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上伊那市町村教育委員会連絡協議会 たかずや整備費寄付
上伊那8市町村の教育委員会などでつくる上伊那市町村教育委員会連絡協議会は、たかずやの里の整備費用として22万4,150円を寄付しました。
22日は、連絡協議会の松田泰俊会長ら3人が、市役所を訪れました。
連絡協議会は現在45人で構成していて、寄付金は松田会長らが会員に呼び掛け集まったものです。
松田会長は「委員全員が快く協力してくれた。たかずやの里の支援ができたことをありがたく思う」と話していました。
白鳥孝広域連合長は「子どもからお年寄りまで支援の輪が広がり、当初は考えていなかった交流施設の建設も夢ではなくなってきた」と、感謝していました。
これまでにたかずやの里の整備に寄せられた寄付は、およそ3千百万円となっています。 -
株式会社南信美装伊那がたかずやの里に寄付
伊那市東春近の総合ビルメンテナンス会社 株式会社南信美装伊那は富県の児童養護施設たかずやの里の移転新築に役立ててもらおうと現金30万円を寄付しました。
27日は、株式会社南信美装伊那の吉澤文男社長らが伊那市役所を訪れ、上伊那広域連合の白鳥孝連合長に寄付金を手渡しました。
南信美装伊那は、たかずやの里出身の従業員がいることなどから平成25年度の創業30周年を前に30万円を寄付することにしました。
白鳥市長は「寄付をしていただきありがたい」と感謝していました。
たかずやの里に寄せられた寄付は、28日現在で576件、およそ3,100万円となっています。 -
信州大学繊維学部の学生「軍手ィ」を伊那市の新1年生にプレゼント
信州大学繊維学部の学生有志は、自分たちでデザインした手袋「軍手ィ(グンティー)」を、28日伊那市に届けました。
手袋は、この春小学校に入学する新1年生全員に贈られます。
「軍手ィ」と名付けられた、学生が製作した手袋です。
28日は、信大繊維学部の3人が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に、軍手ィ700セットを届けました。
学生有志でつくる「ハナサカ軍手ィプロジェクト」は、商店街の活性化などを目的に、大学キャンパスのある上田市を拠点に活動しています。
軍ティを小学生にプレゼントする取組は4年目で、伊那市に贈るのは今回が初めてです。
去年11月からタウンステーション伊那まちのほか、県内の店舗で軍ティを販売し、その売り上げで、新1年生用の軍手ィを製作しました。
この日、届けられた軍手ィは、伊那市内の小学校にこの春入学する子供たち全員に贈られます。 -
たかずやチャリティアート展 29日から
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の移転改築を支援するためのチャリティーアート展が、29日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まります。
28日は、アート展実行委員会のメンバーが作品の飾りつけなどを行っていました。
伊那美術協会・信州美術会上伊那支部・伊那市民美術会が中心となり、上伊那の作家に声をかけて作品を集めました。
一般からも多くの協力があり、上伊那全域の62人から117点の作品が寄せられました。
ジャンルも、日本画・洋画・彫刻・書道など、さまざまです。
これらの作品には全て値段が付けられていて、市場価格より安く購入できるということです。
収益は、額縁などの材料費を除いた7割を支援金とします。
チャリティアート展は、29日午前9時開場で、作品の購入は、先着順です。
午後1時からはオープニングセレモニーも予定されていて、たかずやの里の生徒達による太鼓の演奏や、書道家によるパフォーマンスも予定されています。
このチャリティーアート展は、4月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
高遠城址の桜の枝 折られる
伊那市の高遠城址公園の桜の枝が何者かに折られたり、切り取られたりしていることが分かりました。
折られた枝は、開花を目前に控えたものでした。
28日は、桜守の稲辺謙次郎さんが、折られた枝の修復作業を行っていました。
枝が折られたのは、南ゲートです。4箇所ほど、手の届く場所の枝が折られています。
26日に折られていることが分かり、28日、補修が行われました。
桜は、折られた場所から腐敗が始まり、桜全体を弱らせてしまうということで、稲辺さんは、防腐と殺菌の溶液を、枝に塗りつけていました。
また、三の丸のグラウンド駐車場では枝が切られました。
25日に、枝を切られていることが分かりました。
何者かが、刃物を用意して、切り取っていったものと思われます。
稲辺さんが高遠城址公園で桜守を始めて15年たちますが、このようなことは今回が初めてだということです。 -
まっくんのぬいぐるみ 村が販売を検討
ゆるきゃらグランプリで、最下位となったことをきっかけに、注目を集めている、南箕輪村のイメージキャラクターまっくん。
今度は、ぬいぐるみの販売が検討されています。
試作品のまっくんのぬいぐるみは、15センチと、30センチの2つのサイズがあります。
まっくんは、平成23年度のゆるきゃらグランプリで最下位となり注目を集め、今年度は48位に大躍進しました。
庁舎内に設けられたまっくん検討部会では、更にまっくんをPRしていこうと、ぬいぐるみの制作を検討しています。
26日にこの試作品が完成しました。
村では、細部にこだわり、修正を行い、ぬいぐるみの販売を前向きに検討したいとしています。 -
伊那ダイヤンモンドツインズ 全国1勝
全国ミニバスケットボール大会に長野県女子代表として出場している伊那ダイヤモンドツインズは、予選リーグ初戦、北海道代表と戦い延長戦のすえ勝ちました。
長野県の女子チームが全国で勝つのは、2008年以来5年ぶりとなります。
大会は、東京の国立代々木体育館を会場に28日開幕し、30日まで47都道府県代表、男女合わせて96チームが日本一をめざし戦います。
伊那ダイヤモンドツインズは、去年4月に伊那市内のミニバスの2チームが統合し誕生したチームで、創部1年目にして全国大会への出場を果たしました。
伊那は、開会式直後に行われた、予選第一試合で、北海道代表チームと対戦しました。
試合は高さに勝る黒のユニホームの北海道がミドルシュートで得点すると、白のユニホームの伊那は外からのシュートを決め、前半終了時点で伊那が14点、北海道が12点と互角の戦いとなりました。
後半に入っても互いに譲らず、第4クォーター終了時点で28対28の同点で決着がつかず3分間の延長戦となりました。
延長戦では、伊那の12番久保村法子がミドルシュートを決め先行すると、すぐに北海道もシュートを決め、もつれる試合展開となりした。
最後は伊那の8番竹内明日香がフリースローを2本決め、これが決勝点となり勝ちました。
29日は伊那市のチームとしては12年ぶりとなる決勝トーナメント進出をかけ、山梨県代表チームと対戦します。 -
小松養蜂園 障害者就労センター4施設にいちご贈る
伊那市御園の小松養蜂園は、市内の障害者就労センター4施設に、いちご143パックをプレゼントしました。
29日は、小松養蜂園の小松実治さんが障害者社会就労センターゆめわーくを訪れました。
小松さんは、20年ほど前から毎年いちごをプレゼントしています。
養蜂に使う巣箱の製作をゆめわーくに依頼していて、日頃の感謝の気持ちとして1人1パックいちごをプレゼントしました。
小松さんは「毎日楽しく過ごすことが大切です。家族と一緒食べてください」と話していました。
ゆめわーくの石川美佐子施設長は「みんな毎年楽しみにしています。ありがたいです」と感謝していました。 -
桜だより 飯田市~ソメイヨシノ開花
飯田市から桜の便りです。
市街地の中心部にある大宮通りのソメイヨシノが開花しました。
南信州広域連合が26日の午後開花を宣言しました。
開花宣言は、標本木の桜の花びらが5・6輪咲くと発表されます。
今年の開花は、平年より9日早く観測を始めた1953年以来3番目に早い記録となりました。
約150本、700メートルにわたる大宮通りの桜並木は、今週末には見ごろを迎えそうです。 -
大泉まんどの会が麦踏・土入れ作業
お盆の伝統「振りまんど」を残していこうと、大麦を栽培している南箕輪村の大泉まんどの会が、地域の畑で麦踏などの作業を20日行いました。
20日は大泉まんどの会の会員や、地域の子どもなど15人ほどが参加し、麦踏や土入れの作業をしました。
大泉では去年、麦ワラが手に入りにくいことなどから、お盆の伝統行事「振りまんど」の実施を見送りました。
伝統行事を後世に残していこうと、大泉まんどの会では去年10月から遊休農地で大麦を育て始めました。
麦踏には根を丈夫にする効果が、土入れには寒さや乾燥を防ぐ効果があるということです。
子どもたちも会員から教わりながら作業に挑戦していました。
唐澤俊男会長は、「昔ながらの農作業を子供たちとできてよかった」と話していました。
育てた大麦は6月に収穫し、8月の振りまんどで使うことにしています。 -
自主制作番組の向上へ 番組審議委員会
伊那ケーブルテレビジョンの自主制作番組などについて意見を聞く番組審議委員会が27日開かれました。
番組審議委員会は、番組内容の適正化や充実を図ろうと行われたもので、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村などから7人が出席しました。
委員会では東日本大震災を扱った特別番組について意見が交わされました。
委員からは、「2時間は長いので、分割して放送したらどうか」「登場した人たちが今後どうなっていくのか今後も追跡取材をしてほしい」といった意見が出されていました。
向山公人社長は、「情報を早く正しく伝えていけるよう取り組んできた。ご覧になる方のニーズに合わせて情報を提供していきたい」と話していました。 -
桜の開花予想 高遠城址公園5日
日本気象協会は、今年の高遠城址公園の桜の開花予想日を4月5日と発表しました。
これは、27日発表された第6回目の開花予想によるものです。
これによりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は、平年より7日早く、昨年より11日早い4月5日と予想していて、満開は10日と予想しています。
5回目の予想では4月6日の開花を予想していたことから、1日早まっています。
3月の暖かさの影響で生長が進み、開花が早まる見込みだということです。 -
箕輪町グリーンツーリズム好調 参加者大幅増加に
都市と農村の交流、農業振興を目指す箕輪町グリーンツーリズム。今年度の健康ツアーと農業体験ツアーの参加者は、およそ1,280人と、前年度の950人から、330人の増加となりました。
27日は、箕輪町役場で推進協議会の会議が開かれ、今年度の事業報告などが行われました。
報告によりますと、田植えやリンゴの収穫などの農業体験ツアーには、今年度1088人が参加し、前の年度と比べ229人増加しました。
農業体験と健康プログラムを組み合わせた健康ツアーの参加者は、188人と前年度と比べ88人増加しました。
箕輪町では、平成22年度から、都市との交流や農業振興を目的にグリーンツーリズム事業を実施しています。
会議で平澤豊満町長は、「今後も工夫をし交流人口を増やし、町の活性化につなげていきたい」と話していました。
協議会では、これまで都市農村交流、農産物加工・健康メニュー開発、健康推進の3つの組織でグリーンツーリズムを推進してきましたが、来年度から新たに、観光農業ビジネスに取り組む、みらい農(の)ビジネス推進チームを新設することが了承されました。
このチームは、観光農業ビジネスのあり方について研究し、ほか3つのチームと連携を図りながら事業に取り組むという事です -
羽場裕一さん伊那市芸術文化大使に
舞台やドラマなどで活躍している伊那市出身の俳優、羽場裕一さんが、伊那市芸術文化大使に任命されました。
27日は、伊那市役所で委嘱式が行われ白鳥孝伊那市長から委嘱状が手わたされました。
羽場さんは伊那市美篶中県区出身の51歳。
高遠高校在学中に演劇部に所属、卒業後は東京にある「劇団夢の遊民社」に入り俳優となり、舞台や映画など多くの作品に出演しています。
現在は横浜市在住で、7月からは東京の新国立劇場で行われる舞台への出演が決まっているという事です。
羽場さんは、「役者は顔が名刺と教えられてきたが、今回頂いた名刺の重みに負けないよう、伊那をPRし、役者としてもしっかりやっていきたい」と話していました。
伊那市特命大使には、これまでに、子どもタレントの鈴木福君や脚本家で映画監督の三谷幸喜さん等が任命されていて、羽場さんで10人目となります。 -
南箕輪村の保育園で一斉に卒園式
南箕輪村にある5つの保育園で26日一斉に卒園式が行われました。
このうち北殿にある南箕輪中部保育園では42人が卒園しました。
式では、清水すみゑ園長がひとりひとりに保育証書を手渡しました。
園児たちは、保育園で楽しかったことを発表しました。
園児たちは、もらった証書を「ありがとう」と言いながら保護者に手渡しました。
清水園長は、「みなさんはこれから生きていくための最初の準備が整いました。小学校に向けて出発です」と園児たちに呼びかけました。
南箕輪村では26日、5つあるすべての保育園で卒園式が行われ、全体で142人が卒園しました。 -
富県小4年生が水路脇に不法投棄防止看板設置
伊那市の富県小学校の4年生は総合学習のまとめとして、ごみの不法投棄防止を呼び掛ける看板を学校近くの水路脇に26日設置しました。
26日は、4年生19人と学習を手伝ってもらっている春富土地改良区の組合員らが作業を行い、富県地区の水路脇6か所に看板を設置しました。
富県小4年生は、総合学習の時間に地域の水路の歴史などを学んできました。
その中で、水路への不法投棄があることを知った児童は、地域の人の役に立ちたいと看板を制作し、設置することにしました。
看板は、4年生が卒業するまでの2年間設置されるということです。 -
伊那中央病院が看護師向け就職説明会
伊那市の伊那中央病院は看護師向けの就職説明会を25日開きました。
説明会には11人が参加しました。
説明会は秋に開催予定の採用試験に向け、春休み中の学生を対象に行ったものです。
伊那中央病院では、4月から正規378人、臨時90人、助手63人の合わせて531人が看護職として働くことになっています。
去年よりも56人多くなっています。
このうち4月から採用されるのは25人で、10月の救命救急センター利用開始に向け、例年より多めに採用したということです。
伊那中央病院では、秋の採用試験に向け、随時説明会を開く予定です。 -
「絵島 ~美しき流人 大奥から高遠へ~」特別展開幕
伊那市高遠町歴史博物館の特別展「絵島 縲恃・オき流人 大奥から高遠へ縲怐vが、23日から始まりました。
この日は、オープニング式典が歴史博物館で行われ、関係者らが特別展の開幕を祝いました。
式典で、絵島にゆかりのある蓮華寺の長谷川湛道住職は「絵島には人を引き寄せる魅力がある。多くの人に絵島について知ってもらいたい」と挨拶しました。
絵島は江戸時代の大奥の女中で、幕府の権力抗争の中、絵島生島事件の罪人として高遠に幽閉されました。
今回、絵島が長く過ごした高遠の地での生活について知ってもらおうと、実際に絵島が使った道具なども展示されています。
特に絵島が身につけていたとされる夜具は、今回初めて展示されました。
白鳥孝市長は「実際に使ったものもありとてもおもしろい。絵島生島事件で有名な絵島だが、高遠での生活も多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
北原紀孝館長は「美術館を見てから高遠町内の歌碑などを尋ねればさらに面白いと思う。多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。
特別展「絵島 縲恃・オき流人 大奥から高遠へ縲怐vは高遠町歴史博物館で6月23日まで開かれています。
入場料は一般が400円、小中学生が200円となっています。 -
伊那市高遠町ファミリーホーム開設
虐待や育児放棄など親と一緒に暮らせない子供たちを受け入れるファミリーホームが、来月1日に県内で初めて伊那市高遠町に開所します。
ファミリーホームを運営するのは伊那市高遠町の宇津孝子さんです。
宇津さんは、不登校の子どもたちを受け入れているフリーキッズビレッジの理事長を務めています。
ファミリーホームは里親として子どもを預かり家庭的な環境で養育するものです。
里親として子どもを受け入れる宇津さんは、開所に向け準備を進めています。
自宅の一部を改装し、新たにファミリーホーム用の玄関や炊事場を作った他、屋外には風呂場をつくりました。
これらは国の補助金800万円を活用しています。
2歳児、中学2年生、高校1年生の3人を受けいれることが決まっていて、宇津さんは里親として子供たちのメンタルケアなどにあたります。
ファミリーホームは来月1日に開所することになっていて後3人を受け入れられるということです。 -
伊那中央病院 4億円の黒字見込む
伊那中央病院の今年度の収支はおよそ4億円の黒字を見込んでいて、4年連続の黒字となる見通しです。
伊那中央行政組合議会3月定例会が26日、伊那市役所で開かれ、今年度の伊那中央病院事業会計の補正予算案が提出され可決されました。
補正後の予算額では、入院や外来の収益など病院の事業収益はおよそ108億5千万円、それに対し人件費や材料費などの事業費用はおよそ104億5千万円となり、純利益はおよそ4億円と見込んでいます。
今議会では他に、総額16億8千万円の来年度の一般会計当初予算案や、今年10月から診療を始める歯科口腔外科の新設に伴う条例の改正案など5議案が可決されました。 -
高遠町長藤弥勒で山林火災
26日午後0時10分頃伊那市高遠町長藤弥勒で山林火災がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市高遠町長藤弥勒の山林と休耕田です。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが休耕田と山林およそ25,000平方メートルを焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署では現在火事の原因について調べを進めています。
伊那消防署では空気が乾燥しているので火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼びかけています。 -
すずたけで防災訓練
伊那市の老人保健施設すずたけで27日、火災を想定した防災訓練が行われました。
すずたけでは、毎年2回、火災や地震などの災害を想定した避難訓練を実施しています。
今回は、夜間に2階の一室から火が出たとの想定で訓練が行われました。
当直役の職員は、部屋から火が出ているのを見つけるとすぐに、非常ベルのボタンを押し、消防署に連絡をとっていまいた。
別の職員は、入所者があわてないように声をかけながら、外へと避難させていました。
すずたけによりますと、今回の訓練では火災発生から10分程で、入所者40人、職員20人が避難できたという事です。
訓練の後、消防署の職員が「廊下に物があると、避難する時のリスクになる。廊下にはなるべく物は置かないようにしてください」とアドバイスしていました。
すずたけでは、「ワンパターンにならないよう、突発的な事態などを取り入れた訓練を実施し、いざという時に備えていきたい」と話していました。 -
伊那北高校ジョイントコンサート
伊那北高校の音楽部と吹奏楽部によるジョイントコンサートが24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
音楽部の合唱班と弦楽班、吹奏楽部合同のジョイントコンサートは、毎年この時期に開かれていて、今年で34回目となります。
部をこえたつながりを深めようと、今年は初めての試みとして、ミュージカルを行いました。
未来への希望を失った主人公が動物たちと触れ合う中で自信を取り戻していくストーリーで、ディズニーメドレーを演奏しました。
コンサートの模様は4月2日からご覧のチャンネルで放送します。 -
新山保育園 再開目指し説明会
平成21年度から休園となっている伊那市の新山保育園について考える会は、保育園再開を目指す地域の保護者を対象にした説明会を24日、開きました。
説明会は、乳幼児を持つ親を対象に開かれ、12世帯およそ20人が参加しました。
新山保育園は、平成21年度から休園中で、平成28年度までに再開しないと廃園となります。
再開には、定員の半分の20人の園児が必要です。
24日は、再開までの流れや現状を説明しました。
保護者からは「再開後、1人でも足りなくなったら再び休園ということもありうるのか」「再開となった場合、トイレなどの設備は改修してもらえるのか」などの声があがっていました。
新山保育園・小学校を考える会によりますと、平成25年度の新山地区の6歳以下の数は、6歳5歳共に2人ずつ、4歳が3人と合わせて7人です。
しかし、3歳以下は3歳が7人、2歳が6人、1歳が8人と増加傾向にあるということです。
会では、廃園決定の期限となる来年秋までの1年半、再開に全力を注ぐと話します。
保育園の存続を願う保護者が多かったことから、考える会では今後、隣接する地域の家庭や地区外に住む新山出身者の家庭に対し呼び掛けを行っていく考えです。 -
地域交流棟 伊那市が建設へ
児童養護施設たかずやの里整備検討委員会が25日伊那市のいなっせで開かれ課題となっていた地域交流棟について伊那市が交付金を使って建設するとの方針が示されました。
委員会にはたかずや福祉会や市町村などからおよそ15人が出席しました。
委員会ではこれまでに必要性は認められるものの経費の問題などから検討事項とされていた地域交流棟についての説明がありました。
地域交流棟については、伊那市が国からの交付金を活用しおよそ3,000万円で建設するとの方針が示されました。
交付金は年間を通して地域の人たちとの交流事業を実施することなどが条件となっています。
市では国に対し補助申請をしていて認定される見通しだということです。
たかずやの里移転改築の想定事業費はおよそ3億7,200万円で補助制度を変更したことにより補助見込み額は2億2,500万円となっています。
25日はほかに施設建設のタイムスケジュールも示され、補助制度を変更したことなどから来年7月の竣工から計画を早め、3月末までの竣工を目指すとしています。
上伊那広域連合によりますとこれまでに集まった寄付は18日現在で570件およそ3,100万円となっています。 -
株式会社ケフィア事業振興会が伊那市で太陽光発電事業
東京に本社を置く株式会社ケフィア事業振興会は伊那市東春近の東原工業団地で太陽光発電事業を始めます。
25日はケフィア事業振興会が伊那市役所で会見を開き、事業の概要を説明しました。
ケフィアは下伊那地域で消費者へ直接農作物を販売する事業を行っていて今回新たに太陽光発電事業に参入します。
施設は伊那市東春近の東原工業団地につくるもので、敷地およそ1万2,000平方メートルに太陽光パネル3,500枚を設置します。
敷地は3月1日に伊那市土地開発公社と売買契約を結びおよそ9400万円で取得しています。
発電量は840キロワットでおよそ250世帯分の電力を賄います。
ケフィアは南信地域14か所で発電事業を展開する計画で伊那市では高遠町上山田など3か所を予定しています。
年間1億6,000万円の収益を見込んでいておよそ10年で投資分を回収する計画です。 -
伊那消防組合 消防広域化負担割合など了承
伊那消防組合全員協議会で上伊那消防広域化協議会が提案した消防広域化に関する8市町村の負担割合などが了承されました。
25日は伊那市役所で伊那消防組合全員協議会が開かれ、広域消防本部庁舎の建設費用や運営費用の負担割合、広域化後の本部の位置などが了承されました。
5日に開かれた全員協議会で提案事項の報告があり、構成する各市町村の議会に持ち帰り了承されたことが25日に報告されました。
なお提案事項については、伊南行政組合ですでに了承されています。
消防広域化の負担割合などは4月10日に開かれる上伊那消防広域化協議会で協議し、正式に決定する予定です。 -
箕輪町の保育園で卒園式
箕輪町内の9つの保育園で、25日一斉に卒園式が行われました。
このうち松島保育園では63人が卒園しました。
式では、川上きよ子園長がひとりひとりに保育証書を手渡しました。
証書を受け取った園児たちは、保護者の前で将来の夢や小学校で頑張りたいことを発表しました。
箕輪町が交流を続けている静岡県浜松市の庄内地区から届けられたガーベラとフリージアの花が担任から園児に手渡されました。
川上園長は、「保育園ではたくさんのことに挑戦してきました。小学校で大変なことがあってもみんなで力を合わせれば幸せという鳥が飛んでくることでしょう」と園児たちに呼びかけました。
箕輪町では9つの保育園で卒園式が行われ、全体で261人が卒園しました。 -
伊那少年剣道クラブ クラブ内大会
伊那市の伊那少年剣道クラブのクラブ内大会が伊那東小学校で23日開かれました。
大会には年長園児から中学3年生までのクラブ員およそ25人が出場しました。
大会は、年度末に練習の成果を発揮する場として毎年開かれているものです。
学年ごとの総当たり戦が行われ、子どもたちは大きな声をだして面や胴を打ち込んでいました。
代表の飯島浩さんは、「今年度は人数が少ない中集中して稽古ができ、地力が付いてきた。小さいメンバーがたくさん入ってくれたので、これからの成長が楽しみです」と話していました。 -
春の高校伊那駅伝
春の伊那路を駆け抜ける春の高校伊那駅伝が24日、伊那市の陸上競技場を発着点に行われました。
男子は三重県の伊賀白鳳高校、女子は京都府の立命館宇治高校が優勝しました。
男子は、午後0時5分に伊那市陸上競技場をスタートし、6区間42.195キロをタスキでつなぎました。
男子は全国の強豪校や県内から114チームが出場しました。
天候にも恵まれた24日、沿道には多くの人が訪れ声援を送っていました。
このうち三峰川レストパーク前では太鼓の演奏が行われた他、子どもたちが手作りの応援のぼり旗を持って選手たちを後押ししていました。
折り返し地点となる高遠町商店街の先頭は、伊賀白鳳高校。
続いて、1区では出遅れた優勝候補の佐久長聖高校が2位で通過します。
その後、佐久長聖高校は第4中継所の市役所前で、4位でタスキをつなぎます。
陸上競技場にトップで来たのは、三重県の伊賀白鳳高校。
タイムは2時間10分45秒で22年ぶり2度目の優勝に輝きました。
佐久長聖高校は惜しくも2位に終わっています。
また53チームが出場した女子は、午前10時に陸上競 技場をスタートし5区間21.0975キロをタスキでつなぎました。
いなっせ前では、小旗を持った市民たちが声援を送り、また、伊那中学校吹奏楽部の生徒が演奏し大会を盛り上げていました。
春の高校伊那駅伝は伊那谷に春の訪れを告げる風物詩としても定着しています。
大会の結果京都府の立命館宇治高校が1時間11分18秒で2年連続14回目の優勝を果たしました。
県勢のトップは長野東高校で5位でした。