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南箕輪村で定住対策 DIY講座
南箕輪村の定住対策として、初めてのDIY講座が、北殿の空き家で25日開かれました。 講座には、村内を中心に5人が参加し、アカマツ材で棚を作りました。 指導したのは南箕輪村に工房があるこうあ木工舎の職人2人です。 会場は、南箕輪村が所有する北殿の空き家で、今年4月から職員が改修や装飾を行ってきました。 講座は、DIYで今住んでいる家に愛着を持ってもらい定住につなげようと、南箕輪村が初めて企画しました。 参加者は、自分で作った設計図に沿って、木材をのこぎりで切っていました。 南箕輪村では、7月に移住定住促進計画を策定しました。 計画によると、大学進学で首都圏に出た若者が上伊那地域に戻って来る割合はおよそ30%にとどまっていることから、今後3年間で村への愛着を高める教育や、将来の空き家発生を予防する取り組みを進めるとしています。 DIY講座は全6回の予定で、で今後は、空き家のリフォームや子育て向けの講座も開かれる予定です。
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伊那谷の魅力 発信隊 アップルパイづくり
伊那青年会議所は、子ども達に自分たちの住む地域の魅力を知ってもらおうと23日、りんごの収穫体験やアップルパイづくりを行いました。 この日は、伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学生およそ30人が、自分たちで採ってきたりんごを使ってアップルパイづくりをしました。 子ども達は、煮詰めて柔らかくしたりんごを、パイ生地に乗せて包み、フォークを使って隙間を閉じていました。 自分たちの住む地域の魅力を発信できる子ども達を育てていこうと、伊那青年会議所が50周年記念事業として企画しました。 参加した小学生は24日、東京都新宿区で「伊那谷子どもマルシェ」と題して地元の農産物を販売する予定です。 伊那青年会議所では「自分たちが当たり前に食べているものが、東京ではブランド品として食べられているということを知ってもらい、地域の魅力を認識してもらいたい」と話していました。
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VC長野トライデンツの選手と大縄跳び大会
南箕輪村を拠点に活動する男子バレーボールチーム、VC長野トライデンツの選手と一緒に大縄跳びを楽しむ大会が、18日に村商工会館で開かれました。 村商工会青年部企画の秋祭りに合わせて開かれた大会で、村内を中心に伊那市や箕輪町から小中学生の13チームが出場しました。 大縄をVC長野の選手が回し、6人1組で飛んだ回数を競います。 大会は、青年部秋祭りの目玉企画として去年初めて企画され今年で2回目となります。 子ども達は選手の掛け声に合わせて飛んでいました。 青年部の立石敏部長は「今年も大勢の人に参加してもらえた。今後はもっと大きなイベントにしていきたい」と話していました。
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まっくんバス 来年4月目途に75歳以上の高齢者を無料へ
南箕輪村は村内循環バス「まっくんバス」の運賃について来年4月から75歳以上の高齢者を無料とする方針です。 22日に開かれた南箕輪村地域公共交通会議で案が示され了承されました。 南箕輪村は、来年4月から75歳以上の高齢者についてまっくんバスの運賃を無料にする方針です。 近隣市町村では、すでに箕輪町がこの取り組みを行っています。 村では、今年4月から自動車運転免許証の自主返納者に対して、運賃を半額の100円にするなどして利便性の向上を図ってきました。 高齢者の運賃無料化は、さらに利便性の向上を図るもので、利用者から無料化への要望が多く寄せられていたという事です。 これに伴い、運行経費の削減策として、南コースの最終便と南原・沢尻コースの最終便をなくし減便する案が示されました。 高齢者の無料化と減便については来年1月を目途に運輸局へ変更案を提出し、来年4月1日からの実施を目指すということです。
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信大生が育てたシクラメン 販売開始
信州大学農学部の学生が育てたシクラメンの販売が、21日から始まりました。 南箕輪村の信大農学部のキャンパス内にある生産品販売所でシクラメンの販売が始まりました。 授業の一環で、植物資源科学コースの2年生が育てているもので、販売は30年以上続いています。 白やピンク、赤など、全部で21品種、およそ1800鉢を栽培しています。 若い葉や枯れた部分を摘み取り、鉢の中心に光を当てて、花の見栄えが良くなるように学生が手入れをしてきたということです。 ある学生は「葉の並びを組み替えるなど大変な作業が多く、花をつくる大変さを感じた。手入れをして長く楽しんでもらいたい」と話していました。 信大農学部のシクラメンは、生産品販売所で、1鉢1,200円で販売されています。
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被災地の子ども達にクリスマスプレゼントを
東日本大震災の被災地支援を行っている伊那市のネットワークkizuna~きずな~信州は、被災地の子ども達3,000人にクリスマスプレゼントを贈る計画です。 ネットワークきずな信州の代表を務める伊那市上牧の高橋泉さんです。 福島県出身で学生時代から上伊那に住んでいる高橋さんは、被災地のために何か自分にできることはないかと考え、2011年から子ども達にクリスマスプレゼントを贈っています。 7年目の今年は、岩手県や宮城県、福島県の保育園などおよそ30か所、3,000人に贈ります。 これまでは市販の物だけでしたが、今年はその他に男の子にはミサンガを、女の子には髪ゴムをそれぞれ手作りします。
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今季一番の寒さ
20日の伊那地域は、最低気温がマイナス3.5度まで下がり今季一番の寒さとなりました。 南箕輪村の大芝高原に設置されたお菜洗い場では野沢菜を洗う人の姿がみられました。 お菜洗い場は冬の寒い時期の大芝の温泉を使って野菜を洗ってもらおうと毎年この時期に設置されています。 訪れた人たちは「お湯が温かくてありがたい。温泉で洗うと味がよくなる」と話していました。 20日の伊那地域は、最低気温がマイナス3.5度まで下がり今季一番の寒さとなりました。 また、最高気温は5.9度で、平年より6.2度低い12月中旬並みとなっています。
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第66回長野県縦断駅伝 上伊那が逆転で4連覇果たす
第66回長野県縦断駅伝の2日目が19日に行われ初日3位だった上伊那は逆転し4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 2日目の19日は午前8時に松本市をスタートし飯田市までの10区間98.5キロをタスキで繋ぎます。 上伊那は初日、トップの長野市と4分16秒差の3位でした。 4連覇を目指す上伊那は19日、地元17区で長野市を総合タイムで逆転し1位となりました。 伊那市山寺の中継点では2位の長野市と26秒差をつけてタスキを渡します。 その後全諏訪にトップを譲りましたが再び抜き返し中川村を走る21区で2位の全諏訪と2分近い差をつけ有利な状況に。 そのままリードを保った上伊那は、飯田合同庁舎に1位でゴールし、11時間52分52秒で4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 上伊那は2日目10区間のうち6つの区間で区間賞をとりました。 2位は全諏訪、3位は長野市となっています。
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南箕輪中学校科学技術部 ハンドスピナーを製作
南箕輪中学校の科学技術部の生徒はキャリア教育の一環で指先で回転させて遊ぶおもちゃ、ハンドスピナーを製作し長回し大会を18日に開きました。 ハンドスピナーは、中心部分を指で挟み回転させて遊ぶおもちゃです。 科学技術部の生徒が10月から部活の時間を使って設計し作ったものがこの日完成しました。 生徒らは、完成したハンドスピナーが回る時間の長さを競い2年生の羽生智輝君が47.1秒で優勝しました。 羽生君は、軸の部分に付けられた3つの重りから中心部分までの距離が均等になるように設計したという事です。 製作は田畑で機械設計事務所を営む藤崎淳子さんの指導で10月から行ってきました。 村のキャリア教育推進協議会がプロから直接最新技術を学ぶ機会にしようと「ものづくりプロジェクト」第一弾としてこの日まで4回の講座を開き4人の生徒が受講してきました。 手書きのスケッチをもとに3D設計ソフトを使ってフレーム部分をデザインし、それを3Dプリンターで出力して組み立てたという事です。 キャリア教育推進協議会では、「最新の技術を学ぶ事で、将来この地域のものづくりを引っ張っていく第一人者を育てたい」と話していました。
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南箕輪村 福祉移送サービス拡充へ
南箕輪村は、現在70歳以上を対象に行っている福祉移送サービスについて、利用回数を増やし運行時間も延長する計画です。 13日村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されました。 福祉移送サービスは、70歳以上の高齢者を対象に、自宅からスーパーや福祉施設・医療機関などへの移送を行うものです。 今回報告された内容によりますと、これまで1か月に2回までだった利用回数を3回までに増やすとともに、運行時間は午前9時から午後4時30分までだったものを、30分延長し午後5時までとします。 これは来年1月から予定されています。 福祉移送サービスは、村内で151人の登録があり、今年度前半での利用は103人、利用率は68%となっています。 唐木一直村長は「バスと組み合わせて交通弱者の足の確保を強化していく必要がある」と話していました。
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南箕輪村長杯少年サッカー大会 県内から16チームが参加
南箕輪村の村長杯少年サッカー大会が大芝総合運動場で3日に開かれ県内の16チームがトーナメント方式で優勝を争いました。 南箕輪FC.jrの保護者の会が主催し毎年開かれている大会で今年で30回目となりました。 青のユニフォーム南箕輪FC.jrは初戦、松本市のチームに勝利し2回戦は松本山雅の少年サッカーチームとの対戦になりました。 試合は地力に勝る山雅が冷静に得点を重ねて4対0で勝ち、南箕輪は2回戦で敗れました。 大会の結果、優勝は松本山雅となっています。 大会関係者は「大会を通してチームプレーの大切さや一丸となって優勝を目指す姿勢を学んで欲しい」と話していました。
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上伊那農業高校畜産班 「鹿肉特産品化」成果を報告
先月岡山県で開かれた日本学校農業クラブ全国大会で、最優秀賞となる文部科学大臣賞を受賞した南箕輪村の上伊那農業高校の畜産班は、10日に全校生徒の前で活動の成果を発表しました。 農業に関する実習や研究のこの1年の成果を発表する上伊那農業高校の収穫祭が行われ全国大会出場を報告しました。 畜産班は伊那市の新山地区の住民と連携して駆除した鹿の肉を活用し特産品化する取り組みを行っています。 鹿肉はジャーキーにして「でぃあでぃあ」の商品名で販売しています。 活動の成果として生徒らは新山地区の2か所で通年販売が可能になり、地域活性化に貢献できた事を報告していました。 畜産班は、北信越代表として先月岡山県で開かれた第68回日本学校農業クラブ全国大会で最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。出場した部門は、地域資源の活用や住民との交流を行うプロジェクトを発表するもので全国から9校が参加したという事です。 プロジェクト発表部門での最優秀賞は上農高校では初めてで、県内でも2番目の受賞となっています。
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恩徳寺 大イチョウ見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、村の天然記念物に指定されている大イチョウが見頃を迎えています。 恩徳寺の境内には、樹齢およそ360年の大イチョウがあり、現在見頃となっています。 幹の太さは3.5メートル、高さは20メートルで、昭和54年に村の天然記念物に指定されました。 恩徳寺によりますと、見頃はあと1週間ほどだということです。 気温の低い日には一気に葉が落ちるということで、見頃を過ぎても地面に落ちた葉の絨毯を楽しむことができるということです。
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村内の文化団体が成果を披露
南箕輪村民センターで、村内の文化団体が成果を披露する村民文化祭が行われました。 文化祭2日目の5日はステージ発表が行われ、公民館のギター講座や、大正琴、エアロビクスなど、38団体が発表しました。 また、2階では作品展示が行われ、切り絵や陶芸、生花などおよそ1000点が並びました。
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VC長野トライデンツを応援 懸垂幕掲示
南箕輪村を拠点に活動する男子バレーボールチーム、VC長野トライデンツへの応援メッセージが込められた懸垂幕が31日、村民センターに掲げられました。 懸垂幕は、役場庁舎隣の村民センターーに掲げられました。 大きさは、縦6.5メートル、横1.1メートルで、「地域の絆を力に!」の文字が書かれています。 チームは、前のシーズンで、日本バレーボールの2部リーグ「V・チャレンジリーグⅠ」に初めて参戦し、1部リーグとの入れ替え戦にはあと1歩届きませんでしたが、3位と健闘しました。 役場職員で、去年からチームに加入し、セッターを務める長田翼選手です。 VC長野の今シーズンの開幕試合は、11月4日に岡谷市で行われ、つくばユナイテッドサンガイアと対戦することになっています。
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上伊那各地で紅葉進む
上伊那では、この所の冷え込みで木々の葉が色づき紅葉が始まっています。 南箕輪村の信州大学農学部では、ゆりの木並木が見ごろを迎えています。 ゆりの木並木は、正門から校舎までおよそ200メートルあります。 昭和29年にキャンパスの景観育成のために、学生と教授が植えたということです。 30日は、伊那市のアマチュアカメラマンの向山世男さんがシャッターを切っていました。 信大農学部によりますと、並木は来週いっぱい楽しめるということです。
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南箕輪村イングリッシュキャンプ
子どもたちに英語に親しんでもらう南箕輪村のイングリッシュキャンプが、29日、村公民館などで行われました。 キャンプには村内の小学5・6年生15人が参加し、上伊那でALTとして活躍する外国人6人と交流しました。 お昼には、カレーやサラダ、目玉焼きトーストを作って交流しました。 イングリッシュキャンプは、子どもたちに英語に親しんでもらいたいと、南箕輪村教育委員会が今回初めて開きました。 村内の小学校では、現在週に1回英語の授業が行われています。 キャンプのルールは英語で話すことです。 村内の小中学校のALTを務めるアレックスさんが、目玉焼きトーストの作り方を紹介していました。 村教育委員会では、今後も継続的に子どもたちが英語に親しむ機会を作っていきたいとしています。
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南箕輪村民文化祭に向け出演団体が練習
南箕輪村の文化団体が展示やステージ発表を行う、「南箕輪村民文化祭」が11月4日・5日に行われます。 25日夜は、出演団体が発表に向けて練習をしました。 村民センターホールでは、ステージ出演団体が登場の仕方や照明のタイミングなどを確認して本番に備えていました。 南箕輪村民文化祭は来月4日・5日に村民センターで行われ、タレントで落語家のヨネスケさんの講演会が4日に、ステージ発表が5日、展示は2日間行われます。
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信大生が育てた米 販売開始
信州大学農学部の学生が栽培したコシヒカリなどの販売が、24日からキャンパス内の生産品販売所で始まりました。 米は実習で作られたもので、植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生が栽培しました。 5月に田植えをして、手押し除草機などを使って草取りをし、先月29日に稲刈りをしました。 今年は、2.5ヘクタールの田んぼを使い、およそ12トンの米を収穫したということです。 植物資源科学コース2年の熊谷友香さんは「みなさんに味わって食べてもらいたい」、同コース2年の篠原理沙さんは「是非多くの方に食べてほしい」と話していました。 米は信大農学部のキャンパス内にある生産品販売所で販売されています。
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親子で楽しむサムライ合戦
ポリエチレン製の刀を使って遊ぶ親子サムライ合戦が22日、南箕輪村の南箕輪小学校で行われました。 親子サムライ合戦には村内を中心に約25人が参加しました。 2つのグループに分かれて相手の腰についている紙風船をポリエチレン製の刀で割るゲームで割られるとコートの外に出なければなりません。 それぞれのチームに陣羽織を羽織った大将がいてその紙風船を割ると勝ちです。 南箕輪村教育委員会などがサムライ合戦の普及に務めているはなまる学習会に依頼し行われたものです。 はなまる学習会では「子どもたちがルールを守りながら全力で遊ぶことが出来るので親子で体験してもらいたい。」と話していました。
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台風21号 23日の未明から明け方にかけて最接近
超大型で非常に強い台風21号は、23日の未明から明け方にかけて県内に最も近づく見込みです。 長野地方気象台では、これまでの雨で地盤が緩んでいることから土砂災害に警戒するよう呼び掛けています。 22日の伊那地域は、朝から雨となりました。 長野地方気象台によりますと台風21号はあすの未明から明け方にかけて強い勢力を保ったまま県内に最も接近する見込みです。 23日にかけて、南部の多い所で1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るということです。 また、23日の正午までの24時間に降る雨の量は、南部で300ミリと予想しています。 風も強まる見込みであす未明から昼前までの最大風速は17メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。 22日の10時過ぎに、伊那市野底の六道原工業団地近くの道路で倒木があり、午後2時時半時過ぎに復旧しました。 この倒木によるけが人はいませんでした。 また午後3時40分伊那市は辰野町で天竜川が水防団待機水位に達したとして河川に立ち入らないよう呼びかけています。 長野地方気象台では、これまでの雨で地盤が緩んでいることから土砂災害に警戒するとともに低い土地の浸水や河川の増水に注意するよう呼び掛けています。
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大芝高原まつり花火大会記念花火申し込み者に飾り玉
8月26日に行われた大芝高原まつりの花火大会で記念花火を打ち上げた南箕輪村南原の宮島忠夫さん・清美さん夫妻に17日、飾り玉が贈られました。 この日は、宮島さん宅に役場職員と村のイメージキャラクターまっくんが訪れ、飾り玉5号をプレゼントしました。 宮島さん夫妻は、孫の優珠ちゃんが去年9月に生まれたことを記念して、1万2千円の記念花火を申し込んだということです。 宮島さんはこれまでに、母・きみゑさんの米寿のお祝いと、優珠ちゃんの姉・優依ちゃんの誕生祝いの時にも記念花火を打ち上げたということです。 今年の大芝高原まつり花火大会の記念花火には、7人から申し込みがあったということです。
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南箕輪村駅伝競走大会 田畑が優勝
地区対抗で競う第30回南箕輪村駅伝競走大会が15日開かれ、田畑区が優勝しました。 午前9時、10チームが一斉に南箕輪村役場をスタートしました。 コースは役場を発着点に村内を一周するおよそ23キロです。 小学生から一般まで12人でタスキをつなぎました。 中継点には地域住民が集まり、ランナーに声援を送っていました。 結果、大会記録まであと2秒となる、1時間28分32秒で田畑が優勝しました。 2位は神子柴、3位は南原でした。
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伊那本線 朝夕の便低調
伊那市、箕輪町、南箕輪村を結ぶ路線バス「伊那本線」の4月から8月までの利用者数が示されました。 通学や通勤の利用を期待した朝夕の便で利用者が低調となっています。 13日は伊那市役所で伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が開かれ、今年度の事業の進捗状況が報告されました。 4月から8月までの利用者数は6,123人で、目標の20,600人に対し3割程でした。 特に通学や通勤利用を見込んだ朝一番の便は、伊那方面行きが5か月間で8人、箕輪方面行きが5人と低調でした。 委員からは、「利用増加に向けてダイヤ、運賃、ルートの大胆なな見直しが必要ではないか」といった意見が出されていました。 担当者からは「無料Wi-Fiなど若い人が利用しやすい付加価値を付けたバスの導入などを検討したいなどといった考えも示されました。 伊那市や箕輪町、南箕輪村は定住自立圏の取り組みとして市町村の枠を超えて走る路線バス「伊那本線」の運行を4月から始めています。
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中国西安の幼稚園 村保育園視察
中国西安市の幼稚園の関係者が、12日、南箕輪村の中部保育園を訪れ、日本の保育の様子を視察しました。 中部保育園を訪れたのは、中国西安市の嘉祥幼稚園の園長や保育士ら4人と、今回の訪問をサポートしている日中友好文化経済交流協会のメンバーです。 訪問団は、園内を視察して回りました。南箕輪村内の5つの園と、西安市の幼稚園は、国際交流を行う調印を平成7年に結びました。 以来、交流が続けられていましたが、国際情勢の変化などもあり、5年間ほど疎遠になっていました。 交流協会のメンバーが、今年6月に西安市を訪れたことが縁で、交流を復活させ発展させようという運びとなり、今回、訪問団が村を訪れることになりました。 訪問団は、園の設備について質問したり、園児と触れ合うなどしていました。 年長クラスではハンカチ落としをして遊んでいましたが、中国にも同じゲームがあるということで、歌を紹介していました。 今回の訪問受け入れの中心となった、西安出身で、日本に帰化した日中友好文化経済交流協会理事長の吉田(よしだ) 明玉(あきお)さんです。 この交流を保育園だけでなく、上伊那地域全体に広げていきたいと考えています。 訪問団は、12日、南箕輪村長を表敬訪問したほか、高齢者福祉施設なども見学しました。 一行は13日も、上伊那地域の施設を視察し、14日に帰国する予定です。
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神子柴の白山社八幡社合殿秋の例大祭 神楽の舞奉納
南箕輪村神子柴の白山社八幡社合殿秋の例大祭が、8日に行われ、小学生が神楽の舞を奉納しました。 奉納したのは、南箕輪小学校の6年生6人と南部小学校の6年生2人の合わせて8人です。 神楽は、神事で神様に奉納するための舞で、神子柴では平成4年に復活し、以来毎年6年生が奉納しています。 今年は、先月末から4回集まり練習してきたということです。 8日は、神社総代や住民などおよそ50人が見守る中、宮司の太鼓に合わせて舞を披露していました。 ある6年生は、「映画で見ていつか自分もやりたいとあこがれていた。疲れたけれどいい思い出になった」と話していました。 赤羽恒雄神社大総代は、「限られた練習時間の中で素晴らしい舞を披露してくれた。老いも若きも1つになって地区を守り発展させていきたい」と話していました。
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大芝高原イルミネーションフェス2017 家族連れなどで賑わう
大芝高原イルミネーションフェスティバル2017が開幕し、会場は多くの人で賑わっています。 3連休の最終日となった9日は、家族連れなど多くの人が会場を訪れイルミネーションが創り出す幻想的な雰囲気を楽しんでいました。 今年は、およそ75団体が300のイルミネーション作品を出展しています。 大芝高原イルミネーションフェスティバル2017の時間は午後6時から午後10時で、28日(土)までとなっています。
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古希の節目に特別講座受講
昭和45年に信州大学の森林工学科を卒業した元信大生が南箕輪村の信大農学部ゆりの木で5日、特別講義を受講しました。 卒業生の1人で伊那市の北原正義さんが同級会の企画の一つとして行ったもので70歳の古希を迎えた14人と講義に招かれた現役の学生たちが受講しました。 講師は国交省テックフォース隊員の田島健さんが九州北部豪雨災害の現地報告というテーマで話をしました。 北原さんは災害について「自分たちの周りで同じようなことが起こったとき被害を最小限に抑えるためには何かをしなければならない。」と考え講義を依頼したということです。 5日は他に、ボランティアや防災活動など卒業生が今行っている取り組みの発表も行われました。 中には50年ぶりに再会した同級生もいるということで集まった人たちは旧交をあたためていました。
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大芝高原イルミネーションフェスティバル 今週末開幕
今週末に南箕輪村の大芝高原で開幕するイルミネーションフェスティバルに向け、会場では準備が進められています。 3日は、出展団体や実行委員会のメンバーがイルミネーションや看板の取付けを行っていました。 今年は、例年並みの75団体、およそ300のイルミネーションが大芝高原を彩る予定です。 小松豊実行委員長は「各団体の力作が並ぶので多くの人に見てもらいたい」と話していました。 大芝高原イルミネーションフェスティバルは、7日から28日まで、毎日午後6から午後10時まで点灯されます。
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南箕輪小学校で交通安全教室
南箕輪村の南箕輪小学校で、車の内輪差などを学ぶ交通安全教室が、27日に開かれました。 長野県交通安全教育支援センターの指導員が講師をつとめ、1年生から3年生まで約410人が参加しました。 教室では、車の内輪差などを実際の車を使って説明しました。 後ろのタイヤは前のタイヤよりも内側を回り、大きな車ほどその差が大きくなります。 車が左折すると、後ろのタイヤが風船をひいてしまいました。 指導員は、「信号待ちをする時などは、道路に背中を向けて立ったりしないでください。交差点にあるポールは内輪差による巻き込み事故を防ぐものなので絶対に触ったり近づいたりしないでください。」と呼びかけていました。 人形を使った衝突事故の再現も行われました。 南箕輪小学校では、「交通事故は大きなけがをしたり、場合によっては死亡する事がある事をよく理解し事故を防いでいきたい」と話していました。