-
B1全国大会初参戦 伊那ローメンズクラブ
B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」全国大会が12日から2日間、兵庫県姫路市で開かれ、伊那ローメンズクラブが初出場しました。今回入賞はなりませんでしたが、訪れた人の反応は好評でした。
現在改修作業が行われている姫路城の下、全国各地からご当地B級グルメでまちおこしをしようと活動する63団体が集まりました。
主催者発表によりますと、今回の大会には2日間でおよそ51万人が集まりました。 -
被災地支援で富県小4年生が一輪車発表と募金活動
東日本大震災の被災者を支援しようと、伊那市の富県小学校の4年生が12日、募金活動を行いました。
児童たちは、JA上伊那本所で開かれたJA上伊那まつりのステージに出演し、一輪車の演舞を披露しました。
4年生は、被災者のために何かをしたいと考え、総合学習で取り組んでいる一輪車を発表し、集まった人たちに募金してもらおうと準備してきました。
発表が終わると、募金箱を持って会場を回りました。
募金活動は、1週間前のJA上伊那富県支所祭でも行っていて、2回の活動で集まった義援金を被災地に送るということです。 -
イルミネーションフェスタ☆みのわ2011開幕
箕輪町の中心市街地を、色とりどりの電飾で飾る、イルミネーションフェスタ☆みのわ2011が、12日開幕しました。
このイベントは、町内の商店主らで作る、住民有志グループが、中心市街地の活性化を目的に7年前から毎年開いています。
今年は、天竜川伝説 伊那谷の春から初夏の風景をテーマに、生命が動き出す、活力をイメージしているということです。
主会場のセンターパークまつしまには、3匹のカエルがバイオリンやサックスなどを持ち、電飾の輝きと共にBGMも流れ、光と音を一体に楽しめる作品や高さ5メートルの滝もあります。
また、今年は、震災などがあった事から、集落に悪霊やはやり病が入らないと言われる、北信地方の、藁で作った道祖神をモチーフにしたものも飾られています。
町内から訪れたある家族連れは、「毎年来ているが、年々グレードアップしている。楽しんで帰りたいです。」と話していました
TMOネットワーク2004の竹腰公夫代表は「震災で自粛ムードもあったが、例年以上にこのイベントを盛り上げ、箕輪町から元気を発信していきたい。」と来場を呼びかけていました。
イルミネーションフェスタみのわ2011は、来年1月7日まで開かれ、電飾の点灯時間は、午後5時から午後10時までとなっています。 -
西春近貝付沢に広葉樹を植樹
平成18年の豪雨災害で、床下浸水や農道への土砂流出など伊那市西春近に大きな被害をもたらした貝付沢に13日、地元住民がケヤキなどを植樹しました。
13日は、地元の「諏訪形区を災害から守る委員会」や区民など10人が参加しました。
植樹は、4回目で、会では今年3月にもおよそ300本植えたクヌギの苗木を植えました。
しかし、ほとんどが野生動物に食べられてしまいました。
そのため、今回は大木に育つケヤキなど100本の苗木を貝付沢の最上流部に植えました。
メンバーたちは穴を掘り、今年春から育ててきたケヤキの苗木を2メートル間隔で植えていきました。
貝付沢周辺は、砂のようなサラサラとした土で崩れやすいため、広葉樹を植樹する事が有効だとさいうことです。 -
上伊那口腔保健センターまつり
今年で2回目となる上伊那口腔保健センターまつりが13日、伊那市保健センターで開かれ、妊娠中や出産後の 女性を対象にした歯科診断などが行われました。
会場では、上伊那歯科医師会会員などが、歯科検診や口腔衛生指導などにあたりました。
また、上伊那薬剤師会による禁煙指導や上伊那助産師会による妊産婦体操が行われていました。
このうち、アゴの動きの回数を数える体験では、訪れた人達がスナック菓子と噛みごたえのある食材が入った料理を食べて噛んだ回数を比べていました。
噛む回数をふやすため、レンコンやごぼうが入ったカレーやサキイカが入ったサラダを親子で作る教室もありました。
上伊那歯科医師会では「良く噛んで食べる事は大切な事。噛んで食べることによってアゴの骨がしっかりし、脳の活性化にもなる」と話していました。 -
反対丼でTPP参加反対訴え
JA上伊那は12日、環太平洋連携協定TPPへの参加反対を訴えようとTPP反対丼を、販売しました。
この丼ぶりは12日、13日の2日間開かれるJAまつりの中で、訪れた人たちにTPP参加反対を訴えようと、販売されたものです。
丼ぶりに使われている、牛肉や野菜は、全て上伊那産で、味噌汁、りんご、牛乳がついて、30食限定、800円で提供されました。
JA上伊那では、関税が撤廃され、自由貿易となるTPP参加は、農業地帯の上伊那にも大きな影響が考えられる。
食の安全と農業を守るため、TPP参加反対を訴えていきたいとしています。
JA上伊那では、この丼ぶりを食べてもらうことで農業に携わる人の思いを消費者に伝えたいとしています。
TPP反対丼は、13日も30食限定で、JA上伊那本所の食堂「すずしろ」で販売されます。 -
イベントで火災予防啓発
秋の火災予防運動に合わせて12日、啓発イベントが伊那市の大型店駐車場で行われました。
啓発イベントは火災予防運動の一環として伊那消防組合が行ったものです。
12日は、伊那市荒井区少年少女消防クラブのメンバーおよそ30人がイベントに協力し、買い物客に、火災予防啓発用のパンフレットやポケットティッシュを配っていました。
イベントでは他に、はしご車の展示や、消火訓練なども行われていました。
伊那消防組合によりますと管内では今年、昨日現在で60件の火災があり、1人が亡くなっているということです。
これは、去年1年間の37件をすでに23件上回るハイペースとなっています。
火事の原因としては、焚き火の不始末やたばこの投げ捨てが多いということです。
一方、平成21年6月から義務化された、住宅用火災警報器の設置率は今年6月末現在で73%にとどまっているということです。
伊那消防組合では、これから火事が発生しやすい時期を迎えることから、啓発活動など火災予防に力を入れていくことにしています。 -
戸台の化石憲章 採択
伊那市長谷戸台で化石発掘などを行っている「戸台の化石」保存会の発足25周年記念式典が12日、長谷公民館で開かれ、地域の自然を守り続けるための化石憲章が採択されました。
標高およそ1千メートルの戸台からは、およそ1億2千年前のアンモナイトなど海の生物の化石があります。
これらは、元は海だったこの一帯が南アルプスの隆起により、その時代の生物が岩石の中に保存され化石になったと考えられています。
戸台から出た化石は、見つけた人が持ち帰らず全て「戸台の化石」保存会に預けることになっています。
その化石は現在8千点を超え長谷公民館に保存されています。
12日は、その「戸台の化石」保存会発足25周年記念式典が開かれ、会員などおよそ100人が出席しました。
保存会は化石の発掘や地質の調査のほか、化石採集体験会などを開いています。
1963年昭和38年に戸台ではじめてアンモナイトの化石を発見し保存会の副会長を務める、 北村建治さんは、「とれた化石を地域で保存することは、歴史の調査や化石の分散を防ぐうえで大切なこと。これからも地域の宝を守り続けていきたい。」と話していました。
保存会の伊東耕平会長は、「とれた化石をあずかることから、信頼される保存会として活動していきたい。」とあいさつしました。
12日は、保存会発足25周年にあたり「採集した化石は持ち帰らず地元で保存する。太古のロマンを秘めた化石に接し地球の成り立ちを知ろう」などとする戸台の化石憲章が採択されました。 -
「伊那能」公演20回記念 能舞台体験
伊那市で毎年行われている能の公演「伊那能」の第20回記念公演が13日、伊那文化会館で行われます。
この第20回の公演を記念した能舞台ワークショップが12日開かれ、親子などが能を体験しました。
能を体験するワークショップは、能をより身近に感じてほしいと開かれました。
10年前の第10回記念でも開かれ、今回が2回目です。
伊那能は、重要無形文化財保持者の坂井音重さんら30人ほどが出演します。
ワークショップでは、13日の公演の出演者が直接、参加者に指導をしました。
舞って、謡って楽しむことを目的に、「老松」という曲の最後の部分の謡と動きの仕舞を体験しました。
参加者は、足袋をはいて実際の能舞台に立ち、床をするように歩くすり足や、扇を手に仕舞を練習していました。
謡では、体全体で声を出すようにとアドバイスを受け、講師の手本を聞き、それを真似して練習していました。
第20回伊那能記念公演は13日、伊那文化会館大ホールで行われます。午後1時開演、当日券があります。 -
要介護者の搬送訓練
伊那市美篶にある老人ホームみすず寮で12日、介護を必要とする施設利用者の搬送訓練が行われました。
これは、各地で防災意識が高まるなか、施設を利用するお年寄りを地域で守ろうと美篶区、伊那市消防団、みすず寮が合同で行ったものです。
訓練は寮近くの林から出火し、施設に燃え移る可能性があるとの想定で行われ、美篶区から25人、伊那市消防団美篶分団から55人、職員50人が参加しました。
現在寮には、介護を必要とするお年寄りが124人いて、参加者は、車イスや寝たまま運べるベッドを使って、施設の外に搬送していました。
訓練では、部屋によって施設の外に出る場所を分散させることでスムーズに屋外に搬送していました。
またお年寄り全員に名札をつけそれを確認することで、救助の漏れがないようにすることなどが確認されていました。
12日は、およそ30分で124人全員を屋外に搬送していました。
訓練に参加した職員は、体の不自由なお年寄りを守るためには、職員の的確な行動が必要。あらゆる事態を想定して、備えをしておきたい。」と話していました。 -
松島分館教室で郷土食おやき作り
箕輪町公民館の松島分館で、信州の郷土食おやき作りを体験する教室が12日開かれました。
これは、箕輪町公民館松島分館が郷土食の作り方を覚えてもらおうと計画したものです。
65歳以上の町民を対象にした町の元気はつらつ事業も同時開催され、子どもから高齢者まで35人ほどが参加しました。
おやきの皮は、北信では小麦粉、南信では米粉を使うなど長野県の中でも材料が異なっています。
参加者は、箕輪町食生活改善推進協議会の会員に材料の違いを教わり、南信の米粉を使ったおやきに挑戦しました。
今回は米粉に白玉粉を混ぜた皮を作り、カボチャとナスの2種類の具を包みました。
子どもたちは、大人に教わりながら具を包み、丸いおやきの形に仕上げていました。
松島分館では、世代を超えた交流をしながら、伝統に触れてほしいと話していました。 -
箕輪町木下北保育園 餅つき
箕輪町の木下北保育園で11日、餅つきが行われました。
11日は、年長園児と保護者の合わせて、31人で餅付きをしました。
木下北保育園では、毎年保護者会が主体となってもちつきをしています。
園児らは、交代しながら一人20回以上、大きな杵を振り下ろしていました。 -
信州高遠・伊那に残る日露戦争の記憶
伊那市の高遠町歴史博物館で、特別展「信州高遠・伊那に残る日露戦争の記憶」が開かれています。
会場には、高遠町歴史博物館や伊那市内の図書館、上伊那教育会が所蔵する日露戦争に関わる資料85点が展示されています。
このうち、箕輪町出身の軍人で退役後に高遠町長を務めた上島善重が戦地から持ち帰った資料は、
戦法が記された日記や火薬の調合方法が記されたマニュアル、ロシア軍の戦艦をおさめた写真など、軍事機密に関わる貴重なものが多くあるという事です。
また、当時の海軍の最高司令官、東郷平八郎の直筆の掛け軸も展示されています。
これは、現在も下山田区が所有し、八幡宮の神社総代が大切に管理しているという事です。
この他にも、高遠から出兵した人たちが戦地の様子を伝えるために役場へ宛てた絵手紙や、新聞、本など当時の様子を知ることができる資料が展示されています。
博物館では、日露戦争を地域の視点から見つめ直すとともに、改めて平和について考えるきっかけにしてもらいたいとしています。
この特別展「信州高遠・伊那に残る日露戦争の記憶」は、来年1月29日まで、高遠町歴史博物館で開かれています。 -
山の神に1年の収穫を感謝
今年1年の収穫を感謝する山の神神社の例大祭が、5日伊那市平沢の山の神神社で行われました。
例大祭には、伊那市内の区長や山林関係者が参加しました。
例大祭は、江戸時代から続く伝統行事で「大山祗神」(おおやまずのかみ)と呼ばれる神に収穫を感謝するものです。
大山祗神は、春になると田畑の神になり、収穫が終わると山の神になると言い伝えられています。
今年例大祭の当番区になっている、荒井区の中島庸雄区長代理は「長年続けられてきた伊那地区の伝統行事。今年も収穫の喜びを報告することができて良かった」と話していました。 -
箕輪北小学校6年3組の風間央都君考案の献立 給食に
箕輪町の箕輪北小学校6年3組の風間央都君は、10月に箕輪町が開いたアイデア料理コンテストで最優秀賞に輝きました。
11日は、風間君が考えたメニューが給食に出されました。
風間君が考えた献立は、▽れんこんの混ぜご飯、▽シメジのかきたま汁、▽もやしと小松菜のナムルなどです。
コンテストは、箕輪町が食育推進事業の一環で開いているものです。
カロリーや栄養バランスなど学校給食に合うメニューを募集したところ、今年は町内の小中学校から248人の応募がありました。
風間君の献立は、季節感を感じることや栄養バランスがいい事などが評価され、見事最優秀賞に輝きました。
11日は、風間君のメニューが箕輪北小の給食で出され、全校で味わいました。
クラスメイトからは、味付けや香り、食感がいいなどと好評だったようです。
食べ始めて15分。おかわりの声が次々とあがり、容器は全て空となりました。 -
伊那市不適切食糧費39件 107万4,522円
不適切な支出があったとして、伊那市監査委員が2006年度以降5年間の食糧費支出について調べた監査結果が、11日市議会会派代表者会議で示されました。
不適切な支出と認められたのは、39件、107万4,522円で、食糧費執行基準に適合していないと認められたのは、465件、358万1,956円でした。
不適切と認められた39件はすべて懇談会で国や県職員が出席したものが33件、94万5,483円、二次会が4件、6万7,000円、特命内規によるものが9件、21万7,285円です。(重複含む)
食糧費執行基準に適合していないと認めらた465件の内訳は、懇談会が140件、298万59円、弁当代が47件、12万5,520円、祝儀を含む手土産代が278件、47万6,377円でした。
伊那市土地開発公社の食糧費支出では、9件、34万8,891円でした。
伊那市観光株式会社は、不適切な支出は認められませんでした。
監査委員は、「国や県職員の懇談会費を公費負担することは、見直しが必要。
二次会を公費で行なったことは、不適切と言わざるを得ない。
食糧費執行基準については、内容にあいまいな部分があり多くの不適切な支出が発生した。
基準の見直しにあたっては、安易な見直しはせず、他市町村の基準等も参考にして設定すべきである。」と話しました。
白鳥孝市長は、今回の報告を受けて、「懇親会費や弁当代について、基準に適合しないものがあるとの指摘を受けた。今後、食糧費の執行基準については、監査委員からの指摘事項を踏まえ、新たな執行基準を設けていくこととしたい」とのコメントを出しています。 -
唐澤浩さんが高遠中で講演
脳性麻痺により、車椅子生活をしている伊那市のフリーライター、唐澤浩さんが、11日高遠中学校で講演しました。
講演は、人権同和教育講座も兼ねていて、中学生のほか、保護者や地域住民らも聞きました。
唐澤さんは、自身の体験に基づき、地域での生活や日々感じていることなどを車椅子の視点から文書を書き、母の久子さんが代読しました。
「体に障害があった江戸時代の国学者塙保己一やアメリカの教育家で社会福祉事業家のヘレンケラーを例にあげ、体の障害を理由に甘えられない。もっともっと努力しなければいけない。可能性は、自分が立ち上がるところから始まる」との唐澤さんの文書を読み上げました。
生徒からは、「東日本大震災で被災した人たちと心を一つにして立ち上がらなければいけないと感じた」「人と人が力をあわせて生きていく大切さをあらためて感じた」などの感想が聞かれました。 -
株式会社片桐建設 国土交通省から感謝状
伊那市福島の株式会社片桐建設は、月々の契約高を3年間欠かすことなく国に提出したとして、国土交通省から感謝状が授与されました。
11日は、伊那建設事務所の原明善所長から片桐建設の武田健社長に感謝状が伝達されました。
国土交通省は、建設業の景気動向を調べる為無作為で抽出した業者に対し、毎月の契約高の提出を義務付けています。
片桐建設は、平成20年度から3年間欠かすことなく提出したとして、感謝状が贈られました。
原所長は「毎月協力してくださり非常にありがたいです」と感謝しました。
今年度感謝状が贈られたのは、県内で2社ということです。 -
伊那市内で不審電話相次ぐ
医療費の還付金を装う振り込め詐欺と思われる不審電話が相次いでいることから伊那警察署では注意を呼び掛けています。
伊那警察署では、不審電話が相次いでいる事から11日、市内の大型店のATMで警戒活動を行いました。
還付金詐欺と思われる不審電話は7日から伊那市内や飯田市を中心に相次いでかかっています。
11日も伊那署では不審電話に関する相談などが多く寄せられているということです。
不審電話の内容は「市役所の者です。保険料を返します。スーパーのATMへ行ってください」などというものです。
相手に指示されるままATMを操作してお金を騙し取られる被害も発生しています。
伊那署管内では7日から11日の午後3時までに伊那市内で3件。被害額は合わせておよそ130万円となっています。
伊那署では、犯行に使われている電話番号を公表し注意を呼び掛けています。
番号は0120から始まる3種類です。
0120-938-974
0120-953-790
0120-938-124
この番号を指示されたり、「お金を返します」などという電話があった場合は伊那警察署に連絡してほしいと呼び掛けています。 -
踊りや伝統芸能を披露
伊那市美篶地区の文化祭が6日、美篶公民館で開かれ、地区内の文化団体が踊りや伝統芸能などを披露しました。
美篶地区文化祭のステージ発表では22の団体が歌や演奏、ダンスなどを披露していました。
このうち、下県かっぽれクラブは宴会や祝事など、おめでたい席で踊られる、かっぽれを披露しました。
また芦沢分館演劇部は、振り込め詐欺の被害を防ごうとその手口を寸劇にしていました。
寸劇では偽の息子や弁護士などが電話口で、お年寄りを騙し、お金を指定口座に振り込むように仕向ける様子をコミカルに演じていました。
被害にあった人の多くは、自分は騙されないと思っていたということで、不審な電話があったら必ず家族に相談するよう呼びかけていました。
青島伝統芸能継承の会は、地区の子どもも参加して八木節を披露していました。
出演者は文化祭に向け、時間をつくっては集まり練習をしてきたということです。
ステージ発表には多くの地域住民が集まり互いの交流と地域の絆を深めていました。 -
伊那市外国語活動推進委員会 発足
小学校での外国語活動が今年度から必修化されたことを受け、教育の充実と中学校との連携を図ろうと、伊那市外国語活動推進委員会が、8日、発足しました。
委員は、市内5つの小学校と3つの中学校の教員で組織され、8日は、1回目の会合が伊那市役所で開かれました。
委員長には、伊那東小学校の田畑静夫教頭が選ばれました。
田畑委員長は「委員が核となりながら、子ども達の外国語力の向上に努めていきたい」と話しました。
意見交換では、「ALT(外国語指導助手)が、市内の小中学校をかけ持ちで指導している為、打ち合わせの時間が持てない」「共通の指導計画を持たなければ、中学校にあがった際、理解力に差がでるのでは」などの意見が出されました。
委員会では、市内全小中学校の教員を対象にした外国語活動の意義や指導方法について学ぶ研修会を、年内に2回開くということです。 -
新宿区の区議会議員37人 伊那市を訪問
伊那市と友好提携を結んでいる新宿区の区議会議員37人が10日、伊那市を訪れました。
10日は、伊那市議会の議員が宮坂俊文議長を始めとする議員37人を拍手で出迎えました。
新宿区は、合併前の旧高遠町と昭和61年に、伊那市とは合併後の平成18年に友好提携を結んでいます。
議員同士の交流は、2年に1回行われているもので、前回は伊那市議が新宿区を訪れています。
新宿区の宮坂議長は「伊那市は、新宿区にとって国内で唯一の友好都市なので、これからもより一層絆を深めていきたい」と話していました。
区議会議員らは、10日と11日の2日間、高遠町の進徳館やますみヶ丘平地林にある新宿の森などを視察する予定となっています。 -
箕輪町出身 征矢学・匠選手が興行をPR
全日本プロレスに兄弟で所属している箕輪町出身の征矢学、匠選手が10日、箕輪町役場を訪れ、今月20日にながたドームで開かれる興行をPRしました。
10日は、征矢学選手と弟の匠選手が平澤豊満箕輪町長を表敬訪問しました。
地元での開催ということで征矢兄弟は、多くの人にプロレスを見に来てほしいとPRしていました。
今回の興行は、全日本プロレスが毎年暮れに行なっている世界最強タッグマッチで、征矢兄弟は、他のパートナーと組んで対戦するということです。
平澤町長は「時間があえば観戦に行きたい。是非頑張って欲しい」と話していました。
箕輪町で全日本プロレスの興行が行われるのはおよそ10年ぶりということです。
征矢兄弟は10月29日も伊那ケーブルテレビを訪れ興行をPRしました。
全日本プロレスの興行は、今月20日(日)の午後6時から箕輪町のながたドームで行われることになっています。 -
園児が干しいも作りに挑戦
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は10日、保育園で採れたさつまいもなどで干しいも作りをしました。
西箕輪南部保育園では、自然の恵みに感謝しようと、この時期に干しいも作りをしています。
10日は、保育園の畑でとれたさつまいもとじゃがいもを蒸かし、その後、年長園児が包丁を使って均等の大きさに切りました。
切ったいもは、園舎の外に干されました。
一週間天日干しをして、みんなで味わうということです。 -
監査報告書を提出
伊那市の不適切な食糧費の支出問題に関し、市と市議会から過去の食糧費の監査を要請されていた監査委員は10日、白鳥孝市長と伊藤泰雄議長に監査報告書を手渡しました。
結果は11日の、伊那市議会会派代表者会議で公表されます。
10日は、井上富男代表監査委員らが、市長と議長に監査報告書を手渡しました。
9月定例議会で、従来の基準を超える接待に関する内規の存在が明らかになり、議会が食糧費の支出について過去にさかのぼって調査するよう監査委員に要請していました。
調査したのは、平成18年度の合併以降から今年8月末までの伊那市、伊那市土地開発公社、伊那市観光株式会社の食糧費の支出です。
監査委員は、先月31日までの予定を延長し9日まで調査をしました。
調査内容は10日、明らかにされませんでしたが11日の伊那市議会会派代表者会議で報告されることになっています -
伊那公園でシキザクラ見ごろ
伊那市中央の伊那公園で、春と秋の年2回花を咲かせるシキザクラが今見ごろです。
シキザクラは、4月上旬頃と10月末頃の年2回開花し、花は5枚一重で薄く淡いピンク色です。
春は開花と同時に新芽も芽を出し、秋は自らの葉が落ちるじきに開花します。
春のほうが花は大きいということです。 -
上古田でチューリップの球根植え
遊休荒廃農地の解消に取り組んでいる箕輪町上古田の住民有志の呼びかけで9日、地域のお年寄りや子供達がチューリップの球根を植えました。
この日は、上古田の住民有志や長寿クラブ、箕輪西小学校や上古田保育園の子ども達が参加し、約1万個の球根を植えました。
上古田にある17アールの遊休農地では、有休荒廃農地の解消と地域おこしを目的に、毎年チューリップの栽培が行われて、今年で6年目です。
子ども達は、一つの穴にひとつずつ球根を入れると、丁寧に土をかぶせていました。
チューリップは、来年4月下旬ころ咲き、7種類の花が楽しめるという事です。 -
障害者社会就労センターの製品販売会 企業で初開催
伊那市内の障害者社会就労センターの製品販売会が9日、(株)キッツ伊那工場で開かれました。
企業での販売会は初めてで、伊那市社会福祉協議会では、施設利用者の工賃アップなどに期待しています。
キッズ伊那工場の昼休み時間に合わせて販売会が開かれ、伊那市内4つの障害者社会就労センターの製品が販売されました。
今回の販売会は、キッツ伊那工場が何か地域に貢献したいと社協に申し出た事がきっかけで開かれました。
企業での販売会は今回が初めてで、社協では施設利用者が自立して暮らしていけるよう工賃アップにつながればと期待しています。
現在、伊那市内の施設の工賃は一人あたりひと月1万2千円前後で、少しでも多くの人に製品を買ってもらい、その利益を利用者に支払えるような仕組み作りが必要です。
販売会では、手作りの織物やジャム、小物などが販売され、訪れた従業員は好みのものを見つけ買い求めていました。
キッツ伊那工場と社協では、今後も定期的に販売会を開いていくという事です。 -
マロニーにタカトウコヒガンザクラ植樹
伊那市は、企業誘致した食品製造会社、マロニー株式会社伊那工場に、門外不出とされるタカトウコヒガンザクラの苗木10本を寄贈し、9日現地で植樹しました。
コヒガンザクラは、工場敷地内の南側の斜面に植えられました。
白鳥孝伊那市長と河内幸枝社長が社員らが見守る中、根元に土をかぶせました。
伊那市が贈った10本のタカトウコヒガンザクラは、5年生で、来年春には、花を咲かせるということです。
河内社長がこの場所からの眺望を気に入り伊那市への進出を決めていています。
河内社長は、「コヒガンザクラにあわせてピンクの服を着てきました」と喜んでいました。
白鳥市長は、桜の成長と同時に会社も成長していって欲しいとあいさつしました。
伊那工場は、今年6月に完成し、来年3月から本格操業が始まる予定です。 -
伊那公園のベンチ壊される
8日の午前、伊那公園のベンチがなにものかによって壊されているのが見つかり、公園を管理している桜愛護会は、「心無い行為で残念」と話しています。
8日の午前、会のメンバーが、公園内の東屋にあるベンチが壊されているのに気づきました。
これまでにもテーブルの上で花火をしたり、椅子の背板が壊されることがあったということです。
伊藤一男会長が今朝公園を管轄している伊那市駅前交番と市役所に連絡しました。
壊されたのは、6脚あるうちの一つで、愛護会の会員が寄贈したものです。
会では、「市民が集う場所でこうしたことが起きたのは、非常に残念」と話しています。
愛護会では、会員が交代で公園内を見回っていて、4日から8日の午前の間に何者かが壊したものと見ています。