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三峰川みらい会議 樹木伐採
三峰川の環境保護活動を行っている三峰川みらい会議は1月29日、河川の環境と景観を守ろうと、河川敷内の樹木の伐採作業をしました。
三峰川みらい会議の会員や一般のボランティアなど50人が参加し、高遠町小原の三峰川河川敷で、外来種のニセアカシアなどを伐採しました。
三峰川みらい会議は、治水対策や、河川環境の保全、親しみやすい川を作る事などを目的に、毎年この時期に伐採をしていて、今年で7年目になります。
参加者は、グループに分かれてチェーンソーで木を切り倒し、運びやすい長さに切っていました。
伐採した樹木は、参加者が持ち帰り、薪として利用するということです。
関係者は、「伐採作業によって少しでも環境を良くして、皆が河原で憩えるようにしたい」と話していました。 -
町長・副町長給料10%減額 答申
箕輪町特別職報酬等審議会は1日、平成24年度の町長と副町長の給料について、今年度と同様の10%減額とする答申をしました。
この日は審議会の黒田重行会長が、平澤豊満町長に答申しました。
町長と副町長の給料は、今年度10パーセント減額しています。
審議会では、東日本大震災の影響が長引くことが予想される事などから、この難局に対処する必要があるとして、抑制措置を継続する事を答申しました。
適用されれば、町長の給料月額は74万7千円、副町長は60万3千円、年間およそ、280万円抑制されます。
平澤町長は、「内容を十分尊重したい」と話しました。 -
桜の開花 平年より遅めか平年並み
日本気象協会は、1日、今年1回目の桜の開花予想を発表しました。全国的に、平年より遅いか平年並みとなる見込みです。
日本気象協会の発表によりますと、この冬は12月から1月にかけ、全国的に気温が平年より低いか、平年並みとなりました。
この先、2月から4月にかけても気温は、平年より低いか平年並みと予想されるため、桜の開花は平年より遅いか、平年並みになると見込んでいます。
県内のソメイヨシノは、長野市で、平年並みの4月13日ごろの開花を予想しています。 -
高遠北小3年生が伊那消防署を見学
伊那市高遠町の高遠北小学校の3年生の児童は31日、伊那消防署を見学しました。
高遠北小学校の3年生は、総合学習の一環で、去年4月から地域の商店や公共施設などを見学しています。
伊那消防署では、消防車両や救急車両を見学し、署員から備え付けられている機材などの説明を受けていました。
高遠北小学校では、これまで学習してきたことをまとめ発表するということです。 -
エコチル信州 シンボルキャラクター決まる
上伊那地域の8市町村で行われている子どもの健康と環境に関するエコチル調査のエコチル信州のシンボルキャラクターが決まりました。
最優秀賞に選ばれたのは大阪市の佐藤秀子さんの作品です。
これは、エコチル調査が始まって1周年を機に全国から公募した企画で148点の応募がありました。
シンボルキャラクターは2032年まで行われる上伊那地域でのエコチル調査の活動に使用されるということです。 -
JA上伊那生活部会伊那地区 福祉用具を寄付
JA上伊那生活部会伊那地区は、バザーの売上金で購入した福祉用具などを、伊那市美篶の老人保健施設すずたけに30日、届けました。
西村かほる副部会長ら会員9人が30日、すずたけを訪れ、福祉用具などおよそ18万円分を届けました。
生活部会伊那地区では、毎年JAまつりでバザーを行っていて、その売り上げ金で購入した備品などをすずたけに寄付しています。
今年は、22万7,061円の売り上げがあったということで、滑り止めマットや電子保温ジャーなどおよそ18万円分を購入し、残りはJAの福祉基金へ積み立てられるということです。
麻沼奈穂子施設長は「施設の運営に必要な物を、毎年提供してくださり、大変ありがたい」と感謝していました。 -
12月の月間有効求人倍率は0.63倍
上伊那の12月の月間有効求人倍率は0.63倍となり、前の月の0.7倍を0.07ポイント下回りました。
ハローワク伊那の発表によりますと、12月の上伊那の月間有効求人倍率は0.63倍で、前の月の0.7倍を0.07ポイント下回りました。
企業の新規求人数は768人で、前の年の同じ時期と比べて7.9%上回りました。
一方、新たに仕事を探している新規求職者は741人で、前の年の同じ時期と比べ、2.4%下回りました。
求人の数を示す月間有効求人数は、前の年の同じ時期より75人少ない2.138人で、22か月ぶりに下回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられる」としています。 -
高校新卒者就職内定率92.2%
ハローワーク伊那は、今年の春卒業する高校新卒者の12月末現在の就職内定状況を発表しました。
就職内定率は、92.2%で前の年の同じ時期を4.8ポイント上回っています。
ハローワク伊那によりますと、12月末現在の求職者数335人に対し就職内定者数は309人となっています。
内定率は92.2%で、前の年の同じ時期を4.8ポイント上回りました。
求人倍率は0.91倍で前の年の同じ時期を0.06ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では、「就職環境は厳しいながらも、就職にたどり着いている。まだ決まっていない生徒に対して個別支援などを行い、卒業までに100%となるよう取り組んでいきたい」と話しています。 -
高遠第2第3保育園手づくりの木のコマで遊ぶ
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児達は31日、手作りの木のおもちゃで遊びました。
31日は、年長から未満児までの園児27人が、木のコマで遊びました。
保育園の近くに住む大工の丸山義貞さんが、子ども達に木のおもちゃの良さを知ってもらおうと企画しました。
丸山さんは、穴の開いた丸い木に紐を通して回すおもちゃを紹介しました。
最初はうまく回らなかった園児たちは、丸山さんにコツを教わると、5分ほどで全員が回せるようになりました。
高遠第2第3保育園の唐澤はる代園長は「プラスチックのおもちゃが増える中、自然の素材に触れることができ、とてもいい機会になった」と感謝していました。 -
セーフコミュニティー審査始まる
箕輪町が認証取得を目指す世界保健機関、WHOのセーフコミュニティの現地審査が31日から始まりました。
スウェーデン、韓国、台湾から審査員3人が訪れました。
セーフコミュニティは、事故やケガ、自殺などは偶然起きるものではなく、予防できるとの考えのもと、住民と行政が一体となって町づくりを進める取り組みです。
午前中は、町内の事故の現状や事故撲滅に向けた取り組みを説明していました。
発表を聞いた審査員からは「箕輪町には外国人が多く住んでいると聞いている。外国人による事故は多いのか」などの質問が出されていました。
また午後は、町が行っているみのわ健康アカデミーの様子を視察しました。
審査は1日も行われ、結果は2月末から3月の初めに発表されることになっています。 -
下水道事業 健全化に向け進捗状況は「ほぼ順調」
伊那市上下水道事業運営審議会が30日、伊那市役所で開かれ、下水道事業経営健全化計画の進捗状況について報告がありました。
それによりますと、進捗状況は「ほぼ順調」としています。
審議会には、委員と市の職員およそ30人が出席しました。
市は、下水道事業の健全化運営を目的に、進捗状況について18の項目にわけ評価しています。
10月から12月までの3か月間は、人件費の削減や下水道使用料の改定など「かなり順調」「順調」が7項目、「ほぼ順調」が6項目でした。
一方、処理場の統廃合など「やや遅延」「かなり遅延」「達成困難」が5項目となっています。
全体の評価としては「ほぼ順調」としていて、市では「今後の計画を進めながら必要な施設の整備と接続率の向上、未収金の回収などに努めていきたい」としています。 -
ヤングドライバーコンクール表彰
若手社員の交通安全意識を高めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの表彰状の伝達式が26日、伊那警察署で行われました。
県内から314クラブが参加し、最優秀クラブに南箕輪村の信英蓄電器箔が選ばれました。
信英蓄電器箔では、交通事故の情報を掲示して注意を呼び掛けたり、出勤時間にシートベルトの着用チェックをして交通安全意識の高揚を図っているということです。
メッセージの部では、同じく信英蓄電器箔の宮下明子さんが最優秀賞を受賞しました。
このほか、優秀クラブに南箕輪村の大明化学工業、メッセージの部佳作に信英蓄電器箔、ポスターの部の優秀賞と佳作に大明化学工業が選ばれています。
コンクールは去年の5月から8月までの期間に行われ、交通事故防止に向けた社内と地域での活動が評価されました。 -
特産化に向け「プチヴェール」をPR
伊那市富県の農林産物直売所たかずやで28日、地元で特産化を目指す野菜「プチヴェール」が振る舞われ、訪れた人たちにPRしました。
この日は直売所たかずやでプチベヴェールまつりが開かれ、今が旬のプチベールを使った料理が振舞われました。
プチヴェールは、芽キャベツとケールをかけ合わせて作られた冬野菜で、栄養価が高く甘みがあるのが特徴です。
直売所たかずやの生産者グループは、富県の雨や雪が少なく寒い気候にプチヴェールの栽培が適しているとして、5年ほど前から特産化を目指して生産を始めました。
今年は天候の影響でサイズは小さいものの、味は申し分ないということです。
代表の埋橋一さんは「なかなか思うように栽培できないが、試行錯誤しながら特産化を目指して頑張っていきたい」と話していました。
プチヴェールは4月頃まで収穫作業が行われ、1袋180円で直売所たかずやや産直市場グリーンファームなどで販売されています。 -
伊那市女性団体のつどい
伊那市内の女性団体が一堂に集まる「伊那市女性団体のつどい」が28日、伊那市役所で開かれました。
この日は伊那市内の女性団体11団体からおよそ100人が集まりました。
つどいは、団体同士の交流を深めようと毎年開かれています。
運営は協議会で行なっていて、企画や進行も全て協議会のメンバーが考えています。
アトラクションの大型絵本の朗読では、各団体の役員が1人ずつ参加して「モチモチの木」を朗読しました。
伊那市女性団体連絡協議会の福沢初子会長は「女性団体の人数は年々少なくなってきているが、交流を深め、みなさんのパワーを地域にアピールしていきましょう」と参加者に呼びかけていました。 -
伊那地域最低気温ー9.7度
30日の伊那地域は最低気温マイナス9.7度となり、この冬一番の寒さを記録しました。
標高およそ800メートルにある箕輪町長岡の十二天渓谷妙見乃滝も寒さで氷ついていました。
滝の高さは20メートルほどありますが、水の流れはわずかとなっています。
30日の伊那地域は放射冷却により気温が下がり午前7時46分にマイナス9.7度を記録。
平年より2.3度低く、この冬一番の寒さとなりました。
長野地方気象台では31日も強い寒気が流れこむため、朝方はマイナス5度まで下がると予想しています。 -
大徳王寺城址の案内看板設置
南北朝時代の大戦乱「大徳王寺城の戦い」があったといわれている伊那市長谷溝口に、その言い伝えを記した案内看板が設置されました。
看板は伊那市長谷溝口にある常福寺の裏山に設置され29日序幕式が行われました。
看板を設置したのは、溝口の歴史や自然などについて学んでいる、溝口郷づくりの会で、伊那市元気づくり支援金事業を活用してつくられました。
伊那市文化財審議委員で長谷村誌歴史編編纂委員の久保村覚人さんが、地域に残る古文書をもとに調べた南北朝時代の大徳王寺城の戦いについての説明書きがあります。
それによりますと、西暦1300年代の南北朝時代、溝口に大徳王寺城という城があり、その城を中心に戦乱があったということです。
溝口郷づくりの会では、地域の歴史を広く知ってもらうことで、活性化につなげたいと話します。
溝口郷づくりの会では地域の歴史や自然について学ぶ学習会を開きボランティアガイドを養成する計画で、溝口のPRに努めていくということです。 -
失くした現金2,800万円
伊那警察署は去年1年間の落し物などのまとめを30
日発表しました。
失くした現金の総額はおよそ2,800万円で一昨年より400万円以上増えています。
まとめによりますと、去年1年間の遺失物の届け出は、およそ2,600件で現金の総額は、2,800万円、物品は8,000点となっています。
現金は一昨年より400万円以上増えていて1件の最高金額は100万円、落とした人に返還された金額はoおよそ500万円となっています。
落し物で最も多かったのは、証明書・カード類でおよそ5,000点。
続いて財布、携帯電話となっています。
他に10キロ入りの米3袋がありましたが、落とし主が現れ、返されたということです。
失くした現金の総額が増えていることから、伊那署では「しっかり管理してほしい。」と話しています。 -
インフルエンザで学級閉鎖
南箕輪村の南箕輪中学校2年3組と西部保育園年長のたんぽぽ組がインフルエンザのため学級閉鎖となりました。
南箕輪中学校2年3組では生徒8人がインフルエンザを発症したため30日午後から2月3日まで学級閉鎖に。
西部保育園たんぽぽ組は、31日から2月3日まで学級閉鎖にするということです。
伊那保健所ではインフルエンザをうつさないために咳、くしゃみをするときは、ティッシュなどで口と鼻をおさえる。
咳をしているときはマスクを着用するなど咳エチケットに心がけるよう呼びかけています。 -
アルプスいーなちゃんソフトボールクラブが
心肺蘇生法学ぶ女子児童のソフトボールチーム、アルプスいーなちゃんソフトボールクラブは万一に備え29日、心肺蘇生法などを学びました。
伊那公園内にある屋内運動場で救急救命講習会が開かれ、クラブのメンバーやコーチ、保護者などおよそ30人が心肺蘇生法などについて学びました。
指導にあたったのは、伊那消防署の救急救命士3人で、人が倒れたときの対応の仕方などについて話をしました。
心肺蘇生では速さや強さなど人形を使って学んでいました。
屋内運動場には練習中など人が倒れたときなどに備えAEDが設置されています。
クラブ代表の伊藤易明さんは、「いざというとき怖がらず対処できるようになってもらいたい。」と話していました。
アルプスいーなちゃんソフトボールクラブではメンバーを募集していて「子どもたちの安全面も考えながらソフトボールに取り組んでいる。安心して参加してほしい。」と話しています。 -
伊那市地球温暖化対策実行計画策定委員会
伊那市地球温暖化対策実行計画策定委員会が31日、伊那市役所で開かれ、二酸化炭素排出量6%削減を目標とすることなどを盛り込んだ実行計画の素案を確認しました。
委員会には、有識者や事業所の代表者など14人が出席しました。
市内から排出される二酸化炭素の削減などを目的に、去年9月から具体的な目標や取り組みを検討しています。
実行計画は、来年度からの7年間を期間としていて、素案には市や事業所、家庭などから排出される温室効果ガスを、1990年度比で6%削減することや、それに向けた取り組みなどを定めました。
委員会では、この素案を2月下旬に開かれる市環境審議会に諮り、今年度中の策定を目指すということです。 -
伊那スキーリゾートにアルプホルンの音色
駒ヶ根の吹奏楽団、アルプホルン駒ヶ根による演奏が29日、伊那市の伊那スキーリゾートで行われました。
アルプホルンの演奏は、スキー場を身近に感じてもらおうと、伊那スキーリゾートが企画したものです。
アルプホルン駒ヶ根のメンバーがスイスの民族音楽など6曲を披露しました。
晴れ間が広がった白銀のスキー場には、アルプホルンの音色が響き渡っていました。 -
伊那市消費者の会 2月に公開リフォーム講座
伊那市消費者の会は、使わなくなった洋服などを利用して、冬の防寒着「ねこ」をつくる、公開リフォーム講座を2月に開きます。
「ねこ」は、木曽地域に伝わる冬の防寒着で、そでがないため家事をするのにも便利だという事です。
この日は、伊那市内で予定している公開講座で講師を務める消費者の会のメンバー10人が集まり、事前講習を行いました。
メンバーは自宅から使わなくなったコートやひざかけを持ち寄り、型紙に合わせて裁断してミシンで縫い合わせていました。
伊那市消費者の会では、家で眠っている洋服をごみにしないで再利用して欲しいと話しています。
公開リフォーム講座は2月21日、25日、26日の午前9時30分から伊那市の女性プラザ伊那で開かれます。 -
地域医療を考えるシンポジウム
地域医療について考えるシンポジウムが29日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、城西大学の伊関友伸教授は、「地域医療再生のカギは医師が働きたい地域づくりをする事」とアドバイスしました。
シンポジウムは、地域医療を取り巻く様々な問題の背景や実態をしり、それぞれの立場で何が出来るのか考えていこうと、県と上伊那地域包括医療協議会が開きました。
医療の現場では、医師の過重労働や医師不足など様々な問題を抱えています。
このうち、基調講演で、城西大学の伊関教授は「地域医療再生のための処方箋」と題し話をしました。
伊関さんは、「これから日本は、高齢化により、どこの地域でも、医師や看護師などの人材や、病院の病床数など医療資源の不足が予測される」と前置きし、「どのようにして、医師が勤務したい地域にしていくかが課題」と話しました。
伊関さんは「病院は、医師が高度な技術を学べ自己成長でき、専門医の資格を取れる施設を整える。
行政は、高齢者の健康増進など福祉を充実させる
住民は、かかりつけ医をもち、コンビニ受診を止める事が大切」と話し「制度を作り強制するのでは無く、医師や看護師事を考え、「共感」の心を持つ、地域を作る事が大切」と話していました。 -
地震、津波、台風鬼を退治
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、節分にちなんだ豆まきイベントが29日行なわれ、家族連れなどで賑わいました。
登場したのは、地震鬼や津波鬼、台風をイメージした鬼などです。
節分会の行事は、みはらしファームの開園した年から行われています。
最初は、農作物の豊作を願い行われていましたが、次第に、不況や震災など、世相を反映するようになってきたということです。
周囲を囲んだ人たちは、みはらしファームでとれた大豆を思いきりぶつけ、鬼を退治しました。
続いて行われた福豆まきでは、いちご狩り入園券など豪華景品もお菓子とともにまかれ、周囲を取り囲んだ人たちは、われ先にと手をのばしていました。
みはらしファーム運営協議会の笠松悟議長は、「今年は、災害が無く、穏やかかな良い一年にしたい」と話していました。 -
仏画家が縁起絵を市に寄贈
祖父が高遠出身の仏画家松尾隆康さんは、辰年にちなんで龍の縁起絵を27日伊那市に寄贈しました。
寄贈された縁起絵は、「青龍光道」のタイトルがつけられています。
一切の暗雲を切り裂いて龍が導いてくれるようにとの思いがこめられていて、龍が天高く昇る直前の様子が描かれています。
仏画家 松尾隆康さんは、先代の父を受け継いで2代目で、下伊那郡高森町にアトリエを構え活動しています。
高遠町の弘妙寺に仏画を寄進し、祖父が旧高遠町出身という縁で今回の寄贈となりました。
松尾さんは、仏画や宗教絵画の制作に従事するかたわら、全国的に仏画の講師を指導していて、伊那では12年目になります。
白鳥孝市長は、「辰年に伊那市にとってありがたいものをいただいた。みなさんに見てもらえるところに飾りたい」と感謝していました。 -
みのわ祭り会場 松島区の工業団地一帯へ
今年7月28日に行われるみのわ祭りは、会場を、これまでの国道153号バイパスから、松島区の工業団地内に移し開催されます。
27日、箕輪町内で開かれた2012みのわ祭り実行委員会で、会場の変更が報告されました。
まつり実行委員会と町は、去年12月に警察に対しバイパス使用の要望書を提出しましたが、警察からは「許可をする事は難しい」との連絡があったということです。
理由として、「今年3月にバイパスが、伊那市内で竜東線と接続することから、交通量の増加が予想される事」や「バイパスを会場に大規模なイベントを開催する例が県内では他に例がない」としています。
新たな会場としては、これまでの会場の東側になる、松島区の工業団地、日之出工専地区と、みのわ天竜公園一帯で行う案が示され、承認されました。
バイパス以外での祭り開催については、4年前の実行委員会で検討が行われ、今回承認された場所は、その時、候補に上がった場所です。
実行委員会では、新たな会場について、バイパスを使わない事から交通規制の面で安全性が向上し、駐車場も容易に確保できる事などから、多く人が祭りに参加できる場所だとしています。 -
伊那まち再生へ 子どもの遊び事業始まる
伊那市の中心市街地の再生に取り組んでいる伊那まち再生やるじゃん会は、街の中で子どもたちが遊ぶ場をつくろうと、毎月遊びのイベントを開く事業を始めました。
初回の28日は羽根つきで、およそ30人がいなっせ北側の広場で遊びました。
この事業は、昔の遊びの技と楽しさを子どもたちに伝え、それをきっかけに子どもたちが集まり、伊那の街角が「子どもの城」になることを願って計画されました。
工房COOの佐野博志さんが中心となり毎月1回、季節感があり、街角のスペースで出来る遊びをします。
参加した子どもたちは、いろいろな形の羽子板を使って羽根つきに挑戦していました。
やるじゃん会では、「子どもたちの遊ぶ姿や笑い声が地域の元気の源。地域の活性化につなげたい」と話していました。 -
伊駒アルプスロード 住民説明会
伊那市と駒ヶ根市を結ぶ伊駒アルプスロードの通過が想定される地域とその近隣地域を対象にした住民説明会が、27日夜から伊那地域で始まりました。
この日は、富県地区の住民を対象にした説明会が開かれ、地区住民100人以上が参加しました。
説明会は、住民に道路整備の目的や必要性、進め方について知ってもらうとともに、意見や要望を聞く場として設けられています。
伊駒アルプスロードは、国道153号バイパスの伊那市美篶青島から駒ヶ根市北の原までの、およそ10キロ区間を結ぶ道です。
説明会では、伊那建設事務所から説明があった後質疑の時間が設けられ、地区住民から「富県の近くを通るルートを検討してほしい」などと要望が出されていました。
住民説明会は、来月3日まで4地区で開かれる予定で、2月下旬にルート案を報告、6月下旬に決定する予定です。 -
フェンシングジュニアワールドカップ 出場
箕輪中学校3年の上田果歩さんは、来週からスウェーデンで開かれる、フェンシングのジュニアワールドカップに出場します。
上田さんは、週3回練習をしていて、金曜日の夜は箕輪町社会体育館で練習をしています。
世界大会の選考基準となっている、日本国内の3大会のポイントで総合3位となり、2年連続ジュニアワールドカップ出場を決めました。
上田さんが出場するのはエペと呼ばれる種目で、全身がポイントになる他、剣の鍔の部分も対象となっています。
上田さんの指導にあたっている大槻高範さんによると、エペは日本ではあまり一般的ではなく、世界との差が大きい難しい種目だということです。
今回で4回目の世界大会出場となる上田さんは「世界の人が相手だと慌ててしまう。落ち着いてポイントを取り、少しでも上の順位を目指したい」と話していました。
上田さんは2月2日にスウェーデンに向け出発し、5日に最初の試合が行われることになっています。 -
長野地裁伊那支部 新庁舎が完成
老朽化に伴い建て替えが進められていた伊那市西町の長野地裁伊那支部の新しい庁舎が完成しました。
27日には報道機関向けの見学会が開かれ、庁舎内が公開されました。
昭和30年代に建てられた旧庁舎が老朽化したことや、利便性の向上を目的に、去年の1月に新しい庁舎の建設工事がスタートし、今月完成。23日から執務が始まりました。
新庁舎は、延べ床面積およそ2千200平方メートルで、旧庁舎よりも千平方メートル以上広くなっています。
これまで2室だった法廷が3室設けられ、調停室も3室から5室に増えました。
また、来庁者の利便性を考え、これまで別々だった地方・簡易・家庭裁判の書記官室が1室に集約されました。
現在、外壁など庁舎外部の工事は続いていて、全ての完成は3月末を予定しています。