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アルプスいーなちゃんソフトクラブ仲間募集
女子児童のソフトボールチーム、アルプスいーなちゃんソフトクラブは、一緒にソフトボールをする仲間を募集しています。
アルプスいーなちゃんソフトクラブは発足して4年目。現在25人が所属しています。
県内には女子児童のソフトボールチームが北信を中心に24チームありますが、上伊那では唯一です。
伊那市を中心に南箕輪村や宮田村から通う児童もいて毎週日曜日に、伊那公園内の屋内運動場で練習をしています。
専属コーチが5人いるほか、ソフトボールの経験がある保護者も指導にあたります。
初心者も大歓迎ということで子どもたちが無理なくソフトボールに親しめるように、指導用のマニュアルも完成しました。
クラブでは、随時仲間を募集していて、ソフトボールを通して友だちの輪を広げてもらいたいと話しています。
問い合わせ 73-8573 -
子ども達が昔の遊び楽しむ
お手玉やコマまわしなど昔懐かしい遊びの体験会が11日、箕輪町の木下公民館で開かれました。
体験会は、木下区青少年健全育成会が毎年開いているもので、今年で11年目です。
会場には、子どもからお年寄りまでおよそ100人が訪れ、お手玉やコマまわし、折り紙など11種類の遊びを楽しみました。
折り紙のコーナーでは、小学生が、大人に折り方を教えている姿もありました。
体験コーナーでは、やしょうま作りが行われ、子ども達は作り方を教わりながら形を整えていました。
木下区青少年健全育成会の木下実会長は「昔の遊びを後世に伝えていきたい」と話していました。 -
皆既月食 伊那でも観察会
満月が地球に覆われる皆既月食が10日、全国各地で観測されました。
伊那市の伊那東小学校の校庭では、伊那天文ボランティアサークル「すばる星の会」が観測会を開きました。
時折雪が舞う中、およそ50人の親子が訪れ望遠鏡を使って月が欠けていく様子を観測しました。
皆既月食は、太陽と地球、それに月が一直線に並び、満 月の状態の月が地球の影に完全に覆われる現象です。
グラウンドでは会代表で伊那東小学校の野口輝雄教諭がスライドを使って説明しました。
午後11時5分から午前0時前まで全て隠れる皆既状態となり火星のような赤い月が見られました。
訪れた人たちは夜空で繰り広げられる天体ショーを楽しんでいました。 -
みろくそば祭り
地元産のそば粉を使った手打ちそばをふるまう、弥勒そばまつりが11日、伊那市高遠町の弥勒多目的集会施設で開かれました。
弥勒そばまつりは、地区内の遊休農地で育てたそばを多くの人に味わってもらおうと地元有志でつくる弥勒そばの会が開いているものです。
会場には、高遠そば伝統の焼き味噌と辛み大根が用意され、訪れた人たちが独自の風味を味わっていました。
弥勒そばの会ではは「多くの人たちに弥勒で獲れたそばを味わってもらえてうれしい」と話していました。 -
年末の交通安全運動はじまる
11日から年末の交通安全運動が始まりました。
南箕輪村では交通安全協会や警察など20人が交通安全を呼びかけました。
南箕輪村のファーマーズあじ縲怩ネでは、交通安全協会のメンバー達が買い物客に交通安全を呼び掛けるチラシなどを配っていました。
メンバーたちは、チラシを配りながら「安全運転でお願いします」と呼びかけていました。
伊那警察署管内では、今年1月から昨日までに12件の死亡事故が発生しています。
前の年に比べて5件増となっていて多くが高齢者による事故ということです。
年末の交通安全運動は今月31日にまでとなっていて、高齢者の事故防止、飲酒運転の根絶などを重点目標としています。 -
お天気キャスター森田さん講演
テレビやラジオで活躍しているお天気キャスターの森田正光さんが10日、伊那市の伊那文化会館で講演しました。
森田さんは、フリーのお天気キャスターとしてテレビなどに出演しているほか、講演や執筆活動にも取り組んでいます。
講演は、JA上伊那の生活部会が年1回行っている女性まつりの中で行われました。
異常気象と環境問題をテーマに講演した森田さんは、「異常気象は、30年に1回起こる現象のこと。30年前に比べると異常気象は3倍に増えている」と話しました。
近年増えているゲリラ豪雨については、温度が上がると大雨が降るため、「温暖化が進むとゲリラ豪雨が増える」と説明しました。
さらに、「急速な温暖化が進むと生態系が崩れる」と問題を指摘していました。 -
伊那市消防団東春近分団第3部詰所完成
伊那市消防団の東春近分団第3部の新しい詰所が完成しました。
詰所は、東春近原新田に伊那市が建設しました。
10日、地元区や伊那市、消防団関係者ら38人が集まり、完成を祝いました。
第3部にはこれまで車庫しかなく、老朽化していたことから、今回詰所が建設されました。
木造2階建て、延べ床面積はおよそ89平方メートル、事業費はおよそ1200万円です。
1階は車庫で、オーバースライダーのシャッター、車両の排気ガスを屋外に排出するためのホースなどがあります。
2階は団員が利用する詰所で、物入れや流しが備えられています。
第3部は原新田、榛原、木裏原、暁野の4つの区がエリアで、現在団員は29人です。
完成した詰所は10日から利用するということです。 -
この冬一番の冷え込み
10日の伊那地域は最低気温-5.6度を記録し、今季一番の寒さとなりました。
朝8時、部活などで高校に向かう生徒たちが白い息を吐きながら登校していました。
この寒さは、日本上空に入り込んだ寒気によるもので、冬型の気圧配置となり寒い一日になりました。
伊那地域でも-5.6度を記録し、今季一番の寒さとなりました。
長野地方気象台によりますと、11日以降は、これほどの冷え込みはないものの冬型の気圧配置が続きそうだということです。 -
高校野球部員が少年野球チームを指導
高校野球部員が少年野球チームの小学生を指導する野球教室が10日、南箕輪村の上伊那農業高校で開かれました。
この日は上農高校と高遠高校の野球部員が、伊那市内の少年野球チーム、4チームの小学生を指導しました。
この野球教室は、上伊那地域の野球人口の底辺拡大を目的に、上伊那高校野球連盟が毎年開いているものです。
教室では、キャッチボールや守備、バッティングなど基礎練習が行われました。
守備の練習では、実際に高校生が動きを見せながらグラブの出し方などを指導していました。
ある小学生は「ボールを捕る時の腰の落とし方など、今までは知らなかったことが分かった」指導にあたった高校生は「指導をしてみて今まで気づかなかった部分に気付かされた。良い経験になった」と話していました。
上農高校野球部の久保村智監督は「小学生には高校野球の魅力を感じてもらい、高校生には小学生の手本となる姿勢を身につけてもらいたい」と話していました。
上伊那高野連では「地元の高校に進学して、地元で野球を続けてもらいたい」と話しています。 -
ニシザワ文芸コンクール表彰式
株式会社ニシザワが主催する文芸コンクールの表彰式が10日、伊那市創造館で行われました。
表彰式では、入賞者15人に、荒木康雄社長から表彰状が贈られました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、小学生の部最優秀賞に箕輪東小学校3年の立松利稀くん、中学生の部最優秀賞に伊那東部中学校1年の伊藤舜くんが選ばれています。
文芸コンクールは、読書を通じて考える力を養ってもらおうと(株)ニシザワが毎年行っているもので、今年で8回目になります。
7月から9月にかけて上伊那地域の小中学生を対象に読書感想文を募集し、今年は千230点の応募がありました。
荒木社長は「主人公や作者の気持ちになって書けている。本からいろんな感動を得て成長してほしい」と話していました。 -
箕輪町人権啓発講演会
箕輪町人権啓発講演会が10日、箕輪町地域交流センターで開かれ、参加者が高齢者の人権について考えました。
これは、人権のありかたについて理解を深めてもらおうと箕輪町が開いたもので、会場にはおよそ50人が訪れました。
信濃毎日新聞社の論説委員、畑谷史代さんが講師を務め「生き方を受け止める」と題して講演しました。
畑谷さんは、介護現場の取材での体験談を中心に、高齢者の人権について話しました。
東日本大震災で被災した介護施設を取材した畑谷さんは「被災したのは避難できなかった災害弱者。災害弱者への理解を深め、地域でどう支えるかが大切だと感じた」と話していました。
認知症患者への差別については「認知症は恥ずかしいというのは偏見。家族も地域も認知症を正しく理解し、普通に接する必要がある」と話していました。
畑谷さんは「杓子定規でものごとを測ってはいけない。自分はどう老いるのか、身の回りの人権問題とつなげて考えてほしい」と話していました。 -
南箕輪村議会12月定例会開会
南箕輪村議会12月定例会が6日開会しました。
今議会には、5400万円を減額する一般会計補正予算案など5議案が提出されました。
補正予算案減額は国の子ども手当の制度改正により、補助金減額などによるものです。
南箕輪村議会12月定例会は14日、15日に一般質問、16日に委員長報告、採決が行われ閉会する予定です。 -
南箕輪村食生活改善推進協議会 食についての寸劇披露
南箕輪村の食生活改善推進協議会は、子ども達に食の大切さを知ってもらおうと5日、南原保育園で寸劇を披露しました。
寸劇を披露したのは、食生活改善推進協議会の推進委員5人です。
協議会では、園児達に食育について学んでもらおうと、年に1回村内の保育園で寸劇などを披露しています。
5日は、園児達にも分かりやすいよう推進委員が戦隊もののヒーローに扮し、「朝ご飯は1日を元気に過ごせる力を持っているのでしっかり食べましょう」などと呼び掛けました。
松崎由紀子園長は「小さいうちから食育について学ぶ事で好き嫌いせずに、何でも挑戦して食べるようになってもらいたい」と話していました。 -
菓匠Shimizu 清水慎一さんが講演
伊那市上牧の菓匠Shimizuシェフパティシエの清水慎一さんが6日、まほら伊那市民大学で講演しました。
清水さんは、昭和50年生まれの36歳です。東京やフランスで修業を積んだのち29歳の時に実家のShimizuを継ぐために、伊那へ戻りました。
菓匠Shimizuでは、子供の夢の絵をケーキにして無料で配る「夢ケーキ」の取組を6年間おこなっています。
家族で夢について語りあうきっかけにしてもらいたいと始めたもので、最初は9件だった申込は一昨年850件になりました。
清水さんは、お菓子を通じてひとつでも多くの家庭に幸せになってもらいたいとの思いで仕事をしているという事です。 -
伊那市地域づくり大賞の最優秀賞に末広財産区環境を守る会
地域の環境整備や福祉活動、伝統芸能の伝承などに取り組んでいる個人や団体に贈られる伊那市地域づくり大賞の最優秀賞に、末広財産区環境を守る会が選ばれました。
6日は、伊那市役所で表彰式が行われ、受賞した9団体と個人1人に白鳥孝伊那市長から表彰状が手渡されました。
守る会の塩原啓治会長は「今後も地域一丸となって取り組んでいきたい」と話していました。
最優秀賞に選ばれた「末広財産区環境を守る会」は、160年ほど前に作られた「六道の堤」の環境保全に取り組んでいます。
会では、雑草や雑木などが生い茂り荒れ果てていた六道の堤の環境を取り戻そうと、間伐や水仙の栽培などを8年前から行っていて、今年度は新たに、桜の苗木を62本植えました。
白鳥市長は「今後も活動を地域に広げ、継続していただきたい」と話していました。 -
白鳥市長「調停案」追加提出明言避ける
伊那市の白鳥孝市長は、NECライティングの補助金問題で、NEC側が800万円の解決金を市に支払う調停案を今議会に追加提出するかしないか明言を避けました。
9日開かれた市議会一般質問で議員の質問に対し、「追加提案するかしないかを検討している」と述べるにとどまり、明言を避けました。
長野地裁の民事調停委員会が示した調停条項は、6日の市議会全員協議会で報告されました。
伊那市は、NECライティングに対し、商工業振興補助金全額の1億5,888万7,000円の返還を求めていますが、調停条項は、NEC側に800万円の解決金の支払い義務を認める内容で、議員からは、解決金が低すぎるなどとして、反対意見が出されていました。
白鳥市長は、市議の意見も踏まえ総合的に判断したいと述べていました。
12月定例会の会期は、16日までで、日程などの点からも今議会中の提出はきびしいとする見方もあります。
800万円の根拠を問う質問に対しては、要請があれば、調停の内容を説明する機会を設ける考えを示しました。
白鳥市長は、今回の結果を踏まえ、企業誘致に伴う補助金の返還規定などを追加する条例の改正も行なう考えを示しました。 -
クリスマスを前にオーナメント作り
クリスマスを前に、オーナメント作りの教室が9日、伊那市のいなっせで開かれました。
9日は、市内外から女性6人が参加しました。
日用雑貨に色を塗って楽しむトールペイントの講師、幸村淳子さんが、指導しました。
参加者らは、木の板に青や茶色の絵具をぬり、その上にツリーなどの絵を貼り付けていました。
幸村さんは、クリスマスは子どもだけでなく大人もワクワクするもの。小物1つで雰囲気が変わるので飾ってみて下さい」と話していました。 -
まっくん日本一人気のないキャラに
南箕輪村のキャラクターまっくんが日本一人気のないゆるキャラとなり、注目を集めています。
まっくんは、平成6年に大芝高原のキャラクターとして誕生。平成17年から村のキャラクターとしてイベントなどで活躍しています。
ゆるキャラサミット協会が主催するゆるキャラグランプリには、全国各地や、海外から349種類のキャラクターが出場しました。
グランプリはインターネット投票で行われ、1位は熊本県のキャラクターでおよそ28万票、まっくんは68票で最下位でした。
村ではこの結果を受け、ホームペ竏茶W上に特集ページをつくり、今回の結果についてのコメントやまっくんの仲間について紹介しています。
村では、「日本一人気のないキャラクターを売りに、村内外にPRしていきたい」と話しています。 -
寒天作り始まる
冬の寒さを利用した信州の特産品寒天づくりが、伊那市東春近の小笠原商店で始まっています。
伊那市東春近の小笠原商店では、朝早くから寒天づくりに追われていました。
小笠原商店は、10年前に富士見町から伊那市に移り、「糸寒天」と呼ばれる細長い寒天をつくっています。
寒天づくりは、テングサをトコロテン状にし、夜のうち凍らせ日中は太陽にあてて溶かし、水分を抜いていきます。
この作業を何度も繰り返し、完全に水分が抜けたら完成です。
朝の伊那地域は、最低気温0.5度と冷え込み、時折雪が舞う中、従業員およそ10人が作業にあたっていました。
小笠原寿房社長は、「伊那谷の気候は日中と朝晩の気温差がちょうどよく、寒天づくりに適している」と話します。
作業は、3月下旬まで行われ、完成した寒天は都内の和菓子屋などに出荷されるということです。 -
村行政評価委員会 中間結果を答申
南箕輪村が行っている事業について評価する行政評価委員会は、不要な事業はないとする中間結果を9日、唐木一直村長に答申しました。
9日は、池上昭雄委員長など委員4人が役場を訪れ、唐木村長に答申書を手渡しました。
委員会は、村の事業について専門的な立場から継続的に評価してもらおうと、今年度組織されました。
村がピックアップした427項目のうち、今年度は27項目について検討しています。
9日は、これまで検討してきた▽大芝高原松くい虫予防事業▽高齢者交流事業▽新エネルギー導入の推進事業など、12事業について中間結果を答申しました。
評価は、妥当、要検討、不要の3つに分けられます。
これを受け唐木村長は、「不要という評価はなかったが、検討の余地があると評価されたものがいくつかあった。答申に沿って、内部で検討していきたい」と話していました。
委員会では、27事業すべての検討結果を、来年4月をめどに答申するということです。 -
上農生がAEDの使い方学ぶ
AED自動体外式除細動器に関する知識や使い方を習得するための講習会が6日、上伊那農業高校で行われました。
講習会は毎年1年生を対象に行われていて6日は生徒およそ30人が参加しました。
上農は近くの伊那中央病院と連携協定を結んでいることから講師には、中病の医師や看護師を招きました。
講習会ではまず心臓マッサージのほか、倒れている人に大きな声で呼びかけることや近くにいる人に救急車を呼んでもらうことなど、初期対応について学びました。
次にAEDの使い方について指導を受けました。
講師からは、電極パッドを肌に直接貼ることや、倒れている人から離れてボタンを押すなど使い方の説明がありました。
県内では平成13年度から全ての公立高校にAEDが設置されていて、上農では「万一の際、対応ができるようにしておきたい。」と話しています。 -
恩徳寺 銀杏種取り作業
南箕輪村の恩徳寺で4日、落ちたイチョウの実から銀杏を取り出す作業が行われました
恩徳寺では毎年、境内にある樹齢およそ380年の大イチョウから実が落ちるこの時期に作業を行っています。
この日は、地元住民など、およそ10人が集まり、作業をしました。
銀杏は、最初に足で実を踏み、銀杏と実を分け選別を行います。
その後、水洗いし、10日ほど天日干しをします。
参加したある女性は「同じ姿勢で作業をするのは大変だが、毎年この銀杏取りをすると、年の瀬を実感する」と話していました。
取り出した銀杏は来年2月の節分の豆めきで大豆と一緒にまかれるということです。 -
いなし出会いサポートセンターの民間委託を検討
伊那市の白鳥孝市長は、市の結婚相談窓口「いなし出会いサポートセンター」について、時期をみて民間委託を検討したいとの考えを示しました。
これは8日伊那市役所で開かれた市議会一般質問で示したものです。
出会いサポートセンターは、3年前に伊那市が開設したもので、11月末現在、男性227人、女性120人、合わせて347人が登録しています。
3年間の成婚数は登録者同士、または、男女いずれかが登録している場合、合わせて22件となっています。
白鳥市長は、伊那市社会福祉協議会にも同様の結婚相談所があることから統合が必要だとしたうで、現在は行政主導だが時期をみて民間委託を検討したいとの意向を示しました。
市によりますと平成17年の国勢調査では、伊那市の未婚率は男性が27.9%、女性が18.4%だということです。 -
地域づくり活動支援金事業3年間延長
伊那市の白鳥孝市長は、今年度で終了する地域づくり活動支援金事業を延長する考えを8日示しました。
同日開かれた伊那市議会一般質問で明らかにしたものです。
地域づくり活動支援金事業は平成19年度から今年度までの5年間の期限付き事業です。
白鳥市長はこの事業について、「今後も継続していく。3年間延長したい」と述べました。
この事業は、地域づくりのために市民が取り組む事業に支援金を交付するものです。
過去5年間に81件の事業に対し、およそ1900万円の支援金を交付しています。
また白鳥市長は、日中国交正常化40周年の来年、観桜期に合わせて中国の富裕層の誘客を図りたい考えを示しました。
伊那市は現在、地域の活性化を図るため外国人観光客の誘客に取り組んでいます。
白鳥市長は、「高遠の桜の時期に、中国の観光客を誘致したい」と話していました。 -
第16回書晋展始まる
伊那市在住の書道家による第16回書晋展が8日から、かんてんぱぱホールで始まりました。
会場には多彩な書の作品およそ80点が並んでいます。
書晋展は、上伊那書道協会の委員を務める伊那市の書道家が毎年開いています。
今年の出品者は14人で、作品は漢字、かな、てん刻など多彩な書がそろっています。
会場の中で最も大きな作品は、東日本大震災の発生を受け、人間の力が及ばない自然の力を感じて書いたという「地霊」という言葉の書です。
また350年ほど前に今の上伊那に暮らした女性3人が源氏物語を読んだ感想を短歌にした作品を読みやすく書いた作品もあります。
会では、「バラエティーにとんだ作品を楽しんでほしい」と話しています。
この書晋展は11日(日)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
がん診療拠点病院 中病が機能評価受審
伊那市の伊那中央病院は、がん診療連携拠点病院としての機能が整っているかどうかについて、県が設置する委員会の審査を8日、受けました。
8日は、医療関係者や有識者などでつくる長野県がん診療連携拠点病院整備検討委員会の委員10人が伊那中央病院を訪れ、現地調査を行いました。
伊那中央病院は、平成21年度に、がん診療連携拠点病院として認定を受けています。
25年度の更新を前に、機能が基準を満たしているかなどの評価を受けました。
委員は、拠点病院に必要なMRIや病棟などを見学していました。
そのあと、治療体制、緩和ケアについての質疑応答が行われました。
天野直二委員長からは、「緩和ケアの視点からも、精神科医がいない事に不便を感じているのではないか」との質問に、中病側は、「確保をお願いしているが、医師数が少ない中で、現在は難しい。医療現場として必要性を感じている」と答えていました。
審査の結果は、近日中に、県のホームページで公表される予定です。
審査の結果を受けて、伊那中央病院では、来年10月に更新の申請を行う予定です。 -
中央自動車道 伊那料金所で防犯訓練
南箕輪村の中央自動車道伊那料金所で、強盗を想定した防犯訓練が、8日、行なわれました。
訓練は、料金所で集金していた係員が、集めた現金を事務所に運ぶ際に、刃物を持った犯人が現れ、現金を強奪して逃げるとの想定で行なわれました。
現金を奪われた係員と、現金の運搬を監視していた係員は、カラーボールを逃走する犯人の車に投げつけていました。
係員は、車のナンバーをその場でメモしていました。
事務所では、伊那警察署に通報が行われ、犯行時の様子などを伝えていました。
この訓練は、料金所での凶悪犯罪に備えて、ネクスコ中日本や警察などの関係機関が互いに協力し、事件発生時の対応を向上させようと行われました。
ネクスコ中日本・飯田営業所管内の従業員45人ほどが参加し、訓練を見学しました。
通報後、4分後には、伊那警察署の署員が、その後、県警の高速道路交通警察隊も到着しました。
伊那署では、「逃走した方向や、犯人の特徴など、1つでも多くの情報を覚えて欲しい」と呼びかけていました。 -
伊那市の就労センター合同クリスマス
伊那市にある4つの障害者社会就労センター合同のクリスマス会が、8日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
8日は、市内4つの社会就労センターに通う利用者80人程が参加しました。
クリスマス会は、伊那ライオンズクラブの協力を得て、毎年、行われています。
伊那ライオンズクラブの竹松寿明会長が、「皆さんが1年間一生懸命働いたお祝いです。」と挨拶し、乾杯しました。
利用者には、ケーキなどが振舞われました。
会では、全員でクリスマスソングを歌い、楽しいひと時を過ごしていました。 -
花粉飛散2月中旬
日本気象協会は7日、来年の花粉飛散予測を発表しました。
それによりますと関東甲信地方は2月中旬と予測しています。
日本気象協会では来年、関東甲信地方でスギ花粉が飛び始める時期は2月中旬と予測しています。
花粉の総飛散数は概ね例年並みで、今年と比べると非常に少ないと予測しています。 -
南信地域作況指数99
関東農政局は、今年の南信地域の水稲作況指数を99だったと7日発表しました。
発表によりますと、南信地域の今年の作況指数は99でした。
今年は、もみ数がやや多く、登熟がやや不良だったということです。
10アールあたりの収量は627キログラムで、平年収量の631キログラムより4キログラム減少しました。
長野県全体では作況指数は97、収量は604キログラムでした。