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東春近小で慶祝音楽鑑賞会
3学期の始業式が10日、ピークを迎えました。
伊那市の東春近小学校では3学期の始業式に合わせ恒例の慶祝音楽鑑賞会が行われました。
演奏したのは邦楽愛好者でつくる伊那三曲協会のメンバー8人で、琴や尺八などを披露しました。
伊那三曲協会では日本の伝統音楽の良さを子ども達に知ってもらおうと小学校で演奏する活動を行っています。
東春近小学校では毎年、始業式で演奏していて今年で22年目です。
琴や尺八の演奏に合わせて駒ヶ根市光前寺に伝わる霊犬早太郎の紙芝居も披露しました。
この他に、馴染みのある曲が披露され、児童達は演奏に合わせて歌を歌っていました。 -
園児とお年寄りがまゆ玉作り
伊那市高遠町の養護老人ホームさくらの里で11日、園児とお年寄りが小正月に飾るまゆ玉を作って交流しました。
高遠第2第3保育園の年長園児12人がさくらの里を訪れ、施設で暮らすお年寄り30人と交流しました。
高遠第2第3保育園は年に1回さくらの里を訪れていて、この日は、小正月に飾るまゆ玉を一緒に作り交流しました。
園児らは、米の粉をゆでて色づけしたものをまゆの形にすると、ミズブサの木につけていきました。
お年寄りは、子供と一緒にいるといつもより笑顔が増え会話も弾むという事で、広瀬源司施設長は「外に出る機会が少ないので、いつも楽しみにしている」と話していました。
まゆ玉は、園児が保育園に持ち帰り、しばらくの間飾るという事です。 -
19人が成人の仲間入り
年明けとともに、上伊那各地で成人式が行われ、新成人が大人の仲間入りを果たしました。
1日には伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われ、小学校時代に残したタイムカプセルを全員で開封しました。
今年成人を迎えるのは19人で、この日はそのうち16人が出席しました。
タイムカプセルの中から、成人の自分に宛てた手紙や思い出の品が出てくると、新成人らは思い出話に花を咲かせていました。
式では、池上謙長谷公民館長が「大人になったのと同時に権利と義務が生まれる。これまで吸収してきた知識を、地元長谷のために役立ててもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して保科勇介さんは「無事成人を迎えられたことに感謝したい。自覚と責任ある行動をとり、広い視野を持つようにしたい」と挨拶しました。 -
イーナちゃんマレットゴルフクラブ初打ち大会
伊那市のマレットゴルフ愛好家でつくる「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」の初打ち大会が7日、伊那市東春近の榛原河川公園で開かれました。
今年で発足10周年を迎えるイーナちゃんマレットゴルフクラブでは、新年の初打ち大会も毎年の恒例となっています。
7日は会員およそ70人が参加し、一部に雪が残るコースを回ってプレーしていました。
平澤久会長は、「仲間を大切にして、仲良く楽しくプレーし、よい年にしたい」と話していました。
大会の結果、男子の優勝は福澤幸民さん、女子の優勝は浅井フミ子さんとなっています。
イーナちゃんマレットゴルフクラブでは、3月から12月までのシーズン中に公式戦30試合を行うということです。 -
無火災・無災害誓い新たに
箕輪町消防団の出初式が8日行われ、団員らは防火・防災への誓いを新たにしていました。
箕輪町消防団の団員211人は、木下の箕輪南宮神社に参拝し、今年一年の無火災・無災害を祈願しました。
参拝後、団員らは神社から役場までのおよそ2キロを行進し、防火意識の向上を呼びかけました。
地域交流広場の前では、平澤豊満町長と小松孝寿団長の観閲を受けました。
行進の後行われた、出初式で平澤町長は、「消防団は、地域の安心・安全の確保には欠かせない存在。地域防災の要として貢献してほしい」と団員を激励しました。
小松団長は「大震災など予期せぬ災害の発生が心配される時代。“我が古里はわれらが守る“という消防団精神を胸に、住民の期待に応えられるよう、日々の訓練に励んでほしい」と訓示しました。
去年、箕輪町では10件の火災が発生し、被害額は約350万円となっています。 -
五穀豊穣願う ほんだれ様
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで8日、五穀豊穣を願う「ほんだれ様」を飾り付けました。
ほんだれ様は、米やアワ、ヒエなど西箕輪地区で作られていた穀物の穂が垂れた様子を見立てて古くから伊那地域の農家などに小正月に飾られていました。
みはらしファームではかつては多くの家庭で飾っていたほんだれ様を後世に伝えていこうと毎年、とれたて市場前に飾りつけています。
8日は、みはらしファームの関係者が集まり山から取ってきたコシアブラを30センチほどに切り、その木の半分だけ皮を削りました。
今年は良い年になるよう願い、末広がりの88本を作りました。
それを、およそ3メートルのナラの木に一つひとつ飾りつけて行きました。
ほんだれ様はみはらしファームのとれたて市場前に21日まで飾るということです。 -
かま塾の子ども達が凧作りに挑戦
南箕輪村神子柴の子ども達は7日、凧作りに挑戦しました。
これは、神子柴の住民ボランティアでつくる「かま塾」が開いたもので、この日は地元の子ども30人が参加しました。
子ども達は、ボランティアのお年寄りに教わりながら凧を作り、完成すると早速外で凧揚げをしていました。 -
伊那ローメンズクラブ ローメンを県知事にPR
伊那ローメンズクラブと、ローメンの公式ソングを歌っているアイドルユニット、オトメ☆コーポレーションが4日、県庁を訪れ、阿部守一知事にローメンの県内外へのPR協力を求めました。
オトメ☆コーポレーションの3人は、去年12月に発売されたローメンの公式ソングを披露し、ローメンをPRしました。
伊那ローメンズクラブの正木金内衛会長らは、去年の11月に姫路で開かれたB1グランプリに出場したことを報告し、「ローメンや県内の食文化を全国に発信してほしい」と協力を求めました。
阿部知事は、伊那で食べたというローメンの味について、「二度、三度と食べると癖になる味」と話しました。
ローメンのPRについては「観光地と食文化のつながりができるようにしたい」と答えていました。 -
第9回漸進展
伊那市在住など伊那市にゆかりのある洋画家による作品展「漸進展」が、伊那市のいなっせで5日、始まりました。
今年で9回目を数える作品展で、12人の作家が一人1点ずつ出品しています。
油彩とアクリルで、50号から100号までの大作がそろっています。
漸進展は、中央の展覧会に出品している作家が集まり、それぞれの絵の方向性を深めていこうと毎年開いています。
作家12人は、会派やスタイルが異なり、会場にはそれぞれの個性を生かした作品が並んでいます。
この漸進展は、9日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
無病息災願い 坂下でどんど焼き
伊那市坂下の天竜川河川敷で、どんど焼きが7日行われ、坂下区の親子が今年一年の無病息災を願いました。
坂下区のどんど焼きは、坂下公民館、子供育成会、子供会が行ったもので、親子およそ50人が参加しました。
区内の家およそ350戸から集めた正月飾りやだるまが積み上げられ、勢いよく燃え上がりました。
参加者は、今年一年が平穏な年になるように願っていました。
正月飾りが焼けておきになると、もちを焼いて食べていました。 -
広域連合 たかずやの里支援へ
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は、伊那市富県にある児童養護施設たかずやの里について、建て替えなどの支援をしていきたいとする意向を示しました。
これは6日に伊那市内で開かれた広域連合の新春名刺交換会で白鳥連合長が説明したものです。
白鳥連合長は「子ども達の教育の場として環境整備の必要性を他の市町村長に呼びかけたところ、みなさん賛同してくれた。協力してより良い方向に進めていきたい」と話していました。
たかずやの里は、上伊那地域唯一の児童養護施設で、現在上伊那を中心に34人を受け入れています。
昭和27年に虚弱児施設高烏谷保養園として認可を受けスタート。平成10年に名前をたかずやの里に変えました。
昭和49年に現在の場所に建て替えられてから40年近く経ち、建物の老朽化と耐震化が課題となっています。
山口明雄施設長補佐は「高校生が増え個室が必要になってきたほか、プレハブでは朝晩の寒さも厳しい。金銭的に厳しいのでそういった話をしていただけて大変ありがたい」と話していました。
上伊那広域連合では今後、移転も含め、建て替えなど支援内容について検討を進めていくということです。 -
まちづくり考える企画「伊那谷ゲリラ年賀状」
上伊那出身の大学生でつくる伊那谷デザイン会議は3日、まちづくりについて考える企画、「伊那谷ゲリラ年賀状」を実施しました。
この企画は、約束なしで家庭を訪問して年賀状を手渡し、地域の課題や行政への要望などを絵馬に書いてもらおうというものです。
伊那谷デザイン会議は、若者が中心になって、まちづくりについて考えようと平成21年に発足しました。
この日は伊那市を中心にメンバーおよそ20人が、家庭を訪問し、絵馬80枚ほどが集まりました。
絵馬には、医療福祉の充実や人が集まる地域にしたいなど様々な要望が書かれていて、メンバーはそれを受けた自分の考えを紙に書き張り付けていました。
今回集まった絵馬は、伊那図書館に展示する予定で、伊那谷デザイン会議では、まちづくりについて考える参考にしたいとしています。 -
家内安全願い「神願様」奉る
伊那市羽広の仲仙寺参道に3日、家内安全を願う神願様が奉られました。
神願様は毎年3日、仲仙寺の周りに住む人や寺総代などがワラで作ります。
大きく開けた口に長い体、しっぽがあることから、大蛇あるいは竜をかたどったものといわれ、長さは4メートルほどあります。
背中の部分に付ける御幣は通常12本ですが、うるう年の今年は、1本多く、13本付けるのがならわしです。
神願様が完成して土台にとりつけると、神事がおこなわれます。
その後仲仙寺参道まで運びさわらの木にかけられます。
家内安全にご利益があるといわれる神願様は1年間ここに奉られます。 -
箕輪町出身の千葉選手に声援
千葉健太選手を応援する会が3日箕輪町で開かれ、箕輪町出身で箱根駅伝に出場した駒沢大学の千葉選手に声援を送りました。
この日は千葉健太選手後援会などおよそ30人が箕輪閣に集まり、大型スクリーンに映る千葉選手に声援を送りました。
駒沢大学の千葉選手は箱根駅伝復路の6区、山下りのコースを首位の東洋大から6分43秒遅れの4番目にスタート。
千葉選手の映像が映し出されるたびに、集まった人たちは、声援を送っていました。
次の7区を走る選手に無事タスキをつなぐとバンザイで千葉選手の力走を称えていました。 -
町営上古田スケート場がオープン
箕輪町の天然リンク「上古田スケート場」が7日にオープンし、訪れた人が初滑りを楽しみました。
この日は、午前7時のオープンとともに親子連れが初滑りを楽しんでいました。
上古田スケート場は、グラウンドに水を張り、冬の寒い気候を利用して凍らせて作った天然リンクです。
ここ数日、気温の低い日が続き、氷の厚さは10センチほどになりました。
例年、1周200メートルほどですが、今年は250メートルと長くなっていて、訪れた人達は、いつもより長いトラックで氷の感触を楽しんでいました。
この日訪れた人は「毎年来ているが今年は広く感じた。広々として悠々と滑ることができた」と話していました。
スケート場を管理している飯島岱さんは「とても良い氷ができている。多くのみなさんに楽しんでもらいたい」と話していました。
夜間の利用者が少ないことから、今年は夜間の運営を中止していて、来年以降の運営については今後検討していくということです。
上古田スケート場は、平日は午前7時から7時40分まで、休日は午前7時から10時までで、2月5日までの予定です。 -
伊那スキーリゾート初のナイトイベント
伊那スキーリゾートで12月30日、初めてのナイトイベントが行われました。
午後6時、スキー場の照明がすべて消され、ゲレンデを20人のスキーヤーが松明を持って滑走しました。
伊那スキーリゾートでは、ナイター営業のPRとして初めてこのナイトイベントを企画し、松明の滑走を行いました。
スキーヤーは10分ほどかけてゆっくりと滑り下り、ゲレンデは幻想的な雰囲気に包まれていました。 -
美篶笠原で一足早くまゆ玉
小寒の6日、伊那市美篶笠原で一足早くまゆ玉づくりが行なわれました。
まゆ玉は、小正月の行事ですが、子どもたちの日程にあわせ今年は、一足早く行なわれました。
笠原の北村地区では、地域のボランティアグループが農村伝統の行事を子どもたちに知ってもらおうと毎年まゆ玉作りをしています。
6日は近くの小学生10人ほどが廣徳館を訪れ、そよぎの木に思い思いに形作ったまゆ玉を飾りつけていきました。
まゆ玉は、蚕に感謝し、五穀豊穣などを祈願する小正月の行事ですが、養蚕が姿を消した今農家でも目にする機会は、ほとんどなくなりました。
ボランティアグループの代表者は、「昔の行事を通して祈りの心を少しでも学んでもらいたい」と話していました。 -
小中学校で3学期スタート
上伊那地域の一部の小中学校で6日から3学期が始まりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村では、小学校5校、中学校5校で3学期が始まりました。
このうち南箕輪村の南箕輪小学校では、全校児童750人が体育館に集合し、始業式が行なわれました。
児童を代表し、3年生の伊藤菜央さんは、漢字と算数をがんばりたいと今年がんばりたいことを発表しました。
5年生の内川なごみさんは、4月から6年生になるので、下級生の見本になるようあいさつをしっかりしたいと3学期の目標を発表しました。
内山和夫校長は、「新しい気持ち、新しい決意で新しい生活を始めてほしい」と児童たちによびかけました。
南箕輪小学校の3学期は、今日から卒業式が行なわれる3月16日までの50日間です。 -
大人の自覚胸に 長谷地区成人式
年明けとともに、上伊那各地で成人式が行われ、新成人が大人の仲間入りを果たしました。
1日には伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われ、小学校時代に残したタイムカプセルを全員で開封しました。
今年成人を迎えるのは19人で、この日はそのうち16人が出席しました。
タイムカプセルの中から、成人の自分に宛てた手紙や思い出の品が出てくると、新成人らは思い出話に花を咲かせていました。
式では、池上謙長谷公民館長が「大人になったのと同時に権利と義務が生まれる。これまで吸収してきた知識を、地元長谷のために役立ててもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して保科勇介さんは「無事成人を迎えられたことに感謝したい。自覚と責任ある行動をとり、広い視野を持つようにしたい」と挨拶しました。 -
伊那市議会 解決金上積みで総意
伊那市議会は、NECライティングの補助金問題で、長野地裁の民事調停委員会が示した解決金800万円を、県の水準と同じ10%にするよう求めていくことを6日確認し、白鳥孝市長に報告しました。
解決金の上積みは、午前中に非公開で開かれた伊那市議会議員懇談会で方向性が出たものです。
懇談会では議長を除く議員1人ひとりが意見を述べたところ、すぐに裁判をという声が少数あったものの、補助金の上積みを求める意見が多く、議会の総意となったということです。
上積み分については、県と同様の10%としました。
伊那市は、NECライティングに対し補助金の全額1億5千万円余りの返還を求めていますが、調停条項はNEC側に800万円の解決金の支払いを認めています。
市議会の報告を受け、市側の調停案の1月臨時市議会への提出は見送りとなる公算が高まりました。 -
常円寺で新年写経会
伊那市山寺の常円寺で6日、お経を書き写す新年写経会が開かれました。
写経会は、毎月1回常円寺で開かれているもので、年明け初めてとなった今日は、いつもより多いおよそ50人が集まりました。
写経は、経典を学ぶ修業の一環として行われているもので、集中力が養われたり、心の安定が図られると言われています。
参加者らは、お香と墨の香りが広がる室内で、姿勢を正してお経を書き写していました。
常円寺の角田泰隆住職は「日々の生活の中、無心になる機会を持つことで、心が清められると思う」と話していました。
常円寺では、月に1回写経会を開いているので興味がある人は、是非参加してほしいと話していました。 -
市町村で仕事始め
市町村などの官公庁は、4日が仕事始めでした。
このうち伊那市の仕事始め式には職員およそ400人が出席し、白鳥孝市長が年頭のあいさつをしました。
白鳥市長は、「市民の立場に立って業務を遂行してほしい」と話し、職員がやるべきこととして、スピード感のある仕事、上司への報告・相談・連絡、現場主義を挙げました。
16年後のリニア中央新幹線の東京竏猪シ古屋間開業を見据え、道路整備や農業振興に取り組みたいと話していました。 -
2012年の幕開け祝う
大晦日には、伊那市西箕輪のみはらしファームで新年を迎える、「スタートまつり」が行われ、集まった人達が、午前0時の合図ともに、2012年の幕開けを祝いました。
一年ぶりに行われたイベントには、およそ400人が集まり、午前0時の合図と共にクラッカーを鳴らし、新年の幕開けを祝いました。
イベントでは、恒例の宝投げの他、今年は初めて、イチゴの初せりが行われました。
特大のイチゴ30粒をつめたイチゴ3箱が用意され、3千円からスタートした値は、ご祝儀の意味合いも込め、2万円で競りおとされていました。 -
雪の影響で交通事故相次ぐ
4日から5日朝にかけて積もった雪の影響で、伊那警察署管内では、凍結によるスリップ事故が相次ぎました。
伊那警察署によると、4日午後5時から5日朝8時半ごろにかけて発生した交通事故は、物損が75件、人身が1件でした。
伊那西部広域農道の伊那市諏訪形地籍では5件連続で発生するなど、日中日影の場所や、下り坂となっている場所で事故が多く発生しました。
事故は、帰宅・出勤の時間に集中している事から、伊那署では、「急ブレーキ・急ハンドルは危険。雪道ではいつもより速度も落とし、時間に余裕を持って外出して欲しい。」と呼びかけています。 -
丸水長野県水で初市
伊那市西春近の水産物の卸売市場・丸水長野県水で、5日、初市が開かれました。
午前5時。あたりはまだ、ひっそりとした中、市場は動き始めていました。
水産物の卸売を行う丸水長野県水は、5日が初市です。
毎年、5日に初市を開いていて、市場には、タイやカンパチ、タラといった水産物が並びました。
取引先の小売店や飲食店の店主らが集まり、新年の挨拶を交わしていました。
午前6時、手締めが行われました。
店主らは早速、品定めをして、鮮魚などを買い求めていました。 -
伊那市親子スキー教室
伊那市内の小学生の親子を対象にしたスキー教室が、5日、伊那スキーリゾートで開かれました。
5日は、7歳から12歳までの伊那市内の小学生の親子、12組29人が参加しました。
このスキー教室は、伊那市教育委員会が、冬休みにあわせて毎年開いています。
指導しているのは、伊那市体育協会スキー部の4人です。
初級と中級のクラスに分かれて、指導を受けました。
初級では、スキー板をまっすぐにして進み、ハの字にして止まるなどの基本から親子一緒に学んでいました。
伊那市では、「子供だけの教室はたくさんあると思うが、親子一緒に学ぶ機会は少ないはず。親が子に教えられるようになってほしい」と話していました。 -
南箕輪村と伊那署 防犯のまちづくり協定締結
伊那警察署と南箕輪村は5日、防犯などの情報を伊那署から直接村のメールなどに配信し情報提供できるようにする協定を結びました。
伊那警察署で、関原敬泰伊那警察署長と唐木一直南箕輪村長が協定書を取り交わしました。
協定は、振り込め詐欺や交通事故などの情報について、これまで伊那署から村に情報提供され村がメールや伊那ケーブルテレビの村専用チャンネルに配信していたものを、今後は伊那署から直接配信できるようにするものです。
配信内容は、犯罪被害防止や交通事故防止、行方不明者の情報などです。
村によりますと、村のメールサービスで防犯の情報提供の申し込み者はおよそ2500人いるということです。
唐木村長は、「今後は情報提供のスピードと正確性が向上する。村民の安全安心を守る一助にしたい」と話しました。 -
上伊那の企業で仕事始め
上伊那地域の多くの企業は5日が仕事始めとなり、2012年の業務が始まりました。
電解コンデンサーを中心とした電子部品メーカーのルビコン株式会社でも5日、仕事始め式が行われました。
およそ450人の社員を前に、登内英夫会長は、「『お客様に待たれる商品を作る』というスローガンを達成するため、能率のいい仕事をしてほしい」と話しました。
勝山修一社長は、「パートナーシップと収益性に取り組みながら、全社一丸となってコスト削減に取り組みたい」とあいさつしました。
ルビコンは今年4月に創業60周年を迎えます。
企業にとって重要な製品の品質、供給、価格のうち、品質と供給は外部から評価されているものの、価格が課題として残されているといいます。
そのため今年は、去年と同じスローガン「お客様に待たれる商品を作る」を掲げ、コスト削減に取り組むということです。
社員は、スローガン達成に向け決意を新たにしていました。 -
130人が初日の出拝む
元旦の早朝、箕輪町の萱野高原で初日の出を見るイベントが開かれました。
午前7時10分頃、山際から太陽が顔を出すと、全員で万歳をして喜んでいました。
これは、地元で初日の出を見ようと開かれているイベントで、今年は130人が参加しました。
この日は、地元の進学塾の中学3年生が初日の出を拝みに訪れ、手を合わせて合格を祈願していました。
参加した中学生は「きれいな初日の出を見ることができて良かった。受験生なので高校に合格できるよう祈願しました」と話していました。
会場ではイベントのスタッフから甘酒や餅が配られ、訪れた人たちが身体を温めていました。 -
新春初売りのイベント「お宝投げ」
伊那市の通り町の商店主などが企画する新春初売りのイベント「お宝投げ」が2日、いなっせ北側の広場で行われました。
朝8時半から始まった宝投げには、およそ500人が集まりました。
宝投げは、初売りのイベントとして、通り町やいなっせの商店主などでつくる初売り実行委員会が行っているもので、今年で6年目です。
2日は、商品券などが入ったお餅やお菓子など1400個が用意され、集まった人は宝を掴もうと手を伸ばしていました。
初売り実行委員会の松澤一男さんは「去年の悪い事を払しょくして、商店が賑わってくれればうれしい」と話していました。
会場では他に、こま回しのイベントが開かれました。
日本独楽回し普及協会会員の佐野博志さんが、コマの回し方や技などを集まった人達に教えていました。