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大芝高原まつり 会場賑わう
上伊那の夏を締めくくる、第33回大芝高原まつりが26日、南箕輪村の大芝高原で行われ、多くの人で賑わいました。
まつりは唐木一直村長の開会宣言で始まり、午前10時から花火大会が終わる午後9時まで会場は多くの人で賑わいました。
雨の影響で1日順延しての開催となりましたが、会場内では21のイベントが行われました。
大芝まつり恒例のたらいレースでは、参加した人たちがなかなか進まないたらいに悪戦苦闘していました。
夕方から行われたトワイライトステージにはおよそ20団体が出演し、華麗なパフォーマンスを披露していました。
花火大会には村内の企業や個人から615万円の寄付が集まり、64番組・800発の花火がまつりを締めくくりました。 -
定住自立圏で初の空き家ツアー
伊那地域定住自立圏を構成する伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村は、合同で初となる空き家バンクツアーを、25日、開きました。
3市町村の空き家をめぐるツアーが企画され、2つのコースが用意されました。
このうち、箕輪町で2軒・南箕輪村1軒・伊那市1軒を見学するコースには、上伊那を中心に4組7人が参加しました。
それぞれの空き家には、その市町村の担当者がいて、物件について参加者に説明していました。
参加者は、間取りや窓からの景色などを確認していました。
このツアーは、3市町村が、空き家を有効活用して、移住・定住を進めようと、今回、合同では初めて実施しました。
箕輪町では、「今回紹介したほかにも、空き家バンクに登録された物件があるので、見学してみたい人は問い合わせてほしい」と話していました。
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25日大芝高原まつり
25日は南箕輪村で第33回大芝高原まつりが行われます。
24日は小雨の中、会場となる大芝高原で祭りの準備が進められていました。
湖上ステージではダンスや太鼓演奏などおよそ40団体が出演します。
中央園路ではおまつりパレードが行われ参加者が大芝高原音頭ニューバージョン2006を踊ります。
その他大芝名物たらいレースなど23のイベントが行われます。
25日は、天候が心配されていますが村では午後4時現在、予定通り行うとしています。
伊那ケーブルテレビでは25日午後0時30分からご覧のチャンネルで生中継します。
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西箕輪が里山整備利用地域に
伊那市西箕輪を含む上伊那地域の4地域が、今年度から始まった第3期長野県森林づくり県民税の「里山整備利用地域」に県内で初めて認定されました。
第3期の森林税を活用した「里山整備利用地域」に認定された伊那市西箕輪は、地域住民39人でつくる西箕輪薪の会が主体となり間伐材を薪として利用する取り組みを行っています。
西箕輪公民館に設置されているストーブ用の薪の供給を行っていて、認定を受ける事で、薪の生産のほか里山観光や教育などを目的とする森林整備に対して、申請すると森林税を活用した補助金を受ける事ができます。
認定の対象地域は西箕輪地区全域の森林で面積は1,217haです。
上伊那では、このほか、南箕輪村の大泉所山など西箕輪を含め4か所が認定されました。
第3期の長野県森林づくり県民税では、補助対象を間伐以外の活動にも広げ、認定に必要な対象面積を30haから5haに引き下げるなど住民による里山の活用と整備の推進を図っています。
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南箕輪中学校2学期始業式
南箕輪村の南箕輪中学校で、2学期の始業式が22日に行われました。
始業式では、各学年の代表生徒が2学期の抱負を発表しました。
3年の山口裕之介君は「受験勉強を頑張る、信頼を得る、人の話をきく、友達を助けられる人になる。この4つを目標に頑張りたい」と話しました。
戸谷省吾校長が挨拶し、続いて学校目標に制定されている第2校歌を職員が歌いました。
戸谷校長は「2学期も1歩ずつ前に向かって歩んでいきましょう」と話しました。
南箕輪中学校の夏休みは、7月21日から8月21日までの32日間でした。
夏休み中は、陸上部や女子バレーボール部が北信越大会や全国大会に出場するなど、運動部の活躍が目立ったということです。
2学期は、12月26日までの85日間です。 -
グラスアート展 8月28日まで
誰でも簡単にできるステンドグラス風の作品「グラスアート」の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリー「なごみの樹」で開かれています。
駒ヶ根市在住で、伊那市でグラスアート教室を開いている下島育子さんとその生徒の作品、およそ20点が並んでいます。
グラスアートは、カラーフィルムとリード線を貼り合わせて作るため誰でも簡単にステンドグラス風の作品を作ることができます。
展示は8月28日まで、南箕輪村のなごみの樹で開かれています。 -
田畑伝統 盆正月
区の役員宅をバリケード封鎖して、もう一日休みを要求する南箕輪村田畑の伝統行事、盆正月が16日の深夜に行われました。
夜8時過ぎから、小学校のPTAでつくる田畑の伝統行事を守る会のメンバーが田畑公民館に集まりバリケードの準備を行いました。
盆正月は、地区役員の家を封鎖し、盆休みの延長を訴える田畑区の伝統行事です。
田畑公民館では、玄関先に飾るしめ縄づくりなどが行われました。
区内の畑では、小学生たちがひまわりを取っていました。
準備が終わると、軽トラックに荷物を乗せて出発です。
午後11時過ぎ、区長の三澤稔さん宅に到着です。
地元の消防団も駆けつけ、区長の家にあるはしごや鉢植えなどを持ち出し玄関先をバリケード封鎖していました。
最後は石灰でお正月と書いて完成です。
封鎖が終わるとメンバーたちは暗闇に消えていきました。
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振りまんどで先祖の霊迎える
お盆中の話題を振り返ります。
13日は先祖の霊を迎える「振りまんど」が各地で行われました。
南箕輪村大泉では、大泉川の堤防で小学生やその保護者などおよそ50人がまんどを振り回し先祖の霊を招きました。
振りまんどは、麦わらを束ねた物に縄を結び、火を付けて頭の上で回す盆の行事です。
PTAが中心となって、地区住民の協力のもと170本のまんどが用意されました。
大泉では伝統を継承していこうと大麦を育てているほか、子ども達に回し方の指導をしています
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は、「みんなで協力して、今年も無事、祖先の霊を迎える事ができました」と話していました。 -
出羽澤茜さん国体予選健闘誓う
南箕輪村大泉出身で東海大学付属諏訪高校の女子バレーボール部に所属している2年生の出羽澤茜さんは、8月1日から5日に行われたインターハイの結果を唐木一直村長に、10日に報告しました。
出羽澤さんが役場を訪れ、唐木村長に結果を報告しました。
出羽澤さんが所属する東海大諏訪高校女子バレーボール部は県大会、北信越大会で優勝しインターハイに出場しました。
初戦、京都橘高校と対戦し予選で敗退してしまいましたが、出羽澤さんは今月25日から始まる国体の予選で長野県代表選手に選ばれていて、健闘を誓っていました。
両親の影響で小学2年生からバレーボールを始めたという事で現在は寮生活をしながら練習に励んでいます。
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こども館夏祭りイベント
南箕輪村のこども館は、開館1周年を記念して夏休み中の子ども達を対象に工作などをする夏まつりを、7月28日に行いました。
開館1周年を記念して行われたイベントでは工作するブースが設けられました。
このうちキーホルダーを作るブースでは、子どもたちがプラスチックに好きな絵を描いていました。
絵が完成するとオーブントースターで10秒ほど温めて出来上がりです。
この日の夏まつりイベントには、およそ400人が訪れたということです。
こども館では「夏休み中も将棋や工作など様々な講座を用意しているのでぜひ体験してもらい創造する力を伸ばしてもらいたい」と話していました。 -
上農高校「花市」に向け準備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、盆花を販売する学校の伝統行事「花市」に向けて準備を進めています。
花の栽培に携わっているのは、園芸科学科鑑賞植物コースの生徒です。
9日は、ハウスで育てたトルコギキョウとカーネーションを収穫しました。
今年は猛暑が続き雨が少なかったため開花の調整に苦労したということですが、例年はまだ花が開かないトルコギキョウが、今年はちょうど良いタイミングで咲いたということです。
この他花束にはアスターやキクなども入り、今年は300束ほどが用意できそうだということです。
上伊那農業高校の花市は、12日(日)に伊那市のいなっせ北側広場とJR伊那北駅前で行われます。
午前8時30分から整理券が配られ、午前9時から販売が始まります。
1人1束で、500円で販売されます。
早いときには1時間ほどで完売するということです。 -
南箕輪村 エアコン来年度予算計上
南箕輪村議会全員協議会が7日に役場で開かれ、唐木一直村長は、保育園と小中学校のエアコンの設置について来年度の当初予算に計上していく考えを示しました。
村の報告によりますと、村内5つの保育園合わせて60部屋のうち、エアコンが設置されていないのは19部屋だということです。
未満児の部屋はすべてエアコンが設置されていて、来年度以降遊戯室以外のすべての部屋に設置するための予算を計上するということです。
これには1,000万円を見込んでいます。
小学校2校中学校1校を合わせた部屋の数は145で、このうち未設置は122部屋となっています。
普通教室の部屋はすべてエアコンがないということです。
9月議会にエアコンの設計業務委託料800万円を計上し、設置は来年度の当初予算に計上することにしています。
唐木村長は「出来るだけ補助金を活用しながら早急に対応していきたい」と話していました。
また全員協議会では他に、ブロック塀の撤去工事にかかる費用について、10万円を限度に補助を行うことも報告されました。 -
村議会の定数について討論
南箕輪村議会は、議員定数増について意見を交わす討論会を、7日に初めて開きました。
討論会には、議員10人のうち9人が出席しました。
南箕輪村議会の現在の定数は10で、村の人口が増えていることから定数を増やすか現状維持のままでいいかを検討する「議員定数検討特別委員会」を昨年度設置しました。
特別委員会は5人で構成されていて、この日は全議員から意見を聞こうと初めて討論会が開かれました。
南箕輪村議会は2004年に近隣市町村と合併しないことを選択し、その際に16だった定数を10に減らしています。
21日に次回の特別委員会が開かれる予定で、9月中には定数の方向性が決まることになっています。 -
全国大会出場の南箕輪の小中学生が健闘誓う
バレーボールや陸上で全国大会に出場する南箕輪村の小中学生が3日村役場を訪れ、大会での健闘を誓いました。
は南箕輪わくわくクラブに所属する男女混合の小学生バレーボールチーム、わくわくエース南箕輪の選手と指導者13人が村役場を訪れました。
わくわくエース南箕輪は先月開かれた県大会で優勝し、初めての全国大会出場を決めました。
全国大会は7日から神奈川県で開かれます。
南箕輪中3年の有賀玄太君は、棒高跳びで全国大会出場の基準となる4メートルを超える4メートル10センチを記録し、全国への切符を手にしました。
南箕輪中2年の倉田紗優加さんは、砲丸投げで全国大会出場の基準となる12メートル50センチを超える12メートル65センチを記録し、全国大会出場を決めました。
大会は18日から岡山県で開かれます。
また、南箕輪中女子バレーボール部は、県大会で優勝し、明日から石川県で開かれる北信越大会に出場します。
唐木村長は、「実力を発揮できるようにがんばってください」と激励していました。
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大芝の湯にミニ水族館
南箕輪村の大芝の湯のロビーに熱帯魚や金魚などがみられるミニ水族館が登場しました。
ミニ水族館は、来館した子どもたちに魚に親しんでもらおうと行われていて、およそ10種類250匹の魚を楽しむことができます。
大芝の湯では「暑い日が続いているので、水槽にいる魚をみて少しでも涼んでもらいたい」と話していました。
ミニ水族館は、9月2日までとなっています。
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金森さん IHでの健闘誓う
三重県で開かれる全国高校総合体育大会「インターハイ」の陸上競技に出場する、伊那北高校3年の金森佑奈(かなもりゆうな)さんは30日、南箕輪村役場を訪れ大会での健闘を誓いました。
この日は金森さんが役場を訪れ、原茂樹副村長と清水閣也教育長にインターハイ出場を報告しました。
金森さんは、400メートルハードルで県大会ではベストタイムの1分2秒15で優勝し、その後、北信越大会では4位に入りインターハイ出場を決めました。
小学4年生のときからクラブ活動で陸上を始め、ハードル競技に挑戦し始めたのは高校1年の冬だということです。
金森さんは「インターハイではベストタイムを出して、少しでも上のレースに出られるよう頑張りたいです」と話していました。
原副村長は「結果を期待しています。良い報告に来てください」と激励していました。
インターハイ陸上競技は8月2日に三重県で開幕し、400メートルハードルの予選は3日に行われることになっています。 -
フラッグフットボール全国大会
フラッグフットボールの全国小学生選抜大会が29日、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれました。
大会には北海道、南関東、東海、関西、九州から招かれた5チームと南箕輪村のチームが出場しました。
フラッグフットボールはアメリカンフットボールが起源のスポーツで、タックルの代わりに選手の腰につけた旗を取り合います。
相手のゴールゾーンまでボールを運ぶと点数が入ります。
地元からは村内の小学生7人でつくる南箕輪まっくんボールズが出場し、関西選抜の草津リトルパンサーズと対戦しました。
草津は全国大会での優勝経験もある強豪チームです。
試合は56対13で南箕輪が敗れました。
大会は、村が去年9月に日本フラッグフットボール協会と連携協定を結んだことから、村のPRや競技の普及を目的に初めて開かれたものです。
大会の結果、草津リトルパンサーズが優勝しました。
村では、競技の普及により交流人口の増加につなげていきたいとしています。
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中込区の小学生 防災訓練
南箕輪村中込区の小学生が、災害時に弱者となりやすい障がい者や高齢者の体験を学ぶ防災訓練が、28日に中込公民館で行われました。
防災訓練には、中込区の小学生15人とPTAや自主防災会、消防団などから20人が参加しました。
手足に重りをつけたり目や耳を覆うセットを身に付け、普段とは違う身体の感覚を体験しました。
ボールを投げたりゲームをしたりして、思うように動かせない難しさを学んでいました。
防災訓練は、災害時に備えて日ごろから配慮や手助けの必要性を理解してもらおうと中込区が行ったものです。
この後、公民館の外では車いすとけん引式の車いす補助装置JINRIKIを使って障害物のあるところを協力しながら通る体験も行われました。
中込区自主防災会では「社会には様々な人がいることを知ってもらい、災害時にみんなで協力して命が守れるようこれからも訓練を行いたい」と話していました。 -
交通安全やまびこ運動
夏の交通安全やまびこ運動期間中の23日、交通事故防止を呼び掛ける啓発活動が、各地で行われました。
このうち、南箕輪村の伊那インターチェンジには、伊那市と南箕輪村の交通安全協会の会員や警察などおよそ60人が集まり、ドライバーに啓発チラシなどを配りました。
運動の基本は、「子どもと高齢者の交通事故防止」で、重点は「生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底」「飲酒運転の根絶」 です。
今年伊那署管内で発生した人身事故は148件で去年の同じ時期に比べて29件少なくなっています。
死者は1人、けが人は173人でいずれも減少していますが、自転車事故は去年より2件多い10件となっています。
伊那署では、夏休みになると出歩く人も増えるので、運転には十分注意してほしいと呼び掛けています。
夏の交通安全やまびこ運動は、31日火曜日までで、あすは伊北インターチェンジで啓発活動が行われます。
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道の駅大芝高原 グランドオープン
南箕輪村が去年から整備を進めてきた道の駅「大芝高原」が21日グランドオープンしました。
21日は関係者およそ40人が集まり開駅式が行われました。
道の駅大芝高原は、駐車場が223台、24時間使用可能なトイレは11基あります。
買い物や休憩ができる味工房では、地元農産物の販売や、ガレットの提供を行います。
県内では47番目、上伊那では4番目の道の駅となります。
駅長には村開発公社支配人の唐澤良平さんが、副駅長には村のイメージキャラクターまっくんが任命されました。
21日はオープンを記念し様々なイベントが行われました。
道の駅の記念切符が販売され、販売時間前には人の列ができていました。
オリジナル商品の販売も開始されました。
こちらは大芝の湯で提供されているものを元に商品化した「大芝高原おもてなしプリン」です。
こちらは味工房と上農高校の協働で出来上がった牛柄のメロンパン「べころん」です。
訪れた人達は商品を購入したり、公園でくつろいだりして過ごしていました。
南箕輪村では、道の駅大芝高原を新たな拠点として、更なる交流人口の増加につなげていきたいとしています。
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最高気温34.8度 5人搬送
伊那地域の21日の最高気温は、午後1時41分に34.8度を記録しました。
南箕輪村の牧草地では、酪農家の城田忠志さんが刈り取り作業を行っていました。
熱中症予防として水分を多くとるよう心掛けているということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在熱中症とみられる症状で5人が搬送され、そのうち3人は入院が必要だということです。
長野地方気象台では、22日以降も県内の最高気温は35度近くになると予想していて、暑さを避け、こまめに水分を補給するなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。
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猛暑 小学校で熱中症対策徹底
連日猛暑が続く中、南箕輪村の南箕輪小学校では、新たに扇風機を設置したり小まめに水分補給をするなど教室でも熱中症対策を行っています。
休み時間ですが、子供たちは外に出ず教室で過ごします。
南箕輪小学校では、休み時間は屋内で過ごすよう児童に呼びかけたり、扇風機を新たに13台設置するなどの熱中症対策を17日から行っています。
また室内の温度と湿度を計り、温湿度が高いクラスや低学年のクラスは、優先的にエアコンが備えられている教室で授業を行っているということです。
南箕輪小学校では18日まで熱中症対策を続け、来週以降は気温や湿度の状況をみて判断するということです。
19日の伊那地域の最高気温は、午後1時47分に35.8度を記録し、気温が35度を超える猛暑日は6日連続となりました。
長野地方気象台によりますと、20日も35度くらいまで気温が上がる予想で、土曜日以降は若干下がりますが、引き続き熱中症対策をするよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、伊那市内の80代の男性が熱中症の疑いで搬送されましたが症状は軽いということです。 -
村観光協会が推奨品を認定
南箕輪村観光協会が地元で作られた土産品などを認定する「推奨品」に5品目が選ばれ、18日に認定証の交付式が行われました。
村観光協会が初めて認定したもので、2回の審査を経て5品目が推奨品に選ばれました。
田畑と大泉地区でお盆用の振りまんどに使うために栽培している大麦を使った「まんどの会」の「麦焼酎まんど」、学生が栽培した果物で作った「信州大学農学部ジャム」、大泉の原さち子さんが地元産のリンゴで作った「りんごコンポート」、沢尻の有限会社あかはねが地元産のクルミと味噌で作った「くるみ味噌饅頭」、上伊那の若手酪農家が企画・開発した牛乳「酪農家のおもてなし」と地元産の玉子を使った、大芝の湯の「大芝高原おもてなしプリン」の5品です。
これらは、村観光協会の推奨品である事を示すラベルが貼られます。
21日の道の駅「大芝高原」のグランドオープンでは、味工房、大芝の湯、大芝荘で購入できます。
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信濃GS南箕輪村デー
ルートインBCリーグ信濃グランセローズの公式戦が、16日、伊那市の伊那スタジアムで行われました。
第2次キャンプ地の南箕輪村デーと銘打って、様々なイベントが行われました。
伊那スタジアムでは、試合前に地元伊那市の太鼓グループ「小出太鼓」が演奏を披露したほか、チアリーディンググループM’S Stars(エムスターズ)が踊りを披露しました。
南箕輪村デーは、村がチームの第2次キャンプ地であることにちなんで毎年行われています。
村内の小中学生1,500人が観戦に招待されたほか、最優秀選手には村の米が贈られました。
始球式では、南小ドラゴンズのエースで、南箕輪小学校6年福田 悠月君が、ピッチャーを務めました。
公式戦では、福井ミラクルエレファンツと対戦しましたが、5-25で敗れました。
なお、この日の試合は405人が観戦しました。
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山村うたごえの輪コンサート
南箕輪村の歌声サークル「山村うたごえの輪」の16周年記念コンサートが14日南箕輪村の村民センターで開かれました。
会場にはおよそ80人が集まり、ピアノの演奏に合わせ歌を歌いました。
1部では長野県ゆかりの作詞家や作曲家が作った曲、しゃぼん玉や夕焼け小焼けなど5曲を歌いました。
山村うたごえの輪は毎月1回、コンサートを開いていてサークルへの登録の必要は無く参加は自由となっています。
顔を合わせ歌う事で、喜びを感じ絆を深めようと16年間活動をしています。
代表の倉田加代子さんは「多くの人の協力があり活動を続けられている。これからも歌の輪を広げられるよう頑張っていきたいです」と話していました。
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スラックラインフェス 初開催
スラックラインフェスティバルin大芝高原が14日南箕輪村の大芝高原で開かれました。
スラックラインは、幅5センチのベルト状のラインの上でジャンプやバランスをとり歩く事を楽しむスポーツです。
フェスティバルは、大芝高原を活用した健康づくりや交流人口の増加に取り組んでいる村とアウトドアスポーツの愛好者でつくる実行委員会が初めて企画しました。
大芝高原には、20本以上のラインが張られ訪れた人たちはバランスを取りながらその上を歩いたり、ジャンプなどをして楽しんでいました。
会場には初心者用の体験コーナーが設置され、子供たちがスタッフから落ちないコツを教わっていました。
スラックラインは2007年にドイツで簡単に設置できるラインが開発され、気軽に楽しめるようになりました。
ヨーロッパで人気が高まり、アメリカ、アジアへと広がっていったという事です。
南箕輪村ではスラックラインを大芝高原に定着させていきたいとしています。
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農林業の研究費を助成
県内の農林業に係る若手研究者や留学生などを支援している公益財団法人信州農林科学振興会は、信大農学部教員や留学生などに助成金を7日に贈りました。
南箕輪村の信州大学農学部で贈呈式が行われ、振興会から目録が手渡されました。
研究者に対する助成として信大農学部教員や高校の教諭など3人に合計60万円、教育助成として信大の大学院生2人に合計78万円、国際交流助成として信大農学部外国人留学生支援の会に12万円が贈られました。
研究者を代表して信大農学部助教の筒井歩さんは謝辞で「発酵食品の研究を通して病気の予防や健康維持に貢献したい」と話していました。
信大の元教員などで組織する信州農林科学振興会は、平成3年に発足しました。
伊那中央ロータリークラブからの協力を得ながら県内の農林業に関係する研究と教育の振興を目的に毎年助成金を贈っています。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が13日村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族などおよそ80人が出席し戦没者に黙祷を捧げ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで170人余りの命が失われています。
唐木一直村長は「戦争の悲惨さを風化させることなく平和の尊さを伝えていかなければならない。
恒久平和の実現に取り組み、平和で豊かな村づくりを行っていきたい」と話していました。
南箕輪村遺族会を代表して山口一男会長は「戦後から73年、遺族は常に悲しい思いをしてきた。
会員は66人と年々減少しているが、戦争の愚かさや悲惨さ、平和の尊さを伝えるのが遺族の役割と思い、活動していきたい」と話していました。 -
3市町村合同子育て応援講座
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して取り組みを進める「伊那地域定住自立圏」の一環で、子どもを預かってほしい人と預かる人が会員となり、地域で子育てを応援するファミリーサポーターの3市町村合同の養成講座が12日に開講しました。
ファミリ―サポートは、子どもの預かりを希望する人と、子どもを預かることができる人が会員となり、有償で助け合いを行う子育て支援活動です。
この日の講座には、預かる側の会員登録を希望する26人が参加しました。
預かる人は、20歳以上の心身共に健康で、自宅などで保育ができる人が対象となります。
6回の講座すべてを受講すると会員登録されます。
これまで市町村ごとにファミリーサポートの取り組みが行われてきましたが、市町村の枠を超えて助け合いを広げていこうと、今回初めて合同で開かれました。
合同で実施することで、住んでいる市町村以外からの受け入れもできるということです。
初日は、南箕輪村子育て教育支援相談室の松崎由紀子さんが話をしました。
松崎さんは「母親が安心できるよう子どもの行動を予測しながら対応してもらいたい。どんな人が求められているか考え、地域の良きパートナーとして活動してほしい」と参加者に呼び掛けました。 -
南箕輪村 業務継続計画策定
南箕輪村は、大地震などの災害が発生した場合に行政サービスを継続するための業務継続計画を策定しました。
9日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が概要を説明しました。
計画は、地震や風水害などの災害が起きた場合の職員の参集基準の他、村長不在時や庁舎が使用できなくなった場合の対応などが定められています。
昨年度素案をまとめ、7月1日に策定しました。
先週の大雨では、この計画に沿って対応したということです。
業務継続計画は、国が各自治体に策定を求めているもので、放送エリア内では伊那市と箕輪町は策定済みとなっています。
また、村教育委員会は、教職員の働き方改革の一環として、今年からお盆期間中村内の小中学校を職員が不在となる閉庁日とすることを明らかにしました。
期間は、8月13日から16日の4日間で、日直などを置かず職員が不在となります。
事故や災害などで緊急を要する場合は、教育委員会の事務局が対応し、必要に応じて学校に連絡するとしています。