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アマランサスなど取り組みの成果報告
上伊那農商工連携等推進会議が7日、伊那合同庁舎で開かれ、アマランサスを活用した新商品の開発など、取り組みの成果を報告しました。
会議は、農商工の連携を深めることで新商品の開発や生産性能の向上につなげることを目的に開かれています。
7日は、組織内の3つの支援チームがそれぞれ開発に携わった新商品の試食と活動状況を報告しました。
このうち雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援チームは、9月にアマランサス入りラーメンを開発し販売した他、健康配慮型の新商品の開発、ポップ加工の効率化などに取り組みました。
試食会では、メンバーがそれぞれの商品を味わっていました。
推進会議では、今後新たな支援対象を探して地域生産物の消費拡大と地域ブランド化につなげたいとしています。 -
企業などを対象に障害者雇用促進セミナー
障害者の雇用を推進しようと、上伊那地方事務所は、6日、企業などを対象にしたセミナーを開きました。
セミナーには、上伊那の企業や市町村など40団体が出席しました。
県は今年4月、上伊那地方事務所を含む県内4か所に「障害者職域拡大アドバイザー」を設置し雇用の促進を行っていて、セミナーもその一環で初めて開かれました。
この日は、南箕輪村田畑で和菓子を製造している(株)ダンヅカが、障害者雇用の事例を発表しました。
従業員22人のダンヅカは、2人の障害者を雇用しています。
ダンヅカ専務の有賀英之さんは「短所の裏返しは長所になる。障害者の性格をしっかり理解しているので問題なくやっていける」と話していした。
伊那養護学校を卒業しダンヅカに就職して14年になる守屋章さんは、「自分の稼いだお金で買った自転車で通勤できていることがうれしいが、車の免許を持っていないので、雨の日や冬の間は通勤が大変」と話していました。
今年6月1日現在、労働者の総数に占める障害者の割合を示す障害者雇用率は、長野県が1.83%、上伊那は1.62%となっています。 -
衆院選 期日前投票始まる
4日に公示され、16日に投票と開票が行われる、衆議院議員総選挙の期日前投票が今日から始まりました。
伊那市役所1階市民ホールに設けられた投票所には朝から多くの人が訪れ、票を投じていた。
伊那市の選挙人名簿登録者数は3日現在で5万6411人、内訳は男性2万7350人、女性2万9061人です。前回、平成21年の衆院選で期日前投票をした人は1万1138人で全体の24・58%でした。
箕輪町の登録者数は2万85人で男性9938人、女性1万147人です。前回の期日前投票者数は人3495人で全体の21・5%でした。
南箕輪村の登録者数は1万142人で男性5648人、女性5764人で、期日前投票者数は1,807人で全体の20・55%でした。
期日前投票は市役所のほか各役場で15日まで、また高遠町総合福祉センターと長谷総合支所では12日から投票が可能となり、時間は午前8時半から午後8時までです。
箕輪町選挙管理委員会では、準備していた投票所入場券に誤解を招く表現があったとして、入場券のすり直しをしています。
町選管では、「入場券が無くても、本人確認ができる物があれば、期日前投票が行えます」と投票を呼び掛けています。 -
伊那フィル第25回定演
伊那フィルハーモニー交響楽団の第25回定期演奏会が、2日、伊那文化会館で開かれました。
演奏会には、伊那谷を中心とするメンバー50人と、エキストラ30人の、合わせて80人が出演しました。
チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」と、 ショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」の2曲を演奏しました。
再来年春に、伊那フィルは、バレエ教室と共演する予定で、それに向けて、今回初めてバレエ組曲に挑戦しました。
団員は、今年6月から、月に3回程度の練習を重ねてきたということです。
演奏会には、およそ900人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。
この演奏会の模様は、12月30日からご覧のチャンネルで放送します。 -
衆院選公示 選挙戦スタート
第46回衆院選が4日公示され16日の投開票に向けて12日間の選挙戦に突入しました。
長野5区からは前職、元職、新人合わせて5人が立候補しました。
4日は、立候補の届け出をすませると各候補者が第一声をあげ選挙戦をスタートさせました。
長野5区には、前職、元職、新人合わせて5人が立候補しました。
立候補したのは届け出順に
日本未来の党で前職の加藤学さん44歳
自民党で元職の宮下一郎さん54歳
社民党で新人の池田幸代さん40歳
民主党で新人の花岡明久さん33歳
共産党で新人の三沢好夫さん68歳です
3日現在、第5区の選挙人名簿登録者数は28万8947人となっています。
衆院選の投開票は16日に行われることになっています。
期日前投票はあすから15日まで行われます。 -
JR駅無人化の回答期限2月中ごろに延期
JR東海は飯田線の駅無人化の方針にともない各自治体の負担で駅舎に人を配置するかどうかの回答期限について、これまでの年内中から来年2月中頃に延期するとの方針を3日示しました。
3日は牧野飯田市長と副会長の白鳥孝伊那市長、杉本幸治駒ケ根市長などが飯田市のJR東海飯田支店を訪れ担当者に要望書を提出しました。
内容は、JRと自治体との協議の場を設置し、今後の方針に対する説明と、飯田線の利便性向上などについて協議を行うこと、市町村では駅舎職員を雇うかどうかの回答期限を12月末から「協議の場」開催後まで延長することを求めるものです。
これを受けJR東海は回答期限を2月中頃まで延期するとの方針を示しました。 -
天竜川に伊那谷の風物詩
伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日に解禁となり、愛好者が漁を楽しみました。
この日は雪が降る中箕輪町の天竜川で、木下に住む小森一男さんが漁を楽しんでいました。
ザザムシ漁は、毎年12月1日が解禁日で、虫踏み許可証を取得した愛好者が2月いっぱいまで漁を楽しみます。
小森さんは、知人に道具をもらったのをきっかけに10年前からザザムシ漁を始めました。
毎年、期間中週末になると川に入るという小森さんは、今年も解禁を心待ちにしていたということです。
かんじきを履いて石についたザザムシをはがし、四手網で捕っていきます。
小森さんは「今年の解禁日の収穫はサイズも小さいし量も少ない。温暖化が影響しているのかもしれないが、もうしばらくすれば成長してたくさん捕れるだろう」と話していました。
天竜川漁業協同組合によりますと、この日までに虫踏み許可証を取得した人は15人いたということです。 -
飯田線駅無人化 協議の場設置要望へ
JR東海が飯田線県内9駅を無人化する方針を示したことについて、その対応を協議する飯田線利用促進連絡協議会が1日、駒ケ根市役所で開かれ、JRに対して協議の場の設置を要望することが決まりました。
協議会には、会長の牧野光朗飯田市長、上伊那から副会長の白鳥孝伊那市長と杉本幸治駒ケ根市長など、上下伊那7つの自治体の関係者が出席しました。
会の冒頭、牧野会長は「各自治体で協議するのではなく、この協議会を受け皿として、連携していく必要がある。飯田線の重要性を確認しながら今後について話し合っていきたい」とあいさつしました。
会は冒頭のみ公開で開かれました。
JR東海は、11月はじめ、県内の飯田線有人駅がある7つの自治体を訪問し、県内12ある有人駅のうち、9駅について無人化する方針であることを伝えていました。
これに対して、リニア新幹線建設促進長野県協議会の場で、上伊那地区期成同盟会会長の白鳥伊那市長はJRに対して「地域の意見を聞く姿勢をもってもらいたい」と要望し、長野県の阿部守一知事も「飯田線に対して真摯な対応をお願いしたい」と話しています。
協議会では今後の対応について話し合われ、JRの担当部長に対して協議の場の設置を要望することを決めました。
今月末を期限としている自治体が駅舎職員を雇うかについて牧野会長は「判断は協議ありき」とし「突然一方的に言われて、判断するようにと言われても難しい。協議の場を設けてJRの考えをしっかり聞きたい」と話していました。
JR飯田線利用促進連絡協議会では、3日に飯田市のJR飯田営業所で担当部長に要望書を提出することにしています。 -
高校新卒者 就職内定率69.3%
来年3月卒業の高校新卒者の10月末現在の就職内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回っています。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月末現在の就職内定者数は255人で、前の年の同じ時期より3人少なくなっています。
内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回りました。
一方、求人数は330人で前の年の同じ時期より60人増加しています。
求人倍率は0.9倍で前の年の同じ時期を0.11ポイント上回りました。
ハローワーク伊那では、「企業が採用に慎重になっていることから内定結果がでるのが遅れている。今後もきめ細やかな対応をとっていきたい」としています。 -
10月の月間有効求人倍率 0.68倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月を0.03ポイント上回りました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月の上伊那の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月の0.65倍を0.03ポイント上回りました。
企業の新規求人数は1,116人で、前の年の同じ月を10.8%上回っています。
新規求職者数は943人で、前の年の同じ月と比べ、14%上回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。 -
伊那フィル本番直前 練習に熱
伊那フィルハーモニー交響楽団は、12月2日の本番を目前に控え練習に熱が入っています。
25日は、富県ふるさと館で練習が行われ、午後1時半に弦楽器のメンバーが、午後5時には、管楽器・打楽器のメンバーも加わり、午後9時半までみっちりと練習が行われました。
東京の早稲田フィルハーモニー管弦楽団をメインにオーケストラの指揮者として、また、ヴァイオリン奏者として活躍する長野県出身の征矢健之介さんが今回の演奏でも指揮を務めます。
演奏するのは、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」とショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」です。
団員らは、何度も繰り返して練習していました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の第25回定期演奏会は、12月2日(日)午後2時縲怐A伊那文化会館で開かれます。
入場料は全席自由の500円で、楽団は、多くの来場を呼びかけています。 -
「たかずやの里建設支援」負担割合案示す
移転新築を予定している、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里について、建設を支援する上伊那8市町村の負担割合の案が28日、示されました。
負担割合の案は28日、伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されました。
それによりますと、均等割16%、人口割84%です。
8市町村の支援額は、1億7200万円を上限とする事が決まっていて、負担額は、伊那市がおよそ6千万円、箕輪町が2千4百万円、南箕輪村が1千5百万円などとなります。
たかずやの里整備支援の寄付金は、今月22日現在、個人と法人合わせて、455件から、およそ2400万円が集まっています。
この日の議会では、寄付金のうち、2200万円を、整備基金として積み立てる事が了承されました。
今後のスケジュールは、国や県の補助事業としての採択時期にもよりますが、来年10月に着工、平成26年8月に完成を見込んでいるといます -
衆院選に向け準備進む
来月4日公示、16日投票の衆議院議員選挙に向け準備が進んでいます。
28日は、伊那市役所前などで、ポスター掲示板の設置作業が行われました。
上伊那郡と下伊那郡を選挙区とする長野5区には、前職、元職、新人合わせて5人が立候補を予定しています。
ポスター掲示板は、5区全体で2038か所に設置される事になっていて、来月1日までには終了する予定です。
伊那市選挙管理委員会では、県の選管から、小選挙区、比例代表合わせて、11万4千枚の投票用紙が届きました。
担当の職員は、100毎に束になった投票用紙を、機会を使い枚数の確認をしていました。
「衆議院選挙は毎回解散の時期が不明で、時間に追われてしまうが、気を引き締め業務を進めたい」と話していました。
衆議院議員総選挙は、来月4日告示、16日投開票が行われます。 -
伊那谷遺産プロジェクト発足
土木建築物や暮らし、自然などにまつわる先人の足跡を伊那谷遺産として選定、提案する「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト」選定委員会が27日発足しました。
27日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で第1回目の選定委員会が開かれました。
伊那谷遺産プロジェクトは、防災教育や地域振興の観点から、治水や自然災害の歴史を後世に引き継ぎ、伊那谷に暮らしてきた人々の足跡を発信しようと国土交通省天竜川上流河川事務所が計画するものです。
委員は大学教授や県の経営者協会の代表など11人で構成し委員長は信州大学の笹本正治副学長が務めます。
上伊那郷土研究会の伊藤一夫会長ら3人がアドバイザーを務めます。
27日の委員会では、事務局が選定した38の伊那谷遺産の候補案が示された他、選定基準について意見を交わしました。
候選定基準については土木工学的な工夫が認められている遺構や自然史や自然災害の歴史を示すものなどとしています。
選定対象地域は、上伊那地域や飯田下伊那地域の22市町村としています。
委員会は冒頭のみ公開で行われました。
伊那谷遺産候補として、伊那市入舟の舟着場や美篶の六道原地蔵、箕輪町八乙女の水路橋などがあがっているということです。
伊那谷遺産は100をめざして選定を行い来年3月に公表したい考えです。 -
写真集団アルプ 第2回写真展
写真集団アルプによる第2回山岳写真展が、22日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
会場には、伊那谷を中心とする会員16人が県内の山岳を撮影した写真、51点が並んでいます。
写真集団アルプは、山岳写真協会に加盟するメンバーを中心としていて、もう少し気軽に作品発表できる場を作ろうと去年、会を発足させました。
作品は、春夏秋冬の順番に並べられています。
この展示会は、25日(日)まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
県縦断駅伝 上伊那総合5位
第61回長野県縦断駅伝の2日目が18日、松本市から飯田市までの98.5キロで行われ上伊那1日目に続き2日目も5位で総合5位に終わりました。
上伊那は17日トップと9分29秒差の5位でゴールしました。
2日目の18日は、松本市の松本城公園を午前8時にスタートしました。
県縦断駅伝は17日、18日の2日間で長野市から飯田市までのおよそ220キロをタスキでつなぎます。
2日目の18日は松本市から飯田市までの98.5キロです。
伊那市の中継地点となった長野ダイハツ販売伊那店前には多くの人たちが訪れ声援を送っていました。
2日目の結果上伊那は5位で飯田合同庁舎にゴールしました。
2日間のタイムを合計した総合成績では上田東御小県が11時間47分59秒で総合優勝を果たしました。
上伊那の総合タイムは12時間1分3秒で総合5位に終わっています。 -
ニッタク杯ダブルスチーム・オープン卓球大会
ニッタク杯ダブルスチーム卓球大会が17日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれました。
この日は、県内から91チーム、およそ280人が大会に参加し優勝を争いました。
大会は、上伊那地域の卓球のレベル向上と普及を目的に、上伊那卓球連盟が去年から開いています。
1チーム3人で、試合ごとにメンバーを変えるようになっているほか、予選リーグの1位は1位同士、2位は2位同士など、順位ごとにトーナメント戦が行われ、できるだけ多く試合ができるよう工夫されていました。
大会には小学校低学年から50代まで幅広い年齢層が参加していて、ある大会関係者は「年代を超えて交流できるのが卓球の良いところ。いろんな人に参加してもらいたい」と話していました。 -
終盤に追い上げ 上伊那初日は5位
長野県を北から南に縦断して襷をつなぐ、第61回長野県縦断駅伝が17日始まりました。
長野市から岡谷市までの初日、上伊那は5位となっています。
朝8時半、号砲とともに県内15地域の選手たちが、長野市の信濃毎日新聞本社前をスタートしました。
県縦断駅伝は、昭和27年から毎年開かれていて、今年で61回目を迎えます。
2日間かけて、長野市から飯田市まで、およそ220キロを襷でつなぎ、県内を縦断します。
初日は、各チーム岡谷市のゴールを目指し、12人で襷をつなぎました。
過去33回と最多優勝数の上伊那は、序盤7位前後を行き来する苦しい展開となりましたが、終盤の11区、12区で順位を押し上げ、1位の上田東御小県と9分29秒差の5位でゴールしました。
上伊那チームの竹入増男監督は「スタートで出遅れてしまったが、選手の頑張りもあり5位まで順位を上げる事ができた。2日目は地元の期待に応えられるよう、最初から飛ばして一つでも上の順位を狙っていきたい」と話していました。
2日目の18日は松本市の松本城公園から飯田市の飯田合同庁舎までの98.5キロで、伊那市での襷リレーは、長野ダイハツ販売伊那店前で10時半頃となっています。 -
広域連合 今後ごみ増えると予測
上伊那広域連合は、16日の廃棄物政策審議会で今後ごみの量は、増加傾向になるとの見通しを示し、見直しを進めているごみ処理基本計画の基礎データとすることが承認されました。
ごみが増加するとの予測は、今後10年間の人口推計によるものです。
広域連合では、上伊那8市町村の現在19万1,239人の人口は、10年後の平成35年度には、17万8,492人に減ると予測する一方で、世帯数は、現在の7万124世帯から7万1,820世帯に増加すると試算しました。
世帯数が増加しだした平成22年度頃からごみの量も増えていることと環境省の世帯の構成人数が少なくなるほどごみの量は増えるとの見解から、今後はごみの量が増加傾向になると予測しました。
16日の審議会では、ごみの量の推移をより正確に把握しようと今後は、可燃ごみ・不燃ごみの組成分析を行う調査を年4回全ての市町村で行うことや、年代や家族構成、ごみの出し方などについて聞くアンケート調査を3,000世帯で行うことを決めました。
広域連合は、こうした調査をふまえ、ごみの排出目標などを定めたごみ処理基本計画を来年12月をめどに策定したい考えです。 -
狩猟解禁 ワナ猟今年度も期間延長
今年度の狩猟期間が15日から始まりました。
今年度も、シカとイノシシなど有害鳥獣の捕獲を積極的に進めるため、ワナによる狩猟期間が1か月間延長されます。
15日朝は、6時に、伊那市伊那猟友会や伊那警察署の署員が集まり、初日のパトロールを行いました。
猟友会会員は、マナー指導などのため西山を中心に車で猟区を見て回りました。
以前は、キジや山鳥を狙って他地区からも狩猟に訪れていたということですが、鳥が少なくなったため、他地区からの狩猟者は減っているということです。
近年では、シカの食害など有害鳥獣による農作物への被害が増加していることから、猟友会では年間を通して駆除を行っているということで、狩猟の解禁も、手放しでは喜べない状況です。
狩猟期間は、通常11月15日から来年2月15日までですが、長野県では、平成20年度から、ニホンジカとイノシシの個体数調整を進めるため、ワナ猟については1か月間延長して、3月15日までとしています。
今年度も、ワナ猟については、来年3月15日までとなっています。 -
新消防組織は広域連合の内部組織に
上伊那消防広域化協議会が12日伊那市のいなっせで開かれ、新たな消防組織は上伊那広域連合の内部組織とする案が了承されました。
協議会では消防広域化について具体的な検討を行っている専門委員会で決定した、新たな消防組織と広域化の時期が案として示されました。
案は新たな消防組織は上伊那広域連合の内部組織とすること、また広域化の時期については、平成27年の4月1日としていて、協議会で了承されました。
協議会では消防本部の庁舎建設に関する各市町村の負担割合について先行して話し合うべき、など協議の進め方について検討するよう事務局に意見が出されていました -
広域連合 JR駅無人化で下伊那と連携
上伊那広域連合正副連合長会が12日伊那市のいなっせで開かれ、JR駅の無人化実施について猶予期間を伸ばすよう下伊那と連携して求めていくことなどが確認されました。
連合長会は冒頭のみ公開で行われました。
会議ではJR飯田線の沿線市町村で構成する利用促進連絡協議会でJRとの交渉について下伊那と連携していくことが確認されました。
具体的に求めていくことは市町村で駅舎職員を雇うかどうかについての回答について年内いっぱいとしていますが、その回答期限を伸ばしてもらうとしています。
また無人化実施を来年4月としていますが、それについても延期を要望していきます。
上伊那広域連合では今後駅の利活用についても検討していくことにしています。
12日はほかに県経営者協会伊那支部と進める景観保全組織について行政と経営者協会から合わせて30人ほどで構成することなどが確認されました。
景観保全組織では観光客が多く通る広域農道沿いでのゴミゼロ運動や花の植栽を実施するほか統一した観光看板を掲示する計画で年内中に協議を始めるとしています。 -
JA上伊那まつりでフォトコンテストの写真展示
JA上伊那まつりが10日から始まり、本所会場では一般から募集したフォトコンテスト2012の応募作品が展示されています。
会場には37人から寄せられた88点が展示されています。
最高賞のJA上伊那組合長賞に選ばれた駒ケ根市赤穂の井口眞吾さんの作品は、上伊那駒ケ根特産「西瓜苗の定植」です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、優秀賞に伊那市西町の飯島奈美子さんの作品「たくさんとれたよ」が選ばれています。
佳作に選ばれたのは伊那市荒井の向山世男さんの作品「今年もよい柿が出来た」と、伊那市富県の小林兼久さんの作品「案山子に見詰められ!」です。
入選に選ばれたのは伊那市山寺の伊藤好幸さんの作品「大豊作」と、伊那市西春近の酒井幸一さんの作品「つい本気になってしまう?」です。
特別賞に選ばれたのは伊那市富県の鹿野茂子さんの作品「力を合はせ」です。
会場には地元産の農産物や加工品が並び、訪れた人でにぎわいました。
上牧会場では、昭和20年代の発動機などが展示されました。
昭和8年のものもあり、大きなエンジン音を響かせていました。
JA上伊那まつりは11日まで開かれています。 -
長野県縦断駅伝競走 上伊那チーム結団式
11月17日と18日に行われる第61回長野県縦断駅伝競走を前に上伊那チームの結団式が8日、伊那市役所で行われました。
結団式には、選手や関係者などおよそ50人が参加し健闘を誓いました。
今年は、控え選手を含めた29人のうち、大学生以下は6割以上の19人と若いメンバーで構成されていて、初出場者は8人です
上伊那は、過去60回の大会のうち33回優勝していますが、平成17年の54回大会以来、優勝から遠ざかっています。
関係者は、「若い選手が育ってきているので34回目の優勝を勝ち取りたい」と話していました。
結団式の後、ゲンを担いでソースカツ丼を関係者全員で食べ、士気を高めました。
県縦断駅伝競走は17日に長野市をスタートし、2日間をかけ22区間を襷でつなぎゴールの飯田市を目指します。
伊那の中継所は、18日の午前10時半頃通過する見込みです。 -
アマゴの卵20万個 天竜川支流に放流
天竜川漁業協同組合は、アマゴの卵およそ20万個を9日、天竜川支流に放流しました。
孵化直前の卵。
鳥などの外敵から守る為に「埋設放流」と呼ばれる方法で放流します。
埋設放流は、卵を石で囲い木の枝などで隠す方法です。
天竜川漁業協同組合は、9日、辰野町から駒ヶ根市までの天竜川支流にアマゴの卵を放流しました。
このうち、三峰川水系には6万2千個の卵が放流されました。
組合では、毎年イワナやアマゴの成魚と稚魚、卵の放流を行っていますが、卵で放流したものは自然に近い状態で育つため、姿形の整った成魚になるということです。
放流した卵は1か月ほどで孵ります。
15センチの成魚になるには3年ほどかかるということです。 -
「一方的に幕を下ろすことなく・・・」
9日長野市で開かれたリニア新幹線建設促進長野県協議会の総会で、上伊那地区期成同盟会の会長として出席した白鳥孝伊那市長は、飯田線の駅の無人化計画を進めるJR東海に対し「一方的に幕を下ろすのでなく、地域の意見を聞く姿勢をもってもらいたい」と要望しました。
長野市で開かれた長野県協議会の総会には、来賓としてJR東海の宇野護常務執行役員が招かれ、飯田線の駅の無人化は、「飯田線を維持するうえでやむを得ない」とあいさつしました。
阿部知事は、冒頭のあいさつで、「リニア建設は地域の理解が不可欠。飯田線に関しても真摯な対応をお願いしたい」とJR側に求めました。
白鳥市長は、宇野常務執行役員に対し、飯田線の駅の無人化について一方的に幕を下ろすのではなく、地域の意見を聞いて知恵を出し合う姿勢を持ってほしい」と要望しました。
JR東海では、来年4月から伊那北駅・沢渡駅・伊那松島駅など飯田線の県内12ある有人駅のうち9駅を無人化する方針を打ち出しています。 -
中病 医師・看護師に患者「満足」
伊那中央病院の患者の満足度調査の結果、外来・入院患者ともに、医師や看護師の対応について非常に高い評価をしていることが分かりました。
10月24日夜は、中央病院の職員を対象にした満足度調査の報告会が開かれました。
調査は定期的に行われていて、今年は、外来患者2千人、入院患者405人を対象に、8月から9月にかけて行われました。
外来患者の調査では、医師の対応・説明などについては、非常に満足・満足をあわせて、90.8%が満足。看護師の対応では、90.4%が満足と評価しています。
入院患者では、医師の対応については、94.9%、看護師の対応では92.7%が満足と回答しています。
プライバシーへの配慮について満足と答えたのは、外来は70.6%、入院が81.5%でした。
評価を受けて、川合 博院長は、「高い満足度をうれしく思う。プライバシーの満足度が低めなので、重点的に取り組むべき課題が見つかった」と話していました。
調査を行った医療関係事業を行うニチイ学館では「医師・看護師ともに90%以上は珍しい。非常に素晴らしい調査結果」としています。 -
新消防本部 富士塚グラウンド北側を提案
上伊那消防広域化協議会専門委員会が5日、伊那市のいなっせで開かれ新しい消防本部の位置は、伊那市荒井の富士塚グラウンド北側とする案が示されました。
専門委員会では、伊那消防組合消防本部と伊南行政組合消防本部が統合した場合の消防本部の位置について伊那消防署の移転候補地となっている伊那市荒井の富士塚グラウンド北側とし伊那消防署と併設して設置するとの案が示されました。
また消防指令センターについては新しい消防本部内に設置するとしています。
位置については、富士塚グラウンド北側で伊那消防署と併設、別棟で新設、現在の伊南行政組合消防本部の北消防署に別棟で増設の3つの案を比較検討し選定したということです。
提案理由としては、大規模災害に対する備えや、上伊那全体の消防力を維持するうえで適正な配置であることを挙げています。
今回の案は次回の専門委員会で検討され、決定したのち上伊那消防広域化協議会に提案されます。 -
特別支援学級と伊那養護学校の合同作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校に通う児童や生徒の合同作品展が2日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、段ボールで作った作品や書など児童と生徒の作品およそ50点が展示されています。
作品展は、子ども達の表現活動の発表の場と、地域の人に障害者に対する理解を深めてもらう目的で毎年開かれていて今年で39回目です。
紙粘土を使って上空からみた街並みを表現した作品や、数人で作った手づくりの神輿などが並べられています。
ある関係者は「楽しく作っている雰囲気を感じてもらえたらうれしい」と話していました。
作品展は、6日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
上伊那の祭りと行事 映像の祭典
上伊那の祭りと行事を季節ごとにまとめ上映する映像の祭典が、3日と4日の2日間、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれます。
あすからの祭典を前に報道向けの事前上映会が2日に開かれ、上伊那の祭りを60分にまとめた総集編が初めて公開されました。
上伊那の祭りと行事は、上伊那広域連合の地域伝統文化総合活性化事業として制作されたものです。
上伊那広域連合から撮影編集などを委託された井上井月顕彰会では、30の祭りと行事を撮影していて、祭典ではそのうちの21作品が上映されます。
他に、民族芸能の研究家や祭りの担い手などによるトークセッションも企画されています。
制作にあたった井上井月顕彰会で映像作家の北村皆雄さんは「伊那谷で育った祭りを再確認することで自分達の足元を見つめ直す2日間になればうれしい」と多くの来場を呼び掛けています。
上伊那の祭りと行事30選映像の祭典は、3日と4日の2日間、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれます。
入場は無料です。