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JA上伊那 伊那華の冷し中華発売
JA上伊那は上伊那産の小麦、ハナマンテンを使った冷やし中華を開発し販売を始めました。
30日は南箕輪村のファーマーズあじーなに試食コーナーが設けられました。
今回発売された伊那華の冷やし中華に使われている小麦、ハナマンテンは麺が伸びにくく、コシが強いのが特長です。
上伊那では平成19年から作付けが始まり昨年度の収穫量は1100トンでした。
伊那華の冷やし中華は食感や、コシの強さを楽しんでもらうため中太麺に仕上げています。
伊那華の冷やし中華は1パック3人分500円となっていてファーマーズあじーななどで販売されています。 -
中井貴恵さんによる絵本の読み聞かせ
女優でエッセイストの中井貴恵さんが代表の読みきかせボランティアグループ「大人と子供のための読みきかせの会」の公演が、伊那市の伊那文化会館で30日、開かれました。
会場には親子連れなど400人余りが訪れ、中井さんの語りとピアノの伴奏に合わせて、繰り広げられる絵本の世界を楽しんでいるようでした。
会では、絵本のもつ魅力を、子供だけでなく、保護者にも伝え、親子でゆっくりとした時間を過ごしてもらおうと、15年前に結成し、全国各地でボランティア公演を行っています。
今回の公演は、女性の地位向上などを目指し奉仕活動をしている、国際ソロプチミスト伊那の20周年の記念事業の一環として開かれました。
国際ソロプチミスト伊那の伊藤静子会長は「絵本の持つ力を改めて知る事ができた。世界で困っている子供達に手を添えていけるよう、活動続けていきたい」と話していました。 -
演奏会に向け OG・OB100人の合唱団練習
上伊那の合唱愛好家でつくる、伊那混声合唱団は、7月6日の演奏会に向け、熱の入った歌声を響かせていました。
今回の演奏会では、指揮者の田中眞郎さんが、合唱団の常任指揮を初めてから50年の節目となり、OB、OGも参加し、総勢100人による合唱が披露されます。
伊那混声合唱団演奏会は、7月6日、午後7時から、伊那文化会館で開かれる予定です。 -
夏の高校野球長野大会 組み合わせ決まる
夏の全国高校野球長野大会の組み合わせ抽選会が、29日に行われ、上伊那勢の初戦の対戦相手が決まりました。
この日は松本市勤労者福祉センターで抽選会が行われ、県内91校89チームの主将が抽選を行いました。
春の県大会でシード権を獲得した伊那弥生ヶ丘は、初戦、長野工業と北佐久農業の勝者と7月16日に諏訪湖スタジアムで対戦します。
また、伊那弥生ヶ丘のブロックでは、箕輪進修が、初戦、田川と15日に諏訪湖スタジアムで対戦します。
辰野は、地球環境のブロックで、初戦、長野と16日に諏訪湖スタジアムで対戦します。
上伊那農業は、春の県大会優勝の上田西のブロックで、初戦、上田東と15日に県営上田野球場で対戦します。
伊那北は、上田千曲のブロックで、初戦は白馬と飯山北の勝者と、17日に長野オリンピックスタジアムで対戦します。
高遠は、佐久長聖のブロックで、初戦は上田染谷丘と須坂商業の勝者と、18日に県営上田野球場で対戦します。
赤穂は、松商学園のブロックで、初戦、北部と14日に長野オリンピックスタジアムで対戦します。
駒ヶ根工業は、東京都市大学塩尻のブロックで、初戦、上田と14日に県営上田野球場で対戦します。
夏の全国高校野球長野大会は、7月13日に松本市野球場で開幕し、早ければ28日に代表校が決まることになっています。 -
5月の月間有効求人倍率0.62倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は0.62倍で4月の0.64倍を0.02ポイント下回り2か月連続で県下最低となりました。
ハローワーク伊那が発表した5月の月間有効求人倍率は、4月を0.02ポイント下回る0.62倍でした。
全国の倍率は0.01ポイント上昇し0.9倍、県の倍率は0.02ポイント上昇し0.85倍と回復傾向にあり、その差が広がっています。
理由についてハローワーク伊那では「4月から5月にかけて大型の人員整理があり求職者が増えたため」とみています。
雇用情勢については「依然として厳しい状況にあり持ち直しの動きに足踏みがみられる」としています。 -
ICTの作品が日本ケーブルテレビ大賞優秀賞
第39回日本ケーブルテレビ大賞番組アワードで伊那ケーブルテレビが制作した30分番組「高遠町のかあちゃん」が優秀賞を受賞しました。
29日は、東京都の時事通信ホールで贈賞式が行われました。
伊那ケーブルテレビが制作した「高遠町のかあちゃん」は、企画番組部門の優秀賞を受賞しました。
番組アワードには、全国のケーブルテレビ局が制作した145本が寄せられ、信越では唯一の受賞となりました。
高遠町のかあちゃんは、伊那市高遠町山室で不登校や家庭の事情により親と住むことができない子どもたちを受け入れているフリーキッズビレッジを舞台に、母親として子どもたちと向き合う宇津孝子さんに焦点をあてた30分のドキュメンタリーです。
審査委員長で上智大学文学部教授の音好宏さんは、「地上放送にはない地域を深堀りした作品を選んだ。そこにケーブルテレビの可能性がある」と話しています。
日本ケーブルテレビ大賞の企画番組部門・優秀賞受賞作品「高遠町のかあちゃん」は、8月に再放送する予定です。 -
アルプス男声 「琵琶湖周航」コンクール3位
上伊那を中心に男性合唱愛好者が参加するアルプス男声合唱団は、23日(日)に滋賀県高島市で開かれた、琵琶湖周航の歌音楽祭合唱コンクールで、3位入賞を果たしました。
27日は、アルプス男声合唱団の北澤 理光団長ら2人が伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に、受賞の報告をしました。
アルプス男声合唱団は、2007年に発足、35人の団員が所属し、月2回の練習に励んでいます。
これは、定期公演で、アルプス男声合唱団が、琵琶湖周航の歌を歌った様子です。
「琵琶湖周航の歌」は、大正6年に、現在の京都大学の水上部員がボートで琵琶湖を周航しているときに、クルーにいた岡谷市出身の小口(おぐち)太郎(たろう)が曲にあわせて詩を発表した事から、学生の間で広まったとされています。
作詞者の小口が長野県出身であり、定期演奏会で歌ってきたことで、団員にとってなじみの深い歌であることから、今回初めてコンクールに参加しました。
コンクールには、関西を中心に少年少女から女声グループまでさまざまなメンバー構成の19グループが出演したなか、初出場のアルプス男声合唱団が、声の柔らかさなどが評価され3位入賞しました。
酒井副市長は、自身も京都大学出身なことから、「大変懐かしい。学生時代はよく歌いました」と話していました。 -
瑞雲墨志会の生徒による作品展
上伊那の8つの水墨画教室でつくる瑞雲墨志会の生徒による作品展が、27日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、飯島町、宮田村にある8つの教室の生徒36人が、一人一作品を展示しています。
作品は、地元の景色を題材にしたものが中心です。
瑞雲墨志会の指導をしていた下平瑞雲さんは、一昨年の10月、86歳で亡くなりました。
現在は、宮田村に住む増田瑞雪さんがあとを継いでいます。瑞雲さんの言葉をいつも心にとめて制作や、指導をしているということです。
ぼかしの技法を得意としていた瑞雲さんの技術を引き継ぎ、瑞雪さんも、作品のどこかに必ずぼかしをいれることにしているということです。
瑞雲墨志会展は、30日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
野生鳥獣農業被害 シカ減少・鳥類増加
昨年度の上伊那地域の野生鳥獣による農業被害は、シカによる被害は減少しましたが、鳥類による被害は、大幅に増加しました。
これは、26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた、上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会の中で報告されました。
昨年度、上伊那地域での鳥類による農業被害額は、前の年度の1.7倍となる、3,700万円でした。
被害が大きいのは、上伊那北部の箕輪町で1900万円、辰野町で1200万円で、主に果樹の食いあらしだという事です。
協議会では、今年度、鳥の種類の特定を行い、対策をたてていくとしています。
シカによる農業被害は、2900万円で、前の年度と比べ、700万円減少しています。
協議会では、個体数調整や防護柵の設置の効果により、被害が減少したと見ています。
また、天竜川より西側での目撃情報が増えている事から、今年度は新たに、シカが川を越えているとされる、伊那市と中川村で、くくり罠の設置を検討しています。
協議会会長の青木一男上伊那地方事務所長は、「関係機関が連携して、捕獲の促進をして、被害減少に向けた取り組みを推進していきたい」と話していました。 -
景観育成住民協定の締結を推進
景観育成に取り組む住民団体や市町村などで組織する上伊那地域景観協議会は、昨年度に引き続き今年度も景観育成住民協定の締結を推進します。
25日は、伊那合同庁舎で会議が開かれ今年度の事業内容を決めました。
上伊那では、景観づくりのために地域住民が自主的なルールを定め協定を結ぶ「景観育成住民協定」を、県内10広域で最も多い30地区が結んでいます。
今年度は、新たな協定の動きがある地区に対し説明会を行うなど住民協定締結の推進を図るとしました。
青木一男会長は「消費増税を前に住宅着工件数が増えている。景観への配慮が後回しにならないよう、保全・育成に努めたい」と話していました。 -
伊那消防組合議会 1億8千万円の補正予算案可決
伊那消防組合議会6月臨時会が24日市役所で開かれ、およそ1億8千5百万円を追加する補正予算案が可決されました。
補正予算案の内容は、消防指令センター高機能指令システムの整備などに1,300万円、消防救急無線デジタル化整備などに1億7,000万円となっています。
このほか、伊那消防署庁舎建設用地として富士塚スポーツ公園北側用地の取得が可決されました。 -
上伊那観光連盟 ポスターなど制作へ
上伊那8市町村などでつくる上伊那観光連盟の総会が、20日、伊那市のいなっせで開かれ、新たに伊那谷をイメージする観光ポスターや、パンフレットを入れるビニール製の袋を製作することを確認しました。
上伊那観光連盟は、広域観光を進めよう上伊那8市町村と公共交通機関、JA上伊那などで組織されています。
会長の白鳥孝伊那市長は、「山岳・花・温泉・農業景観など伊那谷には観光素材が有りすぎるくらいあるが、仕掛けが大切。新しい発想で取り組みをスタートさせ、国内・アジアを中心に全世界に発信したい」と挨拶しました。
連盟では、新たな事業として、パンフレットを入れるビニール製の袋・アームバック5万枚と伊那谷をイメージする観光ポスター200枚を作成する予定です。
また、事務担当者会議を設置し、昨年度から連盟に加盟したJA上伊那を含め具体的な事業を検討するとしています。 -
伊那市に総合ケアセンター
箕輪町の上伊那生協病院などを運営している上伊那医療生活協同組合は、認知症高齢者のグループホームやデイサービスセンター、介護施設が入る総合ケアセンターいなを新たに伊那市狐島に建設します。
23日にJA上伊那本所で開かれた通常総代会で事業計画案が承認されました。
計画によりますと、センターは、3階建てで、延べ床面積は、約2,500平方メートルです。
認知症高齢者のグループホームは、18床です。
デイサービスは定員25人。
小規模多機能型居宅介護は、通所定員18人、宿泊定員4人で、来年4月からの運用開始を目指します。
また上伊那生協病院のベッド数を20床増やし164床とする増築工事や飯島町のコスモ21の跡地への総合ケアセンター建設にも着手します。
事業費は、これら3つの事業で2年間で17億円を見込んでいます。
上伊那医療生協の小林伸陽理事長は、この日の総代会で「はびろの里建設、病院建設に継ぐ3回目の大規模な投資を伴う歴史的事業」とあいさつしました。 -
文化祭シーズン 伊那北・弥生で文化祭
高校の文化祭シーズンを迎え、伊那市内の伊那北高校と伊那弥生ヶ丘高校では22日から文化祭の一般公開が始まりました。
ステージ上に集まったのは、上伊那各地のゆるキャラなど14体です。
今年で54回目を迎える伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」は「BIG BANG ~はじけろ弥生~」をスローガンに開催され、22日から一般公開が始まりました。
「上伊那ゆるキャラくいず」は、地域との関わりが少ないという生徒の声から生まれた初のイベントで、地域の人にも参加してもらおうと一般公開に合わせて行いました。
クイズの内容は生徒が地域住民や行政に取材してつくりました。
ゆるキャラや地域の特産品などを題材にしたクイズ18問が出題され、マルバツの2択で回答します。
クイズでは「イ~ナちゃんは米粒の妖精である、○か×か」「蕎麦の花は一般的に白だが、赤い花もある、○か×か」などといった質問に、参加者が答えていました。
最後まで残った人には、伊那市内の食事券やおかしの交換券が景品として贈呈されました。
ある参加者は「上伊那のゆるキャラがこれだけ集まることはめったにないので楽しめた」と話していました。
高田幸之介生徒会長は「こういった地域と関わるイベントをきっかけに、距離を縮めていけたら」と話していました。
伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」の一般公開は23日までで、時間は午前9時30分から午後2時までとなっています。 -
この夏の節電対策は?世論調査
21日は夏至です。
1年でもっとも日照時間が長い日とされていて、これから本格的な夏を迎えます。
福島第一原発の事故以降、感心が高まっている節電対策。
この夏は、省エネ製品の利用に注目が集まっています。
長野県世論調査協会は、先月15日から今月5日までの22日間に、「この夏心がけたい節電」など環境とエネルギーに関する24の項目について電話調査しました。
調査は、県内31市町村の男女合わせて800人を対象に行われ403人が回答しました。
その結果、この夏心がけたい節電について「照明をこまめに消す」が89%、「冷房を控える」が71%、「使っていない電化製品の待機電源を切る」が62%で、去年の調査と比べ上位の順位に変動はありませんでした。
4位には「LED電球などの省エネ製品を利用する」が入り、58%と去年より7ポイント上昇しています。
特に男性より女性、若い世代より高年齢世代が前向きな傾向となっています。
地球温暖化を感じているかとの問いには「感じている」が73%、「少し感じている」が19%で9割以上の人が実感している結果となっています。
原発の今後については「できるだけ減らすべき」が55%、「全部廃止すべき」が28%、「推進すべき」が7%となっています。
職業別では、専業主婦の4割が全部廃止すべきと答えたのに対し、商工業・自営業の17%が推進すべきと答えています。 -
上伊那県税100億円超 4年ぶり
平成24年度の上伊那地方事務所管内の県税収入額は23年度に比べ9億2千万円・10パーセント増の101億1500万円となり、4年ぶりに100億円を超えました。
上伊那地方事務所が発表した、平成24年度の県税決算見込額によりますと、上伊那の県税収入額は23年度にくらべ、9億2092万円・10%増の101億1529万円となりました。
県税収入額が前年度を上回るのは5年ぶり、100億円を超えるのは4年ぶりです。
これは、法人県民税と法人事業税、個人県民税などが増収となったためです。
リーマンショックの影響で、平成21年度に県税収入が大きく落ち込み、以降減収が続いていましたが、今回増収に転じました。
増収となった理由について上伊那地方事務所では、法人ニ税は回復の兆しのある企業が増加したため、個人県民税は、年少扶養控除廃止による税金課税が増加したことによるものとみています。
なお未収金は滞納処分などにより、平成23年度にくらべ3,423万円減少の、3億6,337万円となっています。 -
高山植物保護取締件数 大幅減の434件
南アルプスや中央アルプスでの昨年度の高山植物保護取締件数は434件で、前の年度より半数近く減少したことが分かりました。
これは、伊那市の南信森林管理署で開かれた高山植物等保護対策協議会の南信地区協議会で報告されたものです。
昨年度の保護取締件数は、前年度と比較して45%少ない434件でした。
内わけは、「踏み荒らし」が248件、「ゴミ・たばこの投棄」が60件、禁止区域への侵入が56件などとなっています。
協議会では、入山者のマナーの定着により件数は減少したものの、ゴミの投棄やストックのカバー未着用に対する注意が増加したとして、引き続き啓発を行っていくとしています。
他に、平成23年度から行っている中央アルプスでのニホンジカ生息調査について、稜線部では確認できなかったものの、標高1,900メートル付近まで生息が確認されているとして、昨年度と同様にセンサーカメラを設置するなどし、生息状況の把握に努めるとしています。 -
JR東海 リニア駅位置・ルート9月公表
JR東海は、12日、飯田市内でリニア計画の説明会を開き9月を目途に正確なルートや駅の位置を公表する事などを説明しました。
飯田市の飯田文化会館で開かれた説明会には、地元、下伊那の住民を中心に、県内外からおよそ870人が出席しました。
JR東海は、去年4月、環境影響評価の調査に本格的に着手しました。
今年の夏、全ての調査を終え、9月頃に調査結果をまとめた準備書を公表する計画です。
この準備書には、正確なリニアのルートと駅の場所が示されます。
地元が懸念を示した水源域、「猿庫(さるくら)の泉」について、JR東海は、「浅い地層の地下水を起源としているため、深い地層を掘削するリニア工事での影響は少ない」と説明しました。
一部報道では、リニアの駅は、上郷(かみさと)から座光寺と言われています。
JR東海は、今年の9月ころに「準備書」を公表。
この段階で、ルートと駅の位置が判明します。
そして、2014年中に、国の認可を受け、工事に着工する予定です -
工作 宮原君、絵画 佐々木君 金賞
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館で開かれている「こんな時計があったらいいな!アイデア展」の入賞作品の表彰式が9日、行われました。
アイデア展は、子供たちが考える「夢の時計」をテーマに絵や工作を公募したもので、今回で4回目の開催となります。
作品は、上伊那の小学生や保育園児を中心に絵画171点。工作12点の、合わせて183点の応募がありました。
この日は、その中から選ばれた13点の入賞作品の表彰式が行われました。
工作で最高賞となる金賞には2年連続で伊那市の宮原直雄君の作品が選ばれました。
タイトルは「へんしんロボットとけい」で3時になると、メガネと時計をかけ、銃や剣をとり、変身するというユニークな作品です。
絵画では金賞に駒ヶ根市の佐々木智野君の作品が選ばれました。
タイトルは「ルフィー時計」でマンガワンピースに出てくる旗からイメージし作ったものです。
登内時計記念博物館では、「作品で描いたアイデアを大切に、将来はそれが、現実となるよう夢を持ち続けてほしい」と話していました。
「こんな時計があったらいいな!アイデア展」は6月30日まで登内時計記念博物館で展示されています。 -
大型バイク「ワルキューレ」伊那路に集う
全国各地から集まった、大型バイク「ワルキューレ」60台あまりが、初夏の伊那路を駆け抜けました。
ワルキューレは、本田技研工業が1995年から2002年にかけアメリカで製造した、大型バイクという事です。
排気量は1500ccあり、主に海外向けに販売された、アメリカンタイプのオートバイで、現在は絶版車となっています。
国内での所有者は少なく、情報交換と親睦を図ろうと、12年前から毎年各地で、「オーナーズ・ミーティング」が開催されています。
沿道では、ファンが走りさるバイクを写真におさめるなどしていました。
今年は、上伊那に愛好者がいる事から初めて伊那市で開かれ、関東や遠くは九州から、60台あまりのワルキューレが、一同に会しました。
参加した人たちは、青空の下、田園風景を眺めながら、伊那市から駒ヶ根市までを走りぬけていました。 -
伊那愛樹会 春の盆栽展
伊那愛樹会の春の盆栽展が伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、20種類以上のさつき31席が飾られています。
春先の天候不順により苦労したということですが、白やピンク、赤などいろとりどりの花が訪れた人の目を楽しませています。
春の盆栽展は、9日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
入笠牧場に放牧 牛のびのびと
夏の間、急斜面で足腰を鍛え、涼しく過ごしてもらおうと伊那市高遠町のJA上伊那が管理する入笠牧場に、6日、牛が放牧されました。
トラックに乗せられた牛が、次々と牧場に運ばれてきます。
上伊那のほか、諏訪や飯田の10軒の農家から、40頭の牛がこの夏をすごします。
去年は、80頭ほどが放牧されましたが、今年は、種をつける雄が入手できなかったため、牛の妊娠を希望する農家が別の牧場に預けたことから数が減りました。
牛は、一列に並べられ、一頭一頭、体重測定、衛生検査が行われます。
検査が終わった牛は、300ヘクタールの牧場に放たれます。
放牧されるのは、6ヶ月から1歳半の雌牛が中心で、初産を前に、体を鍛えさせるのが目的です。
預けている間はえさ代が浮き手間が省けるほか、夏の暑さをしのぐことにもつながります。
今年は、雨が少なく牧草の生育はあまりよくないということですが、牛たちは早速牧場を駆け回ったり草を食んだりしていました。
牛は、5か月間涼しい高原で過ごし、10月上旬に下牧する予定です。 -
トップストーンロゼッタ 北信越トレセンに
上伊那を中心とするサッカー女子のクラブチーム、トップストーンロゼッタのメンバー8人が、ユース育成の選抜チーム北信越トレセンに選ばれました。
選抜されたのは、15歳以下のU(アンダー)15に、赤穂中学校3年のゴールキーパー 宮下 菜緒貴さん
東部中学校3年のフォワード鈴木みのりさん
飯島中学校2年のミッドフィルダー中村 友香さん
東部中学校1年のフォワード池上 葵さんの4人です。
12歳以下のU12にも4人が選ばれました。
5日夜は、宮田村役場となりのグラウンドで小学5年生から中学生までの練習が行われていました。
このクラスは、週に4回練習を重ねています。
南信では女子サッカーのクラブチームはなく、遠くは下伊那からも通っています。
トレセン制度(=ナショナルトレーニングセンター制度)は、ユース育成のため日本サッカー協会が行っているもので、県トレセンに選抜されたメンバーの中から北信越メンバーが選抜されます。
県内10チームあるなかから、これだけ多くのメンバーが北信越に選抜されるのは初めてのことだということです。
北信越の上位に当たるU15のナショナルトレセンの選考会を兼ねたトレーニングが今月15日・16日の2日間行われます。
ナショナルトレセンはいずれはなでしこジャパンにもつながる道。選手達の活躍に期待がかかります。 -
上伊那 凍霜害 2億8千5百万の被害
長野県は、4月に発生した凍霜害による5月31日現在の農作物への被害状況を4日発表しました。
上伊那では、230ヘクタール、2億8千5百万円の被害となっています。
上伊那では、梨やりんごなどの果樹で225ヘクタール2億8千万円、野菜で5ヘクタール3百万円となっています。
全県では4千8百ヘクタール35億6千万円の被害となっていて、県では農業改良普及センターによる技術指導や、相談窓口を設置するなどの対応を行っています。 -
上伊那口腔保健センターまつり
口の中の健康を見直すきっかけにしてもりらおうと、2日伊那市の保健センターで上伊那口腔保健センターまつりが開かれました。
歯科医師10人による無料の歯科検診コーナーには、多くの市民が訪れ、子どもの歯の状態を診てもらっていました。
中には、虫歯の治療と勘違いして泣き出す子どももいました。
上伊那口腔保健センターまつりは、歯や口の中の健康について考えるきっかけにしてもらい、センターを広く一般にPRしようと毎年行われていて、今年で4回目になります。
会場内には、手形をとる体験コーナーや3歳から12歳児までを対象にした無料のフッ素塗布のコーナー、薬剤師による正しい薬の飲み方を紹介するコーナーなどが設けられ、多くの家族連れでにぎわっていました。 -
上伊那華道会 いけばな展
上伊那地域の11の流派で組織している上伊那華道会は、恒例のいけばな展を伊那市通り町のニシザワデパートで開いています。
ニシザワデパート4階催事場には、11の流派のいけばなが並んでいます。
上伊那華道会が2年に1回開いている恒例のいけばな展で、会期は、今日から6月3日までの4日間。
5月31日と6月1日が前期、2日と3日が後期です。
前期後期あわせて243作品が展示されます。
カキツバタやハナショウブなど季節を感じさせる花が多く並んでいます。
上伊那華道会の赤羽和子会長は、「いけばなは心をいけるもの。そんな意気込みを作品から感じとってもらえたらうれしい」と話し、多くの来場をよびかけています。
このいけばな展は、6月3日まで伊那市のニシザワデパートで開かれています。 -
新ごみ中間処理施設の事業方式「公設民営」で
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の事業方式について、建設費用などを公共でまかない民間で運営を行う「公設民営」方式とする事が決まりました。
これは、30日に開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
事業方式については、専門委員会が、自治体が施設の建設をする事で地域住民の信頼を得やすい事や、民間が長期的に運営する事で維持管理が安全かつ効率的に実施できるとして、公設民営方式が適当とする報告書をまとめていました。
これを受け広域連合では、正副連合長会で事業方式を「公設民営」とすることを決定しました。
今後は、公設民営方式の課題などを踏まえながら参入意向調査や経済性の視点からより詳細な検討を行っていくということです。 -
工科短大配置で「企業集まる地域に地の利」
県工科短期大学校の上伊那地域への配置について白鳥孝伊那市長は、最終的に決めるのは県としてうえで「企業が集まる地域に地の利がある」との考えを27日改めて示しました。
県工科短大の上伊那への配置について県は伊那市と南箕輪村の境にある伊那技術専門校を活用する案と新設する案を示し、伊那技専活用の場合は建設事業費が約16億円、新設の場合は38億円と試算していて新設は費用面からハードルが高いとしています。
上伊那南部の教育団体などは駒ヶ根工業高校との連携を視野に駒工近くへの新設を要望しています。
設置場所について、伊那技専の活用が有力との見方が広がるなか、上伊那南部の教育団体などは来月3日に駒ヶ根市で会合を開き今後の対応について協議することにしています。 -
JA上伊那第17回通常総代会
JA上伊那の第17回通常総代会が24日開かれ、27年度までの3年間の基本方針を示した中期計画など6議案が可決されました。
総代会は、一般企業の株主総会にあたるものです。
中期計画では、生産者が意欲をもって取り組める持続可能な上伊那農業の実現に取り組むとする基本目標が示されています。
JA上伊那の平成24年度の農産物の販売実績は、計画に対して97.5パーセント、前年対比105.8パーセントの148億6,717万円でした。
今年度の事業計画によりますと、買い物不便地域への対応として、新たにコンビニエンスストアのファミリーマート3店舗を建設する計画です。
TPPに断固反対するとした特別決議も決議されました。
県内のJAで相次いで不祥事が報道されていることについて御子柴茂樹組合長は、冒頭のあいさつで「新聞沙汰になるような事案は徹底的に排除するよう全力を挙げて取り組んでいきたい」と話しました。 -
広域で野生鳥獣による被害防止を協議
野生鳥獣による農林産物への被害防止に広域的に取り組む上伊那鳥獣被害対策協議会総会が13日、伊那市役所で開かれました。
総会は野生鳥獣による被害防止対策を実施することで農林業の経営安定を図ろうと開かれたものです。
総会には上伊那8市町村のほか農林業の関係者およそ30人が出席しました。
総会では今年度事業として、くくりわなや捕獲檻の購入設置、被害防止施設の調査のほか緩衝帯整備を推進していくことが了承され、事業費は928万円となっています。
協議会では野生鳥獣による農林産物に対する被害は依然として発生しているが対策を実施した地域では効果が着実に表れているとして今後も広域的、継続的な対策を進めていく必要があるとしています。