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南箕輪小6年
大芝高原音頭を練習南箕輪村の南箕輪小学校6年生は11日、大芝高原まつりで踊る大芝高原音頭Newヴァージョンを体育館で練習した。
6年生の4クラス129人が、踊りに参加する。初の講習会で村からインストラクター6人が指導に訪れた。
児童は、みこしを担ぐ、村を一望する、祭りを楽しむなどそれぞれに意味のある振付を、インストラクターの動きを見ながら少しずつ練習。サンバのステップなど難しい部分に苦労しながらも、何度も繰り返して覚えた。
祭りでは竹の鳴り物を持って踊るが、これから鳴り物として作る竹を手に、手をたたく振りで竹を打ち鳴らしながら、音楽にのって元気に踊った。
児童は覚えが早く、振付のほとんどを習得。今後は学級などで練習する。祭り当日に着る衣装の準備にも取り組む。 -
女児が大型貨物車と衝突して重傷
11日午後3時10分ごろ、南箕輪村南殿の国道153号で、伊那市手良野口の会社員竹内勲さん(60)運転の大型貨物車と、同村の会社員坂井俊彦さんの長女・歩佳ちゃん(6)=小学1年=が衝突。歩佳ちゃんが頭蓋骨を折る重傷を負った。
伊那署の調べでは、伊那市方面から箕輪町方面へ進行中の竹内さん運転の車と、同市方面に向かって左側の歩道から道路に出た歩佳ちゃんが衝突した。 -
南箕輪小6年
大芝高原音頭で使う竹取り作業南箕輪村の大芝高原まつりに参加する南箕輪小学校の6年生は、大芝高原音頭のNewヴァージョンで使う竹の鳴り物作りに取り組んでいる。1、2組は10日、竹を提供した有賀春二さん(74)=田畑=の竹林で、竹取り作業に精を出した。
昨年から村を知ろうと活動してきた6年生は、総合的な学習の時間に話し合い、村の役に立つことをしたい、地域の活性化のため村の行事に参加したい-と、大芝高原まつりに大芝高原音頭Newヴァージョンの踊りとフリーマーケットで参加することを決めた。
大芝高原音頭Newヴァージョンは、竹の鳴り物を手に持って踊るため、児童60人が有賀さんの竹林を訪れた。有賀さんが切り出しておいた竹を、節を残して30センチくらいの長さに切る作業で、児童はのこぎりで切る人、竹を持って支える人と役割分担し、炎天下の中、汗をかきながら作業に取り組んだ。
今後、村の講習会に参加した児童を先生に、竹の中に小豆などを入れ、装飾して鳴り物を完成させる。 -
信大で外国人留学生との交流会
信州大学農学部で学ぶ外国人留学生と地元関係者との交流を図る交流会が10日、信州大学農学部であった。約35人の留学生と市町村関係者、各地区ロータリークラブのメンバーなどが参加。留学生のお国自慢料理などを楽しみながら交流を深めた。
信州大学農学部外国人留学生支援の会(会長・唐澤豊学部長)の事業の一環。異国の生活への不安解消してもらおうと留学生の家族も共に参加した。
参加した留学生は壇上に上がり、一人ひとり自己紹介をした=写真。中国からの留学生、姚トン(ヤオトン)さんは「ここでの友人との日々は大切な財産。各国から信大へと留学生が集まっているが、日々の生活の忙しさからお互いのことをあまりしならい。この場を通じて互いに交流を深めたい」と語った。
その後、伊那市そば打ち名人の会のメンバーが打った日本そばとバングラディッシュの留学生が作ったお国料理を交えた懇親会もあり、さらなる親ぼくを深めた。
本年度、同学部で学ぶ留学生は54人。出身はアジアを中心とする13カ国だが、約半数は中国からとなっている。母国に戻り就職する者が多かったが、昨年は約半数が日本で就職。県内に残った留学生も多かった。 -
大芝高原七夕灯ろうまつり
南箕輪村大芝高原の水の広場周辺で8日夜、七夕灯ろうまつりがあった。手作りの灯ろうに明かりが灯ると光の道ができ、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。
みどり塾有志、上伊那農業高校、村開発公社、青少年健全育成村民会議などの主催。今年で5年目。
灯ろうは、ダンボール箱を骨組みにし、和紙などを張った手作り。スイカやヒマワリ、花火などの絵や、七夕の願い事などを自由に書いた。南箕輪小学校、南部小学校の各5年生、村内保育園、公民館学級、JAなど13団体が参加し、300個近くが広場や歩道にずらりと並んだ。
広場で小学生によるリコーダー演奏などのミニミニコンサートのあと、一斉に蜜ろうキャンドルに点灯。辺りが暗くなるにつれ、灯ろうの明かりが一層やさしく周囲を照らし、訪れた人たちはのんびりと明かりを眺めて散策し、夏の夜のひと時を楽しんでいた。 -
ファミリークッキング
南箕輪村食生活改善推進協議会と村役場住民福祉課主催のファミリークッキングが8日、村保健センターであった。小学生の女の子たちがお母さんと一緒に楽しく調理した。
献立は野菜たっぷりのハンバーグ煮込み、ちくわサラダ、ヨーグルトのやわらかケーキの3品。メーンは、子どもが好きで、一緒にこねたり丸めたりできるハンバーグを、ピーマン、ナス、トマト、オクラなどたくさんの野菜と煮込む。
小学1年生から5年生までの児童と保護者13組21人が参加。エプロン、三角きん姿で調理に取りかかった。子どもたちは包丁で手を切らないように慎重に野菜を切ったり、ケーキ用のヨーグルトをバットに平らになるよう丁寧に伸ばしたりと、一所懸命に調理。料理が完成すると、皆でおいしく試食した。 -
南箕輪小・中学陸上が東海大会と北信越大会出場報告
南箕輪村の南箕輪小学校陸上リレーチームと南箕輪中学校陸上部の1年・稲見正麻君(12)が6日、村役場の唐木一直村長を訪ね、来月ある東海大会、北信越大会への出場を報告。唐木村長から「自己ベストを目指して頑張ってほしい」と激励を受けた。
リレーチームは6年生の倉田諒君、唐沢玄君、崇島見介君、加藤雅也君。上伊那予選を勝ち抜いて出場した6月の県小学生陸上競技大会男子4×100メートルリレーで54秒65を記録し3位に入賞。名古屋市である東海大会への進出を決めた。
稲見君は、松本平広域公園陸上競技場で2日にあった中体連陸上県大会の1年男子100メートルに出場し、12秒8で2位。富山県である北信越大会に進む。
リレーチームは「54秒を切ってベストタイムを出すためにも、バトン渡しをスムーズにできるように練習していきたい」と決意。稲見君は「全国大会へ出場できるように頑張りたい」と抱負を述べた。 -
上伊那労福協が南箕輪村に寄付
上伊那地区労働者福祉協議会(小林正昭会長)は5日、南箕輪村の大芝高原で昨年7月にあった第7回上伊那労福協まつりのバザー売上金の一部と各団体・単組からの寄付金10万円を福祉のために-と、南箕輪村に寄付した。
小林会長、事務局の根橋美津人さんが村役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡した。村長は、「大芝を利用してもらいありがたい。(寄付金は)福祉のため有効に活用させていただく」と感謝した。
上伊那労福協は、連合上伊那地域協議会、上伊那地区労組会議、上伊那高齢退職者連合、労金伊那支店・駒ヶ根支店、全労済南部支所、上伊那友愛連絡会、上伊那中立労組連絡会、上伊那勤労協連合会で組織する。
上伊那労福協まつりは、第2回から大芝高原で開催。模擬店、子ども向けコーナー、魚つかみ大会、参加団体の各コーナーなどがあり、昨年は7月17日開催で、約2500人が来場してにぎわった。
今年は23日午前10時縲恁゚後3時、大芝高原多目的広場で開く。未組織労働者も労福協に参加してもらう活動を模索中で、祭り会場に就職相談、住宅・土地情報コーナーなどの設置も検討している。 -
筑波大学生が南箕輪の子どもの運動生活を調査
筑波大学(茨城県)の学生が学校体育経営実習の一環で、児童、生徒たちの運動生活の様子を調べるため、6、7日、南箕輪村内の3小中学校を訪問。初日は南箕輪南部小、南箕輪中の2校で、体育の授業や部活動を参観し、子どもたちに運動に対してのアンケート調査をした。
学生の研究能力を育てるための授業。南部小の尾台良左校長が内地留学を利用し、同大学で学んでいたのをきっかけに、毎年実施の実習が本年、初めて同村内で開かれた。
同大学人間総合科学研究科の学生、助教授ら約20人が訪問。ソフトバレー、水泳などの体育の授業を参観し、児童たちの友達や先生との関わり回数や、運動時間などを調査し、先生の指導方法なども記載用紙に記した。
調査結果は12月、報告書にまとめ、各学校へ提出する予定。尾台校長は「教師が子どもの可能性を引き出すための運動経験を提供できるよう、結果を活用していきた」と話した。
7日は南箕輪小を訪れ、ハンドボールの体育授業を観察し、児童たちにアンケート調査する。 -
太鼓グループ「鼓龍」が大芝高原まつりに向け練習
南箕輪村の太鼓グループ「鼓龍」(16人、井原夏二代表)が、8月26日開催の大芝高原まつりに向け、太鼓練習に励んでいる。
鼓龍は毎年、工夫を凝らして祭りに参加。今年は初の担ぎ桶太鼓で、会員の個人所有4台と新たに購入した2台の計6台を用意し、パレードと花火前の湖上ステージに参加を予定する。
パレードは、今年完成した大芝高原音頭Newヴァージョンが統一曲となるため、鼓龍独自のアレンジをし、太鼓のほか鳴り物、篠笛を加える。湖上ステージでは、「オケ鼓っこ」(作曲・出山敦生)を演奏する。
祭りに向けた練習は6月から始まっており、毎週火曜日の夜、村民センターホールを会場に、高校生5人を含む会員が、個々に演奏の細部を確認し合ったり、通しで演奏するなど熱心にけいこしている。
井原代表は、「これまでは据え置きで演奏する太鼓が多く、移動しながらできるものがなく寂しかった。今年は桶太鼓で気楽に歩きながら太鼓を打ち、祭りをにぎやかにしたい」と話している。 -
南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村と村社会福祉協議会による村戦没者慰霊祭が4日、村公民館であった。遺族や来賓ら約100人が参列し、戦没者に祈りをささげ、恒久平和を誓った。
唐木一直村長は、「戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継ぎ、二度と戦争の惨禍を繰り返さぬよう誓う」と式辞を述べた。上伊那地方事務所長、上伊那郡遺族会長、村議会議長が追悼の言葉を寄せた。
参列者は黙祷し、一人ずつ献花して深々と頭を下げた。遺族を代表して村遺族会の牛山敞司会長は、「戦争は風化してきていると言われるが、世界では悲惨なことが起きているのが現実。平和で静かな暮らしよい世界になるよう遺族もがんばってまいる」とあいさつした。 -
南箕輪村大芝高原のブルーベリー狩り8日オープン
南箕輪村大芝高原のブルーベリー観光農園のブルーベリー狩りが8日から始まる。ブルーベリー観光農園組合(組合員4人、田中実会長)の農園4カ所で楽しめる。
ブルーベリー狩りは2年目。今年は低温が続いたため開園が少し遅れていたが、いよいよオープンし、8月上旬まで開く。
農園は西天竜より西側。昨年は組合員2人の園のみだったが、今年は4園で面積も95アールに拡大。5年から8年生の木がもぎ取り可能という。
チケット販売は大芝高原味工房、大芝荘のほか各農園でも扱う。料金は昨年と同じく1時間以内の食べ放題で中学生以上1千円、小学生500円。中学生以上にはパックのお土産付き。入園時間は午前10時縲恁゚後3時。各農園で直売もする。駐車場も数台分ある。
問い合わせは味工房(TEL76・0054)、大芝荘(TEL76・0048)へ。 -
大芝高原まつり8月26日開催
実行委員会で内容協議南箕輪村の第21回大芝高原まつり実行委員会は4日夜、村民センターで開き、祭りの内容を協議した。
今年は8月26日の土曜日開催。大芝高原音頭Newヴァージョンの完成により、パレードの統一曲ができたことやステージでの発表など新たな団体参加や祭りの盛り上げに期待を寄せる。
大芝高原まつり運営規約の改正は、役員で従来の実行委員長1人、顧問10人を、実行委員長1人、副実行委員長3人、顧問7人に改正。実行委員長を補佐し、職務代理の職にある副実行委員長を設けた。副実行委員長は村商工会長、当年度の区長会長、村助役があたる。
イベントは次の通り。
▽ゲートボール午前8時縲・0時半・屋内運動場▽マレットゴルフ午前9時縲恊ウ午・マレットゴルフ場▽おまつりステージ午前10時縲恁゚後7時半・大芝湖西▽クラシックカーフェスティバル午前10時縲恁゚後3時・大芝の湯駐車場▽フリーマーケット午前10時縲恁゚後3時・第1駐車場西歩道脇▽防災コーナー午前10時縲恁゚後2時・大芝の湯駐車場▽乗馬体験午前10時縲恁゚後2時・ロータリー北▽地場農産物即売会午前10時縲恁゚後1時・ロータリー南▽ふるさとの味午前10時縲恁゚後3時半、大芝湖南▽親子ふれあい木工午前10時縲恁゚後2時・旧多目的広場▽闘鶏大会午前10時縲恁゚後2時・旧多目的広場▽ふるさとの味午前10時縲恁゚後9時・愛の鐘南▽福祉ボランティア午前10時縲恁゚後4時・車いす専用駐車場▽出店コーナー午前10時縲恁゚後3時半・野球場東▽木曽の物産展午前10時縲恁゚後3時半▽たらい体験・レース午前10時半縲恁゚後1時・大芝湖東▽おまつりパレード午後2時縲・時・プール南▽民謡踊り午後4時縲・時半・西大芝湖南▽花火大会午後7時半縲・時 -
警察署に県知事選の事前運動取締本部設置
第17回県知事選挙の実施に伴い、4日、県警察本部及び、県下25警察署に事前運動取締本部が設置された。同日午前10時、伊那署内にも同本部が設けられた=写真。
前回の県知事選挙では管内で違反行為はなかった。刑事課の相澤光宏課長は「公正な選挙の確保、実現に向け、小さな違反も見逃さず、厳正に取り締まっていく」と目を光らせている。
第17回県知事選挙は20日告示、8月6日投開票。13日には、各署などに違反取締本部が設置される。 -
県下初の民間事業所が防犯ボランティア組織
伊那署は4日、上伊那の事業所でつくる「県自動車整備振興会伊那支部」(杉本廣志支部長)の同署管内の25業者65人を、自主防犯パトロール隊員に委嘱した。この日は各業者の代表約20人が訪れ、小嶋惣逸署長から委嘱状を受け取った。
同支部は「自分たちも子どもを守る活動に積極的に参画しよう」と、同署の委嘱でパトロール隊を結成。署によると、民間事業所が防犯ボランティア団体を組織するのは県下で初めてとなる。
委嘱状の交付後、隊員で「こどもを守るオアシスパトロール隊」を発足。今後は7月中旬までに、青色回転灯を25業者50台に設置し、▽児童の登下校時の巡視▽事件、事故発生時の巡視竏窒ネどの業務を通じて、防犯活動を実施していく。
同支部長の杉本代表は「地域の安心、安全に寄与することを誓う」と決意表明。小嶋署長は「県下では初めてのケースなので、今後の活躍が期待される。大きな味方ができたと心強い」と激励した。
現在、駒ヶ根署管内の県自動車整備振興会伊那支部内の業者も、同様の活動を展開しようと話し合いを進めている。 -
英語弁論大会でモンゴルのことを語り全国大会出場権を手にした
上伊那農業高校生物工学科2年
伊那市美篶
御子柴すみれさん(16)今、モンゴルの人の半分は遊牧生活をやめ、都市へと移り住むことを選んでいます。しかし、都会の方が本当に楽しいのでしょうか。どうして彼らは何千年も続けてきた遊牧生活をやめなくてはならないのでしょうか竏秩B
6月23日、上伊那農業高校で開かれた第26回英語弁論大会の長野県予選で、モンゴルでの経験から感じた思いを英語で聴衆に訴え、見事全国大会への切符を手にした。昨年も出場したが、惜しくも最優秀賞を逃した。その悔しさも後押しし、膨大な思いを制限時間内で話せるよう、しっかりと文章を練り込んだ。原稿ができたのは本番の約1週間前。そこからスピーチを必死で練習し、なんとか本番に間に合わせた。「いろんな先生方がすごく熱心に指導してくれたおかげです」と笑みを浮かべる。
◇ ◇
「スーホの白い馬」を読んで以来、憧れていたモンゴルを初めて訪れたのは中3の夏休み。大草原を駆け抜ける馬、長年引き継がれてきた遊牧生活への期待を胸に、首都・ウランバートルに到着。そこには想像を超えた世界が広がっていた。高層ビル、コンビニエンスストア、何の不自由もない都市の生活竏秩B衝撃を受けた。しかし、最も衝撃的だったのは自分とあまり年の変わらない子どもが、物乞いをしている姿だった。モンゴル最大のデパートを訪れた時、親を無くしマンホールで生活する“マンホールチルドレン”と呼ばれる子どもたちが物乞いをしていた。何かしてあげたい気持ちはあった。しかし通訳に「きりがないから」と止められた。テレビの中でしか見たことのない世界を目の当たりにし、自分の置かれた環境の豊さを思い知る。
◇ ◇
その後、遊牧民の生活を体験するために都市部からはなれたボルノール村へ。そこでは、母親・モギーをはじめとする大家族のゲルに泊り込み、仕事を手伝いながら共に生活を送った。「言葉が通じないことが最初は不安だったけど、簡単な英語は伝わったし、ほとんどはジェスチャーで伝わって。言葉は通じないのにコミュニケーションがとれるのは楽しかった」。他人の子、自分の子という分け隔てはなく、一家の周りには当たり前のように多くの子どもが集まっていた。
ものすごく寒い夜があった。その日はほとんど眠ることができなかったが「寒かった」ということは言わなかった。しかし次の日、モギーは一枚の毛布を持って、そっと掛けてくれた。人の温かさが溢れた生活。物質的な豊かさはない。しかし、厳しい自然環境が人の絆を一層強くしているんだ竏秩B強い感動した。
◇ ◇
「私自身、都会への憧れがあったりするから、モンゴルの人が都会の生活へと移っていくのも分かる。でも、マンホールチルドレンや黒い煙、ゴミの山を生む都市の生活と、無駄が無く人の温かさがある遊牧生活、どちらが本当に幸せなんだろうって思う。豊かさを求めすぎた結果、その国の文化が消えていってしまうのは寂しい。そう思うんです」。 -
第3回南信宅幼老所の集い
長野県宅老所グループホーム連絡会主催の第3回南信宅幼老所の集いが1、2日、南箕輪村の大芝荘であった。実践発表や講演などがあり、参加者は情報交換し、互いに学び合った。
34団体の81人が参加。今回は東信、中信からの参加もあった。実践発表は、伊那市の宅幼老所もくれんの家、駒ヶ根市のこまネット「梨の木」宅老所が発表した。
04年11月に開設したもくれんの家は、1人で立派に暮らし99歳で亡くなった利用者の例を挙げ、楽しみの入浴など本人の希望に沿うように介助してきたことなどを話し、「ほんの少し娘さんのお手伝いをしただけだが、たくさんのことを学んだ」と話した。
こまネット梨の木は04年3月に開設。半年前に家族会を立ち上げ、家族が自分だけが苦労しているのではないということがわかり、仲間ができたことを話した。「家族を巻き込んで介護できる形にしたい」とし、「家族会に出てきてもらえない人達をどう掘り上げていくかが課題」と語った。
講演は、矢島診療所・グループハウス「遊子舎」所長の矢島嶺さんの話を聞いた。 -
南箕輪村森林セラピー協議会発足
南箕輪村の信州大芝高原「みんなの森」が林野庁などで構成する森林セラピー実行委員会からセラピーロードに認定されたことを受け、村は3日夜、森林セラピーのメニュー作りなどに取り組む森林セラピー協議会を発足した。第1回会議を役場で開き委員を委嘱。森林セラピーの内容を紹介し、今後の予定などを協議した。
森林の持ついやし効果の解明や健康増進に向けた森林の活用などを研究する森林セラピー実行委員会が、全国10カ所(セラピー基地6カ所、セラピーロード4カ所)を認定。4月に認定発表があり、6月27日に認定証・盾授与式が東京であった。認定は2年間。07年4月1日が全国一斉森林セラピー基地・ロードのグランドオープンで、06年度中は準備期間となる。
村は、大芝高原の森を総合的に活用した健康づくりを推進し、村民らの健康増進をはじめ、森林セラピーの役割や重要性の理解を促進し、観光振興にもつなげることを目的に、協議会を設置した。委員は14人。会長は大熊恵二さん(村議会経済常任委員長)、会長代理は堀正秋さん(村商工会副会長)。任期は2年。
グランドオープンに向けメニュー作りの検討、人材育成、森林整備、看板設置の4項目を中心に準備を進める。10月29、30日には森林セラピーモニターツアーも予定する。
協議会は主に、村の特長を生かした宿泊プラン、日帰りプランなどの具体的な森林セラピーのメニューを考える。観光、食事、運動、温泉、医療、森林など独自のメニューに盛り込む項目を検討し、実際に「みんなの森」も歩く予定。 -
信大おでかけ保健所開催
保健所機能を一般に広め、有効利用してもらうことを目的とした伊那保健所の「おでかけ保健所」が30日、南箕輪村の信州大学農学部であった。昨年6月にできた食事バランスガイドを使った食事指導や健康測定があり、多くの学生が自分の健康状態や食生活を改めて考えた。
昨年まで「タウン保健所」として大学や大型店、市町村の健康イベントなどで開催していた取り組みを今年は名前を変更して実施。歯科衛生、禁煙、健康相談など、7つのコーナーを設け、講義の空き時間などに参加してもらった。
今年は、一人暮らしで偏った食事になりがちな学生に、自身の食生活を見直してもらおうために「栄養・食生活コーナー」を新たに設置。また、聴導犬・盲導犬のデモンストレーションも企画した。
栄養・食生活コーナーでは、料理見本から自分の食べたいものを選んでもらい、その摂取カロリー、栄養バランスなどを比較。必要とする食品種類は多い一方、肉類を中心とする主菜の摂取が飛びぬけている学生も多く、担当者のアドバイスに真剣に耳を傾けていた。 -
大芝の湯と大芝荘に県の温泉表示認定制度の認定書届く
今月9日に県の「安心、安全、正直」な信州の温泉表示認定制度の認定を受けた南箕輪村のふれあい交流センター・大芝の湯と大芝荘へ30日、認定書が届いた。大芝荘の山・ス文直支配人は「オープン以来利用者に安心して使ってもらえるよう衛生、安全に配慮してきた。今後一層努めていきたい」と語った。
温泉施設が自主的に情報公開することで信頼性を高めると共に、利用者がより自由に利用施設を選択できるようにすることを目的として04年から始まった制度。現在は県内の対象施設1800のうち、60施設が認定を受けており、上伊那では4番目。認定を受けるには、源泉名、換水の状況、浴槽清掃の状況などを正しく開示することが求められている。
1日平均910人の大芝の湯は、上伊那で最も年間利用者が多い施設。毎月1回レジオネラ菌の検査をしたり、週1で浴槽内を清掃、殺菌消毒するなどして、衛生面でも最大限の配慮をしている。また、バリアフリーを所々で取り入れており、お年寄りにも優しいつくりになっている。 -
南箕輪村役場窓口業務時間を延長 午後5時30分まで
南箕輪村は、人事院規則の改正による国家公務員の勤務時間制度見直しにならい、1日から職員の勤務時間を変更し、役場庁舎の窓口業務時間を15分延長して午後5時30分までとする。
村議会6月定例会で条例改正案が可決され、職員の休息時間(有給扱い)が廃止になったことによる変更。「15分延長になるので、利用してください」としている。
村は住民サービス向上のため、これまで月曜日は住民係の窓口業務を午後7時まで延長し、住民票と印鑑証明書の発行をしているが、同サービスは引き続き行う。住民係では月曜日以外の時間外で証明書の発行が必要な場合は電話で相談してほしい-とする。
また、住基カード所持者は伊那市役所、駒ヶ根市役所、箕輪町役場、辰野町役場、いなっせの自動交付機で住民票の写し、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍全部事項証明及び個人事項証明の交付が受けられるため、住基カードの利用も呼びかけている。 -
箕輪町、南箕輪村が伊那ケーブルテレビで文字放送開始
箕輪町と南箕輪村は1日、伊那ケーブルテレビの町、村それぞれの専用チャンネルで、文字放送を開始する。
伊那ケーブルテレビがBSデジタル放送をアナログ変換して放送してきたサービスが6月末で終了し、本来のデジタル放送に移行することに伴い、アナログの29チャンネルが箕輪町、30チャンネルが南箕輪村の専用チャンネルになる。デジタルの専用チャンネルは町がC512、村がC513チャンネル。
町と村は、専用チャンネルで行事のお知らせ、休日当番医、水道休日当番店などを文字で放送する。デジタルでは6月20日ころから試験的に放送を始めているが、7月中は試験放送で、文字の大きさ、写真の色などを調整する。
箕輪町は、緊急メール配信サービスで登録者に火災などの緊急情報が配信された場合は、専用チャンネルでも文字放送に割り込み優先的にメールと同じ内容を表示する。
南箕輪村は、村広報番組「素顔がいいね みなみみのわ」も放送する。 -
伊那消防組合 部隊活動円滑に規律訓練
伊那、高遠、箕輪、辰野消防署でつくる伊那消防組合(消防長・早川正行伊那消防署長)は27、28日、伊那市の市民体育館と県伊那勤労者福祉センター体育館で規律訓練に取り組む。初日は組合内の署員65人が参加し、軽快な動作を修得した。
署員の規律心の向上を目指し、日ごろの活動が部隊として円滑に運べるよう、毎年している行事。同様の訓練を2日間に分けて実施し、組合署員のほとんどとなる約130人が規律を学ぶ。
小隊の編成、隊列の整とんのほか、行進間、停止間の動作、敬礼方法などを指揮者の指示に従がって訓練。休憩を取りながら約3時間にも及んだが、署員らは真剣な表情で規律ある動きを見せていた。
あいさつに立った伊那消防組合の登内正史次長は、実のある訓練となるよう「大きな声と汗を出してもらいたい」と呼び掛けた。 -
伊那市少年補導委が市内高校などを訪問
伊那市少年補導委員会などは28日、市内にある4高校と南箕輪村の上伊那農業高校を訪問した。同委員会は定例補導で特に多く見受けられる現状をまとめた要望書を提出、各学校では要望内容について生徒指導していく。
毎年一回の高校訪問に、委員会の丸田旭雄会長=伊那市美篶=ら6人が参加。▽通学路の迷惑歩行▽自転車の2人乗り、夕方の無灯火走行▽駅待合室での利用者への配慮▽カラオケ店での喫煙・飲酒竏窒ネどについて、注意を促す要望書を各校へ提出した。
伊那西高校を訪れた一行は、生徒指導主事の関島靖教諭と懇談し、生徒の登下校時の通行マナーについて指導することを確認。また、同校は「生徒が不審者によって被害を受けることが多い」とし、防犯面の協力を依頼した。
伊那市少年補導委員会は前年度、年間計87回の街頭補導を実施。少年ら延べ236人を補導したうち、高校生の補導人数は59人だった。 -
南箕輪村商工会青年部が子どもの安全見守り
独自にステッカー作成南箕輪村商工会青年部(部員26人、北沢博仁部長)は、小・中学生の通学時の危険を少しでも軽減できるようにと、独自に防犯のための「こどもの安全見守り中」ステッカーを作成した。7月3日から各自の営業車などに装着し、通学路付近などを通った際に子どもたちの安全を見守る。
子どもたちが事件に巻き込まれるなど社会的問題になっていることから、青年部として何か協力したい-と検討。村が配布しているステッカーもあるが、皆が同じステッカーを使うと見慣れてしまうこともあり、村とは異なるステッカーで目立たせると同時に青年部の活動アピールも兼ね、村教育委員会の許可を得て、建設業関係の部員の協力でマグネット式のオリジナルステッカーを作った。
青色に白字で「こどもの安全見守り中」とあり、青年部と村教育委員会の文字、部員の事業所を登録した番号が入っている。
ステッカーは40枚作成。部員が1人1枚は持ち、営業車すべてにはるため数枚持っている部員もいる。制作費は1枚千円で、部員各自が負担した。ステッカー使用規約も定め、子どもの安全監視目的以外に使用しないこと、ステッカーの盗難防止に努めることなどを盛り込んでいる。
青年部は、「登下校時をみはからってステッカーをはって通学路を走るなどして、子どもたちを見守りたい」としている。 -
井戸水汚濁訴訟の和解金支払い
東京高裁が控訴を棄却城南物産(本社・南箕輪村神子柴、埋橋常人社長)及び埋橋常人氏と南箕輪村の井戸水汚濁の損害賠償請求訴訟和解金支払いの問題で、東京高等裁判所は26日、城南物産と埋橋氏の控訴を棄却した。
村は05年8月、和解金450万円のうち村税滞納分を差し押さえて残金を支払った。これを不服とする埋橋氏側に対し、村は異議を申し立て、今年1月、長野地方裁判所伊那支部で勝訴。埋橋氏は「差し押えは許されない。相殺禁止規定に反する」と東京高裁に控訴した。
棄却の判決に埋橋氏は「上告するか戸惑っている。代理人、知人の意見を重んじ今後の対応を決めたい」としている。唐木一直村長は、「高裁が地裁伊那支部同様、村の主張を全面的に認めてくれたもので高く評価している。高裁の判決を尊重し、この争いが決着することを希望している」とした。 -
南箕輪村保育料2・8%~6・3%引き下げ 保育料審議会が答申
南箕輪村保育料審議会(堀深志委員長)は26日夜、唐木一直村長の諮問を受け、階層や年齢によって2・8%から6・3%引き下げる村長が示した改正案通りの答申をした。村は05年度に一律5%引き下げているが、06年度も引き続き、7月1日から引き下げをする。
村長は、「一層の子育て支援発展、充実のため、税の階層の低い世帯を重点に引き下げをお願いする」と諮問。審議会は、保育料について村の説明を受け慎重審議した。
村保育料は、階層が10区分。改正では、市町村民税非課税世帯、均等割のみの世帯、所得割の額のある世帯、所得税課税世帯で所得税額が3万円未満、3万円以上7万2千円未満の計5区分は、5・6%縲・・3%、所得税額が7万2千円以上の4区分は2・8%縲・・2%引き下げる。
引き下げにより保育料は年間約350万円の減額。村は、「350万円は村財政の中で影響なくできる。他事業へのしわ寄せはない」としている。
審議会では、「保育料を引き下げれば子育て支援か、という点もある。出産費用をいくらか助けられれば違うのでは」「長時間保育料も検討を」などの意見があった。
答申を受け村長は、「子育ては大変大きな問題。子育てしやすい、子どもを産みやすい環境作りが大切。ほかの子育て支援も検討し最重点施策として取り組みたい」と述べた。 -
南箕輪村で大芝高原温度ニューヴァージョン完成発表会
大芝高原まつりに向けて「大芝高原音頭Newヴァージョン2006」の制作発表会が25日、南箕輪村民体育会であった。村民約100人が集まり、アレンジ曲の生演奏を聞いたり新しい振り付けに挑戦した。
大芝高原まつり実行委員長の唐木一直村長は「ニューバージョンは『若い人からお年寄りまで踊れる曲を』との要望をうけてプロジェクトチームが検討を進めてきた。当日は大勢の人に参加してもらい盛大に盛り上げてほしい」とあいさつ。
大芝高原音頭普及チームの原志津男リーダーは「村民の意見を反映した内容なので多くの人に親しんでもらえると考えている。この機会に踊りの輪を広げ、祭りを成功につなげたい」と踊りへの思いを語った。
その後、アレンジ曲のボーカルを担当したゴスペルシンガー・ChiHirOさんの歌声に合わせて普及チームのメンバーが振り付けを披露。それを見ながら集まった村民も踊りに挑戦した。最初は戸惑う参加者もいたが、すぐに流れをつかみ、楽しみながら踊っていた。 -
竹の鳴り物作り講習会
「大芝高原音頭Newヴァージョン」の振付で使用南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会は24日、大芝高原音頭をアレンジした「大芝高原音頭Newヴァージョン」の振付で使う竹の鳴り物を作る講習会を村民体育館で開いた。参加者は竹を切ったり、竹の中に小豆を入れるなど熱心に鳴り物を作った。
大芝高原音頭普及チームは、竹製の鳴り物を持って踊ってほしい-と考え、事前に竹を切り出して準備してきた。
講習会は小学生や信州大学農学部の学生、保育士、村内の踊りグループ、普及チームメンバーら約40人が参加。竹をできるだけ節が両側に入るように長さ25センチから30センチに切り、穴を開けて小豆か大豆を中に入れ、テープで穴をふさぐ。毛糸のボンボンを片側に取り付け、竹にカラーテープを巻くなどして各自で装飾する。
祭りに参加する南箕輪小6年生は、「ボンボンを付けるところとか、大豆を入れるのが大変」「難しいけど楽しい」と話しながら作っていた。完成した鳴り物を手に、「大芝高原音頭Newヴァージョン」の踊りにも挑戦した。 -
英語弁論大会で上農の御子柴すみれさんが全国大会へ出場
全国の高校生が英語で主張し合う第26回英語弁論大会の県予選が23日、南箕輪村の上伊那農業高校であった。モンゴルで感じた自身の思いを訴えた上伊那農業高校生物学科2年の御子柴すみれさんが、最優秀賞を獲得。長野県代表に決定した。
国際理解への関心を深めることなどを目的とした大会。参加者は、制限時間内に英語弁論を展開し、論旨、態度、音声の総合評価で競い合う。今年は、県下7校から17人が参加した。
御子柴さんは「遊牧民の生活に魅せられて」と題して過去に訪れたモンゴルで感じた思いを発表=写真。
現地を訪れるまでは馬、大草原など、雄大な自然のイメージが強かったが、首都、ウラン・バートルでは、近代化が進み、都市の片隅には、親を失った子どもたちがマンホールで生活をしていた。一方、田舎では、今なお遊牧生活が営まれており、その中にある人々の温かさに触れる。
御子柴さんは、多くの人が物質的な豊かさを求めて遊牧生活を離れつつ実情にある「本当に都市の方が幸せなのでしょうか」と、複雑な思いを投げかけた。
留学生による日本語弁論大会の予選もあり、県内で唯一参加した赤穂高校のスティーブン・オーエンさんが全国大会に出場する。