている地域づくり活動について理解を深める「い縲怩ネ上伊那・地域づくりフォーラム」が26日、伊那合同庁舎で開かれました。
この日は、平成23年度の地域発元気づくり支援金事業で優良事例に選ばれた3団体が表彰されました。
優良事例には、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では「中尾歌舞伎保存会」と「井上井月顕彰会」が選ばれています。
フォーラムは、地域づくり活動を行う団体同士交流を深めてもらおうと上伊那地方事務所が毎年開いているもので、会場にはおよそ160人が集まりました。
今年は「かみいな魅力発信シンポジウム」と題して初めてパネルディスカッションが行われました。
地域の魅力を発掘・発信し、観光や商工業などに生かしていこうというもので、「井上井月」をテーマに行われました。
パネリストを務めた映画監督の北村皆雄さんは「井月を受け入れた伊那の人達の暖かさは素晴らしい。井月の生きた時代を改めて考え直し、再構築する必要があるのでは」と話していました。
井上井月顕彰会の竹入弘元さんは「句碑を活用して、作った人の思いと見る人の思いを重ねられるような観光戦略を進めていけたら」と話していました。
上伊那地方事務所では「今回のフォーラムをきっかけに、連携した地域おこしが進んでいけば嬉しい」と話していました。 -
たかずや炭焼きの会 今季限りで解散
伊那市富県の炭焼き愛好者でつくる「たかずや炭の会」は、メンバーの減少や高齢化などにより、今年の冬をもって活動を終了します。
26日はこの冬4回目の炭焼きが行われ、メンバー10人ほどが、体験学習の一環で訪れた児童養護施設たかずやの里の子ども達と一緒に作業をしました。
たかずや炭の会は、平成13年に地域の同年代の住民が、農閑期に間伐整備を兼ねて、子どもの頃を思い出しながら作業をしようと結成し、今年で12年目になります。
土地を借りて作った窯にナラなどの間伐材を入れて一週間ほどかけ炭を作り、それぞれの家庭で使っている他、販売などもしています。
結成当初25人だったメンバーも13人まで減り、高齢化も進んでいることから今年いっぱいで活動をやめることにしました。
竹松徳門会長は「自主性があって本当に良い仲間たち。解散してしまうのは本当に残念」と話していました。
たかずや炭の会では、今後新しく炭焼きの活動をしていきたいという人がいれば、窯を譲ることも検討するとしています。 -
寒い一日 伊那地域で今冬初の真冬日
26日の伊那地域の最高気温は-1.5度で、この冬初めて、最高気温が0度を下回る「真冬日」となりました。
長野地方気象台によりますと、日本上空は現在、強い冬型の気圧配置で、強い寒気が流れ込んでいるため全国的に気温が上がらなかったということです。
この日は伊那地域で最大瞬間風速13.9メートルを記録するなど風も強かったことから、体感温度が下がり、より寒さを感じる1日となりました。
ガソリンスタンドで働く男性は「気温が上がらないので手や顔が引っ張られるように痛い」と話していました。
このところの寒さで、南箕輪村の大芝荘には、積もった雪とここ数日の冷え込みで巨大な氷の柱ができあがっています。
ツララと並ぶようにして屋根から続く氷は地面にまで達し、氷の柱のようになっています。
屋根の上に積もった雪が日中の暖かさで溶け、鎖状の雨樋をつたって落ちた水が、夜の寒さで凍ったものです。
大芝荘の従業員によりますと、ここ数年は雪が少なかったり、冬も比較的暖かかったりしたため、これだけの氷の柱ができるのは久しぶりだということです。
長野地方気象台によりますと、この冷え込みは来週の水曜日頃まで続く見込みで、気象台では防寒対策をして外出するよう呼びかけています。 -
箕輪町の議長に下原氏
箕輪町議会の新しい議長に町議2期目で副議長だった下原甲子人さん72歳が選ばれました。
今回の議長選挙は、前議長の藤田英文さんが体調不良により議長を辞職したいとする届出を受け申し合わせ任期の2年を待たず行われました。
これまで副議長だった下原さん以外に立候補者はなく、指名推薦により下原さんが当選しました。
松島に住む自営業の下原さんは、72歳で町議は2期目です。
任期は、今日から平成27年4月29日までの2年3か月となります。
副議長には、同じく2期目で長岡の武村俊身さん71歳が選ばれました。 -
平澤町長「JR伊那松島駅は箕輪の顔」
箕輪町の平澤豊満町長は、JR東海が4月1日から無人化する飯田線の伊那松島駅について、「伊那松島は町の顔」とした上で、「町独自で人を配置する有人化の方向で準備を進めたい」との考え方を25日議会に示しました。
平澤町長は、無人化か有人にするかのJR東海への回答期限となっている2月中旬までに議会や商工会、区長会にはかりながら有人駅としての方向づけをしていきたいとしました。
その上で駅に配置する人については、経験者が望ましいとするJR側の意向を受け、OBも視野に人選する考えを示しました。
平澤町長は、駅舎は単なる発券業務だけでなく、駐車スペースも含めこれまで以上に存在感のある場所として存続させていく意向も示しました。 -
郷土食「おからこ汁」講習会
各地区の女性農業者で組織する農村女性ネットワークいなは、25日伊那市のいなっせで上伊那地域の郷土食「おからこ汁」の講習会を開きました。
おからこ汁は、米の粉をこねた即席の餅おからこを大根やサトイモと一緒に煮込みます。
おからこは、十五夜のお供え餅です。
秋の十五夜のころは、収穫で忙しく餅をついている暇がなかったことから手間をかけない餅として生まれた風習とする説もあります。
講習会には、11人が参加し、先輩たちから料理のコツを学びながらおからこ汁を作っていました。
おからこができあがると汁の味を調えます。
煮ている最中は、おからこ談義で盛り上がっていました。
おからこを入れてからしばらくたって完成。
素朴な味わいのおからこ汁が完成しました。
今回の講習会は、去年10月の生活展でおからこを展示したところ反響があったため開催されました。 -
旧馬島家住宅で防災訓練
26日は、第59回文化財防火デーです。
これに合わせ、県宝に指定されている伊那市高遠町の旧馬島家住宅で25日、防災訓練が行われました。
訓練は、土手焼きの火が風にあおられ、旧馬島家住宅と隣接する高遠なつかし館に燃え移る危険があるという想定で行われました。
火元を確認した北原紀孝館長が、高遠消防署と高遠町・長谷の総合支所に通報するよう職員に指示。
通報した職員は、来場者を避難させていました。
文化財防火デーは、昭和24年1月26日に奈良県の法隆寺で火災が起きたことを受け、文化財を火災や震災から守るために制定されました。
旧馬島家住宅は、江戸時代後期に診療所として建てられた木造住宅で、県宝に指定されています。
伊那市では、毎年文化財防火デーに合わせ訓練を行っていて、旧馬島家住宅では初めてです。
高遠消防署の木下広志署長はなつかし館の職員に「有事の際は正確な情報を掌握し隊員に伝えてほしい。避難誘導、初期消火など優先順位と分担を決めるなどの対策を」と呼びかけていました。 -
青葉の会写真展
伊那市を中心に上伊那地域の写真愛好家でつくる青葉の会の写真展が 25日から、伊那図書館で始まりました。
会場には、会員14人の作品28点が並んでいます。
写真展は、作品の発表の場として年に1回開いています。
身近な風景や旅行先で撮影したものなどジャンルは問わず様々です。
スローシャッターを使って木々や水の動きを表現したもの、接写機能を使って花の細かい所まで鮮明に写したものもあります。
この作品は、40枚の写真を1枚に合成した作品で、星の動きが分かります。
青葉の会の写真展は、2月3日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
伊那西3年細野さん 全国コンクールで最優秀賞
伊那市の伊那西高校3年の細野志織さんは、全国高校文芸コンクール短歌部門で1位にあたる最優秀賞を受賞しました。
「薄闇の 坂の途中に 立ち止まる 頬をかすめし 沈丁花の香」
24日は、細野さんら4人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
細野さんは、学校の帰り道何気なく香った沈丁花の匂いが印象的でこの作品が思い浮かんだと話します。
普段からメモを持ち歩いていて、頭に浮かんだ句を書き留め作品にしているということです。
文芸クラブの部長を務める細野さん。
入賞を目指してきた全国大会での最優秀賞受賞を喜んでいます。
伊那西高校の短歌部門での最優秀賞受賞は、2回目ということです。
白鳥市長は「感性豊かな作品。伊那西高校の名を全国に轟かせた」と話していました。
この日は他に、東洋大学が主催する現代学生百人一首で入選した唐澤春奈さんも、喜びを報告しました。 -
上伊那と安曇野の住民 景観形成について意見交換
地域の景観形成に取り組んでいる上伊那と安曇野市の住民は25日、お互いの活動について意見を交わしました。
25日は、伊那市と駒ヶ根市で景観形成に携わる代表者6人が、安曇野市のNPO法人信州ふるさとづくり応援団安曇野支部のメンバー4人とお互いの地域の特徴や課題などについて意見を交わしました。
意見交換会は、安曇野支部のメンバーが提案。県の職員の仲介で実現しました。
安曇野市は、自治体が独自に景観計画を策定することができる景観行政団体に、平成22年に移行しました。
伊那市は、平成25年度中の移行を目指し取り組んでいます。
参加者は「景観形成を観光につなげていく必要がある」などと話しました。
伊那市からの出席者は「離れた地域で取り組みは異なるが、参考になった。今後の活動に活かしていきたい」と話していました。 -
【カメラリポート】「負けないで東北」被災地に千羽鶴
伊那市西春近南小学校の学童クラブは、被災地を応援する千羽鶴を作りました。
学校近くにある学童クラブ。授業を終えた子ども達が、放課後、保護者が迎えに来るまでの時間を過ごします。
現在22人の子どもたちが、宿題をしたり、校庭であそんだりして放課後を過ごしています。 -
県シニア大学の学生自治会 たかずや整備に寄付
長野県シニア大学の学生自治会は、たかずやの里の移転改築整備のための寄付金、4万5千504円を、24日伊那市役所に届けました。
寄付金を届けたのは、シニア大学の35期生自治会・関川 重雄会長など4人です。
35期生は、現在2年生で、来月18日に卒業を迎えることから、何らかの形で地域に貢献したいと今回、たかずやの里に寄付することにしました。
35期生105人に呼びかけたところ、4万5千504円が集まりました。
関川会長は、「シニア大学には、上伊那全域から学生が参加している。施設を見学した事もあるが、何かしたいという気持ちがあった」と話していました。
24日現在、たかずやの里移転改築のため上伊那広域連合に寄せられた寄付金は、529件およそ2900万円となっています。 -
ものづくり伊那をアピール
伊那市内の町工場と伊那市などが協同で開発したメイドイン伊那のお土産「サクラコマ」の試作品がこのほど完成し、2月7日に発売されることになりました。
サクラコマは、閉じているサクラの花びらが遠心力で外側に開き、回転が弱まると再び閉じるユニークなコマです。
全国の製造業者が参加するコマの大会に出場している伊那市富県の設計デザイン会社、(有)スワニーが設計しました。
スワニーは、市内の金型製造やプラスチック成型、金属加工を得意とする町工場などとともに「製造業ご当地お土産」プロジェクトを去年スタートさせました。
ここに市役所や商工会議所、社会福祉協議会も加わり改良を重ね、ご当地お土産第一弾となるサクラコマが完成したのです。
スワニー社長の橋爪良博さん。
伊那のものづくりの力を全国に発信したいとプロジェクトを立ち上げました。
橋爪さんは、このコマを量産するにあたり、障害者が働く輪っこハウスやコスモスの家で組み立てをしてもらおうと考えています。
障害者が作業しやすいようにと、組み立て方にも改良を加えました。
立ち入り禁止のこの部屋は、14人のスタッフが3次元データを制作しています。
スワニーの会社の目標は、「地元に設計者が根づくこと」
伊那の地に仕事があれば、優秀な設計者が生き残れる。
サクラコマには、そんな思いがこめられています。
サクラコマの発売は、2月7日。高遠サクラホテルなどで購入できます。
価格は、未定ですが、1,000円以下を予定しています。
発売翌日の8日には、東京の大田区で、コマの全国大会が予定されていて、スワニーは、メイドイン伊那のご当地土産、サクラコマで参戦するということです。 -
たかずやの里チャリティー展3月開催
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転改築を支援しようと、3月下旬にチャリティーアート展が企画されています。
24日は、たかずやの里でチャリティーアート展実行委員会の初会合が開かれました。
展示会は、伊那美術協会、信州美術会伊那支部・伊那市民美術会などが、一般から募った作品をチャリティー展で販売し、その収益を、施設の移転改築に役立ててもらおうと企画したものです。
24日は、それぞれの美術会の代表者があつまり、作品の募集要項などを検討しました。
たかずやの里移転改築支援・チャリティーアート展は、3月29日から4月2日まで、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれます。
実行委員会では、プロ・アマ問わず、趣旨に賛同する人から作品を募集しています。
展示会での売り上げは、たかずやの里の移転新築に役立てられることになっています。 -
氷上運動会
伊那市ますみケ丘の天然リンク、伊那西スケート場で、第5回氷上運動会が20日に開かれ、漬物石をストーンにしたカーリングを楽しみました。
氷上運動会には、小学生の部に14チーム56人、一般の部に7チーム28人が出場しました。
久保村清一伊那市教育長の始球式に続き競技が始まりました。
競技は、漬物用の2.5キロの石をストーンにして、6メートルはなれた円の中心をめがけて滑らせます。
中心から近い順に20点・5点・1点となっていて、1チーム4人の合計得点で競います。
リンク中央部分の特設会場で競技を楽しみました。
高得点が出たり、ストーンが中心から外れてしまうと、参加者からは、大きな歓声が上がっていました。
この氷上運動会は、伊那市体育協会スケート部が毎年開いていて、今回で5回目です。 -
公立高校生の就職内定率 南信は89.0%
この春、南信地域で公立高校を卒業する生徒の就職内定率は、去年12月末現在89パーセントとなっています。
これは24日長野県教育委員会が発表したものです。
南信地域の就職希望者数は1060人で、内定者数は943人となっています。
内定率は89.0パーセントで、県内4地区のうちで一番高くなっています。
しかし、93パーセントだった去年の12月と比べると4ポイント下回っています。
県全体では、公立高校卒業予定者のうち、就職希望者は2,883人で、そのうち内定者は2,541人です。
内定率は88.1パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、0.2ポイント減少しました。 -
ゆずり葉学級 南箕輪中学校生徒と交流
南箕輪村公民館の高齢者学級、ゆずりは学級が24日開かれ、参加者と南箕輪中学校の生徒が交流しました。
24日はゆずりは学級の参加者と南箕輪中学1年2組の生徒50人ほどが折り紙でコマを作って交流しました。
ゆずり葉学級は、南箕輪村公民館の高齢者学級で、月に2回活動を行っています。
毎年地域の小中学生と交流を行っていて、24日は南箕輪中学の生徒を招待しました。
参加者は生徒に折り方を教わったりしながらコマを作っていました。
ある参加者は、「おしゃべりをしながら楽しい時間を過ごすことができて良かった。子ども達から元気をもらいました」と話していました。 -
ナイスロード沿いに春の高校伊那駅伝の看板設置
伊那市美篶のナイスロード沿いには、春の高校伊那駅伝の旗と看板が立てられています。
今年の春の高校伊那駅伝は、3月24日日曜日に開催されます。 -
ハリソン君 送別会
ニュージーランド出身で去年8月から留学しているハリソン君の送別会が20日伊那市のいなっせで開かれました。
17歳のハリソン君は、国際的な高校生の留学機関AFSの留学生として去年8月から松川町に滞在し、松川高校に通学していました。
送別会では、ホストファミリーの宮下さん一家に感謝状を贈呈。
松川高校から三浦章校長と担任の中村邦彦教諭もかけつけました。
三浦校長は、「私が果たせなかった海外留学の夢を海外の生徒を受け入れることで果たそうと力を入れている」とういさつ。
担任の中川教諭は、「ハリソン君のおかげでクラスの雰囲気ががらっと良くなった」と話しました。
AFSを通じて、2月には3人が海外留学を予定しています。
AFS長野飯田支部は、飯田から松本地域で活動していて、1999年の支部発足以来、60人余りの高校生を海外に留学させている一方で、年間40人を海外から受け入れています。 -
伊那市駅を含め利用、活性化検討
伊那市の白鳥孝市長は、JR東海が示している飯田線の無人化について、「伊那市駅を含め、利用や活性化の検討を進めていきたい」との考えを示しました。
これは、23日は、市役所で開かれた定例記者会見の中で、記者の質問に対し白鳥市長が答えたものです。
白鳥市長は、「市内で無人化される伊那北駅や沢渡駅ばかりでなく、伊那市駅も含めそれぞれが持つ個性や役割を考え対応を協議していきたい」と話していました。
駅の活用については、伊那北駅を例にあげ、「利用の中心は高校生。街の活性化を図りながら、若者の活動を支援する場にできれば」と話していました。
白鳥市長は、伊那北駅と沢渡駅について、市が負担し有人駅にするかとの質問に対しては、「今の段階では答えは出ていない」と答えていました。
市では来週中に、地元商店街や高校の教員などでつくるJR飯田線伊那市利活用検討協議会を開き、年度内の早い段階で判断をしたいとしています。
無人化の対象となっている伊那松島駅のある箕輪町では、無人化は避けたいとして、具体的な人員の配置や駅舎利用について、来月下旬に方向性を示したいとしています。 -
親孝行の讃歌 最優秀賞に後藤さん(西春近南小)
両親への感謝の気持ちなどをつづった手紙のコンクールで、西春近南小学校5年後藤あゆ美さんの作品が小中学生の部で最優秀賞に選ばれました。
18日には市役所で、二次審査が行われ、審査委員長の松田泰俊伊那市教育委員長など審査員6人が審査を行いました。
審査の結果、小中学生の部では、47点が入選し、最優秀賞に西春近南小の後藤あゆ美さんの作品が選ばれました。
一般の部では27点が入選し、最高賞にあたる孝行賞に、伊那市美篶の吉田玲子さんの他2人が選ばれました。
コンクールは、伊那市長谷地区に江戸時代から伝わる孝行猿の民話にちなんで伊那市などが実施したものです。
親孝行の賛歌と題したこの事業は、旧長谷村で平成11年から5年間行われていたものをリニューアルし、伊那市が今年度から再スタートしました。
市では、入選した作品を集めた文集を今年度中に発行する事にしています。 -
富県小学校 スキー・スノーボード教室
伊那市の富県小学校のスキー・スノーボード教室が23日伊那スキーリゾートで開かれました。
教室には3年生から6年生100人ほどが参加し、初級、中級、上級のグループに別れ、指導を受けました。
富県小学校では、冬の体育の一環として、雪に親しんでもらおうと毎年スキー教室を開いています。
初級のグループでは、ゆっくりとすべりながら、止まる練習などをしていました。
5,6年生の中にはスノーボードに挑戦するグループもあり、体重のかけ方や安全な転び方などを教わっていました。
ある児童は、「止まるのが難しかったけれど、うまく滑れるとうれしいです。面白かったのでまた来たいです」と話していました。 -
間伐材搬出コスト削減へ重機導入
上伊那森林組合は、森林整備で出る、間伐材の搬出のコスト削減に向け新たに重機3台を導入しました。
23日は伊那市東春近の森林組合で、入魂式などが行われ、県や組合の関係者などおよそ50人が出席しました。
間伐した木材のうち搬出に手間がかかる物は、これまで山に放置されてきましたが、今後は有効に活用しようと、新たに重機3台を導入しました。
導入したのは、木の伐採から枝を払い、運びやすい長さに切断できる物や運搬作業に使用する物です。
事業費は、およそ3,700万円で、このうち6割は、国や県の補助を受けています。 -
千葉耕風さん 書作展
箕輪町在住の書家、千葉耕風(こうふう)さんの書作展が箕輪町文化センターで開かれています。
会場には掛け軸や額装などおよそ30点がが展示されていて、千葉さんが得意とする書体「隷書体(れいしょたい)」の作品が多く飾られています。
千葉さんは現在78歳。
伊那市や箕輪町で書道教室を開いています。
10代のころから書道を始め、国内外の展覧会に出品してきたということです。
耕風書作展は、27日 日曜日まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
かんてんぱぱ小学生絵画コンクール表彰式
第8回かんてんぱぱ小学生絵画コンクールの表彰式が19日伊那市西春近のかんてんぱぱホールで行われました。
最高賞のかんてんぱぱ賞には美篶小学校5年の柴美透さんの作品が選ばれました。
柴さんは、美篶小学校に併設されている木造の資料館を描きました。
19日は入賞した23人が伊那食品工業株式会社の塚越寛会長などから賞状を受け取りました。
かんてんぱぱ小学生絵画コンクールは絵を描くことでふるさとを愛する心を育ててもらおうと伊那食品が毎年行っているものです。
塚越会長は、「作品から生徒のみなさんの一生懸命な気持ちが伝わった」と話していました。
コンクールには、市内16の小学校から935点が集まりました。
入賞作品も含めたすべての応募作品は、27日までかんてんぱぱホールで展示されます。 -
上農高校でAED講習会
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒らが21日伊那中央病院の職員からAEDの使い方について講習を受けました。
21日は上農高校の1年生と教員50人ほどが参加し、伊那中央病院の職員からAEDの使い方を学びました。
講習会では模型を使い、倒れている人の発見からAEDの使用までの流れを実践しました。
上農高校では毎年講習会を開いていて、1年生が受講することになっています。
職員らはグループに別れ、AEDの音声に従い操作することや、AEDを使う直前まで胸骨圧迫を絶えず行うことなどが大切だと指導しました。
生徒たちは職員に教わりながら処置を行っていました。
伊那中央病院救命救急センターの北澤公男医師は、「技術を覚えることで、倒れている人に声をかけ、処置をする勇気をもってほしい」と話していました。 -
10月から12月の業況感指数 マイナス34.9 6.1ポイント改善
アルプス中央信用金庫の伊那谷経済動向調査によりますと、去年10月から12月の業況について業況感を表す指数は、マイナス34.9で6.1ポイント改善しました。
しかし、1月から3月については、不動産業を除き大きなマイナス見通しとなっています。
上伊那地区内で、10月から12月の業況について、良かったとする企業は10.9%、悪かったとする企業は45.8%で、業況感の指標はマイナス34.9と7月から9月に比べ、6.1ポイント改善しました。
アルプス中央信用金庫では、「企業の業況感は円高の影響や海外経済の減速などに加え中国との関係悪化などの要因に左右されているため、引き続き先行き不透明な状態」とみています。
1月から3月の業況判断指数は今季と比べ、卸売業がマイナス40ポイント、サービス業がマイナス35.6ポイント、小売業がマイナス22.8ポイントと、不動産業を除いた5つの業種で大きなマイナス見通しとなっています。
また、政権交代前に調査を行った平成25年の景気見通しについては、「良い」「やや良い」と答えた企業が5.4%だったのに対し「やや悪い」「悪い」「非常に悪い」と答えた企業は86.1%にのぼりました。 -
プリムラポリアンサ 出荷作業
冬から春にかけて咲く花プリムラポリアンサの出荷作業が、伊那市東春近の花卉農園導楽園で行われています。
「プリムラポリアンサ」
花言葉は、「運命を開く」「可憐」です。
導楽園では、バラのように咲く品種「プリンセス・オブ・ローズ」の出荷作業に追われています。
導楽園では10年ほど前から栽培していて、4つのオリジナル品種を中心に出荷しています。
中でも、1つの株で複数の色の花を咲かせるものの人気が高いということです。
広さ2,000坪の温室では、従業員18人が出荷に向け花の手入れや来シーズン用に交配作業を行っていました。
花は、愛知県を中心に関西や九州方面に出荷されるということです。
出荷作業は、2月上旬まで行われます。 -
伊那まちバラ咲く街角委員会発足
バラによる商店街の活性化に取り組んでいる住民らは21日、新たな組織「伊那まちバラ咲く街角連絡協議会」を発足させました。
21日は、伊那市のタウンステーション伊那まちで初会合が開かれ、会のメンバーら14人が参加しました。
これまで、中心市街地の活性化に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会のバラ咲く街角委員会が主体となり活動してきました。
平成22年度から県と市の補助金を活用し西町から山寺までの商店街をバラで飾りました。
連絡協議会は、補助金の交付が今年度、終了することから、自立して取り組んでいこうと発足しました。
会長にはバラ咲く街角委員会委員長だった中村弘人さんが選ばれました。
組織は、西町、荒井、山寺などの7つのバラ愛好会で構成しされています。
協議会では、これまで通りバラまちフェスタなどのイベントを実施していくとしています。
会では、バラを通して地域の人たちに愛され会話と賑わいが生まれるような商店街にしていきたいとしています。 -
西春近北小 味噌作り
伊那市の西春近北小学校の2年生は22日、自分達で育てた大豆を使って味噌作りをしました。
西春近北小の2年ひのき組では、生活科の時間を使って大豆の生産を行っています。
収穫した大豆で何ができるかを話し合い、五平餅に使う味噌を作ることになりました。
22日は、学校近くに住む唐木安夫さん佳世子さん夫妻を招き指導を受けました。
唐木さんの住む集落では、昔味噌作りが盛んで、今回使った機械もこの集落で貸し出したものです。
圧力鍋で大豆を1時間ほど茹で、指でつぶれるほどの柔らかさになったら潰します。
味噌を作ったことのない児童がほとんどで、1つひとつの作業に歓声をあげていました。
大豆を潰した後、麹と塩を混ぜ合わせ丸めました。
唐木さんは「市販の味噌を使う家庭がほとんどなので、手づくりの良さを知ってもらいたい」と話します。
味噌は、10か月ほど寝かし五平餅につけて味わうということです。