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伊那谷の林業について考える講演会
伊那谷の林業について考える講演会が20日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
講演会は、南信地域の地方事務所や南信森林管理署などでつくる伊那谷の林業を考える研究会が、適正な森林管理と計画的な取組みについて考えようと開いたものです。
会場には、林業に携わる行政職員や一般などおよそ150人が集まりました。
講演会では、林野庁経営課林業経営指導官の清水隆典さんが講師を務め、林業の課題や今後の取り組み方について話しました。
清水さんは「山村の活性化や雇用創出のために、低コスト化に向けた作業道の整備や販路の拡大、森林管理者等の人材育成に取り組んでいく必要がある」と話しました。
他に、「低コスト化を進め間伐が黒字になることで、対策全体の取り組み意欲の向上につながる。
10年後には、補助なしでも間伐が可能になり、木材自給率50%を達成できると考えている」と話しました。 -
この冬一番の寒さ
24日の伊那地域は、最低気温-7.4度とこの冬一番の寒さを記録しました。
この日の伊那地域は、午前7時前に-7.4度を記録し、1月下旬並みの寒さとなりました。
箕輪町の上古田スケート場では全体的に氷が広がり、管理をする箕輪町では「今日の冷え込みで氷の厚さが増した」と話していました。
上古田スケート場は、来年1月のオープンを目指しています。 -
高遠町図書館クリスマスこどもひろば
伊那市立高遠町図書館では、クリスマススペシャル「こどもひろば」が24日開かれました。
親子およそ30人が、読み聞かせなどを楽しみました。
「こどもひろば」は毎月最終土曜日に開かれていて、読み聞かせや工作をしています。
22日はクリスマススペシャルで、ボランティアが絵本や紙芝居の読み聞かせをしました。
最後に、サンタクロースが図書館にやってくるようにと、みんなで歌をうたうと、サンタクロースが登場しました。
子どもたちは、順番に並んでプレゼントをもらっていました。 -
愛の鐘クリスマスイベント
南箕輪村の大芝高原にある「愛の鐘」のもとでカップルが恋人宣言をするクリスマスイベントが23日行われました。
これは、冬の大芝高原に足を運んでもらおうと村が行ったもので2年目です。
今年は11組のカップルが参加し、希望者にはタキシードとウエディングドレスが貸し出されました。
衣装に着替えたカップルは、2人で愛の鐘を鳴らし、恋人宣言をしていました。
参加者には、愛の鐘を鳴らした2人の写真入りの恋人宣言証明書が渡されました。
村では、愛を誓う場所としていつでも大芝高原を訪れ、愛の鐘を鳴らしてほしいと話していました。 -
金色の開運ジャム 100個限定販売
来年を輝く年にしてほしいと願いを込めた金色の開運ジャムが23日から、箕輪町の農産物直売所にこりこで販売されています。
開運ジャムは箕輪町産のシナノゴールドを丸ごと使っていて、金色はリンゴの皮の色です。
箕輪町振興公社の加工部門が作りました。
加工に携わった農産物直売所にこりこの戸田真理子店長によりますと、シナノゴールドの素材の味が生きた、甘みと酸味のバランスがとれたジャムだということです。
開運ジャムは1ビン120グラム入りで、400円。100個の限定販売となっています。 -
サンタの登場に子ども達ビックリ!
伊那市のイベントプロデュースチーム「笑龍」は、23日夜、サンタクロースに扮して依頼のあった家庭にプレゼントを届けました。
23日の午後7時半。笑龍のメンバーがサンタの衣装で伊那市西箕輪の岩本さん宅を訪れました。
ベランダの窓からサンタクロースが姿を表すと、家の中にいた子ども達は、突然の出来事に驚いた表情を見せていました。
笑龍では、夢のあるクリスマスを過ごしてもらおうと「宅配サンタ」と名付けられたこのイベントを毎年行なっています。
依頼のあった家庭からプレゼントを受け取り、サンタの衣装でプレゼントを届けます。
驚いていた子ども達もサンタクロースからプレゼントを受け取ると、喜んだ様子を見せていました。
サンタに扮したメンバーは「子ども達の純粋な反応に毎年癒されている。この気持ちを忘れず、心のきれいな大人になってもらいたい」と話していました。
今年は、23、24日の2日間で伊那市を中心に15件の家庭を回り、プレゼントを届けたということです。 -
映画「ほかいびと」北村監督講演
漂泊の俳人、井上井月を描いた映画「ほかいびと」の北村皆雄監督の講演会が23日、伊那市の創造館で開かれました。
会場にはおよそ80人が訪れ、講演を聞きました。
北村監督は、「井月を放浪の系譜の中で捉えたかった。井月が伊那に来た江戸時代と、放浪が許されなくなった明治時代を対比して描きたかった」と説明しました。
井月については、「物を捨てるという生き方を選んだ僧侶、一遍さんの姿に重なる。世捨て人的なものが井月にあったのではないか」と話しました。
井月の死については、「明治時代になると江戸時代の絆などのいい部分が無くなった。井月の死を、時代の死と捉えたかった」と話しました。
北村監督は、「日本を考えるとき、井月の生き方をもう一度感じて、日本や伊那を考えてくれたらうれしい」と話していました。
映画「ほかいびと」は、来年1月11日から20日まで、伊那市の旭座で再上映されることになっています。 -
女子ソフト元日本代表監督が小中高校生を指導
女子ソフトボール日本代表を北京オリンピック金メダルに導いた、元日本代表監督の斎藤春香さんが24日、県内の小・中・高校生にソフトボールを指導しました。
この日は、箕輪町のながたドームでソフトボール教室が開かれ、県内からおよそ230人が集まり、斉藤さんから指導を受けました。
これは、県内の女子ソフトボール人口の底辺拡大と技術向上を目的に県ソフトボール協会が開いたものです。
斎藤さんは、女子ソフトボール日本代表として選手で3回、監督として1回、オリンピックに出場しました。
監督として出場した、2008年の北京オリンピックでは、日本代表を金メダルに導いています。
教室では、斎藤さんがボールの投げ方や捕り方について指導しました。
200人以上を相手に行ったノックでは、しっかり声を出すようにと指導していました。
ある中学生は「斎藤さんに教わって強くて正確なボールが投げられるようになった。とても参考になった」都話していました。
斎藤さんは「目標をしっかり持つこと。そしてその目標に向かって一生懸命努力すれば結果はついてくる。みなさんも夢に向かって頑張ってください」と参加した選手たちに呼びかけていました。 -
クリスマスイブでケーキ店大忙し
クリスマスイブの24日、伊那市内のケーキ屋はクリスマスケーキづくりで大忙しとなりました。
伊那市通り町の菓子庵石川でも、ケーキ作りがピークを迎えています。
今年は、天皇誕生日からクリスマスまで3連休となったこともあり、石川では22日からすでにピークを迎えていて、通常の3倍の人数で対応しています。
石川では、22日から24日までの3日間で、およそ1000個のクリスマスケーキを作ったということです。
石川信頼常務は「クリスマスイブにケーキを食べる家庭が多い。店員、パート総出で対応しています」と話していました。
ベルシャイン伊那店内に設けられた石川の販売スペースでは、買い物客が列を作り、購入する順番を待っていました。
24日までの3日間は予約客が多く、クリスマス本番の明日は店頭での注文が多くなりそうだということで、石川では在庫を増やして対応したいとしています。 -
冬至 給食で冬至献立
22日は、一年の中で夜が一番長くなる日、冬至です。
伊那市の伊那北小学校では、給食にカボチャを使った料理が出されました。
冬至にカボチャを食べると風邪をひかないと言われていることから、同日の給食のメインは、カボチャなどの野菜が入った味噌味のきしめん汁でした。
1年生の教室では、児童が給食を盛り分けていました。 -
福祉関連企業グルップボエンデ 伊那市横山の鳥居沢興業団地に工場の建設を予定
東京都に本社を置く福祉関連企業グルップボエンデは、新たに伊那市横山の鳥居沢興業団地に工場の建設を予定しています。
グルップボエンデは、高齢者のためのグループホームなど、老人福祉事業を取り扱う企業です。
伊那市が売却する用地の面積はおよそ960坪で、売却額はおよそ2,300万円です。
工場では、地元の農産物を利用した高齢者のための食品の研究と開発を行います。
平成27年に研究開発棟の建設を予定していて、商品化の目処がついた時点で製造工場を建設する計画です。
白鳥孝伊那市長は「今までにない産業で可能性のある分野だと思う」と話していました。 -
ふるさとCM大賞 伊那市が市長会会長賞
県内の市町村が地域の魅力をPRする「ふるさとCM大賞」で、伊那市のCMが4位にあたる市長会会長賞を受賞しました。
伊那市のCM「このまちが好き」は、今年初めて伊那北高校写真部と協力して制作されました。
写真部の部員が伊那市の風景を撮影し構成を考えました。
長野朝日放送が主催する「ふるさとCM大賞」には78作品の応募がありました。今月4日に長野市で最終審査が行われ、伊那市は、4位にあたる市長会会長賞を受賞しました。
伊那市では、今月22日(木)から28日(水)まで伊那市役所1階市民ホールで、CMで使われている写真を展示しています。 -
伊那市田原の農地を農水省が視察
農林水産省関東農政局は耕作放棄地解消の先進事例として、伊那市東春近田原の取り組みを22日視察しました。
22日は、関東農政局職員など30人ほどが田原を訪れました。
関東農政局は、管内10都県から先進地2箇所を選び、視察を行っています。
耕作放棄地16ヘクタールを地元農家が復元しようとしている取り組みが、全国的にも珍しいとして、その2箇所のうちのひとつに田原が選ばれました。
田原集落農業振興センターの伊東由和委員長が、職員に説明をしました。
職員からは、「どれくらいの時間で復元を考えているのか」「地権者の権利はどのように処理しているのか」などの質問が出されていました。
田原は、かつて養蚕が盛んで天竜川河岸段丘上段一体には桑が植えられていましたが、養蚕業の衰退に伴い、農地も荒れていました。
今年8月から、重機を活用して、耕地の整備が始まっていて、現在は、4分の1程度が完了しています。
視察を終えた後は伊那市役所で意見交換が行われました。 -
バス藤沢線は土日4→2往復に減便へ
JRバス関東が土日の運休の方針を示していた伊那市の路線バス「藤沢線」は、1日4往復から2往復へと減便となることが22日決まりました。
これは、22日開かれた伊那市地域公共交通協議会で決まったものです。
土日の「藤沢線」については、11月に開かれた会議でJR側から運休としたいとの考えが示されていました。
地元高遠町から、現行通りの運行を求める要望があがっていることや、地域への影響を考慮して、協議会が、これまでの半分となる2往復分を確保する事になりました。
そのほか、三義・長谷巡回バスと、長谷巡回バスの最終便についても、「廃止」とする考えが示されていましたが、予約制の乗り合いデマンドタクシーを運行させることで対応していくことも了承されました。 -
上伊那地区高校美術展
上伊那地区9つの高校の美術クラブが参加する「第50回上伊那高等学校美術展」が、22日から、伊那文化会館で始まりました。
会場には、上伊那9つの高校の美術クラブの作品150点ほどが展示されています。
作品展は、高校同士の交流や研鑽の場にしようと毎年1回開かれています。
今年も、1年生から3年生まで120人から、油絵や水彩画、陶芸作品などが出品されました。
出品した高校生は、「発表する場があまりないので、よい機会になっている。他校の作品を見るのも有意義」と話していました。
上伊那高校美術連盟では「過去49回の歴史があり、高校生のエネルギーに満ちた展示発表になっている」としています。
この上伊那高等学校美術展は、25日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 -
フラワーアレンジメントの展示会
バラやあじさいなどをあしらったフラワーアレンジメントの展示会が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示会はフラワーアレンジメントの講師を務める、保科容子さんと飯塚智子さんが開いているもので、会場にはおよそ160点が並んでいます。
作品は、四季の花をドライフラワーにしたものに松ぼっくりやリボンなどがバランスよく飾りつけられています。
この時期の作品としてクリスマス用にアレンジされたものや、お正月にちなんだ作品も並べられています。
また色落ちがせず、花びらの柔らかさがそのまま残るように加工されたプリザーブドフラワーも展示されています。
2人は、フラワーアレンジメントについて「草花や木の実など身近にあるものが、少し手を加えるだけで見栄えがよくなり、新しく生まれ変わります。色合いや形を見て素材を組み合わせていく作業が楽しいです。」と話していました。
フラワーアレンジメントの展示は、24日まで開かれています。 -
水資源保全へ来年3月共同声明発表
世界的な水危機を背景に、上伊那の水資源を保全しようと組織された連絡会議の第2回会合が22日開かれ、水資源保全のための共同声明を来年3月に発表することを決めました。
会合では、共同声明の案が示されました。
案には、すべての水資源の重要性について啓発活動を推進すること、上伊那地域の市町村間で外国資本等による森林買収の情報を共有し必要な対策を検討することなどが盛り込まれています。
水資源の保全を目的とした県条例の制定については今後検討することになりました。
声明の内容については次回、修正、確認をすることにしています。
このほか、箕輪ダム集水域地権者協議会の構成メンバーになっている諏訪市に、オブザーバーとして会議に参加してもらうよう要請することも決めました。 -
竜西保育園 しめ飾り作り
伊那市の竜西保育園の園児は21日、正月に飾るしめ飾りを作りました。
年長園児33人が、地域のお年寄りから作り方を教わりしめ飾りを作りました。
園児らは束ねたワラの端を足の指に挟み、みつ編みにしていきました。
この日作ったしめ飾りは正月に家の玄関に飾り、1月に保育園のどんど焼きで燃やすとい事です。 -
箕輪町功寿会総会 7人新入会
箕輪町の功労者表彰の受賞者でつくる箕輪町功寿会の総会が15日開かれ、今年度受賞した7人が新たに入会しました。
総会にはおよそ40人が出席しました。
入会したのは、今年度の町の功労者として11月に表彰された自治功労と保健医療功労の7人です。
新入会員を代表して渕井英宏さんは、「権威ある会に入会でき大変うれしい。諸先輩のご指導をいただき、いい会員となれるよう頑張っていきたい」とあいさつしました。
藤澤清会長は、「共に町の発展のために取り組みましょう」と歓迎しました。
功寿会は現在会員67人で、総会や懇談会などの事業を行っています。 -
伊那小学校6年孝組 伊那北駅学習の成果を発表
来年開業100周年を迎える伊那北駅周辺の歴史や飯田線について学習してきた伊那小学校6年孝組の児童は21日、伊那市のきたっせで地域住民を招いて発表会を開きました。
孝組は、来年開業100周年を迎える伊那北駅や飯田線について、聞き取り調査を行い学習してきました。
この日は、そのまとめとして地域住民を招いて発表会を開きました。
昭和30年にロータリーが完成するまで駅前は商店や民家が建ち並んでいたこと、貨物列車の発着が盛んに行われ、多い時には駅員が30人いた事などを、当時の写真や資料を使って発表していました。
なお、伊那ケーブルテレビでは、2012年1月1日午後7時から伊那北駅開業100周年記念として特別番組を放送します。
この日の孝組の発表の模様は、番組の中で紹介する予定です。 -
伊那谷三市合同職員研修会
伊那谷にある、伊那市、駒ヶ根市、飯田市の3市の職員の合同研修会が21日、伊那市内で開かれ、企業経営者から、まちづくりについて話を聞きました。
伊那谷三市合同職員研修会として初めて開かれたもので、防災、公共交通、産業、観光などあらゆる分野で広域的な連携を図ろうと開かれました。
この日は、3つの市から70人の職員が参加し、伊那食品工業(株)の塚越寛会長の講演をききました。
塚越会長は、「会社をつくる事や組織をつくる事など、すべての人の営みは幸せになるためのもの。行政のひとつひとつの取組も、市民の幸せにつながるかどうかを考えながら進めてほしい」と話していました。
この研修会は、今後、年に1回のペースで開いていくという事です。 -
焼却灰処理費 2倍に理解
伊那市の白鳥孝市長は、南箕輪村南原住宅団地の焼却灰処理費要が当初試算の2倍になったことについて「結果対応でしょうがない」と述べ、増額分についても負担する考えを示しました。
これは、21日伊那市役所で開かれた記者会見で示されたものです。
この問題は南箕輪村南原住宅団地の地中に伊那中央清掃センターから出た焼却灰が埋められていたもので、村では処理費を9千万円と試算していました。
しかし焼却灰の処理量が当初の倍となることがわかり、費用も2倍となることが、20日の伊那中央行政組合議会全員協議会で説明されました。
この中で南箕輪村の唐木一直村長は、費用負担について理解を求めていました。
またこの件について箕輪町の平澤豊満町長は「応分な費用負担は必要。来年度予算に経常する。」と述べ
理解を示しました。
当 初の試算では処理費用は9,000万円で内訳は伊那市が5,750万円、箕輪町が2,100万円
南箕輪村が1,150万円となっています。
最終的な処理費用は、およそ1億8,600万円と推計されていて、さらに増加する可能性があるということです。 -
減災社会実現へ 市が災害協定締結
伊那市は災害による被害を減らす、減災社会の実現に向け、21日4つの団体と災害協定を結びました。
21日は伊那市役所で市と4団体による、災害協定の調印式が行われました。
減災は災害が発生する前から様々な対応をすることで特に山林災害の被害を少なくしようというものです。
東日本大震災の状況をふまえ市だけでは対応できない部分を各団体と協力することで補おうという試みです。
上伊那素材生産事業協同組合は、林業関係者の組織で、土石流の発生など山での災害を防ぐため、保水力の高い山づくりに努めます。
上伊那森林組合も市の面積のおよそ8割にあたる森林の整備を実施します。
21日は他に災害発生時に協力を仰ぐ企業、団体とも協定を結びました。
株式会社ジェネッツは、市の水道業務委託者で災害発生時は、「水が出ない」という電話が殺到することから、その対応や、給水活動などを行います。
長野県建設機器リース協会は、災害発生時に、発電機や仮設トイレ、投光機など34品目を市に貸し出します。
市では災害が発生する前から対策をとることで、万一に備えたいとしています。
市では行政にないものを各団体から補ってもらうことで、災害発生時の行政能力の低下を防ぎたいとしています。 -
東日本大震災による避難者支援
松本市に本社を置く、トヨタカローラ南信は、東日本大震災の被災者支援に役立ててもらおうと、車の売り上げの一部を寄付しました。
21日は、トヨタカローラ南信取締役の伊藤彰さんなど3人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡しました。
トヨタカローラ南信では、東日本大震災の被災者で長野県に避難している人たちの支援に役立ててもらおうと、今年7月から9月に販売した車1台につき2千円を寄付することを決めました。
3か月間の販売台数は805台で総額161万円が集まり会社からの5万円をあわせて166万円を寄付しました。
寄付金の送り先は、店舗のある14市町村で金額については人口規模により振り分け各自治体を周りました。
伊藤さんは、「長期にわたる避難生活は大変なことだと思います。1日も早く故郷に帰れることを願っています。」と話していました -
「中部の未来創造大賞」で奨励賞
伊那市新山でハッチョウトンボなどの保護育成活動を行っている新山山野草等保護育成会は、優れた地域活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で奨励賞を受賞しました。
14日は、会員で事務局の筒井弘さんと武村輝雄さんが伊那市役所を訪れ酒井茂副市長に授賞の報告をしました。
会は、伊那市新山で国内で最も小さいハッチョウトンボの保護活動などを行っています。
会員らは、ハッチョウトンボが生息している一帯に木橋をつくることで一般の人たちがトンボの観察をしやすくしたり、草刈りをするなど整備に努めてきました。
中部の未来創造大賞は国土交通省中部地方整備局が実施する地域づくり活動応援事業で、会の活動が特色があり活発なことが評価されました。 -
上伊那森林組合 ペレット売り上げ4割増の見込み
上伊那森林組合が製造している、ペレットストーブ用の燃料「木質ペレット」の売り上げは、前年度と比べ、4割増え、今年度は、およそ7400万円となる見込みです。
ペレットは、間伐材などを利用して作る事から、地球温暖化対策や環境問題の面から注目されています。
ペレットストーブの普及は、ここ数年の灯油価格の値上がりもあり、追い風となっていて、上伊那森林組合では、今年度は、昨年度より100トン多い、1千5百トンのペレットを製造します。
今年度、3月から10月までの売り上げは、およそ3100万円で、昨年度の同じ時期と比べ、6割程、増えています。
今年度の売り上げ見込みは、およそ7400万円で、昨年度より、率にして4割、金額にして2千2百万円あまり増える見通しだということです。
組合では、来年度、木材搬出用の機械化を進める計画で、「より一層のコスト削減に努めていきたいと」しています。 -
伊那八峰 新酒完成試飲会
上伊那8市町村のオリジナル芋焼酎の新酒の試飲会が、21日、JA上伊那本所で開かれました。
試飲会には、上伊那8市町村の代表銘柄と、一部地域で作られた地域銘柄、13本が並びました。
これらをあわせて「伊那八峰」と呼びます。
原料のサツマイモを生産した団体などから70人ほどが訪れ、新酒を飲み比べました。
芋焼酎の生産は、遊休農地の解消や、地域活性化のため、上伊那統一で行われていて、今年で7年目です。
飯田市の喜久水酒造が蒸留していて、去年は、6400本ほどを販売しました。
新酒は上伊那地域の酒販店およそ80店で扱っていて、既に6100本の予約が入っているということです。
この伊那八峰は、それぞれ720ミリリットル入り、1250円で販売されています。 -
伊那小児童会まつり
伊那市の伊那小学校で20日、児童会祭りが行われ、児童達はゲームなどをして楽しみました。
児童会祭りは、6年生が中心となり下級生達に楽しんでもらおうと各委員会がクイズやゲームなどを企画しました。
このうち体育館ではバスケットボールを使ったボーリングが行われていました。
この他にも教室ではパズルや空き缶積み等もあり、児童達はグループに分かれてゲームを楽しんでいました。 -
伊那西部保育園休園について 児童の保護者を対象にした説明会
伊那市は、来年度から休園することが決まっている伊那西部保育園の児童の保護者を対象にした説明会を16日、現地で開きました。
伊那西部保育園の来年度の入園希望者数は、進級園児を含め12人で、認可保育園の最低基準となる30人を下回るとして休園が決まっています。
16日は、市の職員2人が伊那西部保育園を訪れ、休園後の対応などについて話をしました。
説明会では、「転園先の保育園に伊那西部保育園の職員を配置してくれるのか」「転園先でクラスを一緒にしてほしい」などと質問や意見が出されました。
市では、休園後の園舎や園庭の利用法について、「保護者や園児が交流できるような利用法を考えていきたい」と話していました。 -
小松養蜂園の小松さんとゆめわーく利用者 蜜ろうの置物を市役所に届ける
伊那市御園で養蜂園を経営する小松実治さんと、伊那市障害者社会就労センターゆめわーくの利用者は、蜜ろうで作った置物を19日、伊那市役所に届けました。
19日は、小松さんと施設利用者3人が市役所を訪れ、蜜ろうで作った「竜」の置物を届けました。
12月6日にゆめわーくの利用者が小松養蜂園を訪れ作業を手伝い、およそ100個の置物を作りました。
用意した色は全部で6種類で、ろうを溶かす際クレヨンを一緒に溶かして着色しました。
白鳥孝市長は「これをいただくと年が変わるということを実感する。ありがたいです」と感謝していました。
置物は、庁舎内の全ての課に2個ずつ配られた他、伊那合同庁舎や、伊那市駅前交番にも届けるということです。