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農村青少年倶楽部会長の白鳥友季子さん 意見発表会で優秀賞
南箕輪村の若手就農者でつくる農村青少年倶楽部会長の白鳥友季子さんは、関東ブロック実績発表会の意見発表の部で、優秀賞となり、全国大会出場の切符を手にしました。
2日は、白鳥さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に優秀賞受賞を報告しました。
発表会は、地域農業の担い手として活動している青年農業者の経営能力の向上と農業技術の研さんの場として開かれているもので、今回は10月28日に千葉県で開かれました。
白鳥さんは、発表会への出場は初めてで、就農したきっかけやこれからの農業経営について自身の想いを語り、この部門の最高賞となる優秀賞に輝き、全国大会出場を決めました。
唐木村長は「全国大会でもこれまでやってきたことの想いを、伝えられるよう頑張ってください」と激励しました。
全国大会は、来年2月下旬に開かれます。 -
鳥インフル想定し訓練
伊那中央病院は、鳥インフルエンザへの感染が疑われる患者が発生したと想定した、受診、入院シミュレーションを4日に行いました。
鳥インフルエンザの疑いがある患者の受診要請の連絡を保健所から受けた伊那中央病院は、別棟にある診察室の準備をしました。
患者が到着すると検査を行い、鳥インフルエンザ要観察例と診断され、通路を閉鎖し、エレベーターを専用化して、患者を隔離しながら感染症専用病棟へと移送しました。
伊那中央病院は、空気が乾燥し、ウィルスが活発になる冬場を前に、今年初めて11月2日から8日を院内感染予防週間に決めて、啓発バッチの着用などで、職員や来院者の意識啓発に取り組んでいます。
今日のシミュレーションもその一環で、院内感染を防ぐため、患者の隔離を重点に取り組みました。 -
映画「ステキな金縛り」美術セット展示
伊那市高遠町で撮影された三谷幸喜監督の映画「ステキな金縛り」の美術セットが、松本市の映画館で展示されます。
展示されるのは、伊那市高遠町の個人が所有する、映画に使われた看板や案内板などの美術セットです。
映画の中で、主人公の深津絵里さんが、西田敏行さん扮する落ち武者の幽霊を探しに訪れた村として、去年の夏、高遠町三義地区で撮影が行われました。
美術セットはこの撮影のときに使われたものです。
29日からの映画公開にあたり、松本市の映画館シネマライツから伊那谷フィルムコミッションに企画展の話があり、美術セットを貸し出すことになりました。
美術セットは上映期間中、シネマライツの劇場内に展示されるということです。 -
日本の農業に関心を 牛のオブジェ制作
TPPの交渉参加が問題となる中、日本の農業に関心を持ってもらおうと、JA上伊那酪農部会青年部は、ワラで作った牛のオブジェを制作しました。
オブジェは、高さ2m40センチ、直径1m20センチで、重さは250キロです。
牛の飼料などに使われるワラでできています。
酪農部会青年部では、TPPの交渉参加の是非が問われるなか、農業に直接携わらない人にも酪農をはじめとした日本の農業に関心を持ってもらおうとこのオブジェを作りました。
JA上伊那の春日州一専務理事は、「TPPは日本の農業の存亡に関わる問題。多くの人に見てもらい関心を持ってもらえるように活用していきたい」と話していました。
オブジェは全部で9体制作され、JAの各支所などに展示されます。 -
障害者の日の集い
伊那市福祉団体連絡協議会は29日、障害者の日の集いを開き、東日本大震災の被災地でボランティア活動をした人たちの話を聞きました。
集いは、誰もが安心して暮らせる地域づくりを考えようと開かれました。
シンポジュームでは被災地でボランティア活動をした人など4人が、いざという時の心構えなど話しました。
このうち、岩手県でボランティア活動をした伊那市社会福祉協議会の北原幸吉さんは、「被災地では、立ち直っていくという強い思いが大事だと感じた」と話しました。
宮城県でボランティア活動をしたイベント企画グループ「笑龍」代表の平澤正貴さんは、「隣りの人、友達、仕事関係の人など周りの人のことを知って、みんなで助け合うことが大切」と話していました。 -
西駒山荘 今シーズンの営業終了
伊那市観光(株)が経営する西駒山荘の今シーズンの営業が終了し2日、ヘリコプターによる荷下げ作業が行われました。
朝8時、山荘の管理人や伊那市観光の社員を乗せたヘリコプターは、伊那市の鳩吹公園駐車場から、西駒ケ岳の標高2,600メートルにある山荘を目指して飛び立ちました。
30分後、ヘリは、登山客の宿泊に使った毛布や、発電機用のバッテリーなどを機内に積んで公園駐車場へ戻ってきました。
西駒山荘は今シーズン、7月9日から10月10日まで94日間営業し、528人が利用しました。
雨が多く、2度の台風でキャンセルもありましたが、去年と比べて34人の減少にとどまりました。
利用者は、個人の登山客が中心で半分ほどがリピーターだという事です。 -
県立高校の募集定員 発表
県教育委員会は、来年度の県立高校の募集定員を2日に発表しました。
上伊那の状況をお伝えします。
辰野高校です。
普通科120人、商業科40人の募集です。
上伊那農業高校は、生産環境科、園芸科学科、生物科学科、緑地創造科、それぞれ40人の募集です。
高遠高校は、普通科120人の募集。
伊那北高校は、普通科200人、理数科40人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校は、普通科160人、商業科80人の募集です。
駒ヶ根工業高校は、機械、電気、情報技術の3つの学科一括で、120人の募集となっています。
多部制の箕輪進修高校です。
普通科I部・II部合わせて80人、III部は40人、クリエイト工学科はI部のみの募集で40人です。
なお、選抜試験は前期試験が来年2月8日に、後期試験が3月7日に行われる予定です。 -
学習の成果や研究結果を発表
農業に関する実習や研究などを行なっている上伊那農業高校の生徒が学習の成果や、日頃の取り組みを発表する収穫祭が、2日行われました。
収穫祭では日本学校農業クラブの意見発表などで入賞した生徒に賞状が伝達されました。
このうち生物工学科3年の北沢昭君は「未来へ想い描く牧場」という演題で意見発表し、北信越ブロック大会で最優秀賞を受賞しました。
内容は、「祖父がつくり、父親が大きくした牧場を、厳しい経営環境の中、独自のアイデアで発展させていきたい」といもので北沢君の酪農家として働いていく決意が表れたものとなっています。
収穫祭ではほかに4つの学科別に代表生徒が取り組んでいる課外活動や、研究について発表しました。
このうち生産環境科では、使った肥料の、量の違いが水稲の生育に及ぼす影響や、栽培した雑穀の利活用、また取得した資格などについて発表していました。
上伊那農業高校では、「食」「農」「環境」を柱に生命の学習に取り組んでいて食育教育の推進にも力をいれていくということです。 -
高遠城址の秋まつり
紅葉の見ごろに合わせた高遠城址の秋まつりが3日から13日までの日程で行われます。
高遠城址公園には、およそ250本の楓があり、赤く色づいています。
伊那市観光協会では、紅葉に合わせ毎年秋まつりを開催していて今年で10回目となります。
すでに高遠城址公園には、県内外から紅葉狩りを楽しむ人たちが訪れています。
秋まつりの期間中は、高遠城址公園内で新そばまつりや、そば打ち体験が予定されています。
5日には、高遠囃子が、6日には高遠太鼓が披露されます。
また5日と6日には恒例となった「山麓一の麺街道フェスタ」が開催されます。
この他、菊花展も同時に行われることになっていて、伊那市観光協会では、桜の時期とはまた違った秋の装いの高遠城址公園を楽しんでもらいたいと話しています。
高遠城址の秋まつりは、3日から13日まで入場無料で開かれています。 -
伊藤好幸さんの作品 最優秀賞
JA上伊那のフォトコンテストが開かれ、最優秀作品に伊那市山寺の伊藤好幸さんの作品が選ばれました。
伊藤さんの作品は、収穫の喜びが子どもの表情や様子から、いきいきと伝わってくることなどが評価され最優秀賞に選ばれました。
フォトコンテストには、上伊那の写真愛好家31人から73作品が寄せられました。
伊藤さんなど、入賞者には表彰状が贈られるほか、入賞作品は、今月12日と13日に開かれるJAまつりに合わせJA上伊那本所で展示されることになっています -
南箕輪村の南部保育園 やきいも大会
南箕輪村の南部保育園で1日、やきいも大会が開かれ、園児達がホクホクの焼きいもを味わいました。
1日は、園の庭に集めた落ち葉に火をつけ、1人1個ずつサツマイモやジャガイモを入れました。
園児らは、できたての焼き芋をおいしそうに味わっていました。 -
高遠小学校2年生 蚕の飼育学習発表
伊那市の高遠小学校の2年生は27日、1学期に蚕を飼育した学習の成果を、地域の人達に発表しました。
この日は、伊那市高遠町の旧馬島家住宅で、高遠小の2年生45人が地域の人達を招いて発表会を開きました。
2年生は今年6月に駒ヶ根市のシルクミュージアムを見学した事がきっかけで蚕の飼育をしてきました。
発表会では、グループごと、繭の指人形劇や、蚕の替え唄、俳句などを披露しました。
子ども達は、「最初は触る事ができなかったけれど、エサやりをしているうちに触れるようになった」「糸を吐いて繭を作り始めた時はうれしかった」と話していました。
高遠小学校では、「子供と地元の人が関わりながら学習する事で地域を賑やかにしていきたい」と話していました。 -
阿部知事と上伊那市町村長 意見交換
阿部守一知事と、上伊那の市町村長の意見交換会が、10月31日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
意見交換会は、地域の課題などについて、市町村と県が情報を共有し、今後の施策に生かそうと開かれました。
伊那市の白鳥孝市長は、「伊那市には多くの河川があり、豊富な水資源を有効活用する、小水力発電の研究を進めている。
災害時には、必要最小限の電力をまかなう事ができる一方、初期投資や電気事業法など法的にクリアしなければならない課題も多い」と説明し、県に協力を求めました。
阿部知事は、「小水力発電は県も一緒になって取り組んでいきたい」と答え、「具体的な形にしていく事が次へのステップ」と話していました。
また、木曽看護専門学校の2年制の廃止が検討されている事について、市町村長からは「上伊那の看護師不足に繋がるに問題。
上伊那の医療体制を維持するためにも存続してほしい」と要望しました。
これに対し阿部知事は、「廃止は色々なところで課題がある。問題意識をもち、県全体を見てトータルで判断し、対応していきたい。」と答えていました。 -
森林づくり県民税の活用について 現地調査会
県は、森林づくり県民税を活用して行う施策について、地域住民の代表者から意見を聞こうと現地調査会を1日、駒ヶ根市と飯島町で開きました。
現地調査会には、地域住民の代表者でつくるみんなで支える森林づくり上伊那地域会議の委員10人と県の職員など合わせて23人が参加しました。
調査会ではまず、委員に森林税を活用した事業を視察してもらい、今後の参考にしてもらおうと現地視察が行われました。
このうち、飯島町田切地区では小規模な山林を集約し組織で管理する「間伐集約化団地」の施行地を視察しました。
この地区では、28.3haの山林を、89人で所有しています。
組織的に管理することで、間伐にかかる経費削減と1人ひとりの負担が減るメリットがあります。
委員らは、現場の間伐を担当している上伊那森林組合の酒井政喜技師から、集約化に関する今後の対応や課題について説明を受けました。
酒井技師は「複数の樹種が存在するので搬出した材の供給先を確保し、所有者にどう還元していくかが課題」「複数の人が管理するため、明確な境界が必要」などと話していました。 -
伊那食品工業野村さん 電話応対コンクール全国大会で優秀賞入賞
伊那市の伊那食品工業株式会社に務める野村静香さんは、電話応対の技術を競う「電話応対コンクール全国大会」で優秀賞入賞を果たしました。
10月28日に札幌市で開かれた全国大会には、県大会を勝ち抜いた60人が出場し、野村さんは見事6位入賞を果たしました。
電話応対の技術の向上を目的に開かれているコンクールには、地区予選から数えるとおよそ1万2千人が参加しました。
飯島町出身の野村さんは、伊那食品工業株式会社に入社して2年目で、主に通信販売の受注業務に携わっています。
野村さんは電話応対について「お客様の立場にたって対応することを第一に考えている」と話します。
伊那地区協会からは全国大会への出場も、初めてとなっています。 -
県民の8割が森林税を継続すべき
長野県は、平成20年度に導入した県森林づくり県民税に関するアンケート結果を公表しました。
アンケートでは、県民の8割が森林税を継続すべきと回答しています。
アンケートは県内在住の20歳上、2000人に無作為抽出で行い、822人が回答、回収率は41.1%でした。
森林税の認知度については、名称、税額、使い道を知っている、ある程度知っているが33%。
まったく知らないが、23%でした。
平成25年度以降も森林税を継続すべきが79%でした。
継続理由については、森林には洪水・土砂災害、地球温暖化の防止などの大切な働きがあることなどが挙げられています。
一方、継続すべきではないと答えたのが5%で理由については、森林づくりは森林所有者が行うべきなどとしています。
結果については、今後の森林づくり県民税のあり方の検討資料として活用するということです。 -
年賀はがき販売始まる
来年のお年玉付き年賀ハガキの販売が1日から全国一斉に始まりました。
伊那市の伊那郵便局でも年賀はがきの販売が始まり、朝から多くの人が買い求めていました。
来年の干支がデザインされたものや色つきのものなど11種類が販売されています。
販売初日は、年賀ハガキを50枚以上購入した人に先着で地元産のリンゴなどがプレゼントされていました。
パソコンでオリジナルの年賀状が作れるインクジェットプリンター用や、色つきの年賀ハガキが人気だということです。
年賀状の受け付けは12月15日からで、伊那郵便局では「年賀状が元旦に届くよう、12月25日までに投函してほしい」と話していました。 -
ラーメンで地域を盛り上げる
ラーメンで地域を盛り上げようと、上伊那のラーメン店8店でつくる組織が31日、発足しました。
発起人となったのは、伊那市や南箕輪村でラーメン屋を経営する矢野浩文さんです。
ラーメンで地域を盛り上げようと発足させました。
31日は、参加するラーメン店の店主など8人が出席しました。
参加店が11月末から今年いっぱいまで地元産の食材を使ったオリジナルのラーメンを提供します。
31日の会議では、オリジナルラーメンの食材について意見を交わしました。
メンバーからは、雑穀アマラランサスを練り込んだ麺などを使うといった意見が出されていました。
また、各ラーメン屋を回るスタンプラリーなども計画しています。
会の名前については11月14日の会議で決定する予定です。 -
箕輪町松島の山口武勇さんの絵画展
箕輪町松島の山口武勇さんの絵画展が、箕輪町のながたの湯で開かれています。
会場には、西天竜幹線水路をテーマにした油絵、14点が並んでいます。
絵画展は、11月19日まで箕輪町のながたの湯で開かれています。 -
上伊那医師会准看護学院戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で26日戴帽式が行われ、学生が看護の道への誓いを新たにしました。
1年生28人にナースキャップが与えられました。
戴帽式は、入学から半年間に基礎的な学習をし、今後の実習に適した学力や資質を身に着けてきた学生にナースキャップを与える節目の式です。
ナースキャップをかぶせてもらった学生は、ろうそくを手に、看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して下條村の清水達朗さんは、「今日の感動を胸に刻み、力が十分発揮できるように日々努力を重ねていきたい」と謝辞を述べました。
1年生は18歳から50歳までの男性4人、女性24人です。
今後さらに学習を進め、来年2月から伊那中央病院と昭和伊南総合病院で実習を行うことになっています。 -
新山小 地域公開参観
小規模特認校の指定を受けている伊那市の新山小学校で29日、地域公開参観が行われました。
この日は、祖父母参観に合わせて1時間目の授業が地域にも公開され、訪れた人たちが授業の様子を見学しました。
新山小学校は、児童数の減少などから平成21年度に市内のどこからでも通うことができる小規模特認校の指定を受けました。
地域公開参観は、小規模学校ならではの授業風景を見学してもらおうと開かれていて、この日は祖父母を中心におよそ50人が訪れました。
1年生のクラスでは、子ども達が自分で拾ってきたどんぐりを使って、コマやヤジロベーを作りました。
地域外から訪れた人もいて、各クラスの授業の様子を見て回っていました。
岩崎勝幸校長は「小規模ならではの特性を生かした地域との交流や自然学習など、様々な魅力がある。多くの人にそれを感じてもらいたい」と話していました。
現在、新山小学校は全校で31人の児童がいて、そのうち小規模特認校制度を利用して通っている児童が7人います。
新山小学校では「地域の子どもも少しずつ減ってきているので、新山小学校がどんな学校なのか大勢の人に知ってもらいたい」と話していました。 -
親子であそぼう・あそびの広場
親子で楽しく遊んでもらおうと、伊那市の保育園職員によるあそびの広場が30日、美篶きらめき館で開かれました。
あそびの広場には市内の親子およそ250人が訪れました。
この広場は、伊那市職員労働組合の保育園部会が開いたもので、今年で5年目です。
身近な自然と触れ合うコーナーでは、子どもたちが松ぼっくりを重石にしたパラシュートを投げて遊んでいました。
香り当てクイズでは、小さいケースの穴から香りをかぎ、何が中に入っているか当てていました。
正解を教えてもらうと、ケースの中に入っているものと同じ木の枝の香りを確認していました。
保育園部会では、「あそびの広場を、より良い保育のために地域や保護者と一緒に考えていくきっかけにしたい」と話していました。 -
阿部知事 リニア活性化策はビジョン必要
阿部知事は、31日午前に伊那合同庁舎で行なわれた地元記者との懇談会で、リニア新幹線は、南信地域活性化の起爆剤になるとの考えを示した上で、新しいビジョン作りが必要との認識を示しました。
阿部知事は、企業局の民営化計画に基づき中部電力への売却交渉が行なわれている伊那市東春近の県営春近発電所について、再度検証する考えも示しました。
福島第一原発事故を受け、電力に対する考え方も変わってきている中、企業局が担当する電力事業を見直そうというものです。
県営春近発電所は、4月に冠水事故があり、9月までに2機ある発電機の運転が再開されています。
企業局によりますと、春近発電所の発電量は、県全体の電力使用量の0.6パーセントにあたるということです。 -
救急隊員と医師 救急車同乗実習
伊那消防署の救急隊員と伊那中央病院地域救急医療センターの医師との救急車同乗実習が31日から、始まりました。
実習は、医師に救急現場について知ってもらい、救急隊員は医師から対応を学ぶことで今後に活かしていこうと、毎年行われているものです。
31日は、伊那中央病院地域救急医療センターの丹野翔五医師が実習をしました。
署内で行われた訓練では、救急車の中に装備されている機材を確認したり、動く車内での胸骨圧迫を体験しました。
丹野医師は、「足場が不安定で体重がかけにくく、現場の難しさを実感した」と話していました。
実習を開始して15分。
突然の救急要請が入り、救急車に同乗し現場へ向かいました。
実習は、医師3人が3日間ずつ、9日間に渡って行われます。 -
阿部知事 伊那市を訪問
阿部守一長野県知事は31日、伊那市を訪れ、上伊那8市町村長との意見交換や、教育現場を視察しました。
阿部知事は、4年間で50校を目標に県内の小中学校や高校を視察する事を公約に掲げていて、上伊那で初めてとなる今回は、長年総合学習に取り組んでいる伊那小学校を訪れました。
阿部知事は2年夏組と5年仁組の授業を見学。
夏組は、去年9月から豚を飼育しています。
阿部知事は「休みの日の飼育はどうしているんですか」などと児童に質問していました。
西天について学んでいる仁組の児童は「西天は命の水ということを伝えていきたい」「地産地消の心を忘れないようにしたい」などと発表しました。 -
イ~ナちゃんハイシニア 全国3位に
伊那市を会場に開かれた65歳以上のソフトボール、第6回全日本ハイシニア大会で、地元のイーナちゃんハイシニアは、3位入賞を果たしました。
30日の準決勝で愛知代表に6対1で破れ、決勝進出はなりませんでした。
長野代表のイーナちゃんハイシニアは、初戦山形を6対2、2回戦で滋賀を10対4、3回戦山口を5対2、4回戦富山を6対3で下し、準決勝に進みました。
決勝戦は、愛知の名古屋ハイシニア鯱対山梨のじょうほく物流クラブの対戦で、山梨が4対1で愛知を下し優勝を果たしました。
第6回全日本ハイシニア大会は、全国から46チームが参加して、28日から市内6会場で行なわれてきました。
来春には、全国から64チームが参加するハイシニアの大会も伊那を会場に予定されていて、伊那市ソフトボール協会では、ソフトボールを通じて地域活性化にもつなげていきたいとしています。 -
上牧で常会対抗駅伝大会
伊那市上牧区の文化祭が30日公民館で行なわれました。
恒例の常会対抗駅伝大会では、老若男女が区内をかけぬけました。
常会対抗駅伝大会は、今回が20回目の節目です。
上牧区の中部・北部・西部・清水町・東部の5つの常会が、区内8キロ、8区間のコースで健脚を競いました。
北に向かってスタートした選手たちは、タスキをつなぎ、折り返します。
公民館前の地下歩道を今度は南に向かい、再度地下歩道戻ってゴールとなります。
レースの結果、1位は、中部常会で、タイムは、16分56秒。
2位は、北部常会、3位は、西部常会でした。
文化祭の会場となつた公民館では、マグロと豚肉、大根、たまねぎを大がまで煮る伝統のにこぐりと呼ばれる煮物も会場を訪れた区民らにふるまわれていました。 -
ツルツル・ピチピチデー新そば祭り
伊那市西春近で、ツルツル・ピチピチデーと題した新そば祭りが30日に行なわれ、多くの区民らで賑わいました。
祭りを開いた区民有志でつくる西春近みんな元気会によりますと、ツルツルは、そばを、ピチピチは、鮮魚をイメージしているということです。
そばは、地元産の新そばを春近そばの会が手打ちで1,000食用意しました。
あじやさんま、サケなどの鮮魚は、会が市場から仕入れ、格安価格で販売しました。
このイベントは、旧Aコープ西春近店を活用し、にぎわいの場にしようと去年から行なわれています。
会場には、地域の人たちが大勢訪れ、新そばの味を堪能していました。
近くの伊那西高校の吹奏楽クラブもかけつけ、イベントに花を添えていました。
西春近みんな元気会では、「地域の人たちの交流の場、笑顔のあふれる場にしていきたい」
と話しています。 -
ますみヶ丘平地林で森を楽しむイベント
伊那市が市民の森として整備しているますみヶ丘平地林で、森を楽しむイベントが30日、開かれました。
イベント「いつもとちょっと違う森」は伊那市などが行っていて、今年で5年目です。
親子およそ100人が参加しました。
あいにくの雨模様となりましたが、参加者は間伐材を使った工作などを楽しみました。
木のおもちゃ作りのコーナーは、今年発足した、伊那市内の木工職人などでつくる組織、ウッドフォーラム伊那が開いたものです。
子どもたちは、のこぎりで間伐材を切ったり、木に開けた穴に紐を通してコマを作っていました。
会場では、平地林内で採れたキノコが入ったきのこ汁がふるまわれ、参加者が味わっていました。 -
第1回箕輪町町民マレットゴルフ大会
箕輪町で、マレットゴルフの第1回町民大会が30日、ながたの森マレットゴルフ場で開かれました。
町内のマレットゴルフクラブに所属する113人が参加し、36ホールを回りました。
箕輪町にはマレットゴルフのクラブが13団体あり、これまで全ての団体が集まってプレーする大会が無かったことから今回、町民大会が初めて計画されました。
参加者は慎重にコースを読んで、ボールを打っていました。
町民大会実行委員会では、「マレットゴルフの愛好者が親睦を深め、健康づくりに役立つ大会になるように毎年実施していきたい」と話していました。