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南箕輪村議会9月定例会日程
南箕輪村議会9月定例会は3日開会し、14日までの12日間開く。
提出議案は、南箕輪村学童クラブ条例など条例案5件、06年度一般会計などの歳入歳出決算認定7件、07年度一般会計など補正予算案5件、教育委員会委員の任命1件。報告は継続費の精算報告について。
日程は次の通り。
▽3日=本会議開会・委員会審査▽4、5日=休会▽6、7日=連合審査▽8、9日=休会▽10日=連合審査▽13日=一般質問▽14日=本会議・一般質問 -
宮田村と南箕輪村の両民生児童委員が合同研修
宮田村と南箕輪村の両民生児童委員協議会は28日、2年に1度の合同研修会を宮田村で開いた。今後の取り組みに活かそうと、活動報告や意見交換。子どもから高齢者まで地域の人たちの生活を地道に見守っていこうと、改めて確認し合った。
宮田村の浦野勝人会長は、先日あった全国大会の様子を報告。子どものしつけや飽食など、社会の変化が周囲にも渦巻いていることを話した。
南箕輪村の掘深志会長も、社会環境の変化にふれながら「特に児童福祉が問題になっている」と指摘した。
委員数は宮田村が18人、南箕輪村が28人と違うが、同規模の自治体で環境も似通っていることもあり、交流は20年以上前から続いている。
席上、自己紹介で現況を報告し、活動するうえでの特色など情報も交換。新田区の本坊酒造にも足を運び、懇親も深めた。 -
第31回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会
初出場で入賞社団法人全日本ピアノ指導者協会主催の第31回ピティナ・ピアノコンペティションの全国決勝大会(24-26日、東京都)で、連弾初級Aに出場した箕輪西小4年の垣内夕さん(9)と箕輪中部小4年の三沢文香さん(9)が奨励賞、ソロ部門B級の伊那小4年唐沢佑季さん(10)がベスト35賞を受賞した。いずれも全国大会初出場での入賞に喜んでいる。
3人は南箕輪村北殿の望月音楽教室(主宰・望月玲子さん)の生徒。連弾の垣内さんと三沢さんは25日に日本大学カザルスホールで、「はやおき」「3つのコントルダンス」を演奏。本番前はとても緊張したというが、「笑顔で楽しく弾けた」と三沢さん。垣内さんも「すごく楽しく弾けてよかった」と話し、2人の息の合った演奏ができたという。
ソロ部門の唐沢さんは26日に津田ホールで「リゴドン」「メヌエット ハ長調」「ウィンナーワルツ」を演奏。「笑顔で楽しく弾けた。演奏より表彰のほうがドキドキしたので名前がよばれたときはうれしかった」と話した。
毎年県内から数人しか出場できないという難関の大会。4月から課題曲の練習を始め地区予選、地区本選を通過し全国出場を決めた。夏休み中はそれぞれ多い日で5時間から7時間の練習に励み、教室にも2日に1回通うなど猛特訓をして全国に臨んだ。
全国大会入賞を機に三沢さんは「もっと上の賞をとってみたい」、唐沢さんは「きれいな音で弾きたい」など、それぞれ新たな目標ができたようだ。 -
「せせらぎサイエンス」で環境教育
南箕輪村は28日、小学生を対象とした生活環境教育事業「せせらぎサイエンス」を南殿の大泉川で開いた。参加したのは南部小6年2組(酒井恵美教諭、21人)。川底などに生息する、トビケラやサワガニなどの水中生物を採取、観察するなどした。
村内塩ノ井に住む、県自然観察インストラクターの征矢哲雄さん(77)の指導により、天竜川との合流点から約50メートル上流の大泉川で生物を採取。児童たちは、虫取り網を用いて、川の中で生活する虫のミズカマキリ、魚のヨシノボリなどの十数種類の水中生物を捕まえた。
川底の石の裏側からは、「ザザムシ」として知られるヒゲナガカワトビケラを多く発見。征矢さんによると、トビケラのえさとなるケイソウが豊富であり、冷たくて、美しい川である証拠であるという。
2組は、4年生の時から環境省が応援する「こどもエコクラブ」に会員登録しているクラス。原雅貴君(11)は「川の中にいっぱい生物がいることに驚いた。もっと違った種類の生物も見つけたい」と目を輝かせて参加していた。
川底の石の裏側から水中生物を採取する児童たち -
南箕輪村水田作業受託協業組合
「まっくんファーム」に組織移行で発展的解散南箕輪村水田作業受託協業組合(50人、清水忠雄組合長)は27日、臨時総会を大芝研修センターで開き、村の農業「担い手」集落営農組織「まっくんファーム」に組織移行し発展的に解散することを決定した。
同組合は05年5月に村内のコンバイン組合7地区9組合が統合し発足。05、06年度は小麦コンバイン作業、稲作コンバイン作業に取り組み、村一本化による効率化とコスト引き下げを図った。
本年度4月の総会で、新しい農政政策に即応するため「まっくんファーム」への早期組織移行の事業計画を承認し準備を進めてきた。組合の資産と水田受託作業はまっくんファームに移行。本年度の各作業は小麦の刈り取り作業から「まっくんファーム」の事業として実施する。
清水組合長は、「まっくんファーム移行の話がまとまった。胸を張った2年間だったと確信しあって終了したい」とあいさつした。 -
第22回大芝高原まつり
南箕輪村の第22回大芝高原まつりが25日、大芝高原であった。名物のたらいレース、おまつりステージ、パレードなど多くの住民が参加して盛り上がり、出店が軒を連ねたふるさとの味コーナーは黒山の人だかりでにぎわった。
今年10周年のクラシックカーフェスティバルでは特別企画で、映画「007は二度死ぬ」で使われたボンド・カーの「TOYOTA2000GTオープン」(トヨタ博物館所蔵)を特別展示。祭り客は前から後ろからじっくりと眺めたり、写真を撮るなどしていた。
新企画の縁台将棋は、祭りのけん騒をしばし忘れて、子どもも大人も一緒になって木陰に据えた縁台で将棋を指した。
大芝高原音頭アレンジ曲「大芝高原音頭Newヴァージョン2006」をメーン曲とするおまつりパレードには22団体約900人、ステージには22団体32チームの約700人が参加し、夏を締めくくる祭りで大いに盛り上がった。 -
交通安全功労 山崎喜美夫さん
交通安全活動に長年尽力したとして、関東管区警察局長感謝状(交通安全功労)を受賞した南箕輪村南殿の農業山崎喜美夫さん(72)=写真=が23日、県警察本部で本部長からの伝達を受けた。この日、伊那署を訪れ、小嶋惣逸署長に報告した。
山崎さんは、1956年以降、伊那交通安全協会、南箕輪村交通安全協会委員及び役員として、地域の交通安全活動に尽力。現在は、伊那安協参与、南箕輪村安協顧問を務める。感謝状授与は97年から始まり、同署管内では初めての受賞となった。
山崎さんは「警察のみなさんの積極的な指導、村の交通行政の推進のため、安協を重要と位置付けてくれたことが励みになった」と感謝の言葉。「村内の交通事故発生場所をマップ化し、再発防止のため対策を考えるなど、これからもやれることはやっていきたい」と抱負を述べた。 -
伊那市と信州大学農学部との交流会
伊那市と信州大学農学部との交流会は23日、南箕輪村の信大農学部キャンパスであった。市の理事者や市議、信大の教授など約100人が参加。官学連携の取り組みとして進めているプロジェクトや新規連携課題について話し合った=写真。
毎年の懇談で今回が13回目。今年は市議も参加した。
懇談では、遊休農地の解消と特産品開発などを目的とする地域ブランドワインの開発プロジェクトや、有害鳥獣駆除プロジェクトなどといった現在進行中の連携課題について話し合ったほか、農学部側からは地元自治体と連携しながら地域ニーズに合った人材創出拠点の整備を図ることを目的とする「地域再生人材創出ユニット形成事業」の提案もあった。
唐沢豊学部長は「法人化し3年目となるが、運営経費の削減、人件費の抑制と厳しい状況にある。民間との共同研究をしながら成果を上げていきたい」とした。
また、懇談後は農学部の60周年記念として設けた食と緑の科学資料館などを見学した。 -
国際ロータリー交換留学生出発・受け入れ式
07年度の国際ロータリー第2600地区青少年交換プログラムで、箕輪ロータリークラブでは、上伊那農業高校生産環境科2年の山口美枝子さん(16)=箕輪町大出=が渡仏し、フランスのモンテビル高校2年のデコナンク・セリンヌさん(17)を受け入れる。上農高で21日、山口さんの出発式とセリンヌさんの受け入れ式があった。
山口さんは23日に渡仏。クティッシュ村のセリンヌさんの家に最初の3カ月間ホームステイし、その後も別の家庭に滞在しながらセリンヌさんと同じモンテビル高校で学ぶ。
セリンヌさんは17日に来日し、山口さんの家に滞在。3カ月間ずつロータリーの会員の家に滞在し、上農高園芸科学科2年に在籍する。交換留学は来年7月までの1年間。
山口さんは、「芸術の街なので音楽、美術、ファッションなどを見てきたい。日本の良さも伝え、自分も自立し少しでも今より大きくなれたらと思う」と抱負を語った。高校で日本語を勉強しているというセリンヌさんは、「日本人はとてもやさしい。日本人といい1年を過ごしたい」と日本語で話した。
上農高の早川孝志教頭は、出発する山口さんに「歴史、伝統、文化、農業関係など大いに学んできてほしい」と激励。セリンヌさんを「日本のいい所を学んでいってほしい。フランスの学校と違う点が多々あると思うが全力で応援したい」と歓迎した。 -
西部保育園の園児がトウモロコシの収穫体験
南箕輪村西部保育園の年長、年少園児は21日、大泉の清水伝之丞さんの畑で、トウモロコシの収穫を体験した。園児は自分が収穫したトウモロコシをうれしそうに見せ合っていた。
同園が清水さんに借りサツマイモを育てている畑で、トウモロコシは清水さんが栽培。園児に収穫を経験させたい、取り立てのおいしさを味わってほしい-と、昨年に続き収穫体験に招いた。
園児38人は、トウモロコシのひげが黒くなっているものを収穫することを教わり、畑の中に入って自分のトウモロコシを決めて収穫。中には力が足りずなかなか取れない園児もいたが、皆「取れた!」「おっきい!」と喜び、1人3本ずつ収穫していた。
園では、園児が1本ずつ家に持ち帰るという。 -
第31回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会
上伊那から7人出場社団法人全日本ピアノ指導者協会が主催する第31回ピティナ・ピアノコンペティションの全国決勝大会(24-26日)に、上伊那から小・中学生、高校生の計7人が出場する。毎年県内から1人、多くても3人程度しか出場できないという難しい大会に今年は上伊那から7人という快挙。全員が全国初出場で、本番に向け最終調整に入っている。
出場者は、南箕輪村北殿の望月音楽教室から5人。ソロ部門A1級の伊那北小2年古畑夏音さん(8)は「ドイツ舞曲」「ポルカ」「ハロウィーンのおばけのダンス」を「きれいな音で弾きたい」という。箕輪西小4年の垣内夕さん(9)と箕輪中部小4年の三沢文香さん(9)は連弾初級Aで「はやおき」「3つのコントルダンス」を弾く。垣内さんは「聞いてる人が楽しい気持ちになるように弾きたい」。三沢さんは「聞いてる人が気持ちよく聞けるように弾きたい」と話す。
ソロ部門B級の伊那小4年唐沢佑季さん(10)は「リゴドン」「メヌエット ハ長調」「ウィンナーワルツ」を「賞も取りたいけど、聞いてる人が幸せになれるピアノを自分でも楽しんで弾いてきたい」。ソロ部門C級の箕輪東小6年小木曽真理さん(11)は「ソナチネ作品20-2」「ワルツエチュード」「夢」の3曲で、「聞いてる人が喜んでくれるような演奏をしたい」という。
伊那市の近藤音楽教室からは、兄妹で伊那北高校2年の湯沢亮さん(16)と春富中1年の遥さん(13)。デュオ部門連弾上級で「3つのプレリュード1番、3番」「小組曲『行列』」を弾く。「恥ずかしくない演奏をするため、最後まで自分たちらしい音楽を追求していきたい」と話した。
今回、それぞれが長野、名古屋、九州の地区予選、地区本選を通過し全国出場を決めた。全国大会は部門ごと都内5会場であり、7人は日本大学カザルスホール、津田ホールで演奏する。
指導者の望月音楽教室の望月玲子さん、平林千枝さん、近藤音楽教室の近藤恵子さんは、「音楽は私たちの心を優しく豊かにしてくれます。こんな小さな子どもたちでも、光輝く音を出せる瞬間があります。そのとき、私たちの魂が喜びます。全国大会ではそんな音が奏でられ、その感動を皆さんと共に分かち合えたら幸せです」と話している。 -
南箕輪村
扇翔乃会南箕輪村文化団体連絡協議会に所属する新日本舞踊の会。沢尻地区に暮らす会員6人が、毎週、沢尻コミュニティセンターに集まり、歌謡曲に合わせて踊りの練習をする。新日本舞踊の伊駒流に入って15年。5年前から家元の伊駒寿宜さんの指導を受けている。
30年以上前、農協の生活部会の活動がはじまり。沢尻地区の公民館活動で民踊の会「なでしこ会」として当時は27人が参加していた。伊駒流に入ったのを機に名前を「舞扇会」に。さらに家元の指導を受けるようになったことで、現在の「扇翔乃会」に改名した。
月2回、家元に教わり振付を学ぶ。それ以外は皆で自習する。3カ月から4カ月かけて1曲仕上げ、出来上がると各自の記録と勉強のために家元の教室で一人ずつビデオ撮りをする。
伊駒流の発表会に出演するほか、村の文化団体として文化祭に毎年出演して華麗な踊りを発表。村社協まつり、沢尻区の敬老会や区民祭り、区民集会でも踊りを披露する。
ボランティア活動にも取り組み、伊那市のさくらの里、オードリー、すずたけ、箕輪町のグレイスフル箕輪など老人福祉施設を訪問する。「天命」「しあわせ坂」「ああ上野駅」「城ヶ島雨情」など練習した曲の中からくじ引きで曲決めし、1人1曲、皆で2曲の計8曲を披露する。
「皆さん楽しみに待っていてくれる」「また来てねと言ってくれる」と、訪問は会にとっても張り合いの一つ。「私たちはまだ丈夫で健康でいるけど、それが逆転する時がくる。それまで、皆さんが楽しんで、元気になってくれればいいなと思う」という。
「踊りがあると思うから元気でいられる。踊りが好きってこと」と会員。「ボケ防止と体の健康のため」「元気で長生き、ピンピンコロリがいいね。そういう気持ちで頑張っています」という人もいれば、「趣味がなくなると老ける。人間は挑戦する気持ちがあるといつまでも若くいられる。挑戦することを実践しています」という人も。9月からは毎月、敬老会や文化祭などスケジュールがいっぱい。多忙な日が続く。
「趣味を生きがいにしつつ、人生を進んでほしい」と、随時会員を募集中。「仲間をお待ちしています」(村上裕子) -
老人憩いの家「赤松荘」バリアフリー化工事
南箕輪村は、老人憩いの家「赤松荘」のバリアフリー化改修工事を進めている。11月末のしゅん工予定で、スロープなどを設置して利用しやすくする。
工事は、玄関前をUの字のスロープにし、玄関の中まですべてフラットにする。現在は集会室2部屋、広間1部屋、内縁があるが、内縁をなくして集会室を広げ畳からフローリングにし、敷居もすべてなくす。7月23日に着工、8月から本格工事に入っている。
総事業費は718万2千円。設計・監理は川上設計、工事請負業者は入戸建設工業。
村役場住民福祉課は、「工事中、公民館敷地内での工事車両運行などご迷惑をおかけすることがあるかと思う」として理解と協力を呼びかけている。 -
大芝高原に祭りムード盛り上げる提灯
南箕輪村で25日にある第22回大芝高原まつりに向け、祭り会場となる大芝高原内の大芝湖周辺に、祭りを盛り上げる提灯が飾り付けられた。
大芝湖西側の通路沿いと、おまつりステージの会場になる湖や愛の鐘周辺を取り囲むように、赤、青、緑、黄色などカラフルな提灯が並んでいる。
祭りは午前10時に湖上ステージで開会式。今年は新たに「縁台将棋」を加えた19イベントを計画している。 -
お盆を前に上伊那農業高校の生徒が花市の準備
お盆を前に南箕輪村の上伊那農業高校の生徒たちが11日、花市の準備をした=写真。
地域交流と実習の一環として同校生徒らが毎年開く花市は地域住民にも人気があり、収益の一部は農業大会の全国大会に出場する生徒の交通費などに当てている。
この日は農林委員会のメンバーや生徒会、農業大会の全国大会出場者など約30人が作業に参加。畑から収穫した花を丁寧にそろえ、販売用の束に仕上げていた。
今年は夏の長雨や台風の影響が一部であったが、全体としてはまずまずの出来栄えで、500束ほど販売できると見込んでいる。
花市責任者の小林安果さん(17)は「みんなで一生懸命育てた花なのでぜひみなさんで買いに来てください」と話していた。
花市は12日の午前9時半から、伊那市駅前ビル「いなっせ」の多目的コミュニティ広場と伊那北駅前の2カ所で行う。アスター3色(赤、紫、白各1本)、オミナエシ、小菊、シマガヤ、ガマノホ、カーネーションを一束として販売する予定で、価格は500円(一人2束まで)。 -
信大中原寮の寮生と大萱保育園の園児が交流
南箕輪村の信州大学農学部の中原寮に下宿する学生5人が9日、伊那市の大萱保育園の年長園児とプールで交流した=写真。
地域交流の一環として同寮では、年間を通じて近隣にある大萱保育園を訪れており、保育園の運動会や遠足などに参加しながら交流を深めている。
季節に合わせ今回はプールでの交流会を企画。場所は園のプールより広い西箕輪小のプールを借りた。
園児たちは「お兄さんこっち」と学生の手を引いたり、水を掛け合ったりしながらいつもより元気にプール遊びを楽しんでいた。
寮長の松浦崇裕さん(21)は「子どもたちが好いてくれていっぱい集まってくるのは楽しいし、もてるのが嬉しい」と話していた。 -
南箕輪村農業経営者協議会が盆花準備
南箕輪村農業経営者協議会(23人、有賀旦雄会長)は9日、恒例の盆花販売のため花を刈り取り、花束の準備をした。
協議会は、遊休農地を借りて盆花用にアスターやケイトウなどを栽培している。準備のため会員15人が参加し、刈り取りなどに精を出した。11日にも作業する。
花束はアスター、ケイトウ、オミナエシ、姫ヒマワリ、ユリ、シマガヤの予定で、1束500円。販売は12日午後3時から6時まで、村役場正面駐車場。
協議会は「常連さんがいて盆花を買ってくれるから張り合いになる。仏様にも、皆さんにも喜んでもらって、自分達も慰労会を楽しむ。皆が喜べる」と話し、炎天下の作業に取り組んでいた。 -
明大野球部 大芝でキャンプ
高森町などでキャンプ中の明治大学硬式野球部が4日、南箕輪村の大芝高原野球場で練習した。東京6大学野球に所属する、明大野球部が同球場を訪れるのは初めて。球場周辺には、地元の少年野球団の児童や一般住民でにぎわった。
恒例の「高森キャンプ」で、この日は、県営飯田球場で練習を組む予定だったが北信越BCリーグ・信濃グランセローズ戦があったため日程を変更。今春、大芝でキャンプしていたグランセローズからの紹介もあり、ここで練習することになった。
明大野球部は、選手ら約50人がキャンプに参加。午前、午後の計7時間ほど、シートノック、ベースランニングなどのメニューで汗を流した。練習中の選手たちは、集まった観客の声援に対し、大きな掛け声で応えていた。
近くの球場で試合のあった少年野球チーム「箕輪中部ヤンキース」の児童23人も練習を見学。投手練習を間近で見つめ、その速球に「すごい」「早い」などと歓喜していた。 -
第7回べとリンピック
NPO法人南箕輪わくわくクラブなど主催の「第7回べとリンピック」が4日、南箕輪村田畑の田んぼであった。フライングディスクを追って泥水を跳ね上げながら田んぼの中を走り回るなど熱戦を繰り広げた。
競技は4種目。フライングディスク・エアコンビは2人1組で12組、フライングディスク・泥んこアルティメットは9チーム、ビーチフラッグの田んぼバージョン「たんぼフラッグ」は30人、ソフトバレーボール6人1組は8チームが出場。わくわくクラブ会員のほか一般22人も含め90人が参加した。
泥んこアルティメットは1チーム5人の対抗戦で、フライングディスクを追って田んぼにダイビングする場面もあり、周囲に泥を飛ばしながらプレーを楽しんでいた。 -
大芝高原まつりポスター・うちわ・パンフレット図案入選作品展
南箕輪村の第22回大芝高原まつりポスター・うちわ・パンフレットの図案入選作品展が村役場と大芝の湯展示スペースで始まり、25日の開催に向け祭りのムードを盛り上げている。
作品は南箕輪中学校の美術わくわくクラブ員と希望者の26人が応募。選考会で最優秀賞のポスター、うちわ、パンフレットの各賞1点、優秀賞4点、佳作10点を選んだ。
展示は入選作品17点をカラーコピーで紹介。最優秀賞の図案を採用したポスター、うちわ、パンフレットも併せて展示している。17日ころまで飾る予定。 -
南箕輪の征矢さん ボディビルで日韓戦出場
南箕輪村田畑の理容師征矢洋文さん(35)=写真=が21縲・2日、韓国・ソウルで開かれる「第7回日韓親善ボディビル選手権」の日本代表として出場する。日韓戦に参加するのは2年振り2回目。前回は引き分けに終わった征矢さんは「日本の代表として勝って来たい」と意気込みを語る。
征矢さんは、6月末にあった、日本クラス別ボディビル選手権のウェルター級(70縲・4・99キロ)で上位となり、日本ボディビル連盟の推薦で日韓戦の代表を決めた。同大会はウェルター級を含む4階級のマッチ戦。全身に付く筋肉の大きさ、バランスのほか、ポージングの美しさなどが審査される。
ボディビル歴12年目となる征矢さんは20代前半、過労で体を壊した時期に体を鍛えよう始めたのが競技との出合い。「トレーニングした分だけ自分に返ってくるところが魅力」と征矢さんは語る。
大会に向けては「継続は力なり。それだけの練習はやってきたので後は、それをジャッジしてもらうだけ」と自信を口にしている。 -
理美容師の原辰徳さん
ヘアージャム・カットアーティスト部門で優勝南箕輪村北殿のソヤ・アート・ヴァーグに勤務する理美容師の原辰徳さん(27)=伊那市西箕輪=が、「2007ヘアージャム」(7月30日・松本市、トドリキ美容商事主催)のカットアーティスト部門に初出場で優勝した。
カットアーティスト部門は、モデルの雰囲気を引き出すヘアデザイン、メーク、衣装の総合力を競う。事前にメーク、カラーなどの仕込みをし、本番は40分の制限時間内にカットとセットをし、メーク直しをして仕上げる。18人が出場した。
4カ月前からモデル探しやイメージ作りで準備。「クールな中にカラフルな部分を出したい」とピンク、ブラウン、ゴールドを基調に、髪を非対象のボブにして色で陰影を出してモデルの雰囲気を表現。色を使った部分が評価されたという。
ヘアージャムは「自分を高める場所として毎年挑戦」しており、昨年はカットウィグ部門で優勝。今年はさらにレベルが上の部門に出場した。原さんは「初挑戦だったので(優勝に)ちょっとびっくりしている。自分のイメージしたものが80%くらいは再現できた。それが評価されたことはうれしい」と喜んでいる。
今回の優勝で、10月29日にある美容メーカー主催の全国大会名古屋会場に県代表で招待出場が決まっている。 -
南箕輪村特産品の一つトウモロコシで村を売り出し
南箕輪村特産品の一つトウモロコシが、「信州大芝高原とうもろこし」の名前で真空パックの商品として関東、関西方面に販売される。大芝高原の写真や村イメージキャラクター「まっくん」のデザイン入りで、村や大芝高原のPRにつながると関係者は期待を寄せている。
製造者は久世食品(岐阜県岐阜市)。大泉の生産者が栽培するトウモロコシを毎日朝採りし、その日のうちに真空パックにして加工する。そのままでも、電子レンジや湯せんで温めて食べることもでき、採れたての味が楽しめる。年間5万本販売予定で、県内をはじめ関東、関西の市場に出るという。
今回の商品化は、「手作りの味さっちゃんの漬け物」を製造販売する大泉の原さち子さんが、昨年5月に松本市であった信州「食」の商談会に出品した際、漬物と併せて村のトウモロコシをPRしたのがきっかけ。久世食品がこれに着目し、原さんが仲介役となって村の売り出しに一役買った。
商品パッケージには生産者の顔、大芝高原、イルミネーションフェスティバルの写真、「まっくん」、村役場ホームページアドレス、地図を掲載。唐木一直村長は、「農産物が地域に出て行くことは村にも生産者にもいい。大芝の宣伝にもなる」と、村キャラクター「まっくん」の使用を許可したという。
商品の初荷が届いた1日、原さんは「ごみも出ないし、本当においしい。こうやって形になって全国に出ていくのはうれしい」と笑顔で話した。
今後、久世食品のホームページでトウモロコシの栽培、収穫風景も紹介される予定という。 -
大芝高原まつり
うちわ完成25日に開催する南箕輪村の第22回大芝高原まつりのうちわが完成した。
デザインは、南箕輪中学校1年2組の金田理紗さんの図案を採用した。裏面には「大芝高原音頭」の歌詞を印刷している。
6千本作り、村内の全戸に配るほか、祭り当日も会場で来場者に配る。 -
島崎洋路さん受賞記念 森林・林業シンポジウム
元信州大学農学部教授で島崎山林塾主宰の島崎洋路さん(79)=写真=の信毎賞受賞を記念した「森林・林業シンポジウム」が28日、南箕輪村の同大学あった。島崎さんの「森林整備は、いま…」と題した講演などに多くの学生らが耳を傾けた。信州大学農学部など主催。
講演で島崎さんは、少子化による担い手不足などにも触れながら、日本の林業の低迷していった現状を説明し、「昔のように里山をうまく使えるシステムが衰退しているのが要因」などと主張。「国の援助を受けながら大学などの機関で、この問題を深刻に受け止め研究を進めなければ」などと訴えた。
シンポジウムではこのほか、前岐阜県立森林文化アカデミー助教授の内田健一氏、飯南森林組合長の林和弘氏、県森林部長の加藤英郎氏3人が現場の声を伝えた。 -
南箕輪村公民館書道研究会
35年の歴史がある南箕輪村公民館書道研究会。南箕輪村にまだ文化活動がなかったころ、当時の村公民館長が、「村でも何か始めたらどうか。それならだれにでもできる書道がよかろう」と提案し始まった。
受講者は100人と多く、皆が楽しみながら書道に励んできたが、後に舞踊や茶道、華道など文化活動の多様化に伴い1人減り、2人減りして、現在は子ども7人を含む15人が毎月2回、公民館で学んでいる。発足当初から伊那市西春近の西村星光さんが講師を務め、大人の会員の多くはすでに師範の資格を取得している。
「公民館に集まって書いたり、世間話をしたり。本当に書くことが楽しい人が残ったんだと思う」と話すのは、10年前から支部長を務める加藤今朝美さん。
加藤さん自身は、高校時代からずっと書道に親しみ、研究会発足時から参加している。「皆さん1日1枚は書く。私は農業が忙しいから雨降りと、天気がよく暑くて仕事ができないときに書いて、月に20枚は書きます。皆、好きでやってる。好きでなくちゃ、字は続けられない」という。
研究会では、かなと漢字を学び、漢字は主に漢文、かなは百人一首から題材を選ぶ。月末には本部の日本書道に作品を送り、評価を受ける。支部長クラスになると、創始者原田観峰さんの「観峰賞」を取らなければ-と、作品にも力が入る。
1作品を仕上げるのに少なくとも20枚は書く。「1文字1文字見ていては書けない。早く書かないと字の勢いがなくなる」。漢文、あるいは和歌の意味をしっかり飲み込んで紙に向い、一気に書き上げる。それでも1字だけが気に入らないなど満足できずに書き直し、納得できるまで取り組む。本部から戻ってきた作品の評価がよかったときの満足感や達成感が、「あぁ、やったな。来月もがんばろう」という意欲に繋がっているという。
「皆で和気あいあいとやってる。楽しみがあると病も回復できるし、皆が互いに元気をもらってます」
掛け軸や額装した作品は、JA上伊那南箕輪支店や大芝の湯ギャラリー、伊那市立図書館の展示コーナーなどで展示している。(村上裕子) -
南箕輪村長杯少年野球大会
南箕輪少年野球連盟(征矢秀一郎会長)主催の07年度南箕輪村長杯少年野球大会は29日、大芝野球場で開いた。8チームがトーナメント戦で競い、伊那中部スポーツ少年団が優勝した。
例年、南箕輪村、箕輪町、伊那市から8チームが出場して開く大会。今年は夏休み行事などで参加できないチームがあり、岡谷市から1チームが加わった。
伊那中部スポーツ少年団は、1回戦で守屋スネークスに4-3、準決勝は箕輪彗星クラブに3-2で勝ち、決勝戦は南小ドラゴンズに6-1で勝って優勝した。2位は南小ドラゴンス、3位は長地ファイヤードラゴンズだった。 -
森林セラピーグランドオープン記念
親子スタンプ&ウォークラリー南箕輪村と村森林セラピー協議会は29日、森林セラピーグランドオープンを記念して、大芝高原みんなの森セラピーロードで「親子スタンプ&ウォークラリー」を開いた。約130人が参加し、森の中の3キロコースを楽しく歩いた。
親子で楽しみながらセラピーロードを歩き、いやし・健康・自然などの理解を深めてもらう目的。
夏休みで多くの親子が集まり、スタンプラリーカードをもらって出発。案内板に従ってさわやかなセラピーロード内のコースを歩き、「かたらい亭」「赤松の小屋」など4カ所のチェックポイントでスタンプを押してもらった。
4つのスタンプがそろってゴールした参加者には記念品としてお香と消しゴムのセット、さらに花火セットや大芝高原味工房のジェラート券が50人に当たる抽選もあった。 -
伊那都市計画下水道(南箕輪村決定)
村都市計画審議会が面積拡大変更を答申南箕輪村都市計画審議会(13人、原武人会長)は27日、村役場で開き、伊那都市計画下水道(南箕輪村決定)の排水区域面積の拡大変更について、諮問通りに約853ヘクタールから約911ヘクタールに変更する答申をした。
今回の変更は、公共下水道の排水区域に北原工業団地と、既設区域に隣接して宅地化が進んでいる地域を追加するもの。これにより公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図る。
唐木一直村長が審議会に変更案を諮問。協議の結果、審議会は原案通りの変更を答申した。
今後村が下水道法と都市計画法の認可変更を県に申請。許可が下りた後、来年度から下水道整備に着手する予定。 -
高齢者障害者交流センター整備へ
南箕輪村議会臨時会で予算可決南箕輪村は、障害者生きがいセンター「ひまわりの家」を増築し、「高齢者障害者交流センター」を整備する。27日開いた村議会臨時会で、工事費などの補正予算案を可決した。
障害者生きがいセンターは98年4月に建設。障害者の自立支援と介護者の負担軽減を図る目的で、現在、知的障害者18人、重度障害者1人が通所し、日中活動として村内事業所から組み立て材料の提供を受けて軽作業をし、社会参加をしている。
通所者は年々増加傾向で、特に精神障害者や身体障害者の中には日中の居場所がなく地域での場所の確保が急務になっていることなどから今回、国の07年度地域介護・福祉空間整備等交付金の内示を受け、施設を整備して事業を推進する。
センターは、既存の「ひまわりの家」南に延床面積約134平方メートルの平屋建物を増築する。交流室、サロン、相談室、ホールなどを設置し、既存建物と通路で接続する。建物管理を一元化するため、増築部分に事務室などは設置しない。
事業費は概算で設計監理料195万円、工事費3100万円、備品購入費330万円。国からの交付金は3300万円(建築工事・備品購入事業)。
今後、8月に設計入札、11月に工事着工し08年3月中旬完成予定。
補正予算は、歳入歳出に各3300万円を追加し、総額を42億6099万6千円とする。