-
五穀豊穣、無病息災祈願し「どんど焼き」
南箕輪村神子柴区で5日、伝統行事「どんど焼き」が行われました。
この日は、地区の子どもやその保護者などおよそ50人が、近所から集めた正月飾りを持って集まりました。
ダルマやしめ飾りを積み上げてやぐらが完成すると、保護者の手で火がつけられ、やぐらは勢いよく燃えていました。
どんど焼きは、正月飾りなどを燃やして無病息災や五穀豊穣などを祈願する、小正月の伝統行事です。
神子柴では毎年、1月の第一土曜日に行っていますが、今年は正月休みと重なったため、例年よりもたくさんの人が参加したということです。
火が落ち着いてくると、それぞれ持ってきた餅を、燃え残ったおきで焼いて食べていました。
ある小学生は「6年生なので参加するのは今年で最後。おもちもおいしかったし、とても楽しかった」と話していました。 -
箱根駅伝 地元から駒大・千葉選手にエール
2日と3日に行われた第89回箱根駅伝に、箕輪町出身の千葉健太選手が出場しました。
地元では、テレビ観戦で千葉選手を応援しようと関係者が集まり、エールを送りました。
午前8時。
箕輪町の箕輪閣には、およそ20人が集まり、千葉選手の健闘を全員で祈りました。
千葉選手は駒沢大学の4年生。
1年生の時から任されている復路のスタート6区を走ります。
駒沢大学は、トップの日体大から6分57秒後の9位でスタート。
6区は、20.8キロの下り坂です。
千葉選手は、2年生の時に区間新記録を作るなど、これまでに2回区間賞をとっています。
レースは終盤17キロ付近で動きます。
千葉選手は、前を走る選手を2人抜きます。
その様子がスクリーンに映し出されると会場から歓声があがりました。
千葉選手は、自身の持つ区間記録には4秒届かなかったものの、3つ順位をあげ6位で中継地点へ。
見事区間賞に輝きました。
応援する会では、実業団駅伝やマラソンなど、今後千葉選手の出場するレースを応援していきたいと話していました。 -
上古田スケート場オープン
箕輪町の天然スケート場、上古田スケート場が5日オープンしました。
5日は午前7時のオープンとともに家族連れが初すべりを楽しんでいました。
上古田スケート場のコースは一周230メートルほどで、今年は氷の表面が滑らかでいい状態だということです。
子どもたちは、保護者と手をつないだり、椅子を使うなどしてすべる練習をしていました。
上古田スケート場は、入場無料で、スケート靴を無料で借りることができます。
平日は午前7時から7時40分、土日は午前7時から10時15分までで、期間は2月3日日曜日までの予定です。 -
首長が訓示 自治体で仕事始め
自治体では4日が仕事始めとなり、各市町村では業務が始まりました。
このうち伊那市の仕事始めには職員およそ270人が出席しました。
白鳥孝伊那市長は「仕事の中で、スピード感、連絡・報告・相談、現場主義の3点を徹底してもらいたい。市の財政健全化のほか、新ごみ中間処理施設の地域の不安の払拭、消防広域化、児童養護施設たかずやの里の移転新築など上伊那全体での取り組みを進める年。市民のため私と一緒に走りましょう。」と呼びかけました。 -
年始の話題 「福」を求めて長い列
伊那市のいなっせで2日、新年の初売りイベントが開かれ、多くの買い物客で賑わいました。
午前8時半のイベント開始前にはいなっせの正面玄関前におよそ300人の買い物客が集まりました。
イベントは、商店街を盛り上げようと、通り町2丁目、3丁目、いなっせの商店主らが毎年開いているものです。
例年、お宝投げとして行われているイベントですが、今年は地面が凍っていたため安全性を考慮して、商品券と餅の入った袋やお菓子1500個を手渡しで配っていました。
会場には長い列ができ、餅や商品券を受け取った買い物客らは、早速商品と交換していました。
初売り実行委員会の松沢一男委員長は「不景気が続いているが、年初めの景気付け。今年も通り町に買い物にきてもらえれば」と話していました。 -
重大ニュース(5) 第46回衆院選 宮下さん返り咲き
第46回衆院選が12月行われ長野5区は前回選挙で敗れた自民党元職の宮下一郎さんが当選し、返り咲きを果たしました。
宮下さんは自民党元職の54歳。
平成15年の選挙で初当選し衆議院議員を2期務めましたが前回選挙では落選しました。
今回は9万9,225票を獲得し、次点の前職加藤学さんにおよそ6万8,000票差をつけ3度目の当選を果たしました。
長野5区の投票率は68.02%伊那市は69.25%箕輪町は70.52%南箕輪村は68.48%で、いずれも前回衆院選を10ポイント近く下回っています。 -
真冬並みの寒さの中新年迎える準備
28日の伊那地域は、日中の最高気温が0度とこの冬一番の寒さとなりました。そんな中各地で新年を迎える準備が行われました。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、来年2013年にちなんで、2013本の〆の子が飾られました。
28日の伊那の最高気温は、0度で1年で最も寒い1月下旬から2月上旬を下回る寒い一日となりました。 -
有効求人倍率0.66倍 3か月ぶりに低下
上伊那の11月の月間有効求人倍率は、3か月ぶりに低下し0.66倍でした。
14か月連続で県内最低水準となっていて、厳しい雇用情勢が続いています。
ハローワーク伊那が28日発表した11月の有効求人は、10月から0.02ポイント低下して0.66倍でした。
新規求人数は、994人で10月を10.9パーセント下回りました。
このうち製造業は、131人で10月に比べ21.1パーセント下回りました。
新規求人数に占める正社員の割合は、3割を下回っていて、派遣や契約社員にたよる傾向が強まっています。
また、事業主の都合による離職者は、8月以降100人以上で推移していて、厳しい経営状況がうきぼりになっています。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」とコメントしています。
山際章一所長は、「年間を通して厳しい1年だった。来年は、ミスマッチの解消で1人でも多く就職に結び付けられるよう努力したい」と話しています。
一方新規高卒者の求人数は、平成23年度と比べ2割増の356人ですが、内定率は、内定率は10ポイントほど低い78.8パーセントとなつています。
ハローワークでは、企業側が採用に慎重になっていることと、面接試験などのズレが主な要因とみていて、1月になれば、求人数の増加が内定率にも反映されるものと予測しています。 -
国道361号権兵衛街道に案山子設置
交通事故が多発する国道361号権兵衛街道。
ドライバーの交通安全意識の高揚を図るため、警察官そっくりの案山子が一役買います。
高さは180センチのこの案山子。
ヘルメットなど細かいところまで警察官に似せて作られています。
伊那市西箕輪と南箕輪村南原地籍の国道361号権兵衛街道では、今年1月から29日までに17件の交通事故が起きています。
伊那署管内では、今年5件の事故で6人が亡くなっていて、うち3人がこの付近で亡くなっています。
案山子を制作したのは、伊那市高遠町の矢沢親男さんです。
矢沢さんは、ボランティア活動で道路脇に花を植えていたところ、制限速度を超えて走る車に危険を感じました。
そこで、今年10月、畑に使う案山子に警察官に似せたの衣装を着せ道路脇に立たせました。
すると効果はてき面。
スピードを出す車が減ったと矢沢さんは話します。
警察にも地域住民などから反響が寄せられていて、伊那署と伊那交通安全協会ではこの案山子を使って事故防止に役立てようと、今回矢沢さんに依頼し、事故の多いこの国道に案山子を2体設置することになりました。
伊那署では、案山子設置が交通事故抑止につながればと期待しています。 -
信州みのわ花街道 年間活動賞
箕輪町西部地域の住民有志や各種団体でつくる、信州みのわ花街道推進協議会は、日本風景街道の中部ブロックで年間優秀活動賞に選ばれました。
26日は、箕輪町役場で表彰式が行われ、協議会の唐沢荘介会長が、飯田国道事務所の花木道治所長から賞状を受け取りました。
協議会は、県道与地辰野線沿線の住民団体や学校、企業など12団体で構成され、平成19年に発足し、町内のおよそ8キロの区間にハナモモや杏などを育てています。
年間優秀活動賞は各団体の活動の励みとなり、他地域の模範となる取り組みを紹介しようと今年度、風景街道中部地域協議会が創設しました。
日本風景街道に中部では、22ルートが登録されていて、今回5ルートが年間優秀活動賞に選ばれています。
賞状を手にした唐沢会長は、「来年は活動を始めて10年の節目を迎える。これからも、メンバーといいアイデアを出しながら、地域振興をはかっていきたい」と話していました -
重大ニュース(6) 来年は駒ケ岳遭難から100年
大正2年1913年に中箕輪尋常高等小学校の生徒ら11人が犠牲となった駒ケ岳遭難から来年100年を迎えます。
100年を前に、駒ケ岳遭難を題材にした映画「聖職の碑」が7月、34年ぶりに伊那旭座で上映されました。
映画は、新田次郎の小説を基に1978年昭和53年につくられたものです。
10月には、箕輪町郷土博物館で当時の資料を展示した特別展が開かれました。
会場には、遭難に関する手記や新聞のほか、身に着けていた衣類など当時の様子を伝える貴重な資料が並べられました。
町では、遭難事故を後世に伝えていきたいとしています。 -
今日の伊那地域 この冬一番の冷え込み
27日の伊那地域の最低気温はマイナス10.4度で、この冬一番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の山室川の水面には、氷がはっていました。
長野地方気象台によりますと、28日は移動性の高気圧におおわれ寒さは27日より若干緩む見込みですが、夜には再び低気圧が接近し、夕方以降、雪か雨が降ると予想しています。 -
箕輪町内の店を紹介 ガイドマップ完成
箕輪町商工会は、町内の小売店や専門店を掲載したガイドマップを初めて作製し、27日から配布を始めました。
ガイドマップは2種類あり、「みのわのお店ガイドマップ」は、地元の商店の魅力を発信し足を運んでもらおうと作製したもので、町商工会に加盟する162店舗が紹介されています。
各店舗、写真入りで、店の特徴やPRポイントが添えられています。
全97ページで業種別に掲載され、地図で店の位置も確認できます。
また、「箕輪町飲食店ガイドマップ」には、町内の飲食店53店舗が紹介されています。地元産の食材を使用している店は、「地産地消推進宣言の店」を表示するマークが印されています。
「みのわのお店ガイドマップ」、「箕輪町飲食店ガイドマップ」は、それぞれ5千部作成され、公共施設や駅などに置くということです。 -
箕輪中学校トイレの改修費用など補正予算案が可決
箕輪町議会臨時会が27日、開かれ、箕輪中学校のトイレの改修費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案が可決されました。
この日開かれた町議会臨時会に、一般会計補正予算案が提出され、可決されました。
内訳は、中学校のトイレ改修費用に、約1億3千万円、長岡区の県道沿いに耐震性の防火水槽を設置する費用に700万円などとなっています。
中学校のトイレの改修は、校内10か所にあるトイレを和式から洋式に改修し、障害者用のトイレを1か所設置するものです。
この日の議会では、ほかに、ながた自然公園に隣接する山林売買の仮契約が締結されたことから、財産取得についての議案が提出され、可決されました。 -
非持山高齢者クラブ 地域にしめ縄
伊那市長谷非持山の高齢者クラブは、地域が安全に、良い年を迎えられるようにと、地域内の施設にしめ縄の飾り付けを行いました。
27日は、非持山公民館に高齢者クラブの会員10人ほどが集まりしめ縄づくりを行いました。
非持山高齢者クラブは、20年程前から、しめ縄作りの伝承をかねて、地域の施設をしめ縄で飾って新年を迎えようと、毎年、年末にこの作業を行っています。
27日も地区の長老から指導を受けながら、飾りをつくり、公民館や、お寺、神社にしめ縄を飾りました。
非持山地区では、「高齢者の皆さんは、一年中地域のために尽くしてくれている。非持山の自治の潤滑剤」と話していました。 -
三峰川堤防で春高伊那駅伝PR
来年3月に行われる春の高校伊那駅伝を盛り上げようという取り組みが既に始まっています。
伊那市美篶のナイスロード沿いの三峰川堤防には、「日本一の駅伝」の文字が。
堤防北側に積もった雪に文字を書いたのは、伊那市美篶青島の矢島信之さんです。
去年から、堤防を使った伊那駅伝の応援を検討していた矢島さんは、雪が降ったことを幸いと27日午前中をかけて文字を書きました。
春の高校伊那駅伝は、来年3月24日(日)に行われます。 -
重大ニュース(3) 新伊那消防署は富士塚北側
老朽化に伴う新しい伊那消防署庁舎の移転新築は、伊那市の富士塚グラウンド北側とすることが決まりました。
用地については、旧上伊那農業高校定時制グラウンド、美篶工業団地、伊那中央病院周辺、富士塚グラウンド周辺の4か所が候補地にあがっていましたが、利便性、立地性、経済性など27項目による評価で富士塚グラウンド周辺に決まりました。
敷地面積はおよそ8,000平方メートル、事業費はおよそ18億5千万円としていて、平成27年度中の供用開始を目指します。
消防本部の位置についても新しい伊那消防署と併設して設置するとの案が示されています。 -
重大ニュース(4) ごみ施設アセス準備書公告
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の建設に係る、環境影響評価・環境アセスメント準備書が10月4日に公告されました。
アセス準備書の総合評価では、施設の建設と稼動が周辺に及ぼす影響は、適切な保全措置を講ずることで最小化できるとしています。
公告にあわせ、地元富県などで説明会が開かれ、アセス準備書に示されている、大気や騒音などの17項目の予測・評価した結果の概要が示されました。
広域連合は、県の技術委員会や知事意見などを踏まえて必要があれば修正し、4月下旬には評価書をまとめる予定です。 -
2012重大ニュース(1) 土地開発公社 解散へ
伊那市土地開発公社の在り方について検討してきた委員会は、「平成25年度末までに解散すべき」とする検討結果を、8月に白鳥孝市長に答申しました。
委員会では、「土地の値段が下がり続ける中でこれまでのような実績を持続するのは厳しい」として、解散すべきとの検討結果を報告しました。
市では、答申を受け、公社を平成25年度末で解散とするプランを10月に公表しました。
市は、公社の保有地などを引き継ぎますが、金融機関から借入金、およそ26億円について肩代わりします。
平成24年度改訂版の財政健全化プログラムでは、保有地が売却できない場合、市の財政は赤字となるとる推計しています。 -
入野谷 今季は通常どおりに営業
経営が赤字となっている、伊那市長谷の宿泊・日帰り入浴施設入野谷。
経営が厳しい冬季間の営業について検討されましたが、今年度は通常通り営業する事が決まりました
25日は、伊那市の長谷総合支所で地域協議会が、開かれ、赤字が続いている入野谷の営業について議論しました。
入野谷を運営する伊那市観光株式会社は、冬の間は利用客が減少する事から、経費削減の為、来年1月から3月にかけ、月曜日から木曜日は、入浴施設のみ営業するとの案を示しました。
入野谷の今年1月から3月の月平均の売り上げは、およそ250万円なのに対し、経費はおよそ450万円でした。
伊那市観光が提案した、入浴施設のみの営業にすると、経費をを半分に抑える事ができるという事です。
委員からは、「もう一歩踏み込んだ営業努力をしてから、考えるべきではないか」といった意見や
「早急に事をすすめないでほしい」など、伊那市観光の提案に反対意見が多く出されました。
意見交換後の多数決では、伊那市観光の提案は、反対多数でした。
伊那市観光の伊藤俊則専務は、「協議会の結果を重く受け止め、この冬の営業は通常通り営業を行っていく」と話していました。 -
箕輪進修 クリエイト工学3年生研究成果発表
箕輪町の箕輪進修高校のクリエイト工学科の3年生は、26日、一年間授業で取り組んできた、課題研究の発表を行いました。
クリエイト工学科では、機械と電気について学び、3年になると、テーマを決めグループ毎に課題研究を行っています。
今年は、銅版加工から、コンピュータゲームの制作など、9組が研究の進め方や結果などを発表しました。
このうち、マイコン制御について研究をしたグループは、黒い線の上を走るようプログラムしたマイコンカーを走らせ、その仕組みなどについて説明しました。
発表を聞いた生徒から、車を作るうえで工夫した点はとの質問が出されると、研究を行った生徒は、「多くの機能をつけると、その分、車を動かすプログラムや制御回路が複雑になる。
スームーズに車を動かすために、まず、プログラムをシンプルにする事を心がけた」と答えていました。
クリエイト工学科の3年生のうち9割が地元の製造業を等への就職を、1割が進学を希望しているという事です。 -
2012重大ニュース(2) JR東海飯田線9駅無人化の方針示す
JR東海は、来年4月から飯田線の伊那北駅や、伊那松島駅など、県内9つの駅について無人化する方針を示しました。
11月、JR東海は、伊那市や箕輪町など、関係する自治体を訪れ、乗者数の減少などを理由に、無人化の方針を伝えました。
これに対し、上下伊那の沿線自治体でつくるJR飯田線利用促進連絡協議会は、JRに、協議の場を設けるよう要望書しました。
しかし、JR東海は、協議の場への参加について否定的な考えを示していました。
その後、両者の間で調整が行われ、来年1月21日に意見交換が行われる事になっています。 -
南アルプスジオパーク再認定審査
日本ジオパークとして認定されている南アルプスの再認定審査が26日から伊那市で行われています。
26日は審査を行う日本ジオパーク委員会の委員などが伊那市長谷の溝口露頭などを訪れました。
溝口露頭は、中央構造線が観察できる場所で、南アルプスジオパークガイドの会会員のガイドの様子を審査しました。
ジオパークは、地層や地形、断層など地質現象を観察できる場所で、南アルプス中央構造線エリアは平成20年に認定を受けました。
4年に一度更新が必要で、4年間の活動の成果や改善点、ガイドが養成できているかなどの審査を受けます。
審査員は「看板の図がわかりづらい。一般の人がどんな情報を知りたいか聞いてみると良い」などとアドバイスをしていました。
審査は27日まで行われ、27日は教育関係者などにヒアリングを行うことになっています。
審査結果は、来年1月以降に発表されるということです。 -
2学期しめくくり 上伊那の小中学校で終業式
上伊那各地の小中学校では2学期の終業式が26日行われました。
このうち、伊那市の伊那北小学校では、1年生と4年生が2学期にがんばったことを発表しました。
4年生の細田寛太君は、「マラソン大会で目標の順位になれず悔しかったけれど、がんばってよかった」と発表しました。
久保田之義校長は、「明日から冬休みです。夢や希望を持って新学期をスタートできるようにしてください」と話していました。
1年生の教室では、担任が小学校に入って初めての冬休みに向けての心構えを話しました。
岩村重芳教諭は「年末年始には大掃除や初詣などたくさんやることがあります。休み明けにはどんなことをしたのか先生に教えてください」と話していました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校の終業式は27日にピークを迎えます。 -
箕輪町図書館でオルゴールコンサート
箕輪町の箕輪町図書館で初めてのオルゴールコンサートが、23日、開かれました。
この日は、箕輪町図書館に今年4月に完成した世代間交流室でコンサートが開かれました。
演奏したのは、辰野町在住の北原昇さんです。
北原さんは、下諏訪町のオルゴールメーカーに勤務し部品の製造などに携わっていましたが
2年前に退職、現在は、オルゴールの魅力を伝えようと各地でコンサートを開いています。
今日は、1990年代から2000年の始め頃に製造されたものを使い、クリスマスにちなんだ曲など25曲を演奏しました。
北原さんは「金属が奏でる生の音色を楽しんでほしい」と話していました。
箕輪町図書館では、こうしたイベントを定期的に開き、普段図書館を利用しない人に足を運んでもらえるきっかけにしていきたいということです。 -
羽広の獅子舞400年で映像記録
羽広区と羽広獅子舞保存会は、来年の400周年の節目にむけたビデオ収録を24日伊那市のいなっせで行いました。
ビデオ収録は、伊那ケーブルテレビがカメラ3台で行いました。
伊那市の無形文化財に指定されている羽広の獅子舞は、1613年(慶長18年)に仲仙寺の再興を祝って舞われたのが始まりとされています。
来年400周年にあたることから、この獅子舞を後世に正しく伝えていこうと収録したものです。
雌獅子・雄獅子・舞い合わせなどをそれぞれハイビジョンで収録しました。
保存会では、「100年後も今と全く同じ踊りを伝えていきたい。」と話しています。
羽広の獅子舞は、雌雄の獅子が違う振り付けとお囃子で同時に舞う全国的にも珍しい獅子舞とされています。
来年の舞い合わせは、1月13日に仲仙寺で行われることになっています。 -
小学生に書き初めのコツ伝授
伊那市生涯学習センターは、今年で7年目になる人気講座、冬休み子ども書き初め教室を24日伊那市のいなっせで開きました。
書き初め教室には、小学3年から6年までの児童45人が参加し、上伊那在住の書道家6人から指導を受けました。
書く文字は、「広がる夢」「創造する心」「はつゆめ」など正月らしいものが多く見られました。
中には、こんな文字を題材にする児童もいました。
その理由とは・・・
小学生たちは、先生からの指導で短時間のうちにめきめきと腕を上げていました。
指導にあたったひとり、池上信子さんは、「家でも来年1月2日は書き初めにチャレンジしてほしい」と話していました。
参加した児童たちは、広いスペースでのびのびと筆をはしらせていました。 -
伊那市の1年を振り返る写真展
伊那市の今年1年の出来事を映した写真が28日まで伊那市役所市民ホールで展示されています。
市民に今年1年の出来事を振り返ってもらおうと毎年 この時期に開かれています。
今年1月から11月まで市の秘書広報課の職員が撮影した写真39点が展示されています。
今年度始まった赤ちゃんに木のおもちゃをプレゼントするウッドスタート事業や市にゆかりがあり各界で活躍している人たちに伊那市の魅力をPRしてもらう特命大使など様々な写真が並んでいます。
伊那市では、市民の笑顔を多くの人たちに見て欲しいと話していました。
伊那市の今年1年を振り返る写真展は28日まで市役所1階市民ホールで開かれています。 -
伊駒アルプスロード2ルート絞り込む
国道153号バイパス伊駒アルプスロードのルートが、25日伊那合同庁舎で開かれた検討委員会で4つのルートから2つに絞り込まれました。
伊駒アルプスロードの起点は駒ケ根市北の原、終点は伊那市青島の伊那バイパスです。
北の原から既存の153号を通り東春近の大沢川沿いを走るルートと北の原から天竜川右岸にバイパスし、大沢川沿いを走って青島に行くルートの2つに絞り込まれました。
25日の検討委員会で1本に絞り込む予定でしたが住民アンケートの結果などを踏まえ、さらに検討が必要とし絞り込みはしませんでした。
今後は天竜川右岸と左岸に分け、検討を進めます。
天竜川右岸地区についてはまちづくりや沿道環境も含め該当地区の住民参加のもと検討を行い、ルートの選定をします。
左岸地区については選定されたルートの中で具体的なルートの検討を行います。
伊那建設事務所では今後、行政単位でなく住民代表を交えながら検討を進めていきたいとしています。
また来年度の早い時期にルートを1つに絞り込みたいとしています。 -
松島音頭 DVD収録し配布へ
箕輪町の松島区は、地域に伝わる民踊「松島音頭」を復活させようと、踊りを収録したDVDを地域に配ります。
25日は、松島区の加藤壽一郎区長が箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長にDVDを手渡しました。
DVDには、松島音頭とその振り付けの他、与地の伊那節などが収録されています。
松島音頭は、昭和22年に地元の青年会が中心となって作った踊りです。
当時は、区の集会があるたびに踊っていたということですが、次第に踊られなくなっていました。
復活を願う住民の声を受け、区では今年の6月から制作に取り掛かりました。
踊りを覚えている人を何人も集め、歌や振り付けを思い出しながら再現したということです。
制作費はおよそ20万円で、全額町の交付金で賄っています。
区では、DVDとブルーレイディスクあわせて82枚を作製していて、町内の全ての小中学校の他、商工会や公民館などに配布するということです。