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卒業生に贈る「愛の鈴」づくり
南箕輪村の中学3年生に贈るストラップ「愛の鈴」作りが、19日、村社会福祉協議会ボランティアセンターで行われました。
19日は、愛の鈴を作るために集まったボランティア20人が作業を行いました。
愛の鈴は毎年、卒業を迎える南箕輪村内の中学3年生全員に贈られていて、25年以上続いています。
19日が作業の3回目で、糸を編んだものに鈴をつけ、木の玉に顔を書いて完成させていました。
今年は、南箕輪中学校と伊那養護学校の中学部の卒業生を対象に200個用意されます。
愛の鈴は、卒業式を前に、生徒に渡される予定です。 -
若手農業者が意見交換
上伊那の若手農業者が集う2012アグリフォーラムinKAMIINAが、19日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
19日は、農業者や信州大学農学部の学生、上伊那農業高校の生徒など、70人ほどが参加しました。
フォーラム実行委員長を務める箕輪町農業者クラブ会長の柴 吉洋さんは「農業を取り巻く情勢は厳しさばかり目立ち不安を感じるが、みんなで克服し、協力して、前向きに進んでいきたい」と挨拶しました。
このフォーラムは、これまで「上伊那農業若人のつどい」と題して開かれていましたが、今年から名称を変えました。
前半は、これまでと同じく、栽培技術や経営に係る取り組みの発表、これからの夢や提案を語る意見発表が行われました。
後半は今回初めて、参加者全員による自己紹介や意見交換が行われました。
参加者は、「毎日一杯の牛乳を飲んで欲しい」などとPRしていました。
実行委員会では、フォーラムを通して、農業者や地域のつながりを作っていきたいとしています。 -
田中豊文さん初午のワラ馬づくりピーク
伊那市東春近の木工芸家田中豊文さんが、2月3日の初午に向けた縁起物のワラ午づくりに追われています。
初午は五穀豊穣を祈る2月最初の牛の日で、神社などで祭りが盛大に行われる地域もあります。
田中さんは、足を悪くした高齢者などに贈ろうと16年前から毎年ワラ馬を作っています。
作業は正月から始まり、現在ピークを迎えています。
ワラ馬は、北信の初午祭りをヒントに田中さんがつくり方を考案したオリジナルのワラ細工です。
雄と雌のセットとなっていて、雄はりりしく、雌は草を食べているところを表現したということです。
飾りの紐は、田んぼをすずめから守るためのおどし用の紐を使い、赤い布で鞍を、毛糸で手綱を作ります。
1日に4体が限度という事で、今年は100体、50セットを完成させる予定です。 -
旧吉良町の住民伊那市を表敬訪問
吉良上野介の使用人で後に僧となった理鏡坊の縁で、旧吉良町、現在の西尾市の住民9人が17日、伊那市を表敬訪問しました。
伊那市役所を訪れたのは、旧吉良町の山本一義前町長ら9人です。
理鏡坊は、全国を行脚した後伊那市の仲仙寺や青島で晩年を過ごしたとされています。
西尾市では、去年11月、理鏡坊について語る集いを開いたところ、約400人が集まるなど、理鏡坊や吉良上野介に関心が高まっているということです。
語りを担当した田中ふみえさんは「平和を求めている今こそ、吉良上野介が表舞台に立つ時だと思う。悪党とされている吉良の本当の姿を、伊那市と共に広めていきたい」と話していました。
白鳥市長は「これからも繋がりを大切にして、様々な分野で交流を深めていきたい」と話していました。 -
伊那東保育園 園児が邦楽を楽しむ
伊那市の伊那東保育園で18日、琴や尺八などの演奏が行われ、園児が日本の伝統楽器の音色を楽しみました。
この日は、伊那東保育園の園児69人が演奏を聴きました。
演奏したのは、保育園の地元中央区に住む春日英二さんら3人です。
春日さんらは、子ども達に日本の伝統音楽に親しんでもらおうと市内の保育園や小学校で演奏会を開いています。
この日は、アニメの主題歌や童謡など8曲が披露され、知っている曲が演奏されると園児らは一緒に唄って楽しみました。
春日さんらは「和楽器は特別なものではなく身近なものだという事を感じてもらいたい」と話していました。 -
春高駅伝に東北の高校招待
伊那市は3月18日に開催予定の春の高校伊那駅伝に、招待校として、東北の高校4校を招きます。
伊那市によると、招待するのは、男子が岩手県の一関学院と福島県の学法石川、女子が、岩手県の盛岡女子と福島県の田村の4校です。
宮城県の仙台育英高校にも声をかけましたが、海外遠征と重なっているため、参加できないということです。
この出場枠は、東日本大震災の被災地である東北3県の高校を招待しようと、初めて設けられました。
東北3県では、駅伝の練習量や部員も減っていることなどを知り、活動を支えようと市が新たに設けました。
伊那市では、「去年は、震災直後ということもあり、駅伝を中止とした。出場できなかった高校生たちの思いや、震災を風化させないよう、復興1回目の大会を盛り上げたい」と話しています。
なお、伊那駅伝の招待校は、男子15校、女子12校で、過去最多となっています。 -
伊那市議会臨時会 学校耐震化など補正予算案可決
伊那市議会臨時会が18日に開かれ、小中学校の耐震化のための費用などを盛り込んだ補正予算案などが可決されました。
この日開かれた市議会臨時議会で、約15億8,700万円を追加する一般会計補正予算案が可決されました。
内訳は、小学校耐震整備事業に約2億9,400万円、中学校耐震整備事業に約7億2,300万円などとなっています。
今回の補正は国の第三次補正予算に伴い学校の耐震化を前倒しして行うもので、小学校では、伊那東小、手良小、新山小など10校、中学校では、東部中、長谷中の2校の耐震化を平成24年度中に完了させる予定です。
伊那市では、平成26年度末までに市内の小学校15校、中学校6校全ての耐震化を行う計画です。
また伊那市は、平成21年に高遠町地区で発生した水道凍結事故に伴う損害賠償金約200万円を盛り込んだ補正予算案を、この日の市議会臨時議会に提出し可決されました。
市の説明によりますと、平成21年に発生した水道凍結事故は、水道使用を中止する届出に基づいて市が水道を止める作業を行ったところ、栓が完全に閉められておらず水が凍結し、給湯器などの機械が損傷したものです。
この日の臨時議会で賠償金約200万円を盛り込んだ補正予算案が提出され可決されました。
伊那市では再発防止として、所有者の立会、閉栓後の確認を徹底するとしています。
なお、伊那市は、NECライティング伊那工場の補助金返還問題で、NECライティングに800万円の解決金支払い義務を認めた調停案の議案提出は見送りました。 -
新伊那消防署建設候補地公表
老朽化が進む伊那消防署の新たな建設候補地となる、伊那市内の4地域が明らかになりました。
これは、18日、伊那市役所と南箕輪村役場でそれぞれ開かれた議会全員協議会の中で報告されました。
選定された候補地は次の4地域です。
伊那市中央の上伊那農業高校定時制跡地。
伊那市下川手の美焉工業団地。
伊那市山寺に隣接する小四郎久保の伊那中央病院周辺。
伊那市荒井の富士塚グラウンド周辺の4地域です。
候補地については、去年6月から、伊那消防署新庁舎建設検討委員会で検討が進められてきました。
慎重に検討を進めたいとする委員会の意向などから、これまで候補地については、公表されていませんでした。
次回の委員会は2月に予定していて、委員11人が、利便性や立地性、経済性などの27項目で評価を行い、合計点が一番高い1カ所を選定します。
新庁舎建設候補地は、3月に伊那市と南箕輪村の理事者に報告される予定です。
新しい伊那消防署は、敷地面積およそ8千平方メートルで、平成27年度の完成を目指します。 -
富県小の児童が狩り体験
県の史跡に指定されている伊那市富県の御殿場遺跡で17日、富県小学校の児童が弓矢を使って狩り体験をしました。
狩り体験をしたのは富県小学校の4年生と6年生の児童です。
御殿場遺跡では縄文時代中期の竪穴住居などが発掘されていて現在、復元された竪穴住居の屋根のふき替え工事が行われています。
縄文時代について学んでもらおうと伊那市が開いた狩り体験では児童達が、段ボールにかかれた動物を目がけ弓で矢を放っていました。
児童は、竪穴住居を見学したり、創造館の学芸員から縄文時代生活について話を聞きました。
学芸員の・ス慎一さんは「竪穴住居は縄文時代の人達が定住生活をおくりはじめた頃からつくられたもの。土器や弓矢を発明し生活をしていた」と児童達に説明していました。 -
箕輪町地域公共交通会議
箕輪町地域公共交通会議の初会議が16日、箕輪町役場で開かれ、みのわタクシーが導入予定の福祉タクシーについて補助割合などを検討しました。
公共交通会議には、バスやタクシーなどの事業者や警察、利用者団体の代表者など12人が出席しました。
会議では、高齢者などの交通の利便性を高めようとみのわタクシーが導入を予定している福祉タクシー1台について、国や県、町、事業者負担の割合を検討しました。
今後、5月までを目処に次回会議を開き、補助の方向づけをし、申請の手続きに入るということです。 -
新春書画と干支「辰」作品展
今年の干支「辰」にちなんだ書画などの作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、龍を描いた掛け軸や書、工芸品など85点と、絵手紙240枚が並んでいます。
干支にちなんだ作品展は今年で5回目です。
伊那市出身の小坂芝田などの作家の作品から、伊那部宿を考える会の会員の力作まで多彩な作品が並びました。
今年は、書家の池上信子さんが井上井月の句を凧に書いた作品も特別出品されています。
昨年に続き、絵手紙の指導をしている倉科照子さんに今年届いた絵手紙の年賀状240枚もあります。
伊那部宿を考える会では、展示を通してこの施設に親しんでもらい、交流の場になればうれしいと話しています。
今年の干支「辰」にちなんだ作品展は29日(日)まで、旧井澤家住宅で開かれています。 -
伊那青年会議所新春会員大会
伊那青年会議所の2012年度新春会員大会が14日、伊那市内で開かれ、新しい役員体制での活動がスタートしました。
大会には会員、来賓などおよそ70人が出席しました。
2012年度の第45代理事長に就任したのは、伊那ケーブルテレビジョン取締役総務部長の向山賢悟さんです。
向山理事長は、「郷土愛と仲間を大切にし、若き世代の力を結集してこの地域がもっとよくなるように頑張っていきたい」と決意を述べました。
大会では、今年度の取り組みが確認されました。
今年度の主な事業は、地域ブランドフレーズ「い縲怩セに」の浸透、経営品質を取り入れたまちづくり、ふれあいを大切にした青少年育成事業です。
経営品質を取り入れたまちづくりでは、今年8回目となる伊那経営フォーラムを、地域力アップを目指して開くということです。
伊那青年会議所は1月から12月が年度になっていて、役員任期は1年です。
会員は30人で、地域は箕輪町から宮田村までとなっています。 -
加藤さゆり副知事 箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を視察
長野県の加藤さゆり副知事は、箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を16日、視察しました。
農村生活マイスター協会上伊那支部が、女性の立場で社会参画している副知事に、協会の活動について知ってもらおうと、招いたものです。
農村生活マイスター協会は、農業に携わりながら、地域づくりや食育などについて取り組んでいる組織で、16日は上伊那支部58人の会員のうち46人が参加しました。
加藤副知事は、去年10月に完成した施設内の加工場で、機械や作業の流れの説明を受けた他、にこりこの商品を手にとって見ていました。
視察の後、加藤副知事が「農村女性に期待するもの」と題し、箕輪町地域交流センターで講演しました。
加藤副知事は「農産物の消費を高めていくには、加工技術を高め様々な商品として提供していくことが大切。長野県らしい農業をみんなで考えていきましょう」と話していました。 -
春が近づく「春近神社」で合格祈願
受験シーズンもいよいよ本番です。
伊那市の春富中学校の3年生は、「春が近づく」とのいわれから、春近神社で志望校の合格を祈願をしました。この合格祈願祭は、地元中学生の合格を祈願をしようと、神社の氏子らでつくる役員が初めて行いました。
17日は、春富中の3年生、およそ170人が神社を訪れました。生徒たちは本殿に入ると、お払いを受け、代表者が玉ぐしを奉納し、全員で合格を願いました。
地域では春近神社に参拝すると、その名称から、春が近づくといわれてます。
花畑樹彦宮司は「多くの人の支えられている事に感謝し、合格の便りが届くよう頑張って下さい」と話していました。
県立高校の入試は、前期選抜が2月8日、後期選抜が3月7日に実施される予定です。 -
真冬の怪談「怪談兄妹」
怖い話の読み聞かせをする「怪談兄妹」による、怪談の朗読が14日、伊那市の伊那図書館で行われました。
怪談話をしたのは、伊那市の赤羽哲也さんと妹の三和さんです。
妹の三和さんが怪談の本を読み、兄の哲也さんは黒子姿にキツネの面をつけ、楽器を使って効果音を出していました。
会場にはおよそ60人の親子連れが訪れ、話しに聞き入っていました。
怖い話が好きな2人はタレントで怪談の語りで有名な稲川淳二さんのライブに行ったこともあるということです。
怪談兄妹の三和さんは、18日の午後1時過ぎからSBCラジオでオリジナルの怪談話を披露する予定で、多くの人に聞いてもらいたいと話しています。 -
高遠消防署の唐澤宏吏さんが最優秀賞を受賞
伊那消防組合は、消防や防災に関する意見発表会を17日開き、高遠消防署の唐澤宏吏さんが最優秀賞を受賞しました。
唐澤さんは、2月に開かれる意見発表会の県大会に出場します。
意見発表会には、伊那消防組合の4つの消防署から7人が出場し、職務を通じて体験したことを基に消防や防災に関する意見を発表しました。
最優秀賞に選ばれた唐澤さんは、東日本大震災を受け子ども達に対する防災教育の重要性について話しました。
唐澤さんは、2月15日に中野市で開かれる消防職員意見発表会の県大会に出場します。 -
交通安全を祈願
伊那警察署管内で去年死亡事故が多発したことを受け、今年1年の交通安全を祈願するだるまの眼入れ式が 17日、伊那警察署で行われました。
これは、伊那市などが定めた毎月、17日の交通安全伊那の日に合わせ伊那警察署と伊那交通安全協会の共催で行われたものです。
伊那署員や交通安全協会の会員20人が交通安全と書かれたダルマに眼入れをしていきました。
伊那署管内では去年、前の年に比べて4人多い13人が事故で亡くなっていて、その多くが高齢者となっています。
この数字は、平成に入ってもっとも悪かった平成13年と同じ数となっています。
伊那署では今後、毎月17日の交通安全伊那の日に合わせシートベルトやチャイルドシートの徹底など取り締まりを強化していくということです。 -
伊那まつりテーマ「明日へ」
今年40回目を迎える伊那まつりのテーマが16日、伊那市役所で開かれた伊那まつり企画会議で「明日へ」に決まりました。
テーマは、今年40回の節目の年を迎える事から、伊那まつりを次へつなげていこうと「明日へ」に決まりました。
サブテーマは「心をひとつに明日へがんばろう日本」です。
また、企画会議では踊り方や「伊那節・勘太郎月夜唄」の在り方などについてグループに分かれて意見を出しました。
委員からは「伊那節をアップテンポにして踊り方をアレンジしてはどうか」などの意見が出されていました。 -
南箕輪村中部保インフルエンザで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組が、インフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少組で19人中4人が医療機関でインフルエンザと診断されました。
そのため、中部保育園では、年少組を17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では、手洗い・うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
駒ヶ根市長選 杉本氏が無投票で再選
任期満了に伴う駒ヶ根市長選挙が15日、告示され、現職の杉本幸治さん以外に立候補の届け出がなく杉本さんが無投票で再選を決めました。
杉本さんは、無所属の現職。
現在62歳で、前回の市長選で初当選しました。
2期目の抱負として「愛と誇りと活力にみちた駒ヶ根市を実現したい。」としています。
杉本さんの任期は、平成28年、1月28日となっています。 -
南箕輪村中部保育園年少組がインフルで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組がインフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少のクラスで19人4人がインフルエンザを発症しました。
そのため、年少のクラスは明日17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では手洗い、うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
高遠そばのそば打ち講座
伊那市高遠町の高遠閣で13日、高遠そばのそば打ち講座が開かれました。
そば打ち講座は、高遠町公民館が毎年開いているもので、伊那市内から16人が参加しました。
講座では、毎回地元の愛好会などが指導にあたっていて、13日は、高遠そば組合の飯島進組合長が指導しました。
そば粉と水を混ぜる作業で飯島さんは、「おいしいそばを作るには水加減が大切。そば粉1粒1粒に均等に水がまわるよう、丁寧に素早く混ぜて下さい」とアドバイスしていました。
参加者で、4年前に高遠町に移り住んだ男性は「普段料理はしないが、せっかく信州に来たのでそば打ちを覚えたいと思った。早く家族に食べさせたい」と話していました。
講座は全部で5回開かれ、最終日の20日には参加者に修了証が手渡されるということです。 -
南箕輪村消防団・奉仕団出初式
南箕輪村消防団と赤十字奉仕団の出初式が15日行われました。
消防団員およそ130人が市中行進をして、役場駐車場で唐木一直村長らの観閲を受けました。
唐木村長は、「活動の重要性、使命を心に刻み、訓練に励み、期待に応えるべく一層精進されるよう期待する」と式辞を述べました。
消防団の松田武夫団長は、「地域防災の充実強化につながるよう、団員確保、火災予防活動に取り組み、地域の自主防災組織と連携して日夜努力していく」と訓示しました。
奉仕団の木下嘉子団委員長は、「健康生活支援講習を今後も行い、地域に根差した活動に取り組みたい」と訓示しました。
南箕輪村では去年1年間に5件の火災が発生し、被害額は42万5千円でした。 -
市内少年剣道クラブで鏡開き
伊那市内にある2つの剣道クラブで15日、鏡開きが行われ、剣士たちが新たな気持ちで稽古に臨んでいました。
伊那少年剣道クラブは、伊那東小学校体育館で鏡開きを行いました。
去年の1月以降に新しくクラブに入った17人が、稽古の成果を披露しました。
代表の伊藤勉さんは「剣道ができることへの感謝の気持ちを忘れず、たくさん練習してもっと強くなってほしい」と話しました。
小学5年の橋爪太一君は、「しっかり稽古をして丈夫な体を作り、ずっと剣道を続けて明るい大人になります」と誓いの言葉を述べました。
クラブ員30人は、防具をつけて合同稽古に励んでいました。 -
水資源保全へ共同声明の内容決まる
上伊那の水資源を保全するための連絡会議が16日、伊那市のいなっせで開かれ、法律の早期制定要望など水資源保全のための共同声明の内容が決まりました。
連絡会議は、上伊那の水資源を、外国資本などによる買収から守ろうと開かれているもので、今回で3回目です。
16日は、水資源保全のための共同声明の案が示され了承されました。
共同声明では、地下水や湧水などすべての水資源の重要性について啓発活動を推進し地域共有の財産として保全に努めるとしています。
また上伊那地域の市町村間で森林買収、また水源地の所有状況などの情報を共有するほか、水資源の保全を目的とした法律等の早期制定を国、県に要望していくとしています。
この共同声明は3月2日に、発表される予定です。
現在、地下水や湧水などの保全に関する法律がなく各自治体が独自に条例を定めているのが実情です。
しかし上伊那8市町村では、地下水の採取や保全、水源流域の保全に関する条例などはほとんど定められていません。
連絡会議では共同声明の発表を機に条例化の検討など各自治体の取り組みに期待したいとしています。 -
全国太鼓フェスティバル実行委員会に寄付
伊那市西春近の株式会社まつり工房は、太鼓グループなどから集めた義援金およそ130万円を、陸前高田市の全国太鼓フェスティバル実行委員会に寄付しました。
16日は、まつり工房代表の北原永さんが、全国太鼓フェスティバル実行委員会会長の及川修一さんに、義援金130万538円を手渡しました。
まつり工房では、太鼓グループなどに呼びかけ、これまで2回に分けて合計240万60円を実行委員会に届けています。
今回は3回目の寄付ということで、及川さんが、お礼を兼ねて伊那市を訪れました。
陸前高田市は、太鼓の盛んな地域で、全国太鼓フェスティバルが行われていました。
これまでに北原さんが、プロデュースしたグループも出演し交流が続いていました。
しかし東日本大震災により、市民およそ2万4000人のうち2000人が亡くなり、22回続いてきた全国太鼓フェスティバルも開催できませんでした。
しかし北原さんらの義援金により、去年10月にナゴヤドームで太鼓フェスティバルを開催することができました。
及川さんは、今年10月に、全国太鼓フェスティバルを、陸前高田市で開催したいと考えていて、「太鼓を通して陸前高田の思いを全国に伝えたい。」と話しています。 -
上古田保育園の園児スケート楽しむ
箕輪町の上古田保育園の園児は、近くにある上古田スケート場で16日、スケートを楽しみました。
上古田保育園の年中と年長園児とその保護者のあわせておよそ40人がスケートを楽しみました。
上古田保育園では、地域ならではの冬の遊びに小さい頃から親しんでもらおうと、毎年スケート遊びを行っています。
井澤恵美子園長は「子ども達は、何回転んでも弱音をはかずに挑戦しているので感心しています」と話していました。
スケート遊びは、全部で10回予定しているということです。 -
お筒粥神事 世相は7分3厘
箕輪町木下の箕輪南宮神社で14日、今年の世相や作物の作況を占う、お筒粥の神事がありました。
今年の世相は7分3厘で去年を1分3厘上回りました。
お筒粥の神事は、1年の無事を祈念して行われる初祭りの、占い神事です。
37本の葦の中に入った米の割合などで今年1年を占います。
それによりますと世相は7分3厘となっています。
農作物は小豆や、梨、玉ねぎなど7品目が極上。
季節は冬が極上となっています。 -
イチゴの初せりの売り上げを義援金として届ける
伊那市の農業公園みはらしファームは、1月1日に行ったイチゴの初せりの売り上げを義援金として、13日、伊那市に届けました。
13日は、みはらしファームの羽広いちご生産組合の井踏岩夫組合長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に義援金3万6千円を届けました。
組合では、1月1日に開かれたみはらしファームスタート祭りで、今年初めてイチゴの初せりを行いました。
通常でも数千円の値がつく商品ですが、お正月という事もあり高い物で2万円の値が付きました。
せりに参加したという白鳥市長は「落札することはできなかったが、おもしろかった。今後も続けてほしい」と話していました。
義援金は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に届けられます。 -
伊那市出初式850人が参加
伊那市の出初式が15日行われ、消防団や赤十字奉仕団など850人が参加しました。
出初式では消防団などが行進し防火意識の向上を呼びかけました。
旧道の春日公園下から坂下入舟までの分列行進では白鳥孝伊那市長や伊藤仁団長の観覧を受けました。
伊藤団長は「住民の生命財産をより確実により速やかに守れる組織となるよう、日々努力してもらいたい。」と訓示しました。
去年伊那市では34件の火災があり損害額はおよそ4900万円、消防団員の出動は延べ4344人となっています。